







2014年7月2日19時4分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前10時半ごろ、かほく市高松の「のと里山海道」の下り線で、道路の左側に止まっていた2台の作業車のうち、後ろにいた作業車に大型トレーラーが衝突した。
この事故で,2台の作業車の間にいた作業員の男性(30歳)と警備員の男性(45歳)が死亡した。
また、ほかの作業員の男性1人とトレーラーを運転していた男性も、けがをした。
現場は片側2車線で、見通しはよく、警察によると、2台の作業車は左側の車線のはじに前後に止まっていて、死亡した2人は道路に白線を引く作業や走ってくる車を見張る作業にあたっていたという。
警察によると、作業車の後ろの部分には注意を呼びかける標識が設置されていたほか、作業車から30mほど手前の場所では、別の作業員が、作業をしていることを知らせるために旗を振っていたという。
警察は、事故の状況などを詳しく調べている。
この事故で、のと里山海道は、かほく市の高松インターチェンジと県立看護大インターチェンジの間で5時間あまりにわたって上下線が通行止めになった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025675683.html?t=1404334167278
7月3日15時38分に北國新聞からは、トラック運転手の直前の様子が、下記趣旨でネット配信されていた。
かほく市高松の「のと里山海道」下り線で2日、金沢市内の男性会社員2人が死亡した事故 で、大型トレーラーを運転していたトラック運転手のAさん(59)が、「誘導員も作業車も見えていた。右側に車線変更をしようと思っていたが 、気付いたらぶつかっていた」と話していることが3日、勤務先の会社関係者への取材で 分かった。
関係者によると、Aさんは、「ぶつかる直前のことは覚えていない」などと述べている という。
警察は、Aさんのけがの回復状況を見ながら、調べを進める。
出典URL
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/E20140703002.htm
(ブログ者コメント)
あれは、今から40年ほど前のことになる。
職場の仲間と車3台でドライブに行った時のことだ。
ブログ者は2号車に乗っていたのだが、1号車が、見通しはよいものの信号がない三叉路で、対向車が来ているにもかかわらず右折しようとして、ぶつかってしまった。
運転していた人いわく「前から車が来ていることはわかっていた。なぜ右折しようとしたのか、自分でもわからない」。
あの事故も、そして今回の事故も、魔がさした?
事故が無くならない原因の一つに、こういったこともあるのかもしれない。
(2020年8月30日 修正1 ;追記)
2020年8月29日11時12分にNHK石川から、運送会社の運行管理不適切などと指摘した事故報告書がまとめられたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6年前、かほく市の「のと里山海道」で、作業用の車両に大型トレーラーが衝突し、作業員2人が死亡した事故について国土交通省の事故調査委員会が報告書をまとめ、ドライバーの長時間労働が常態化するなど、運送会社側の管理体制の問題点を指摘した上で、業界での再発防止策の徹底を求めました。
2014年7月、かほく市の「のと里山海道」で発生した事故では、大型トレーラーが作業用の車両に衝突し、近くにいた作業員の男性2人が巻き込まれて死亡しました。
国土交通省の事故調査委員会の報告書によりますと、トレーラーの運転手は事故の前、仕事の拘束時間や、連続運転時間の上限をたびたび超過するなど、長時間労働が常態化していました。
事故調査委員会は、運送会社側の運行管理体制などが不適切で、安全確保のための措置がとられていなかったことが事故の背景にあると考えられると結論づけ、点呼を確実に実施することドライバーの疲労の程度や、健康状態をしっかり確認することなど業界での再発防止策の徹底を求めました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20200829/3020005857.html
2014年6月30日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
(2014年7月7日 修正1 ;追記)
2014年7月1日21時27分に中日新聞から、工事中に誤って配電盤スイッチに触れて停電したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月1日19時18分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に伴い、タイトルも修正した)
製鉄所の酒本所長が1日、発生後初めて会見した。
今年3度目となる事故の経緯を説明し、「人為的なミスと機械がうまく作動しないことが重なった」と謝罪した。
製鉄所によると、6月22日午後2時ごろ、中部電力から電気を受ける受電線の保護装置の更新工事中に、作業員が誤って配電盤のスイッチに触れ、電気が遮断された。
その直後、非常用のバックアップ装置が稼働し、自家発電施設の電力の周波数を調整して停電を構内の一部にとどめることができたが、その後、このバックアップ装置に異常が発生したため自家発電施設に大きな負荷がかかって運転できなくなり、午後3時前に構内全体が停電した。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014070190212747.html
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20140701/5624491.html
(ブログ者コメント)
