







2025年5月21日17時13分にYAHOOニュース(サンテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
旧規格の古い消火器を使用すると、死亡やけがをする事故に至る危険性があることから、姫路東消防署では5月21日から、「消火器の危険が見える化シール」で安全を指導する特別査察を実施しています。
この特別査察は、2021年5月21日、姫路市内の事業所で、火を消すために従業員が消火器を操作したところ、消火器が破裂し、この従業員が負傷する事故が起きましたが、今でも、古い消火器が多数存在し、使用されていることから、実施されました。
4年前の事故で使用された消火器は、製造から30年以上が経過していて、底部が腐食していました。
21日の特別査察では、姫路東消防署の職員がJR姫路駅前の商業複合雑居ビルに入って、設置された消火器を調べ、旧規格の消火器に危険であることを記したシールを貼り付けました。
この「消火器の危険が見える化シール」は、2024年11月に実施された高校生のインターンシップで、姫路東署が受け入れた県立姫路工業高校の生徒4人が原案の作成に携わり、完成しました。
姫路東消防署は、「老朽化した消火器は早急に新しい消火器に交換していただくとともに、異常が認められるものについては、絶対に使用しないでください。さびた消火器や変形のある消火器は、火災でも訓練などでも絶対に使用しないでください。」と呼び掛けています。
姫路東消防署では、12月26日までに随時、管内100施設で特別査察を実施するということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/551e8c692248dc2c718cf2171cb55fe2b764565c
以下の過去記事1件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2023年8月3日掲載
2023年7月27日報道 和歌山県の新設トンネルで照明取り付けのため天井に穴を開けたところ内部が空洞、業者は不備を把握すれど虚偽報告、県も136回検査すべきところ6回のみ(修5)
(新情報)
道路地下のインバート部分でも調査した範囲の4割ほどが厚み不足だったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13351/
2025年5月22日6時11分にFNNプライムオンライン(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後5時50分ごろ、長野・須坂市を走行中だった長野電鉄の普通列車に、農業用ハウスがぶつかりました。
乗客3人が病院に運ばれ、長野市に住む会社員・栗原さん(男性、56歳)が死亡、50代と60代の男性がいずれも軽傷とみられています。
当時、列車に乗っていた人が撮影した画像では、農業用ハウスの屋根とみられるものなどが付近に散乱しています。
国交省によりますと、当時、列車の運転士が線路上の物体を見つけ、非常ブレーキをかけましたが間に合わなかったということです。
国交省は鉄道事故に認定し、国の運輸安全委員会が事故調査官を派遣します。
21日午後6時40分ごろの須坂市内には雨とともに強風が吹いていて、当時、長野県北部には「竜巻注意情報」が出されていました。
警察は、強風により農業用ハウスが飛ばされた可能性があるとみています。
https://www.fnn.jp/articles/-/875453
5月22日20時59分にYAHOOニュース(長野放送)からは、飛ばされたのはトラクター雨濡れ防止のため最近パイプやトタンなどで作った小屋、現場ではダウンバーストかガストフロントによる突風が発生していた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
3人は、先頭車両で割れた窓ガラスの近くにいたということです。
・・・
近所の住民によりますと、線路脇には、最近、パイプとトタンなどで作られた小屋があったということです。
警察も、その小屋が風に飛ばされ、列車と衝突したとみて調べています。
近所の住民:
「トラクターが雨でぬれるからやった(建てた)んだね。
屋根は両端がトタンで青いシートで巻いてあった。
あれはだめだ、飛んじゃう。
(きのうは)空が変わってきて、何かと思ったら雨と風がすごかった」
・・・
気象台は、21日午後5時40分から50分にかけて、現場周辺で発生した突風の種類はダウンバーストまたはガストフロントの可能性が高いと判断したと発表しました。
その強さは風速約30m/sと推定されるとしています。
その根拠について、次のように説明しています。
・突風発生時に活発な積乱雲が付近を通過中であった。
・渦の目撃など、竜巻を示唆する情報が得られない。
・突風は比較的短時間(1~10 分)および比較的長時間(10 分程度)であったという証言がそれぞれ複数得られた。
・突風は強雨またはひょうを伴っていた。
ダウンバーストとは、積乱雲から強い風が吹き下ろす現象です。
ガストフロントは、積乱雲からの下降気流の先端と周囲の暖気の間で形成される前線のことです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0c93397cf4306a7db318c2eb71f28bde7fca1b3
5月23日23時42分に読売新聞からは、小屋は地面に固定されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
強風で線路上に飛ばされてきたとみられる金属製のパイプ小屋を所有する農業男性(40)が23日、読売新聞の取材に応じた。
男性によると、小屋の足は地面に固定しておらず、トラクターの保管用として、事故の3~4日前に線路近くに建てたばかりだったという。
高さ2~3メートル、幅、奥行き4メートルの大きさで、「飛ばされないための対策はこれからするつもりだった」とし、「(事故で)亡くなった人がいるのは残念だ」と話した。
気象庁によると、事故当時、現場周辺では風速約30メートルの突風が吹いていたと推定される。
男性はこの日、国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官から聞き取り調査を受け、小屋の設置場所や、事故当日の気象状況などを尋ねられたという。
県警も男性から任意で事情を聞いている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250523-OYT1T50169/
5月27日20時27分にYAHOOニュース(長野放送)からは、死因は頭蓋内損傷だった、事故当時は推定風速30mの突風が吹いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は27日、男性の死因は「頭蓋内損傷」と発表しました。
男性の頭と首には、何かが衝突したことによる強い打撲があり、頭の内部が損傷していたということです。
また、ガラスによる切り傷もあったということです。
