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(ブログ者コメント)
機械の点検清掃は元電源を切って行うべし・・・という教訓事例として紹介する。
2025年11月4日18時22分にYAHOOニュース(熊本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本県高森町で、給食調理員の女性が調理器具に腕を挟まれ、骨折する事故がありました。
高森町教育委員会の発表によりますと、11月4日午前11時40分ごろ、「高森中央小学校 給食共同調理場」で、炊きあがった米をかきまぜる器具を清掃していた女性調理員(59)が、取り外した部品を戻す作業をしていた際、誤って作動ボタンに強く触れ、器具が作動しました。
その結果、調理員の右腕が撹拌部分に挟まれて、骨折や撹拌部分が刺さる重傷を負いました。
事故当時、調理場には8人がいて、悲鳴に気付いた別の調理員が緊急停止ボタンを押して、119番通報したということです。
調理員は意識がある状態で救急車とドクターヘリで病院へ運ばれ、緊急手術を受けています。
町教委は、けがをした調理員の回復を待って事故の詳しい原因を調査するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/16df03b827fd2cd0f43fc3c57bfaca887b11855a
2025年11月4日18時2分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前、工作機械を製造する工場で、金属を加工する機械の内部に入り組み立て作業をしていた51歳の作業員の男性が機械に挟まれ、重傷を負いました。
高岡警察署によりますと、4日午前9時10分頃、富山県高岡市にあるK機械の組立西工場で、作業にあたっていた51歳の男性が、組み立て作業中の機械に全身を挟まれて負傷しました。
男性の叫び声を聞いた同僚が確認したところ、機械に挟まれている様子を発見し、工場長に通報。
工場長から別の社員を通じて午前9時17分に119番通報がありました。
男性は病院に救急搬送され、多発性骨折、胸椎骨折、左足の親指骨折など重傷を負っていますが、命に別状はないとのことです。
男性が作業していた機械は、金属に穴を空けたり平面を削ったりするコンピュータ制御の金属加工のための工作機械で、幅21.3メートル、高さ2.7メートル、奥行き3.5メートルの大きさがあります。
内部には幅45センチ、高さ130センチ、奥行き70センチの空間があり、内部を金属の壁がコンピュータ制御で動く構造になるということです。
事故当時、工場内では男性を含む5人の従業員が、合わせて6台の工作機械の組み立て作業をそれぞれ分担して行っていました。
警察が詳しい事故の原因を調べることにしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1867ba99dba7adc63392a0c20a37abe619af9709
2025年11月6日12時15分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市営地下鉄東西線で3日に一時運転を見合わせるトラブルが起き、市交通局は5日、乗客が持っていたアルミ風船がトンネル内に飛ばされ、電車線に接触して停電が起きたことが原因と発表した。
アルミ風船による運転見合わせは札幌の地下鉄では初めて。
全国的には東京や大阪などで起きているという。
札幌市によると、バスセンター前駅のホームに設置されたカメラに、乗客の風船が風に飛ばされてトンネルに入っていく状況が確認された。
バスセンター前―大通駅間では、電車線や天井に焦げた跡があり、溶けた風船も落ちていたことから、市は風船がトンネル内の電車線に接触してショートしたことで、変電所の安全装置が作動して停電したとみている。
停電は3日午後3時過ぎに発生し、午後9時過ぎに全線で運転を再開した。
約8万2千人に影響が出た。
風船を放した乗客は直後に駅員に知らせた。
けが人はいなかった。
市はホームページなどで風船が停電の原因になることを乗客に周知していくという。
https://www.asahi.com/articles/ASTC60TLLTC6IIPE002M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
11月6日16時26分にYAHOOニュース(STV)からは、全国各地で注意喚起中、有名大型テーマパークではアルミ風船を販売しない対策をとっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
子どもなどがもらうと喜ぶ「風船」。
しかし、その持ち歩きには十分注意しないとトラブルを起こす可能性があるんです。
11月3日、札幌の地下鉄・東西線で停電が発生し、全線で運転見合わせとなり、完全復旧までは7時間以上、およそ8万人に影響が出ました。
札幌市交通局によりますと、バスセンター前駅で乗客が持っていたアルミ風船が風に飛ばされ、架線に接触し、ショートしたことで停電が発生し、運転見合わせに繋がったと推測されるということです。
札幌市交通局から提供された資料です。
地下鉄・東西線の天井には、走っている車両に電気を供給するための電車線が通っています。
今回の停電の時間帯にホームで録画された映像を確認した上で、乗客のアルミ風船が風で飛ばされトンネル内へ入り、電車線に接触し、ショート。
それにより、電気を送る変電所の安全装置が作動して停電につながったと推測されています。
交通局の担当者に伺ったところ、「風船が原因で停電というのは札幌では初めての事だろう」ということです。
しかし、アルミ風船による交通トラブルは日本全体では度々起きているんです。
2025年2月、東京の都営新宿線でアルミ風船が電線に引っ掛かり、およそ45分間運転見合わせとなりました。
大阪では3年前に、地下鉄・御堂筋線でアルミ風船がトンネル内へ飛んでいった事で運転見合わせに。
仙台ではアルミ風船によるトラブルが続いた時期に、駅員が袋を配ってアルミ風船を袋に入れるように呼びかけたこともありました。
そのため、全国各地で「アルミ風船から手を離さないように」など注意を呼び掛けています。
東京メトロでは子どもにもわかりやすくイラストになっているものもあります。
さらに、人気のテーマパーク「東京ディズニーリゾート」「ユニバーサルスタジオジャパン」では、アルミ風船を一切販売していないということです。
