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2015年5月14日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4863/
(2015年8月15日 修正3 ;追記)
2015年8月8日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、過去にも同様な事例があったという下記趣旨の記事が、『検診車内の死亡事故 過去の事故例生かせず』というタイトルでネット配信されていた。
事故から3カ月が経った。
これまでの取材で、過去に同じような事故が起きていたにもかかわらず、再発防止にいかされていなかったことがわかった。
専門家は、死亡事故が今後の対策の教訓となるのか、疑問を投げかける。
死亡した女性が検診を受けた全日本労働福祉協会群馬県支部では、昨年、別の受診者も撮影台が頭が下になるように傾いた際にずれ落ちて、撮影台の天板に眼鏡がぶつかり、鼻を打撲した事故があった。
医療法施行規則に基づく高崎市保健所の自主点検の手引きには、医療安全管理体制の欄に、
(1)医療事故やヒヤリハット事例を報告し、収集する
(2)事例を分析し、問題点を把握する
(3)再発防止策を含む改善策の企画立案をする
などと書かれている。
しかし、打撲事故は支部で話し合われただけで、協会本部に報告されていなかった。
事故調査委員会の議事録にも、「組織風土としてヒヤリハットを報告する文化が十分にできていない」と指摘されている。
打撲事故の報告書には、受診者が手を離したため体が滑ったと判断し、対策として「しっかりと手すりを持たせるように」と記していた。
死亡事故で大きな要因となった肩当ての有無については、ある協会関係者は「事例の分析ができていないから、肩当てに関する記載がなく、わからない。(状況からして)なかったと思う。危険と認識していなかった」と打ち明ける。
協会内では、事故の再発防止について話し合う委員会が月1回開かれるが、正規社員のみが出席する。
死亡した女性を担当した放射線技師は契約社員だったため、出席していない。
協会によると、本部や群馬県支部では正規社員以外の関係者に委員会での内容が伝わる仕組みがあるが、打撲事故については、「事故を起こした放射線技師に連絡していたかどうかはわからない」としている。
同協会群馬県支部の安全管理などについて指導する権限を持つ高崎市は、今回の事故後に立ち入り検査をした。
その結果は「(協会が講じた)再発防止策や安全対策がとられていると確認できた」などとしており、特別な処分などはしていないという。
市は、協会からの事故調査報告書を受け、7月に高崎市や群馬郡などの医師会を通じて、検診機関に事故防止の通知を出した。
事故調査委員会の資料によると、全国労働衛生団体連合会が全国123検診機関(うち4施設のデータは含まれず)へアンケートした結果、2008年度から12年度まで毎年事故が起きていることがわかった。
撮影台から滑落、転倒などした事故は37件あった。
08年には、76歳女性が撮影台から手を離して滑落し、眉間を亀裂骨折した。
13年には、男性が滑落し、肩を強打している。
(2015年9月30日 修正4 ;追記)
2015年9月28日15時1分にNHK前橋から、放射線技師が女性の体の動きを十分に確認していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月28日12時23分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は28日、担当の放射線技師の女が安全確認を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、全日本労働福祉協会群馬県支部群馬健診センターに勤務していた伊勢崎市の元放射線技師の女(55)。
元技師は、モニターなどで女性の状態を確認しなければならなかったにもかかわらず、女性が撮影台から頭を下にして滑り落ちても、撮影台を動かし続けたという。
女性は、頭部が下になるように台が動いた際、「肩当て」がないため頭がはみ出したが、元技師は気づかずに台を水平に戻そうとし、頭が台と内壁に挟まれた。
調べに対し元技師は、「技術を過信していた。注意深く確認しなければならなかった」と容疑を認めているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065237721.html?t=1443474412961
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150928-OYT1T50048.html
(ブログ者コメント)
ブログ者も、最近、健康診断を受けたが、受診した撮影台には、肩当てが左右両側に設置されていた。
前から設置?それとも事故後に設置?
