2015年10月25日8時34分に福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島市は24日、同市で行った総合防災訓練で、携帯電話3社を通じて市内の携帯電話やスマートフォンに避難情報を伝える緊急速報メール(エリアメール)を一斉に送る計画だったが、システム不具合のため送信できなかった。
市が同メールの配信システムを使うのは、初めてだった。
市によると、総合防災訓練の中で緊急速報メールを使った訓練は、同日午前9時30分に行う予定だった。
担当者が送信ボタンを押したが、携帯電話3社全てに届かなかったという。
市側の配信システムに不具合が生じたとみられる。
メールは、「訓練」と明記した上で、震度6強の地震により土砂災害の恐れがあるとして、同市信夫地区に避難勧告を出し、避難を呼び掛ける内容だった。
市は、原因の調査を進めるとともに、システム修復後にメール配信訓練の再実施を検討している。
出典URL
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20151025-022856.php
2017年10月27日22時15分にNHK福島からは、業者の設定誤りが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島市が取り入れている災害時の緊急速報メールが、システムの設定ミスで配信できない状態になっていたことがわかった。
市は、「速やかに改善したい」としている。
福島市は、災害の発生や避難に関する情報を携帯電話のメールで一斉に配信するシステムを去年3月から導入しているが、10月24日に行った防災訓練でシステムを初めて運用したところ、メールが配信できないトラブルが起きた。
これについて、市が原因を調べた結果、作成した電文を携帯電話会社に送信したあと、住民に実際に配信するかどうかを確認する手順で、自動的に作業を中止する設定になっていたという。
さらに、配信の実施を確認する画面も表示されなくなっていたため、市の担当者も問題に気付かなかったという。
福島市によると、システムの導入作業を担当した業者が設定を誤ったのが原因だということで、市は設定を改善したうえで、10月30日に、福島市内を対象にしたメール配信訓練を再び行うという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053037031.html?t=1445980881521
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。