小さい子どもが持つとどうしてもふとした時に風船から手を離す事がありますが、地下鉄・電車・JRなど交通機関を利用する時には大人が代わりに持つなど、十分に注意する必要があります。
また、アルミ風船だけでなく「自撮り棒」も注意が必要です。
JR西日本では掲示物で知らせるなど、ホームでの自撮り棒の使用を禁止しています。
列車との接触事故の原因になる他、電線から電気が伝わり感電するおそれがあるということです。
また、人に当たってケガにつながることもあります。
北海道でも、禁止まではいかないものの、事故やケガにつながる恐れがあることから、自撮り棒の使用に注意を呼び掛けており、その使い方には十分な配慮が必要です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/64d12b7c76feb64642a9cb8501f14bd164948abf
2025年11月3日16時17分にYAHOOニュース(サンテレビ)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
3日午前8時40分ごろ、西宮市塩瀬町の尼子谷橋で、「警察官が高さ10メートルの橋から落ちた」と、現場にいた別の警察官から消防に通報がありました。
警察によりますと、橋から転落したのは西宮警察署地域第三課の男性警部補(54)で、頭などを強く打ち、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
男性警部補(54)は別の警察官と共に交通事故の処理に当たっていたということで、足を滑らせ、橋から転落したとみられています。
また、風で飛ばされた書類を取ろうとしていた可能性があるということです。
警察は詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/46d0f213510df454129446b1a9e6f675148ae668
11月3日17時30分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、車検証などを拾いに行こうとした、近畿地方では木枯らし1号が吹いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前8時半ごろ西宮市塩瀬町名塩の国道176号線の橋で、交通事故の処理をしていた54歳の男性警部補がおよそ14メートル下の谷に転落しました。
警部補は病院に搬送されましたが、頭を強く打っていて午前10時すぎに死亡が確認されました。
警部補は風に飛ばされて橋の下に落ちた車検証などの書類を拾いに行こうとしたところ、誤って転落したとみられます。
気象庁は、3日午前、近畿地方で「木枯らし1号」が吹いたと発表していました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/65633d49982b4550c10d550f6d38b72aaddd7101
2025年11月2日6時30分にYAHOOニュース(HUFFPOST)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
全国で熊による被害が報じられており、身を守るために「熊よけスプレー」を購入したという人も多いかもしれません。
一方、同スプレーは捨てる際、細心の注意を払う必要があります。
過去には不適切に捨てられていたため、資源選別センターの作業員11人がけがをする事故も発生しています。
「ゴミ清掃芸人」として知られるお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんも10月30日、公式X(@takizawa0914)を更新し、適切に捨てるよう呼びかけました。
■皮膚に付着すると激痛を伴い大変危険
滝沢さんはXに、「熊よけスプレーの中身はカプサイシンが入って刺激が強いので、使用途中のものは普通には捨てられません」と投稿。
「熊よけスプレー危険」と書かれた紙の写真を添付し、「専門業者を探して相談してください。家庭のごみに入っていると危険なので、ご配慮お願いします」と呼びかけました。
実際、熊よけスプレーが原因の事故も発生しています。
横浜市の資源選別センターで2017年11月、作業員がベルトコンベヤーで流れてきたスプレーを取り出した際、スプレーに含まれるカプサイシンが流出。
作業員11人が軽傷を負いました。
北海道木古内町も、熊よけスプレーを捨てる際は、「スプレー缶の内容物については唐辛子エキスが主成分となり、誤って目や鼻、皮膚に付着すると激痛を伴い大変危険」と周知。
その上で、「雨具を上下着用し、帽子、ゴーグル、マスクで毛髪や目、鼻を保護し、他の人に迷惑がかからない場所で風向きに注意して中身をすべて使い切り、中身が空になったらビニール袋などに密閉し、燃えないごみとして出してください」と発信しています。
なお、廃棄する際は、建物内や住宅地、公園などの公共施設内ではなく、人に迷惑がかからない場所で行うよう求めています。
滝沢さんの投稿には、「これどうしようかと思っていたところ」、「うちの会社でも使用期限が切れたやつの捨て方わからないねと困っていた」といった声が寄せられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c17a95a54d4a4d046f24e1bb797a1ab0745d01b
2025年11月1日16時33分にYAHOOニュース(山陽放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
香川県多度津町の造船会社でクレーンのフックが外れ、作業をしていた造船工の男性の下半身に重さ約1トンの天秤が落下しました。
警察によりますと、きょう(1日)午前11時半ごろ、多度津町の今治造船で、クレーンのフックに吊り下げられていた天秤のワイヤーが外れ、丸亀市の男性(28)の下半身に重さ約1トン、長さ約8メートルの天秤が落下したということです。
男性は救急搬送される際、意識があったということですが、けがの程度はわかっていません。
男性は事故当時、1人で作業をしていたということで、警察で状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9657c08f74d6beeb315f1561923eaa8684c5676d
2025年10月31日16時40分に産経新聞WESTから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