それは聞かなかったが・・・・。
2015年8月8日20時12分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月8日付で朝日新聞夕刊(聞蔵)からも、同趣旨の記事が掲載されていた。
8日午前6時半ごろ、福島第1原発構内北側の土捨て場付近で、大型のバキュームカーのタンクの清掃にあたっていた下請け会社の52歳の男性作業員が閉まってきたタンクのふたに頭を挟まれ、病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
東電によると、このバキュームカーは「凍土壁」の建設現場で作業に伴って出る水を取り除くのに使われたもので、男性は跳ね上げる形で開く電動のふたを開けてタンクの後部から中に入り清掃作業をしていた。
その後、男性から「ふたを閉めて下さい」という合図があったため、もう一人の作業員がタンクの前の部分にあるレバーで閉める操作を行ったところ、男性が挟まれていたという。
福島第1原発で廃炉や汚染水対策の作業中に起きた死亡事故は、去年3月に作業員が土砂の下敷きになった事故や、ことし1月に作業員が高さ10mのタンクから転落した事故に続き、今回が3件目。
東電は、福島第1原発でのすべての工事を順次中断し、原因を分析して再発防止策を検討することにしていて、いつまで工事が中断するかは見通しが立っていないとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054007491.html?t=1439065742864
8月9日付で福島民友からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前6時25分ごろ、東京電力福島第1原発で大型バキューム車を清掃していた男性作業員が、車両後部のタンクのふたに頭部などを挟まれ、約1時間30分後に搬送先の病院で死亡が確認された。
第1、2原発での死亡労災事故は今年に入り3人目。
死亡労災事故の発生を受け、東電は第1原発構内の全ての作業を当面停止し、安全対策を再点検する。
30~40年かかるとされる廃炉作業を着実に進めるためには、政府と東電による過酷な作業環境と現場の安全管理能力の改善が急務となる。
男性は、同僚と2人で車両後部のタンク内の清掃などを行っており、同僚が車両の助手席側にある操作盤からタンクのふたを閉めた際、男性が巻き込まれたとみられる。
ふたの開閉は油圧式だった。
男性らは、全面マスクに防護服、ヘルメットを着けて作業していた。
操作盤の場所からは、男性がいたとみられる車両後部は見えにくいという。
出典URL
http://www.minyu-net.com/news/news/0809/news3.html
8月11日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)からは、事故時の状況に関する下記趣旨の訂正記事がネット配信されていた。
東電は10日、男性はふたからステッカーを剥がしていて事故に遭ったと発表した。
当初は清掃中だったと説明していたが、「情報確認が不十分だった」として訂正した。
東電によると、男性がステッカーを剥がしやすいように同僚が前部にあるレバーを操作してふたを下げた際に、頭を挟まれたとみられるという。
(ブログ者コメント)
東電HPの8月8日付プレスリリースに、同型バキュームカーの写真が掲載されている。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2015/images/handouts_150808_01-j.pdf
(2015年8月18日 修正1 ;追記)
2015年8月18日付で読売新聞福島版から、点検確認後に順次作業が再開されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は17日、9日から中断していた作業を、安全確認後に順次再開すると発表した。
本格的な再開は18日以降になる見通し。
東電によると、作業員らが今回の事故を踏まえて再発防止策などを話し合い、重機の操作手順や作業中の監視態勢などを点検する。
点検結果を東電と協力企業で確認して、作業を再開させるかどうか判断する。
中断していたのは、建屋周囲に設置が進む凍土壁の配管工事や汚染水をためるタンクの設置工事などで、汚染水処理や放射性物質の測定などは続けていた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150817-OYTNT50076.html
2015年8月9日8時51分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前5時半ごろ、秋田県男鹿市船越の田んぼで農薬散布中の無人ヘリコプターが、隣接する特別養護老人ホームの屋根に墜落した。
施設の屋根の一部が壊れたが、けが人はいなかった。
警察によると、作業を請け負った男鹿市の30代男性が、全長3.63m、重さ約70kgの無人ヘリを操縦していたところ、制御不能となった。
ヘリは隣接する施設の方向に飛び、平屋建ての施設の明かり取り屋根に衝突。そのまま施設の屋根の上に落ちた。
警察で原因などを調べている。
出典URL
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20150809b
2015年8月6日19時17分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都多摩市のテーマパーク「サンリオピューロランド」で7月、来園した外国籍の男児(5)が指の骨が折れる事故にあっていたことが分かった。
同園は、事故が起きたアトラクションの運行を停止している。
消費者庁が6日、消費者安全法に関する重大事故として発表した。
運営するサンリオエンターテイメントによると、事故があったのは7月25日午前10時過ぎ。
ボートに乗ってコースを回る「ボートライド」で、ボートを停止させるための器具に男児の手が挟まれて、左中指がえぐられる開放骨折をした。
ボートをこごうとして、水路に手を入れていたらしい。
同社の話しでは、乗船の際にボート外に手を出さないよう、外国人には書面で示しているという。
広報担当者は、「禁止行為をイラストで示すなど、わかりやすくした上で再開させたい」としている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH8663DGH86UTIL03R.html
2015年8月6日18時39分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月、周防大島町の生コンクリート会社で、砂をためておく施設の中で作業員が生き埋めになり死亡したのは、危険を防止する対策が取られていなかったのが原因だとして、労基署は、この会社と工場長を労安法違反などの疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、周防大島町の生コンクリート製造会社「O社」と64歳の工場長。
