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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20203111846分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午前11時55分ごろ、横須賀市鴨居3丁目のパート従業員の女性(51)方で、屋根から火と煙が出ていると近隣住民の男性から119番通報があった。

浦賀署によると、木造2階建て住宅の屋根に設置された太陽光パネルの一部などが焼けた。

けが人はなかった。

 

署はパネルの配線から出火したとみて、原因を調べている。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-296014.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

住宅屋根に設置された太陽光パネルの火災事故については、本ブログでも以下の解説記事を紹介している。

 

201924日掲載

2019129日報道 住宅用の太陽光発電システムで発火などのトラブルが10年で127件発生、うち屋根との間に不燃材のないタイプ7件は屋根側にも延焼、消費者事故調は国に対応を要請した』

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9312/

 

 

今回の事例を機に調べ直したところ、以下の情報も見つかったので、併せて紹介する。

 

2019222日 NHK ; 図解付き

 

1月末、「消費者事故調」が、家庭用の太陽光発電システムで火災などが度々起きていることを公表した。

 


報告されたケースの1つです。

千葉県の住宅で住んでいる方が洗濯物を取り込もうとベランダに出たところ、異臭がしてパチパチ音がしたそうです。

軒先から煙が出ていて、119番通報しました。

消防の調べなどによると、太陽光パネルにつながる配線が過熱して出火したと見られ、パネルだけでなく、屋根や屋根裏まで延焼していました。

 

▼なぜこうした火災が起きる?

 

太陽光発電は、太陽の光のエネルギーが半導体のパネルに当たることで電気に変換されて電流が流れる仕組みですが、製造・施工の際に問題があったり、経年劣化が進んで接触不良など電気の流れが悪くなると、そこから発熱するといったことが考えられます。


住宅用太陽光発電は今や200万世帯以上に普及していますが、消費者事故調は、このうちおよそ10万世帯を占めるあるタイプでリスクが高いと指摘しています。

▼どういうタイプにリスクがある? 

 


太陽光パネルは大きく分けて、最初から屋根と一体で作られているような「屋根一体型」と、家を建てた後で屋根の上に置く「屋根置き型」があります。

 

「一体型」の中には、さらに3種類程あって、その1つの「鋼板等なし型」と呼ばれるタイプがリスクが高いと見られました。

 

見た目では、一体型か屋根置き型か、ぐらいしかわかりませんが、この「鋼板等なし型」は住宅用太陽光全体の4.5%にあたり、およそ10万棟あります。


実際に火災などを起こしているのは、ほんの一部なので、過剰に怖がる必要はありませんが、万が一にも火災が起きたら大変ですので、そうしたリスクについて知っておいてほしいと思います。

▼火災はどれぐらい起きている?

 

火災までは至らなかったものを含めて、火や煙が出たという報告は、平成29年までの9年間で全国で127件ありました。

 

そのうち、調査の結果、屋根などにまで延焼が広がっていたケースは7件あり、この7件は全て「鋼板等なし型」でした。

 

これは鋼板、つまり不燃性の材料が間に挟まれておらず、しかも屋根と一体で近接しているため、パネルなどから発火した際に木造の屋根板まで火が燃え広がりやすいことが考えられます。

 

そこで、このタイプについて、消費者事故調の報告書では国に対応を求めています。

▼どんな対応が求められている?

 

まず経済産業省に対し、メーカーを通じて鋼板等なし型の所有者(住民・消費者)に、他のタイプへの変更を促す、それが難しい場合は、保証期間を過ぎているものは応急点検を促すよう求めています。


また消費者庁には、消費者にこうしたリスク情報などを提供するよう求めました。

 

さらに所有者にも、自宅の太陽光パネルが「鋼板等なし型」かどうか確認すべきだとしています。

▼消費者側が自分から何かしなくてはいけない、ということ?

 

これが微妙な所です。

経産省は業界に対し、既に報告書に沿った指導を行っており、メーカーによっては、既にリスクがあるパネルの所有者全てに連絡して点検やパネルの交換を進めている所もあります。

 

そうした連絡が来た人は、それに対応して点検や交換することができます。

 

しかし別のメーカーでは、ホームページに情報を載せだだけで直接連絡はしていないとのことで、対応にばらつきがあります。


ですから、家を建てた際に一体型のパネルを付けたという方や心配な方は、メーカーのホームページを自ら確認したり、販売店の窓口などに問い合わせてみるとよいでしょう。

 

保証書などには「鋼板等なし型」かどうかは、普通、書かれていませんが、型番を言えばどんなタイプかメーカー側ではわかります。

 

▼「鋼板等なし型」でなければ心配ない?

 


他のタイプは、今回の火災リスクに関する応急点検の対象ではありません。

ただし、これとは別点検を行う必要があります。

 

▼全ての太陽光パネルで点検が必要とは?

 

・・・・・


▼点検するにはお金もかかるのでは?