自転車での悪質な交通違反を理由に、車の運転免許を停止する処分が今年1~9月、大阪府内で347件行われていたことが31日、大阪府警への取材で分かった。
道交法には、実際に車で事故や違反をしていなくても危険性が高い場合は免停にできるという、「危険性帯有」と呼ばれる規定がある。
これまで悪質自転車運転に対する適用は年間数件程度だったが、厳罰化や取り締まりの強化に伴い、激増している。
車の免停処分は違反点数の累積によるものが一般的だが、事故や違反がなくても「著しく道路における交通の危険を生じさせるおそれがあるとき」は最長180日間、免許を停止できると道交法で定められている。
違法薬物の使用者に対する処分が適用の典型例だが、飲酒運転やひき逃げといった悪質な自転車の運転手にも適用されることがある。
■自転車の規範意識あまりに低い人に
自転車は免許がなくても乗れるとはいえ、道交法上は車と同じ「車両」の一種に位置付けられる。
衝撃力は違えど、事故相手を死傷させるリスクがあることにも変わりない。
ある警察幹部は「自転車で規範意識があまりに低い人は、車を運転中にも交通違反による重大な事故を起こすおそれがある」と指摘する。
大阪府警によると、これまで、自転車の悪質運転を理由に危険性帯有の規定を適用するのは年間数件だったが、今年は9月までにすでに347件に上る。
昨年1年間は19件で、うち17件は昨年11、12月の2カ月に集中していた。
急増の契機となったのは、昨年11月に改正道交法が施行され、自転車の携帯電話使用(ながら運転)や酒気帯び運転に罰則が新設されたことだ。
府警は、自転車の飲酒運転だけでも、昨年11月~今年1月の3カ月で138件を摘発している。
危険性帯有の適用にあたっては、管轄部署が事故や飲酒運転の態様などを精査した上で、危険性があるかどうかを慎重に検討している。
■「車の違反ないのになぜ」問い合わせも
中には「車の違反はしていないのに、なぜ免停になるのか」と問い合わせてくる人もいるが、担当者が道交法の規定などを説明した上で、手続きをとっているという。
また、こうした措置とは別に、信号無視など自転車で悪質な運転を3年以内に2回以上繰り返した運転手には、自転車の運転者講習の受講も命じられる。
大阪では昨年、自転車の死亡事故が34件発生し、2年連続全国ワーストとなった。重大事故防止のために取り締まりを強化しており、自転車を理由とする危険性帯有の適用は、全国的にも高水準で推移しているとみられる。
来年4月からは、自転車で交通違反をした際に反則金納付を通告できる交通反則切符(青切符)制度が導入される。
府警は「より一層安全運転を心がけてほしい」と交通ルールの順守を呼びかけている。
https://www.sankei.com/article/20251031-CBGAD5DPG5MNTIXLV7J5D4EHFY/
2025年10月30日7時3分にYAHOOニュース(千葉日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉労働基準監督署は28日、労働安全衛生法違反の疑いで市原市の石油プラントの設計などを行う会社「N化工機」と同社職長の男性(33)を書類送検した。
書類送検容疑は昨年9月13日、千葉市美浜区の会社敷地内で貯蔵タンクの改造工事をする際に、引火性の洗浄剤の蒸気を排出するための有効な換気措置を講じないまま、50代の男性従業員にアーク溶接作業を行わせた疑い。
同署によると、男性従業員は爆発事故に巻き込まれ死亡した。
引火性の蒸気に火花が触れたことで発生した。
同署は容疑に対する認否を明らかにしていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/254448378bd1e759b243196f1523c54026913d29
2025年10月30日20時51分にYAHOOニュース(読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日、兵庫県加古川市の採石場で、機械に挟まれている男性作業員が見つかりました。
男性は病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
事故があったのは、加古川市志方町の採石場で、30日午後4時半ごろ、作業員の女性から消防に「60代の男性がエンジンシャフトに挟まれている」と通報がありました。
警察によりますと、男性はこの採石場の作業員で、ベルトコンベアで石の運搬作業を行っていました。
男性は、石の排出口が詰まっていることに気が付き、エンジンを止めてベルトコンベアを点検した後、機械を再始動させた際にエンジンシャフトに体を挟まれたということです。
男性は加古川市内に住む65歳で、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
作業は死亡した男性を含む4人の作業員で行っていて、男性が挟まれる様子をほかの作業員が見ていたということです。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a41b68840d254b746c260cc12b2941b8f205ae60
10月30日21時50分に神戸新聞からは、シャフトの突起物に服が引っかかって巻き込まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後4時15分ごろ、兵庫県加古川市志方町の採石場で「エンジンシャフトに作業員の男性が挟まれた」と別の女性作業員から119番があった。
採石場で働く男性(65)=同市=で、搬送先の病院で死亡が確認された。
県警加古川署によると、男性は石を運ぶベルトコンベヤーで作業中、石が詰まって動かなくなったため、エンジンを止めて石を除去した後、再稼働させたエンジンのシャフトの突起物に服が引っかかり、体が巻き込まれたとみられる。
現場には男性を含め4人の作業員がいたという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sogo/202510/0019651696.shtml
2025年10月30日18時35分にYAHOOニュース(熊本県民テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後、五木村の水力発電所で爆発事故がありました。
3人がやけどを負って搬送されました。
爆発があったのは、五木村甲のJNC竹の川発電所です。
