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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年7月20日20時39分にNHK高松から、同日17時17分に共同通信から、また21日付で毎日新聞香川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
18日午後8時半頃、高松市の焼肉店「J十川店」で焼酎を飲んだ41歳の男性客が味がおかしいと訴えた。
店で調べたところ、提供したのは焼酎ではなく食器用の漂白剤だった。
男性は2口飲み、約5分後にのどの痛みやおう吐それに発熱などの症状を訴え、病院で治療を受けた。


市保健所によると、従業員が空の焼酎ペットボトルを再利用しようと、漂白剤をおよそ10倍に薄めた液体を入れて倉庫に保管していた。
ペットボトルの焼酎のラベルがはがされていなかったことから別の従業員が焼酎と思い、客に出したという。


男性の症状は軽いということだが、市保健所では漂白剤の化学物質が原因の食中毒と断定し、この焼肉店を20日から3日間の営業停止処分とした。

7月7日には、新潟市の居酒屋でも一升瓶に入れていた洗剤を日本酒と間違えて客に出すトラブルが起きていて、保健所では薬剤などを飲食物の容器に移し替えて保管することは止めるよう呼びかけている。

「J十川店」は「お客様にご迷惑をかけ本当に申し訳なく思っています。洗剤などの管理や提供する商品の確認を徹底するほか、食品の容器の再利用はやめるなどの再発防止策に取り組んでいきたい」と話している。
この焼肉屋は、Fファミリーフーズ(松山市)が経営するチェーン店。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033727311.html
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012072001001536.html
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20120721ddlk37040646000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
Fファミリーフーズ社のHPを見たところ、従業員1000人。和食、洋食、フードコートなど、かなり手広く店舗展開している会社だった。
これほど大きな会社なら、日々、飲食店関係の事故・トラブルをウオッチする担当者がいて、おかしくはない。
もしいたなら、新潟市の事故を受け、全店舗に注意喚起することで、今回の事故は防げていたかもしれない。
 
事故後のコメントが当該店から出されたという報道も気になった。
この会社、他チェーン店への事例横展開はしないのだろうか?
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2012年7月8日20時59分に朝日新聞デジタルから、7月9日20時15分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
新潟市保健所は8日、同市中央区の飲食店「E茶屋駅南店」で7日夜、従業員が食器用洗剤を日本酒と間違えて提供し、これを飲むなどした客の男性2人が、口のただれやのどの痛みを訴える症状を発症した、と発表した。
男性2人は病院に運ばれたが、軽症のため入院はしなかったという。
同保健所は洗浄剤の誤飲による食中毒として、同店を食品衛生法に基づき、9日から3日間の営業停止処分とした。


被害にあったのは、団体客32人のうちの男性2人(67歳、64歳)。
黒色のおちょこに注いで、1人は少量を飲み、もう1人は口にふくんだところ、苦みを感じてはき出したという。


同保健所によると、6月下旬に従業員が日本酒の一升瓶に食器用洗剤を入れておいたところ、別の従業員が中身が洗剤と知らずに、日本酒を温める業務用の機械に入れ替え、温めてから2合瓶で提供したという。
客2人は酒のにおいがした、と話しており、機械に入れ替えた時に少量の酒と混ざった可能性があるという。
残りの酒を調べたところ、色は薄黄だった。


瓶に洗浄剤を入れた従業員は、「洗剤」と書いた紙を瓶の商品ラベルの上に貼ったというが、別の従業員は紙は貼っていなかったと話しているという。
この瓶は、注文されたものと同じ銘柄の一升瓶で、「洗剤」と書いた紙が剥がれていた。

 
出典URL
http://digital.asahi.com/articles/TKY201207080239.html?ref=comkiji_txt_end
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120709/crm12070920180024-n1.htm
 
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□白色のおちょこに注がれていれば、色が日本酒らしからぬ浅黄色になっていることに気付いたかもしれない。
一升瓶から直接、とっくりに注ぐ店であれば、洗剤臭とか粘調度の違いなどで気付いていたかもしれない。
そういった、本来ならそこで止まっていた可能性が高い場面を、いくつもすり抜けて起きた事故だ。
事故が起きる時とは、こんなものだろう。
 