 

・・・・・

 

▼そもそも安全な製品にして欲しい

 

消費者事故調の報告書でも、経産省に対し、メーカーにより安全性の高い製品への切り替えやきちんとしたリスク評価をするなどの対応を求めています。


パリ協定によって一層の温暖化対策も求められる中で、住宅用の太陽光発電は地域分散型の再生エネルギーとして、さらなる普及が期待されます。

 

より安全で安心して使えるよう、国や業界は対策を急いでもらいたいと思います。

 

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/314860.html

 

 

 

 

 

 

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20203102330分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

滋賀県立総合病院(守山市)は10日、2014年に男性患者=当時60代=のがんの疑いを指摘したコンピューター断層撮影(CT)の画像診断報告書を主治医が見落とし、約3年後に患者がぼうこうがんで死亡した、と発表した。

 

同病院では1517年、別の医師による同様のミスがあり、80代だった男性が肝臓がんで死亡した。

 

一山病院長は、今回の見落としが男性患者の体調に悪影響を与えたことを認め、「亡くなられた患者さま、ご遺族に深くおわびする」と謝罪した。


同病院によると、男性患者は14年、循環器内科を受診した。

40代の男性主治医は下肢の動脈硬化を疑い、CT検査を実施。

 

放射線診断医による同報告書には「ぼうこうがんの疑い」と記されていたが、主治医は専門外の部位だったため、確認していなかった。

 

男性は10カ月後、体調不良で泌尿器科を受診し、ぼうこうがんと診断され同病院で治療を続けたが、17年にぼうこうがんで死亡したという。


会見した一山病院長は、「見落としで手術機会を逸した。4例目の見落としで責任を感じている」などと述べた。

 

同病院は、今後、遺族に謝罪するほか、外部団体に診断の遅れが男性患者に与えた影響を調査してもらう。

 

同病院は1517年のミスを踏まえ、同様のミスがないか、141月から1912月の同報告書を調べていた。

 

https://www.47news.jp/localnews/4601103.html

 

 

3102110分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

病院によると、男性は26年に脚の不調で循環器内科を受診し、下半身のCT検査を受けた。

 

この際に、検査を担当した医師ががんの疑いを指摘したが、主治医は脚の結果にだけ注目し、指摘を見落としていた。

 

男性は27年に体調を崩して同病院の泌尿器科にかかり、がんが見つかった。

 

ミスが患者の死亡に結び付いたかどうかについて同病院は、「影響があったと考えているが、(医療事故調査を支援する)外部団体の意見を踏まえて判断したい」とした。

 

同院は昨年10月、男性患者3人のがんの見落としがあったと発表。

 

その後、26~昨年の画像診断報告書を改めて調査し、今回のミスが判明した。

 

https://www.sankei.com/west/news/200310/wst2003100037-n1.html

 

 

3101948分にNHK滋賀からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

この病院では去年10月、男性患者3人についてがんの疑いを指摘したCT検査の結果が医師の間で共有されず、このうち80代の患者1人ががんで死亡していたことがわかっていて、病院側が去年までの6年間に行った画像診断あわせて22万7000件余りについてチェックをした結果、今回のミスがわかったということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20200310/2060004382.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇CT検査結果に書かれていた所見を主治医が見落とした結果、患者に影響が及んだ事例は、本ブログでも過去に何例か紹介している。

 

〇以下は、昨年の見落とし事例発覚時の報道。

担当医は専門分野の所見にのみ注意を向けていた、ということかもしれない。

 

20191022149分 時事ドットコム)

 

滋賀県立総合病院(守山市)は2日、画像診断書に「肝臓がんの疑い」と記載があったのに主治医が見落とし、手術をしなかったため、80代男性患者が死亡したと発表した。

 

50代と70代の男性患者についても見落としがあったという。


同病院によると、80代男性は2015年9月に泌尿器科を受診し、冠動脈コンピューター断層撮影(CT)検査を受けた。

 

放射線医は画像診断書に「肝臓がんの疑い」と記載したが、主治医は確認せず、手術をしなかった。

 

男性は容体が悪化し18年11月に入院したが、既に手遅れで、19年4月に肝臓がんで死亡した。


主治医は循環器内科医で、病院の調査に「心臓の周りに注意が向いていた」と説明したという。

 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100201199&g=soc

 

 

20191022333分 京都新聞)

 

・・・・・

 

同病院によると、死亡した男性は2015年9月、泌尿器科の術前検査で心電図に異常が見つかり、CT検査を受けた。

 

放射線診断医による画像診断報告書には「肝臓がんの疑いがある」旨が記されていたが、主治医の循環器内科医は見ていなかった。

 

男性が18年に再入院した際に、この報告書の存在が分かったが、肝臓がんは進行しており、この4月に死亡したという。

 

