本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017年6月3日1時29分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国立環境研究所などは2日、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が2009年に観測を始めて以降、地球大気全体のメタンの平均濃度が増加傾向にあると発表した。
今年1月には過去最高を記録。
二酸化炭素(CO2)に比べ約25倍も温室効果があるメタンが、地球温暖化の進行に影響している実態が明らかになった。
同研究所などは、いぶきが観測を始めた09年5月から17年2月の約8年間の観測データを使い、地球大気全体のメタンの平均濃度を算出した。
その結果、冬は高く、夏は低くなる季節変動を繰り返しながら、濃度が増加傾向にあることが判明。
17年1月に過去最高の約1815ppb(ppbは10億分の1)を記録した。
また、15年までは前年から約6ppbずつ増えていたメタンの年平均濃度が、16年は同約10ppbに上昇していた。
メタンは、水田など土壌中の微生物、石油や天然ガスの採掘、家畜などから排出されていて、地球温暖化への影響がCO2に次いで大きい。
同研究所の松永恒雄衛星観測センター長は、「パリ協定に従って各国が数10年間取り組めば、メタンの増加も抑えられるはずだ」と指摘する。
出典
『環境研 メタン濃度が過去最高 温室効果がCO2の25倍』
https://mainichi.jp/articles/20170603/k00/00e/040/185000c
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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