□それにしても、この店の従業員、銘柄ラベルを破いておくらいの配慮は、欲しかった。
一方、どこに瓶を置いていたのかも疑問だ。まさか、沢山ある一升瓶と並べて置いていたということはないだろうが・・・。
 
□朝日の記事は最後に見つけたのだが、それまで、他の報道を読んで疑問に思っていた上記のようなことが、ほとんど朝日に書かれていた。
事故報道たるもの、常に、このくらい詳しく書いていただきたいものだ。
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2012年6月20日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
多治見労基署は19日、御嵩町の建築工事請負会社と社長の男性(55)を労安法違反の疑いで書類送検し、発表した。
 
同署によると、3月27日、御嵩町の祭りやぐら組立工事現場で、男性従業員(33)が高さ約2.9mの梁で作業中、地上に落下して脊椎を損傷する事故が発生。
墜落防止対策として作業床を設置すべきだったのを、怠っていた疑いがある。
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2012年5月23日14時24分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中央労働金庫の横須賀市役所ATMコーナーで昨年5月、閉店間際にATMを操作していた男性(43)の首に電動シャッターが当たり、男性は首に捻挫のけがを負ったことがわかった。
シャッターは首に当たった後も下がり続けており、同労金は原因を調べている。


現場は市役所北口駐車場の一角で、別の金融機関との共同無人コーナー。
自動ドアの奥にそれぞれATM1台を設置、シャッターはATMごとに付いている。

男性は昨年5月26日午後7時前に立ち寄り、下を向いてATMを操作している最中に突然、電動シャッターが下りて首に当たった。男性はあわてて体を引いたが、シャッターは停止も反転もしなかったという。

閉店を知らせるアナウンスは当時、東日本大震災の影響で、午後6時閉店に変更していた隣の金融機関に合わせて流しており、事故が起きた同7時頃には流れなかった。

ATMを管理している警備会社から労金への報告によると、室内には在室者を感知するセンサーを設置していたが、一時的に作動しない状態になっていた。
事故後、センサーを取り換え、単独で閉店のアナウンスを流すスピーカーを設置。
電動シャッターの最下部には安全装置が付いており、メーカーの点検では正常に作動するため、原因をさらに調べるという。


出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120523-OYT1T00472.htm
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2012年5月19日12時1分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日午後2時半ごろ、輪島市門前町南の阿岸本誓寺の境内で祭りの準備をしていた人から「演台の支柱が倒れて男性が転落した」と消防に通報があった。
転落した男性(74歳)は、頭や胸などを強く打ち、病院に運ばれたが、およそ9時間後に死亡した。

警察によると、男性は19日行われる「阿岸の郷まつり」の準備で、演台の脇に立てられた高さ5mほどの支柱にハシゴを立てかけて、およそ3.5mの高さでワイヤを張る作業をしていたところ、支柱ごと倒れて地面にたたきつけられたという。


警察は、一緒に準備をしていた人から話しを聞くなどして、事故の詳しい原因を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025230591.html
 
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20124292018分に読売新聞から、同日1811分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後0時25分頃、富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」で、走行中のジェットコースター「ええじゃないか」からボルト1本が落下、真下を歩いていた女性会社員(30)の額に当たり、約6cm切るケガを負った。
真下は高さ百数十cmの柵で囲まれており、女性は柵の外側にいた。


同遊園地を運営する富士急行によると、ジェットコースターは5両編成で、前から2両目の底に取り付けられた直径12mm、長さ13cmのボルトが折れた。
このボルトは、車両の逆走を防ぐ「逆走防止フック」を固定する部品だという。
警察で原因を調べている。


同社は「原因を究明して再発防止に努める」とコメント。同園は当面、「ええじゃないか」を運休する。

「ええじゃないか」は2007年12月、ブレーキ部品の交換作業中に車両が突然動き出し、作業をしていた男性がタイヤと線路の間に挟まれ、胸の骨を折るなどの重傷を負う事故が起きている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120429-OYT1T00493.htm

http://www.asahi.com/national/update/0429/TKY201204290196.html

 