消防によりますと、30日午後1時半過ぎ、発電所の関係者から「けが人が出ている」と消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ、発電所内で作業員3人がやけどを負っていて、病院に搬送されました。
JNCによりますと、やけどを負った作業員は「故障していた水車を新たに組み立てる作業中、洗浄液を使った後に電動の研磨機(サンダー)を使用したら爆発した」と話しているということです。
JNC竹の川発電所は川辺川に設置した水車で発電を行っていましたが、2022年の台風14号の影響で水車が壊れ、発電できない状態が続いていました。
JNCの担当者はKKTの取材に対し、「まずは施工会社と協力しながらけが人のケアを行い、原因を究明し再発防止に努めたい」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f964bdc89831b2673799f5321586c63aa4bd29a6
2025年10月28日19時45分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳島大学大学院薬学研究科の研究棟の低温培養室で20日、特別研究学生の男性(27)が死亡しているのが見つかった事案があり、徳島大は28日、室内にドライアイスが置かれていたと発表した。
計画停電に伴い、室温上昇を防ぐためだったが、男性が所属する研究室の学生や教員には周知されていなかったという。
徳島県警などによると、20日午前10時半ごろ、男性が倒れているのを別の学生が発見した。
司法解剖の結果、死因は酸素欠乏だった。
県警は男性が死亡した経緯を調べている。
徳島大の説明では、研究棟では19日に電気設備点検による計画停電があり、各研究室の求めに応じて薬学研究科がドライアイス270キロを購入して配布した。
低温培養室を使う研究室の一つが、18日午前9時10分ごろに31キロ分を運び込んだ。
平時の室温が4度に保たれている低温培養室は、幅と奥行きがそれぞれ約3メートル、高さ約2.5メートル。
密閉された室内で二酸化炭素のドライアイスが気化すると酸素欠乏になる恐れがあるという。
だが、低温培養室を使うもう一つの研究室の教員や学生には伝えられていなかった。
ドライアイスの使用を知らせる掲示もしていなかったという。
会見した徳島大の河村学長は「安全安心に教育研究を進めることが優先される学内で、将来を嘱望された学生が命を亡くされたのは断腸の思い。引き続き警察の調査に全面的に協力する」と述べた。
https://www.asahi.com/articles/ASTBX2RSZTBXOXIE017M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
(2025年11月8日 追記;修正1)
11月7日18時4分にYAHOOニュース(四国放送)からは、前年にも同じようにドライアイスを入れていた、物を取ってくるぐらいなら問題ないと思っていた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(ブログ者コメント)
以下の記事で紹介されている棺事例や車の荷台事例については過去に本ブログでも紹介している。
以下は今回の記事。
(小玉アナウンサー)
「10月20日に徳島大学大学院の研究棟で、特別研究学生の男性が死亡しているのが見つかりました」
「発見前、男性が亡くなった部屋には、大量のドライアイスが運び込まれていました」
(宮下アナウンサー)
「悲劇はなぜ起きたのか、ドライアイスの危険性や取り扱い時の注意点も含め、振り返ります」
(徳島大学・河村学長)
「まずは、亡くなられた特別研究学生の方に心から哀悼の意を表し、またご冥福を深くお祈り申し上げます」
10月20日、徳島大学大学院薬学研究科の研究棟の低温室で、特別研究学生の男性が亡くなっているのが見つかりました。
死因は「酸素欠乏」でした。
大学側の会見で、明らかになったのは…。
(薬学研究科・小暮科長)
「低温培養室内の試薬などを入れる箱の中に、温度を保つために、停電の前日18日にドライアイスの搬入が行われた」
学生が死亡していたのは、室温4℃に保たれた低温室。
発見の前日に設備点検による停電があり冷却機能が停止するため、部屋には前もってドライアイスが運び込まれていました。
その量、実に31キロ。
(小暮 科長)
「大雑把に計算すると、(発生する二酸化炭素は)部屋の容積の50%を超えるものになる」
「いっぺんに全部溶けてしまえばですが、そういうものになるのかと」
ドライアイスは、亡くなった学生が所属していたものとは別の研究室が設置し、周知もされていませんでした。
(小暮科長)
「今回、情報共有ができていなかったということで」
「研究室Aが低温培養室にドライアイスを入れているという情報は、研究室Bの教員、学生には周知されておりませんでした」
「前年にも同様にドライアイスを入れていて、その時にも扉を開けた状態で出入りをするということがあったので」
「(ドライアイスを設置した研究室は)今年も入室して物を取ってくるとかであれば、問題ないというふうに思ったのではないかと」
警察はドライアイスから発生した二酸化炭素が滞留し、研究学生が酸素欠乏で死亡した可能性が高いとみて、死亡の経緯を調べています。
(小玉アナウンサー)
「教訓にしていかなければならないと思いますが、大学で酸素欠乏による死亡というのは、実は過去にも起きているんです」
「1992年に北海道大学で、低温実験室の冷却器が故障した為、液体窒素を撒いて冷やそうとした結果、窒素ガスで酸素濃度が低下、助手と大学院生2人が死亡しています」
(宮下アナウンサー)
「徳島大学は今後、停電時のドライアイスの使用を禁止するということです」
(小玉アナウンサー)
「今回、部屋の容積の半分以上の二酸化炭素が発生した可能性が指摘されていますが」
「ドライアイスが気体になった場合、発生する二酸化炭素の体積は固形時の約750倍にもなるそうなんです」
「身近な存在ながら意外と知らないドライアイス、取り扱いにはどのような注意が必要なのでしょうか」
高圧ガスなどを販売する、石井町の会社です。
工場の一角で、ドライアイスの製造・販売を行っています。
(従業員)
「この中に、ドライアイスの原料である炭酸ガスが入っています」
炭酸ガス、つまり二酸化炭素です。
低温・高圧のタンク内では液体の状態ですが、これがドライアイス製造機に送られる際、圧力が下がることで、雪のようなドライアイスへと変化します。
(従業員)
「今、(炭酸)ガスが入ってます」
「これを圧縮して、中で四角いドライアイスになります」