本記事の第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4046/
7月1日付で同社HPに、上記報道よりもやや詳しい内容がプレスリリースされている。
http://www.nssmc.com/news/20140701_100.html
2014年7月3日付で朝日新聞三河版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月2日11時57分に毎日新聞から、7月2日9時8分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
岡崎市の市立矢作中学の体育館で1日夕、照明が落下して女子生徒がけがをした事故で、照明が倒れないよう、チェーンを巻きつけるなど、必要な安全措置がとられていなかったことが分かった。
同日、市教委が会見で明らかにした。
説明では、2階通路に置かれたスタンド式の照明(高さ約1.2m)が倒れて、ヘッド部分(重さ約10kg)が落下し、約3m下のフロアーで部活動中だった3年女子生徒(14)の頭に当たった。
生徒は、後頭部を3針縫うけがを負った。
市教委によると、落下した照明器具は、体育館で行事などの際、壇上などを照らすためのもの。
だがピンはなく、いずれの対策もとられていなかったことが分かったという。
5月中旬に使用した後、失念して放置したことが原因だとみられる。
事故当時は、2階通路には誰もいなかった。
熱中症対策のため窓を開けており、風に揺られたカーテンが引っかかって照明が倒れ、その衝撃でヘッド部分が外れて落下した可能性が高いという。
フロアーでは約90人の生徒が部活動をしていた。
事故を受けて市教委は、市立小中学校に対し、校内の安全点検を行うよう指示するとともに、ピンがなかった理由についても調べている。
県教委も今後、各市町村教委に注意喚起する予定だという。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140702k0000e040249000c.html
2014年7月1日付で夕刊いわき民報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月1日15時6分にNHK福島から、7月2日付で毎日新聞福島版と朝日新聞福島中会版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前4時半ごろ、いわき市の小名浜製錬の銅製品を鋳造する工場の溶融炉から高熱の銅が漏れ出し、配線ケーブルを焼失した。
出火当時、作業現場には20~50歳代の従業員の男性6人がいたが、けがはなく、およそ3時間後に消し止めた。
警察などによると、溶融炉はドラム缶を横にしたような形状で、直径約2.7m、炉の長さは約3.5m。
銅の熔体を1500~1700℃に加熱する交換式のインダクター(加熱コイル)が炉の下部左右に1基ずつ設置されており、何らかの原因で、その片側から約1200~1230℃の銅が漏れ出したとみられる。
漏れ出した銅はコンクリートの床面に落下、炉の下部に山状に滞留した。
輻射熱により、炉から数m離れた場所に設置されていた配線ケーブルが焼失したが、熔体は堰の範囲内で食い止められ、工場外に漏れ出すことはなかった。
事故当時、炉には約40トンの熔体が入っており、数10トンほどが漏れたという。
また、10mほど離れた場所に銅に添加するためのマグネシウムが置かれていたため、引火を避けるために急遽、移動させたという。
正午現在も炉のある建屋内は熔体の発する高熱で防護服を着た消防隊も入れず、警察などでは、冷却を待って原因や損害状況を実況見分する。
この加熱装置は、1年半から2年ごとに交換が必要で、去年6月ごろに取り替えた時には、特に異常はなかったという。
現場は、石油コンビナートなどが並ぶ小名浜港臨海工業地帯の一角で、住宅街にも接している。
関係者などによると、敷地内から黒煙が上がっているのを近隣住民が見付け、同日午前4時49分に119番通報した。
消防が同製錬所に事実確認をしたところ「現在確認中」などとの返事があり、同社から通報があったのは同5時12分。
小名浜消防署では同5時すぎには出動しており、発生から40分以上も通報が遅れたことなどに対し、同社では「マニュアルでは緊急連絡の仕組みを作ってあるが、その通りにできなかったことは、結果として教育が行き届かなかったこと。大変申し訳ない。反省して二度とこういうことがないよう努めたい」とコメントしている。
小名浜製錬では、ことし1月にも、炉から漏れ出した熔体が冷却用の水と反応して水蒸気爆発を起こし、男性社員が足にやけどをする事故が起きている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055640321.html?t=1404248957592
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140702ddlk07040019000c.html
(ブログ者コメント)
ことし1月の事故は、下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3593/
それにしても、またしても溶解炉関係の事故。
5月の豊橋市での事故の記事中、溶解炉関係の事故が多いと感じている旨コメントしたが、その後も6月に小坂町で起こり、そして今回の事故。
やはり多い。
以下は豊橋市での事故。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3919/
以下は小坂町での事故。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4025/