会見した一山病院長は、主治医が報告書を見なかった理由は、専門外の部位の異常への注意を怠ったためなどとし、「見落としで手術機会を逸したのは重大なミス。15年のCT検査直後に腫瘍を切除していれば、亡くなることはなかったかもしれない」などと述べた。

男性の遺族には経緯を説明した上で謝罪した。

 

また、15年と17年、50代男性と70代男性の画像診断報告書に、それぞれがんの疑いが記載されていたにも関わらず、血液・腫瘍内科医や整形外科医が失念したり、見落としたりし、詳しい検査をしなかったという。

 

2人は現在、同病院で治療中で、一山病院長は「患者さまについては治療に万全を尽くす」とした。

 

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/29325

 

 

 

 

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20203101915分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

熊本県が南阿蘇村に完成した治山ダムで、請け負った天草市の業者の工事に不備が見つかり、県が補修を指示しました。

施工の不備が見つかったのは、県がおよそ2億5000万円をかけて南阿蘇村に建設した治山ダムです。

ダムは、鉄板を何枚も貼り合わせて直径12メートルの円柱を5本つくり地中に埋め込んで、大雨の際に大きな岩や木が下流に流れないようにするもので、去年3月に完成しました。

その後、匿名の複数の通報が県に寄せられ、県が調査をした結果、鉄板の長さが設計よりも2メートルほど短かったり、亀裂が入っていたりしたものが複数見つかり、その後の調査で、ダムの構造に影響を及ぼすおそれがあることがわかりました。

このため県は、10日までに、工事を行った天草市有明町のY組に対し、補修工事をするよう指示しました。

補修工事の費用およそ1000万円は業者の負担とし、調査の費用およそ900万円も請求するほか、何らかの処分を検討しています。

県の聞き取りに対し、業者は「地中に石や岩盤があり、工期に間に合わせるため、鉄板を切断した」などと説明しているということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20200310/5000007672.html

 

 

3101859分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

熊本県が発注した南阿蘇村の治山ダムの工事で契約と異なる工事が行われていた問題で、県は、ダムの構造に影響を及ぼす恐れがあるとして、工事業者に補修工事を命じた。


問題となっている南阿蘇村の治山ダムは、熊本地震の土砂崩れなどで荒れた森林の再生を目的に、県が県内の建設会社に2億5000万円で発注し、去年3月に完成した。

 

しかし、完成後、工事関係者から県に、『ダムに使われた鋼鉄製の矢板の一部が設計よりも短く切られた』との情報が寄せられた。

 

県では、これまで現地を掘り起こすなどして事実確認や原因の調査を進めた結果、工事の事前調査で分からなかった大きな石が見つかり、石を避けるために鋼鉄製の矢板の一部を切断したことが分かった。

 

また、矢板の継ぎ目を適切に継いでいなかったこと、さらに、矢板の打ち込み不足があったことが分かった。

 

また県では、この業者について『故意または重大な過失があった』として、ダムの補修工事の後に、対応を考えたいとしている。

 

http://www.news24.jp/nnn/news86816329.html

 

 

3101912分にYAHOOニュース(熊本放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

熊本地震の復旧事業として県が発注したダムで不適切な工事です。

県は業者に追加の補修工事を指示しました。

「ダムの構造に影響を及ぼす恐れがあることから、補修工事が必要であると判断しました」(県の会見)

県によりますと、不適切な工事が行われていたのは、熊本地震関連の工事として南阿蘇村中松で整備が進む治山ダムです。

外部からの情報を受けて県が去年10月、工事を行った業者に掘削調査をさせたところ、地中に打ち込まれた矢板13本が設計より短く切断されていました。

その後、専門家を交えて検討した結果、設計通りの安定性が確保されておらず、補修工事が必要と判断しました。

業者は切断した理由を「固い岩盤などに当たったため」と説明しているということです。


県は業者に対し、補修工事を5月14日までに終えるよう指示するとともに、「故意または重大な過失として」処分を検討することにしています。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000006-rkkv-l43

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、日テレNEWS24映像の4コマ。

上から2番目のコマは、矢板?を溶断している人物がボヤケ状態になっていることから考えると、実際の切断時の様子なのかもしれない。

 







 

 

 

 

 

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2020310日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事が模擬ホームの写真付きでネット配信されていた。

 

視覚障害者が駅のホームから転落する事故が跡を絶たない。

国土交通省によると、2010~17年度に605件に上った。

 

転落した経験のある視覚障害者に1980年代から聞き取り調査して、分析結果を公開している人間工学専攻の大倉元宏・成蹊大名誉教授(67)は、視覚障害者のためにホーム上に進路を示すマーカーの設置などを提言している。

 

 

――2019年10月に京成立石駅、20年1月にはJR日暮里駅と、視覚障害者の転落死亡事故が相次ぎました。

何が問題でしょうか。

 

