







2014年11月6日0時47分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月7日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後3時20分ごろ、北海道美唄市東美唄町常盤台の山中で、ボーリング調査をしていた自営業の男性(66)が意識を失っているのが見つかった。
男性は、病院で死亡が確認された。死因は肺挫傷とみられるという。
警察によると、男性は、地中に刺し込む棒に服の襟が巻き込まれていたといい、詳しい状況を調べている。
男性は、道道のトンネル工事に伴い、現場を調べていた。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/141106/afr1411060002-n1.html
(ブログ者コメント)
袖口が巻き込まれる事故はしばしば発生し、最近も、それと思しき事例を紹介したばかりだが、襟が巻き込まれたという事例は珍しい。
2014年11月5日16時31分に高知放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時過ぎ、高知市中久万の北環状線に面した作業現場から3.5トンのトラックが無人のまま動き出し、運転手の女性(29)を轢いた。
女性は、意識不明の状態で病院に搬送された。
現場周辺では、今年9月から下水道整備の工事が行われていて、女性は作業現場にトラックをバックで入れていたが、トラックが後ろにあった重機と接触したため動けなくなり、運転席を降りて様子を見に行ったとみられる。
しかし、現場が傾斜していたため、トラックが無人のまま動きだし、女性が巻き込まれたという。
警察では、業務上過失傷害の疑いも視野に入れて事故の原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www.rkc-kochi.co.jp/news/
2014年11月5日19時24分にNHK広島NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月5日21時31分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日夜遅く、広島市の土砂災害の被災地に設置されている、土石流の発生を検知するセンサーの警報器が誤って鳴っていたことがわかった。
国交省太田川河川事務所は、センサーと警報器を結ぶケーブルが動物にかじられたことが原因とみて調べている。
同事務所によると、4日午後11時半すぎ、広島市安佐南区緑井7丁目の谷に設置した、土石流が発生したことを知らせるワイヤーセンサーの警報器が1分間鳴り響き、河川事務所の職員など、約20の登録先にメールで通知された。
職員や消防、それに警察の担当者が現地にかけつけたところ、土石流は発生していなかったが、センサーと警報器を結ぶ太さ1cmほどの通信ケーブルの一部に、動物にかじられた跡が見つかった。
同事務所では、通信ケーブルが動物にかじられたことによって接触不良を起こしたとみて、詳しく調査している。
天候は良く、住民を避難させることはなかった。
同事務所によると、警報器が鳴ったことで住民が避難したという情報は入ってないというが、江角副所長は、「住民にご迷惑をおかけして大変申し訳ない。通信ケーブルを増やすなど、再発防止策を検討したい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20141105/5958461.html
http://www.sankei.com/west/news/141105/wst1411050090-n1.html
(ブログ者コメント)
通常は「問題なし」の信号を発信している通信ーブルが断線したことで誤発報した、ということではないだろうか?
もしそうだとすれば、フェイルセーフに設計した設備が設計通りに作動したというだけのことだ。
2014年11月5日付で朝日新聞知多版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後2時20分ごろ、知多市の出光興産愛知製油所で、廃棄物を一時保管していた鉄製コンテナ(長さ6m、幅2.2m、高さ1.4m)から煙が上がっているのを作業員が見つけ、119番した。
自衛消防隊が消火活動にあたり、約30分後に鎮火した。けが人はなかった。
同製油所によると、所内は1ケ月前から定期の補修工事中で、作業で出る廃棄物をコンテナ内に入れていた。
中にあった廃プラスチック類から出火したとみられるという。
コンテナは、精製装置から約1km東側に置かれており、操業などに影響はなかったという。
キーワード;自然発火
2014年11月4日12時1分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月4日14時14分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県豊田市内の1940戸で3日午後5時5分ごろから最長1時間27分にわたり停電があった。
中部電力岡崎支店は、同市大河原町銚子の中電阿摺(あずり)発電所(4800KW)で、水力発電の変電設備が水につかったとしている。
発電用のタービンも冠水し、内部のタービン油が漏えい。
同発電所が放水口に設置した吸着マットに少量の油が付着したが、矢作川への流出はなかった。
同支店によると、同日午前中から発電施設の点検を実施。
作業員が取水口のゲートの開閉を繰り返していたところ、操作ミスでゲートが一時的に23分間、閉まらなくなり、変電施設などが冠水したという。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20141104k0000e040180000c.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014110490141437.html
2014年11月4日付で読売新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月5日7時0分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道稚内市のJR宗谷線で3日朝、稚内発札幌行きの特急「スーパー宗谷2号」(4両編成、乗客36人)が、社内規定で運行中止の基準となる風速30mの強風が吹いていたにもかかわらず、通常運行をしていたことが分かった。