この会社では、ことし5月、深さ2mあまりの砂をためておく施設の中で不具合がないかを確かめていた63歳の作業員が崩れてきた砂の生き埋めになり、死亡した。
岩国労基署は、会社や工場長が、土砂をショベルで取り除いたり命綱がついたベルトを使用させたりするなど危険を防止する対策が取られていなかったのが原因だとして、労安法違反などの疑いで、この会社と工場長を書類送検した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063963031.html?t=1438894585185
2015年8月6日8時22分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月6日付で読売新聞関西版から、8月9日付で滋賀報知新聞からも、同趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。
滋賀県高島市の陸上自衛隊・饗庭野演習場の流れ弾が住宅の屋根を突き破って着弾した事故で、陸自中部方面総監部の幹部らが5日、市役所を訪れ、福井市長に、事故が標的の設定ミスで起こったなどとする調査結果を報告し、「住民らに不安を与えた」などと謝罪した。
この事故は、今年7月16日、同市今津町保坂の住宅2階で銃弾1発が見つかり、約3.5km離れた同演習場で行われていた大久保駐屯地(京都府宇治市)の所属部隊の射撃訓練で発射された実弾と判明。
高島市や滋賀県の要請を受け、同総監部が原因究明と再発防止策の策定を進めていた。
同総監部の藤岡・幕僚副長がこの日、市役所を訪れ、「訓練の部隊が、演習場規則に反して標的を設置した」と、調査で判明した事故原因を説明した。
説明によると、訓練で使用された重機関銃は、車両、航空機に対するもので、演習では重機関銃を3丁並べて約800m離れた標的に対して射撃した。
その際、本来は、地表から掘り下げた堤に標的を置く規則だが、事故当日の訓練では、規則で定められた標的の位置が草に覆われて標的が見えにくかったため、約4m高い堤の上に標的を設定したところ、堤と異なり、標的背後の盛り土には石や岩を除いた無石土を使っていないため、標的の背後にあった石に銃弾が当たり,住宅の方向へはねた可能性が高い、とした。
訓練の指揮官らは、この規則を知らなかったといい、同総監部は、標的指定位置付近の盛り土から石をなくしたり、標的の設置要領を記した看板を設置したりするなどの再発防止策に取り組む、とした。
また、被害を受けた住民の話では、昭和45年にも自宅で流れ弾の着弾があったとしており、陸自で調査を進めている。
福井市長は、「あってはならないミス。射撃訓練の再開は市民の理解が条件」と述べ、再発防止策の取り組み状況の説明を求めていく考えを示した。
同総監部の幹部らは同日、県庁でも調査結果や再発防止策を説明。
高島市の事故現場周辺地区で、住民に対する説明会も開いた。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150806/wst1508060022-n1.html
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150806-OYO1T50003.html
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0018955
当時の状況は、下記参照。
(2015年7月17日5時22分 京都新聞)
16日午後6時5分ごろ、滋賀県高島市今津町保坂の民家で、家人の男性(27)が、2階の床に銃弾1個が落ちているのを見つけ、警察に通報した。
警察によると、銃弾は長さ約6cm、直径約1.2cm。民家の天井に銃弾が貫通したとみられる穴が空いていたという。
民家は、陸上自衛隊饗庭野演習場の北西約3.5kmにある。
陸自大久保駐屯地(京都府宇治市)によると、同日午前8時45分から午後3時10分ごろまで、同駐屯地所属の約30人が同演習場で重機関銃を使った射撃訓練をしており、銃弾の大きさが訓練で使用したものと一致したという。
跳弾して飛び出した可能性が高いとし、17日朝から調査する。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150717000005
2015年8月6日14時25分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後1時10分ごろ、岐阜県可児市土田の大王製紙可児工場から出火した。
消防によると、工場敷地の北西にある集塵機付近から火が出ているという。
午後2時現在、消防車両8台が出て消火にあたっているという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH864PY2H86OIPE01C.html
8月7日6時40分にCBCニュースからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後1時ごろ、可児市の大王製紙可児工場で火災が発生した。
工場ではトイレットペーパーなどを作っているが、警察によると、停電で冷却水の循環ポンプが止まって機械が過熱。ダクト内の紙の粉が発火したとみられている。
出典URL
https://hicbc.com/news/detail.asp?cl=c&id=0003DF8F
8月7日付の岐阜新聞紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
工場のN6マシン棟の長さ70m、縦95cm、横70cmの集じん用ダクト内のちりを焼き、約3時間15分後に消えた。
出火当時、停電により冷却水用の循環ポンプが停止しており、製造ラインの機械の熱が上がっていた。
2015年8月6日19時1分にNHK神戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前6時半ごろ、姫路市広畑区にある新日鉄住金広畑製鉄所で、作業員の原田さん(43)の姿が見えないことから同僚の男性が探したところ、工場内にある鉄粉を再利用するための高さおよそ10mの装置の中で原田さんが倒れているのが見つかった。
原田さんは病院に運ばれたが、全身を強く打っており、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、原田さんは新日鉄住金の製鉄所で設備の保守などを担当している協力会社の社員で、6日朝6時ごろ、鉄粉を運ぶ装置の動きが悪くなったため、同僚に「装置を掃除しに行く」と声をかけたまま姿が見えなくなっていたという。
警察は、原田さんが作業中に誤って高さ10mの場所から転落したのではないかとみて、死亡した詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023948581.html?t=1438894426424