亡くなった男性の隣に座っていて、自身もけがをした男性は、NBSの取材に「ガラスがバーンと、一面に散っていた。(隣の人が)仰向けになって倒れてて、血がばーっと流れていた、シートに。乗務員の『医療関係の方いらっしゃいますか』というようなアナウンスがあって、それで、看護師と医師の方が1人いらっしゃって。(心臓マッサージを?)そう。(倒れてる時の意識は?)全くなかったと思います」と事故直後の緊迫した状況を語りました。
亡くなった男性は大量に出血し、意識のない状態で倒れていたと言います。
現地調査を行った長野地方気象台によりますと、当時、現場周辺で風速30メートルと推定される突風が吹いていたとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/47361b83da0e69425649a50b3d39b35dbbac1b13
2025年5月22日9時18分にYAHOOニュース(テレビユー山形)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう午後1時半ごろ南陽市鍋田の工場で、配電盤部品を塗装し、塗装した部品を乾燥するためにチェーンで吊り上げて移動させる作業をしていました。
その作業中、部品を吊り上げていたチェーンが移動レールの滑車に引っかかったということです。
男性はフォークリフトの上昇させたツメに乗って、角材を使い引っかかった部分を外そうとしたところ、バランスを崩して地面に落下しました。
この事故で男性は、頭がい骨骨折、脳挫傷、右腕骨折で全治不詳の大ケガをしました。
警察が事故の原因などをくわしく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf5b15a219535125cbb97ecfe422ebb1fc632e2
(ブログ者コメント)
雷検知器は様々な会社から販売されているが、どこも同じような状況かもしれない。
以下は今回情報の元記事。
2025年5月20日12時4分にYAHOOニュース(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野県松本市の企業が3年前に開発したある製品が、今、注目を浴びています。
それは、雷の接近を知らせる「雷検知器」。
4月、奈良県で起きた落雷事故の後、全国から注文が寄せられ、在庫切れの状態となっています。
松本市寿にある精密機器製造の「シナノカメラ工業」。
3年前に開発したある製品が、今、注目を浴びています。
片手に収まるサイズの赤い電子機器。
ある気象現象の接近を知らせてくれます。
シナノカメラ工業・河西社長:
「一般的に、雷が近づいてゴロゴロと鳴ると、いつ落ちてもおかしくない状況ですので、音が聞こえる前に接近していることを感知して、音で知らせるという装置」
雷の検知器、その名も「雷報」です。
大気が不安定な時に発生する雷。
その力は、電圧で表すと家庭用の電気の100万倍にあたる「1億ボルト」といわれています。
こちらは雷の威力を示す実験映像。
人工の雷を発生させると。
一瞬でブロックが粉々に。
威力のすさまじさが伝わってきます。
雷報は、内蔵のアンテナが、雷の発する電磁波を感知することでアラームを発する仕組みです。
感知できる範囲は最大で半径60キロ。
雷が近づいてくると、アラームの間隔が短くなります。
シナノカメラ工業は、電子機器の受託生産をメインとしていて、自社開発の製品は「雷報」が初めてです。
なぜ、開発したのでしょうか。
河西社長:
「落雷事故をなくしたい、悲しい思いをさせたくない。未来の子どもたちとかいろんな場面で命を守れる、人の役に立てる製品になるかなと」
県内では1967年、学校登山で北アルプス西穂高岳を訪れいた松本深志高校の生徒46人が落雷に遭い、11人が死亡、13人が重軽傷を負う事故がありました。
5年ほど前に事故の話を、取引先の無線機器開発会社の役員から聞いた河西社長。
ちょうど自社製品の開発を模索していた時期で、雷検知器の開発に乗り出しました。
3年前に商品化し、2024年は1年間で80個を販売しました。
ただ、今年は4月以降で500個以上の注文が寄せられています。
理由は、奈良県で起きた落雷事故です。
4月10日、グラウンドに雷が落ち、部活動中の中学生と高校生合わせて6人が病院に搬送されました。
事故の後、教育関係の商社や県外の学校などから問い合わせが相次ぎ、在庫切れの状態となっています。
今は7月からの販売再開を目指して準備を進めています。
河西社長:
「落雷というのは、どこでもいつ起きるかわからなくて、痛ましい事故にもつながる。いかに早く避難するかという、行動をとるかというのが重要。少しでも命が助かってもらいたい、けがを防いでもらいたい、そういう強い思いがある」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ace11a0d6a25007d17a59f88f5285fd559bb1d5
2025年5月20日8時54分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
205人が搭乗したドイツ旅客機が操縦士なしで10分間飛行した事実が明らかになったと、18日(現地時間)、ニューヨークポストが報じた。
スペイン航空調査官が発表した報告書によると、昨年2月、乗客199人と乗務員6人を乗せてドイツ・フランクフルトからスペイン・セビリアへ飛んでいたルフトハンザのエアバスA321機は、機長がトイレに行った間、副機長が操縦室で意識を失う事故が起きた。
このような恐ろしい状況は、飛行が30分ほど残った時点で発生した。
機長(43)がトイレを利用する間、副機長(38)が意識を失い、これに約10分間操縦士のいない飛行が行われた。
約8分後に戻ってきた機長が操縦室に連結されたインターコムを通じて副機長を何度も呼んだが、応答がなかった。
すべての操縦室はテロ防止のために外から強制的に開けることはできない。
結局、機長は非常コードを入力してやっと操縦室に入った。
気を失った副機長は機長が入ってきたごろに気を取り戻した。
副機長は顔が真っ白になったまま汗を流しながら体の動きが不自然だった。
機長は素早く操縦桿をつかみ、客室乗務員に助けを要請して、搭乗中だった医師から副機長が救急措置を受けさせた。
当時、医師は心臓疾患の可能性に言及したという。
副機長は自分がどれだけ長い間気を失っていたのかを覚えていなかった。
報告書によると、副機長は「スペインのサラゴサ上空を飛行した記憶だけがあり、その次に客室乗務員と医師の診療を受けていた」とし、「あまりにも突然で、他の乗務員に知らせる時間もなかった」と述べた。
当時、音声録音機にも健康上の救急状態であることを知らせる変な騒音も録音されていたことが分かった。
10分間も操縦する人がいなかったが、該当旅客機は幸いに自動操縦機能が活性化し、飛行には支障がなかった。
旅客機は最寄りの空港であるマドリード空港に引き返し、副機長は病院に運ばれた。
副機長は「神経系異常による発作」と診断された。
