2020年3月17日17時42分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前10時半ごろ、霧島市牧園町三体堂で「作業員がガスを吸い込んで倒れた」と消防に通報がありました。
倒れていたのは、ボーリング調査をしていた男性作業員2人のうちの1人で、意識不明の状態で病院に運ばれ、手当てを受けています。
もう1人の作業員の男性も、めまいなどの体調不良を訴えて病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
ボーリング調査は、東京に本社がある「N鉱業」が地熱発電のために温泉施設の敷地内で行っていたもので、近くの作業員が温水が噴き出していたのが見え、駆けつけたところ、作業員が倒れていたということです。
N鉱業によりますと、作業員2人は40代だということです。
N鉱業は、「1人の作業員は現在、病院で眠っていて、命に別状はないようだ。もう1人は意識がはっきりしていて、近く退院予定だ」と話しています。
警察によりますと、現場では硫化水素を検知していたということで、事故の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20200317/5050009639.html
3月17日21時55分に毎日新聞からは、2人は噴き出し口を閉じる作業をしていたらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前10時15分ごろ、鹿児島県霧島市牧園町三体堂の地熱発電工事現場で、ボーリング作業中の作業員2人が倒れているのを他の作業員が見つけて119番した。
2人はドクターヘリなどで搬送されたが、鹿児島市の40代男性が意識不明の重体、霧島市の40代男性が吐き気とめまいを訴えている。
県警横川署によると、ボーリング中に温水が噴き出した際、2人は噴き出し口を閉じる作業をしていたとみられるという。
現場で有毒ガスの硫化水素が検出されており、同署は2人がガスを吸って倒れたとみて事故原因を調べている。
https://mainichi.jp/articles/20200317/k00/00m/040/304000c
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。