忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(06/20)
(06/19)
(06/18)
(06/18)
(06/17)
(06/17)
(06/16)
(06/16)
(06/15)
(06/14)
(06/14)
(06/13)
(06/12)
(06/11)
(06/11)
(06/10)
(06/09)
(06/08)
(06/07)
(06/07)
(06/07)
(06/06)
(06/05)
(06/05)
(06/04)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[172]  [173]  [174]  [175]  [176]  [177]  [178]  [179]  [180]  [181]  [182

20207171524分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午前8時40分ごろ、丸亀市中府町にある民間の病院の解体工事現場で解体作業員が転落したと消防に通報がありました。

救急隊員が駆けつけたところ、男性1人が意識がない状態で地面に倒れていたということで、男性は丸亀市内の病院に運ばれて、手当てを受けていましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。

警察によりますと、死亡したのは善通寺市生野町の解体作業員、大西さん(男性、23歳)で、同じ会社の同僚2人と足場の撤去作業中に、高さおよそ12メートルの足場から地面へ転落したということです。

大西さんは、落下を防ぐためのハーネスやヘルメットを着けていたということで、警察は作業の方法に問題がなかったかについても調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200717/8030007407.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の1コマ。

 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

PR

20207161835分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後2時半ごろ、堺市北区百舌鳥赤畑町のアルミ加工工場「H軽金属」から、煙が出ていると通行人から消防に通報がありました。


火は近隣の住宅3棟に燃え広がり、2時間半後にほぼ消し止められましたが、消防によりますと、消火活動中の40代の男性消防隊員が崩れてきた建物の下敷きになりました。


隊員は病院に運ばれましたが、消防によりますと意識不明の状態だということです。


ほかに、けが人はいませんでした。


警察によりますと、工場の責任者の男性は「バーナーでアルミを温めて溶かそうとしたところ火が出た」などと説明しているということで、警察と消防で火事の原因を詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200716/2000032448.html

 

 

7161853分に産経新聞からは、アルミを熱していたら火を噴いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後2時25分ごろ、堺市北区百舌鳥(もず)赤畑町の金属加工会社の工場で「煙が出ている」と119番があった。

 

堺市消防局によると、消火活動にあたっていた40代の男性消防隊員が崩れてきた建物の下敷きとなり、病院に搬送されたが、意識不明の重体。

 

大阪府警北堺署などによると、火は約2時間半後にほぼ消し止められたが、木造平屋の工場約43平方メートルが全焼。

隣接する民家などにも延焼した。

 

出火当時、工場内で1人で作業していた男性経営者(64)は「アルミをバーナーで熱していたら火を噴いた」と話しているといい、同署などが詳しい出火原因や当時の状況を調べている。

 

男性経営者にけがはなかった。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200716/afr2007160024-n1.html

 

 

7161851分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、アルミの炉に火が入って噴出し近くの灯油に引火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後、堺市北区の金属工場で火事がありました。

男性消防士が崩落した屋根の下敷きになり、意識不明の重体です。

 

(視聴者撮影映像)

火災現場付近で午後2時40分ごろに撮影された映像です。

白い煙が高くあがり、周りを飲み込んでいるのがわかります。

 

午後2時半ごろ、堺市北区百舌鳥赤畑町にある金属工場から火が出ているのを、付近を通った人が見つけ消防に通報しました。

 

消防によると工場内のアルミの炉に火が入って噴出し、近くにあった灯油に引火したということです。

 

【目撃した人】

「火が建物をなめるように出ていた。黒煙がものすごくて道路上全部黒煙だらけ」

 

消防隊員合わせて94人が消火活動に当たりましたが、建物の一部が崩落し、男性消防士が下敷きになり、意識不明の重体です。

 

警察によると、金属工場に隣接する住宅3軒にも延焼し、現在火はほぼ消し止められています。

ほかにけがをした人は確認されていません。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/95a27ed2c60d4982f2455314ad84e838a08ad482

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK映像の2コマ。

 



 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2020718日付で毎日新聞徳島版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

徳島市は16日、市立勝占認定こども園で、園児用プールの消毒に台所用漂白剤を誤って使用したと発表した。

 

少量で、プールへ入った園児15人に異状は見られないという。

園が保護者に説明し、謝罪した。

 

市子ども施設課によると、女性保育教諭が16日午前9時45分ごろ、プールの水を消毒する際、消毒液が見当たらず、新型コロナウイルス対策としてトイレに置いてあった台所用漂白剤約20ミリリットルをプールの水約1700リットルに入れた。

 

5歳児15人が約15分間プールで遊び、次の園児が入る前に、保育教諭が再び漂白剤を入れようとしたのを、同僚が気づいて発覚した。

 

市がメーカーに問い合わせると、「使用量から考え、洗浄すれば問題はないとみられる」との回答だった。

 

誤って使った保育教諭は、「消毒液として代用できると勘違いしていた」と説明しているという。

 

市子ども施設課は、「プール用薬品の取り扱いについて、再度全職員に周知し、使用時の確認を複数人で実施するなど再発防止に努めたい」としている。

 

https://mainichi.jp/articles/20200718/ddl/k36/040/388000c

 

 

7162030分にNHK徳島からは、成分が同じだと勘違いしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前、徳島市内の認定こども園で、40代の女性職員が子供用のプールの塩素濃度を調整するため、誤って台所用の塩素系漂白剤を入れました。

園児15人がプール遊びをしたあとに誤りに気付いて直ちにシャワーなどで洗い流し、今のところ園児に健康被害はないということです。

使用した漂白剤はキャップ5分の4程度で、市がメーカーに問い合わせたところ、よく洗えば人体に影響が出る量ではないという回答がありました。

市によりますと、女性職員は本来使用するはずの消毒液が見つからず、成分が同じだと勘違いして漂白剤を入れてしまったということです。

市は、プール用の薬品の取り扱いについて改めて職員全員に周知するほか、使用する際は複数の職員で確認することにしています。

徳島市子ども施設課は、「子どもの安心・安全の保育の場であるはずが、こうした間違いが起きて申し訳ない。再発防止に努めていく」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200716/8020008224.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

使おうとして見つからなかったプールの消毒液は、おそらくは次亜塩素酸ナトリウム。


台所用漂白剤については報道されていないが、ブログ者でも知っているのはキッチンハイター。


仮にそうだったとして、その成分を花王のHPで調べてみると、以下のように表示されている。
これは他社製品でも似たり寄ったりではなかろうか。

次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)、界面活性剤(アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)、水酸化ナトリウム(アルカリ剤) 

 

主成分はプール消毒剤と同じ。
濃度管理さえしておけば問題ない・・・そう考えても不思議ではない。

となると、副成分として含まれている水酸化ナトリウムが人体に悪影響を及ぼす恐れがあるので、代用品として使ってはいけなかった、ということなのだろうか?

 

その辺、メディア各社には、もう少し突っ込んで取材してほしかった。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2020717194分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日、千歳の公園で、遊具から2歳の女の子が転落し、頭の骨を折る重傷を負いました。

 

この遊具では、先月も3歳の男の子が落ちてけがをしたことがわかりました。  

 

「女の子は、はしごから落ちて、こちらの骨組みに頭を打ちつけたということです」(記者リポート)  

 

事故があったのは、千歳の防災学習施設「防災の森」です。

 

16日午後5時ごろ、近くに住む2歳の女の子が、「展望台」という遊具から落ちて、頭の骨を折る重傷を負いました。

 

警察によりますと、女の子は、はしごを登っている途中3メートルほどの高さから落ちたということです。  

 

消防によりますと、この遊具では、先月1日も、同じはしごから降りようとした3歳の男の子が転落し、軽いけがをしました。  

 

千歳市は当面の間、この遊具の使用を禁止し、安全対策が十分だったか確認しています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/961b0bc805b76769ceef91ffb92bb39029aa9dfc

 

 

7171145分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、手すりがないことも事故の一因か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

北海道千歳市で716日、2歳の女の子が遊具から転落した事故で、この遊具では61日にも同様の事故が起きていた事がわかりました。  

 

この事故は716日、北海道千歳市北信濃にある防災学習交流施設「防災の森」で、2歳の女の子が遊具から転落し搬送されたもので、女の子は現在頭部骨折の疑いで治療を受けています。

 

女の子が転落した遊具は高さ3メートルあり、この施設がオープンした61日にも、4歳の男の子が落下する事故があったということです。  

 

千歳市は当分の間、施設を使用禁止にするとともに、手すりがないことが事故につながった可能性もあるとみて調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5b05eab89628966d3f65e85063a27ead19a08f51

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

別報道によれば、女児は母親の目の前で転落した由。

 

以下は、北海道放送映像の2コマ。

ハシゴの下に木製の骨組みが剥き出しになっている。

 



 

 

以下は、北海道文化放送映像の1コマ。

ハシゴは垂直ではなく、斜めにかかっている。

 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2020717827分に高知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前10時10分ごろ、高知県須崎市浜町2丁目の須崎魚市場で無人のフォークリフトが動きだし、岸壁から接岸中の漁船に転落した。

 

