







2014年12月5日6時21分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前10時55分頃、福井県坂井市の鉄工所「N社」で、溶接中の火花がシンナーに引火、作業をしていた社員の男性(37)が、顔や手足に大やけどを負った。
警察の発表によると、男性はシンナー入りの一斗缶を台にして機械部品を溶接していたという。
一斗缶は爆発したが、工場などは無事だった。
工場は住宅街に位置しており、爆発後には消防車や近隣住民が集まるなど、周囲は一時騒然となった。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141204-OYT1T50123.html
2014年12月5日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前10時ごろ、多治見市北丘町5丁目の市道で、ガス管工事中に引火。男性作業員3人が重軽傷を負った。
警察によると、地下で作業をしていた作業員(47)が、顔や気道にやけどをする重傷。地上にいた2人も顔や手足にやけどをした。
ガス管に直径2.5cmの穴を開けてファイバースコープを入れる作業中だったという。
警察は、穴から漏れたガスに何らかの原因で引火したとみている。
(2015年1月20日 修正1 ;追記)
2014年12月5日付の岐阜新聞紙面に、内視鏡を入れて内部を探索中に引火したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(当該記事に基づき、タイトルも若干修正した)
警察によると、地面から約1mほど掘った地点で、ガスの引き込み管を入れ替える工事をしていた。
1人が本管に穴を開けて内視鏡を入れ、引き込み管の位置を探していたところ、漏れ出したガスに引火したという。
3人は小牧市の設備工事会社に勤務する同僚で、当時、計6人が作業に当たっていた。
2014年12月4日付で琉球新報から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
12月4日15時1分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前、豊見城市で、突風によるとみられる被害が確認された。人的被害はないという。
警察などによると、豊見城市与根のシーサイドゴルフクラブで、ゴルフネットの支柱20本以上が折れる被害があった。
支柱は、高さ10数mで、200mにわたり敷地側に折れ曲がっていた。
同クラブの従業員は、「折れ曲がったのは午前8時半ごろだと思う。突風は予測がつかず、対策のしようがなかった」と話した。
沖縄気象台は、同日未明に本島全域に強風注意報を発令していた。
那覇市では、午前8時39分に30.4mの最大瞬間風速を記録した。
気象台の担当者は、「ネットの面積が広いため、風の影響を強く受けた可能性がある」とみている。
出典URL
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-235368-storytopic-1.html
http://mainichi.jp/select/news/20141204k0000e040204000c.html
(ブログ者コメント)
○ゴルフ場のネットが強風で倒れた事例は、今年10月に鎌ケ谷市でも起きている。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4342/
○原因は、ネットの網の1本1本は細くても、その1本にかかる風の圧力をネット全体として集計すると、結構大きなものになる・・・ということではないかと、ブログ者は推定している。
○同じ理屈だと思われる事故は、ゴルフ場のネット以外、柵状の門扉でも結構起きている。そのうちの何件かは、本ブログでも紹介済。
2014年12月3日14時53分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月、身延町で崩落した土砂の撤去作業を行っていたダンプカーが沢に転落し、運転していた40代の男性が死亡した事故で、労基署は、工事を行っていた身延町の建設会社が、安全確保の措置を怠ったなどとして、会社と現場責任者の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、身延町の建設会社「Y社」と現場の責任者だった66歳の男性。
ことし5月、身延町の土砂崩落の現場で、土砂の撤去作業に当たっていたダンプカーが沢に転落し、運転していた当時47歳の従業員の男性が死亡した。
路肩や傾斜地でダンプカーなどを使った作業を行う際に、転落などのおそれがある場合には誘導者を置くことが定められているが、当時、そうした措置が取られていなかったなどとして、管轄する鰍沢労基署は、会社と現場責任者の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。