◆事故の原因を徹底的に究明せず、再発防止に生かしてこなかった
  ことだ。

警察は事件性がなければ、「なぜ落ちたか」はあまり追及しない。

視覚障害者団体などは事故のたびにホームドアの早期設置や駅員の声掛けなどを求めるが、取り組みはそこで終わってしまう。

国や第三者機関がなぜ落ちたのかを調べ、公表することが必要だ。

 

――大倉先生が調査・作成している事故原因データベースは、その先駆けですね。

 

◆国がやらないからやっています。

1980年代から今まで、ホームから転落した視覚障害者に状況を聞き取り、詳細を記録、公開している(https://omresearch.jp/fall/browse/)。

基本的に、視覚障害者が聞き取りを拒んだ場合や、亡くなった事故は聞き取りができないので載せていない。

パラリンピックを前に、去年の9月から英語でも読めるようにした。

視覚障害者は、さまざまな事故データを読むことで同じ目に遭わないでほしい。

見えている人も原因を知り、駅で視覚障害者を見かけたら積極的に支援をして。

 

――事故原因はどのようなものが多いのでしょうか。

 

◆25件しか集まっていないので一般化できないが、多くはホームの両端を列車が通る「島式」で起きている。

白杖(はくじょう)を使う視覚障害者の大きな特徴は真っすぐ歩けないこと。

いつのまにか横にそれ、ホームの端に寄ってしまう。

混雑した駅では白杖が人に当たりやすいので左右に振れず、杖を時々路面に触れるだけの人も多い。

そんな時に杖が点字ブロックを飛び越え、ブロックやホーム端を検知できないと落ちることがある。

 

――どうすればよいでしょうか。

 

◆ホームドア設置が一番良い。

だが、全駅設置はなかなか進まず、まずはできる対策をするしかない。

視覚障害者が白杖でたどりながらホームを階段や改札まで進むためのガイドとなる「触覚マーカー」をホーム中央に設置するのが有効だ。

ホーム端の点字ブロックに沿って歩くと、ブロック上にスーツケースなどがあった時、避けようとして転落することがあるからだ。

実際、大学内に設置した模擬ホームで実験をした際、触覚マーカーがある方が安定して歩くことができた。

警告用点字ブロックを隙間(すきま)なくホームの端まで敷き詰めるのも一つの手だ。

白杖や足で線路の近くにいることを認知しやすくなるし、比較的安価で設置できる。

 

――ソフト面の取り組みはなんですか。

 

◆駅員に手助けをお願いしても時間がかかることがあり、「急いでいると頼まない」という視覚障害者もいる。

駅員の数を増やすのが難しければ、駅にボランティアを配置することも一つだ。

視覚障害者自身も歩行訓練を受け、白杖をなるべく地面から離さず使用することが大事だ。

私は、師事していた視覚障害者の先生と転落事故の研究をしていたが、その先生も転落死した。

未然防止には強い思い入れがある。

少しでも事故がなくなるよう、それぞれができることをすべきだ。

 

https://mainichi.jp/articles/20200310/ddl/k13/040/007000c 

 

 

 

 

 

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2020312日付で伊勢新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

三重県内で10日深夜、空が赤色に見える現象があった。

記者が目撃し、インターネット上でも同様の投稿があった。

 

気象台は「地上の光が上空で反射したのでは」とみているが、詳しい理由は分かっていない。

 

記者は同日午後11時ごろから約3時間にわたり、南側の夜空が赤色になっているのを津市内から目撃した。

短文投稿サイト「ツイッター」でも、同じ時間帯に県内の空が赤く見えたとの投稿があった。

 

津地方気象台によると、10日の県内は雨で、午後から濃霧注意報が出ていた。

気象台の担当者は、「雨上がりの湿った空気に町の光が反射したことで、そのように見えたのではないだろうか」と話していた。

 

https://www.isenp.co.jp/2020/03/12/42840/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ネットで調べたところ、空が異様に赤くなる現象は、過去にも起きていたようだ。

 

最近の例では2018年6月と7月。

6月は夕ぐれ直後。
場所は不明だが、東京の日没時間に触れていたので関東かも。

7月は夕焼け時。
場所は関西や北陸の一部。

 

また、地震と関連付けた投稿もあった。

 

 

 

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20203101923分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前11時20分ごろ、金山町本名のJR只見線の復旧工事現場で、北塩原村の会社員、佐藤さん(男性、69歳)が、のり面から落ちてきた岩の下敷きになりました。
佐藤さんは、会津若松市の病院に搬送されましたが、死亡しました。


現場では、9年前の豪雨の影響で崩落した只見線の「第6只見川橋梁」を架け直す作業が進められていました。


JRによりますと、佐藤さんは鉄製のパイプを組んで作った、高さおよそ20メートルの足場の上で、山の斜面をけずる作業をしていたということです。
現場には数人の作業員がいましたが、ほかにけが人はいませんでした。


警察は、岩が落ちた原因や安全管理の状況などを調べています。


JR只見線は、会津川口駅と只見駅の間の27.6キロで不通となっていて、復旧工事は、令和3年度中にも完了する予定になっています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200310/6050009270.html

