本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年8月3日付で毎日新聞秋田版から、また8月4日9時43分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前4時45分ごろ、秋田市の東北電力秋田火力発電所3号機(出力35万KW)で火災があり、稼働中のボイラー(高さ約51m)の地上15m地点の側面と、近くの吸気用配管などが焼けた。建物への延焼やけが人はなかった。
影響で3号機は運転停止し、同社管内の供給力は約2.3%減少する。
警察などによると、当直の社員4人が、火災警報器でボイラー内部からの燃焼ガス漏れとそれに伴う火炎に気付き、運転を停止。燃えていた部分は消火器で消し止めた。
東北電力秋田支店によると、稼働中の火災は初めて。
3日に警察などが実況見分したところ、建屋の高さ15m付近にある配管に亀裂があったことが分かった。
亀裂から燃料の原油と重油が漏れ、何らかの原因で引火した可能性もあるとみて調べている。
消防などによると、空気をためる「ウインドーボックス」と呼ばれる部屋の内部を通る燃料配管付近の燃え方が激しかったという。亀裂にはすすが付着していたほか、亀裂から漏れた燃料が燃えたとみられる焦げ跡が見つかった。
4日も実況見分が行われる。
出典URL
http://mainichi.jp/area/akita/news/20120803ddlk05040038000c.html
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20120804b
(2012年8月22日 修正1 ;追記)
2012年8月15日19時41分にNHK秋田から、火災原因に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、東北電力のHPにも、図解付きのプレスリリース記事が掲載されていた。
東北電力によると、ボヤで燃えたのはボイラーに空気を送り込むダクトの壁などで、あわせて100m2。
東北電力の調べでは、ボイラーに燃料の原油を注入するバーナーの中に小さな金属片が入り込んだことでバーナーが詰まり、燃焼不良となって空気ダクトの内部に燃料が漏れ、ダクト内で燃えたのが原因と見られるという。
金属片が混入した原因は分からないとした上で、バーナーは定期的に清掃するため、清掃する時に異物が入らないように対策を取るとしている。
東北電力は燃えた部分の修理を済ませ、15日午後3時に3号機の運転を再開した。
東北電力では「今後も安全を最優先に発電所の安定運転に万全を期したい」とコメントしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6014298591.html?t=1345069866727
http://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/1184016_1049.html
2012年8月1日21時12分にNHK大阪から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前8時すぎ、大阪・大東市南郷町の送風機の部品を作る町工場で、従業員の男性(36)が倒れているのを、出勤してきた別の従業員が見つけた。
男性は頭などを強く打っていて、約2時間半後に死亡した。
警察によると、男性は連日の猛暑対策として、工場の屋根に水をまいて温度を下げるスプリンクラーの設置を計画していたという。
高さ約7mの屋根には男性が踏み抜いたとみられる穴が開いていて、穴の近くにホースをつないだスプリンクラーが置かれていたという。
警察は、男性がスプリンクラーを取り付ける作業中に誤って転落したとみて調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/osaka/2004007631.html
1日午前8時すぎ、大阪・大東市南郷町の送風機の部品を作る町工場で、従業員の男性(36)が倒れているのを、出勤してきた別の従業員が見つけた。
男性は頭などを強く打っていて、約2時間半後に死亡した。
警察によると、男性は連日の猛暑対策として、工場の屋根に水をまいて温度を下げるスプリンクラーの設置を計画していたという。
高さ約7mの屋根には男性が踏み抜いたとみられる穴が開いていて、穴の近くにホースをつないだスプリンクラーが置かれていたという。
警察は、男性がスプリンクラーを取り付ける作業中に誤って転落したとみて調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/osaka/2004007631.html
2012年7月31日23時9分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後6時15分頃、忍野村にある東京電力の鐘ヶ淵発電所から「爆発音がして煙が出ている」と近所の人から警察に通報があった。
火はおよそ40分後に消し止められ、けが人はいなかった。
東電によると、火が出たのは変圧器につながる設備の一部で、この部分には常時6万6000ボルトの電流が流れているという。
警察と消防は火が出た原因などを詳しく調べている。
東電山梨支店によると、この火事で午後6時17分からおよそ20分間、付近の富士吉田市などのおよそ2000世帯が停電したが、現在は復旧しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1043992941.html
8月1日付で朝日新聞(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
送電するための変圧器に何らかのトラブルが起きたという。
31日午後6時15分頃、忍野村にある東京電力の鐘ヶ淵発電所から「爆発音がして煙が出ている」と近所の人から警察に通報があった。
火はおよそ40分後に消し止められ、けが人はいなかった。
東電によると、火が出たのは変圧器につながる設備の一部で、この部分には常時6万6000ボルトの電流が流れているという。
警察と消防は火が出た原因などを詳しく調べている。
東電山梨支店によると、この火事で午後6時17分からおよそ20分間、付近の富士吉田市などのおよそ2000世帯が停電したが、現在は復旧しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1043992941.html
8月1日付で朝日新聞(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
送電するための変圧器に何らかのトラブルが起きたという。
2012年7月31日21時27分にNHK鳥取から、また8月1日付の朝日新聞鳥取全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前9時すぎ、日南町の日南病院で、1000ℓの給油を依頼されて給油にきたガソリンスタンドの従業員が誤って、現在使われておらず地下タンクにはつながっていない古い給油口に灯油を入れた。
誤って給油した灯油はおよそ738ℓで、敷地から用水路を通じて外部に漏れ出し、その一部が近くの日野川に流れ込んだ。
日南町によると、今のところ日野川を水源とする水道に影響は報告されていないということで、町や県、それに国交省が日野川の4か所にオイルフェンスを張って灯油が広がるのを防いだ上で、回収したという。