船上にいた須崎市山手町の漁業の男性(24)が下敷きになり、病院に運ばれたが、約1時間20分後に死亡が確認された。

須崎署によると、漁船は須崎市の九石大敷組合所属の第二九石丸(10トン)。

漁から戻り、男性ら10人ほどが船上で魚の選別や荷揚げをしていた。

フォークリフトは須崎市内の鮮魚卸売業者の所有。

鍵が差し込まれた状態で、何らかの原因で海側へとゆっくり前進し、岸壁から約1メートル下の漁船に転落したという。

 

須崎署は、事故前にフォークリフトを運転していた男性に話を聞くなどして、事故原因を調べている。

 

https://www.kochinews.co.jp/article/382473/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK映像の1コマ。(記事は同じ内容につき割愛)

 

716186分 NHK高知)

 

 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20200716/8010008847.html

 

 

 

(2020年8月21日 修正1 ;追記)

 

2020820178分にNHK高知からは、エンジンを止めずブレーキもかけていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

先月、須崎市の魚市場で無人のフォークリフトが海に転落し、岸壁に接岸していた漁船で作業をしていた男性が死亡した事故で、須崎労働基準監督署は、フォークリフトを運転していた鮮魚卸売会社の社長を労働安全衛生法違反の疑いで、20日、高知地方検察庁に書類送検しました。

書類送検されたのは、須崎市の鮮魚卸売会社と、この会社の56歳の社長です。

この事故は、先月16日、須崎市の魚市場近くの岸壁に接岸していた漁船に無人のフォークリフトが転落し、船の上で魚の選別作業をしていた須崎市山手町の漁業、梅原さん(24)が、下敷きになって死亡しました。

須崎労働基準監督署によりますと、社長は当時、漁船から水揚げされた鮮魚をフォークリフトで岸壁から魚市場に運搬していましたが、運転席を離れる際にエンジンを止めず、ブレーキもかけていなかったということです。

須崎労働基準監督署は、安全管理に問題があったとして、法人としての会社と社長をきょう、労働安全衛生法違反の疑いで高知地方検察庁に書類送検しました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20200820/8010009135.html

 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20207151755分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

伊方原子力発電所の1号機と2号機の廃炉作業で活用してもらおうと、コンクリートの切断などに使う高圧の水が当たってもやぶれにくい新たな防護服を西条市のメーカーなどが開発し、15日、県庁で紹介されました。


開発したのは、西条市にある防護服メーカー「トーヨ」と愛媛大学で、代表者が四国電力の長井社長とともに県庁を訪れ、中村知事に報告しました。

 

四国電力が進める伊方原発の1号機と2号機の廃炉作業では、高圧の水を使って建物の解体や除染などを行う可能性があるということですが、新たな防護服は、ナイロンや数種類の「高強力ポリエチレン」などを重ねて強度を増し、生地の表面に凹凸を作って水圧を分散させることで、高圧の水が当たってもやぶれにくくなっているということです。

 

メーカーなどによりますと、新たな防護服は金属が素材だったこれまでの防護服より、20パーセントほど軽く、作業性も向上しているということです。

 

トーヨの渡邊社長は、「2年間試験を重ねてきました。どのような素材を組み合わせれば強度が高まるかという点で苦労しました」と話していました。

 

四国電力では、長井社長は「廃炉作業のどの場面で活用していくか検証していきたい」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20200715/8000007098.html

 

 

716日付で愛媛新聞からは、四国電力主催の廃炉に向けた技術検討会が企業や大学の協力を得て開発したという、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

原発廃炉に向けた技術的な研究を行う四国電力の「廃止措置研究に係る検討会」は、このほど、県内企業や愛媛大と協力し、高圧ジェット水対応の防護服を開発・商品化した。

 

四電の長井社長らが15日、県庁を訪れ、中村時広知事に報告した。

 

産業用防護服製造のトーヨ(西条市)が愛媛大の流体・材料力学研究者の協力を受けて製造

 

原発の解体、除染などで高圧ジェット水を使う作業が想定される中、高強力のポリエチレン不織布、透湿防水ナイロンなど多層構造の生地を採用し、作業に耐える強度と軽さ、動きやすさを実現させたという。

 

同検討会による商品化は、通気性に優れた防護服に続き2例目。

 

試着した中村知事は、「先行事例のない原発の廃炉において、地元企業の技術を取り入れた対応に感謝する」と述べた。

 

長井社長は、「今後も継続して成果を追求していく。伊方原発1、2号機の廃止措置については安全を大前提に着実に進めていきたい」と話した。

 

四電によると、まずは3着の納入を受け、火力や水力の発電所も含めて用途を検討する。

 

https://www.ehime-np.co.jp/article/news202007160017?utm_medium=social&utm_content=%2Farticle%2Fnews202007160017

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は映像の2コマ。

最初の1コマは、試験布にジェット水を噴射している実験映像の一部。

ジェット水をモロに受けても布は破れなかったようだが、その布で作った防護服を着用した場合、どの程度、人体へのダメージが軽減されるのだろうか?

 








読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20207151812分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

<桑原アナウンサー>

「I合金の工場前です。屋根がふっ飛んでしまったと。トタン屋根が吹き飛んでしまった様子が確認できます。爆発の勢いが見て取れます」  

 

715日午前9時過ぎ、伊豆市下白岩にあるI合金の工場で、「爆発音がした」と近所の人から消防に通報がありました。

 

<近所の人>

「すごい音だったね、ドーンと」

「音と同時に白煙が上がった。地響きがしたくらい」

 

<桑原アナウンサー>

「側面は窓が割れています。側面も吹き飛んでしまっています」  

 

警察や消防などによりますと、工場内で爆発が起きたとみられ、建物の一部が大破したほか、中にいた従業員2人がやけどなどの軽傷を負いました。

 

<杉村カメラマン>

「また工場から白い煙が出ました」  

 

爆発事故が起きたI合金は、アルミダイカスト製品を手がけていました。  

 

アルミダイカストとは、アルミ合金などを溶かして金型に注入し、成形することで製品を作る技術です。

寸法の精度が高いアルミ製品を、短時間で大量生産することができます。

 

爆発が起きた工場では、モーターの部品などさまざまなアルミ製品を製造していて、SBSの取材に対し会社側は、アルミを溶かして製品を作る機械が内側から爆発のような現象を起こしたと説明しています。

 

当時、この爆発した機械は動いていたということです。  

 

県内の工場を巡っては75日、吉田町で大規模な火災により警察官と消防隊員ら合わせて4人が死亡する事故が起きたばかりです。

 

不幸な事故を起こさないために、さらなる注意が必要と専門家は指摘します。

 

<十朱寧教授>

「直近で(県内で)火災が2回起きてしまったことは残念に思う。火災に関する管理の部分と作業者への教育が必要。火災は一定の条件がそろえば必ず発生するので、その要素を未然に防ぐことが火災への対策になる。」  

 

機械はどのような理由で爆発してしまったのか。

警察と消防が詳しい原因を調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c180b4a5ae78482619a9a70ee9a15925989012bb

 

 

7151459分に産経新聞からは、火はほとんど出なかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大仁署によると、火はほとんど出ておらず、午前11時すぎに鎮火したという。

 

工場から200メートルほど離れた自宅にいた自営業の佐藤さん(67)は、「『ドーン』という地響きのような音が聞こえて外に出ると、工場の屋根から白い煙がもうもうと上がっていた」と不安そうな表情を浮かべていた。

 

工場は伊豆箱根鉄道修善寺駅から東に約2キロの田畑に住宅が点在する地域にある。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200715/afr2007150013-n1.html

 

 

716759分にYAHOOニュース(静岡新聞)からは、機械の一部が破裂したことで爆発が発生したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

伊豆市下白岩の金属加工業「I合金」の工場で15日午前にあった爆発事故で、稼働中だった工場内の機械の一部が破裂したことで爆発が発生したとみられることが同日、関係者への取材で分かった。  

 

工場の男性従業員は同日、静岡新聞社の取材に対し、「いつも通りの作業をしていたら機械が突然爆発した」と証言した。

 

大仁署と駿東伊豆消防本部は、機械が破裂した事実の確認や爆発との関連など原因の特定を進めている。

 

男性従業員によると、当時、工場内には35人ほどの従業員がいたという。  

 

同工場はアルミニウムの溶解や形成などの加工作業を行っている。

爆発が発生した建物は鉄骨平屋建てで壁はトタン製。

爆発によって屋根と壁約130平方メートルが損壊した。  

 

同署によると、破裂した機械のそばで作業をしていたとみられる男性従業員2人が爆発による飛散物で軽いやけどを負って病院に搬送された。

 

周辺の住宅などへの被害は確認されていない。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/586da62004aa44de14b89c4feebfc8f6f9c893e1

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、静岡放送映像の3コマ。 

 





 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

【バルブ誤操作から火災炎上まで】

 

バルブ切り替え後、計器室に戻ってみると、ボード上の警報が多数発報し、そこにいる皆がテンヤワンヤ状態になっていた。

 

聞けば、装置が原因不明で緊急停止したとのこと。

 