ルフトハンザ側はドイツDPA通信に「これは報告書を通じて認知しており、飛行安全部署も調査を進めた」と明らかにした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b46aad5f5f46665871f6570ae665191ba528e35
2025年5月21日9時5分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時半ごろ、兵庫県高砂市荒井町新浜2の工場で、電動工具のグラインダーを使って金属品を加工していた同県姫路市の会社員男性(37)の額に、砥石(といし)の破片が直撃した。
男性は頭蓋骨骨折の重傷。
意識はあり、命に別条は無いという。
県警高砂署によると、「バン」という異常音に気づいた同僚の男性が119番した。
同署は事故の原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49c785816d67cee5b0973c47bfc837d27aeafba3
2025年5月20日22時37分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中国電力ネットワークは20日、広島県府中市諸毛町で電線の不具合の調査中に火花が生じ、付近の建物が燃える火災があったと発表した。
地元消防によると、空き家3棟が全焼したが、けが人はいなかった。
同社は「多大なご心配をおかけし、おわびする」とコメントした。
同社によると、火災は20日午前11時40分ごろ発生し、約3時間後に鎮火した。
近所の人から電線が屋根に垂れ下がっているとの連絡があり、社員1人が現場を調査。
その際、電線から火花が上がった。
https://www.sankei.com/article/20250520-NRT6RNCHEBKT5OCI4C7V3ZLGUY/
5月20日21時2分にYAHOOニュース(中国新聞)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(記事本文は転載省略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f69771c95574f5f8277ac913ac5df7d2717a402
※以下は中国電力ネットワークからの発表資料。
引込線を支える金具が脱落していたなどと記されている。
本日、福山ネットワークセンターサービス区域内において、低圧引込線※1の不具合を調査していたところ建物が焼失する電気火災が発生しました。
この火災により、当該地域のお客さまをはじめ近隣の皆さまに多大なご心配をおかけしましたことをお詫び申しあげます。
1.火災時刻
2025年5月20日(火) 11時40分頃 発生
15時07分 鎮火
2.発生場所
広島県府中市諸毛町
3.出火原因
家屋への低圧引込線の支持点※2が脱落している連絡を受け、 調査を実施していたところ、低圧引込線が短絡(ショート) したことで火花が発生し、建物に引火した。
4.被害状況
建物への延焼範囲については調査中。
なお、人身被害はありません。
※1 電柱から家屋等へ電気を送る 100 ボルトまたは 200 ボルトの電線。
※2 引込線を支える(固定する)金具。
https://www.energia.co.jp/nw/press/assets/p20250520%20.pdf
2025年5月21日11時54分にYAHOOニュース(千葉テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月20日午前、千葉市の建設現場で男性作業員が約30mの高さから転落し、死亡する事故がありました。
事故があったのは、千葉市若葉区北谷津町にある市の清掃工場の建設現場です。
千葉県警によりますと、5月20日午前11時前、建設現場で屋根材の貼り付け作業をしていた29歳とみられる男性作業員が、何らかの原因により転落しました。
そして、下で作業していた19歳とみられる外国籍の男性に衝突したということです。
男性は約30メートルの高さから転落したとみられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
下で作業していた男性は意識があり、命に別条はないということです。
県警は、事故の原因や当時の安全措置について調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c55c0c251528ed9e4363604b4c2eec3d26438fb8
5月22日8時14分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、下にいた作業員は左脚を強打するけがをしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前10時50分頃、千葉市若葉区北谷津町の市清掃工場の建設現場で、「30メートルくらいの高さから男性が転落して意識がない。下にいた作業員も巻き添えになった」と119番があった。
転落したのは20歳代男性で、搬送先の病院で死亡が確認された。
下にいた10歳代男性は左脚を強打するけがをした。
千葉県警千葉東署などの発表によると、転落した男性は屋根の貼り付け作業をしていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/429096c7e8507028c350ccb1a07c73f260b65f59
(ブログ者コメント)
詳細不明だが、底が抜けたボンベがロケットのように飛び、ボンベ内に液体のLPGが入ったまま火がついた炭場に飛び込んで大きな爆発が起きた・・・ということかもしれない。
それにしても、炭火の輻射熱だけで2m離れたカセットボンベが過熱状態になるとは・・・。
焚き火でも2m離れれば熱くないイメージなのだが・・・。
ちなみに該当省令では、炭火焼き器からは燃えやすいものを2m以上離すこととされている。
火を使用する設備等の評価方法及び防火安全対策に 関する検討部会報告書
(令和5年3月 火を使用する設備等の評価方法及び防火安全対策に関する検討部会)
P7/113
対象火気省令別表第1に定める離隔距離を適用する場合、薪ストーブにあっては周囲の温度が上がりにくい構造とするなどの安全措置が講じられたものにおいても一定の離隔距離を求められ、住宅等への設置が困難な事例があり、炭火焼き器にあっては、2メートル以上の離隔距離を求める厳しい基準となっており、設置に当たっての支障となっている状況にある。
P37/113
(業務用炭火焼き器上面に関する安全な離隔距離の追加検討)
上面 100cm の位置に設置した木壁の温度をみると、最高温度は 54.6℃ までしか上がっておらず、上面については 100cm 離隔することで木壁からの出火危険性は低いと考えられる。
一方で上部 50cm の位置に設置した木壁では、最高温度は141.8℃を計測しており、この距離では低温発火する可能性がある。