日南町では、8月1日以降も水道水への影響などについて、引き続き監視することにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tottori/4043990801.html
(ブログ者コメント)
使わなくなった設備は、早めに撤去することが望ましい。
費用などの関係で早期の撤去が困難な場合は、「使用禁止」といった表示をしておくことだ。
31日午前9時すぎ、日南町の日南病院で、1000ℓの給油を依頼されて給油にきたガソリンスタンドの従業員が誤って、現在使われておらず地下タンクにはつながっていない古い給油口に灯油を入れた。
誤って給油した灯油はおよそ738ℓで、敷地から用水路を通じて外部に漏れ出し、その一部が近くの日野川に流れ込んだ。
日南町によると、今のところ日野川を水源とする水道に影響は報告されていないということで、町や県、それに国交省が日野川の4か所にオイルフェンスを張って灯油が広がるのを防いだ上で、回収したという。
日南町では、8月1日以降も水道水への影響などについて、引き続き監視することにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tottori/4043990801.html
(ブログ者コメント)
使わなくなった設備は、早めに撤去することが望ましい。
費用などの関係で早期の撤去が困難な場合は、「使用禁止」といった表示をしておくことだ。
2012年7月31日付で朝日新聞徳島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後6時15分ごろ、住宅のドアなどの製造会社「T社」(阿南市)の工場で、木くずを焼却炉に送るための集塵機の内部で爆発があり、中にあった木くずが燃えた。
工場内には従業員約15人がいたが、けがはなかった。
警察によると、集塵機は横約3m、奥行き約6m、高さ約20mの金属製で、工場内で出る木くずを集めておく装置という。
警察が詳しい原因を調べている。
(ブログ者コメント)
木くず集塵機の爆発事例は、あまり文献にも掲載されておらず、珍しい。
(2012年9月2日 修正1 ;追記)
2012年7月31日付の徳島新聞紙面に、上記情報を補足する、下記趣旨の記事が掲載されていた。
約5時間後に火は消えた。
集塵機は、建具を作る際に出る木くずを送風機で集め、焼却炉に送り出すためのもので、屋外にあった。
出火時、集塵機の内部で「ドーン」という爆発音がしたという。
30日午後6時15分ごろ、住宅のドアなどの製造会社「T社」(阿南市)の工場で、木くずを焼却炉に送るための集塵機の内部で爆発があり、中にあった木くずが燃えた。
工場内には従業員約15人がいたが、けがはなかった。
警察によると、集塵機は横約3m、奥行き約6m、高さ約20mの金属製で、工場内で出る木くずを集めておく装置という。
警察が詳しい原因を調べている。
(ブログ者コメント)
木くず集塵機の爆発事例は、あまり文献にも掲載されておらず、珍しい。
(2012年9月2日 修正1 ;追記)
2012年7月31日付の徳島新聞紙面に、上記情報を補足する、下記趣旨の記事が掲載されていた。
約5時間後に火は消えた。
集塵機は、建具を作る際に出る木くずを送風機で集め、焼却炉に送り出すためのもので、屋外にあった。
出火時、集塵機の内部で「ドーン」という爆発音がしたという。
2012年7月31日13時20分にmsn産経ニュース埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前11時45分ごろ、鶴ケ島市鶴ケ丘の住宅で、足場の解体作業をしていた建設作業員の男性(29)が突然倒れた。
男性は病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は作業中、気分の悪さなどを訴えていないことから、熱中症ではないとみられるという。また、遺体には目立った外傷はなかった。
足場付近には電線があったことから、感電した可能性もあるという。
警察で詳しい死因を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120731/stm12073113210002-n1.htm
(2013年3月25日 修正1 ;追記)
2013年3月19日付で朝日新聞埼玉版(聞蔵)から、感電死だったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前11時45分ごろ、鶴ケ島市鶴ケ丘の住宅で、足場の解体作業をしていた建設作業員の男性(29)が突然倒れた。
男性は病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は作業中、気分の悪さなどを訴えていないことから、熱中症ではないとみられるという。また、遺体には目立った外傷はなかった。
足場付近には電線があったことから、感電した可能性もあるという。
警察で詳しい死因を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120731/stm12073113210002-n1.htm
(2013年3月25日 修正1 ;追記)
2013年3月19日付で朝日新聞埼玉版(聞蔵)から、感電死だったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川越労基署は18日、足場工事会社「K社」と外壁塗装会社「J社」のほか、それぞれの工事責任者の30歳と38歳の男性社員2人を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署などによると、J社はK社に対し、鶴ケ島市の住宅の外壁塗装リフォーム工事の足場組立てと解体を発注。
昨年7月30日に100Ⅴの電気引き込み線に近い場所で男性作業員に作業をさせた際、十分な安全対策をとらなかった疑い。
作業員は感電死した。
2012年7月30日19時43分にmsn産経ニュース三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県伊勢市の建設資材製造販売業「M興産」の伊勢佐八工場で4月、男性作業員が土砂に埋まり窒息死した事故で、伊勢署は30日、業務上過失致死の疑いで、男性工場長(39)を書類送検した。
容疑は4月4日、適切な安全指導や作業上の注意をせずに、下請け会社から出向中だった男性作業員(当時25)を土砂崩落の可能性がある場所で作業させ、死亡させた疑い。「私の責任です」と認めている。
伊勢署によると男性は、土砂を選別するじょうご型の機械を下からのぞき込むようにして機械につまった土砂を取り除いていたが、一気に落ちてきた土砂に埋まり、圧迫による窒息で死亡した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120730/waf12073019460030-n1.htm
(ブログ者コメント)
圧力がかかった状態で詰まっているものを棒でつつくなどする行為は、大変危険だ。
実施するにしても、つまりが一気にとれた場合の危険性を考え、適切な防護策を講じておかねばならない。
三重県伊勢市の建設資材製造販売業「M興産」の伊勢佐八工場で4月、男性作業員が土砂に埋まり窒息死した事故で、伊勢署は30日、業務上過失致死の疑いで、男性工場長(39)を書類送検した。