2014年6月29日21時19分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月30日8時3分に北海道新聞から、6月30日1時12分にテレ朝ニュースから、6月30日14時53分に読売新聞から、7月1日10時40分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後1時30分ごろ、北海道登別市登別温泉町の「N病院」の職員から、「貯水タンクの中に男性2人が倒れている」と110番通報があった。
警察署員らが、病院内の貯水タンクで男性2人が湯に浮いているのを発見。2人は約2時間後に死亡が確認された。
警察などによると、行方不明の職員の家族から28日夜、「病院から帰ってこない」と連絡があったため、29日午前から職員が院内を捜していた。
警察などによると、貯水タンクはFRP製で温泉大浴室がある棟の2階にあり、幅2m、奥行き1m、高さ1.5m。
タンクには、温泉治療に使う硫黄泉がためられている。
タンク内から硫化水素が検出され、2人とも硫化水素中毒が死因とみられている。
病院によると、タンクには約60℃の源泉がタンクの半分ぐらいまで入っており、普段は職員が立ち入らない。
28日に浴室を利用した患者から「湯が出ない」との声が寄せられ、40代と30代の設備担当職員2人がタンクを点検しにいったとみられるという。
タンクの上部には作業用の穴が開いていて、中にはしごが掛けられていた。
警察が調べたところ、タンクの底に温泉成分の汚泥がたまり、タンクの蓋も開いていた。
警察によると、当時、2人はタンクの底にたまった泥を取り除く作業をしていたが、泥を自動で排出する装置が何らかの原因で作動しなかったため、バケツですくい上げていたという。
ふだん、タンクの中に人が入ることは想定されていないということで、警察と労基署では、安全管理に問題がなかったか、引き続き調べている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG6Y5TH2G6YIIPE02C.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/548304.html
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000029727.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140630-OYT1T50074.html
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140701/5605733.html
2014年6月28日22時2分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
6月30日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後1時半ごろ、兵庫県姫路市白国4の市道脇で、ドラム缶(直径60cm、高さ90cm、容量200ℓ)が破裂し、約50m吹き飛んだ。
けが人はなかったが、近くにある民家の屋根の一部が壊れた。
関西電力姫路支店によると、現場近くの電線が切れ、周辺の約40軒が約2時間停電した。
警察などによると、28日午前10時ごろ、近くの塗装会社の従業員数人が、床の塗装に使う液体の水性ウレタン樹脂を処分するため、ドラム缶に水性ウレタン塗料と液体硬化剤を計約100ℓ入れてふたを閉め、市道脇の産業廃棄物用ごみ置き場に捨てたという。
密閉されたドラム缶内が、塗料の固まる際に発生するガスで高圧となり、破裂した可能性があるという。
ドラム缶は空の状態で重さ20~30kgあり、塗料などを含めると100kg以上あったとみられる。
近くの男性会社員(25)は、「ドーンという爆発音で振り返ると、ドラム缶が電柱よりも高く飛び、駐車場に大きな音を立てて落ちた」と驚いた様子で話した。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140628-00000010-kobenext-l28
6月28日23時22分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後1時30分頃、兵庫県姫路市白国の住宅街にある空き地でドラム缶1本が破裂し、約50m離れた駐車場まで飛んで落下した。
ドラム缶の上に置いてあったベニヤ板の破片も弾みで飛び、約35m先の民家に当たって瓦3枚が割れた。
付近の電線も一部が切断され、40軒が約2時間停電。けが人はなかった。
警察などによると、近くの塗装業の男性(38)と従業員計3人が同日午前11時頃、空き地にある廃棄物回収箱の中にドラム缶を置き、床などの塗装に使う液体の水性ウレタン樹脂を固めて処分するため、この樹脂と硬化剤をドラム缶の7分目まで入れて蓋を閉めていたという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140628-OYT1T50149.html?from=ycont_top_txt
2014年6月28日19時1分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月28日17時19分にサンケイスポーツ(共同)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前8時40分ごろ、別海町大成の町道の工事現場で、パワーショベルでつり上げられた重さ1トンの土のうが落下し、作業員の男性(59歳)が下敷きになった。
警察によると、男性は病院に運ばれたが、頭を強く打っていて、まもなく死亡した。
当時、現場では町道の舗装工事をしていて、警察によると、男性らは現場で土のうをつくり、ショベルの爪に引っかけて移動させる作業をしていた。