JR北海道は、事故につながる恐れがある「インシデント」に当たる可能性があるとして、国交省北海道運輸局に報告した。
同社によると、3日午前7時15分頃、特急が抜海―勇知間を走行していたところ、抜海駅の風速計が風速30mを観測した。
同区間を管轄する名寄市内の指令センターのパソコンのモニター上には警報を示す表示が出たが、警報音が鳴らなかったため、指令員が気づかず、特急に運行中止の指示を出さなかった。
観測結果は札幌や旭川の指令室にも届いていたため、約10分後、札幌から旭川経由で名寄に問い合わせたことで警報に気づいたが、特急は規制区間をほぼ通過していたため、そのまま通常運行させた。
幌延発稚内行き普通列車(1両編成、乗客1人)は規制区間を走行中だったため、停車させた。
警報装置のスピーカーに不具合があったという。
事故やけが人はなかったが、国交省は、脱線事故につながる恐れがあり、「インシデント」に該当するとして、JR北に対策などを報告するよう求めた。
3日の道内の天候は大荒れで、稚内地方気象台は当時、稚内市に強風注意報を出していた。
山形県庄内町のJR羽越線では2005年、特急電車が突風を受けて脱線し、5人が死亡する事故が起きた。
北海道新得町でも1994年、暴風で特急列車が脱線し、けが人が出た。当時は風速30m以上で運行見合わせと定めていたが、現場付近の風速計が故障していた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20141104-OYTNT50029.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/572529.html
(2014年11月14日 修正1 ;追記)
2014年11月12日16時25分に産経新聞から、警告表示が見えにくい場所にあったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道が強風下で特急列車の運行を続けた問題で、同社の島田社長は12日、札幌市の本社で記者会見し、「さらに風が強まれば重大事故になりかねなかった。お客さまにあらためて深くおわびする」と陳謝した。
JR北海道によると、この問題は3日に発生。稚内発札幌行き特急列車スーパー宗谷2号(4両編成)が稚内市の宗谷線抜海-勇知間を走行中、近くの風速計が風速30m以上の強風を観測した。
しかし、運行管理に当たっていた宗谷北線運輸営業所指令室(名寄市)では指令員が防災システムの警告表示を見逃し、機器の不調で警報音も鳴らなかったという。
島田氏は、警告表示が室内で指令員から見えにくい場所にあったことを明らかにし、「警告表示を指令員の近くに移したり、警告と同時にランプを点滅させたりする対策を検討したい」と述べた。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/141112/afr1411120018-n1.html
2014年11月3日付で東京新聞から地図付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月3日12時26分にNHK NEWS WEBから、11月3日22時47分にライブドアニュース(日テレNEWS24)から、11月2日23時0分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後3時35分ごろ、東京都品川区豊町六の国道1号の歩道で、「『ドン』と音がしてマンホールのふたが吹き飛んだ」と、複数の通行人から110番があった。
警察が調べたところ、周辺の49カ所でマンホールや側溝のふたが浮き上がっていた。
警察によると、近所の男性会社員(19)がバイクの修理をしていて、路上に置いていた燃料タンクが倒れ、ガソリン約10ℓが側溝に流れ込んだ。
男性がタンクを持ち上げたところ、火柱が上がって爆発音がしたという。
男性は、顔に軽いやけどを負った。
男性がいた場所から直線距離で約200m先でもマンホールや側溝が浮き上がっていたが、歩行者などにけが人はなかった。
警察は、側溝に流れ込んだガソリンが下水に乗って広がり、何らかの原因で引火したとみて調べている。
たまっていたメタンガスも爆発した可能性があるという。
男性は、警察の事情聴取に対し、「側溝の近くに置いていたバイクの燃料タンクからガソリンが漏れていることに気付き、タンクを持ち上げたら火柱が出て、爆発が起きた」と話しているということで、警察は、その際に出た静電気にガソリンが引火した可能性があるとみて調べている。
現場は、都営地下鉄浅草線中延駅の南側の住宅街。
国道1号から東に入る区道約100mでも、マンホールのふたが浮き上がっていた。
近くに住む70代の女性は、「打ち上げ花火のようなドーンという音が3回して、警察官から『下水管を洗浄しているので、ガスを使うのは控えてください』と言われた」。
タイヤ販売会社を経営する男性(64)は、「下水が逆流してトイレが水浸しになった」と話した。
出典URL
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014110302000121.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141103/k10015900991000.html
http://news.livedoor.com/article/detail/9428143/
http://www.asahi.com/articles/ASGC25T4XGC2UTIL01V.html
(ブログ者コメント)
○歩行時に帯電した男性会社員からガソリンタンク(おそらくは金属製)に向け、火花放電が発生した可能性が考えられる。
○テレビの報道番組では、「ガソリンだけでこれだけの爆発は考え難いので、下水道中に存在していたメタンガスも爆発した可能性が考えられる」と報じられていた。
○たしかに、10ℓ程度のガソリンが流れただけで、数100mもの範囲に爆発の影響が及ぶとは、チト考え難い。
本件、メタンガスの存在以外、細長い下水道で起きたということで、デトネーションの可能性も考えられるのではないだろうか?