容疑は4月4日、適切な安全指導や作業上の注意をせずに、下請け会社から出向中だった男性作業員(当時25)を土砂崩落の可能性がある場所で作業させ、死亡させた疑い。「私の責任です」と認めている。
伊勢署によると男性は、土砂を選別するじょうご型の機械を下からのぞき込むようにして機械につまった土砂を取り除いていたが、一気に落ちてきた土砂に埋まり、圧迫による窒息で死亡した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120730/waf12073019460030-n1.htm
(ブログ者コメント)
圧力がかかった状態で詰まっているものを棒でつつくなどする行為は、大変危険だ。
実施するにしても、つまりが一気にとれた場合の危険性を考え、適切な防護策を講じておかねばならない。
2012年7月28日17時43分にNHK前橋から、また7月29日付で読売新聞群馬版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後1時ごろ、伊勢崎市波志江町のメッキ工場で作業をしていた電気工事会社社員の男性(43)が体調の不良を訴えたあと、意識不明となり、病院に搬送された。
消防によると、男性は搬送先の病院で熱中症と診断され、手当てを受けたが、まもなく死亡したという。
メッキ工場の関係者によると、男性は工場内で機械のケーブルを交換する作業をしていたという。
午前中から「気分が悪い」と訴え、屋内や車内で休んでいた。
午後1時頃、男性に同僚が声をかけたが意識がなかったという。
119番で救急隊員が駆け付けた際には、既に心肺停止状態だった。
前橋地方気象台によると、伊勢崎市の28日午後1時の気温は36.9℃と猛烈な暑さになっていた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063927571.html?t=1343510636296
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120729-OYT8T00038.htm
28日午後1時ごろ、伊勢崎市波志江町のメッキ工場で作業をしていた電気工事会社社員の男性(43)が体調の不良を訴えたあと、意識不明となり、病院に搬送された。
消防によると、男性は搬送先の病院で熱中症と診断され、手当てを受けたが、まもなく死亡したという。
メッキ工場の関係者によると、男性は工場内で機械のケーブルを交換する作業をしていたという。
午前中から「気分が悪い」と訴え、屋内や車内で休んでいた。
午後1時頃、男性に同僚が声をかけたが意識がなかったという。
119番で救急隊員が駆け付けた際には、既に心肺停止状態だった。
前橋地方気象台によると、伊勢崎市の28日午後1時の気温は36.9℃と猛烈な暑さになっていた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063927571.html?t=1343510636296
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120729-OYT8T00038.htm
2012年7月29日0時45分にNHK仙台から、7月28日15時9分に朝日新聞から、7月28日22時49分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
気仙沼市の気仙沼湾で、津波で流されて海中に沈んだ石油タンクを引き上げる作業の準備中に「海中で爆発事故があった」という通報があった。
当時、海中では潜水士が溶接作業をしていたということで、海保が事故の原因を調べている。
28日午前10時ごろ、気仙沼湾に浮かぶ大島付近の海中にある石油タンクを引き上げる作業の準備に関わっている作業員から、「海中で爆発事故があり、けが人がいる」と消防に通報があった。
消防が近くの岸壁に駆けつけたときには、すでに38歳の潜水士の男性は、海上の船にいた作業員によって救助されていた。
男性は目立った外傷はなく、意識もあるというが、救助のとき、作業を行っていた水深24mの場所から一気に地上に引き上げられたため、潜水病の疑いもあるとして、病院に搬送された。
気仙沼湾では、去年の津波で流され海中で見つかった2基の石油タンクを、作業船のクレーンで引き上げる作業が26日から行われ、このうちの1基はすでに引き上げられ、28日は、もう1基を引き上げる作業に備え、海中のタンクにチェーンを取り付けるため、アセチレンを使うバーナーで穴を開ける作業をしていたという。
海保では、作業員に話を聞くなどして事故の原因を調べている。
作業をしていたのは大阪市の「深田サルベージ建設」。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6003927391.html?t=1343510496420
http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY201207280309.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120728/dst12072822490016-n1.htm
(ブログ者コメント)
□海中で石油タンクが爆発したという、極めて特殊な事例だ。
□タンク気相部に火を入れた可能性が高いが、計画ではどこに火を入れる予定だったのだろうか?
気仙沼市の気仙沼湾で、津波で流されて海中に沈んだ石油タンクを引き上げる作業の準備中に「海中で爆発事故があった」という通報があった。
当時、海中では潜水士が溶接作業をしていたということで、海保が事故の原因を調べている。
28日午前10時ごろ、気仙沼湾に浮かぶ大島付近の海中にある石油タンクを引き上げる作業の準備に関わっている作業員から、「海中で爆発事故があり、けが人がいる」と消防に通報があった。
消防が近くの岸壁に駆けつけたときには、すでに38歳の潜水士の男性は、海上の船にいた作業員によって救助されていた。
男性は目立った外傷はなく、意識もあるというが、救助のとき、作業を行っていた水深24mの場所から一気に地上に引き上げられたため、潜水病の疑いもあるとして、病院に搬送された。
気仙沼湾では、去年の津波で流され海中で見つかった2基の石油タンクを、作業船のクレーンで引き上げる作業が26日から行われ、このうちの1基はすでに引き上げられ、28日は、もう1基を引き上げる作業に備え、海中のタンクにチェーンを取り付けるため、アセチレンを使うバーナーで穴を開ける作業をしていたという。
海保では、作業員に話を聞くなどして事故の原因を調べている。
作業をしていたのは大阪市の「深田サルベージ建設」。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6003927391.html?t=1343510496420
http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY201207280309.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120728/dst12072822490016-n1.htm
(ブログ者コメント)
□海中で石油タンクが爆発したという、極めて特殊な事例だ。
□タンク気相部に火を入れた可能性が高いが、計画ではどこに火を入れる予定だったのだろうか?
