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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(1/2から続く)

 

バリウム検査、なぜ発がんの危険&がん診断不可なのに実施?初めからピロリ検査しない事情

201752105分 Busines Journal

 

「ピロリ菌に感染していない人は、ほぼ胃がんにはなりません」

「ほとんどの胃がんは、ピロリ菌が感染した粘膜に発生します」

 

多くの医師がこのように言います。

 

胃がんは日本では発症リスクの高いがんで、年間約185000人の方が発症し、約5万人の方が亡くなっているといわれています。

 

そのため、「早期発見、早期治療」が重要とされていますが、ピロリ菌が胃がんの原因ならば、まずはピロリ菌がいるかどうかの検査をして、感染している方だけが胃の精密検査を受けるようにするべきではないでしょうか。

 

ところが胃がん検診は、ピロリ菌の有無にかかわらず、まずバリウム検査をして、疑わしい場合は胃カメラで内視鏡検査をするという流れがスタンダードになっています。

 

最近では、ピロリ菌検査を行うことも多くなったようですが、検診で必ず行う検査ではありません。

 

検診でピロリ菌の有無を調べようと思ったら、多くの自治体では自費で調べることになります。

 

ピロリ菌除去について否定的な意見を述べると、「胃がんの原因がピロリ菌だと判明したのだから、除去すべきだ」と議論になるのですが、それならばなおさら、まずピロリ菌検査をして、陽性の場合のみ内視鏡検査をするのが正当な順番だと思うのです。

 

今回は、ピロリ菌除去について検討する前に、まずは胃がん検診の実際について考察してみます。

 

・・・・・

 

https://biz-journal.jp/2017/05/post_19157.html

 

 

胃がん検査にはバリウムよりも胃カメラを!

20171018日 日経ビジネス)

 

・・・・・

 

さて、胃カメラとバリウム検査です。

両方とも一長一短があり、胃がん検診としてどちらが優れているか(つまり、どちらが早期の胃がんをより見つけるか)は一概には言えません。

 

ただし一つ、決定的に違うところがあります。

それは胃カメラの場合、「食道も詳細に観察することができる」ということです。

 

「胃がんの話なのに食道?」と不思議に思うかもしれません。

しかし実は、ここが一番大事なポイントになってくるのです。

 

というのも、食道は口と胃をつなぐ管状の臓器です。

胃の手前にあるので、バリウム検査であっても胃カメラであっても、胃を観察する前には必ず食道を観察することになります。

 

しかしバリウム検査の場合、食道にバリウムがサーッと流れる数秒の間に、パシャパシャッと数枚レントゲンを撮る、というのが一般的です。

これでは、早期の食道がんを発見することはほとんど期待できません。

 

一方、胃カメラの場合は違います。

泡やカスがあれば洗い流せますし、送気したり脱気したりして食道を動かしながら、カメラが行きつ戻りつしてじっくりと食道や胃の状態を観察します。

 

さらに特殊な光を当てて、がんを鮮明に浮かび上がらせることもできます。

 

その結果、早期の食道がんの85.0%が胃カメラで見つかっており、バリウム検査で見つかっているのは11.2%に過ぎません。

それほどまでに大きな差があるのです。

 

食道がんが非常に珍しいがんであれば、胃カメラとバリウム検査の差は、そこまで重要視する必要はありません。

 

しかし、食道がんの罹患率は意外と高く、男性の場合、6番目に多いがんになっています。

 

であれば、胃がん検診のついでに食道がん検診もできる胃カメラを選択した方が、当然、健康管理上のメリットは大きくなります。

 

実際に、消化器専門の医師で、自分の胃がん検診をバリウム検査で行っている医師はほとんどいないと思います。

少なくとも、私の周囲には一人もいません。

 

・・・・・

 

https://business.nikkei.com/atcl/report/16/091200163/100500004/?P=1 

 

 

医療ジャーナリストが教える「やってはいけない がん治療 」

202061167分 YAHOOニュース;サライ))

 

・・・・・

 

実は、自治体・企業が行う対策型検診(集団検診)は、短時間で効率よい検査が求められ、その代償として「精度の低い検査が主流」になっているという。

 

例えばX線検査は、1100人単位の検査ができる。

 

その代わり、それで見つけられるがんのサイズは「2センチから3センチ以上」。

このサイズだと、完治が難しい進行がんになっている可能性がある。

 

さらに、X線画像を医師が確認する作業(読影)で、がんを見落とすリスクが避けられないとも。

 

例えば、肺がん検査画像の読影だと、1人の医師が1カットを見るのはせいぜい1020秒。

1日に800人分も読影することがあるそうで、医師2人以上のダブルチェック体制でも、見落としは必然的に起こってしまう。

 

以下のように、バリウム検査も同様だ。

 

群馬県健康づくり財団の元専務理事・真鍋重夫医師が、バリウム検査で発見された胃がん患者を対象に過去の検査画像を確認したところ、「約3割の見逃し」がありました。

 

同様に石川県成人病予防センターでも、バリウム検査で進行がんが発見された44例について過去の画像を調査したところ、20例に胃がんの病変が確認されています。(本書189pより)

 

・・・・・

 

※本書;『やってはいけない がん治療 医者は絶対書けないがん医療の真実』 (岩澤倫彦著)

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/42ef340ffb309b16291b2437628e9263e2bb986f?page=1 

 

 

 

〇滋賀県の女性はバリウムを飲んで撮影中に気分が悪くなり、そのまま死亡した。

日系ブラジル人女性の死亡事例とともに本ブログで紹介スミ。

 

〇本件、最初は週間誌的話題かと思っていたが、そうでもなさそうな気がしてきたので、参考までに紹介する。

 

〇ブログ者は毎年9月に定期健診を受けている。

今年はバリウムをどうするか、3ケ月かけて考えておくことにしよう。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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