8月7日付で毎日新聞兵庫版から、8月7日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前6時20分ごろ、姫路市広畑区富士町の新日鉄住金広畑製鉄所から「転落事故があった」と119番通報があった。
消防などによると、構内の原料を一時的にためるタンク内で同社の下請け会社の男性社員(43)が鉄粉に埋まった状態で見つかり、搬送先の市内の病院で約1時間20分後に死亡が確認された。
7日以降に司法解剖し死因を調べる。
警察によると、午前6時ごろに男性から「機械の調子が悪い」との無線が入り、様子を見に行った同僚らがタンク内でぐったりした男性を見つけた。
警察によると、鉄粉は上部のベルトコンベヤーからタンクに落ちる仕組みとなっており、男性は、5日夜からタンクに入れる作業をしていたという。
警察は、作業中に何らかの原因でタンク内に転落したとみて調べている。
同製鉄所によると、タンクは直径4m、高さ6mの円すいのような形で、鉄粉と石炭を混ぜて製鉄するプラント内にある。
男性の発見時、タンク上部の口が一部開いていたという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20150807ddlk28040453000c.html
2015年8月5日21時23分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月5日21時20分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後3時半ごろ、奈良県大和高田市のJR和歌山線高田駅で、ホームに停車中の奈良発和歌山行普通電車の男性運転士(31)が体調不良を訴えた。
消防は、運転士には過呼吸と手足のしびれの症状があったことから熱中症の可能性があるとして、運転士を救急搬送した。
JR西は別の男性運転士を手配したが、この影響で電車は約45分遅れ、約40人に影響した。
県内では、この日、五條市内で今年最高の36.3℃を記録した。
JR西によると、運転席には送風機があり、客席からクーラーの風も入るようになっているという。
JRでは、4日午後2時ごろにも、特急くろしおの運転士が阪和線内を走行中に気分が悪くなり、紀伊駅に一時、電車が止まったばかり。
一方、JR東海では先月末に開催された株主総会で、運転士や車掌が熱中症とみられる症状になる事案が相次いだことから、乗務員を気遣う質問が出た。
今後も続くと見られる猛暑に、走行中の列車の乗務員に対する健康管理の問題がクローズアップされそうだ
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150805/wst1508050091-n1.html
http://mainichi.jp/select/news/20150806k0000m040073000c.html
2015年8月5日18時59分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月6日8時3分にYAHOOニュース(福井新聞)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後2時半ごろ、永平寺町の九頭竜川の河川敷で男性1人が倒れていると、消防に通報があった。
男性は年齢が60代から70代と見られ、病院で手当てを受けているが、意識不明の重体。
警察によると、男性は当時、あゆ釣りをしていたが、雨が降って雷が鳴ったため、近くの木の下で雨宿りをしていたという。
男性のウエットスーツには、おなかや太ももの部分が裂けたように破れている場所があり、上半身にやけどのような跡があったという。
警察は、男性が雷に打たれたと見て、当時の状況を調べている。
一緒に釣りをしていた男性は、「すごい音がして、目の前が一瞬、水色になった。彼は気づいたら意識なく目を開いた状態で、呼びかけても返答はなかった」と話していた。
福井地方気象台によると、5日の県内は大気の状態が不安定になって、雷を伴って強い雨が降っている場所があり、当時は県全域に雷注意報が発表されていた。
上流で釣りをしていた九頭竜川中部漁協の組合員(73)は、「突然雷鳴がとどろき、山の方へ落ちるのも見た。まさか被害者が出るとは」と驚きを隠さなかった。
「河川敷の雑木には落雷の危険がある。車内に避難するのが基本」と注意を呼び掛けている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053929141.html?t=1438807784868
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00010000-fukui-l18
(ブログ者コメント)
文章上は「木の下で雨宿り」となっているが、映像を見ると、そこは雑木林のような、同じ程度の背丈の木がそこかしこに生えている場所で、その中の1本の木の下で雨宿りしていた模様。
組合員の方のおっしゃる通り、車があれば、車内に避難するにこしたことはない。
キーワード;誘導雷(側撃雷)?
2015年8月6日0時20分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後1時50分ごろ、兵庫県明石市の市立望海中学校の校庭で、校舎耐震工事用の足場に立てかけられていた金属製の板(長さ約1.5m、幅約45cm)が約5枚倒れ、ソフトテニスの練習用ネット(高さ約2m)とともにソフトテニス部1年の男子生徒(12)に当たった。
生徒は、頭部を1針縫う軽傷。
同市と市教育委員会によると、生徒は当時、練習中。
耐震工事をしていた男性作業員が板を誤って倒し、近くにあったネットが一緒に倒れたという。
足場用の板と生徒との距離は、ネットを挟んで2m前後だったとみられ、同市教委は、「生徒を現場に近寄らせないようにするべきだった。再発防止に努めたい」としている。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201508/0008278055.shtml
2015年8月6日7時59分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時55分ごろ、京都府舞鶴市千歳の関西電力舞鶴発電所から「石炭が燃えている」と119番通報があった。
消防車など9台が駆け付け消火作業を行ったが、同発電所1号石炭サイロに貯蔵されていた石炭約10トンが燃え、午後3時半ごろに鎮火した。けが人はなかった。
同発電所によると、巡回点検中だった同社社員が、1号サイロと隣接する2号サイロの間で、石炭運搬用ベルトコンベヤーのあたりで白煙を確認し、消防に通報したという。
1号サイロで発火した石炭がベルトコンベヤーで運ばれ、白煙を出したらしい。
警察や消防が、火災の原因を調べている。
この影響で、同発電所では一時、出力を抑えるなどした。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150806/wst1508060018-n1.html
キーワード:自然発火?