労基署の聞き取りに、会社は「法令は知っていたが、今回の作業は1人でも大丈夫だろうと安易に考えてしまった」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1043687371.html?t=1417640931141
2014年12月3日11時0分に産経新聞から、『「流線形」がアダ、新幹線よじ登り25000ボルト感電自殺の"衝撃想定外"』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東海道新幹線新横浜駅構内で11月15日、新幹線の車両の屋根によじ登った男性(25)が高圧電線に触って感電し、大やけどを負った事故をめぐり、鉄道業界に衝撃が走っている。
男性はその後、搬送先の病院で死亡したが、JR東海の広報担当者は「まさか電圧2万5千ボルトの電線に触って自殺を図るとは…」と驚きを隠さない。
同社を含め鉄道業界では、「車両の屋根の上」は運行トラブル対策上の盲点となっているのが現状で、鉄道各社は新たな対策が求められそうだ。
「始発前にとどろく衝撃音、車両最後尾の屋根の上には焼けた男性 『ドカーン』」
11月15日午前5時40分ごろ。早朝の静寂に包まれた始発前の新横浜駅構内に衝撃音がとどろいた。
東海道新幹線の車掌らが、音がした方向に急いで向かうと、発車準備中の新横浜発広島行き「ひかり493号」(16両編成)最後尾の車両の屋根の上で、髪や着衣が燃えた男性が倒れていた。
車掌らが消火器で消し止めた際、男性は3.5m下の線路に転落した。
警察によると、倒れていたのは無職男性。防犯カメラの映像などから、男性は入場券で改札を通り、運転席のボンネットから屋根によじ登る姿が確認されている。
駆けつけた警察官に「死にたい」と漏らしており、車両の屋根の上にある高圧電線に触れて自殺を図ろうとしたとみられている。
詳しい状況については、警察が男性の回復を待って聴取する予定だったが、男性は11月24日に搬送先の病院で死亡した。
一方、JR東海では、新幹線車両の屋根の上で男性が架線に触れて感電したことに困惑の声が広がる。
同社によると、屋根の上での作業は感電死のリスクが非常に高いため、必ず送電を止めたのを確認してから行うという。
広報担当者は、「まさかあんな危ない高圧電線に近づく人がいるとは…」と今でも驚きを隠さない。
「過去には6万6千ボルトで存命も」
電流が体内を瞬時に流れて死傷する感電事故は、低い電圧でも危険だ。
日本電気協会(東京都千代田区)によると、人体が著しくぬれている状態や金属製の電気設備などに人体が常時触れている状態では、25ボルトでも感電死する可能性はあるという。
とすれば、東海道新幹線の屋根の上で男性が触れた2万5千ボルトの電線は完全に「致死の領域」といえるが、奇跡的に助かるケースもあるという。
例えば、高圧の場合、電線に触った瞬間や接近しただけで体が吹き飛ばされ、感電死を逃れることがあるからだ。
「トラックの荷台で作業員が気づかないうちに6万6千ボルトの送電線に接近して吹き飛ばされ、背中に大やけどを負いながらも一命を取り留めたことがあった」。
感電防止を長年研究する独立行政法人「労働安全衛生総合研究所」(東京都清瀬市)電気安全研究グループの冨田一部長は、偶然助かったケースを説明した。
ただ、高圧電線をめぐる事故ではほとんどは感電死しており、「絶対に高圧電線に近づかないでほしい」と注意を呼びかける。
家庭用などの600ボルト以下の低圧でも注意は必要だ。
厚労省の統計資料によると、平成22年までの5年間で感電死した81人のうち、低圧の電気を取り扱う作業員らの死亡者数は69%、56人に上る。
低圧での感電死が多い点について、日本電気技術者協会(文京区)の担当者は、「取扱者が高圧に比べて低圧を扱うことが多いのも理由だが、低圧に対し高圧より警戒感が少ないことも背景にあるのではないか」と話している。
「流線形がアダ? 再発防止に頭抱えるJR東海」
新横浜駅での感電事故で東海道新幹線は、品川-小田原駅間が一時停電して上下153本が最大1時間26分遅れ、約16万人に影響した。
JR東海によると、列車が遅れた場合、遅延原因をつくった責任者や関係者に対し、
○乗客への特急料金の払い戻し分
○設備や車両の修理代
○トラブル処理に携わった社員の残業代
などを損害賠償請求するのが通例だが、今回の遅延時間については特急料金の払い戻し義務が生じる2時間より短いため、払い戻し分は損害賠償請求には含まれない。
ただ、JR東海によると、こうした運行トラブルは昭和62年の民営化以降初めてといい、社内でも想定外のトラブルへの再発防止策が見当たらない状況だ。
駅員らがホームを定期的に見回っているが、先頭や最後尾は監視の目が届きにくいのも事実で、しかも、車両編成の両端の形状はなだらかな流線形となっており、「ボンネットを伝って屋根まで簡単に登れる」(鉄道関係者)という声もある。
今年10月に開業から半世紀を迎えた東海道新幹線。
「安全・安定輸送」を至上命題とするJR東海は、今回の運行トラブルを契機に、いま一度リスクを洗い直す必要がありそうだ。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/141203/afr1412030001-n1.html