2012年6月15日20時25分に毎日新聞から、事故時の状況が下記趣旨でネット配信されていた。
九州電力は15日、玄海原発内の低レベル放射性廃棄物を処理する「雑固体溶融処理建屋」で、照明用ケーブル約70cmを焦がす火災があったと発表した。
九電によると、同日午前10時45分に建屋で火災警報が鳴り、同11時10分に社員が現場に駆けつけて3階のケーブルの焦げ跡を確認した。
建屋は3階建てで、3、4号機から約90mの位置にある。火災発生時に処理設備は稼働していなかった。けが人や放射性物質による周辺への影響はなく、九電などは出火原因を調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120616k0000m040056000c.html
その後、2012年7月27日19時45分にNHK佐賀から、7月28日2時1分にmsn産経ニュースから、また7月28日付で朝日新聞西部版(聞蔵)から、出火原因について下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九電は、27日、ケーブルが焦げた原因は、近くにあった溶接機から電流が誤って流れ出したことが原因と見られるとする調査結果を発表した。
焦げたケーブルが見つかった建屋の中では、当時、点検用の足場を取り付ける作業が行われており、この作業で使われていた溶接機から誤って電流が流れ出し、金属製の足場や建屋の鉄筋を通ってケーブルに流れ、ケーブル部分で発熱したことが原因と見られるとしている。
この溶接機は、電流が流れないように先端部分のスイッチを切った状態で金属製の足場の上に載っていたが、九電では、何かのはずみでスイッチが入り、電流が流れたのではないかとしている。
発電本部のグループ長は記者会見で、「作業員が溶接機のスイッチを切っていたことは間違いない。本人に聞き取りで確認した」と説明した。一方で、「溶接機は故障しておらず、漏電の原因は究明できなかった」と話した。
九電では、作業をしない時には溶接機の先端部分を電源とつながっている線から外すよう徹底するなど、再発防止を図るとしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/saga/5083904091.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120728/sag12072802010000-n1.htm
(ブログ者コメント)
九州電力HPにプレスリリース資料として、電流が流れた経路図や溶接作業足場板の上に仮置きされた溶接機トーチの様子、トーチ下のアーク痕の写真などが掲載されている。
http://www.kyuden.co.jp/press_120727-1.html
(2012年8月20日 修正1 ;追記)
2012年8月17日0時28分に西日本新聞から、作業員が無意識にスイッチを押した可能性があるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原子力安全・保安院は16日、火災原因について、九電から「人為的要因の可能性もある」との報告があったことを明らかにした。
九電は7月に火災原因を公表した際、作業員が足場に置いた溶接機のトーチ(先端部)のスイッチが何らかの理由で入り、電流が流れたことが原因とみられると説明。スイッチが入った原因が解明できていなかったにもかかわらず、発電本部の担当者が「人為的なミスはない」と断定するような説明をしていた。
その後、保安院が九電にあらためて確認したところ、今月15日に「作業員が意識しない状況でスイッチが押された可能性がある」との報告があったという。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/319009
九州電力は15日、玄海原発内の低レベル放射性廃棄物を処理する「雑固体溶融処理建屋」で、照明用ケーブル約70cmを焦がす火災があったと発表した。
九電によると、同日午前10時45分に建屋で火災警報が鳴り、同11時10分に社員が現場に駆けつけて3階のケーブルの焦げ跡を確認した。
建屋は3階建てで、3、4号機から約90mの位置にある。火災発生時に処理設備は稼働していなかった。けが人や放射性物質による周辺への影響はなく、九電などは出火原因を調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120616k0000m040056000c.html
その後、2012年7月27日19時45分にNHK佐賀から、7月28日2時1分にmsn産経ニュースから、また7月28日付で朝日新聞西部版(聞蔵)から、出火原因について下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九電は、27日、ケーブルが焦げた原因は、近くにあった溶接機から電流が誤って流れ出したことが原因と見られるとする調査結果を発表した。
焦げたケーブルが見つかった建屋の中では、当時、点検用の足場を取り付ける作業が行われており、この作業で使われていた溶接機から誤って電流が流れ出し、金属製の足場や建屋の鉄筋を通ってケーブルに流れ、ケーブル部分で発熱したことが原因と見られるとしている。
この溶接機は、電流が流れないように先端部分のスイッチを切った状態で金属製の足場の上に載っていたが、九電では、何かのはずみでスイッチが入り、電流が流れたのではないかとしている。
発電本部のグループ長は記者会見で、「作業員が溶接機のスイッチを切っていたことは間違いない。本人に聞き取りで確認した」と説明した。一方で、「溶接機は故障しておらず、漏電の原因は究明できなかった」と話した。
九電では、作業をしない時には溶接機の先端部分を電源とつながっている線から外すよう徹底するなど、再発防止を図るとしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/saga/5083904091.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120728/sag12072802010000-n1.htm
(ブログ者コメント)
九州電力HPにプレスリリース資料として、電流が流れた経路図や溶接作業足場板の上に仮置きされた溶接機トーチの様子、トーチ下のアーク痕の写真などが掲載されている。
http://www.kyuden.co.jp/press_120727-1.html
(2012年8月20日 修正1 ;追記)
2012年8月17日0時28分に西日本新聞から、作業員が無意識にスイッチを押した可能性があるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原子力安全・保安院は16日、火災原因について、九電から「人為的要因の可能性もある」との報告があったことを明らかにした。