最近のデトネーション事例といえば、2012年5月の魚沼市八箇峠トンネル事故を思い出す。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1857/
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3223/
2014年11月2日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後0時20分ごろ、八戸市河原木の三菱製紙八戸工場の作業員から、「ベルトコンベヤーから火が出ている」と119番通報があった。
ポンプ車など約30台が出て消火にあたり、約2時間後に鎮火した。けが人はなかった。
警察などによると、出火したのは工場南側にあるリサイクルボイラーに通じるベルトコンベヤーで、ボイラーの燃料となる廃タイヤを約60mの高さまで運び上げる。
温度を感知する管制室の警報装置が作動し、作業員が確認したところ、炎と煙が出ていたという。
火は、コンベヤーの下部から出たとみられる。
リサイクルボイラーは工場に電気を供給する発電設備の一部。24時間稼働しているが、近くに作業員はいなかったという。
警察が、出火原因などについて調べている。
2014年11月1日20時59分に読売新聞から、事故発生を伝える記事が、下記趣旨でネット配信されていた。
1日午前3時10分頃、岩手県北上市相去町の東北自動車道下り線で、キャンピングカーが炎上し、乗っていた3人が死亡、3人が重軽傷を負った。
県警高速隊の発表によると、東京都江戸川区の男性(42)が運転しており、長男(3)、義母(62)の2人が死亡。次男(1)とみられる遺体も見つかった。妻(39)も重体、長女(5)は軽傷、男性も重傷を負った。
同隊によると、一家は、義母自宅に向かう途中だったという。
男性は消防に対し、「右前輪が破裂し、その後、火が出た」と話している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141101-OYT1T50015.html
11月4日付で岩手日報からは、原因に関する図解付きの記事が、下記趣旨でネット配信されていた。
北上市相去(あいさり)町の東北道下り線で6人が死傷した1日未明のキャンピングカー火災で、ガソリンタンクの底に「板バネ」とみられる金属製の自動車部品が刺さり、路面に接触する状態だったことが3日、県警への取材で分かった。
摩擦で出た火花がガソリンに引火し、一気に燃え広がった可能性があるとみて、原因の特定を急いでいる。
県警などが1日行った実況見分で判明した。
県警高速隊などによると、タンクは右前輪の後方に備え付けてあった。
板バネは長さ48cm、幅7cm、厚さは最大1.7cm。
数枚を重ね合わせて車台と車軸をつなぐサスペンションの一部とみられる。
現場から約100m手前の路肩にも同様の板バネが落ちているのが見つかり、もともと連結していたとみられる。
主にトラックやバスに使われるが、キャンピングカーから脱落した板バネはなく、別の車両から脱落したか、荷台などから落下した可能性が高い。
キャンピングカーを運転していた男性は、「右前輪破裂後、その辺りから出火した」などと話していることから、落ちていた板バネを走行中に踏み一部がタンクに刺さったとみて、詳しい出火原因を調べている。
出典URL
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141104_3
11月8日付で読売新聞岩手版からも、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
板バネが、別の車の整備不良による「部品脱落」や「積み荷落下」による場合、道交法違反(整備不良、転落等防止措置義務違反)にあたる可能性があり、県警は所有車両の特定を急いでいる。
県警は、板バネが炎上の原因とは断定していない。
ただ、キャンピングカーの部品ではないとしており、青柳交通部長は5日の定例記者会見で、「走行中に(車体から)脱落したのか、トラックなどから落下したのか。(所有車両の)運転手に話を聞き、責任を問えるか判断したい」と語った。
道交法違反容疑も視野に、捜査を進める方針だ。
発表によると、板バネは長さ48cm。形状から、トラックなどに使われていたとみられる。
右前輪の後ろにあるタンクの底に刺さり、下端は路面に接していた。
消防によると、右前輪はバースト(破裂)していた。
運転していた男性にキャンピングカーを販売した「キャンピングカーパーク」(群馬県渋川市)の店長によると、車両はマイクロバスを改装したもので、車長約6m、高さ2m80cm、幅2m10cm。