 

 

3101847分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR線の復旧工事で山の斜面が崩れ、下敷きになった作業員の男性が死亡しました。

事故があったのは、福島県金山町のJR只見線の工事現場で、10日午前11時ごろ、山の斜面を重機で掘る作業中に約1メートル四方にわたって岩盤が崩れました。

 

この事故で佐藤さん(69)が崩れてきた岩盤の下敷きになり、死亡しました。

 

現場では、2011年の新潟・福島豪雨で流された只見線の橋の架け替え工事が行われていました。

 

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000178586.html

 

 

3101934分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警と消防によると、工事で掘削した山肌の一部に亀裂が生じて岩盤が崩れ、近くで作業していた佐藤さんが下敷きになった。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200310/afr2003100040-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、テレビ朝日映像の3コマ。

 





 

 

 

 

 

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202039110分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

座間市に住む住民有志2人が、地域の樹木に木材腐朽菌と呼ばれる「キノコ」によって倒木する危険性がないかを独自に調査している。

 

4年ほど前に巨木が前触れもなく倒れ、木材腐朽の危険性を目の当たりにしたのを契機に調査を開始。


これまでに約600本を調べ、うち約15%で腐朽を確認し、管理する県や市に伐採を要請した。

 

2人は、「樹木を『街角の凶器』にしないために、住民にも関心を持ってほしい」と話している。

調査しているのは小林覚さん(72)=同市入谷西=と岡臣一さん(75)=同市入谷東。

2015年9月。小林さんの自宅近くの市道沿いで、直径約1メートルの樹木が倒れ、駐車されていた車両2台を押しつぶした。

 

周辺には小学校や高校があり、小林さんは、「児童や生徒ら通行人が巻き込まれていたら大惨事になっていた」と回顧。

「青々とした巨木が風も吹いていないのになぜ倒れたのか、不思議に思って調べ始めた」という。

倒れたケヤキを観察したところ、根元にベッコウタケが生えていた。

小林さんは、切断された根の部分から菌が侵入し、内部が腐朽して強度を失ったためと原因を推定した。

 

その後、市の生涯学習講座「あすなろ大学」で岡さんと知り合い、一緒に調査することに。

対象を市内の街路樹や公園の樹木に広げた。

2人は、根元付近にベッコウタケなどのキノコ類が生えているかを手掛かりに、腐朽や空洞が見られる箇所に細い鉄の棒を差し込んで内部の状態を探る独自手法を確立。

 

切り口に保護剤を塗布する予防策を紹介するほか、倒木する危険度を簡易判定する計算式も考案した。

今年2月には「あすなろ大学展」で調査結果を発表。

これまでに613本を調べ、94本で木材腐朽菌が発生していることを確認。

うち24本は倒木の危険性があると判断し、県や市に伐採してもらった。

ただ、危険な樹木が管理者不明の民有地に残っているという。

小林さんは、「近年、台風が大型化し、市内でも倒木被害が目立つようになった。1960~70年代に多く植栽された街路樹は寿命期を迎えている」と指摘。

 

一方、市道路課は、「街路樹の適正な維持管理に努めているが、予算や人手の制約もあり、十分に対応できているとまでは言えない」と説明。

「住民からの指摘には、専門家に見てもらい、危険性を判断している」としている。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-292869.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

樹木が強風などで倒れ、あるいは枝が落ちてきて通行人が死傷したりした事故は、本ブログで多数紹介している。

 

 

 

 

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2020381049分に琉球放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

豊見城市の鉄工所で7日、溶接作業をしていた男性が鉄骨の下敷きになり、間もなく死亡しました。

 

警察によると、7日午前11時ごろ、豊見城市伊良波にある鉄工所の敷地内で鉄骨の溶接作業をしていた男性が何らかの原因で鉄骨とともに作業台から落下し、鉄骨の下敷きになりました。


男性は心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。
死亡したのは那覇市小禄に住むこの鉄工所の従業員、仲村さん(男性、35歳)です。


敷地内で別の作業をしていた同僚が大きな音を聞いて確認したところ、仲村さんが鉄骨の下敷きになっていたということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。

 

https://www.rbc.co.jp/news_rbc/%E8%B1%8A%E8%A6%8B%E5%9F%8E%E3%80%80%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E4%B8%AD%E3%81%AB%E9%89%84%E9%AA%A8%E3%81%AE%E4%B8%8B%E6%95%B7%E3%81%8D%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E6%AD%BB%E4%BA%A1/

 

 

 

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2020371250分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前6時45分ごろ、兵庫県伊丹市の製薬会社「N化学工業」から「従業員が作業中に右腕をけがした」と119番があった。


社員の30代男性が右腕を機械に巻き込まれて切断する重傷を負った。

 