ものの1分ほどで、ドライアイスが完成。
様々な用途で販売されています。
(四国アセチレン工業 徳島事業所・安原所長)
「ケーキ、アイスクリーム、冷凍食品の輸送とか、お通夜の時に使うとか、亡くなられた方の体を冷やして守るために使われる」
温度は、氷よりも低いマイナス78.5度。
最大の特徴は個体から直接、気体になることで、溶けても水浸しにならないため、柿の渋抜きや金属の低温加工などにも使われます。
しかし、便利な反面…。
(安原所長)
「昇華していくと、二酸化炭素になるので、窒息ですね」
「(販売するときには)車に載せるときは、窓を開けて密閉空間にしないようにと、お願いしますと」
ドライアイスによる酸素欠乏は、どのように引き起こされるのでしょうか。
(いわみ産業医事務所・岩見 医師)
「ドライアイスが気体になると、空気中の酸素を外に押し出してしまう」
「空気の中には酸素がだいたい21%あるが、それを大きく下回って酸素の濃度が薄くなる状態になる」
労災事故に詳しい岩見医師は、酸素欠乏が起きた際に現れる症状をこう解説します。
(岩見医師)
「空気中の酸素が薄くなることで、血液中の酸素濃度も低くなる」
「そうすると、脳に酸素が届かなくなって、生命維持活動をすることが難しくなる」
「酸素濃度が16%を下回ると、頭痛や吐き気、10%を切ると意識を失う可能性があります」
さらに、二酸化炭素ならではの危険性が。
(岩見医師)
「二酸化炭素は無色・無臭なので、存在していても気づかないというところに怖さがあります」
「(酸素濃度が)非常に低い状態だと、気づく前に気を失ってしまう」
私たちの日常生活でも注意が必要です。
(岩見医師)
「ドライアイスを使う際は、換気をしっかりする」
「例えば車の中で、アイスクリームを買ってドライアイスをいっぱい敷き詰めた状態で、車の荷物に載せました」
「車はしっかり扉が閉まっているのでドライアイスが気体になって、機内の酸素濃度が下がって二酸化炭素濃度が上がる」
「運転中に窒息する可能性もゼロではありません」
(宮下アナウンサー)
「あまり危険性を意識せずに使っていました」
(小玉アナウンサー)
「VTRで、遺体を冷やすためにも使うとあったんですが、国民生活センターによりますと、葬儀場でドライアイスを入れた棺桶の側や、中に顔を入れた状態で死亡したケースが、2020年と2021年に3件確認されていて、二酸化炭素が充満した棺の中の故人に話しかけるなどした際に、事故が起きたとみられるということです」
「また、厚生労働省は、ライトバンの荷台に大量のドライアイスを載せていたドライバーが、酸欠で死亡した事例を公表しています」
(宮下アナウンサー)
「岩見医師は、ドライアイスに顔を近づけない、使用、運搬する際は換気をしっかり行い、狭い場所、密閉された場所では 特に注意が必要だと話していました」
(小玉アナウンサー)
「ここまで、私たちの身近にあるドライアイスの意外な危険性などについてお伝えしました」
https://news.yahoo.co.jp/articles/bea978856c321395db384bb5221eaada82048e7e
以下の過去記事1件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2025年9月18日掲載
2025年9月12日 四日市市で大雨時、地下駐車場に水が浸入し被害270台、3か所の車出入口のうち2か所の電動止水板は数年前から故障中、7か所の人出入口止水板は重くて設置困難(修3)
(新情報)
・関係者は記録的短時間大雨情報を発令後30分以上把握していなかった。
・過去の防災訓練は不十分だった。
・最近の防災訓練でも参加者は限られていた。
・委員長は個人的見解として天災の色あいが濃いと述べた。
・工事中の場所からも水が流入したなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14736/
2025年10月28日13時56分にYAHOOニュース(読売テレビ)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
28日午後1時ごろ、堺市堺区の5階建てのビルで、「ビルが爆発」と通行人の女性から警察に通報がありました。
警察が現場に駆けつけると、ビルの2階から4階部分の壁やガラスが崩落していたということです。
当時ビルの中には3人がいたということですが、ケガ人はいないということです。
現場近くのビルで働く男性は、取材に対し「地響きのような音がして、外に出てみるとガレキが道の真ん中まで散らばっていた。この辺りは大型トレーラーがよく通るので、それが突っ込んだかもと思った。毎朝通る道だから、こんな事になるとは思ってなかった」と驚いた様子でした。
警察がビルの関係者などに話を聞いたところ、ビルの中で何かが爆発したり、ガスが漏れたりしているという状況は確認できなかったということです。
ビルはかなりの築年数が経っているとみられることから、警察は老朽化による崩落の可能性があるとみて、詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/54b0b2cf839836ef4187da4fe2a2a59efecf775a
2025年10月29日14時11分に読売新聞九州版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前11時45分頃、長崎県西海市大島町の大島造船所で「男性が仕事中、上から落下した足場に当たって、3メートル転落した」と119番があった。
造船中の船の点検作業をしていた近くの会社員(35)が足場から転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。
県警西海署によると、足場はキャスターがついた移動式で、発見当時、横に倒れていた。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20251029-OYS1T50002/
10月31日12時18分にNHKからは、パイプの気密テスト中、溶接した蓋が吹き飛んで作業員に当たり、衝撃で足場ごと倒れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月28日の昼ごろ、西海市大島町にある大島造船所の工場で、高さおよそ2.5メートルの移動式の足場に乗っていた35歳の男性作業員が足場とともに地面に倒れているのが見つかり、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。