板バネが刺さっていたガソリンタンクは鉄製で、二重層だった。
容量は107ℓで、路面からの高さは30~40cmほどだった。
店長は、「強度の高いタンクを突き破るのは通常では考えられない。高速回転するタイヤに板バネが巻き込まれ、激しい勢いでタンクに突き刺さったのではないか」と話す。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20141107-OYTNT50123.html
(ブログ者コメント)
この程度の大きさの板バネでは、夜間の高速走行中、認識できなかったのかもしれない。
認識できたとしても、急ハンドルを切るわけにはいかず、踏んでしまう可能性大だ。
ただ、踏んだにしても、タンクにさえ刺さらなければ・・・。
タンクが違う位置にある別の車が踏んでいたら、タンクに刺さっていたかどうか・・・。
偶然に大きく左右された事故の一つだと感じた。
2014年11月1日18時26分にYAHOOニュース(TBS系)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日未明、神奈川県藤沢市にあるワインメーカー大手の「メルシャン」の工場で、作業員とみられる男性が死亡しているのがみつかった。
ベルトコンベアに巻き込まれたとみられている。
1日午前2時半ごろ、藤沢市のメルシャン藤沢工場から、「ベルトコンベアに人が挟まれたようだ」と119番通報があった。
救急隊などが駆けつけたところ、ペットボトルにワインを充填するラインのベルトコンベアの前で、作業着を着た40代くらいの男性が倒れていて、まもなく死亡が確認された。
警察は、工場の作業員とみて身元の確認を急ぐとともに、男性がベルトコンベアに巻き込まれたとみて、詳しく調べている。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20141101-00000044-jnn-soci
2014年11月2日付で朝日新聞湘南版(聞蔵)からは、ちょっと異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前2時25分ごろ、藤沢市城南4丁目のメルシャン藤沢工場で、ベルトコンベヤーの前に作業員の男性が倒れているのを同僚が発見した。
警察は死亡を確認。40代の作業員とみて、身元を確認している。
警察によると、男性はワインの製造ラインで、上下に動くバーに頭を挟まれたとみられる。
2014年10月31日16時50分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
名古屋市の発注で水道管工事があった220カ所で道路にひびがあることがわかった。
工事後の埋め戻しに使う材料に指定外の物質が混ざったのが原因とみられ、市はひびを直すよう、施工業者に指示をする。
市上下水道局によると、ひびが見つかったのは、同市の千種や南など7区のほか、同局の給水区域である愛知県北名古屋市、清須市内の道路。
ひびは幅約1cmで、断続的に約100m続く所もある。
同局が2009~12年度に老朽化した水道管の取り換え工事を発注した場所で、名古屋市内の複数の業者が担当した。
昨夏以降、同局に市民から通報が相次いだため調査。
工事後の埋め戻し材に、鉄鋼精製時に生じる「鉄鋼スラグ」が混ざっていた。
スラグ内の生石灰が水を吸って膨らみ、路面がひび割れたとみられる。
工事契約では、埋め戻しに採石した天然の材料を使うよう指定され、スラグは指定外。
業者は聞き取りに対し、現場の資材置き場に敷くスラグを「誤って搬出した」、「ダンプで一緒にすくってしまった」などとし、故意ではないと説明しているという。
市は、スラグに反応する磁石で工事現場を検査するほか、業者に再発防止の徹底を指導する。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGB034JNGB0OIPE004.html
2014年11月1日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後3時25分ごろ、青森市本町3丁目のビル3階から、団体職員の女性(22)が転落し、両腕の骨が折れる重傷を負った。
警察によると、当時は火災避難訓練中で、脇の下を輪状のベルトで締めて人を吊る緩降機と呼ばれる器具を使い、高さ約7mの窓から降りようとしていた。
原因は今後、調査するという。
(ブログ者コメント)
避難器具を使った訓練中に転落して負傷したという事例は、ブログ者の記憶にはない。
使い方を誤ったのか?
器具の維持管理が悪かったのか?