https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-122/03/houkokusho.pdf
対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令
第一条 この省令は、消防法施行令(以下「令」という。)第五条及び第五条の二の規定に基づき、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定めるものとする。
https://laws.e-gov.go.jp/law/414M60000008024
以下は今回の情報。
2025年5月20日1時13分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後1時半ごろ、札幌市中央区南4西2の雑居ビル「南4西2ビル」(鉄筋コンクリート地上11階、地下2階建て)で「建物内から爆発音がして窓が割れた」と通行人から119番があった。
札幌中央署などによると、2階のジンギスカン店「AD店」から出火。
従業員ら男女4人がけがをして病院に搬送されたが、いずれも命に別条はないという。
同署はガス爆発とみて、原因を調べている。
同署などによると、負傷したのは店内にいた従業員の20~40代の女性3人と、屋外で作業をしていた20代の男性1人。
女性3人はのどの痛みなどを訴え、男性は割れたガラス片で頭にけがを負った。
当時、店は開店準備中で、負傷した3人を含む従業員5人が仕込み作業をしていた。
客はいなかった。
同店を経営する「D商事」(旭川市)によると、炭をおこしていた際、近くの棚にあったガスボンベが破裂し、炭の上に落ちて爆発したという。
札幌市消防局によると、消防車など16台が出動。
店内の一部を焼き、出火から約1時間半後に消し止められた。
現場は札幌市営地下鉄東豊線豊水すすきの駅から西に約30メートルで、繁華街ススキノの一角。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1161291/
5月19日17時51分にNHK北海道からは、爆発が起きた炭場は3人ほどが入れる小さなスペースだった、店は2月に開店したばかりだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日は、午後3時の開店に向けて、正午ごろに従業員1人が「炭場」でガスバーナーで炭をおこしていたということです。
「炭場」は3人ほどが入れる小さなスペースで、爆発が起きた午後1時半ごろには作業は終了していて、ガスバーナーの火も消していたほか、炭場には誰もいなかったということです。
爆発のあったビルの管理会社によりますと、ビルは地上11階建て、地下1階建てで、20店舗余りの飲食店などが入居しています。
爆発のあった2階のジンギスカン鍋店は、ことし2月に開店していて、店内はおよそ60坪の広さだということです。
爆発事故で頭にけがをしたというインドネシア人の25歳の男性は、現場のビルの近くで穴を掘る作業をしていたということです。
現場付近で取材に応じた男性は「ガラスが上からパラパラと落ちてきて、頭から血が出ていました」と話していました。
【爆発の瞬間 下の店では】
爆発した店の下にある店舗が店内に設置しているカメラの映像には、爆発の瞬間、画面がゆれて、上から白いほこりのようなものが落ちてくるのが分かります。
店内にいた2人の従業員は作業の手を止め、驚いた様子で外へと逃げていく様子が映っています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20250519/7000075501.html
5月19日17時59分にYAHOOニュース(UHB)からは、工事現場でケガした技能実習生は休憩中でヘルメットを外していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場でこの男性の会社の関係者から話が聞けました。
男性は爆発のあったビルのすぐ隣の工事現場で作業をしていました。
インドネシア国籍の技能実習生で、休憩中にヘルメットを外し頭をケガ、出血があったということです。
爆発のあった店は2025年2月にオープンしたばかりで、なかなか予約が取れない人気店です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/48e6f98d59f5e2edfc66faa1393b38e30d7ace7a
5月20日21時36分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、開店当初に火おこしで使ったボンベが、今は使用していないのに棚の上に物に隠れた状態で置かれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
炭たき場には、炭に火をつける炭炉から約2メートルのところに棚があり、ガスが入った状態のカセットボンベが置かれていました。
店の経営者の説明によると、カセットボンベの中のガスが、炭の熱で膨張してボンベが破裂。
勢いで飛んだボンベが、天井にぶつかった後、炭炉の中に入り、ガスに炭火が引火して爆発が起きたということです。
宮田代表取締役 :
「(危険性があることは)誰も気づいていなかったというところが正直なところで、(カセットボンベは)ものの陰に隠れていた状態できのうもあった。あるとわかっていなかったところが一番の問題だと思っています」
このジンギスカン店では、現在、炭に火をつける際、カセットボンベは使っていませんが、今年2月のオープン当時に使っていたものが棚に置かれたままになっていたということです。
店の経営者によりますと、炭に火をつける炭路から約2メートル離れた棚に、ガスが入った状態のカセットボンベが置かれていて、破裂したボンベが天井にぶつかって炭路の中に入り、爆発が起きたということです。
札幌市消防局によりますと、カセットボンベの残量によって規模は変わりますが、カセットボンベ1本で今回のような被害は十分に起こり得るということです。
一般的にカセットボンベは60℃くらいで膨張しはじめ、70℃くらいで破裂するといわれています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b276c7ca9783a470ca4e1328ca209df9b38cdc6a
5月20日20時30分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、ボンベの底が抜けたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(運営会社の社長)
「このような事故を起こしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
ガスボンベの底が抜けてガスボンベが飛びまして。」
関係者への取材によりますと、爆発は店内南側の、厨房のとなりの炭場で2度、起きていました。