その時は、バルブ誤操作が原因で緊急停止したとはツユほども思わず、すぐさまボードマンの指示に従い、現場作業に従事した。 

 

そして、緊急停止した原因を皆が知らないまま、装置は再び運転可能な状態になったため、運転再開に向けた作業に入った。

 

緊急停止直後とはいえ、運転再開作業は通常のスタートアップ作業と似たようなもの。


さしたるトラブルもなく順調に進み、遅めの夕食を食べたりして気持ちも落ち着いてきた時のこと。

 

もしかして、あの違和感を覚えたバルブ操作がやはり間違っていたのでは?・・・との疑念が頭をもたげ、IM氏が閉めたバルブを、閉まったままでありますようにと念じつつ、こっそりと見に行った。

 

すると、ゲートバルブのステムが、バルブが閉まっていれば見えないはずなのに、半分ほど見えている状態。

 

ああ・・・やっぱりか・・・。

 

「これは、すぐ直長に報告しなければ・・・」

「いや、まだ少しバタバタしているので、もうちょっと落ち着いてからのほうがよいかもしれない」

「後刻、IM氏と一緒に報告することにしようか・・・」

 

そういった、さまざまな考えが頭の中を交錯したことまでは覚えているが、肝心の、直長に報告したかどうかについては記憶に薄い。

 

そして、いよいよ運命の時。

7月7日22時13分ごろ。

 

ブログ者は計器室に背を向け、道路の側溝付近で作業の後片付けをしていたところ、急に眼の前が明るくなった。

 

時々、フレアーが大きくなった時に明るくなることはあるが、フレアーの炎にしては明るすぎる。

 

なんだろう?と思い、振り返ると、計器室の左手、コンプレッサー建屋の向こう側に、大きな炎の塊がモクモクと上がっているのが目に入った。

 

音がした記憶はない。

 

思えば、それは開口したフランジから噴き出した大量のガスに着火した炎であり、爆発ではなかったからだろう。

 

その、モクモクと上がる炎を見た瞬間に感じたこと。

「これは大変だ。装置が爆発する。いや工場全体が跡形もなく吹き飛ぶかも・・・」

 

今となっては噴飯ものだが、当時、火災爆発現象のイロハも知らなかったブログ者は、本当にそう思ったのだ。

 

そして、自分の担当する分解炉部門の近くにいたため、計器室に行くことなく、現場で分解部門の緊急停止操作を行った。

後になって振り返れば、それは全く意味のない操作だったのだが・・・。

 

その操作を現場で終えた後、近くに新入社員のO氏がいたので、そのまま一緒に逃げ出し、工場敷地境界のグリーンベルトに座って、なすすべもなく炎を見つめていた。

 

余談になるが、そのO氏、逃げる途中で植木を支えるため斜めに張られていた針金に激突し、当分の間、顔面に線条痕が残っていた。

それほど慌てて、必死に逃げたということだ。

 

逃げた2人はさておき、後で聞けば、先輩方は皆、爆発の後、計器室に集まり、直長の指示の下、

・火災発生場所を孤立させるため、大きなバルブを閉める

・系内の液化ガスを抜き出すため、ホースを仮配管する

などの作業をしていたとのことだった。

 

現在では、緊急事態発生時には一旦、全員が計器室に集合し、直長の指示のもと対応する・・・といったようなことがマニュアルに記されていることだろう。

 

当時も、そのように決められ、教育も受けていたかもしれない。

 

ただ、間近に大きな炎が見える恐怖心ハンパなく、計器室に戻るという考えはツユほども頭に浮かばずに、一目散に逃げ出してしまった。

まこと、お恥ずかしい限り。

 

事故後、何の場だったか、自分たちが行った作業内容を話し合ったことがある。

 

そこで、逃げたことをありのまま話したところ、思いのほか、皆から責められることはなく、先輩のIT氏からは、「そりゃー、仕方ないわ」的なことを言われた覚えがある。

その後も、軽口を含め、非難めいたことを言われたことは一度もなかった。

 

懐の深い上司先輩に感謝感謝だ。

 

この現場からの逃避行、事故後50年近く経った今でも、しばしば思い出すことがあるが、そのたびに恥かしさ、やるせなさがこみあげてくる。

 

 

【記憶に残るマスコミ取材1;装置炎上直後に構内で】

 

その後、系の孤立などを行っていた先輩たちもグリーンベルトに集合し、たしか、各課毎にまとまって座るよう指示があった。

 

そして、なすすべもなくグリーンベルトに座り込んでいると、どこの局だったか、テレビクルーが近くに来て、避難している社員たちをライトで照らしつつ、ゆっくりと歩きながら映し始めた。

 

事故に打ちひしがれている顔を映されたくないこと、また、煌々と照らされるライトがまぶしくて、皆、顔を伏せる。


しかし、そんなことにはおかまいなしに、テレビクルーはゆっくりと近づいてくる。

 

なんたる無神経。

人の不幸が、そんなに面白いのか!

 

そう感じたのはブログ者だけではなかったようで、先輩のM氏などは憤って、近づいてきたカメラの前で、被っていたヘルメットを地面に叩きつけていた。

当然、ライトとカメラはM氏のほうに向けられたが、M氏はそれ以上、何もしなかったので、カメラはそのままスルーしていった。

 

今では、どこの会社でも、事故が起きた場合、マスコミを現場に入れることはないだろうが、当時は入れていた。

(無理やり入ってきたのかもしれないが)

 

このこと一つとっても、安全管理、危機管理という点で、隔世の感がある。

 

 

 

【誤操作したIM氏のその後】

 

そして、時間的にいつだったのか?

場所的には、グリーンベルト上だったような気がするのだが・・・。

その辺、ほとんど記憶がないのだが、ともかく人員確認が始まった。

 

しかし、どうもIM氏だけが見当たらない模様。

 

「誰か、IM氏を知らないか?」という呼びかけがあったので、ひょっとして、あのことで?と思い、先に書いたようないきさつを説明した。

 

そのIM氏だが、責任を痛感して工場外に出ていたとのこと。

 

出た後の足取りなど詳細は覚えていないが、とにもかくにも、その後、IM氏は無事に見つかった。

 

後日、IM氏との雑談時、事故当時の状況に話しが及んだことがあるが、なぜ、あのバルブを閉めたのか、自分でもわからないと言っていた。

また、工場から出た後、死のうかと思っていたとも言っていた。

 

一方、これも後日談になるが、事故の後始末に最後まで関わっていたIS氏から聞いた話では、当時ご存命だった佐三店主、「逃げた社員がいたようだが、処罰してはいかん」と言った由。

氏の面目躍如といったところだ。

 

その言葉通り、IM氏はクビになることも左遷されることもなく、その後は普通の社員と同じように遇されていた。

(人事考課でどのように記されていたかは不明だが)

 

 

(次回最終稿は7月28日 予定)

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2020714033分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

走行中のトラックから落下したモノは...

 

直撃の瞬間を、ドライブレコーダーがとらえていた。

 

トラックの荷台から落下した1枚の畳は、次の瞬間、めくれあがるようにして、後続車のフロントガラスを直撃した。

 

68日、埼玉県の東京外環自動車道で起きた、落下物による事故の様子をとらえた映像。

 

被害に遭ったぼんど(畳)さん(31

「気が付いたら目の前に畳があった。正直、飛んできた当時の記憶ってそんなにない。(事故後)子ども抱きかかえて『生きてて良かった』というのはあった」

 

この男性は、事故から1カ月以上たった今でも、現場を通ると恐怖を感じるという。

 

被害に遭ったぼんど(畳)さん(31

「ハンドルを持つと手が震えて。現場行くとアクセル踏めなかったりとか、無意識の中にある恐怖感に縛られている」

 

この男性側は、警察に被害相談をしたが、いまだに畳を落としたトラックは特定されていない。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ef3cdd2b40353866d250695901b48874b79560c8

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の4コマ。

何枚かの畳を何かに立てかけるように縦に積んでいて、しかも若干、斜めになっているように見える。

いかにも不安定。

危なっかしい状態で荷物を積んでいる車の後は走らないにこしたことはなさそうだ。

 







 

 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2020713530分に沖縄タイムスから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

海の安全「見守り人」引退 毎日夕暮れに灯火チェック 無事故に誇り「肩の荷が下りた」

 

灯台やブイ(灯浮標)などの航路標識の光を確認する「灯火監視協力者」の交代式が7日、うるま市津堅島の離島振興総合センターであった。

 

2006年9月から協力者を務めた新屋さん(男性、79歳)に中城海上保安部の東城部長から感謝状が贈られた。

海の安全を守る重責を担ってきた新屋さんは誇らしい表情で受け取った。

 

灯火監視協力者は、航路標識の光の色や点滅の間隔などを監視し、異常があれば海上保安庁に通報するボランティアで、特に台風後など海保が即座に確認できない時に重要な役割を担っている。

 

県内では現在、約70の個人と団体が協力している。

 

新屋さんは農業を営む傍ら、毎日、夕暮れに合わせて津堅島灯台や中城湾口灯浮標など7基の航路標識について歩いて目視した。

 