この事故について、当時、パイプの内部に隙間や亀裂がないか調べるため、ふたをした上で空気を送り圧力をかけて点検していたところ、溶接した金属製のふたが吹き飛んで作業員に当たったとみられることが、捜査関係者への取材でわかりました。
溶接作業と点検は作業員が1人で行っていて、ヘルメットと転落防止の安全ベルトを着用していましたが、衝撃でベルトを取り付けた足場ごと倒れたとみられるということです。
警察は、会社の関係者から話を聞くなどして、事故のいきさつや安全管理の状況についてさらに詳しく調べています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5030025725
10月31日16時11分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、蓋を溶接し内部の圧力を上げたところ蓋が吹き飛んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察のその後の調べで、作業員はパイプに金属製のふたを溶接し内部の圧力を上げたところ、そのふたが吹き飛び作業員の胸に当たったことが新たに分かりました。
作業は1人でしていて事故を目撃した人はおらず、 警察は引き続き、ふたが吹き飛んだ原因や事件性の有無なども含めて慎重に調べを進める方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c583bf041796503fec56e1adb6ed397712c96835
11月1日9時52分にYAHOOニュース(西日本新聞)からは、蓋は前日に溶接していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西海署は31日、金属製のふたが吹き飛び、当たったとみられると明らかにした。
事故当時は建造中の船のパイプ内部に圧力をかけて点検をしており、ふたは前日にパイプに溶接していたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3976afb733bdad4fb83d75a389aa3b133c22494f
2025年10月27日14時20分にYAHOOニュース(ABCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時10分ごろ、兵庫県加古川市金沢町にあるK熱化学の工場で、作業員の男性から、「30代の男性が頭部を機械に挟まれた。意識がない」と119番通報がありました。
消防が駆けつけましたが、30代くらいの男性が機械に頭部を挟まれていて、その場で死亡が確認されました。 警察によりますと、工場はコークスを精製する工場で、通報の直前、コークスを精製する炉の機械が急に停止したということです。
同僚らは警察の聞き取りに対し、死亡した男性が点検に向かい、炉の中をのぞき込むなどしていたところ、炉に石炭を入れたり押し出したりする機械が動き出し、男性の頭部が挟まれたという趣旨の話をしているということです。
死亡した男性は30代の工場の従業員とみられていて、警察が身元の特定を急ぐと共に、業務上過失致死の可能性も視野に捜査を進める方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b43ef20a6854738e3c7347516ceb3a646063a874
10月27日16時4分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、炉の中に入れた石炭をピストンによって押し出したり表面をならす機械だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前、兵庫県加古川市の工場内で、男性作業員が機械に頭部を挟まれ死亡する事故がありました。
男性は機械の点検作業中だったということで、警察は業務上過失致死の可能性も視野に入れて捜査しています。
事故があったのは、兵庫県加古川市にある「K熱化学株式会社」で、27日午前10時20分ごろ、作業員の男性から消防に「男性が機械に頭部を挟まれている」という主旨の通報がありました。
警察によりますと、30代ぐらいの男性が機械の点検・確認作業を行っていたところ、機械が突如動き出し、頭部を挟まれたということです。
男性はその後、現場で死亡が確認されました。
当時工場では、石炭燃料(コークス)を製造していました。
炉の中に石炭を入れて石炭燃料を作る際に、ピストンによって中に入れた石炭を押し出したり、表面をならす作業を行う必要があり、ピストンが急に停止し動かなくなったことから、男性は点検・確認作業を行っていたということです。
作業は死亡した男性を含む3人で行っていましたが、男性が挟まれる様子などを見ていた作業員はいませんでした。
警察は、安全管理などに問題なかったかなど、当時の状況を詳しく調べ、業務上過失致死の可能性も視野に捜査を進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/50e85743f7b8a19deb58b67002d8bf66ea8856f0
2025年10月27日8時43分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
慶尚北道慶州市(キョンサンプクト・キョンジュシ)で、地下貯水槽の作業をしていた労働者が窒息で倒れ、2人が死亡した。
産業現場での密閉空間における窒息事故が繰り返し発生している。
26日、慶北警察庁などによると、前日午前11時31分ごろ、慶州市安康邑(アンガンウプ)の斗流(ドゥリュ)工業地域にある亜鉛加工業者の地下貯水槽でポンプ配管関連の作業をしていた労働者4人が窒息で倒れた。
病院に搬送された4人のうち2人が死亡し、2人が重体だ。
地下貯水槽の外にいた管理監督者が、貯水槽内部の深さ2メートル付近で倒れている4人を発見し、通報した。
この地下貯水槽では今月17日に一度塗装作業が行われたと伝えられている。
有害ガス測定装置による分析の結果、事故が発生した地下貯水槽の内部からは一酸化炭素が検出された。
一酸化炭素は無色・無味・無臭で、濃度が高くなっても気づきにくい。
吸入すると血液の酸素運搬能力が低下し、頭痛や呼吸困難を引き起こし、重篤な場合は死亡に至る。
警察は、作業員の1人が貯水槽から出てこなかったため、残りの3人が捜しに入って窒息したとみて、正確な事故経緯を調べている。
大邱(テグ)雇用労働庁浦項(ポハン)支庁も警察とともに事故原因の調査に着手した。