 

 

(2014年12月7日 修正1 ;追記) 

 

20141221126分にNHK山梨から、ボルトの金属疲労が原因だった、過去にも起きていたが原因究明されていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

調査にあたってきた専門家からなる国交省の審議会の事故調査部会が、このほど報告書をまとめた。


それによると、落下したのはジェットコースターが斜面を上る際に、逆走を防ぐための装置を固定している長さ13cmのボルトの一部で、「車両が斜面を上がるたびにボルトに繰り返し力がかかり、金属疲労が起きたためだと推定される」と指摘している。


その上で、「破損は過去にも起きていたが、原因の究明は行われていなかった」として、国交省に対し、構造や点検方法に加えてジェットコースターの下を立ち入り禁止にするといった抜本的な対策を検討するよう求めた。


事故のあと、国交省は全国の都道府県に対して同様の事故について原因の究明や再発防止対策を行うよう指導していて、「指摘を受け止め、ボルトなどの部品の破損や落下に対する必要な措置を講じたい」としている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1046783471.html?t=1417555536147

 

 

1221026分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国交省は2日、調査部会の報告書を公表した。
ボルトは走行を重ねたことによる「疲労破壊」で断ち切られたと推定。過去にもあった破断の検証不足が、事故を招いた可能性も指摘した。

報告書によると、ボルトは車両下部の騒音対策の部品を固定。約80gあり、約75m下にいた女性客は額を6cm切った。

1年前に交換していたが、部会の検証による寿命は14.05カ月。

07年にも落下事故を起こしていた。

 

全国の遊戯施設ではボルトなどの落下事故が都道府県への報告分(昨年9月現在)だけで30件起きている。

部会は,国交省に抜本対策を求めた。

富士急は事故後、破断部分はボルトを使わない構造に変え、落下防止ネットを増設。12年7月に運転を再開した。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASGCZ72TBGCZUTIL01K.html

 

 

 

 

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2012年4月28日10時53分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午後1時半ごろ、鎌倉市長谷にある鎌倉観光会館の裏山にある、斜面の土砂崩れを防ぐためのコンクリート製の擁壁が、縦15m、横15mに渡って崩れ落ちた。

コンクリート片や土砂が周辺に散乱し、直径10cmほどのコンクリート片が観光会館の窓から飛び込み、2階にいた観光客の女性の頭に当たり、女性がけがをした。
鎌倉市によると、この女性は観光会館の売店の従業員に付き添われて病院で手当を受けたが、けがの程度は軽いという。


この擁壁は、少なくとも30年以上前に作られたということで老朽化が進んでいたとみられ、市などでは、被害の状況や崩れた原因について詳しく調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1006618721.html
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2012年4月3日23時15分にNHK大阪から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午後5時前、大阪・梅田の地下街のエスカレーターを設置する工事現場で、現場を囲っていた高さ4mほどの石こうの板が突然、通路側に倒れた。
倒れた囲いは、4人の通行人に当たり、このうち27歳と28歳の女性と65歳の男性が頭を打つなどして軽いけがをした。


当時大阪府全域には暴風警報が出ていて、警察は地上から地下街に吹き込んだ強い風で囲いが倒れたのではないかとみて調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/osaka/2004191381.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□地上の風が原因となって地下で事故が起きたという事例は珍しいので紹介する。
 
□当日と翌日は日本海で968hPaまで発達した爆弾低気圧が通過中で、日本全国、大荒れの天気だった。
状況がうかがえる見出しをいくつか記すが、台風以上の被害が出ているようだ。