2015年8月5日23時58分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前9時ごろ、山口県山陽小野田市の「T社」小野田工場で爆発があり、アセチレンガスをボンベに詰める鉄骨スレート造りの充填場と現場事務所計約556m2を全焼した。
男性従業員(34)が顔などに軽いやけどを負った。
警察によると、この火災でボンベ8本が工場の敷地外に飛び、最大で敷地から約60m離れた所に落ちた。
ボンベは高さ約1mの鉄製で、数10kgの重さがある。
同社によると、アセチレンガスは主に鉄などを溶断するバーナーの燃料に使われる。
充填場には約180本のボンベがあった。
午前9時前、複数のボンベが火を噴いているのに従業員が気付き、ボンベのバルブを閉めようとしたが、火の勢いが強く消火できなかった。
消防車15台が消火に当たり、約5時間後に鎮火した。
当時、工場は稼働前だった。
同社は山口県宇部市に本社があり、工業、医療用ガスの製造をしている。
5日午後、記者会見を開き、国広社長が、「近隣住民の方に深くおわびします」と陳謝した。
現場は、工場が建ち並ぶ沿岸部。
近くに住む女性(80)は、「ドンドンドンドンと何度も大きな音を聞いた。障子が揺れるぐらいの音だった。外へ出たら炎が見えた。その後、黒い煙が上がっていた。怖かった」と声を震わせた。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150806k0000m040120000c.html
8月5日18時39分にNHK山口からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後会見を開いた会社の説明によると、火災が起きたときの状況について、アセチレンガスをボンベに充てんしようと、充てんに必要なガスを圧縮する機械を動かす準備をしていたところ、何らかの原因で火災が起きて爆発したという。
この作業は通常行われるもので、周りに火の気は一切なく、今のところ火災が起きた原因は不明だと説明している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063932651.html?t=1438808471745
(2015年8月30日 修正1 ;追記)
8月6日付の山口新聞紙面に、やや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
アセチレンを発生装置につなげた配管を通してボンベに詰める準備をしていたときに、充填場付近から出火した。
敷地内には600~700本の充填済みのボンベがあり、次々に引火して爆発したとみられる。
高さ10数mの火柱が上がり、爆風で長さ1~1.5mのボンベ8本が工場から最大で約60m離れた場所まで吹き飛んだ。
出火当時は従業員ら7人が工場敷地内におり、近くの配管のバルブを閉めてから避難した。
やけどを負った従業員は、充填場の機械周辺にいたという。
8月8日付の山口新聞紙面には、アスベストを含む白い固形物が大量に飛散したという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
爆風によって破裂したボンベからアスベストを含む白い固形物が大量に飛散していたことが分かった。
同社が7日に会見を開いて明らかにし、謝罪した。
アスベストは、工場にあったボンベ約1200本のうち8割ほどに使用されており、アセチレンを吸着させる白いスポンジ状のケイ酸カルシウムに含まれていたという。
同社は、これまでにボンベ約100本の破裂を確認。
120kgほどのアスベストが飛散した可能性があり、専門業者に依頼して同日から回収を進めている。
同市によると、白い固形物は工場から約1.5km離れた国道190号でも見つかったという。
山口県は、6日夕に飛散が最も多かった工場周辺で大気中のアスベスト濃度を調査。
速報値は大防法で定める基準値を下回り、県環境政策課は「直ちに健康を害することは考えにくい」としている。
同社の社長は、アスベスト飛散の発表が火災発生の2日後になったことについて、「当初は爆発事故の被害状況の確認に追われた。着目できていなかった」と説明した。
2015年8月4日22時24分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後7時10分ごろ、JR京浜東北線の横浜―桜木町間で、列車に電力を供給する架線が切れた。
JR東日本によると、午後9時半現在、京浜東北・根岸線の蒲田―大船間の南行きと北行き、横浜線の東神奈川―中山間の上下線で運転を見合わせている。
新子安駅付近で止まった列車の乗客らが車内からドアを開けて車外に出たため、安全のため、隣接する東海道線と横須賀線も運転を見合わせている。
この日は、横浜市のみなとみらい地区で約19万人(主催者発表)が観覧した花火大会があり、午後8時15分の花火終了から、周辺の駅では混乱が続いている。
出典URL
http://www.asahi.com/topics/word/東神奈川.html
8月5日12時21分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東は5日午前5時半すぎに復旧作業を終え、通常ダイヤでの運行を始めた。
4日夜には5路線が一時運転を見合わせ、150本が運休、159本に最大6時間20分の遅れが出て、乗客約35万人に影響が出た。
JR東によると、切れた架線は直径12mmの合金製で、地上5m付近に架かっていた。
2本が焼け切れた状態で、JR東はまず1本を復旧させ、5日午前1時半前後に京浜東北・根岸線と横浜線の運転を再開。
5日早朝までに2本目の架線も復旧した。
架線補修のため、5日早朝も、京浜東北・根岸線と横浜線は始発から上下線合わせて計10本が運休した。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH852VSDH85ULOB001.html
8月6日1時26分に毎日新聞からは、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本横浜支社は5日、架線の切れ目に当たる区間「エアセクション」で電車が止まり、再出発時にパンタグラフとの間でショートして架線が熱で溶け、切れたと発表した。
この区間は、電源の異なる架線が構造上重なり、ショートの可能性があるため、停止禁止とされている。
同社によると、首都圏の在来線では、電気を供給する変電所ごとに、架線を数kmずつの区間で分けている。
切れ目の部分では、電源の異なる2系統の架線を約50mにわたって重ね、パンタグラフと接触する架線を2系統間で徐々に移していく仕組みを設け、エアセクションと呼ばれる。