「長く続けられるとは思わなかった」と話すが、責任を持って監視に取り組み、異常を発見して海保に報告したことも数回あったという。

灯台周辺の草刈りなどもした。

 

「最初はできるか心配だったが、やがて見守るのが楽しくなった。務めている間、灯台や船舶に関わる大きな事故がなかったのがうれしい。今は肩の荷が下りた感じ」と日々を振り返った。

 

東城部長は、「毎日暗くなってからチェックするのは大変な苦労があったはず。頭が下がる思い」と感謝した。

 

新屋さんは4月に後任と交代。

新型コロナウイルス感染症対策のため、交代式の実施は延期されていた。

 

協力者の役割は島内の緑間さん(42)と新里さん(45)に引き継がれた。

交代式で協力依頼状を受け取った緑間さんは、「海の安全のため、新屋さんのようにできるだけ長く続けたい」と意気込んだ。

 

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/599170 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

関連情報調査結果、この表彰は全国的に灯台記念日(11月1日)に行われていた。

 

以下は、おそらくはどこかの県で表彰された記事に用語解説として掲載されていた表彰制度の概要。

 

『灯台記念日と灯火監視協力者』

20081101日 朝日新聞朝刊)

 

1868(明治元)年11月1日に神奈川県横須賀市の観音埼で日本初の洋式灯台が着工されたことを記念し、1949(昭和24)年に定められた。

 

各地の灯台が無料公開される。

 

51年に始まった灯火監視協力者制度は、灯台の近くの住民や企業、漁協などに海上保安庁が委嘱している。

 

県内の灯台147基のうち、機器で故障などを判断するのは約2割程度。

残りは肉眼で確かめている。

 

https://www.asahi.com/topics/word/%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E4%BF%9D%E5%AE%89%E5%BA%81.html

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20207121130分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

【エンジンかけっぱなしでクルマを離れるのはNG行為】

 

時々、コンビニの駐車場などでエンジンをかけたまま店内に入っていく人をみかけることがあります。

 

駐車場でのアイドリングを禁止する施設が多いため、マナー的にNG行為といえますが、それ以外にもやってはいけない理由があるといいます。

 

いったい、どのような理由なのでしょうか。

 

エンジンをかけっぱなしのままクルマを離れる人のなかには、「(お店の)トイレに行くだけだから」「飲み物を買うだけだから」など、利用時間が短いことを理由に、エンジンを付けたままにする人が存在するようです。  

 

また、夏は車内の気温が上がりやすいことから、エアコンの停止時間を少しでも短くする目的で、エンジンを停止しない人もいるかもしれません。  

 

しかし、エンジンをかけたままクルマを離れる行為は、マナー違反となるだけでなく、道路交通法の「停止措置義務違反」に違反する行為です。  

 

道路交通法 第七十一条 五では以下のように記載されています。

 

「車両等を離れるときは、その原動機を止め、完全にブレーキをかける等当該車両等が停止の状態を保つため必要な措置を講ずること。」  

 

つまり、クルマを離れるときはエンジンを止め、サイドブレーキをかけて、ギアをパーキングレンジに入れて、しっかりと停車を維持することが法律で定められているのです。  

 

このように、短時間であっても違反となる可能性があるため、必ずエンジンを止める必要があります。  

 

また、カギをかけないでクルマから離れること自体も、道路交通法で禁止されています。

 

実際に、道路交通法 第七十一条 五の二にも以下のように記載されています。

 

「自動車又は原動機付自転車を離れるときは、その車両の装置に応じ、その車両が他人に無断で運転されることがないようにするため必要な措置を講ずること。」  

 

なお、駐車場をはじめ公道ではない場所であっても、不特定多数の車両や人々が行き交うことを根拠に道路とみなされた判例もあります。  

 

どのような場所であれ、短時間の利用でも必ずエンジンを止め、ロックすることが大切です。

 

 

【エンジンのかけっぱなしはバッテリー上がりの原因にも
  なる!?

 

エンジンをかけっぱなしでクルマを離れることは、マナー違反や道路交通法違反であるだけでなく、バッテリー上がりをはじめとしたトラブルの原因にもなり得ます。  

 

バッテリーは、おもに車内の電子部品を動かす役割を果たします。

 

しかし、バッテリー自体が蓄えている電気だけで、エアコンやライトなどの電装品を動かし続けると、短時間で電池切れを起こすことがあります。  

 

そこで、エンジンに「オルタネーター」という交流発電機を装着することにより、エンジンが稼働している走行中はバッテリーを充電しながら電気を使えるようにしています。

 

では、エンジンが稼働した状態では充電されるはずのバッテリーは、なぜ上がってしまうのでしょうか。  

 

その原因は、アイドリング状態でクルマを停車し長時間放置すると、オルタネーターの発電量よりも使用量が上回ってしまう場合があるからです。  

 

この発電量は、エンジンの回転数によって大きく変わります。

 

一般的に回転数が高いと発電量も多くなるため、使用量を上回ることはほとんどありませんが、回転数が低くなると使用量の方が上回ってしまうため、バッテリーが上がる原因になります。

 

実際に、走行中はエンジンの回転数も平均して高いため、高い発電量を得られます。  

 

一方、エンジンを付けたままアイドリングしている状態では回転数も低くなるため、この状態でエアコンを使い続けたり、ヘッドライトを付けたままにしたり、ワイパーを使ったりするとバッテリーが上がってしまう可能性があります。  

 

とくに、夏場は車内で冷房を付けたままコンビニで買い物をする人が目立ちます。

 

このような停車時のエアコン稼働は、頻繁におこなうことでバッテリーが上がりやすくなる原因になりかねません。  

 

前述のように、マナー違反であることや道路交通法違反であることも含め、エンジンをかけっぱなしでクルマを離れるのは、たとえ短時間であっても絶対に避けるべきでしょう。  

 

また、ロックせずにクルマから離れると、車上荒らしや車両盗難だけでなく、子どもが誤って車内に入り込み、とじ込みなどの事故となる場合も想定されます。  

 

家の庭や車庫だからといって盗難は大丈夫というだけではなく、さまざまなリスクが考えられます。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ca7834340dcd67104bd0c4690d681b42ae518d7 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20207121951分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後9時前、富山市婦中町西本郷にある産業廃棄物の収集などを行う会社で、「高所作業車と建物との間に人が挟まれた」と警察に通報がありました。


天井との間に体が挟まれたのは、東京・江戸川区の会社員で、ブラジル国籍とみられるイデヤマさん(男性、38歳)で、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。


警察によりますと、イデヤマさんは、事故が起きた現場の会社からの委託を受けて作業にあたっていたとみられ、高所作業車のアームの先のかごに乗って産業廃棄物などを保管する建物の天井や壁の清掃作業をしていたということです。


警察によりますと、高所作業車の周辺では当時、イデヤマさんのほか10人ほどが清掃作業をしていたということです。


アームの先のかごは、車体に取り付けられたボタンのほか、かごの中からも操作できるということで、警察は、何らかの原因で高所作業車のかごが動いたとみて当時の状況を詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20200712/3060004963.html 

 

 

714231分にYAHOOニュース(北日本新聞)からは、自分でバケットを操作していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後8時45分ごろ、富山市婦中町西本郷の廃棄物運搬・処理業「C産業」の工場で、東京の会社から派遣され清掃作業をしていたブラジル国籍、東京都江戸川区南葛西、会社員、イデヤマさん(38)が、高所作業車と天井の間に体を挟まれた。

 

富山赤十字病院に運ばれたが、上半身を強く圧迫されたショックのため、間もなく死亡した。

 

富山西署などによると、イデヤマさんは産業汚染除去などのサービスを展開する「BJ」(東京)から2週間ほど前に派遣された。

 

高所作業車のバケット(かご)に乗り、自身で操作しながら高さ約8メートルの天井や壁の清掃をしていた。  

 

事故当時は同社の約10人が近くにおり、工場の関係者を通じて110番した。

 

同署が原因を調べている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/66427aac666189da44b8a08a895c2e19d0e6d408

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2020711217分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後3時ごろ、山口県消防学校のプールで水難救助の訓練を行っていた21歳の男子学生がおぼれる事故がありました。


男子学生は、心肺停止の状態で病院で手当てを受けていましたが、11日朝早く死亡しました。


男子学生の死亡を受け、山口県消防学校の大下国忠校長は県庁で会見を開き、「亡くなった学生に心からご冥福をお祈り申し上げるとともにご家族に深くお詫びします」と謝罪しました。


消防学校によりますと、事故当時、55人の学生が立ち泳ぎを10分間続ける訓練をしていて、男子学生は泳ぎが得意ではないため手も使ってゆっくりと泳いでいました。


しかし訓練の終了間際、教官が目を離した2、3秒の間に水中に沈んで姿が見えなくなり、すぐに助け出し応急措置を行いましたが意識が戻らなかったということです。


プールサイドでは、6人の教官が監視を行っていたということで、事故当時の状況を検証するとともに、再発防止に努めることにしています。


一方、警察は、男子学生の司法解剖を行って死因を調べるとともに、教官や学生に話を聞くなどして、訓練の管理が適切だったかどうか、業務上過失致死の疑いも視野に捜査を進めています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20200711/4060006378.html