 
列島大荒れ 3人死亡、負傷300人超(全国)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120404/dst12040400130000-n1.htm
・強風で信号90度回転、赤のはずが青…事故2件(大阪)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120403-OYT1T01115.htm
・大分でホテル外壁はがれ12階から落下 けが人なし
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120403/dst12040319010028-n1.htm
・ゴルフ練習場屋根倒れ事務所つぶす、2人けが(広島)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120403-OYT1T00840.htm
・建造中の貨物船、強風で岸に乗り上げる(愛媛)
http://www.asahi.com/national/update/0403/OSK201204030118.html
・姫路城の漆喰、強風で?はがれ落ちる
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120403-OYT1T00754.htm
・強風で会社の倉庫倒壊、下敷きになり役員死亡(香川)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120403-OYT1T00764.htm
・腐食と強風で 信号機が倒れる (愛知)
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3004184821.html
奥日光で観測史上最大風速(栃木)
・猛吹雪で外国人観光客らのバス横転、2人けが(北海道)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120404-OYT1T00713.htm
漁港の灯台、土台ごと30度傾く(新潟)
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/33853.html
落下:3トンのコンテナ、3日の強風で−−徳島小松島港
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20120405ddlk36040585000c.html
・強風の死者4人に、東西日本で夕まで続く見込み(全国)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120404-OYT1T00447.htm
・爆弾低気圧 温度差大きく一気に発達
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012040402000095.html
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2012年3月12日付で朝日新聞大阪市内版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11日午前9時45分ごろ、大阪市北区の地下街「ホワイティうめだ」にある喫茶店「カフェブレーク」から煙が出ていると、地下街の防災センターから消防に通報があった。
 
消防などによると、改装工事中の店内で、作業員が煙排出用の金属ダクトを切断したところ火花が散り、煙が発生したという。
 
店周辺には一時、白っぽい煙や焦げたにおいが漂い、消防が「火災ではありません。安心してください」と拡声機で通行人に呼びかけた。

 
 

(ブログ者コメント)
 
ダクト内にこびりついていた油分のカスかなにかが発火したのだろうか?
しかし、仮にそうだとしても、喫茶店の煙排出用ダクトに油分が存在することは、事前に危険予知できた筈。
消防が「火災ではない」と呼びかけた点といい、分かりにくい事例だ。

 
 
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2012年3月8日付の朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、また3月8日15時53分に毎日新聞=ヤフーから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
松山市清水町の宮前川に油が流れ込んでいた問題で、松山市は7日、平和通りのホテルの屋上に設置されていたボイラーから燃料の灯油が漏れ、床から雨水配管を通って川に流れ込んでいたのが原因だったと発表した。
推定計50ℓの灯油が漏れたとみられるが、魚などへの被害の連絡はないという。
 
市では、ホテルに機械使用の停止を求め、機械が置かれたあった屋上に漏れていた灯油を回収、川への油の流出は止まったという。

 
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000232-mailo-l38
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2012年1月6日18時42分に読売新聞から、同日19時49分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国交省は6日、熊本県荒尾市の遊園地「グリーンランド」で今月2日、「パラシュートタワー」と呼ばれる遊具に乗っていた小学生の女児(12)とその母親(47)が首や腰にけがを負う事故があったと発表した。
2人は事故直後、近くの病院で軽傷と診断されたという。

同省などによると、この遊具は、高さ46mの柱の周りに吊り下げられた気球型の6基のゴンドラ(各4人乗り)で地上32mまで上った後、時速10km程度で降り、5mほどの高さでブレーキが作動してゆっくり着地する仕組みだが、降下した際にブレーキが効きにくくなり、減速が不十分なまま着いたという。

この遊具は1990年に設置され、昨年9月の定期検査で異常はなかったという。

同省は重大事故につながる可能性もあったとみて、6日に昇降機等事故調査部会のメンバーを現地に派遣し、原因を調査している。


出典URL■■■
     ■■■


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2012年1月5日8時56分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国交省関東運輸局は4日、草津国際スキー場で昨年12月29日午後2時頃、無人の鉄製リフト(4人乗り用)がワイヤから外れ、約8m落下する事故を起こしていたと発表した。けが人はなかった。

運輸局は、スキー場を運営する草津観光公社に対し、原因究明などを求める警告を文書で行った。

公社などによると、事故があったのは同スキー場で一番長い「殺生クワッドリフト」(1284m)の下り側。
ふもとから4本目の支柱の滑車からワイヤが外れ、下ってきたリフトが滑車付近にぶつかって落下した。
下り側のため人は乗っておらず、落下場所も林の中で人はいなかった。