土のうは1m50cmの高さまでつり上げられていたが、パワーショベルと結んでいた金具が突然、壊れて落下したという。
警察では、工事を請け負っていた会社から話を聞くなどして、事故のいきさつや詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140628/5581061.html
http://www.sanspo.com/geino/news/20140628/acc14062817190001-n1.html
(ブログ者コメント)
これも、労安則164条の「用途外使用制限」に抵触する作業だったのかもしれない。
164条の内容は下記記事参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4001/
2014年6月27日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
青森市教育委員会の定例会が26日あり、市内松原一丁目の中央市民センター利用者に負傷事故があったことが報告された。
センターによると、7日午前10時半ごろ、3階の中会議室で、音楽サークルが楽器の練習中に、天井から金属製の枠がついたスピーカーカバーが落下し、20歳前後の男性の頭に当たった。
男性は、頭に1cmほどの傷を負い、出血した。病院で検査の結果、軽傷だったという。
スピーカーカバーは約30cm四方で、厚さ約1cm。金属製の枠は、幅1cmだった。
スピーカーカバーは、周囲4カ所をビス留めして天井に設置されていたが、点検していなかったという。
2014年6月27日10時58分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西空港で平成23年、ホノルル行きハワイアン航空ボーイング767が誤って滑走路に進入したトラブルで、運輸安全委員会は27日、機長らが管制官の指示を聞き間違え、管制官もパイロットの復唱を十分確認しなかったのが原因とする調査報告書を公表した。
報告書によると、23年10月12日、滑走路手前にいたハワイアン機を引き続き待機させるため、管制官は「Hold position(待機せよ)」と指示。
機長らは、米国で10年9月まで使われていた「Position and hold(滑走路上で待機せよ)」という管制用語と聞き間違え、滑走路に入った。
このため、滑走路に着陸しようとした全日空の貨物機が着陸をやり直した。
副操縦士は「滑走路上で待機する」と誤って英語で復唱、管制官は指示が伝わったと思いこみ、確認しなかった。
安全委はハワイアン航空にパイロット教育を求め、管制官には「Hold short of runway(滑走路手前で待機せよ)」との用語で待機場所を示すべきだったとした。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140627/dst14062710580002-n1.htm
(ブログ者コメント)
運輸安全委員会の報告書は、以下のURL参照。
http://www.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/rep-inci/AI2014-3-1-N588HA-JA8356.pdf
そこには、管制官とパイロットの詳細なやりとりが記されている。
骨子は下記。
○タワーはA機に、「Hold short of runway 06R(滑走路06Rの手前で待機せよ)」と指示し、A機はこれを復唱した。
○A機は、誘導路A14に入り滑走路06Rの手前で停止した。
○タワーはA機に、「Hold position(待機せよ)」と指示し、「Expect departure after next arrival fivemiles(出発は最終進入経路上5nmの地点にいる次の到着機の後の予定である)」と通報した。
○A機は、「Position and hold(滑走路に入って待機)」と復唱した。
○A機は、誘導路A14から走行を開始した。その後、停止位置標識を超えて滑走路06Rへ入った。
○タワーはA機に、私は「hold position(待機せよ)」と指示したはずなのに、あなたは滑走路に入ってしまったと伝えた。
○A機はタワーに、あなたは「Position and hold(滑走路に入って待機せよ)」と言ったと答えた。
○これに対してタワーは、「taxi into position and hold(滑走路に入って待機せよ)」という意味ではなく、私が言ったのは「hold position(待機せよ)」であると伝えた。
○A機は、「Position and holding(滑走路に入って待機する)」と復唱したはずだと答えた。
○A機は、「And hold on the runway(そして滑走路上で待機した)」と付け加えた。
○タワーは再びA機に、「Hold position that means tocontinue to hold short of runway(滑走路手前で待機を続けよという意味で待機せよ)」と私は言ったはずだが、理解できなかったかと尋ねた。
○A機はタワーに、我々全員は「Position and hold onthe runway(滑走路に入り待機せよ)」と聞いたと答えた。
2014年6月27日12時17分に神戸新聞から、下記趣旨の記事が写真と図解付きでネット配信されていた。
昨年2月に乗客ら13人が重軽傷を負った高砂市の山陽電鉄脱線事故で、運輸安全委員会は27日、踏切内で立ち往生した車載用トラックの運転手が、荷台後部に立てていた積み降ろし用スロープを下げたため、特急電車が乗り上げて脱線したとする調査報告書をまとめた。
事故は昨年2月12日午後3時50分ごろ、同市荒井町の踏切で発生。先行の乗用車が踏切前方にある交差点の信号で止まったため、トラックは渡り切れず、荷台を踏切内に残した。