九電は7月に火災原因を公表した際、作業員が足場に置いた溶接機のトーチ(先端部)のスイッチが何らかの理由で入り、電流が流れたことが原因とみられると説明。スイッチが入った原因が解明できていなかったにもかかわらず、発電本部の担当者が「人為的なミスはない」と断定するような説明をしていた。
その後、保安院が九電にあらためて確認したところ、今月15日に「作業員が意識しない状況でスイッチが押された可能性がある」との報告があったという。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/319009
2012年7月26日21時45分にNHK奈良から、同日21時24分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時すぎ,田原本町の材木置き場が焼ける火事があり、桜井市消防本部の消防署員およそ50人が地元の消防団とともに消火活動に当たった。
火事によるけが人はいなかったが、午後4時すぎから1時間あまりの間に、現場で消火活動にあたっていた43歳と54歳の男性消防署員あわせて2人が相次いで「気分が悪い」と熱中症とみられる症状を訴え、救急車で病院に運ばれた。
桜井市消防本部によると、2人の症状は軽いとみられるという。
当時、2人は防火服を着て放水活動を行っていたという。
同消防本部は、消防服の内側に保冷剤を入れたり、交代で水分補給をしたりして熱中症対策を取っていたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2053886201.html?t=1343337544409
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120726/waf12072621270033-n1.htm
(ブログ者コメント)
熱中症に関する知識経験の豊富な消防隊員でさえ熱中症になった事例として紹介する。
防火服を着て真夏に消火活動するのはさぞ暑かろうと思っていたが、やはり、かなり暑いようだ。
26日午後3時すぎ,田原本町の材木置き場が焼ける火事があり、桜井市消防本部の消防署員およそ50人が地元の消防団とともに消火活動に当たった。
火事によるけが人はいなかったが、午後4時すぎから1時間あまりの間に、現場で消火活動にあたっていた43歳と54歳の男性消防署員あわせて2人が相次いで「気分が悪い」と熱中症とみられる症状を訴え、救急車で病院に運ばれた。
桜井市消防本部によると、2人の症状は軽いとみられるという。
当時、2人は防火服を着て放水活動を行っていたという。
同消防本部は、消防服の内側に保冷剤を入れたり、交代で水分補給をしたりして熱中症対策を取っていたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2053886201.html?t=1343337544409
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120726/waf12072621270033-n1.htm
(ブログ者コメント)
熱中症に関する知識経験の豊富な消防隊員でさえ熱中症になった事例として紹介する。
防火服を着て真夏に消火活動するのはさぞ暑かろうと思っていたが、やはり、かなり暑いようだ。
2012年7月26日21時29分にmsn産経ニュース東京から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前11時50分ごろ、都営大江戸線新御徒町駅構内の地上と地下を結ぶ通気口(3m四方)内で、設備点検作業をしていた東京交通サービス社員の男性(35)が地上から12m下に転落しているのを、ほかの作業員が発見。
男性は搬送先の病院で、まもなく死亡が確認された。
都交通局によると当時、火災報知設備の点検中で、男性は点検せず、作業手順を確認する立場。通気口につながる地上の扉の鍵を持っており、都は点検作業前に扉を開けたあと、誤って通気口内に転落したとみている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120726/tky12072621300010-n1.htm
26日午前11時50分ごろ、都営大江戸線新御徒町駅構内の地上と地下を結ぶ通気口(3m四方)内で、設備点検作業をしていた東京交通サービス社員の男性(35)が地上から12m下に転落しているのを、ほかの作業員が発見。
男性は搬送先の病院で、まもなく死亡が確認された。
都交通局によると当時、火災報知設備の点検中で、男性は点検せず、作業手順を確認する立場。通気口につながる地上の扉の鍵を持っており、都は点検作業前に扉を開けたあと、誤って通気口内に転落したとみている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120726/tky12072621300010-n1.htm
2012年7月24日0時13分にmsn産経ニュースから、最終報告書の要旨がネット配信されていた。長いので、以下に総括部分だけを転載する。
事故は、直接的には地震・津波という自然現象に起因するものだが、調査・検証の結果、大規模な事故となった背景には、事前の事故防止策・防災対策、事故発生後の原発における現場対応などについてさまざまな問題点が複合的に存在したことが明らかになった。
東電や原子力安全・保安院などの津波対策・シビアアクシデント(過酷事故)対策が不十分で、大規模な複合災害への備えにも不備があった。
放射性物質の大量放出を想定した防災対策も取られていなかった。
政府の危機管理態勢の問題点も浮かび上がった。
国と自治体は、地震や停電で通信手段が途絶する中、オフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)の機能が発揮できなくなるなどして、問題への対応に遅れや不備が生じた。
原発の安全対策を見直す際には、大規模な複合災害の発生という点を十分に視野に入れる必要がある。
日本は古来、さまざまな自然災害に襲われてきた「災害大国」であることを肝に銘じ、自然界の脅威、地殻変動の規模と時間スケールの大きさに対し、謙虚に向き合うことが必要だ。
東電を含む電力事業者も国も、わが国の原発では炉心溶融のような深刻なシビアアクシデントは起こり得ないという「安全神話」にとらわれていたがために、危機を身近で起こり得る現実のものととらえられなくなっていたことに根源的な問題があると思われる。