 

 

711185分にYAHOOニュース(テレビ西日本)からは、プールの深さは約2mだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後3時ごろ、山口市にある県消防学校の屋外プールで、水難救助の訓練をしていた男子学生が溺れました。

 

気づいた教官や学生がすぐに引き上げ、心臓マッサージをして病院に搬送しましたが、11日朝、死亡したということです。

 

プールの深さはおよそ2メートルで、学生は水面から顔を出しながら立って泳ぐ「立ち泳ぎ」の訓練をしていました。

 

当時、プールではおよそ50人の学生が訓練に参加していて、6人の教官がプールサイドで指導・監視していました。

 

学生の体調に異常はなかったということで、警察は死因の特定を進めると共に、業務上過失致死の疑いも視野に、事故の原因などを詳しく調べています。

 

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/196d7bb2edc77aae5c65e95a2105d01ff2f57973

 

 

7101937分にNHK山口からは、最大深さは約4mだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県によりますと、プールの深さは最大およそ4メートルで、水面から顔を出しながら立って泳ぐ「立ち泳ぎ」の訓練をしていたということです。


学校では、訓練を行う前に体調の確認を行っていて、その時点では学生に異常はなかったということで、警察と消防が事故の詳しい状況を調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20200710/4060006375.html

 

 

(ブログ者コメント)

救助のプロが大勢いたうえに、すぐに救助したということで、助かってしかるべきケースのような気がするのだが・・・。

 

(2021年2月6日 修正1 ;追記)

20212560分に山口新聞からは、報告書が公表された、泳ぎが不得手だったという説明は誤りだった、他に1名が溺れて一時意識不明となり4人が嘔吐していた、8年ほど前から毎年溺れかける訓練生が出ていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

原因を検証する県の第三者委員会は4日、男性以外にも1人が意識不明となり、4人が体調不良を訴えたとする報告書を公表した。

8年前ごろから溺れかける事例が繰り返されたにもかかわらず、一度も検証されなかったことも判明。

委員長で山口大教育学部の杉浦崇夫教授は、「根性論のような旧態依然の指導法。安全管理が不十分と言わざるを得ない」と強く非難した。

報告書によると、訓練は昨年7月10日に実施。

初任総合教育課程の55人全員がプール(深さ2・1~3・8メートル)で10分間浮き続け、一人でも休めば最初からやり直す。

溺れた2人のうち1人が死亡。

もう1人は人工呼吸で意識が戻り、4人が嘔吐するなどした。

同日はプールでの訓練初日で、大雨や強風、雷注意報が出ていた。

第三者委は、事前に泳力を確認せず実施に踏み切ったことを問題視。

教官6人がそばにいたが、「安全な監視は困難。直ちに中止すべきだった」と結論付け、基礎的な泳力を身に付ける訓練に改めるよう提言した。

県消防保安課などによると、この訓練は一体感を高める狙いで独自のカリキュラムで実施。

2012年ごろから毎年数人が溺れかけ、19年も初日に1件発生した。

しかし、現場レベルで対応を済ませ、要綱で定める検証はしなかった。

報告書を県の内海総務部長に提出した杉浦委員長は県庁で会見し、「前例踏襲の訓練で課題が議論されず、閉鎖的になっていた」と組織体制の問題点を指摘した。

学校は事故直後の会見で、死亡した男性以外の状況を公表しなかった。

大下校長は、「状況把握に精いっぱいだった」と釈明。

この男性を「泳ぎは不得意」とした説明も誤りだとし、「(男性に)落ち度はなく、重く受け止め、遺族は「次の教育に生かしてほしい」と話したという。

報告書を踏まえ、学校は4月までに安全管理規定を改定し、プールでの訓練は参加者を減らして、浮く時間も定めない方針。

県内の各消防本部と協議して、教育体制も見直す。

村岡嗣政知事は、「訓練中の事故で深くおわびする。再発防止に全力で取り組む」とのコメントを出した。

https://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/e-yama/articles/21648

 

241726分にNHK山口からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

杉浦委員長は記者会見で、「立ち泳ぎを1人ができなかったら、連帯責任として最初からやり直させるなど、根性論を用いた指導があったのではないか」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210204/4060008627.html 

 

241953分にYAHOOニュース(山口放送)からは、水中に沈んでいた時間は5秒程度だったという説明も訂正されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

報告書では、立ち泳ぎの訓練では毎年、溺れかける学生がいたとして、学生の泳力が十分に把握されていない中、訓練初日に足の届かないプールで一斉に立ち泳ぎをさせていたことは問題だと指摘した。

委員会は、水難救助訓練について、泳力別に段階を踏んで実施する必要があるとして、プールに足の届く安全区域を設置すること、訓練当初に学生の泳力の確認を十分に行うことなど、5項目の安全確保対策を提言。

さらに山口県消防学校に対しては、安全管理マニュアルなどの運用が不十分とし、組織体制の見直しや外部からのアドバイスを定期的に受け学校を開かれたものに変えていくことなど、4項目の改善を提言した。

山口県消防学校などは、この日の会見で、死亡した学生が水中に沈んでいた時間も「わからなかった」とし、これまで「5秒程度」としていた説明を訂正した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b5951d88c6ec30e11e360f0bd5fb8e0551f07025 

 

(2021年12月24日 修正2 ;追記)

202112231055分にYAHOOニュース(中国新聞)からは、県の職員2人が必要な措置を講じていなかったとして在宅起訴されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山口地検は22日までに、いずれも山口県職員で同校教務課の鍛冶・元課長(54)=山口市=と助石・元主査(49)=防府市=を業務上過失致死罪で在宅起訴した。  

起訴状などによると、両被告は20710日、同校プールでの水泳訓練について、事故が予見できたにもかかわらず、必要な措置を講じないまま、消防士全員を一斉に入水させるなどの計画を策定。

同日午後255分ごろ、男性消防士を溺れさせ、蘇生後脳症で死亡させた疑い。  

事故の第三者委員会が212月にまとめた報告書によると、訓練開始から約10分後に、亡くなった男性を含めて2人が溺れていた。

89年前から毎年溺れかける事例が出ていたにもかかわらず、事後検証をしていなかった。  

https://news.yahoo.co.jp/articles/a45d2136414ab48fff4cb2b3599127295b6eb4ec 

 

12231158分に産経新聞からは、泳力が十分でない消防士が溺れる恐れを予見できたにもかかわらず未然防止しなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

起訴状によると、昨年7月10日午後2時40分ごろ、同校のプールで訓練を実施する際、泳力が十分ではない消防士が溺れる恐れがあるのを予見できたにもかかわらず、未然に防ぐべき注意義務を怠った。

全員を一斉にプールに入れ、大村さんを溺れさせて死亡させたとしている。

https://www.sankei.com/article/20211223-CCBA67QFQRNA7CPDIBDKLNW3KA/

 

 

(2022年3月15日 修正3 ;追記)

20223141511分にNHK山口からは、前年にも意識喪失事故があったのに訓練内容を見直さなかったなどと検察が裁判で指摘したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故では、当時の訓練の安全管理者の鍛冶被告(男性、55歳)と担当者の助石被告(男性、49歳)の2人が、業務上過失致死の罪に問われています。

山口地方裁判所で開かれた14日の裁判で、検察は「県消防学校では、前年にも訓練中に消防士が溺れて意識を失う事態が生じて、安全確保の必要性が高まっていた。にも関わらず、2人は消防士が溺れても救助が可能で大事には至らないだろうと安易に考え、訓練の内容を見直さなかった」などと述べ、2人に罰金50万円を求刑しました。

一方、鍛冶被告の弁護側は、「消防士を短期間で育てることを強く期待され、厳しい訓練を実施する使命があった。安全対策のすべての責任を現場に求めることはいきすぎで、罰金刑に処するのが相当だ」と述べました。

また、助石被告の弁護側は「検察官の論告については異論はありません」と述べ、速やかな判決を求めました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220314/4060012868.html 

 

(2022年4月20日 修正4 ;追記)

20224191651分にNHK山口からは、被告に罰金50万円が言い渡された、被告はプールに足場を設置する予算を要求したのに却下されていたことから被告に全責任を負わせるのは相当でないと裁判長が述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日の判決で、山口地方裁判所の小松本卓裁判長は、「消防学校の訓練が、生命に大きな危険を生じさせることを容易に想像できるなかで、安全配慮の措置を十分にとらなかった」と指摘しました。

そのうえで、「鍛冶被告が、プールに足場を設置する予算を要求したものの却下されるなど、予算措置の権限がない2人にすべての責任を負わせるのは相当ではない」などとして、罰金50万円の判決を言い渡しました。

2人の弁護士によりますと、それぞれ控訴しない方針だということです。

県消防保安課は、「殉職された消防士とご家族に深くおわび申し上げます。2度とこのような事故を起こさないように、安全管理を万全に行い再発防止に努めます」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220419/4060013203.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202079日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