(ブログ者コメント)
半世紀に一度、新幹線の車両に登って自殺を試みる人間がいたとしても、それはリスク管理の対象外にしてよさそうな気がするのだが・・・。
2014年12月4日17時36分に日テレNEWS24(日本海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月5日付で朝日新聞鳥取全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後、鳥取県大山町で男性が重機の下敷きになり、亡くなった。
事故があったのは、鳥取県大山町羽田井の川の修繕工事現場付近。
3日午後3時半ごろ、大型トレーラーの荷台から建設用重機が転落し、会社員の男性(58)が重機の下敷きになった。
重機は重さが約12トンあり、男性は約1時間後に救出され、米子市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。
重機は甲川の改修工事に使われていたもので、作業を終え、男性がトレーラーに積み込もうとした際に、滑って転落したという。
警察で、事故の詳しい原因について調べている。
出典URL
http://www.news24.jp/nnn/news8755120.html
(2015年4月2日 修正1 ;追記)
2015年3月30日18時15分にNHK鳥取から、トラックを下り坂に停めて積み込み作業を行っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
去年12月、大山町を流れる川の工事現場でショベルカーが横転し、下敷きになった作業員が死亡した事故で、米子労基署は、法律で義務づけられた方法で作業を行っていなかったことが事故につながったとして、会社と当時の現場責任者を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、大山町の土木会社「A社」と、当時、現場責任者だった33歳の男。
この事故は、去年12月、大山町羽田井で行われていた、川の護岸を修繕する工事の現場で、大型トラックの荷台に載せようとした、重さおよそ12トンのショベルカーがバランスを崩して横転し、下敷きになった58歳の男性作業員が死亡したもの。
同署によると、地面が固く平らな場所で行うことが義務づけられているトラックへの積み降ろしを、「A社」と現場責任者は、労安法に違反して、トラックを下り坂に止めて行っていたことが、事故につながった疑いがあるという。
「A社」の工事部長は、「亡くなった作業員のご冥福をお祈りするとともに、作業マニュアルの見直しなどを進め、2度とこのような事故がないよう努めて参ります」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/4043629631.html?t=1427745054872
2014年12月2日18時59分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前8時すぎ、大村市宮小路の建設現場で、始業前の点検作業をしていた建設会社の従業員の男性(30)が、道路脇の溝の上に敷かれたコンクリート製の天板を踏み外して1.5mほどの深さがある溝に落ちた。
その弾みで、重さ約750kgの天板が落ちてきて男性は下敷きになり、病院に搬送されたが、頭などを強く打っていて、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性が踏み外した天板は、国道と建設現場の間にある溝を工事車両などが通行できるようにかけられていたということで、警察では、工事を請け負っていた建設会社の従業員らから話を聞いて、事故が起きた当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033650881.html?t=1417556034702
2014年12月1日23時35分に産経新聞westから、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
12月2日2時39分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後3時半ごろ、福岡市東区香椎浜ふ頭の市営「みなと100年公園」に設置されている風力発電施設の風車(直径約3.4m)の羽根3枚が突然折れて飛ばされ、一部が約90m離れた場所に止めてあったワンボックスカーを直撃した。
男性が車に乗り込もうとしていたところだったが、けがはなかった。
市は、強風が原因で、強風時に備えたブレーキも作動しなかったとみて、詳細を調べている。
この風車は、平成22年3月にも、羽根が折れて落下する事故が起きている。
市によると、折れた羽根はいずれも繊維強化プラスチック製で、重さ約7kg。3枚すべてが根元から折れていたという。
ワンボックスカーは運転席の窓ガラスが割れ、屋根の一部がへこんだ。
