出雲市教委は24日、市立小学校の給食で出されたケーキから金属ねじ1本が見つかったと発表した。ねじを口にした児童はいなかった。
発表によると、17日午後1時過ぎ、5年生の男子児童が給食のデザートのケーキを食べようとしたところ、表面にねじ(長さ1cm)が乗っているのを見つけ、担任に届けた。
ケーキは、製造業者が先月7日と22日に製造・冷凍し、市立出雲給食センターから市内の幼稚園16園と小中学校22校(計8855人分)に配送された。ねじは他では見つかっていないという。
本件に関し市教委は1日、鹿児島県内の製造業者の包装過程で混じった可能性が高いと発表した。
製造業者が市教委に提出した原因究明の最終報告書によると、3月22日の始業前、包装機のチェーンの緩みの手直しを実施。その際、工具箱に入っていた同じネジが包装機のベルトに落下、ケーキに混入したと推測している。
金属検出機の使い方にもミスがあり、混入が発見できなかった。
異物混入は危機管理マニュアルで、直ちに他校への調査や報告が必要な最高レベルにもかかわらず、対応や公表が1週間も遅れた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130425-OYT1T00068.htm?from=ylist
また、2013年5月3日2時7分にmsn産経ニュース島根から、今度は給食のパンにゴム片が混入していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
出雲市教委は2日、給食のパンにゴム片が混入したと発表した。
同市の給食では先月17日、ケーキに金属ネジが混入した事案があったばかり。
市教委は金属ネジ混入発生後、食材納入業者に注意喚起の文書を送付していなかった。いずれも健康被害は確認されていない。
市学校給食課によると、1日午後1時ごろ、平田中の2年男子生徒がパンをちぎって食べようとしたところ、白いゴム片(約2cm角、厚さ約2mm)が出てきた。各学級でパンを調べたが異物は見つからず、校内放送で注意を呼びかけ、給食はそのまま実施した。
平田学校給食センター所長がゴム片を持って、市内のパン製造業者を訪問。パン生地にマーガリンを混ぜたときに使ったゴムヘラの欠けた部分とゴム片が一致した。柄は木製で古く、ゴムも劣化していた。
市学校給食会は毎年、納入業者を対象に衛生管理講習会を開いているが、市独自の衛生面のチェックシートを作成していなかった。
同センター所長らが生徒に謝罪、同中は全保護者に、おわび文を配った。
槇野市教育長は、「再発防止に向けて納入業者に対して厳しく指導する。再度、学校給食に関する危機管理体制も見直し、安心して給食を食べられるように取り組む」とコメントした。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130503/smn13050302070000-n1.htm
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。