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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013314日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。   

 

宮崎市大瀬町の廃棄物処理施設「エコクリーンプラザみやざき」で12日夜に起きた爆発について、施設を運営する県環境整備公社の加藤理事長らが13日、県庁で記者会見し、灰溶融設備で爆発があったと明らかにした。


灰溶融設備では、焼却灰などを1500℃ほどの高温になる溶融炉(直径4m、高さ3m)で加熱、炉でできた溶融物を水砕槽(ステンレス製、縦6m、横11m、幅1.7m)で急冷して、再利用可能なガラス状の粒子に加工している。


公社によると、爆発は溶融炉を制御室からの遠隔操作で傾け、溶融物を水砕槽に移す作業中に発生した。午後7時30分頃、制御室の職員が灰溶融設備から2度の爆発音を確認し、消防に通報した。
水砕槽が大きく破損し、溶融炉を支える鉄製の架台が変形、設備室のシャッターが破損したという。出火はなく、けが人もなかった。
消防は、水砕槽で水蒸気爆発が起きた可能性が高いと見て、原因を調べている。


エコクリーンプラザみやざきは、宮崎市など10市町村の一般廃棄物などを処理する施設として2005年11月に本格稼働。年間約16万トン、1日当たり約500トンの廃棄物を受け入れている。    

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20130313-OYT8T01316.htm

 

 

 

(2013年3月30日 修正1 ;追記)   

 

2013314日付の宮崎日日新聞紙面に、補足説明的記述が下記趣旨で掲載されていた。   

 

灰溶融炉施設は、一般廃棄物などの焼却灰を1500℃の高温で溶かし、減量・固形化する施設。

溶かす過程で、灰に含まれている金属を「溶融メタル」として分離している。

 

12日は、灰溶融炉をゆっくり傾け、炉の底にたまった溶融メタルを急速に冷やすための水槽に移していたところ、爆発した。

 

この作業は3、4日に一度、行っている。

施設のメーカーによると、同様の事故は過去にないという。

溶融メタルは銅が主で、売却している。事故時、炉には7~10トンのメタルがあったとみられる。  

 

 

一方、20133281315分にNHK宮崎からは、5年前にも操作ミスとみられる爆発事故があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。   

 

「エコクリーンプラザみやざき」を運営する公社の理事会が28日開かれ、3月12日に起きた爆発事故について説明した上で今後、早急な原因究明に取り組むことなどを確認した。

 

理事会の冒頭で、加藤理事長が「関係者のみなさまには大変なご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした」と謝罪したあと、施設の担当者が

□事故が起きた設備では、5年前にも操作ミスによる爆発とみられる事故があり、一部に亀裂が入っていた

□廃棄物や汚染水などの流出はないものの、周辺の環境調査をしている

ことを説明した。

また、今のところごみの受け入れに問題はないとした上で、今後、調査に必要な、破損した施設の補強工事が終わり次第、事故原因の究明に取り組むことを確認した。   

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063482291.html

 

 

 

(2014年4月4日 修正2 ;追記)

 

2014325日付で朝日新聞宮崎版(聞蔵)から、塩分濃度が異常に高かったため水蒸気爆発が起きたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

公社は24日、定例理事会を開き、灰溶融炉の事故は水蒸気爆発だったとする調査結果を報告した。

公社によると、事故は灰溶融炉で熱した高温の溶融物を冷やしてメタルにするために水槽に移す際に起きた水蒸気爆発だった。

水槽周辺に燃えた跡がなく、槽内に残されたメタルの特徴などから判断した。

 

主な原因の一つに、高温で溶融する灰の塩分濃度が異常に高くなっていたことを挙げた。

溶融物に含まれる塩類は、水蒸気爆発を引き起こす可能性があるという。

担当者は、「なぜ、濃度が高くなったかはわからない」と話した。

 

理事会では、「(灰溶融炉を)廃止したらどうか」との意見も理事から出たが、理事長は、「(存続は)市町村など行政サイドが方向性を示すこと」と話した。

 

 

325日付で毎日新聞宮崎版からも、同主旨の記事がネット配信されていた。

 

公社によると、爆発事故は焼却灰などを溶融炉で溶かした後、冷却して粉砕する「1号水砕槽」で起きた。

溶けた灰の中に本来取り除かれるべき塩素が残っていため、爆発が起きたという。

 

出典URL
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20140325ddlk45040705000c.html

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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