2系統の架線間では電圧差が生じやすく、エアセクションで一旦停止後に運転を再開する際は、不完全に接触している方の架線とパンタグラフの間でショートする恐れがある。
今回の現場は、近くで開催された花火大会による混雑で運行が遅れ、先行電車との距離が300〜400mまで接近していた。
自動列車制御装置(ATC)は低速進行を指示していたが、問題の電車の運転士は前方を気にして早めに停止させたため、先頭から8両目のパンタグラフがエアセクションにかかった。
運転再開時にショートして、列車後方の変電所から来ている系統の架線2本が熱で溶け、切れたという。
同種のトラブルは過去にもJR各社で起きており、東日本も2007年に再発防止策を策定していた。
しかし、京浜東北・根岸線のATCは、運転台に表示される指示通り走行すれば、エアセクションには止まらない仕組みになっていた。
このため、運転士にエアセクションの位置を伝える再発防止策は導入されておらず、この運転士も知らずに停車していたという。
同社は今後、エアセクションの位置を運転士に音声で知らせるシステムを導入する。
同種ATCの山手線、常磐緩行線にも同じ措置をとる。
さらに乗務員に対し、ATCの指示通り走行するよう促す。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150806k0000m040101000c.html
2015年8月4日21時42分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月4日21時31分に読売新聞から、8月5日0時27分に共同通信から、8月7日8時44分に岐阜新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後3時10分ごろ、岐阜県土岐市下石(おろし)町の自然科学研究機構「核融合科学研究所」の敷地内にある大型ヘリカル実験棟から出火、液化ヘリウム冷却装置の一部が焼け、近くで作業をしていた溶接業の栄田さん(61)が焼死し、男性(32)が首に軽いやけどを負った。
研究所によると、火災で放射性物質が漏れるなどの被害はなく、周辺への影響もないという。
警察や核融合科学研究所によると、火災が起きたのは「LHDヘリウム液化冷凍機」というマイナス269℃の冷媒をつくる、高さ約11m、直径約3.8mの円筒状の実験装置。
出火当時、現場では作業員数人がフィルター交換のため新しい配管を設置する溶接をしており、装置内のパイプに巻いてあったプラスチック製の断熱材に火が燃え移ったという。
栄田さんは、配管を交換するための溶接を担当。装置の近くに金属製の足場を組み、高さ約5mの場所で作業していたという。
作業員は出火直後、火を消し止めようとしたが、辺りに煙が充満して消火しきれず、足場の上部にいた栄田さんが逃げ遅れたという。
排煙用の窓はあるが、閉まっていた。
火事は、約1時間後に鎮火した。
溶接は、火花の散らない特殊な作業という。
施設内には、コンクリートで囲まれた放射性物質を扱うエリアが地下にあるが、発生現場とは40m以上離れていた。
研究所の金子副所長らは午後7時から会見し、「火災を起こし、ご迷惑をおかけしました。この場を借りておわびします」と謝罪した。
警察などは、5日朝から実況見分して、詳しい事故原因を調べる。
「核融合科学研究所」
核融合による発電の実現を目指し、研究に取り組む国内の拠点施設の一つ。
「ヘリオトロン」と呼ばれる日本独自の核融合方式に基づき、1997年に完成した大型ヘリカル装置を使った高温プラズマ実験の研究プロジェクトを進めている。
2004年に大学共同利用機関として、自然科学研究機構の一研究所に再編された。
2003年1月にも、大型ヘリカル実験棟内で高周波発振器の一部が焼ける火事があった。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH845JFCH84OIPE022.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150804-OYT1T50100.html?from=ycont_top_txt
http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015080401001934.html
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150807/201508070844_25458.shtml
(2015年8月22日 修正1 ;追記)
2015年8月17日18時33分にNHK岐阜から、溶接の熱が断熱材に伝わったことが原因とみられるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
研究所は17日、火災のあった施設の内部を報道陣に公開した。
公開されたのは、この実験棟にある気体のヘリウムガスを冷却し液体に変える装置で、研究所の説明によると、火災は、ヘリウムを流すパイプの溶接中に、溶接の熱がパイプの周りの断熱材に何らかの原因で伝わって起きたとみられるという。
断熱材は樹脂製で、ほとんど焼け落ちて金属製のパイプがむき出しになっていた。
警察も詳しい原因を調べていて、研究所では警察の捜査が終了しだい、近隣の住民を対象に火災の詳細について説明することにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084148391.html?t=1439844428790
(2015年9月28日 修正2 ;追記)
2015年9月26日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、溶けたステンレス塊が落下したことなどが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
研究所は、25日、「安全対策が不十分な点もあった」とする最終報告書を発表した。
取材に対し、作業を担当した業者への安全指導が不十分だったことも認めた。
報告書によると、出火原因は、実験装置を冷やす冷媒を作るためのヘリウム液化冷凍機の配管を冷凍機メーカーの作業員が溶接中、溶けたステンレスの塊が、別の配管に巻き付けられていた可燃物の断熱材に引火したという。
周囲に防炎シートがかかっていたが、「溶けたステンレスの塊を防ぎきれなかった」とし、再発防止のため、溶接の際は近くの可燃物を撤去する、と記した。
作業を請け負う業者に対し、作業員に休憩をとらせ、消火器の準備もするよう、研究所が指導を徹底する方針も示した。