それとも・・・。
緩降機メーカーのHPには、使用方法などに関し、以下のような説明、注意表示が掲載されている。
http://www.oriro.co.jp/products/kankoki/
(2015年1月20日 修正1 ;追記)
2014年11月1日付の東奥日報紙面に、転落した女性の体にロープが着いていなかったという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
女性は、勤務する団体が主催する訓練に、ほかの職員ら30人とともに参加。
3階建て建物の最上階から避難器具を使って地上に降りようとした際に、3階から地上に転落した。
避難器具はロープで体を固定するもので、女性の体にはロープが着いていなかったという。
訓練は、職員らが自ら器具を装着して地上に降りる内容で、同日は数人の職員が女性の前にも避難器具を使用していた。
2014年10月31日21時37分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後2時ごろ、徳島市の市道で行われていた消防無線の設置工事の現場で、土木建築会社の社員の男性(30歳)が、トラックを固定していた鉄製の器具を外したところ、トラックが動き出して器具との間にはさまれた。
この事故で、男性は、腹部を強く打つ大けがをして、病院で手当てを受けている。
現場は、徳島市の眉山の山頂に近い幅およそ6mの市道で、急な坂になっているという。
警察は、労災事故として、一緒に作業をしていた社員から事情を聞くなどして、現場の安全管理などに問題がなかったか調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8025868481.html?t=1414790978475
2014年10月30日6時21分にNHK NEWS WEBから、『酸素吸入中のたばこに注意を』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
酸素吸入器を使用中に、たばこを吸おうとしてライターの炎を顔に近づけたために、炎が大きくなり火災となる事故が都内で相次ぎ、今月には79歳の男性が死亡していたことが分かり、東京消防庁は燃焼実験の映像を公開して注意を呼びかけている。
今月17日、東京・港区の都営アパートの7階の部屋の一部が焼け、この部屋に住む79歳の男性が救出され病院に運ばれたが、まもなく死亡した。
東京消防庁などで調べたところ、男性は医療目的で酸素吸入器を使っている際に、たばこを吸おうと顔にライターを近づけたところ、炎が大きくなり、洋服に燃え移って死亡したとみられることが分かったという。
同じような火災はこの10年余りの間に13件起き、今回を含めて2人が死亡しているということで、東京消防庁は火が出る様子を再現した実験の映像を公開した。
酸素吸入器は、チューブを使って鼻から酸素を体内に送り込むもので、酸素の濃度が高いためにライターなど僅かな炎でも近づけると激しく燃えるおそれがあり、実験では、顔の前で大きくなった炎が、チューブを導火線のように伝わって洋服に燃え移る様子が分かる。
東京消防庁は、酸素吸入器を使用しながら、たばこを吸ったり近くで火を使ったりしないよう注意を呼びかけている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141030/k10015810371000.html
2014年10月31日付で読売新聞東京23区版からも、『酸素吸入中 喫煙で火災』というタイトルで、同趣旨の記事がネット配信されていた。
酸素吸入器を使用中に、たばこを吸おうとして火災になるケースが、今年に入って都内で2件起きていたことが、東京消防庁の調査でわかった。
酸素吸入器の酸素は高濃度で引火しやすく、同庁などは、近くで火を使わないよう呼びかけている。
酸素吸入器は、呼吸を補助する医療機器。
濃縮装置で作り出した高濃度の酸素を鼻に差し込んだチューブを通して、体内に送り込む。
同庁によると、今年5月、足立区の女性(51)がチューブを鼻から外し、たばこを吸ったところ、火種がチューブに触れて引火し、大けがをした。
10月には港区の男性(79)が酸素吸入器を着けたまま、たばこを吸おうとしたところ、チューブから漏れ出た酸素に引火、顔や服に火が燃え広がり、死亡した。
同様の火災は2004年~13年の10年間に都内で11件起き、計8人が死傷しているという。
医療用ガス供給業者などでつくる「日本産業・医療ガス協会」(港区)によると、チューブには大気中の約4~5倍の濃度の酸素が通っており、マッチや線香などの小さな火種でも、鼻などから漏れた酸素に触れると、一気に燃え広がることがある。
同協会は、「家族も含めて、火気を近づけないよう注意してほしい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20141031-OYTNT50036.html
(ブログ者コメント)
過去に同種記事を何件か紹介済。それらと同様、本記事は「火災」ではなく、「高濃度酸素の危険性」カテゴリーに入れておます。