事故原因は調査中だが、事故当日は運転を中止し、部品を交換して翌日から運転再開したという。

公社は約2時間半後に事故の概要を運輸局に報告したが、リフトの落下については後日だった。
運輸局は、鉄道事故等報告規則で義務付けている速報が不正確だったと指摘。
「乗客が死傷する恐れがあり遺憾」として、速報体制や再発防止策などを検討し、その結果を回答するよう警告した。
公社は「スタッフの理解が不十分で、事故の把握に時間がかかった。誠に申し訳ない」と話している。


出典URL■■■


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2011年12月6日付の朝日新聞北海道版ならびに毎日新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

帯広市のイオン帯広店で11月、立体駐車場から乗用車が転落し、運転していた70代の女性が死亡した事故で、イオン北海道の社長は5日記者会見し、転落防止用の支柱が設計と違い、強度不足だったことを明らかにした。
 強度不足と事故の因果関係は不明としたが、社長は「設計と施工の違いを見抜けず、深刻に受け止めている」と陳謝した。

同社によると、事故があった駐車場には、転落事故防止のため、高さ60cmの鉄製の支柱が1.25m間隔で備えられている。
支柱は太さ10cm角で鉄の厚さは6mm。
だが、1998年の同駐車場建築時の設計は太さ15cm角、厚さ9mmで、設計通りではなかったという。

国交省の設計指針では、重さ2トンの車が時速20kmで直角に衝突した衝撃を吸収できるよう求めている。
設計は基準を満たすレベルだったが、施工された支柱の強度は基準の29%しかなかったという。

同社は5日、帯広市と帯広署、死亡した女性の遺族に報告した。
また、設計通りに施工されなかった原因調査を施工した業者側に求めているが、今のところ回答はないという。

イオンが道内全31店舗のうち立体駐車場のある22店舗を改めて調べたところ、旭川永山店の3カ所で構造上の危険性があり、駐車禁止などの措置を取った。


出典URL■■■
            ■■■


当時の状況は、11月22日16時0分付で、北海道新聞から下記趣旨でネット配信されている。

22日午前10時20分ごろ、大型スーパー「イオン帯広店」の立体駐車場3階から、女性(73)運転の乗用車が約10m下の道路に転落して大破し、女性が頭などを強く打って死亡した。
買い物客らにけがはなかった。
車は駐車場の金属製の柵を突き破って落ちたとみられ、警察が原因を調べている。
同店は1、2階が店舗で、併設された別棟の3~5階部分が立体駐車場になっている。


出典URL■■■


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2011年11月30日付の朝日新聞福岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

雨で濡れた店内で転倒、骨折し、後遺症が残ったとして、女性(66)が「しまむら」に損害賠償を求めた訴訟で、地裁小倉支部は28日、「しまむら」に約570万円の支払いを求める判決を言い渡した。
裁判官は、「床が滑りやすい状態を放置した」と述べた。

女性は2009年7月、北九州市戸畑区の店舗入口付近で転んで足を骨折し、歩くのが不自由になった。
女性側は、「床が濡れていたのに、転倒防止の措置が不十分だった」と主張。
「しまむら」側は、「濡れて滑りやすい状態ではなく、入口にマットも敷いていた」と反論していた。

裁判官は、防犯カメラの映像などから、事故当時は床が雨で濡れて滑りやすい状態だったと認定。「転倒した場所にはマットなどを敷かず、危険防止の措置をとらなかった」と指摘した。



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2011年11月22日6時47分に、NHK首都圏から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ちょうど2年前、杉並区の居酒屋で4人が死亡、12人がけがをした火事で店内の火災報知機の配線が断線し正常に作動しなかったことが、警視庁への取材でわかった。

ビルを所有する会社は、火事の1年半前から2度にわたり消防から修理を指導されていたのに放置していたということで、警視庁は防火対策の不備が被害の拡大を招いたとみて刑事責任の追及に向けて捜査を進めている。

おととしの11月22日の朝、杉並区高円寺雑居ビルの2階にある居酒屋で起きた火事では、ちゅう房から出た火が店内の装飾用の布などに燃え移って一気に燃え広がり、客と従業員のあわせて4人が死亡、12人がけがをした。