研究所は、取材に対し、今回の溶接作業で、火災を防ぐための指導が冷凍機メーカーに対し不十分だったと認めた。
(ブログ者コメント)
○最終報告書(全17ページ)の5ページに、直接原因が以下のように記されている。
出火の原因は、溶接を実施する配管周辺の断熱材を除去し、周囲を防炎シートで養生して、火花がほとんど出ないTIG溶接による配管溶接作業を実施していたが、火花 以上の大きさの溶融したステンレスの塊が発生・落下し、溶接作業時の養生に使用していた防炎シートでは防ぎきれず、コールドボックス内の断熱材が燃え上がったこ とによるものである。
なお、溶接時に一点に集中して放電が継続されることにより、ステンレスの溶解が 起こることは推測できるが、なぜ放電が集中継続したかは不明である。
○一方、2ページと4ページの記述によれば、現場に設置されていた消火器で初期消火が試みられたようだが、6ページには対策として「消火機器準備の強化」が挙げられている。
何か反省すべき点があったのかもしれないが、報告書には何も記されていない。
http://www.nifs.ac.jp/press/150925.html
2015年8月4日22時39分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後1時55分ごろ、和歌山市北野のJR紀伊駅で停車した新大阪発新宮行き特急「くろしお」の男性運転士(29)が体調不良を訴え運転できないと、車掌からJR西日本の大阪総合指令所に連絡があった。
JR西や消防によると、運転士は意識がもうろうとし、熱中症の疑いで病院に搬送されたが、命に別条はない。
電車は約30分間、運転を見合わせた。
JR西によると、くろしおは午後1時に新大阪駅を出発。
通常、紀伊駅を通過するが、運転士が停車させた。
駅員がかけつけたところ、運転士は具合が悪そうな様子で運転席に座り、壁にもたれ掛かっていた。
消防によると、運転士は搬送時、呼吸が荒く、体の熱さと手足のしびれを訴えていた。
運転席がある乗務員室にはエアコンがあり、運転士はJR西に「壊れていなかった」と説明。当時、稼動していたとみられる。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150804/wst1508040080-n1.html
(ブログ者コメント)
テレビでは、『運転席は全面がガラスなので・・・』といった解説も加えられていた。
2015年8月3日21時31分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後3時すぎ、神戸市東灘区の廃棄物処理工場「Oセンター」で、廃棄物の仕分け作業中、ポリタンクから液体が漏れ白煙が発生した。
煙を吸い込んだ男性従業員9人が体調不良を訴え、同市内の病院で治療を受けた。いずれも軽傷のもよう。
消防が、漏れた液体の特定などを進めている。
現場は、六甲アイランド北東部にある工業団地の一画。
警察は、同センター南側の道路約450mを一時通行止めとした。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201508/0008271232.shtml
8月4日11時38分に神戸新聞からは、続報的記事が下記趣旨でネット配信されていた。
3日午後、神戸市の廃棄物処理工場でポリタンクから液体が漏れ出た事故で、煙を吸って病院で治療を受けた負傷者が13人に上ることが4日、消防などへの取材でわかった。
いずれも男性従業員で、軽傷という。
消防は、液体を毒性のある化学物質とみて成分調査。
警察によると、ポリタンクは廃棄物として同センターに運び込まれたもので、同日午前に実況見分を行い、液体が漏れ出た経緯などを調べている。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201508/0008272737.shtml
(2015年8月30日 ;修正1)
2015年8月25日23時0分に神戸新聞から、ポリタンクは違法に運び込まれた疑いがあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ポリタンクは、神戸市内の運搬業者が指定暴力団山口組総本部(同市灘区)から回収して持ち込んだとみられることが25日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、液体は同処理工場での処分が認められていない毒物の「フッ化水素酸」だったとみられる。
兵庫県警は、運搬業者が違法に運び込んだ疑いがあるとみて、廃棄物処理法違反容疑で捜査しており、同日午後、関係先として総本部を捜索した。
フッ化水素酸は、毒劇物法指定の毒物。強い腐食性があり、ガラスのつや消しなど工業用として利用されている。常温で気化し、その気体を吸うと呼吸困難などを引き起こす危険性がある。
捜査関係者によると、ポリタンクにはフッ化水素酸が入っていたことを示すラベルが貼られており、密閉状態のポリタンクから漏れ出たことで気化が進んだとみられる。
県警は、運搬業者が総本部から回収した経緯などを詳しく調べる。
事故は3日午後3時ごろに発生。廃棄物の仕分け作業中にポリタンクが割れたとみられ、同処理工場の従業員13人が目やのどの痛みを訴えて病院で手当を受けた。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201508/0008335759.shtml
(2015年12月4日 修正2 ;追記)
2015年12月2日7時0分に神戸新聞から、マニフェストに虚偽記載したとして廃棄物収集業者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月2日13時39分に産経新聞westから、12月3日付で朝日新聞神戸版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸市東灘区の六甲アイランドの廃棄物処理工場で8月、搬入されたポリタンクから毒劇物とみられる液体が漏れた事故で、廃棄物の内容を記す管理票に虚偽を記載して工場に交付したとして、兵庫県警生活環境課と東灘署は1日、廃棄物処理法違反の疑いで、収集運搬業者「K」(同市灘区)の社員2人と、法人としての同社を書類送検した。
捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、ポリタンクは指定暴力団山口組総本部(同市灘区)から排出され、毒劇物指定の「フッ化水素酸」が入っていたとみられる。
