2013年8月23日21時0分に中日新聞から、8月23日19時13分にNHK東海NEWS WEBから、8月23日19時54分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は23日、東海道新幹線の運転士8人が運転中、業務用携帯電話を使って私的な通話やメールをしていたとして、減給処分などにした上で運転業務から外したと発表した。
JR東海では2003、11年にも新幹線運転士が運転中、私物の携帯を使った事例が発覚。
私物携帯は電源を切るよう指導してきたが、今回は業務用を使っていた。
今回発覚したのは8月10日、見習い運転士を指導中の男性運転士(38)が掛川―浜松間を走行中の下りのぞみから、同僚に「お互い頑張ろう」という内容の私的なメールを送ろうとして、職場の上司に誤送信したため。
これを受けJR東海は、全運転士736人の過去3カ月の業務用携帯の使用履歴を照会。さらに対面調査したところ、27~63歳の男女8人の運転士が運転中に私用で使ったと認めた。
過去1年で、1人は通話のみで11回、7人はメールのみで、1~29回使っていた。
内容としては、「仕事後の予定はどう?」「おはようございます」など。
8人は「業務で携帯を使ううち、気が緩んでしまった」などと話しているという。
JR東海は再発防止策として、業務用携帯のインターネット利用を制限し、定期的に使用履歴を確認することにした。
運転中の携帯電話の私的使用は国土交通省令の「異常運転」に当たり、JR東海は23日、中部運輸局に報告し、口頭注意を受けた。
運輸局では、運転士8人に最大20日間の免許停止処分を出す見込み。
運輸局鉄道部は「自動制御された新幹線とはいえ、一人一人の心の持ち方が重要。安全にかかわる意識を再確認してもらいたい」と話した。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013082390210039.html
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20130823/3981411.html
http://www.asahi.com/national/update/0823/TKY201308230269.html
(ブログ者コメント)
新幹線の運転士の安全意識は、普通の運転士に比べ、各段に高いだろうと勝手に思っていたのだが、そうでもなかったようだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。