梅雨前線の影響による今月上旬の大雨で、県や関西電力などが管理する県内13カ所のダムが降雨のピーク前に放流し、水位をあらかじめ下げる「事前放流」を行ったことが8日、信濃毎日新聞の取材で分かった。

 

昨年10月の台風19号災害を受け、ダム管理者や国、自治体が5月に結んだ治水協定に基づく対応で、実施は初めて。

 

国土交通省によると、木曽川水系では8カ所のダムが計約4200万トンの容量を確保。

 

放流量を抑えることで、氾濫の危険があった木曽川の水量を2割ほど減らす効果があったとみている。

事前放流は、台風19号災害を受けて全国で検討が進み、県内では5月に千曲川、木曽川、天竜川水系の計37のダムを対象に、管理者と国、地元自治体が実施に向けた協定を締結。

 

今回は、木曽川水系の他、千曲川水系4カ所、天竜川水系1カ所で実施された。

国交省木曽川上流河川事務所(岐阜市)によると、木曽川水系の8ダムは5日午後2時半ごろ、国交省が分析した9日未明までの予測降雨量が基準を上回ったため、地元市町村に連絡するなどした上で事前放流を開始。

 

独立行政法人「水資源機構」(さいたま市)管理の牧尾ダム(木曽郡木曽町・王滝村)が約1500万トン、関西電力三浦ダム(王滝村)が約2500万トン、他のダムは3万〜100万トン余の容量を確保した。

 

8ダムは6日午後から8日朝にかけ、上流からの流入量が一定量を超えるなどしたため事前放流を中止し、放流量の抑制に切り替えた。

同事務所によると、木曽川の桃山水位観測所(木曽郡上松町)が氾濫危険水位だった8日午前10時ごろ、木曽川の流量は毎秒約2千トン。

 

8ダムの洪水調節機能により、下流への流量を同約400トン分減らす効果があったと推定する。

県営ダムでは、千曲川水系の裾花ダム(長野市)や奈良井ダム(塩尻市)など4ダムと、天竜川水系の片桐ダム(下伊那郡松川町)が事前放流を実施。

 

県河川課によると、今回は木曽川流域と比べ予測降雨量が少なく、ダムの容量確保も少なかったが、今後、効果を検証するという。

 

同課は、「国交省やダム管理者と事前放流の効果について情報を共有し、県内の河川防災に生かしたい」としている。

 

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200709/KT200708ATI090020000.php

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

事前放流によって、豪雨ピーク時、放流量の2割を減らせた、と読める報道だ。

もしそうだったとすれば、効果はあったような気がする。

 

以下は、木曽川流域では今回の豪雨で大きな被害は出ていないという報道例。

 

781032分 FNN PRIME(長野放送))

 

長野県の中南部に発令された「大雨特別警報」は、午前1140分ころ「警報」に切り替えられました。

ただ、土砂災害や河川の氾濫には今後も警戒が必要です。

 

「特別警報」は、けさ640分ころ、松本地域と乗鞍上高地、南部の15市町村に出され、気象庁が最大級の警戒を呼びかけました。

 

現在も、長野や松本など39の地域に「土砂災害警戒情報」が出されていて、引き続き警戒が必要です。

 

梅雨前線の停滞は続くため、今後も局地的な激しい雨に警戒してください。

 

降り始めからけさ7時までの降水量は御嶽山839ミリ。阿智村浪合451.5ミリ。

上高地446.5ミリなど、すでに平年の7月ひと月分の量を超えています。

 

川の氾濫も心配されます。

 

犀川は安曇野市の陸郷と長野市の弘崎、木曽川は南木曽町で氾濫の恐れがある「氾濫危険水位」を超えています。

 

県によりますと、大きな被害は報告されていませんが、国道の土砂崩落などで上高地で観光客ら30人余りが孤立状態になっているということです。

 

梅雨前線の停滞はあすまで続く見込みで、あす朝6時までの24時間に南部で180ミリ、北部中部で120ミリ。さらに、その先の24時間で全県で150ミリが予想されます。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/60625

 

 

79855分 岐阜新聞)

 

8日午前、岐阜県内の広い範囲で大雨に見舞われた。

中濃地域でも各地で大きな爪痕を残し、住民が影響を受けた。

 

美濃加茂市と可児市を隔てる木曽川は、前日に引き続いて増水し濁流が海のように広がり、右岸側の美濃加茂市にある木曽川緑地ライン公園(古井町)や化石林公園(御門町)などは水没した。

 

二つの公園は河川区域内にあり、飛騨川の合流部から2キロほど下流にある。

 

木曽川上流河川事務所木曽川第一出張所によると、今渡水位観測所では8日午前11時10分、氾濫危険水位の11・50メートルに迫る9・51メートルを記録した。

 

美濃加茂市内では、側溝の水による床下浸水が2件あったほか、ピーク時には生涯学習センターの避難所に13世帯20人が避難した。

 

https://www.gifu-np.co.jp/news/20200709/20200709-254751.html

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2020710938分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福岡県うきは市浮羽町三春で9日午前950分ごろ、ミニバイクを運転していた朝倉市の男性(88)が、大雨のため市道にできた縦横約5メートル、深さ約1メートルの穴に転落、右手親指を骨折するなどの重傷を負った。

 

周囲の水が引いた後も穴には水が残っていたため、男性は「水たまりかと思い、徐行のまま渡ろうとした」と話しているという。

 

うきは市によると、現場は筑後川沿いで、一時越水も発生。

 

市は7日夜に穴を確認後、周辺に三角コーンと看板を置いて通行しないよう呼びかけていた。

 

地元住民がコーンを撤去していたという。

 

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/624796/

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2020781533分にHARBOR BUSINESSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長文につき、タイトルに記した部分以外は、各章のタイトルと記述冒頭部分だけを紹介する。

 

【「第三の道」はあるか 第4回】 <文/田中優>

 

ダムが洪水・地震を引き起こす!? 大災害が起きる前に「ダムに頼らない社会」を

 

 

三峡ダムが決壊すれば3億~6億人に被害!?

 

世界最大のダムとは、もちろん中国「三峡ダム」のことだ。

 

今年の雨の時期、中国ではすでにいくつかのダムが決壊、もしくは「放流」が行われている。

そのせいで、すでに宜昌などの地域の水害被災者は数千万人に上った。

 

避難指示が出されている人々の数は1600万人に上る。

これだけでもすごい数だが、万が一ダムが決壊したなら下流域の3億~6億人に被害が及ぶという。

 

・・・・・

 

 

ダムの上流に堆積した土砂が洪水を引き起こしている

 

10年と持たないだろう」

しかも三峡ダムは無理に早く作られたので、設計・施工とも欠陥建設である可能性が高い。

 

その証拠に、このダムを建設したがっていた人たちは、竣工式には顔を出していない。

建設時にすでに数千か所のひび割れが起きていたからだ。

顔を出すことで、その後の責任を追及されたら困ると考えたのだろう。  

 

中国の水文学・河川工学者で清華大学水利系教授だった故・黄万里(こう・ばんり)氏は、三峡ダム建設時からと述べていた。  

 

ダムは1993年に着工、2009年に完成したのだから10年は持った。

しかしそれから先はどうなるのだろうか。

 

どうも早急に造ったせいで、コンクリートに溜まる熱を十分に冷やすことができていなくて、ひび割れたのではないだろうか。  

 

このダムはものすごい大きさで、ダム堤から水の溜り始める位置まで約500kmある。

東京から500kmと言えば京都の手前まで、もしくは東北新幹線なら東京から新花巻駅付近までになる。

そこまでがダムのバックウォーターの範囲になるのだ。

 

貯水容量は222億トン(日本最大容量の奥只見ダムの37倍)もある。  

 

そして考えてもらいたいのが、ダムのために溜まる土砂はどこに溜まるかということだ。

 

たいてい土砂は流れが止まったところに溜まるから、ダム堤の反対側500km先に堆積する。

その堆積した土砂を取り除くのも大変だ。

 

しかし、たいていの世界中のダムはそんなことは考えてもいない。

 

・・・・・

 

 

三峡ダムがこのまま土砂を貯め続ければ、取り返しのつかないことになる

 

現在の時点で、ダム貯水湖に堆積している土砂は19億トンと推定されている。

 

大河である長江の水流は、今ならこれらを海まで運ぶ力を持っている。

 

しかしこのままダムが土砂を貯め続ければ、30年後には土砂の堆積量は40億トンを超えるとみられる。  

 

・・・・・

 

 

中国・河南省で起きた「世界最大」のダム決壊事故

 

近代からのダム建設はせいぜい100年程度しか歴史がない。

 

しかもその歴史の中で、すでにたくさんのダム決壊の記録がある。

 

・・・・・

 

 

水深の深いダム湖が引き起こす「ダム誘発地震」

 

イタリアのバイオントダムの事故は日本に示唆的だ。

 

これは切り立った山を利用して建てられ、水位が400mを超すような深いダムだ。

 

ところがダム湖に水を入れ始めると、地域に群発地震が起きた。  

 