19日正午ごろ、炭にまとめて火を入れるため、従業員が点火器具で炭炉に火をつけ、離れます。
午後1時30分ごろ、炭炉から約2メートル離れて、棚に置かれたガスボンベが熱で膨張し1度目の爆発。
ボンベの一部が天井にぶつかり炭の中へ。
2度目の爆発が大きな被害をもたらしたとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8056af2d79bbc1f3aaab9946069ed8055b15a363
以下の過去記事2件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2024年5月28日掲載
2024年5月20日 石巻港で貨物船へのヤシ殻積込み続行のため翌朝、船倉に下りた2人が酸欠で倒れ1人死亡、酸素吸収CO2排出という植物の特性を維持、木材チップでも同種事故あり(修1)
(新情報)
酸素濃度計を調達していなかったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13896/
2023年11月6日掲載
2023年10月29日 神戸市の公園で開かれたハロウインのイベントでステージ上に設置された高さ2.4mの看板が強風で倒れ、ステージ裏を歩いていた女児が下敷きになって左脚骨折の重傷(修1)
(新情報)
看板には当初予定されていた重りの半分程度しかつけられていなかったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13529/
2025年5月17日20時31分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前10時ごろ、堺市西区築港浜寺町のENEOS堺製油所で「ガスが漏えいし、それを吸った従業員2人が倒れている」と従業員から119番があった。
大阪府警西堺署や堺市消防局によると、約1時間後に40~70代の男性従業員3人が病院に搬送され、堺市西区菱木3丁の吉岡さん(44)の死亡が確認された。
別の男性(62)が意識不明の状態という。
もう一人の男性(72)は意識があり、命に別条はない。
ガスには有毒な硫化水素が含まれていた可能性があり、府警などが原因を調べている。
同署によると、事故は製油所内のガスタービン発電所内で発生した。
定期修理で配管の接合部を取り外した際に、内部に残っていたガスが漏れたとみられる。
午前10時半ごろにはガス漏れ停止が確認された。
近隣住民への影響は確認されていない。
現場は南海本線諏訪ノ森駅の西約1キロの工業地帯にある製油プラント。
https://mainichi.jp/articles/20250517/k00/00m/040/100000c
5月17日13時23分に産経新聞からは、前日にも別の場所でLPGが漏れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故で、エネオスは同日、緊急対策本部を立ち上げたことを明らかにした。
情報収集にあたっている。
ガス漏れは製油所内の「GTGプラント」で発生。
余ったガスを使ってタービンを回して発電する装置で、当時数人が作業していたとの情報があるという。
この製油所では、16日午後にも、配管から液化石油ガス(LPG)が漏れたと消防へ通報があったが、エネオスの担当者は「距離のある全く別の場所の事案で、今回との関係はない」と説明している。
https://www.sankei.com/article/20250517-KGEDFXIW4NJ7JN6TKHL7DIS6JY/
2025年5月15日20時51分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後2時ごろ、枝幸町新港町にある枝幸漁業協同組合のホタテの加工場にある汚水処理場で「作業員がタンク内に落ちた」と消防に通報がありました。
警察によりますと、現場では有毒な硫化水素が発生していて、40代の男性2人が病院に搬送され、このうち1人の死亡が確認されました。
また、消防によりますと、もう1人も搬送時に意識がなかったということです。
警察によりますと、死亡した男性は当時、汚水タンクのポンプを交換する作業を行っていて、水を抜いたタンクの内部にはしごを使って入ったところ倒れ、さらに救助しようとタンクに入った男性も倒れたということです。
警察は、現場にいたほかの作業員に話を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20250515/7000075418.html
5月15日19時25分に毎日新聞からは、最初に入った人はタンク内で清掃などしていたところ倒れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道警によると、現場では3人が午後から、汚水貯蔵用タンクのポンプを交換する作業をしていた。
1人がはしごでタンク内に入り、清掃や内部の確認作業をしていたところ倒れたといい、その様子を見て助けようと内部に入った別の1人も倒れたという。
https://mainichi.jp/articles/20250515/k00/00m/040/213000c
5月15日17時32分に札幌テレビからは、「硫化水素が発生するところに落ちた」という通報だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
枝幸町新港町の工場で午後2時ごろ「硫化水素が発生するところに男性2名が落ちた」と通報がありました。
警察と消防によりますと、40代の男性2人が意識不明の状態で病院に搬送され、このうち1人の死亡が確認されました。
警察や枝幸漁協などによりますと、現場はホタテの干し貝柱を製造する工場で、2人は汚水排水を貯蔵するタンクのポンプを交換する作業をしていました。
男性1人がはしごを使用してタンクに入ったところ倒れ、もう1人が助けようとタンク内に入り倒れたということです。
この状況を、別の作業員が目撃していました。
https://www.stv.jp/news/stvnews/kiji/st296d99d8c4704f8394ba122ad91ca6e9.html
5月17日15時29分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、死因は硫化水素中毒だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
司法解剖の結果、江上さんの死因は、急性硫化水素中毒だったことがわかりました。
一方、江上さんを助けようとタンクの中に入った44歳の男性は、いまも意識不明の重体が続いています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a32aaa765813408d394ca439ca0a830a13813ea
2025年5月14日6時30分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪・関西万博の最寄り駅として1月に開業した大阪メトロ夢洲(ゆめしま)駅に「カームダウン・クールダウンスペース」が設置されている。