菅首相は自身が工学部の出身で原子力に「土地鑑」があると自負していた。原子力災害対策では、危機管理センターの機能を活用し組織的に事態の収拾に当たろうとはしなかった。首相自らが当事者として現場に介入することは現場を混乱させ重要判断の機会を失し、判断を誤る結果を生むことにもつながりかねない。弊害の方が大きい。
最悪の事態が生じた場合、「もしそこに住んでいるのが自分や家族だったら」という思いを込めて、自分に何が降りかかってくるか徹底的に分析する方法を提案したい。
地域住民の視点に立った災害のとらえ方と、安全への取り組みが定着して初めて、真に安心できる社会を創造することができる。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120724/dst12072400160000-n1.htm
(ブログ者コメント)
これで、事故に関する4つの報告書すべてが出揃ったことになるが、今回の政府事故調の性格に関し、以下の報道があったので紹介する。
(2012年7月24日1時24分にmsn産経ニュース)
「真実の証言を得るため責任追及を目的としない」と掲げた政府事故調は、検察職員を中心に構成。非公開の委員会で膨大な証言や資料を丹念に集め客観的な証拠を重視する「検察流の調査」を実施した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120724/dst12072401250004-n1.htm
事故は、直接的には地震・津波という自然現象に起因するものだが、調査・検証の結果、大規模な事故となった背景には、事前の事故防止策・防災対策、事故発生後の原発における現場対応などについてさまざまな問題点が複合的に存在したことが明らかになった。
東電や原子力安全・保安院などの津波対策・シビアアクシデント(過酷事故)対策が不十分で、大規模な複合災害への備えにも不備があった。
放射性物質の大量放出を想定した防災対策も取られていなかった。
政府の危機管理態勢の問題点も浮かび上がった。
国と自治体は、地震や停電で通信手段が途絶する中、オフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)の機能が発揮できなくなるなどして、問題への対応に遅れや不備が生じた。
原発の安全対策を見直す際には、大規模な複合災害の発生という点を十分に視野に入れる必要がある。
日本は古来、さまざまな自然災害に襲われてきた「災害大国」であることを肝に銘じ、自然界の脅威、地殻変動の規模と時間スケールの大きさに対し、謙虚に向き合うことが必要だ。
東電を含む電力事業者も国も、わが国の原発では炉心溶融のような深刻なシビアアクシデントは起こり得ないという「安全神話」にとらわれていたがために、危機を身近で起こり得る現実のものととらえられなくなっていたことに根源的な問題があると思われる。
菅首相は自身が工学部の出身で原子力に「土地鑑」があると自負していた。原子力災害対策では、危機管理センターの機能を活用し組織的に事態の収拾に当たろうとはしなかった。首相自らが当事者として現場に介入することは現場を混乱させ重要判断の機会を失し、判断を誤る結果を生むことにもつながりかねない。弊害の方が大きい。
最悪の事態が生じた場合、「もしそこに住んでいるのが自分や家族だったら」という思いを込めて、自分に何が降りかかってくるか徹底的に分析する方法を提案したい。
地域住民の視点に立った災害のとらえ方と、安全への取り組みが定着して初めて、真に安心できる社会を創造することができる。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120724/dst12072400160000-n1.htm
(ブログ者コメント)
これで、事故に関する4つの報告書すべてが出揃ったことになるが、今回の政府事故調の性格に関し、以下の報道があったので紹介する。
(2012年7月24日1時24分にmsn産経ニュース)
「真実の証言を得るため責任追及を目的としない」と掲げた政府事故調は、検察職員を中心に構成。非公開の委員会で膨大な証言や資料を丹念に集め客観的な証拠を重視する「検察流の調査」を実施した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120724/dst12072401250004-n1.htm
2012年7月26日11時35分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後9時40分ごろ、神戸市東灘区で、路上に停車中の保冷車の荷台に、この車を運転していたM運輸社員の男性が倒れているのを、関連会社の社員が発見し、110番した。男性は約3時間後に死亡。
警察は、荷台のドライアイスが気化し、二酸化炭素が充満したことによる酸欠の可能性が高いとみて調べている。
警察によると、男性は1人で神戸市東灘区から西宮市に冷凍した魚を運ぶ途中だったという。
発見時、荷台にはドライアイスの入った箱が複数あり、扉は閉まりかけていた。積み荷の整理をしていて酸欠になったのではないかという。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0005243243.shtml
(ブログ者コメント)
ドライアイスを積んだ荷台から荷物の一部を取り出す場合、素早く作業しないと内部の冷気が逃げてしまう。かといってドアを開けた直後に内部に入ると、今回のような事故が起きる恐れがある。
冷凍車であれば問題はないのだろうが、保冷車にドライアイスを積んで荷物を運搬する場合、会社として、どのような指示、注意をしているのだろうか?
25日午後9時40分ごろ、神戸市東灘区で、路上に停車中の保冷車の荷台に、この車を運転していたM運輸社員の男性が倒れているのを、関連会社の社員が発見し、110番した。男性は約3時間後に死亡。
警察は、荷台のドライアイスが気化し、二酸化炭素が充満したことによる酸欠の可能性が高いとみて調べている。
警察によると、男性は1人で神戸市東灘区から西宮市に冷凍した魚を運ぶ途中だったという。
発見時、荷台にはドライアイスの入った箱が複数あり、扉は閉まりかけていた。積み荷の整理をしていて酸欠になったのではないかという。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0005243243.shtml
(ブログ者コメント)
ドライアイスを積んだ荷台から荷物の一部を取り出す場合、素早く作業しないと内部の冷気が逃げてしまう。かといってドアを開けた直後に内部に入ると、今回のような事故が起きる恐れがある。
冷凍車であれば問題はないのだろうが、保冷車にドライアイスを積んで荷物を運搬する場合、会社として、どのような指示、注意をしているのだろうか?