破損していたポリタンクからフッ化水素酸が漏れ、漏れた液体が気化して、煙を吸った工場の従業員十数人が手当てを受けた。
書類送検容疑は、8月3日、同総本部から回収したポリタンクやプラスチック類などの一般廃棄物を運ぶ際、「K」が排出した産業廃棄物であると管理票にうそを書き、工場に交付した疑い。
県警の調べに対し、2人は、ごみの中にフッ化水素酸があることを知らなかったが「廃棄物の仕分けが面倒だった」などと容疑を認めているという。
県警は事故後、関係先として同総本部を捜索していた。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201512/0008612868.shtml
http://www.sankei.com/west/news/151202/wst1512020055-n1.html
2015年8月3日19時13分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月3日11時18分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場で、2日夜に高レベル放射性廃棄物の廃液の漏れなどを監視する機器4つが相次いで故障したトラブルで、事業者の日本原燃は復旧作業を急ぐとともに、故障の原因は落雷と見て、引き続き詳しい原因を調べている。
このトラブルは2日夜、六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場の「分離建屋」と呼ばれる施設で、高レベル放射性廃棄物の廃液の漏れや、内部で発生するガスの圧力を監視する機器、あわせて4つが相次いで故障し、異常を示す警報が作動するなどしたもの。
日本原燃によると、機器は現在も復旧しておらず、直接、廃液の漏れなどを監視できない状態が続いているが、そのほかの機器の監視では、廃液の水位やガスの圧力などに異常がないため、放射性物質は外部に漏れていないという。
また、トラブルの原因について日本原燃は、落雷が影響した可能性が高いとみているが、「分離建屋」には複数の避雷針が設置されているということで、故障した機器の復旧作業を急ぐとともに、落雷が起きた場所の特定など、どのように故障が起きたのかトラブルの原因を詳しく調べている。
「分離建屋」は、使用済み核燃料から高レベル放射性廃棄物を分離し、ウランやプルトニウムを取り出す施設だが、国の安全審査を受けている段階で、現在は停止している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083866051.html?t=1438636128770
http://mainichi.jp/select/news/20150803k0000e040144000c.html
8月8日付で読売新聞青森版からは、続報的記事が下記趣旨でネット配信されていた。
日本原燃は7日、使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)で、管理区域内の建屋の放射線レベルを計る装置など計25機が2日から故障していたことを明らかにした。
同日午後に発生した落雷が原因とみられ、復旧を急いでいる。
原燃によると、25機のうち、管理区域内にあり安全上重要な装置は11機。
前処理建屋内で使用済み燃料を溶かす槽の放射線レベルを測定する装置や、分離建屋内でウラン溶液を加熱して濃縮する缶の蒸気の温度計などが正確な数値を示していなかった。
残り14機は、管理区域外の建物の火災報知機などだった。
分離建屋では、高レベル放射性廃液が漏れた場合に異常を検知する装置など4機が、同日の落雷が原因とみられる故障を起こしていた。
原燃は、「原因を詳細に調査し、一連の故障に関する報告をとりまとめる」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20150807-OYTNT50382.html
8月11日17時49分に産経新聞からは、調査の途中経過に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原燃は11日、落雷の影響により、装置に異常な電流が流れた可能性があるとする調査の途中経過を国に報告した。
原燃によると、29機器で異常が見つかり、うち15機器は安全上重要な機器だった。
廃液の漏れを検知する装置などでは二重になっている機器の両方が故障したため、事故時に放射性物質を建物内に閉じ込める機能が失われたと判断、国への報告対象とした。
2日夜に工場敷地で落雷があり、建物間にケーブルを通す地下道を通じて異常な電流が流れ、機器からの信号を伝える部品が壊れた可能性があるとしている。
原燃によると、11日時点で29のうち11の機器が復旧している。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150811/afr1508110035-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は、日本原燃HPに掲載されていたプレスリリース。
8月3日付
再処理工場分離建屋内(管理区域内)における安全上重要な機器の故障について
http://www.jnfl.co.jp/press/pressj2015/pr150803-1.html
8月11日付
再処理施設 分離建屋における安全上重要な危機の故障について(経過報告)
p10 ・敷地内の数箇所に落雷した可能性が考えられる。
・主排気筒に落雷したと仮定した場合、雷撃電流が地表面近くのトレンチ等の構造物に分流するなどして、トレンチ内のケーブル等に影響を与えたことが考えられる。
http://www.jnfl.co.jp/press/pressj2015/20150811besshi.pdf
キーワード;逆流雷?
2015年8月2日5時0分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後9時15分ごろ、大阪市港区の鉄くずリサイクル業「O社」の工場で、「男性が鉄板の下敷きになっている」と119番があった。
屋外作業場のブルドーザーに立てかけられていた鉄板(縦約3m、横約4m)が倒れ、同社従業員の男性(53)が下敷きになり、病院に搬送されたが、死亡が確認された。
警察によると、男性は1人で鉄板の補修作業をしていたという。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150802/wst1508020014-n1.html
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

