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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201682日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6138/

 

 

(2016年8月17日 修正1 ;追記)

 

2016810120分に沖縄タイムスから、事故当時の救急措置状況などに関する詳細な情報が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

沖縄の防災(31)落雷 夏に被害集中

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/56820

 

強い日射に伴い、急激に発達する積乱雲から発生する雷。

晴れの日が多かった7月の沖縄地方は、南からの湿った空気の影響で大気が不安定になり、昨年を超える数の注意報が出された。

 

糸満市のビーチでは、落雷が男性を直撃する事故も発生。

8、9月も引き続き警戒が必要な雷の被害に、どう備えるかを考える。

 

夏場、強い日射で暖められた地表近くの空気は、水蒸気と一緒に上空へ運ばれて積雲になり、周りから水蒸気が入り込むと、さらに発達し、積乱雲となる。

積乱雲は高度14km近くまで達し、10数km程度まで広がる。

 

高度5km以上の上空は気温0℃以下になっており、そこで発達した雲の中では水蒸気が冷やされ、あられや雪に変わる。

 

さらに上昇を続けるうちに、あられや雪がぶつかり合って起きた静電気が1億ボルトほど帯電。

地表に放電すると、落雷になると考えられている。

1億ボルトは約400KWで、一般家庭の消費電力2カ月分に相当する威力だ。

 

強い日射で、局地的に急激に発達する積乱雲の中で発生する雷は、多くが「熱雷」とも呼ばれ、夏場の雷の多くは熱雷とされる。

 

7月の沖縄地方は太平洋高気圧に覆われて、晴れる日が多かった。

だが、南からの湿った空気の影響で大気が不安定になり、局地的に発達した積乱雲で熱雷が多く発生した。

 

糸満市西崎町の「美々ビーチいとまん」で7月24日、40代の会社員男性に雷が当たり、一時心肺停止となった。

 

すぐさまビーチのスタッフが自動体外式除細動器(AED)で男性を手当てし、駆け付けた救急隊員らの心肺蘇生措置で自発呼吸を取り戻した。

AED普及に取り組む日本赤十字社県支部の上間事業推進課長は、「止まった心臓を動かすことが最優先。その上でAEDは有効だ」と訴える。

 

事故当時、男性の救助についた同ビーチのライフガード、大城さん(27)は、AEDの使い方や人工呼吸を学ぶ講習を受講し、「赤十字救急法救急員」の資格を持っていた。

スタッフルームで「ドーン」という落雷の音を聞いた大城さんは「人が倒れている」と聞き付け、AEDを持って駆け付けた。

男性2人が倒れており、うち1人は意識がなかった。

 

2次被害を避けるため、2人を安全な管理事務所まで運び、意識のない男性にAEDを使用。

胸元には皮膚が少しめくれる程度のやけどがあり、額には倒れた拍子にできた傷もあった。

 

大城さんは、男性のぬれた体をタオルで拭き、右胸と左腰の辺りにAEDのパッドを貼り付けた。

音声指示に従って電気ショックのボタンを押し、その後は胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸をしながら、救急隊が駆け付けるのを待ったという。

 

上間課長は、「AEDのパッドを貼る位置を間違えて貼り直すと粘着力が弱まり、電気ショックの効果が期待できない。音声指示に従うだけで、難しい操作は必要としないので、落ち着いて使用して」と話す。

その上で、「救急隊員が到着するまではAEDを取り外さず、胸骨圧迫と人工呼吸を続けてほしい」と説明した。

 

防災には、日ごろから情報を集めることも大切だ。

気象庁では、「雷ナウキャスト」で雷発生の可能性や活動の激しさを1時間後まで予測しており、10分ごとに情報が更新されている。

 

また、雷の激しさを活動度1~4で明示。

2以上では落雷の危険が迫っており、直ちに身の安全を守る行動が必要としている。

 

また、雷注意報や活動度1~4が発表されていない地域でも、雷雲が急発達して落雷が発生する危険性があり、天気の急変には注意が必要。

沖縄気象台では、「最新の情報を収集し、防災に役立ててほしい」と、活用を呼び掛けている。

 

雷は、雷雲の位置次第で、海面、平野、山岳などの場所は選ばず、高い物体に落ちる傾向がある。

グラウンドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所や山頂などの高い所などでは、人への落雷の危険性が高くなるので、できるだけ早く安全な空間に避難することが必要だ。

 

海や川で遊泳中に雷雲を見かけたら、すぐ陸に上がり、建物内に隠れること。

また、ゴルフや釣りの場合は、クラブやさおを高く上げないよう注意してほしい。

 

雷は、金属類ではなく、高い物体に落ちやすい。

100ボルトほどの電圧の電気は金属を伝わりやすいので、一般的に「電気を通す=金属」といったイメージがある。

だが、雷には1億ボルト以上の電圧があり、このレベルになると物質の素材が金属かどうかは関係なく、高い場所に落ちる。

雷雲が近づいてきたら、金属類のアクセサリーなどを外すよりも、いち早く建物の中に避難することが重要になる。

 

避難には、鉄筋コンクリートの建物や自動車(オープンカーは不可)、バスの内部が比較的安全といわれている。

木造建築の内部も基本的に安全だが、全ての電気器具や天井、壁から1m以上離れれば、もっと安全性が高まるという。

 

近くに建物や車がない場合は、電柱や煙突、鉄塔などの高い建造物から4m以上離れ、さらに頂上から45°以上の角度で見上げる範囲に入り、身をかがめることが望ましい。

 

高い木の近くは、側激雷を受ける恐れがある。

幹、枝、葉から2m以上離れることが必要だ。

姿勢を低くし、持ち物は体より高く上げないようにする。

雷がやみ、20分以上経過してから、安全な空間へ移動する。

 

雷が発生する黒い雲を見かけたら、どこに向かうかに注意し、近づいてくるなら、すぐに建物や車の中に退避する。

光や音が聞こえたときは、危険が迫っていると捉えなければならない。

また、雷は真下だけでなく斜めに落ちることもあり、黒い雲には一層の注意が必要だ。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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