2012年7月26日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
玉野市の研究所で今年4月、作業員が機械に巻き込まれて窒息死する事故があり、岡山労基署は25日、研究所を運営する塗料メーカー「Nペイントマリン」と研究所の所長(45)を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署などによると、今年4月28日、業務を委託していた大阪の会社の男性作業員(当時65)が設備のメンテナンス中にドラムローターと呼ばれる機械に巻き込まれた。
会社と所長は、作業員に危険が及ぶ可能性があるにもかかわらず、整備の際に機械の運転を止めさせなかった疑いがあるという。
(ブログ者コメント)
協力会社作業員の事故で、発注側の責任が問われた事例だ。
詳細は不明だが、請負作業とは違い、業務委託した作業員の安全確保は発注側の責任だと判断されたからかもしれない。
玉野市の研究所で今年4月、作業員が機械に巻き込まれて窒息死する事故があり、岡山労基署は25日、研究所を運営する塗料メーカー「Nペイントマリン」と研究所の所長(45)を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署などによると、今年4月28日、業務を委託していた大阪の会社の男性作業員(当時65)が設備のメンテナンス中にドラムローターと呼ばれる機械に巻き込まれた。
会社と所長は、作業員に危険が及ぶ可能性があるにもかかわらず、整備の際に機械の運転を止めさせなかった疑いがあるという。
(ブログ者コメント)
協力会社作業員の事故で、発注側の責任が問われた事例だ。
詳細は不明だが、請負作業とは違い、業務委託した作業員の安全確保は発注側の責任だと判断されたからかもしれない。
2012年7月25日付で北陸中日新聞から見取図と爆発現場の写真付で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石川県の小松市民病院で昨年12月、スプリンクラーの配管内で発生した水素ガスが原因で、地下の倉庫で爆発事故があったことが分かった。
水素はスプリンクラーの配管が腐食し水と反応して発生しており、爆発は配管の老朽化により、ほかの施設でも起きる恐れがある。
総務省消防庁も全国的に珍しい事故として把握しており、大きな事故につながる可能性もあるとして、定期点検の徹底を呼び掛けている。
小松市消防本部によると、昨年12月4日午前9時半ごろ、小松市民病院本館の地下1階の約5m2の地下倉庫で爆発があり、入り口の厚さ5cmの鉄の扉が折れ曲がり、部屋の外のコンクリートの壁板に長さ1mの亀裂が入った。
爆発当時、スプリンクラー増設工事のため、業者は地上階で、既存のスプリンクラーの配管内にたまった水を、爆発があった倉庫下の用水槽に出す作業をしていた。
けが人はいなかったものの、倉庫内にいた場合、惨事になる恐れもあった。
市消防本部が依頼した専門家の調査で、内側を亜鉛メッキされた鋼製のスプリンクラー配管が腐食したことで亜鉛が水中に溶け出し、水中の水素イオンと反応して水素が発生。水と一緒に用水槽に排出され倉庫に充満。倉庫にあった分電盤の火花が引火し爆発したことが分かった。
病院の管理局長は「前例がない事故」と説明。工事業者が、工事中の水素ガスの検知を怠ったことが原因として改修、修理費の負担を求め修理したという。再発防止のため水素が倉庫にたまらないよう、スプリンクラー配管の排水口も屋外に出した。
スプリンクラーや屋内消火栓の配管には亜鉛メッキの鋼管が一般的に使われている。
消防庁予防課の専門官の話 「屋内消火栓では放水時に配管内の水素ガスに着火した例がある。スプリンクラーも解体工事中に、配管内の水素に火が付くことがある。作業には細心の注意が必要だ。」
出典URL
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120725161511718
(ブログ者コメント)
かなり昔、同じような情報に接した記憶があるが、それが事故事例だったかどうかは思い出せなかった。
石川県の小松市民病院で昨年12月、スプリンクラーの配管内で発生した水素ガスが原因で、地下の倉庫で爆発事故があったことが分かった。
水素はスプリンクラーの配管が腐食し水と反応して発生しており、爆発は配管の老朽化により、ほかの施設でも起きる恐れがある。
総務省消防庁も全国的に珍しい事故として把握しており、大きな事故につながる可能性もあるとして、定期点検の徹底を呼び掛けている。
小松市消防本部によると、昨年12月4日午前9時半ごろ、小松市民病院本館の地下1階の約5m2の地下倉庫で爆発があり、入り口の厚さ5cmの鉄の扉が折れ曲がり、部屋の外のコンクリートの壁板に長さ1mの亀裂が入った。
爆発当時、スプリンクラー増設工事のため、業者は地上階で、既存のスプリンクラーの配管内にたまった水を、爆発があった倉庫下の用水槽に出す作業をしていた。
けが人はいなかったものの、倉庫内にいた場合、惨事になる恐れもあった。
市消防本部が依頼した専門家の調査で、内側を亜鉛メッキされた鋼製のスプリンクラー配管が腐食したことで亜鉛が水中に溶け出し、水中の水素イオンと反応して水素が発生。水と一緒に用水槽に排出され倉庫に充満。倉庫にあった分電盤の火花が引火し爆発したことが分かった。
病院の管理局長は「前例がない事故」と説明。工事業者が、工事中の水素ガスの検知を怠ったことが原因として改修、修理費の負担を求め修理したという。再発防止のため水素が倉庫にたまらないよう、スプリンクラー配管の排水口も屋外に出した。
スプリンクラーや屋内消火栓の配管には亜鉛メッキの鋼管が一般的に使われている。
消防庁予防課の専門官の話 「屋内消火栓では放水時に配管内の水素ガスに着火した例がある。スプリンクラーも解体工事中に、配管内の水素に火が付くことがある。作業には細心の注意が必要だ。」
出典URL
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120725161511718
(ブログ者コメント)
かなり昔、同じような情報に接した記憶があるが、それが事故事例だったかどうかは思い出せなかった。