産業現場での密閉空間における窒息事故は、依然として繰り返されている。
今年に入ってからだけでも、密閉空間での窒息死亡事故は今回を含め少なくとも9件発生し、作業員6人が命を落としたことが分かった。
■繰り返される窒息事故…「高い致死率」
・8月21日には全羅南道順天(チョルラナムド・スンチョン)の生コンクリート工場で、密閉されたタンク内部の清掃作業をしていた50代の労働者が倒れ、それを救助しようと入った同僚2人もタンク内で倒れ、3人全員が死亡した。
当時、タンク内部では有害ガスである一酸化炭素と硫化水素の濃度が基準値を大幅に超えていたことが確認された。
・7月27日にはソウル衿川区加山洞(クムチョング・カサンドン)で、水道工事のマンホール内で作業していた70代の配管工と、それを救助しようとした70代のショベルカー運転手の2人が内部の酸素欠乏で窒息死した。
・同月6日には仁川市桂陽区兵房洞(インチョンシ・ケヤング・ピョンバンドン)のマンホールでも、公共下水道工事に従事していた50代の日雇い労働者がガス中毒で倒れ、汚水管の流れにのまれて翌日、約900メートル離れた下水処理場で遺体で発見された。
彼を救助しようとマンホール内に入った40代の汚・排水管路調査会社代表も死亡した。
雇用労働部によると、2015年から昨年までの10年間に産業現場で発生した密閉空間での窒息事故で298人が労働災害に遭い、そのうち126人(42.3%)が死亡した。
密閉空間での窒息災害は酸素欠乏や有害ガス中毒などで発生するもので、この期間の被害者の42%が死亡するほど致命的だというのが労働部の説明だ。
特に死亡者126人のうち40人(31.7%)は夏季(6~8月)に命を落としている。
気温が上がると有害ガスの発生量が増え、マンホール、汚・排水処理施設、畜舎などでの窒息事故の危険性がさらに高まるためだ。
産業安全保健研究院の関係者は「密閉空間に入る前には必ず酸素、硫化水素、一酸化炭素などのガス濃度を測定し、もし同僚作業員が密閉空間で倒れた場合は、空気呼吸器や送気マスクを着用しないまま決して救助してはいけない」と強調した。
さらに「作業者を対象に、安全な作業方法や緊急時の避難要領、窒息事故の症状などについて作業前に安全教育を実施し、監視員を配置することも忘れてはならない」と呼びかけた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/97f1cdac800df3e00e96bdac8c50d17e2cd9d8e1
2025年10月24日19時7分にYAHOOニュース(新潟放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県燕市の工場で24日朝、機械の点検作業をしていた40代男性が機械に頭部を挟まれる事故がありました。
男性は病院で死亡が確認されました。
事故があったのは、燕市新興野の工場です。
24日午前7時50分ごろ、この会社の従業員で、燕市吉田本所に住む40歳の男性が段ボール箱の製造機械の点検作業中に機械の可動フレーム部分に頭部を挟まれました。
別の従業員が発見して消防に通報。
男性は意識不明の状態で病院に運ばれ、午後1時45分に死亡が確認されました。
警察によりますと、男性はヘルメットを装着して作業していましたが、事故の衝撃でヘルメットは破損し、頭部からは出血があったということです。
警察は、事故の原因などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e872b4355c27883d7570e2b6f4210e870751f590
10月24日11時22分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、他の従業員と2人で点検していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
燕市で24日午前、段ボール箱の製造機械の点検中に、40代の男性が機械に頭部を挟まれ死亡する事故がありました。
事故があったのは、燕市新興野にあるS社新潟工場です。
警察や消防によりますと24日午前8時前、工場の従業員から消防に「印刷機に頭部を挟まれて、口からの出血がある」と通報があったということです。
男性は、ダンボール箱の製造機械の他の従業員と2人で点検作業中に、可動フレーム部分に頭部を挟まれたということです。
男性はヘルメットを装着していましたが、頭部から出血があったということです。
男性は三条市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察は男性の死因や詳しい事故の状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7e95e8e10aeb0614c866838f603ff5bbbe6f762
2025年10月25日7時10分にYAHOOニュース(中国新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島県と広島市が出資する広島高速道路公社(広島市東区)は24日、建設中の広島高速5号(東区、4・0キロ)と2号を結ぶ橋を架ける工事で、作業中に約4トンの装置が落下する事故が起きたと明らかにした。
作業員1人がけがをした。
公社によると、23日午前2時20分ごろ、長さ67メートルの橋桁を橋脚まで移動させる工事で起きた。
解体を始めた鋼鉄製の台車の車輪を含む装置が約8メートル下の作業用地に落下。
解体作業に当たっていた30代男性が装置をよけようとした際に左手中指の指先を骨折した。
公社は23日に終える予定だった橋桁の移動を中断。
28日深夜に再開する。
公社は原因を「調査中」とした上で、「事態を厳粛に受け止め、安全確保の措置をとり、業者を指導する」としている。
現場は高速1号、2号、5号をつなぐ温品ジャンクション(JCT)の一部。
5号は2027年度上期に開通して1号とつながり、28年度に2号と連結される予定。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a851ca96cffaeeb4048d53b0dcdbb6b77ded9753
2025年10月22日5時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
経済産業省は21日、モバイルバッテリーを販売する中国企業の日本法人「アンカー・ジャパン」に対し、行政指導を行った。