福岡管区気象台によると、当時、福岡市の最大瞬間風速は14.1m。
市によると、22年の事故は強風時に作動するブレーキの不具合で、羽根が過度に回転したことが原因だった。
風速約20mになると停止するよう改良していたという。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/141201/wst1412010083-n1.html
http://mainichi.jp/select/news/20141202k0000m040128000c.html
2014年12月2日8時32分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後2時半ごろ、鮭川村川口の農事組合法人「O」の工場内で、同法人職員の男性(21)が、アーム状の機械とレールの間に挟まれたと119番通報があった。
心肺停止状態で県立新庄病院に搬送されたが、窒息のため、同7時すぎに死亡が確認された。
警察などによると、男性は工場の無菌室内で、コンテナに入った瓶にナメコの種菌を植え付ける作業をしていた。
コンテナを移動させるレールと、コンテナを持ち上げるアームとの間に上半身が挟まれた状態の男性を、別の部屋で作業していた男性が見つけた。
警察は、原因を調べている。
出典URL
http://yamagata-np.jp/news/201412/02/kj_2014120200024.php
2014年12月1日19時46分にNHK広島NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後2時ごろ、広島市佐伯区五日市港にある工事現場で、「ショベルカーが転倒して近くのトラックにぶつかり、男性がけがをした」と消防に通報があった。
警察などによると、ショベルカーの一部がトラックにぶつかり、助手席に乗っていた50代の男性がけがをして病院に運ばれたという。
転倒したのは2トンのショベルカーで、工事現場でコンクリート片を1か所に集める作業をしていたが、事故が起きたときには作業は中断していて、土砂などが積んである傾斜のある場所に止めていたという。
ショベルカーを操作していた作業員は、「ブレーキにあたるストッパーは止めていた」と話しているという。
警察は、ショベルカーが転倒した詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20141201/3625771.html
2014年12月1日21時14分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月1日18時47分と12月2日18時30分にNHK水戸から、12月1日22時44分にTBS News iから、12月1日19時8分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後1時40分頃、茨城県神栖市東和田の化学製品製造会社「K社」で、「ドスン」という音がして、塩素ガスを送る屋外の金属管(直径約30cm)から煙が出ているのを従業員が発見した。
同社はガスを供給する栓を閉め、飛散防止の散水などを行ったが、工場に隣接する発電所の屋外で作業をしていた従業員ら約20人が体調不良を訴え、のどの痛みや吐き気の症状が出た男性5人(38~55歳)が病院に搬送された。
いずれも軽症という。
塩素ガスを供給する別の会社から工場に受け入れる配管に破裂したような破断した跡がみられ、また爆発音とみられる音を聞いた人もいるという
現場検証の結果、ガス漏れがあったとみられる現場付近の配管の一部が吹き飛ばされ、周囲に焼けたような跡が見つかったということで、何らかの原因で爆発が起きたとみられるという。
「K社」は接着剤や塗料に使われる樹脂の原料を製造していて、当時は屋外にある金属配管の一部が破裂して黒煙が上がり、その付近から塩素ガスが漏れたとみられるという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141201-OYT1T50112.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1073629072.html?t=1417466148755
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1073642281.html?t=1417555701012
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2362223.html
http://www.asahi.com/articles/ASGD15DRGGD1UJHB02R.html
(ブログ者コメント)
○K社のHPに、下記趣旨のお詫び文書が掲載されていた。
・近隣企業および外注作業委託先の従業員約20名が被災し、うち2名が入院したが退院。
・今回の事故は、塩素ガス受入れ配管の一部において発生した。
○塩素は支燃性ガス。どこかから可燃性物質が混入した、ということだろうか?