この火事で出火当時、店内の火災報知機の配線が断線していて、正常に作動しなかったことが警視庁への取材で新たにわかった。
また、ビルを所有する会社は火事の1年半前から少なくとも2度にわたって火災報知機を修理するよう消防から指導されていたが、放置していたという。
さらに避難用の階段につながる扉の前には物が置かれ、階段での避難が難しい状態だったという。

警視庁は、こうした防火対策の不備が被害の拡大を招いたとみて、業務上過失致死傷の疑いでビルの関係者などの刑事責任の追及に向けて捜査を進めている。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

事故というよりは事件の様相を呈してきたが、参考までに情報提供する。




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2011年11月4日22時56分にmsn産経ニュースから、同日23時6分に朝日新聞から、5日16時57分に千葉日報から、また5日付の朝日新聞首都圏版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後1時半ごろ、千葉市稲毛区のショッピングセンター「フレスポ稲毛」の遊戯施設「ファンタジーキッズリゾート」の遊具内で、男児(3)が左手中指を第一関節と爪の間で切断する重傷を負った。
警察は業務上過失傷害の疑いもあるとみて、安全管理に問題がなかったか調べている。

警察などによると、男児が遊んでいたのは「ボールプール」と呼ばれる遊具。外側に設置された送風機で膨らませた、高さ2.5m、横幅6m、奥行き4mの大型テントの中に小型のボールが大量に敷き詰められており、子どもがその中で遊ぶ仕組み。

出入り口にかかっていた観音開きのビニールシートの一部が劣化して内側の網が露出しており、男児が外に出ようとして誤って転んだ際、指が網に引っ掛かった可能性が高いという。
運営会社「ファンタジーリゾート」はネットのほつれに気付いていたが、事故などの前例がなかったため、対策をとっていなかったという。
同社では札幌市などに同様の施設があり、遊具の安全確認を急いでいる。


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(ブログ者コメント)

ブログ者は、かって子供をプールに連れて行った際、狭いプール内でツバ付きの風船フリスビーを投げている父親に対し、ツバの部分が目に当たると危ないと注意したところ、なにが問題なのか?と反論されたことがある。
今回の事故も、潜在危険をどこまで重大事故に結び付けて考えるか?という点で、それに似たところがある。

出入り口シートの内側が破れ、網が露出していたからといって、指切断という大事故が起きるなど、過去に事例でもない限り、危険予知することは難しいだろう。
しかし、現実に起きてしまった。
想定外の事故はどこででも起こり得る。これは、そういった教訓となる事例だ。



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2011年11月2日19時19分にNHK名古屋から、同日13時32分に中日新聞から、同日14時6分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前10時10分ごろ、名古屋市科学館理工館4階の放電ラボで、空気中に電流を流す装置を使って稲妻が発生する仕組みについて実演していたところ、突然、装置の一部から火が出た。
担当の職員が、見学客60人を部屋の外に避難させ、その後、消火器を使って火を消し止め、けが人はいなかった。

同館によると、この放電ラボは6mほどの高さがあり、電圧をかけるコイルを通じて先端に取り付けた針から空気中に電流を流す構造で、高さ1.5m、直径76cmの2本の発電装置(テスラコイル)から120万ボルトの電気を放電させるもの。
火が出たのは、うち1本のコイルが巻かれた部分とみられる。
同日午前9時半の開館前点検では異常は見つからなかったという。

同館では、発電装置のショートが原因とみて、メーカーの担当者を呼ぶなどして原因を詳しく調べたうえで、対応策を検討する方針。当面、この装置の実演を取りやめることにしている。

放電ラボは、雷の稲妻のような放電の仕組みを学ぶ施設として今年3月、世界最大のプラネタリウムなどと同時にオープンした。


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(2011年12月2日 修正1 ;追記)

2011年11月3日付の中日新聞紙面に、出火原因に関する若干詳しい記事が、下記趣旨で掲載されていた。

科学館への取材で、放電部分にある導線を覆うカバーがはがれ、はがれた部分から火花が飛んで出火した可能性があることが判った。
館によると、導線のカバーは放電の際、何らかの原因で溶けてはがれた可能性がある。