モバイルバッテリーを巡っては、国内で発火事故が多発している。
販売事業者への初の行政指導により、年内をめどに全製品の点検や製造・品質管理体制の報告を求め、監督を強化する。
BCN総研によると、アンカーの2024年度の販売台数シェア(占有率)は32・3%で国内最大手。
同社は21日、22年12月以降に販売したモバイルバッテリー約41万台と、リチウムイオン蓄電池内蔵のスピーカー約11万台の自主回収を発表した。
製品から発火した重大製品事故として経産省に41件を報告していた。
製造過程で電極体の切断時に発生する粉じんが混入し、ショートする恐れがあるという。
これとは別にアンカーは19年7月以降、モバイルバッテリーを中心に8回にわたり計約50万台の自主回収を行っている。
経産省は累計約100万台に上る製品不具合を問題視した。
国内で流通するモバイルバッテリーは中国など海外製が大半で、ネット通販などで安価な粗悪品が流通するケースがある。
経産省はアンカーからの報告を検証し、他の販売事業者に品質管理の徹底を促す。
モバイルバッテリーに使われるリチウムイオン蓄電池は、スマートフォンや小型扇風機など幅広い製品に搭載されており、発火事故も相次いでいる。
政府は来年4月から事業者によるモバイルバッテリーの自主回収とリサイクルを義務化する方針だ。
自主回収の問い合わせは、同社(0120・775・171)。
10月21日12時47分にItmedia からは、セル製造の委託先で特定時期に異物が混入したことが原因だと社内調査で判明した、自社の管理監督体制が不十分であったことも認めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
アンカー・ジャパンは10月21日、モバイルバッテリーやスピーカー4製品の自主回収を行うと発表した。
これらの製品の電池セルの製造過程において、不備があったことが判明。
事故発生防止のため、自主回収を実施する。
自主回収の対象になるのは、
●モバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」(製品型番:A1263、対象販売期間:2022年12月25日~25年10月21日)
●Bluetoothスピーカー「Soundcore 3」(製品型番:A3117、対象販売期間:22年12月16日~25年10月21日)
●Bluetoothスピーカー「Soundcore Motion X600」(製品型番:A3130、対象販売期間:23年4月24日~25年10月21日)
●会議用スピーカー「Anker PowerConf S500」(製品型番:A3305、対象販売期間:22年12月29日~25年10月21日)
の4製品だ。
2022年12月15日以前に購入した製品は、回収対象外となる。
対象製品を持つ利用者は、専用フォームから製品のシリアルコードを入力することで、回収対象かどうかを判定できる。
自主回収を決めた詳細な経緯は、日本で発生した特定製品の発火事象に起因する。
この原因究明のため、社内調査をしたところ、セル製造の委託先サプライヤーの製造工程で特定時期に異物が混入した可能性があると判明。
それらの製品は日本に出荷され、使用時には電池セルの内部短絡(電池内部でプラスとマイナスが直接つながってしまう事象)が発生する可能性が明らかになったためとしている。
対象製品について、アンカー・ジャパンでは新規出荷と販売を停止に。
委託先のサプライヤーとの契約は終了済みで、他サプライヤーへの管理体制と工場の環境整備の厳格化を進めているという。
またAnkerグループ側の管理・監督体制が不十分であったことを認め、サプライヤーの選定基準の見直し、規定強化にも努めるとしている。
アンカー・ジャパンでは6月にも、モバイルバッテリーの自主回収を巡り、対象機種を拡大すると発表していた。
この際の原因は、委託先のバッテリーセル製造事業者が、Ankerの品質基準を満たさない製品を無断で使っていたことが追加で判明したためと説明していた。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2510/21/news084.html
2025年10月21日19時4分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道路橋に水道管を取り付けた「添架水管橋(てんかすいかんきょう)」について会計検査院が抽出調査をしたところ、対象とした74橋の約7割に相当する51橋は、阪神大震災級の巨大地震で落橋する恐れがあることが判明した。
うち16橋は病院や震災時の避難施設などに水道管が接続している「重要ライン」に該当し、被災すれば甚大な影響が生じる可能性があるという。
水道施設を巡っては、最大14万戸が断水した能登半島地震(2024年1月)を受けて国土交通省が全国的な緊急点検を行ったものの、水道管が耐震適合性を有しているかどうかにのみ着目していた。
このため検査院は、添架水管橋の場合、橋自体の耐震性が確保されていなければ結果的に水道管も損傷するとの観点から調査を実施した。
添架水管橋は河川などがあって水道管の埋設が困難な場所に設置され、大半は自治体など上下水道の事業主体が、既存の道路橋に留め具で水道管を取り付けて築造している。
検査院は今回、41の事業主体が22~23年度に築造した74橋の耐震性を調べた。
その結果、28事業主体が築造した51橋は、古い耐震基準で設計されていたり、築造年数が不明だったりするなど「耐震性が確保されていない恐れ」があることが判明した。
事業主体が築造時、道路橋の耐震性を確認する認識を欠いていたことが主な要因とみられるほか、6事業主体は道路橋の耐震性が確保されていないと知りつつ経済性を優先するなどし、水道管を取り付けていた。
28事業主体がいずれも、添架水管橋の損傷に備えた応急対策を策定していないことも明らかになった。
国交省によると、耐震性が確保されていない道路橋にやむを得ず水道管を取り付ける際には、断水時に使う給水車や汚水の溢水(いっすい)防止に必要なポンプの確保といった応急対策を事業主体に求めている。
検査院は「耐震性が確保されていない恐れがある橋に水道管を添架したことや、応急対策を策定していなかったことは適切でない」と指摘。
国交省は今年9月、指摘の対象となった自治体などに改善を求めた。
https://mainichi.jp/articles/20251021/k00/00m/040/219000c
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