2014年12月1日18時0分にテレビ大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後、大分駅近くのマンションの建設現場で足場が倒れる事故があり、警備員の男性1人がけがをした。
現場の作業員は、「強い風が吹いた後、足場が倒れた」と話している。
事故があったのは、大分駅のそば、大分市要町のマンション建設現場。
警察などによると、1日午後1時半前、建設現場の高さ8mほどの足場が倒れた。
この事故で、当時、足場の上で作業をしていた49歳の警備員の男性が転落し、足や胸にけがをしたが、命に別条は無いという。
気象台によると、午後1時半頃、大分市内で最大瞬間風速22.5mを観測している。
出典URL
http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=16162
2014年11月30日16時36分にTBS News iから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月1日10時34分に千葉日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前8時ごろ、千葉市中央区の「JFEスチール株式会社東日本製鉄所」にある変電所内で、火災が発生しているのが見つかった。
消防がポンプ車など16台で消火にあたり、火はおよそ3時間後に消し止められたが、少なくとも500m2が焼けた。
警察などによると、工場内の複数の建物から火が出ているため、配電の際にショートするなど、電気系統のトラブルが出火の原因とみられるという。
この火事によるけが人はいなかった。
黒煙を発見した通行人男性が110番通報した。
同製鉄所によると、この影響で停電が発生したため、コークス炉のガスを燃焼処理するなどした。
「再発防止、一層の安全・防火管理体制の充実に全力を尽くす」とコメントした。
出典URL
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2361381.html
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/227730
2014年12月1日22時33分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月1日付で読売新聞中部版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県蟹江町の運送会社「T社」で11月29日午後4時過ぎに発生した火災は、約45時間後の1日午後1時24分、ようやく鎮火した。
警察によると、鉄骨スレートぶき5階建ての倉庫約2万2千m2が全焼した。
消防などによると、火災は30日午前5時15分頃に鎮圧したが、建物内部で火がくすぶり、放水は1日未明になっても続けられた。けが人はなかった。
建物内には、袋詰めされた菓子やギフト商品、荷造り用のビニール袋や段ボール箱、運搬用パレットなどが大量に保管され、パチンコ台、フォークリフトも置かれており、これらに次々と燃え移ったとみられる。
建物が倒壊する恐れがあるとして、消火活動も難航したという。
同社の森社長(72)によると、倉庫1階にいた工場責任者が異臭に気がつき、2階に上がると、フォークリフトを充電するケーブルやコンセント付近から火が出ていたという。
原因については、「従業員からは、焼けた倉庫の2階で、電動リフトを充電していたコンセントから火が出たと報告を受けた。煙がひどくて消火作業ができない状態だった。コンセント付近のほこりなどが原因と考えている」と漏電の可能性があるとし、「住民に迷惑をかけ、本当に申し訳ない」と謝罪した。
煙の影響で、近くを通る東名阪自動車道の上下線が22時間以上通行止めになった。
また、消火に大量の水を使用したため、周辺の一部地域で断水したり、水道水の出が悪くなったりした。町によると、約100世帯に影響があり、休業した飲食店もあったという。30日夜までにほぼ復旧した。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGD143J3GD1OIPE00Z.html
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20141201-OYTNT50036.html
(ブログ者コメント)
○コンセントのほこりが原因だったとすれば、トラッキング現象がこれだけの大火災になることもあるという、教訓的事例だったのかもしれない。
○バッテリー式フォークリフトの充電方法について調べたところ、某社のHPに、充電用のプラグを車体側のプラグに差し込んだ後、電源側プラグをコンセントに差し込む、という方法が書かれていた。
http://blog.goo.ne.jp/asahiforklift/e/07570546e0770e5f0bb1e6d15112ba0a
この方法であれば、電源側プラグにホコリはたまらない筈。
もし、電源側プラグがコンセントに差し込まれたままだったとすれば、マニュアル違反だった可能性も考えられる。
○一方、これだけ大規模な倉庫なのに、スプリンクラーは設置されていなかったのだろうか?