伊丹署などによると、男性は当時、ほかの従業員と2人で板状の薬をベルトコンベヤーで運び、ローラーで粉末状に砕く作業を担当。


もう1人が離れている間に、右腕がローラーに巻き込まれたという。

 

同署が原因を調べる。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202003/0013174214.shtml

 

 

 

 

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202036140分に産経新聞westから、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

中国に生息する毒ヘビ「ヤマカガシ」の仲間は、陸生ホタルを食べて天敵から身を守るための毒を蓄えることを京都大などの研究グループが発見し、米科学アカデミー紀要の電子版に発表した。

 

日本のヤマカガシはヒキガエルを食べて毒を獲得しており、かけ離れた食性で同類の毒性を獲得していることを明らかにした画期的な発見だという。

 

 

【日本ではヒキガエル】

 

ヤマカガシの仲間は、獲物を捕まえるために牙から出す毒を持ち、自らの身を守る際は首の皮膚の下にある器官から毒を出す。

 

牙から出す毒は体内で生成するが、防御用の毒は捕食で取り入れており、日本のヤマカガシは毒を持つヒキガエルを食べることで体内に蓄積している。

 

一方、中国南西部に分布し、ヤマカガシよりあとに進化したイツウロコヤマカガシなど3種は、カエルを食べないのに同類の毒を持っており、どのように獲得するかは分かっていなかった。

 

研究グループは、野生のイツウロコヤマカガシの毒の成分を分析した結果、化学物質が中国にも生息する陸生ホタルの一種が持つ毒の成分と一致することが判明。

 

胃の中からはこのホタルの幼虫を食べた跡も見つかり、飼育されているイツウロコヤマカガシに同じ幼虫を与えると捕食したが、毒の成分を持たないホタルの幼虫は与えても食べなかったという。

 

研究グループの森哲・京大准教授(動物行動学)は、「進化の過程で食性が変化したにも関わらず、異なるエサから同様の毒の成分を摂取していたことは興味深い」と話している。

 

https://www.sankei.com/west/news/200306/wst2003060018-n1.html 

 

 

 

 

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2020371957分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同僚の男性の体内にエアコンプレッサーで空気を注入して重傷を負わせたとして、茨城県警神栖署は7日、鹿嶋市宮中の会社員、高橋容疑者(男性、41歳)を傷害の疑いで逮捕し、発表した。

容疑を認めているという。

 

署によると、高橋容疑者は6日午後2時ごろ、神栖市内の勤務先で、同僚の派遣社員の男性(32=同市=に対して、ズボンの上から肛門(こうもん)付近に業務用のエアコンプレッサーのホースの先端を押しつけて、ホースから空気を注入する暴行を加えたという。

 

男性はその場に倒れ込み、高橋容疑者が119番通報した。

男性は病院に搬送され、重傷で入院中という。

 

周囲にはほかの同僚もいたとみられ、署が経緯などを調べている。

 

https://www.asahi.com/articles/ASN376JRDN37UJHB001.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

今回事例のいきさつは不明だが、本ブログでは過去に何件か、肛門からエアガンで空気を注入された死傷事故を紹介しており、その全てが悪ふざけ中の事故だった。

 

 

 

 

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2020351740分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

昨年7月に琵琶湖で水上バイクにけん引されたトーイングチューブから男性(56)が落下して死亡した事故で、滋賀県警捜査1課などは5日、業務上過失致死の疑いで、水上バイクを運転していた堺市の会社社長の男(52)を逮捕した。

 

逮捕容疑は、昨年723日午後140分ごろ、大津市北小松沖の琵琶湖で、救命胴衣を着けさせずに、男性の乗ったトーイングチューブをけん引。 

男性が湖に転落したにもかかわらず、救助せず溺死させた疑い。


トーイングチューブは水上バイクで引っ張って遊ぶ浮体で、人が乗ることができ、マリンスポーツとして近年、人気がある。

 

県警によると、男は男性の落下には気づいたが、水上バイクの運転を続け、10分後にマリーナ関係者が浮いている男性を発見するまで救護しなかった、という。

 

https://www.47news.jp/localnews/4584718.html

 

 

351650分に京都新聞からは、写真と図解付きで下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。

 

トーイングチューブとは、水上バイクなどでえい航して遊ぶ円形の浮体(浮き輪)。

 

運輸安全委員会によると、「バナナボート」、「トーイングチューブ」などの浮体を水上バイクがえい航中の事故で、10年間で100人以上が死傷。

 

2016年には木曽川で、水上バイクで4人が乗った浮体を引っ張り走行中、浮体が他の水上バイクに衝突、子どもら2人が死亡する事故もあった。

 

運輸安全委は昨年春、ロープ長さ20メートルのロープで実験したところ、浮体の速度が水上オートバイの約1.7倍になり、横転し落水するケースがあると報告。

 