2012年7月25日19時58分にNHK前橋から、また26日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後2時45分ごろ、下仁田町上小坂の採石場でショベルカーが壊れて近くに男性が倒れているのを採石場の関係者が見つけ、警察に通報した。
警察によると、ショベルカーは大破していて、近くに倒れていた会社員の男性(71)が死亡しているのが、その場で確認された。
男性はショベルカーで、高さ150mほどある山の斜面を削る作業をしていて、10分ほど前に採石場の作業員が「ドン」という大きな音を聞いていたという。
警察は、ショベルカーが斜面から転落したものとみて、事故の詳しい原因を調べている。
採石場には他に一人いたが、崖下にはいなかった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063849371.html?t=1343248664695
25日午後2時45分ごろ、下仁田町上小坂の採石場でショベルカーが壊れて近くに男性が倒れているのを採石場の関係者が見つけ、警察に通報した。
警察によると、ショベルカーは大破していて、近くに倒れていた会社員の男性(71)が死亡しているのが、その場で確認された。
男性はショベルカーで、高さ150mほどある山の斜面を削る作業をしていて、10分ほど前に採石場の作業員が「ドン」という大きな音を聞いていたという。
警察は、ショベルカーが斜面から転落したものとみて、事故の詳しい原因を調べている。
採石場には他に一人いたが、崖下にはいなかった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063849371.html?t=1343248664695
2012年7月26日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後6時5分ごろ、青森市の市立筒井中学校の屋内運動場改築工事現場で、コンクリートポンプ車の洗浄作業をしていた会社員(41)が生コンを投入するホッパーのローターに体を巻き込まれた。
警察などによると、約1時間後に救出され、病院に搬送されたが、死亡が確認された。
(2012年9月2日 修正1 ;追記)
2012年7月25日付のデーリー東北紙面に、事故時のやや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
同日の作業を終えるに当たって、ポンプ車を一人で洗浄していた。
高い場所に生コンを送るためのローターを回した状態で洗っていた際、誤って巻き込まれたという。
24日午後6時5分ごろ、青森市の市立筒井中学校の屋内運動場改築工事現場で、コンクリートポンプ車の洗浄作業をしていた会社員(41)が生コンを投入するホッパーのローターに体を巻き込まれた。
警察などによると、約1時間後に救出され、病院に搬送されたが、死亡が確認された。
(2012年9月2日 修正1 ;追記)
2012年7月25日付のデーリー東北紙面に、事故時のやや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
同日の作業を終えるに当たって、ポンプ車を一人で洗浄していた。
高い場所に生コンを送るためのローターを回した状態で洗っていた際、誤って巻き込まれたという。
2012年7月25日付で朝日新聞から、また7月24日19時0分にNHK大津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後1時半ごろ、大津市の精密プレス部品製造会社「N工業」の第1工場から出火。市の消防車17台が出動し、約3時間後に消し止めたが、鉄骨平屋建ての工場の一部約630m2が焼け、従業員2人が軽傷を負った。
警察などによると、出火当時、工場では石油溶剤からプラスチックを製造する作業を行っていたといい、工作機械付近から出火したと見られるという。
現場はJR瀬田駅近くの商業施設や住宅が立ち並ぶ一角で、警察や消防は有毒ガスが発生する恐れがあるとして近隣住民に避難を呼びかけたほか、近くの国道1号を一時通行止めにした。
工場と隣接する商業施設では営業を一時中止し、店内放送で客約200人に避難を呼びかけた。買い物をしていた無職女性(62)は「店内も焦げ臭かった。怖かった」と話した。
出典URL
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001207250002
http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063811261.html?t=1343163583597
(ブログ者コメント)
「石油溶剤からプラスチックを製造する作業」という表現は原文のままだが、意味不明。
24日午後1時半ごろ、大津市の精密プレス部品製造会社「N工業」の第1工場から出火。市の消防車17台が出動し、約3時間後に消し止めたが、鉄骨平屋建ての工場の一部約630m2が焼け、従業員2人が軽傷を負った。
警察などによると、出火当時、工場では石油溶剤からプラスチックを製造する作業を行っていたといい、工作機械付近から出火したと見られるという。
現場はJR瀬田駅近くの商業施設や住宅が立ち並ぶ一角で、警察や消防は有毒ガスが発生する恐れがあるとして近隣住民に避難を呼びかけたほか、近くの国道1号を一時通行止めにした。
工場と隣接する商業施設では営業を一時中止し、店内放送で客約200人に避難を呼びかけた。買い物をしていた無職女性(62)は「店内も焦げ臭かった。怖かった」と話した。
出典URL
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001207250002
http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063811261.html?t=1343163583597
(ブログ者コメント)
「石油溶剤からプラスチックを製造する作業」という表現は原文のままだが、意味不明。
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