2014年10月31日付で伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月31日22時12分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前9時ごろ、明和町八木戸のコンクリート製造工場「F社工場」で、同社の協力会社社員の男性(53)が砂を貯蔵するサイロに転落したと、119番があった。
男性は、約10時間後に心肺停止状態で救出され、松阪市内の病院で死亡が確認された。死因は窒息死。
警察などによると、サイロは円筒状で、直径約10m、高さ約22m。生コンクリートの原材料となる砂を貯蔵していた。
当時、サイロに砂を送り込むベルトコンベヤーを整備していた。
同僚の男性(61)が転落を発見した。
同僚の男性は同日8時半ごろ、死亡した男性から、「足場の板をサイロに落としてしまった」と電話を受けて以降、連絡が取れなくなったことから、付近を探していた。
消防の救助隊が到着した際、男性は体のほとんどが砂に埋もれた状態だった。
このため隊員らは、サイロ上部から約10m下の砂地に内部のはしごで降下。
スコップで砂をかきだして、男性を引き上げた。
砂が崩れやすく、救出作業に手間どったという。
「富士ピー・エス」の男性役員(54)は、取材に「日々の朝礼で作業の打ち合わせはしており、危険予知活動は徹底している。安全管理に問題はなかった」と話した。
警察は、男性が板を拾おうとして砂に足を取られたとみて、事故の状況を調べている。
出典URL
http://www.isenp.co.jp/news/20141031/jiko01.htm
2014年10月29日23時2分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後0時半ごろ、東京都台東区根岸5のすし店から出火、火は隣接の建物3棟に燃え移り、すし店と居酒屋の2棟が全半焼するなど、計約390m2が焼けた。
警察によると、消火作業中の消防隊員ら5人が崩れてきた居酒屋の壁の下敷きになり、東京消防庁の隊員(34)と、66歳と67歳の消防団員の計3人が足の骨折などの重傷。他の2人も軽傷を負った。
出火当時、すし店には客や従業員ら十数人がいたが、全員逃げて無事だった。
従業員は「卵焼きを作るために油をひいたところ突然火が出た」と話しており、出火原因を調べている。
現場は、東京メトロ日比谷線三ノ輪駅近くで、店舗や住宅の密集地域。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20141030k0000m040132000c.html
(ブログ者コメント)
外壁が崩れる瞬間の映像をテレビで見たが、建物左側の上方から道路側に向かって崩れ始め、数秒で外壁全てが崩落。右隅のほうにいた消防士の方が下敷きになったように見えた。
ブログ者の記憶によれば、複数の報道番組で専門家の方々が、以下のようにコメントしていた。
○建物の内側に入って放水していたらしいが、建物の内側から外壁に向けて放水した可能性も考えられる。ただ、そういった場合は、指揮者の指揮の下、行う筈だが・・・。
○映像によれば、外壁が崩れた建物と、その左隣にある建物との間に放水している。延焼防止のためにそういった放水をすることはあり、その場合、水圧を上げることもある。それも外壁が崩れた一因かも。
2014年10月30日10時24分に福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前9時25分ごろ、いわき市のH製麺所で、同社社長の男性(76)が左腕を機械に挟まれた。
男性は外傷性ショックで間もなく死亡。
警察は、労災事故とみて調べている。
警察によると、男性は1人で麺をこねる作業をしており、小麦粉と水を混ぜるミキサーに衣類の一部が引っ掛かり、巻き込まれたとみられる。
別の部屋で作業をしていた従業員が異音に気付いて駆け付け、男性を発見したという。
出典URL
http://www.minyu-net.com/news/news/1030/news3.html
2014年10月28日22時58分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月5日に北海道電力泊原子力発電所の構内にある工事中の事務所で起きたボヤは、防火用の鉄板を固定するアルミ製のテープに溶接の火花で穴があき、近くにあった断熱材に火花が飛んだことが原因と見られることがわかった。
このボヤは、今月5日、泊原発の構内にある工事中の事務所で溶接を行っていたところ、火花が飛んで断熱材の切れ端が燃えたもので、けが人はなく、放射性物質が漏れるなどの影響はなかった。
北電が原因を調べたところ、当日は火花が周囲に燃え移らないよう、防火用の鉄板を設置して溶接を行っていたが、火花が鉄板を固定するアルミ製のテープに穴を開け、そこから近くにあった断熱材に火花が飛んだことが原因と見られることがわかったという。
このため北電は、今後、溶接の際にはアルミ製のテープに耐火材を塗って保護することを決め、再発防止に努めるとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20141028/5770201.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。