施主の電力会社は政府や御用学者に相談したが、「水位とは関係ない」との答えだった。

 

そのため、さらに水を貯水していった。

 

そして水位をさらに上げると、周囲の山が地滑りを起こし、湖面に崩れ落ちた。

 

落ちた山は「山津波」を起こし、山津波はダム堤を150mも高く超え、麓の村を人口約2000人以上とともにすべて流し去った。  

 

ダム湖の深さが100mを超えると、湖底には11気圧を超える圧力がかかる。

それによって地震を引き起こしたり、逆に水の接着効果で安定させたりする。

 

このような地震のことを「ダム誘発地震」と言い、国際的には常識になっている。  

 

しかし、日本でだけは、さまざまな「ダム誘発地震」を認めていない。

 

他国と比べると超巨大な貯水量を持つダムが少なく、他の地震の要因もあり区別が明瞭でなく、他の要因の地震と区別しにくい点もあって、ごまかしたままだ。  

 

意外なのは、日本でダム誘発地震の可能性が高いのが「黒部ダム」で起きた群発地震であることだ。

 

黒部ダムは1963年に完成した総貯水量2億トン、高さ186mあるダムだが、20168月末から400回を超える群発地震を起こした。  

 

ダムと地震との関係では、深さが100mを超えるダムで水深を上下させた時に起こることが多く、ダム湖底の地盤につながる浅い地層で起こることが多い。

 

総貯水量よりも水の気圧に大きく関係するのが水深であり、大きなダムであることよりも、水深の深いダムであることが影響する。  

 

中国で起きた8万人の犠牲者を出した四川大地震も、また、「紫坪鋪(しへいほ)ダム」により地震が誘発されたのではないかと疑われている。

位置的に長江に近い。

 

そして紫坪鋪ダムの堤高は堤高156mで、三峡ダムは146mとなっている。

地質も変わりなく、同様のダム誘発地震の危険がある。

 

 

地震によって、八ッ場ダムが貯めた大量の水が都心部へと流れ落ちる!?

 

バイオントダムのような事故は日本でも起こり得る。

 

例えば八ッ場ダムの周囲は同じ高さの山に囲まれている。

 

これは浅間山の噴火による土砂が積もった地域を、長年の間に水が渓谷を刻んだからだ。

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5369c588ec55128bf44211916767dc5c6d47c645 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202078140分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国土交通省の社会資本整備審議会は8日、横浜市の遊園地「横浜・八景島シーパラダイス」で昨年8月、停車中のジェットコースターに後続車両が追突し、乗客2人が軽傷を負った事故の調査報告書を公表した。

 

レールと車体それぞれにあるブレーキ部品が一部でかみ合わず、制動力が低下したのが原因としている。

 

報告書によると、コースターは、レールに設置された金属製の2本の板の間を、車両の底の部分にある板が押し広げながら通過して摩擦を起こし、ブレーキがかかる仕組みになっている。

 

運営会社は、レール側にある2本の板の間隔について、メーカーの仕様では67ミリに設定することになっているのに、14ミリ以下と基準を広げて管理していた。

 

過去にけが人を出した事故を踏まえ、ブレーキの衝撃を緩和する目的だったという。

 

一方、車両側の板に関し、保守点検業者が決めたルールでは、厚みがレール側の板の間隔より狭くなる可能性があり、事故車両では13.114.7ミリだった。

 

レールの板同士の間隔は1014ミリで、一部に隙間が発生し、ブレーキがかかりにくい状態になった。

 

事故は昨年84日午前1115分ごろ発生。

23人が乗ったコースターが、停止していた別の車両に追突し、1列目の2人がけがをした。

 

〔共同〕

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61278030Y0A700C2000000/

 

 

※以下は、当時の報道。

 

2019842314分 朝日新聞)

 

4日午前11時15分ごろ、横浜市金沢区の横浜・八景島シーパラダイス内のジェットコースター「サーフコースター」の車両(6両編成)が、止まっていた無人の車両に追突した。

 

先頭車両の30~40代くらいの男女2人が安全バーで太ももを打つ軽傷を負った。

 

運営会社の横浜八景島によると、追突したのはコースターの降車場付近。

 

降車場に車両が止まっている場合、後続車両は約21メートル手前で停車する仕組みだが、減速はしたものの、何らかの原因で止まらずに追突した。

 

軽傷を負った2人は施設内で手当てを受けた後、帰宅したという。

 

コースターは1回の所要時間が約3分。

全長1271メートルで最高時速75キロ、4人乗りの車両が6両連なり定員は24人。

事故当時は23人が乗っていたという。

 

同社はコースターの営業を中止し、原因を調べる。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM847H5CM84ULOB00C.html

 

 

 

(2020年8月5日 修正1 ;追記)

 

2020841225分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、事故の前に何度もオーバーランしていた、支配人らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によりますと、ブレーキの部品が摩擦ですり減って利きが悪くなっていたことなどが事故の原因でした。

 

事故の前にも何度もオーバーランが発生していたことから、警察は適切な安全管理を怠ったとして、47歳の支配人と46歳の整備責任者の2人を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d21e60d2e1483747a52280e8d2b6a532c31f9c 

 

 

841150分にNHK神奈川からは、整備責任者はブレーキの利きが悪くなっているとの報告を受けていたが大丈夫だと思って甘んじていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によりますと、ブレーキの部品が摩耗するなどして停止するまでの距離が長くなっていましたが、その後の調べで、事故の前に従業員がブレーキの利きが悪くなっていることに気づき、整備の責任者らに報告していたことがわかったということです。


警察は、こうした状況を把握しながらブレーキの補修を怠るなど、安全管理に問題があったとして、46歳の整備の責任者と47歳のテーマパークの責任者を4日、業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。


調べに対し、いずれも容疑を認め、このうち整備の責任者は「大きな事故が起きていなかったので、大丈夫だと甘んじていた」と話しているということです。


書類送検について、運営する『横浜八景島』は、「今回の事故を重く受け止め、万全の再発防止策を講じたうえで運転を再開しており、今後も引き続き、安全安心の徹底を図ってまいります」とコメントしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20200804/1050011009.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2020781010分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

【路線バスのための信号制御システムとは? どれほどの地域で導入されている?】

 

日本の公共交通機関は、世界中においても時間に正確だといわれています。

 

とくに路線バスの場合は、他車や信号の有無を含める交通状況によって時間が左右されがちですが、比較的に時刻表通りに運行しています。

 

なぜ、路線バスはスムーズな運行が可能なのでしょうか。

 

実は、交通量の多い一部の路線バスには、利便性を高めて利用者を増やすための「PTPS(公共車両運転システム)」が採用されており、大幅な遅れが出ないようにコントロールされています。

 

PTPSとは、バスなどの公共車両が優先的に通行できるよう、バス専用・優先レーンの設置や、違法走行車両への警告、優先信号制御などをおこなうシステムです。  

 

システムの仕組みは、地上設備である光学式車両感知器と、バスに搭載されている専用装置が相互に通信し、「青信号の延長」や「赤信号の短縮」といった、バス優先の信号制御をおこなうものとなっています。  

 

あくまで「交通状況に応じて信号を制御する」システムであるため、常に青信号でバスを通過させるという性質のものではありませんが、交差点での停車時間を短くする効果もあるため、「スムーズな運行」には大きく貢献するシステムです。  

 

現在、PTPSはどれほどのエリアで導入されているのでしょうか。

 

首都圏を中心に路線バスを展開する、小田急バス株式会社の担当者は次のように話します。

 

「現在、東京都では三鷹駅や吉祥寺駅周辺を通っている『新川
 通り』で導入されています。

 

当初は、車載装置は一部の車両にしか搭載されていませんでしたが、2019年にほぼすべての車両に装備が完了しています。

 

導入について、そもそもPTPSは、対応した信号機が無ければ意味がありません。

 

そして、信号機の導入はあくまで行政側が主導なため、我々はシステムに対応した車両を揃えたということになります。  

 

また、今後の導入に関しては、行政側が対応した信号機を導入すれば、検討する可能性はあります。

 

しかし、予算的な問題から、信号ができたからすぐに対応というわけにはいかないでしょう」

 

信号機を管理する警察(交通課職員)はPTPSについて、次のように話します。

 

・・・・・

 

PTPS以外にもある、交通管理システムとは?】

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7341b84872f56ca7a56b968cce38a8f730b43e 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2020782134分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日朝、岐阜市の市道で道路に埋められた貯留槽の重さ2トンもある巨大なふたが外れて走行中の車が乗り上げる事故があり、車に乗っていた1人が病院で手当てを受けました。

 

市は、大雨が影響した可能性もあるとみて、詳しい原因を調べています。

 

岐阜市によりますと、8日午前640分ごろ、岐阜市松ケ枝町の市道で、雨水をためるために道路に埋められている貯留槽のふたが外れ、走行中の車が乗り上げたということです。

ふたは縦1.2メートル、横2.4メートル、厚さが26センチある鉄筋コンクリート製で、重さはおよそ2トンあり、車に乗っていた3人のうち1人が病院で手当てを受けましたが、命に別状はないということです。

