2016年8月11日23時30分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『中国の火力発電所で爆発、21人死亡 調整運転中に蒸気管が破裂』
http://www.sankei.com/affairs/news/160811/afr1608110014-n1.html
中国湖北省当陽市の火力発電所で、11日、高圧蒸気管が爆発し、少なくとも21人が死亡した。
5人が負傷し、うち3人は重傷という。
中国国営新華社通信が伝えた。
新華社によると、建設中の施設で調整運転を行っていた際に、蒸気管が破裂した。
国家安全生産監督管理総局は、同日、現地に特別指揮班を派遣した。
また、現地メディアは、省政府が事故原因と責任について厳重に取り調べていると報じた。
173人の犠牲者を出した天津市港湾地区の大規模爆発事故から12日で1年を迎えるが、生産現場の事故は後を絶たない。
安全管理のずさんさや人命軽視の風潮に対し、改めて批判が高まりそうだ。
報道によると、発電所の運営企業は2002年に商業登記され、火力発電などを主な業務としている。
8月11日23時39分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『発電所で爆発、21人死亡=相次ぐ事故-中国』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081100497&g=int
新華社電によると、中国湖北省当陽市で11日午後、火力発電所施設の高圧蒸気管が爆発し、21人が死亡、重傷者3人を含む5人が負傷した。
蒸気管の破裂により、蒸気が外部に漏れ、何らかの原因で爆発を起こしたとみられる。
昨年8月12日には天津で173人の死者・行方不明者を出した大規模爆発事故が起こるなど、中国各地で安全を軽視した事故が相次いでいる。
今回の爆発現場では、10階建て程度の高さがある施設の壁の大部分が吹き飛ばされるなど、爆発により大規模な爆風が発生したもようだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。