時速約95kmで走行中の特急はブレーキをかけたが間に合わず、荷台とスロープに衝突。1、2両目が脱線して電柱やブロック塀を壊しながら進み、約120m先の荒井駅ホームにぶつかって止まった。
報告書によると、トラックの運転手は、スロープを遮断棒に引っかけずに前進して踏切から出るため、車外に出てスロープを事故直前に下ろした。
長さ9.6mのトラックは遮断棒の内側に1.7m以上残っていたため、スロープ(2.8m)を下げると線路2本を完全にまたいだという。
運転手が踏切の非常ボタンを押していれば、特急のブレーキが間に合った可能性があった。
踏切内の障害物検知装置はトラック荷台より上に位置し、下ろされたスロープを検知しなかったとみられる。
また、同委は、事故直後に特急の乗務員が運転指令に連絡せず、後続車両の適切な列車防護ができていなかったと指摘している。
事故を受け、県などは、同踏切や類似の踏切の道路を赤茶色に舗装して注意を呼び掛けるなどの再発防止策を講じている。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201406/0007092176.shtml
(ブログ者コメント)
運輸安全委員会の報告書は下記参照。
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail.php?id=1836
2014年6月28日付で朝日新聞山梨全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月28日付で山梨日日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後3時ごろ、昭和町清水新居の「ダイタ昭和ショッピングビル」の解体工事現場で、ビルの外壁のコンクリート片が7~8mの高さから落下し、下にいた解体業者に勤める作業員の男性(43)に当たった。
警察によると、男性は病院に搬送され緊急手術を受けたが、内臓を損傷し体の複数箇所を骨折するなどの重体だという。
警察によると、落下は約1時間前にも起きた。
同日午後2時10分ごろ、外壁(縦約2m、横約3m)のコンクリート片が崩れ落ち、コンクリート片が工事現場と道路を隔てる地上部分の鉄製の板を押し倒し、板は県道を走行していたゴミ収集車に当たった。
助手席の窓ガラスが割れたが、乗っていた2人にけがはなかった。
宙吊りになっていた外壁の一部が、午後3時ごろ、現場を確認していた男性の上に落下したとみられるという。
警察は労災事故として、現場の安全管理に問題がなかったか調べている。
出典URL
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2014/06/28/1.html
また、6月29日付の山梨日日新聞紙面に、事故原因に関する下記趣旨の記事が掲載されていた。
元請けのY社と下請けのS社は28日、取材に対し、「重機の操作ミスが落下の原因」との見解を明らかにした。
重機で作業中、重機か解体した壁の一部が壁にぶつかり、壁が崩れたとしている。
最初の落下について両社は、「重機の操作ミスが原因」との認識。
ただ、壁に何がぶつかったかについて、Y社は「解体作業用の重機が誤って壁に当たった」、S社は「重機で(建物内の)階段を引っ張って撤去していた際、階段が回転して壁を傷つけた」としており、説明に食い違いがある。
2014年6月27日19時10分にテレビ山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月27日付で山口朝日放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午前9時20分ごろ、山口市徳地三谷の県道で、住宅の浄化槽の清掃をするために駐車していた給水車が動き出し、ブレーキをかけようと運転席に乗り込もうとした会社員の男性(38)が、給水車と石垣との間に挟まれた。
男性は、約2時間後に死亡が確認された。
現場は幅5mほどの緩やかな下り坂で、給水車は止めていた場所から15mほど坂を下り、男性が挟まれたという。
清掃作業は、別の男性と2人でしていたが、男性だけが給水車が動き出したことに気がついたという。
給水車は、エンジンがかかっていないと作業できず、当時ギアはニュートラルに入っていたという。
警察では、サイドブレーキのかかりが甘かった可能性もあるとみて、調べている。
出典URL
http://www.tys.co.jp/NewsDetails.aspx?CAT=News-Local
2014年6月27日12時18分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月28日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午前6時半ごろ、垂井町府中の県道で、運転手の男性(46)が運転していた大型冷蔵冷凍車を路肩に止めて近くのコンビニエンスストアで買い物をしていたところ、車が動き出し、止めようとした男性が電柱との間に挟まれた。
男性は、駆けつけた消防署員に救出され病院に運ばれたが、胸や腹を強く打っていて、およそ1時間後に死亡した。
道路は緩やかな傾斜があったという。
消防によると、現場に到着した当時、車は鍵がささったままでエンジンがかかっていたという。
警察で、車が動き出した原因など、詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085542681.html?t=1403903757170
2014年6月24日22時41分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高島市が基準値を超えるダイオキシンを含む廃棄物を神戸市沖の埋め立て処分場に搬入していた問題で、県は24日、排出元の高島市環境センターが2007〜11年度に、年1度の焼却施設の定期点検を一度も実施していなかったと発表した。
