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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(ブログ者コメント)

〇センベイの原料はコメ。
厚労省によれば日本のコメに含まれるカドミウムは平均0.06ppm
(添付記事参照)
よほどコメを選ばないと台湾の基準0.04ppm以下をクリアできないのではないだろうか?

〇台湾では魚類についても魚種により0.050.25ppmなどの規制がかけられている。(添付記事参照)

〇日本からの食品輸入規制が、緩和はされたものの依然続いている台湾なのに、輸出しようとした会社はなぜ自社で事前に測定しなかったのだろうか?
規制が厳しいと知らなかったとは思えないのだが・・・。

以下は元記事。

2025116206分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

亀田製菓が台湾に輸出しようとした乳幼児向けのせんべいから、台湾での基準値を超えるカドミウムが検出されたことがわかりました。

会社によりますと日本国内の基準値は下回っているということで、国内での商品の回収などは検討していないということです。

台湾での基準値を超えるカドミウムが検出されたのは、亀田製菓が生産・販売している乳幼児向けのせんべい「ハイハイン」です。

会社によりますと、台湾に輸出する際の検査で、「40gハイハイン」から0.046ppm、「40g野菜ハイハイン」から0.044ppmのカドミウムが検出されたということです。

台湾の乳幼児向け食品の基準値は0.04ppmで、これを上回ったことから、台湾の検査機関から日本国内に送り返すか破棄するよう指示されたということです。

会社によりますと、食品に含まれるカドミウムの日本国内での基準値である0.4ppmは下回っていることから、国内での商品の回収などは検討していないということです。

カドミウムは、鉱物や土の中に存在する重金属で、会社は田んぼの土などから原料のコメに入り込んだ可能性があるとしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20250116/1030031810.html

 

※厚労省によれば、日本のコメのカドミウム含有量は平均0.06ppm
添付されている濃度別の棒グラフでは、サンプルの8割以上は0.1ppm以下で0.4ppm以上は目視できない

(厚労省HP)

Q2 どうしてお米などの食品にカドミウムが含まれているのですか?

A)前述のとおり、カドミウムは、鉱物中や土壌中など、天然に広く存在する重金属です。
加えて日本には、全国各地に鉛・銅・亜鉛の鉱山や鉱床が多数あり、このような鉱山や鉱床に高濃度に含まれるカドミウムが、鉱山開発や精錬などの人の活動によって環境中へ排出されるなど、いろいろな原因により一部の地域の水田などの土壌に蓄積されてきました。
お米などの作物に含まれるカドミウムは、作物を栽培している間に、水田などの土壌に含まれているカドミウムが吸収され蓄積されたものです。
また、カドミウムは海水や海の底質中にも含まれており、貝類、イカやタコなどの軟体動物や、エビやカニなどの甲殻類の内臓に蓄積されやすいことがわかっています。

Q4 お米には、どの程度のカドミウムが含まれているのですか?

A)お米(玄米)のカドミウム含有量について、全国のさまざまな地域(約3万7千点)を調査した結果によると、日本産のお米1kg中に含まれるカドミウム量は平均して0.06 mg(=0.06 ppm)でした(19971998年 旧食糧庁の全国実態調査結果より)。
お米のカドミウム濃度が0.4 ppmを超える場合、それは鉱山からの排出などによって人為的に水田がカドミウムに汚染されていることが原因と考えられていますが4、上記調査結果からは、そのようなお米の割合は全体の0.3%となっています。

https://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/12/h1209-1c.html 

 

※水産庁からは、台湾では水産物にもカドミウム規制がかけられている旨の周知文書が出されている。

今般、我が国から台湾へ輸出された活ホタテガイにおいて、台湾側の基準値に適合しない 事例が複数件発生しました。

台湾においては、関係法令に基づき、水産物の輸入に際してカドミウム等に係るロット検 査等が行われており、基準に適合しない場合には当該水産物の廃棄・積み戻しのみならず、 ロット検査抽出率の引き上げ強化等の措置が講じられる場合があります。

また、台湾側の法令が改正され、平成 31 年1月1日より、カドミウム等の基準値がより厳 しい基準値に変更されます。

・・・

魚類 改正前0.3ppm   改正後0.050.25ppm(魚種により異なる)

・・・

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/hq/i-4/attach/pdf/yusyutu_shinsei_asia-147.pdf

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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