明かりをまぶしく感じたり大きな音が怖かったりする感覚過敏の症状がある人らのために音や光を遮断して気持ちを落ち着かせる空間だ。
大阪メトロによると、鉄道駅への設置は全国初。
しかし、カームダウンスペースの販売も手がける企業「クリスタルロード」(東京都中央区)の社長で、感覚過敏当事者の加藤さん(19)は「(スペースには)まだ課題が多い」と指摘する。
その理由はどこにあるのか。
加藤さんは2020年に感覚過敏の情報発信や商品開発をする団体「感覚過敏研究所」(東京都中央区)を設立し、企業や大学と共同で研究したり商品開発をしたりしている。
研究所がウェブ上で実施したアンケートでは、休憩場所がないことなどから、感覚過敏の人の8割以上が「外出を諦めた経験がある」と答えたという。
大阪メトロによると、カームダウン・クールダウンスペースは夢洲駅の改札内外に1カ所ずつあり、それぞれに二つのブースが設置されている。
壁に沿って置かれた箱型で、高さ約1・8メートル、幅約1・5メートル、奥行き約1・5メートル。
中には灰色のソファがある。
3月に利用した加藤さんは、ブースの外観が壁と同系色の黒色で、人もあまり来なそうな場所にあり、最初は良い印象を受けた。
しかし、ブースには天井がなく、真上にあった照明の光が直接降り注いでくる。
壁も反射しやすい素材で、余計にまぶしく感じられた。
また、隣のブースと出入り口が近く、人の気配が気になってしまう。
加藤さんは「特に精神障害で感覚過敏のある人は出入りするところを見られたくない気持ちが強い」と残念がる。
使用中であることを知らせる表示もなく、誰かが入ってくるかもしれないことも気になった。
大阪・関西万博の会場内にもカームダウン・クールダウンスペースが各所に設置されている。
そのうちの一つは、加藤さんがアドバイザーとしてかかわり、独立した一つの部屋で、遮音がしっかりしているほか、室内の調光もできるようになっているという。
加藤さんが課題として感じた点を大阪メトロ広報戦略部に記者が伝えると、担当者から「カームダウンスペースは道半ばの段階だ」と返ってきた。
「光がまぶしい」という指摘に対しては、他の障害のある人たちに体験してもらったところ「暗い」との意見もあったため、全員の希望に合わせることができなかったという。
理想は天井があって利用者が調光できることだが、担当者は「設備面や防犯面から難しい」と回答。
二つのブースの出入り口が近い点については、「カームダウン・クールダウンスペースの場所を広く取れなかったため」と説明した。
一方、使用中の表示に関しては、「中に入ると、人がいて驚いた」という声が寄せられたことから、その後、外から使用中であることが分かるランプを取り付けた。
しかし、ランプは二つのブースにつき一つしかなく、どちらのブースが使用中なのかわからない。
また、人の動きに反応するセンサーが使われているため、ブース内でじっとしているとランプは消えてしまう。
担当者は「利用者の意見をいただきながら改善していきたい」と話す。
加藤さんは夢洲駅のスペースの課題を指摘しつつ、駅などの公共の場で設置が広がることを歓迎する。
確かに、遮音・遮光された空間は、災害時のアナウンスが聞こえなかったり、犯罪に悪用されたりする恐れがあるため、設置に難しさもつきまとうという。
加藤さんは「カームダウンスペースは、実際に使われなかったとしても、存在するだけで安心感につながり、外出先の選択肢が増える」と、今後の広がりを期待している。
以下の過去記事4件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2025年5月9日掲載
2025年5月2日 秋田市の風力発電所で強風下、風車のプロペラ1枚が折れて破片が風に飛ばされ、敷地外を歩いていた男性の頭に当たって死亡(修1)
(新情報)
大型連休中だったため5つの保守チームを1チームに縮小していたが、その1チームは事故当時、青森で異常対応中だったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14534/
2025年2月3日掲載
2025年1月27日 広島県廿日市市の中国自動車道で工事のため吊り足場を設置中、足場が崩れ、安全帯着用5人が落下して死傷、1人だけ落下せず、アンカー位置を誤っていた(修3)
(新情報)
重傷を負った作業員が「現場監督から浅く打ち込むよう指示された、事故当日にアンカー1か所が折れたため監督に改めて進言したが工事継続となった」と話したなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14369/
2024年4月21日掲載
2024年3月27日 鹿児島県伊佐市のメガソーラー発電所蓄電池建屋から白煙、消防などが確認のため煙の出ていた扉を開けたところ爆発的燃焼が起こり4人重軽傷 (修正2)
(新情報)
・出火原因はバッテリーの内部ショート。
・爆発原因はバッテリーから発生した蒸気に引火など。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13803/
2023年8月12日掲載
[昔] 2023年6月3日 三原市の工場で検査会社が配管溶接線の放射線検査実施時、遠隔操作ではなく部屋に5時間とどまって検査したため、2人が最大40mSvの被曝(修1)
(新情報)
今回の事故はレベル1と評価されたなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13366/
2025年5月13日20時54分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
総務省は13日、SNS(交流サイト)などで拡散する偽・誤情報に関する実態調査の結果を公表した。
過去にあった偽・誤情報を例に挙げ15歳以上の男女2820人を対象に調べたところ、およそ半数が「正しい情報」と誤認していたことが判明。
さらに4人に1人が何らかの手段で偽・誤情報を拡散していた。
例に挙げたのは、日本ファクトチェックセンターの検証で偽・誤情報と確認した15項目。
昔からある「イワシやクジラの大量漂着は地震の前触れ」や、能登半島地震後にX(ツイッター)で拡散した「隆起の影響で消波ブロックが海岸の障害となった」が含まれる。
これらの情報が一つでも「正しい」「おそらく正しい」と回答した人は計47・7%。
情報を直接、第三者に話したり、SNSに書き込んだりして拡散した人は25・5%に及んだ。
情報を拡散した理由(複数回答)は「情報が驚きの内容だった」(27・1%)が最も多い。
「情報が興味深い」(20・9%)、「他の人にとって有益だと思った」(20・2%)など、情報に価値があると感じて拡散したという回答も多かった。
では、情報の真偽をどのように判断しているのだろうか。
10代では、発信元や情報源が公的機関や専門家であることを基準にする人が多い一方で、60代では自身の考えや信念と一致することなどを判断材料とする人が目立った。