基準値を超え始めた時期(07年度)と符合する。
問題発覚から25日で2週間たつが、不正を隠して三重県伊賀市に廃棄物の受け入れを要請していたことが判明するなど、高島市のずさんな施設管理や隠蔽体質が次々浮上している。
環境センターへの立ち入り検査を24日に終えた県と市によると、定期点検は廃棄物処理法に基づいて県に提出した維持管理計画書に明記されていたが、5年度連続で怠っていた。
この期間に設備の故障や不具合による緊急停止が計58回と急増しており、県は「点検しなかったこともダイオキシンの数値が上がった要因の一つ」とみている。
大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪湾フェニックスセンター)や県、市への取材によると、高島市は07年度以降、フェニックスセンターが運営する「神戸沖埋立処分場」にダイオキシンを含む廃棄物を搬入。
基準値を超えた場合、焼却炉を清掃した上で再検査し、基準内で収まった数値だけを年度ごとの契約時、同センターに提示していた。
こうした経緯やデータは、環境センターがほぼ毎年、市環境政策課に報告しており、市当局と組織ぐるみで隠蔽していたかたち。
環境センターの清水所長は、12年9月に基準値の17倍のダイオキシンが検出された際、部下から「(焼却炉を)掃除すれば下がる」と聞いた上で許可していたといい、不正が「慣例」(清水所長)として申し送りされていたとみられる。
また、4月からフェニックスセンターに廃棄物を搬入できなくなったことを受け、高島市は5月中旬、伊賀市に受け入れを要請。
その際に自らの不正を隠し、搬入できなくなった理由を「基準値が超えたことの報告遅れ」と伝えていた。
伊賀市がいったん受け入れを決めた後で表ざたになり、同市は「信頼関係がなくなった」として受け入れを取り消した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140625k0000m040117000c.html
6月25日2時14分にmsn産経ニュース滋賀からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
県によると、センターにある2基のガス化溶融炉は、2007年度から2013度まで、施設の水漏れやバグフィルターの異常などで計81回、緊急停止していた。
県は、点検がきわめて不十分だったことが、こうした機器の異常や、煤塵の基準値超過につながったとみている。
また、2007年11月に基準値を超えるダイオキシン類濃度が初めて検出された際、市とセンターの職員が2度、対応を協議。
その場では、焼却炉の停止や、関係法令に基づいて県や搬出先の大阪湾広域臨海環境整備センターへの報告などは議論されず、「再度、測定しよう」などとするやりとりがあったことも、書類などから明らかになった。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140625/shg14062502140002-n1.htm
6月24日付で毎日新聞滋賀版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
高島市の福井市長は23日、2007年に「誰が、どういう議論をして、どう判断したのか。当時の職員や書類記録では定かでないが、次年度からあしき踏襲が始まったと思われる」と語った。
市は違法な事態の経緯を調査中で、検査で初めて基準超えの数値が出た当時について認識を示した。
福井市長は市の問題として「職員の課題先送り、順法精神や危機管理の欠如があった。7年間もなぜ(違法事態を)続けたのか解明したい。組織としてチェックできなかったのも問題」としたが、「書類記録などでの(当時の)事実関係把握は難しい」とも語った。
市は、福井市長を委員長に幹部職員らで対策強化検討委員会を設置し、書類記録の点検や職員の聞き取りを開始。
退職者も含めた環境センターや関係部課の職員は約80人いるが、詳しい事情を知らない職員もおり、絞り込んで聞き取りを進める方針。
また、環境工学の専門家や弁護士らをメンバーとする第三者調査委員会を月内にも発足させる。
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http://mainichi.jp/area/shiga/news/20140624ddlk25040474000c.html
6月27日付で毎日新聞大阪版夕刊からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪湾フェニックスセンターが2002〜13年度に実施した焼却施設の抜き打ち検査の対象に、排出元の高島市環境センターは含まれていなかったことが分かった。
老朽施設を優先していたため、02年稼働と比較的新しい環境センターは対象から外れたとみられる。
また、06年に完成し、同様に基準を超える廃棄物を持ち込んだ「城南衛生管理組合」(京都府八幡市)の施設も対象外だった。
フェニックスセンターは、今年度搬入している113自治体(一部事務組合含む)全ての廃棄物の抜き取り検査を実施するなど,不正防止策を強化する。
フェニックスセンターは近畿2府4県や168市町村が出資し、1982年に設立。
神戸沖、尼崎沖、泉大津沖、大阪沖−の4つの埋め立て処分場を管理・運営し、113の市町村などから廃棄物を受け入れている。
同センターによると、抜き打ち検査はダイオキシンなど有害物質が基準値を超えていないか調べる目的で2013年度までの12年間に242回実施したが、予算や人員の事情から古い焼却施設を優先。