えい航中の事故が急増しているとして、ロープの長さや浮体の大きさを考慮し、旋回や波を越えるときは、十分に減速するよう注意喚起している。

 

https://this.kiji.is/608195213166478433?c=39546741839462401 

 

 

 

 

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20203540分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「禁煙」の映画館も、喫煙者らの服や体について持ち込まれた有害物質で充満している――。

 

米独の研究グループが、そんな調査結果を公表した。

たばこ10本分の受動喫煙に相当する濃度の有害物質もあったという。

 

たばこ由来のニコチンや有害物質は、喫煙者の髪の毛や衣類、部屋の壁やカーペットに残る。

 

それらが蒸発したり舞い上がったりしたものを吸い込むことを「三次喫煙(サード・ハンド・スモーク)」といい、研究が進んでいる。

 

グループは、ドイツの映画館の1室(1300立方メートル)で20171月、室内の空気を分析した。

 

24時間連続で週末の計4日間、有機物質35種類の濃度を測定。

すると、観客が入場する度に、アセトニトリルやアルデヒドなど有害物質の濃度が急上昇していた。

 

検出された有害物質の濃度を受動喫煙(二次喫煙)の濃度に置き換えると、ホルミアルデヒドであれば、たばこ1本分、ナフタレンは10本分に相当していた。

 

上映された映画は145本。

観客は1本あたり約30人~220人だった。

換気システムはあるが、大人の割合が高い夜の映画で、特に濃度が高かった。

 

大気汚染の研究をする聖路加国際大学大学院の大西一成准教授(環境保健)は、「完全禁煙の空間であっても、有害物質が2次喫煙と同等レベルの濃度まで上がり、3次喫煙が起こりうると示された。禁煙の場所も、これまで以上に、換気設備について考えていかなければならない」と話す。

 

成果は5日、米科学誌サイエンス・アドバンシズに掲載された。

論文はhttps://advances.sciencemag.org/content/6/10/eaay4109別ウインドウで開きますで読むことができる。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASN347K21N34ULBJ018.html?pn=5

 

 

 

 

 

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2020352226分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後3時20分ごろ、静岡県伊東市八幡野の海岸で、ロッククライミングをしていた神奈川県横須賀市のロッククライミングインストラクター、杉野さん(男性、55歳)が約5メートル下の岩場に転落した。

 

杉野さんは約3時間後に崖の上まで引き上げられたが、その場で死亡が確認された。

 

下田海上保安部によると、杉野さんは正午ごろから、同行の女性とロッククライミングをしていた。

事故当時は杉野さんが単独で、命綱を着用せずに登っていた。

女性が110番通報した。

 

当時、伊東市には強風注意報が出ており、風にあおられた可能性もあるとみて、同保安部が状況を調べている。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200305/afr2003050040-n1.html

 

 

 

 

 

 

 

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2020342036分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午後145分ごろ、滋賀県甲賀市甲賀町神のOY工業神工場で「作業員がやけどをした」と119番があった。

 

男性作業員(39)が顔にやけどを負い、病院に運ばれたが、命に別条はないという。

 

甲賀広域行政組合消防本部や同社によると、3階建て工場の2階部分で作業員が反応がまを洗浄しようとしていたところ、原料投入部分から突然、火が上がった。

 

かまの焼損や建物への延焼はなかった、という。

 

https://this.kiji.is/607900819551339617?c=39546741839462401

 

 

 

 

キーワード ; 静電気?

 

 

 

 

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2020341945分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前9時すぎ、桑名市志知の新名神高速道路の下り線ののり面で、重機に取り付けられていた約1トンの重さのドリルが外れ、近くで作業をしていた静岡市駿河区の建設業・森さん(男性、27歳)がドリルの下敷きになりました。


森さんは病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて、約1時間後に死亡が確認されました。


警察によりますと、現場では当時、5日から始まる予定ののり面の補強工事に向けた準備作業が行われていたということです。


警察は、重機からドリルが外れた原因や事故の状況を詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20200304/3070002999.html

 

 

 

 

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20171228日に掲載した第2報がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第3報修正5として掲載します。

第2報は下記参照。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7901/

 

 

(2020年3月4日 修正5 ;追記)

 

2020331757分に朝日新聞からは、元受け会社の部長にも有罪判決がおりたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

業務上過失致死罪で在宅起訴された現場監督の元請け会社部長・田代被告(55)の判決が3日、東京地裁であった。

 

西野吾一裁判長は「危険を予見できた」と述べ、禁錮14カ月執行猶予4年(求刑禁錮16カ月)を言い渡した。

田代部長は無罪を主張していた。

 

判決は、作業員が資材を地上に下ろす際、筋交いに資材をぶつけた衝撃で鉄パイプが外れ、落下物を受け止める防護板が撤去された部分をすり抜けたと指摘。

 

田代部長は外壁工事の経験が豊富で事故を予想できたとしたうえで、作業員が鉄パイプの固定を怠っていたのに点検させず、警備員に通行止めを指示しなかった過失があると認定した。