テレビや新聞などで誤った情報だと報じられていたり、SNSや動画共有サービスのコメント欄の指摘を見たりして偽・誤情報だと気づいたという人も多かった。
https://mainichi.jp/articles/20250513/k00/00m/040/254000c
2025年5月13日12時23分にNHK島根から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島根県は、原子力発電所で事故が起きた際の拠点となるオフサイトセンターの安全を強化するため、近くで落雷があって、高圧電流が流れ込んだ際、設備の故障を防ぐ機器を設置することを決めました。
オフサイトセンターは、原発事故が起きた際、自治体や警察などの責任者が24時間態勢で詰めて、避難などの方針を決定する拠点で、島根県では、中国電力島根原子力発電所の事故に備え、県庁の近くに立地しています。
このオフサイトセンターについて、県は安全を強化するため、近くで落雷があって、高圧電流が流れ込んだ際、設備の故障を防ぐ、「避雷器」と呼ばれる機器を設置することを決めました。
すでに設計を発注していて、来年の春までに設置を完了させる計画です。
おととしには、佐賀県唐津市にあるオフサイトセンターが、近くで落雷があった影響で、2度にわたって停電するトラブルがあったことから、全国各地のオフサイトセンターで対策の動きが広がっています。
島根県原子力安全対策課の神村課長は「オフサイトセンターの安全強化は大事だ。国のガイドラインに沿って、機能の確保に向けて、万全を期していきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20250513/4030021776.html
昨年、2024年12月18日22時38分に毎日新聞からは、福島第一原発事故時のオフサイトセンター機能不全対策として作られたガイドラインに抜けがあった、唐津市の事例では誘導雷により非常用発電機に自動で切り替えられなくなったため外部業者を呼んで手動で切り替えたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)で原子力災害が起きた際に対応の拠点となる「佐賀県オフサイトセンター」(同県唐津市)で2023年9月、落雷による停電が2度あり、7日間にわたって電源設備が正常に働かない事態が生じていたことが佐賀県などへの取材で判明した。
オフサイトセンターは重大事故時に現地対策本部が置かれる拠点となるが、停電時に災害が起きていれば必要な役割が果たせない可能性もあった。
11年の東京電力福島第1原発事故では、福島第1原発から約5キロの場所にオフサイトセンターが置かれていたが、地震の影響で通信機器が使えないなど支障が出たため現地対策本部が機能しなかった。
こうした反省を踏まえて国の原子力施設などの防災対策が見直され、それに基づき内閣府が12年にガイドラインを作ったが、今回の事態で災害への脆弱(ぜいじゃく)さが解消できていない現状が浮き彫りになった。
■落雷で「誘導雷」発生
佐賀県オフサイトセンターを管理する佐賀県などによると、落雷被害があったのは23年9月15日と21日。
いずれも近くに雷が落ちるなどして一帯が停電。
その際、周囲の電線などに過大な電圧や電流が発生する「誘導雷」が発生した。
誘導雷の影響で15日午前4時半ごろ、施設内の設備機器などを一元的に管理・制御する中央監視制御装置が故障。
自動で非常用発電機に切り替えられなくなったため外部の業者を呼んで手動で切り替え、電源は6時間後の午前10時半ごろに復旧した。
一方、中央監視制御装置は故障したままで、施設の設備機器の制御や、緊急時の非常用発電機への移行は手動でしか行えない状態が続いた。
さらに、6日後の21日午前9時ごろの落雷でも誘導雷が発生し、今度は非常用発電機の起動装置が故障し停電。
その後、外部からの送電が復旧したため、約2時間後に停電は解消した。
だが、同日中に業者が来て起動装置を修繕するまで非常用発電機は使えず、中央監視制御装置の復旧もこの日までかかった。
・・・
https://mainichi.jp/articles/20241218/k00/00m/040/110000c
2025年3月16日4時57分にNHK NEWS WEBからは、原発がある13道県のうち10道県のオフサイトセンターで誘導雷対策がとられていなかったなど、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
おととし佐賀県にある原発事故対応の拠点、オフサイトセンターで、近くに雷が落ちた影響で高圧の電流が流れ込む「誘導雷」という現象により、2度にわたって停電する事態が起きました。
この「誘導雷」への対策状況をNHKが調べたところ、原発がある13の道と県のうち10の道県のオフサイトセンターで、対策が取られていないことが分かりました。
停電が起きたのは、佐賀県唐津市にあるオフサイトセンターです。
おととし9月、近くに雷が落ちた影響で発生した高圧の電流が、電線などを伝って施設内に流れ込む「誘導雷」という現象によって、外部電源から非常用電源に自動で切り替える装置が壊れるなどして、2度にわたって停電しました。
オフサイトセンターは、原発から送られてくるデータなどをもとに、住民避難などを指揮する事故対応の拠点で、佐賀県は対策として手動で非常用電源に切り替える装置や、誘導雷を防ぐための「避雷器」という機器を今月新たに配備しました。
佐賀県危機管理防災課の福地副課長は「この規模の誘導雷が発生するのは想定を超えていた。これで対策は終わりではなく、ほかの地域の情報も収集し検討していきたい」と話しています。
■全国の対策状況は
NHKが原発のある全国13の道と県に取材したところ、10の道県のオフサイトセンターで「誘導雷」への対策が取られていないことが分かりました。
対策が取られていなかったのは、北海道、青森県、宮城県、福島県、新潟県、茨城県、石川県、福井県、島根県、鹿児島県です。
これらの道と県では、佐賀県で起きた事態を踏まえて、新年度に対策工事を実施するか検討するとしています。
一方、佐賀県のほか、静岡県と愛媛県はすでに対策が取られていました。
原子力防災を所管する内閣府は、誘導雷対策に必要な費用を補助することにしていて、「オフサイトセンターの整備や維持に関係自治体と取り組んでいく」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250316/k10014750981000.html
2025年5月12日19時44分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととい午後、三重県明和町の商業施設の駐車場で、ひとりで歩いていた5歳の男の子が軽乗用車にはねられ死亡しました。
【写真を見る】「駐車場は幼児が『危ない』と思えない場所」 1人で歩いていた5歳の男の子がはねられ死亡…3歳〜5歳ぐらい要注意 専門家が警鐘「運動能力は大人が思う以上」
(中道記者):