2014年11月28日21時18分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前10時半すぎ、苫小牧市王子町の王子製紙苫小牧工場で「ボイラーの外で燃料が燃えているようだ」と社員から消防に通報があった。
現場では一時、火が上がったというが、消防が現場に着いたときには、すでに社員らによって消し止められていて、けがをした人はいなかった。
警察などによると、燃えたのはボイラーを稼働させるための固形燃料で、ボイラーまで運ばれていく途中で何らかの原因で出火したとみられるという。
現場はJR苫小牧駅に近い市の中心部で、警察や消防は社員などから話を聞いて、当時の状況や火が出た原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20141128/3556522.html
2014年11月27日20時3分に静岡第一テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時40分ごろ、作業員らが下水道管を新たに設置するため、ショベルカーで土砂を掘っていたところ、すぐ横にあった住宅のブロック塀が崩れ落ち、下にいた男性作業員2人が生き埋めとなった。
生き埋めになった2人は救助され、病院に搬送されたが、収容先の病院で1人(62)の死亡が確認された。もう1人の作業員は、病院で治療中。
この工事は函南町発注の公共工事で、町内の業者が9月下旬から工事を行っていて、事故当時は4人で作業をしていた。
警察では、作業に問題が無かったかなど事故の原因を調べている。
警察などによると、民家のブロック塀の真横を掘ったため「支え」が弱くなり、ブロック塀が倒れてしまった可能性が高いという。
出典URL
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8807639.html
2014年8月13日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
※第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4181/
(2014年12月3日 修正1 ;追記)
2014年11月26日15時0分に毎日新聞から、この高校は雷警報器を設置することを決めたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月30日13時27分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
事故のあった私立誠信高校は、角紳一・中部大教授(高電圧工学)からアドバイスを受け、雷雲の接近を知らせる雷警報器を設置することなどを決めた。早ければ来月から運用を始める。
電力会社やゴルフ場などで使われているが、教育現場への導入は珍しいという。
警報器は、バスタ技研(東京都)製の「サンダーメーター」。
アンテナ設置地点から半径40km圏内の雷の活動を感知し、落雷の可能性がある10〜15分前に警報を鳴らす。
同社は、これまでに約700台を販売している。
同校は、音が鳴る警報器を職員室に置くとともに、グラウンドにいる生徒に迅速に伝わるよう、点滅するライトを設置する。費用は156万円。
また、その情報を教職員の携帯電話に送って注意喚起する。
さらに、積乱雲の突発的な発生に対応するため、気象情報提供会社「フランクリン・ジャパン」(神奈川県)と契約。
屋外の部活動を指導する教諭の携帯電話などで、
○落雷の予測とその確率
○落雷速報
○気象台の注意報や警報
などの雷予報情報を受信し、天候の急変に対応する。
初期費用は約44万円で、情報提供料として年間約45万円かかる見込みという。
同校は、事故以前も雷対策としてバックネットの支柱に避雷針を12本立てたうえ、職員が積乱雲の動きや雨の強さを予測する気象情報を確認するなどしてきたが、事故を機に、より精度の高い安全対策を講じることにした。
教職員向けの生徒指導細則にも、
〈1〉毎朝、気象情報を確認する
〈2〉天候の様子や変化に注意し、雷発生時には屋内に移動する
〈3〉雷雲が遠ざかり、20分以上経過して気象庁の情報を基に活動再開の可否を審議する
などを加えた。
来年の生徒手帳にも、こうした注意を盛り込む予定だ
平松教頭は、「生徒の命を守るという責任を果たさなければならない」と話す。
角教授は、「学校単独で複数の雷対策を導入した例は聞いたことがない。教育現場での事故防止策のモデルケースになる。生徒が落雷で亡くなった事態を重く受け止め、各学校では天気予報や天候に注意するなど、出来ることから取り組んでほしい」と話している。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20141126k0000e040212000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141130-OYT1T50031.html
(2015年8月9日 修正2 ;追記
2015年8月5日19時4分に毎日新聞から、下記趣旨の後日談的記事がネット配信されていた。
落雷事故が起きてから6日で1年。
一人息子を失った母ゆかりさん(39)は、「あっという間の1年だった。こんな悲しい事故は翔輝を最後にしてほしい」と話している。
落雷があったのは午後1時15分ごろ。降雨で一時中断した練習試合が再開した直後だった。
遠くで雷鳴が聞こえたかと思うと、約10秒後にドーンという音とともに稲妻が走り、マウンドにいた翔輝さんが倒れた。