厳しい規制基準を定めたダイオキシン類対策特別措置法が00年に施行されたこともあり、その後に稼働した高島市環境センターは抜き打ち検査を行うまでもなくこの基準を満たしていると判断していたという。
今回の問題を受けて、フェニックスセンターは搬入する自治体に対し、焼却施設の検査回数を増やしてダイオキシンなどが基準値を下回っているか細かく調査するよう要請。
センター自身も、全自治体の施設での抜き取り調査に乗り出した。
今後、抜き打ち検査の強化についても検討する。
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http://mainichi.jp/area/news/20140627ddf041040024000c.html
2014年6月24日10時19分にNHK松江から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中国電力は、島根原発のリスク管理を行う専門の部署を広島市にある本社に新たに設けると発表した。
これは、電力会社で作る電気事業連合会などが原発事故のリスクの研究を強化するのに合わせて各地の電力会社で進めているもの。
中国電力は、島根原発で人為的なミスが起きる確率や機器が故障する確率などを考慮して重大な事故が起きる可能性などを算定する「リスク管理専門部署」と、この部署で算定した重大事故が起きる可能性を前提に安全対策を検討する「原子力安全性向上タスク」という部署を設けるとしている。
いずれの部署も、広島市にある本社に今年度中に設けられる予定で、「原子力安全性向上タスク」は本社にある電源事業本部の部長をトップに12人の社員で構成されるが、「リスク管理専門部署」の詳細は今後検討するという。
中国電力は、「原発事故が起きる可能性は無くならないという認識のもと原発の安全性向上に努めていきたい」としている。
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http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4035442031.html?t=1403651676499
2014年6月24日7時46分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
機械メーカー「的場電機製作所」は23日、同社製の家庭用ローラー式電気マッサージ器を使った山梨県内の80歳代女性が今年5月、ローラーに衣服を巻き込まれて窒息死する事故があったと発表した。
同様の死亡事故は1999年以降、今回で5件目となり、同社は「使用を中止してほしい」と呼び掛けている。
厚生労働省も同日、同種製品の製造販売業者に対し、ひもや衣服を巻き込む恐れがないか自主点検を行うよう都道府県を通じて指示するとともに、消費者庁や業界団体などを通じ、消費者に適正な使用を求めた。
問題の製品は、的場電機製作所が83~90年に約42万台を販売した足用のマッサージ器「アルビシェイプアップローラー」。
同社によると、死亡した女性は、布製のカバーを外した状態で、椅子と背中の間で使っていたところ、上着がローラーに巻き込まれて首が締めつけられ、窒息死したとみられるという。
同じ製品を使った40~60歳代の女性4人が99~2012年の間、いずれもカバーなしで首などに使用し、衣服が巻き込まれて死亡した。
取扱説明書には、カバーなしで使用しないよう注意書きがあり、同社は「商品の欠陥ではない」として回収しないが、この製品と、同社が1988~96年に約36万台を販売した同種製品「シェイプアップローラー2」には、無理な力がかかった際にローラーが停止する安全装置がないという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140623-OYT1T50122.html
6月24日8時59分に朝日新聞からも、同趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
事故が起きたのは足裏用の「アルビシェイプアップローラー」。専用の布カバーを付けたローラーの上に足をのせて使う。
同社によると、女性は今年5月9日ごろ、いすの背と背中の間に、布カバーを外したマッサージ器を挟んで背中にあてて使っていたところ、衣類が巻き込まれたという。
同社は88~96年に販売した後継機種「シェイプアップローラーⅡ」でも使用中止を呼びかけている。
現在の型はカバーがねじで固定され、負荷がかかると停止する安全装置がついているという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG6R4VS8G6RULBJ00S.html
(ブログ者コメント)
製品安全は本ブログの掲載対象外であるが、
○機械を正しくない方法で使ったための事故
○思いもしない使われ方をして事故になることがある
という2点が気になったので、紹介する。
2014年6月24日付で毎日新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道電力は23日、泊原発の仮設ごみ置き場で5日に発生したぼやについて、「異なる溶剤を一つの袋に入れた結果、化学反応で発熱、発煙した可能性が高い」とする調査結果を発表、道と周辺4町村に報告した。
北電によると、協力会社の作業員が工事を終えて不要となったペースト状のパテ(約1kg)と液状の硬化剤(約1ℓ)をそれぞれ布に染みこませ、同じごみ袋に入れたため、化学反応が起きた可能性が高いとしている。
作業員は、「認識不足だった」と話しているという。
北電の内規には原発敷地内での溶剤の廃棄方法に関する明確な規定はなく、今後見直す。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20140624ddlk01040260000c.html