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2011年10月23日0時36分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府池田市の小学校で今月9日に行われた住民運動会で、綱引きの綱が切れて4人がけがをする事故があった。

市教委が全市立小の綱を緊急点検したところ、うち8割は購入から30年前後経っているとみられることが22日、分かった。
9日には、東京都昭島市でも、同様の事故で14人が負傷している。

両事故とも購入後約30年の綱を使用していたが、綱の耐用年数などに関する明確な基準はなく、事故を受け、点検を進める自治体の中には独自の安全基準を検討する動きも出始めている。

池田市によると、事故は9日、市立石橋小で開かれた住民運動会で発生。126人が参加した綱引きの最中に直径38mmの綱が切れ、12~46歳の4人が軽傷を負った。
昭島市でも同日、市立小で行われた自治会主催の運動会の綱引きで直径38mmの綱が切れ、参加171人のうち14人が負傷。
ともに30年ほど前から同じ綱を使用していたという。

池田市教委は事故後、市立全11小学校の綱の購入時期を点検。その結果、うち9校の綱が購入後30年前後経過しているとみられるという。
このため市教委は、来年度予算で綱の買い替えを進める一方、長さや太さに応じて競技人数に制限を定めることを決めた。
市教委の担当者は「傷みや湿気を防ぐため、今後は倉庫の床に直接置かず、器具に巻き取るようにしたい」と話しており、保管方法にも気を配るという。

綱引きの綱は古くても使い続けられるケースが多いことから、事故後、大阪市教委も校長会などを通じて市内の学校での点検を要請するなど、ほかの自治体でも安全性を再確認する動きが広がっている。
ただ、綱の耐用年数や競技人数などに明確な基準はなく、担当者たちは困惑もみせる。

大津市教委では、競技人数について、あるメーカーの説明書に「目安は50cmに1人」と書かれていたことに着目。参考情報として各学校に伝えることにした。点検も強化し、各校と協力して綱のほつれや状態をきちんと確認した上で来シーズンに備えるという。

綱引き競技の普及・指導に取り組む社団法人「日本綱引連盟」は、綱の適切な管理方法として、摩擦による劣化を防ぐため使用後はできる限り砂利を取り除くことや、湿気が少ない場所で保管することを呼び掛けている。
同連盟の事務局長は「昭島市の事故以降『綱引きは何人まで参加できるのか』という問い合わせが相次いでいる。大人数で引かずに綱に余裕をもたせること、綱の状態をよく確認することを助言している」と話した。


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(ブログ者コメント)

大津市のように横展開を図るところも出てきているようだが、こういった動きが報道されると、なにかホッとした気分になる。




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2011年10月21日0時48分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

スキーで滑走中にゲレンデの支柱に衝突して後遺症が残ったとして、男性(32)が、スキー場を経営するプリンスホテルに損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は20日、請求通り約2800万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

判決によると、男性は2009年3月、「苗場スキー場」で滑走中にバランスを崩し、リフトの支柱に衝突。土台の金属製ボルトが尻に突き刺さった。約2カ月間寝たきりになり、左足などに後遺症が残った。
ボルトは先端部分が数センチほどナットから突き出していた。

判決は「ボルトが露出し、重大事故が起きる危険性を予見できたのに、マットでボルトを覆うなどの対策を怠った」と指摘し、安全対策の不備を認めた。
そのうえで、男性が請求できる損害として7900万円余りを認めたが、男性が請求していた約2800万円に限って支払いを命じた。
プリンスホテルは「判決を精査のうえ対応を決めたい」とのコメントを出した。


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(ブログ者コメント)

スキーに転倒はつきもの。転倒して支柱にぶつかれば、当然、大事故につながる恐れがある。
今回の現場の状況はよく分からないが、以下の業界基準に従い、支柱にはマットなどを巻いていたのではないか?そして、マットなどからボルトの頭が飛び出していた。(記事中の「ナットから突き出していた」とは、「マットから・・・」の誤字かもしれない)
もしそのような状況であったのなら、安全対策の不備と言われても仕方がない。