観戦していたゆかりさんもマウンドに駆け寄り、教諭が自動体外式除細動器(AED)で蘇生を試みている間も名前を呼び続けた。
翔輝さんは病院に運ばれたが、回復することなく亡くなった。
バックネットに避雷針があっても事故が防げなかったことから、学校は、大気中の電気の状態から落雷の恐れを感知し、グラウンドにいる生徒に赤色灯で知らせるシステムを導入。気象情報会社が学校の周囲30km圏内で落雷予報を出せば、教諭の携帯電話にメールで注意喚起するようにした。
平松教頭は、「事故を繰り返さないことがわれわれの使命だ」と力を込める。
全国高校野球選手権大会の愛知大会で、野球部は翔輝さんの背番号21のユニホームをベンチに掲げ、甲子園を目指したが、3回戦で敗退。ゆかりさんは「翔輝のグラブをつけたチームメートが好投し、ピンチを乗り切ったときには涙が止まらなかった。学校の対応にも感謝している」と話している。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150806k0000m040024000c.html
2024年9月4日16時23分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、雷の怖さについて野球部員は先輩たちから厳しく言われ続けているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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この事故を受けて誠信高校では雷探知機を設置。
気温や湿度、電磁波を感知し、雷の発生確率が高まると赤色灯が作動。
屋外での部活動は即中止に。
下校しようとしている生徒には待機するよう呼びかけます。
また、学校から半径26キロ以内で落雷があった場合、教員のスマホに通知されるシステムも導入しました。
野球部2年生:
「ちょっと昔までは雷が鳴っても落ちると思わなかった。(今は)厳しく先輩たちに言われ続けてきたので、自分たちも練習中に雷が鳴り始めたら(避難)できる」
野球部2年生:
「最近台風の影響もあって(雷探知機の)ランプが光ることも多かった。いち早く誰もけがしないように被害を受けないようやってます」
誠信高校野球部顧問 澤田 教頭:
「10年という月日はまったく感じてはいません。ついこの間のことだという意識でいます。もう二度とこのような悲しい事故が起きないように油断ぬきに神経とがらせて 反応していかないと」
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb16e3fe3ee4f0344e7b8152fea5a3487d8ed96d
2014年11月26日10時53分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県尼崎市は25日、市道の水路に転落して重傷を負い、障害が残った市内の女性(71)に、約1600万円の損害賠償金を支払うことで合意したと発表した。
市によると、平成25年7月18日午後10時55分ごろ、同市武庫之荘を自転車で走行中だった女性が、前から来た車をよけようとして道路脇の水路(幅50cm、深さ67cm)に転落。脊髄を損傷する重傷を負い、首から下がまひする障害が残った。
女性側は、転落の危険があるにもかかわらず、水路に柵を設置しなかったのが原因だとして、市に治療費などの支払いを求めていた。
市は管理上の責任を認め、治療費や慰謝料として女性側に約1600万円を支払うことで合意したという。
市は、事故後、用水路に鉄製の柵(高さ1.1m)を設置した。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/141126/wst1411260024-n1.html
(ブログ者コメント)
以下のような同種事例を、つい最近、紹介したばかりだ。
2014年11月1日掲載
2014年10月26日 福島県会津若松市の道路脇にある深さ1mの側溝に夕方以降?自転車ごと転落して死亡、側溝には柵も蓋もなかった (他同種事故1件)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4388/
危険とは分っていても対象がべらぼうに多く、予算や人出の関係で全てには手が回らない・・・。
産業現場でも、同じような問題を抱えているところが多いと思うが、妙手はない。
毎年、少しずつでもよいので予算をとり、優先順位をつけてコツコツと対処していくしか、方法はないのだろう。
2014年11月25日22時34分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前10時55分ごろ、大津市坂本7丁目の湖西道路の上り線でタンクローリー1台が横転し、タンク内の灯油約1800ℓが路上に流出した。
一部が雨水排出管から高架下の大宮川に流入し、琵琶湖にも流れ出た。
運転していたガソリンスタンドの従業員男性(50)は軽傷。
国交省滋賀国道事務所が路面に中和剤をまくなどの処理にあたっている。
県と大津市も琵琶湖の大宮川河口にオイルフェンスを設置して水面の灯油を吸着マットで回収した。
事故の影響で、25日午後10時現在、西大津バイパスの下阪本ランプから湖西道路の坂本北インターチェンジの間の上り線が通行止めになっている。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20141125000160


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。