「男の子はドラッグストアやアミューズメントパークなど複数の施設が入るこちらの駐車場で事故にあいました」
事故があったのはおととい午後3時頃。
三重県明和町の商業施設「ブライトガーデン明和」の駐車場で、5歳の保育園児の男の子が軽乗用車にはねられました。
男の子は頭を強く打ち病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
男の子は、家族と屋内遊具のあるアミューズメント施設を訪れていましたが、施設を出て1人で駐車場を歩いていたときに、左手から来た軽乗用車にはねられたのです。
警察は軽乗用車を運転していた56歳の女性に事情を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べています。
■専門家に聞く「幼い子の心理」
1人になった幼児が事故で亡くなるケースは昨年、岐阜県下呂市でも。
手を洗おうと、父親と用水路に近づいた4歳の女の子が、父親が目を離したすきに姿が見えなくなりました。
その後、貯水池で浮いているのが見つかり、誤って用水路に転落したとみられています。
幼い子供の心理について専門家に話を聞いてみると。
(新潟青陵大学 福祉心理子ども学部 碓井真史教授):
「幼児の特徴として、強い好奇心・衝動性・自己中心性がある。
今この状況がどういう状況かを客観的に見られない」
そして駐車場などの車のスピードが比較的緩やかな場所は、幼児にとって特に危険だと話します。
■「駐車場は直感的に危ないとは思えない場所」
(碓井教授) :
「小さな子どもでも本能的・直感的に恐怖を感じる場面はある。
高いところは怖いとか、大きな音は怖いなどは感じるので、意図的には近づかない。
駐車場は(幼児が)直感的に危ないとは思えないんです」
社会性が身につき、ルールを守ることを意識するようになる小学生になる前の、3歳から5歳ぐらいの年齢が特に要注意だと碓井教授は警鐘を鳴らします。
(碓井教授) :
「好奇心があり、運動能力も大人が思う以上にあるけれども、社会性は育っていない。
ルールや決まりもよくわからない。
一番事故に遭いやすい年齢です」
https://news.yahoo.co.jp/articles/175d8956e6d9d99aeae9099b180c6935febfcd6e
(ブログ者コメント)
先月22日の上越市事例は本ブログでも紹介スミ。
以下は今回情報。
2025年5月13日15時35分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
上越市の小学校で12日、漂白剤の入った水を誤って教員が児童に提供し、児童6人が飲む事故が発生しました。
6人の児童は救急搬送されましたが、13日午前11時時点で、体調に異常のある児童はいないということです。
事故があったのは上越市の直江津小学校です。 上
越市によりますと5 月9 日、 工事事業者から学校に対し 「12 日(月)午後からの水道工事に伴い水が濁る可能性がある 」旨の連絡があったといいます。
12 日(月)午前8時頃 、用務員がジャグと呼ばれる取手付きの水入れ容器3個に水を張り、 他の教員が漂白剤を入れて消毒を行いました。
水は8リットル入るジャグに、漂白剤50ミリリットルが入れられていました。
午後1時前、教頭がジャグに入っている水が消毒中のものと気づかずジャグにふたをして校内のオープンスペース3か所に持って行き、昼休み、児童が飲むことができるように配置していました。
午後1時15分頃、ジャグの水を飲んだ児童6人(うち1人は口に入れたが吐き出した)から、 「水が苦い」、「プールの味がする」と担任に訴えたということです。
学校はジャグを即時に撤収し、やかんに入れた水に切り替え提供したということです。
6人の児童は救急搬送されましたが、異常は見られず、体調不良を訴える児童はいなかったということです。
紙コップ(容量約80ml)で半分以上を飲んだ児童1人は、経過観察のため1泊入院したということですが、13日午前に退院し、異常はなかったといいます。
原因は消毒作業と水の配置を行う教職員間の連絡が不足していたこと、「ジャグに漂白剤を入れている最中である」ことを表示していなかったこと、ジャグを配置する前に内容物の確認を行わなかったこととしています。
学校は申し出のあった児童の自宅へ謝罪に訪れ、全保護者に対し、事故の概要をメールや電話で説明したということです。
市は市立の全小中学校と幼稚園に対し、児童生徒の安全確保の徹底を指示して、再発防止策の検討を進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/89d25dfc84bfbdeffe8b04308d9ddaea550d580b
5月13日17時39分に上越妙高タウン情報からは、上越市は先月22日の事故の対応と合わせ再発防止策の検討を進めるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
12日(月)午前8時頃、児童の飲料用の水を用意しようと、用務員が取っ手付き水入れ容器3個に水を張り、ほかの教員が漂白剤を入れて消毒を行いました。
午後0時40分頃、教頭が容器に入っている水が消毒中のものだと気付かず、容器にフタをして、校舎2階と3階にあるオープンスペース3か所に持って行き、児童が飲めるように配置しました。
・・・
市では、先月22日(火)、直江津南小学校で提供された給食に蛍光灯の破片が混入した事故への対応と合わせ、度重なる事故に対する追加の再発防止策の検討を進めるということです。
https://joetsu.yukiguni.town/l-news/282521/
2025年5月11日20時38分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力は11日、定期検査中の玄海原発3号機(佐賀県玄海町、出力118万キロワット)の管理区域内で、協力会社の男性作業員(39)が10日に微量の放射性物質を体内に取り込み、内部被ばくしたと発表した。
九電は「身体に影響を与えるものではない」と説明している。
九電の原発での内部被ばくは初めてという。
九電によると、男性の内部被ばく量は11日時点で0・02ミリシーベルトで、自然界から1年で受ける平均線量約2・1ミリシーベルトに比べて、極めて低いとしている。
男性は10日午前、他の作業員2人と原子炉容器上部に設置してあるふたの清掃作業をしていた。
作業後、放射性物質の有無を測定したところ、鼻付近に汚染が判明し、11日に内部被ばくと判断された。
男性は全身を衣服などで覆っており、衣服を脱ぐ際に放射性物質を吸い込んだとみられる。
他の作業員は、体内への取り込みはなかった。
玄海原発3号機は3月末から定期検査を実施しているが、九電は今回の事案を受け、一部作業を中断した。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20250511/k00/00m/040/115000c


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。