 

この事故では、作業責任者だった下請け会社の男性も在宅起訴され、禁錮16カ月執行猶予4年の有罪判決が確定している。

 

https://www.asahi.com/articles/ASN335TPHN33UTIL043.html

 

 

331556分に産経新聞からは、執行猶予がついた理由に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

田代被告の弁護側は「事故は予見不可能だった」として無罪を主張したが、西野裁判長は「部材などが落下する可能性があることは予見できた」と認定。

 

「甚だしく危険な解体作業が行われている状況を放置した過失の程度は相当に大きい」としながらも、「非難の全てを被告に負わせるのは酷だ」などとして、実刑は相当ではないと判断した。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200303/afr2003030025-n1.html

 

 

332359分にテレビ朝日からは、工期遅れなどは理由にならないと指摘されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日の判決で東京地裁は「被告は部材等が落下し、歩行者が死傷する危険について予見可能であった」、「工期の遅れや工事費用の増加は危害防止措置を講じない理由にはならない」と指摘しました。

 

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000177919.html

 

 

 

 

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2020331717分にCBC Newsから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

三重県桑名市の鋳物工場で作業をしていた男性が、フォークリフトにはねられ死亡しました。

警察は、フォークリフトを運転していた男性の前方不注意が原因とみて調べています。

 

警察によりますと、事故があったのは、桑名市桑部の鋳物工場H社・桑名事業所で、3日午前6時40分ごろ、工場内で作業していた静岡県湖西市のトラック運転手、筒井さん(男性、52歳)が、フォークリフトにはねられ頭を強く打ち、その場で死亡が確認されました。

 

フォークリフトを運転していたのは工場の出入り業者の56歳の男性で、けがはありませんでした。

 

事故は、トラックに荷物を載せようと男性がフォークリフトを前進させた時に起きましたが、前方の視界は良かったということで、警察は、男性の前方不注意が事故の原因とみて調べています。

 

https://hicbc.com/news/article/?id=0004D2A7

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の1コマ。
トラックの左側にある茶色っぽいのが、事故を起こしたフォークリフトの模様。

 

 

 

 

 

 

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202034823分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午前832分ごろ、埼玉県さいたま市緑区美園4丁目のマンション「S浦和美園」敷地内で、管理人の60代男性から、「深さ3メートルの排水溝で男性が倒れている」と119番があった。

 

駆け付けた救急隊員が地下機械室内を確認したところ、茨城県坂東市沓掛、会社員大川さん(男性、42歳)、東京都江戸川区瑞江2丁目、会社員小倉さん(男性、43歳)が倒れているのを発見。

搬送先の病院で死亡が確認された。

 

浦和東署によると、大川さんら2人は都内の排水設備会社の作業員で、2日午後5時半ごろから、マンションの排水処理槽設備の点検中だった。

目立った外傷はなかった。

 

地下機械室は縦約2.5メートル、横約3メートル、高さ約2.4メートルで、地上からの深さは約1メートル。

 

同室に通じるマンホールのふたは開いており、管理人男性は作業員が戻ってこないことから、3日朝になって様子を見に行くと、地下に1人が倒れているのが見えたという。

 

同署は大川さんらが作業中、何らかの原因で死亡したとみて、死因や詳しい状況を調べる。

 

https://www.47news.jp/localnews/4579656.html

  

 

331721分にNHK埼玉からは、生ごみをためて処理する設備の点検中だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によりますと、このマンションの各部屋の台所には生ごみを細かく刻んで下水に流す装置がついていて、2人は各家庭から出された生ごみをためて処理する設備が壊れたため、2日夕方5時半ごろから点検作業を行っていたということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20200303/1100007800.html

 

 

331742分にテレビ朝日からは、配電盤の修理をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2人は2日夕方から機械室で配電盤の修理をしていて、朝になっても出てこなかったため管理人が通報し、消防が2人を発見しました。

 

2人は2日午後8時ごろに勤務先と連絡を取っていることから、警察は、その後に2人が何らかの原因で死亡したとみて詳しく調べています。

 

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000177854.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、テレビ朝日映像の2コマ。

カメラがズームアップしていたことから考えると、マンション右下の茶色い建物の地下で作業していたのかもしれない。

 



 

 

 

 

 

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202033日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

石川・金沢労働基準監督署は、令和元年7月8日にアーク溶接をしていた労働者に対して有効な呼吸用保護具を使用させていなかったとして、金属製品製造業のKスプリング㈱(石川県白山市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で金沢地検に書類送検した。

 

労働災害は発生していないものの、複数回の是正指導に従っておらず、いわゆる事前送検に当たる。

 

同労基署は数年前から複数回にわたり、立件したケースと同種の事案について是正指導を行っていたが、・・・

 

(全文は労働新聞などの購読者のみ閲覧可能)

 

https://www.rodo.co.jp/column/88759/

 

 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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