参考)全国スキー安全対策協議会のホームページより
第5章 スキー場管理者の安全基準
(衝撃の緩和)
5-10-1 スキー場管理者は、 コース内の、またはコースに隣接している人工の障害物で、 スキーヤーが衝突したとき大きな事故となるおそれがあるものには、 衝撃を緩和する装備を取り付けます。
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2011年10月9日20時44分に毎日新聞から、同日19時21分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午前11時35分ごろ、昭島市の市立拝島第二小学校のグラウンドで、自治会の運動会で綱引きをしていた際に綱が突然切れ、小学生の女児(10)が左腕を骨折するなど参加者計14人が重軽傷を負った。
警察は綱が老朽化していたとみて原因を調べている。

警察などによると、同小は毎年、自治会の運動会に場所を貸しており、この日は自治会など10団体約450人が参加。綱引きには例年120人ほどが参加しているが、今年は希望者が多く、84人対87人で、子供は約50人いた。

開始1、2分後に長さ約60m、太さ3.8cmの綱が真ん中付近で切れたといい、小学生6人を含む9~85歳の男女8人が病院に搬送された。
自らも綱引きに参加していた校長によると「一番後ろで引っ張っていたら突然軽くなって1~2mすーっと後ろに下がった。その瞬間、ほぼ全員が尻餅をついた。前にいた人は『バチッと音がした』と言っていた。綱で擦り傷を負ったり腰を打撲した人がいて、小さな子供の何人かは泣いていた」という。

綱は82年に購入した学校の備品で、毎年点検し、強度は確認できないが中学生用として売られている規格だという。
校長は「この太さを大人が使うことに問題があったのかもしれない。強度を確認せず自治会に貸した責任を感じている。今の綱にはピアノ線を入れて切れない工夫がしてあり、そういう綱を使っていたら今回の事故は防げたかもしれない」と述べた。


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また、その後の対応が2011年10月12日付で読売新聞から下記趣旨でネット配信されていた。

この事故で、同市教育委員会は11日、全21市立小中学校に保管している綱の購入時期を調べた結果、拝島第二小を含む20校(20本)で綱を買い替えることを決めた。1校については、2009年に購入したばかりのため見送った。

今回の事故で、綱引きに参加した人が事前申請した数よりも約50人多かったため、市教委では、新たに購入する綱を10m短いものに決め、綱を貸し出す際、参加人数を80人程度に制限することを決めた。 中学3年生なら115人が同時に引ける綱で、1本5万8000円程度だという。

市教委によると、事故当時、使われていた綱は1982年に購入したもので、今回の調査では、それ以前に購入したものが、8本あった。 今月中に市内9校で綱引きが実施される予定で、市では今年度予算の予備費で9本をまず購入し、残り11本は来年度当初予算に費用を計上するという。


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(ブログ者コメント)

当初、この事故を掲載するつもりはなかったが、報道を見聞きするにつれ、以下のようないくつかの安全管理上の問題点を感じたので、掲載することにした。

□下記写真のように、綱は、あちこちでササクレだっていた。こんなにササクレだっていれば切れて当然だ。
安全ベルトの綱であれワイヤーロープであれ、廃棄基準の一つが、このササクレなのだ。

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□この事例は、変更管理上の問題も含んでいる。

1つは、中学生用に製造された品を何の評価もせず大人用に貸し出したことだ。
大人の方が力が強い、つまり貸し出すことによって使用条件が大きく変わるのだが、そこに思いを馳せることはなかった。
上記12日付の読売新聞によれば、新規に購入する中学生用規格品を、大人用には人数制限して貸し出すようにするらしいが、中学生と大人の力の差を80対115と見なした模様につき、それはそれで一つの評価だ。

もう1つは、ハード面は年を経るにつれ変化するのに、それに応じてソフト面を見直さなかったことだ。
昔、貸し出しを開始したころは丈夫な綱だっただろうが、年を経るにつれ段々と劣化する。考えてみれば当たり前の話しだ。その変化を感じ取り、そろそろ貸し出しするのは止める・・・そういった対応を取ることが望ましかった。

この2点、産業現場で働く人にとっても他山の石とすべき教訓だ。




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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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