事故当時、岐阜市には1時間に30ミリを超える激しい雨が降っていて、市はこの雨が影響した可能性もあるとみて、貯留槽のふたが外れた原因を詳しく調べることにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200708/k10012505271000.html

 

 

7977分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前6時半過ぎ、岐阜市松ケ枝町の市道で「車で走っていたら何かに乗り上げて車が破損した」などと警察に通報がありました。  

 

市の職員が確認したところ、道路の下に設置された貯留槽の床版が壊れ道路上にとび出ていて、それに乗用車が乗り上げたということで、車に乗っていた3人のうち1人がけがをしました。

 

岐阜市は、大雨で貯留槽にためた雨水がいっぱいになり、壊れた可能性もあるとして調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d15828d696cd0ed4ca5c677c18b87b8cfec6416c 

 

 

791624分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、はしごのようなものが飛び出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前640分ごろ、岐阜市の金華山近くを走る車のドライブレコーダーがとらえた映像には、車の下から突然白い水しぶきが上がる様子が記録されていました。

 

あまりの水圧に車が大きく持ち上げられ、地面からは、はしごのようなものが飛び出す様子も。

 

車の前方が大きく変形しているのもわかります。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9e4b56be82c736fa236f11a585da18e5a85ad74 

 

 

792251分にNHK NEWS WEBからは、槽内の空気が圧縮されて圧力が高くなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市によりますと、この貯留槽は平成26年に浸水被害を防止するために地下7メートルの深さに整備されたもので、25メートルのプールおよそ20杯分にあたる6200立方メートルの雨水をためられるということです。

市のこれまでの調査で、大量の雨水が短時間に貯留槽に流れ込み、貯留槽の中にあった空気が圧縮されて、貯留槽内の気圧が極めて高くなり、およそ2トンのふたを一気に押し上げたとみられるということです。

事故当時、岐阜市では1時間に36ミリの激しい雨が降っていて、市は、貯留槽に流れ込んだ雨水の量やスピードなどをさらに詳しく調べるとともに、構造に問題がないかや再発防止策などについて検討することにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200709/k10012507221000.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下は、CBCテレビ映像の1コマ。

 事故直後の様子が映っている。

 

 

 

〇事故発生時の後続車ドラレコ映像が「かいと」さんのツイッターから公開されている。

以下は、当該映像の4コマ。

3コマ目では、飛び出してきたアルミハシゴのようなものに車が突き上げられている様子が、4コマ目では、そのハシゴが車の左後方に落下している様子が映っている。
タイミングから考えると、そのハシゴ、昇降口に立てかけられていたものかもしれない。

 





 

 
 
 https://twitter.com/GD104_No11/status/1280881426561265665?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1280881426561265665%7Ctwgr%5E&ref_url=https%3A%2F%2Fniconews55.com%2Fgouuholljiko

 

〇大雨時に水圧でマンホールの蓋が外れたという事例はたまに聞くことがあるが、このように大きな蓋が外れた事例は珍しい。

 

以下はマンホールの蓋が外れた1例。

201394日掲載

2013830日 福岡市の市道で夜間歩行中、大雨で蓋が外れていたマンホールに腰まで落ちてけが、冠水はしていなかった

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3201/

 

 


(2020年7月19日 修正1 ;追記)

 

20207181319分にNHK岐阜からは、当時の雨量は想定の1.5倍だった、蓋は金属製の網目タイプに変更するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日、現場でふたを取り替える工事が今後11日間の日程で始まり、作業員たちが測量をした後、専用のカッターを使ってアスファルトに切れ目を入れるなどしていました。


市によりますと、事故が起きる直前の7月8日午前6時半から40分の10分間に降った雨の量は24.5ミリで、貯留槽を整備した際に想定していた雨量の約1.5倍にあたることから、市は想定を超える量の雨が大量に流れ込み、貯留槽の内部の圧力が異常に高まったことが事故の原因と見ています。


今回の工事ではコンクリート製だったふたを網目状の金属製のものに取り替えることにしていて、市は、空気が外に抜けやすくすることで、再発を防ぐことにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20200718/3080004293.html

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]


月日は流れ、あの事故から48年が経過した。


当時の関係者の、おそらくは全員が会社を去り、鬼籍に入った人も、ブログ者が知る限り3人いる。

 

そのような現状、事故のきっかけとなったバルブ誤操作のいきさつ・・・こんな些細なことから、あのような大事故が起きてしまったと書き残しておくことが、産業安全をテーマにブログを書いているブログ者にとって残された最後の課題ではないのか?

 

ここ数年、そのようなことを考えるようになっていた。

 

 

そして、事故発生50年の節目にあたる再来年あたりにでも本ブログに書いてみるか・・・現在、当該装置を運転している見知らぬ後輩たちにも伝承しておいたほうがよいかもしれないし・・・・。

そのようにも思い始めていた。

 

 

そういった状況下、今回の新型コロナ騒動。

 

外出を自粛しているとはいえ、ブログ者もいつ感染するかわからない。

とすれば、ブログに書くなら、今がその時か・・・。

 

とまあ、そのような考えに至ったので、節目の年ではないが、ブログ者が記憶している範囲のことを、本ブログに掲載することにした。

(一部、記憶違いがあるかもしれないが)

 

 〇一度で覚えられないようなことならメモしておく、あるいは
 先輩の模範作業をただ見ているだけでなく自分で実際に作業
 して身体に覚え込ませておけばいいものを、それをしなかっ
 た、仕事に対する真摯な姿勢の欠如。


〇どうせ分からなくても、その時は他人に聞けばいいやという
 考えの甘さ。

〇あるいはまた、通常作業時の何気ない一言。


〇プライドが邪魔をして、知らないことを知らないと言えない
  こと。


〇そして、自分でもなぜそうしたか分からない一瞬の魔。

 

そういった、日ごろ作業していて遭遇するかもしれない些細な場面が、場合によっては大事故につながることがある。

 

その一つの事例として知っておいていただければ幸いである。

 

 

【第2エチレン装置の運転体制】

 

コンビナートの装置ゆえ24時間稼働。

4直3交替制をとっていた。

 

直の編成は、たしか直長1名、直長補佐1名、計器室から遠隔操作するボードマン2名、現場作業全般を見る担当者ならびに見習い者を含めた現場担当者が計8名、それに定員外の新入社員を加えた13名だった。

 

 

【ブログ者の経歴】

 

ブログ者は前年4月の入社後、半年間、研究所で実習教育を受け、10月から工場勤務となった。

 

工場では、工場勤務に必要な教育を受けた後、第2エチレン装置に配属され、そこでも教育を受けた後、直勤務となった。

 

直では、先輩社員にくっついて各部門担当者としてのOJT教育を受けた後、一人立ちし、他の部門を経て分解炉部門を担当したばかりだった。

 

 

【バルブ誤操作に至る経緯】

 

当日は16時から24時までの勤務。

 

前述の失敗100選記載内容から逆算すると、18時半ごろだっただろうか、ブログ者はボードマンから、分解炉チューブのデコーキングのため空気配管のバルブを切り替えるよう、指示を受けた。 

※デコーキングとは

分解炉のチューブ内にはコークスが付着する。

そのため定期的に、何カ所かのバルブを切り替えた上でチューブ内に空気を送り、コークスを燃焼除去している。

 

この空気配管バルブ切り替え操作は過去に1度、先輩につれられて実施したことがあるが、その時は先輩が操作するのを見ていただけで、実際に自分で操作はしなかった。

一人でやるのは初めてで、ちょっと自信がない。

 

そこで、他の部門を担当していた先輩のIM氏に助成をお願いした。

というのは、この先輩とは何故かウマが合い、なんでもザックバランに話せる間柄だったからだ。

 

お願いした際にIM氏が放った言葉。

たしか、こんな感じだった。

「ワシも、あまりやったことがないんじゃ」

 

それに対しブログ者、たしか「またまたー、先輩がやってないことはないでしょう・・・」的なことを言った覚えがある。

 

今、思えば、この何気ない一言が、全ての始まりだった。

 

若干、気の弱いところもあったIM氏、先輩のメンツにかけて、それ以上、できないとは言えなかったのかもしれない。

後日、英会話の教材を持っているのに、また別の教材を買わされたりしていたことだし・・・。

 

その後のやりとりは覚えていないが、結局、2人してバルブ切り替えに行った。

 

切り替えバルブは、地上5~6m?の配管ラック上にある。

バルブ操作は、またしても自分でやらず、IM氏にお任せだ。

 

IM氏、1つバルブを開けた後、離れた位置にあった、もう1つのバルブを閉めにかかる。

 

その際、ブログ者は何か違和感。

以前、別の先輩が操作していたバルブと、なにか違う場所のような気がしたのだ。

 

そこで、「そのバルブは違うのでは?」的なことを言うと、IM氏からは「これでええんじゃあ」的な、そんな返事が返ってきた。

 

当該バルブ閉止で一連のバルブ操作を終え、2人してラックを降り、復命のため計器室に戻っていくと、大変なことになっていた。

 

 

(次回は7月21日 予定)

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]