6月24日付で読売新聞北海道版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
同社は23日、廃液漏えい防止装置の防水工事で出たゴミの処理が不適切で発熱したためと発表した。
発表によると、発煙は工事で使った半練り状の塗料であるパテと、硬化剤の残りが化学反応し、高温となったことが原因。
通常、パテ100に硬化剤1の割合で使うが、硬化剤を拭き取ったぞうきんとパテをまとめて捨てた結果、1対1に近い割合となり、発熱しやすくなった。
当時は気温も30℃と高かった。
ゴミは、協力会社が産廃業者に出すために仮置きしていたという。
同社は、「注意喚起とともに社内規定を見直し、再発防止に努めたい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20140624-OYTNT50004.html
6月23日19時7分にNHK北海道NEWS WEBからは、取り扱いに関する規程はあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後の調査で、北電は火事の原因について、原発の補修工事を行う協力会社が原発周辺の設備工事の際に使った塗料と硬化剤を本来、別々に分けて捨てるべきところを一緒にビニール袋に入れて捨てたため、化学反応を起こして袋に引火し、煙が出たとみられることがわかった。
このため北電は、原発で工事やメンテナンスを行う協力会社、30社余りに対し、化学製品の取り扱いを定めた規程に従って、適切に処理するよう呼びかけたという。
北電は、「工事などで化学物質の廃材が出た場合は今後、適切な方法で速やかに処理するよう規程を徹底させ再発防止に努めたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140623/5429611.html
(ブログ者コメント)
硬化剤廃棄時の発火トラブルは、2012年10月に高浜原発でも起きている。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2406/
ブログ者思うに、これらは原発敷地内で起きたために報道されただけで、世の中には、表に出ない同種トラブルが結構あるのかもしれない。
(2014年7月10日 修正1 ;追記)
2014年6月24日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
硬化剤の製品ラベルには、目的外で他の化学物質と混ぜないよう注意を促す表示があったが、協力会社社員が見逃していたという。
北電によると、パテと硬化剤は、発電設備の洗浄剤廃液が保管場所から漏れ出ないよう防液堤表面を塗装するもので、本来は、練り状のパテ100に対し、液体の硬化剤1の量を混ぜて使う。
だが、協力会社員は、別々の容器に保管していた両者を廃棄する際、掃除用布に染み込ませながら、1対1の分量を同じビニール袋に入れた。
北電は、「化学物質を含んだ残材の不適切な取扱いで、認識が不十分だった」とし、製品ラベルの確認や工事残材を早期に原発構内から撤去することなど、再発防止策を徹底するとしている。
2014年6月24日16時9分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月25日付で毎日新聞神奈川版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後1時15分ごろ、横浜市泉区中田町の中田中央公園で落雷事故があり、グラウンド整備をしていた30代の男性2人が後頭部に痛みを訴え救急搬送された。
消防によると、近くの木立に雷が落ちて感電したとみられる。
1人は重傷、もう1人は中等症と診断された。ともに意識はあるという。
2人は「トンボ」と呼ばれる道具でグラウンド整備をしており、重傷を負った男性のトンボは金属製、もう1人の男性のトンボは木製だった。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140624/dst14062416090007-n1.htm
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20140625ddlk14040192000c.html
(2014年7月5日 修正1 ;追記)
2014年6月25日付の神奈川新聞紙面に、当時のやや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
消防などによると、男性2人が感電したとの119番通報があったのは24日午後1時15分ごろ。
仲間と野球をしていたが、雨が激しくなり、片付けやグラウンド整備をしていた時に付近に落雷があったとみられるという。
駆け付けた救急隊に「落雷があり、後頭部が痛くなった」と訴えたため、病院に搬送した。
キーワード;誘導雷(側撃雷)?
2014年6月24日16時45分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前9時ごろ、茨城県石岡市柿岡の建設作業現場で作業をしていた男性(32)から落雷でけがをしたと、119番通報があった。
警察などの説明では、男性が鉄筋に触れていたところ、近くで雷が光り、手にしびれが走ったという。
男性は病院に搬送されたが、外傷はなく、命に別条はないという。
水戸地方気象台によると、茨城県内には当時、雷注意報が出されており、石岡付近で数件の落雷があったという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG6S5F6PG6SUJHB01F.html
キーワード;逆流雷?


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。