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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年8月31日19時15分にNHK新潟から、8月31日12時4分にmsn産経ニュースから、また8月31日付で新潟日報から砲弾の写真付きで、9月1日付で毎日新聞新潟版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午前9時半ごろ、上越市にある大平洋特殊鋳造・直江津製造所の敷地内で、ガスを流すパイプを敷設するためショベルカーで掘削作業をしていた作業員が、深さ約1.5mほどの地中に埋まっている爆弾を見つけた。重機で削り取った土砂をダンプに載せた際、紛れ込んでいたという。
警察によると、爆弾は長さ1mあまり、直径18cmの円筒状で、陸上自衛隊の調査の結果、旧日本軍の50キロ爆弾だったことがわかった。


爆弾は信管が無く、爆発することはないことがわかったが、警察では、一時、現場から半径100mを立ち入り禁止とした。
このため、現場から400mほど離れた古城小学校でも、一時、全校児童46人が、近くの佐渡汽船ターミナルの建物内に避難した。
校長は、「こんなに近くで不発弾が見つかったのは驚いたが、子どもたちは怖がることもなくスムーズに避難できた」と話していた。


爆弾は、陸上自衛隊朝霞駐屯地で処理されるという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034677941.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120831/dst12083112060008-n1.htm
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120901ddlk15040142000c.html
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/39496.html
 


(ブログ者コメント)

新潟日報配信の写真を見たが、土に混じっていて見分けにくい。
気付かないまま、どこかに運ばれるケースも、ママあるのかもしれない。




(2012年10月2日 修正1 ;追記)

2012年9月26日22時32分にNHK新潟から、今度は砲弾が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

26日午後2時すぎ、上越市の太平洋特殊鋳造・直江津製造所で掘削作業をしていた人が、長さ1m、直径18cmほどの砲弾のようなものを見つけた。

警察では、現場の半径100mを立ち入り禁止にして自衛隊に確認を求めた結果、今回の砲弾にも信管がなく爆発する恐れもないとわかり、25日午後8時半に自衛隊が回収し、規制を解除した。

この工場では、先月にも、今回の場所から1mほど離れたところで旧日本軍の50キロ爆弾が見つかっている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035300661.html

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2012年8月31日15時8分にNHK札幌から、また8月31日付でSTVから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午前9時すぎ、札幌市白石区菊水のマンションの建設工事現場で、作業員が仮設の電気を引っ張るのに地面を掘っていたところ、深さ60cmほどのところから砲弾のようなものを見つけ、警察に通報した。
警察は、現場から100mの範囲の住民を避難させるとともに、陸上自衛隊に処理を依頼した。

警察によると、見つかったのは長さ23.5cm、直径6cmのアメリカ軍の迫撃砲弾で、信管が入ったまま腐食していたという。
午前11時すぎ、自衛隊が現場から回収した。


現場は札幌市の中心部に近い住宅地で、近くには幼稚園や高校などもあり、道路の通行が規制されるなど、一時、騒然としたという。
この工事現場には、以前、廃品回収などを行う会社の廃棄物の保管場所があったということで、警察で詳しい経緯を調べている。


出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20120831/4676601_20120831150839_e69cade5b98ce381aee5b7a5e4ba8be78fbee5a0b4e381a7e7a0b2e5bcbee8a68be381a4e3818be3828b.html
http://www.stv.ne.jp/news/index.html
 
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2012年8月25日10時52分に大分合同新聞から、また8月25日付で読売新聞大分版から写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
24日午後0時35分ごろ、大分市末広町の旧JR日豊線線路跡地の市道拡幅工事現場で金属製の筒が見つかり、通行人が「煙が上がっている」と消防に届け出た。
不発弾の一部とみられ、駆け付けた陸上自衛隊の不発弾処理隊(3人)が水に浸すなどして処理し、午後5時半ごろ撤去を終えた。
けが人はなく、煙の毒性も確認されなかった。


警察によると、工事現場の作業員がパワーショベルで掘削中、L字形に折れ曲がった長さ約1m、直径約5cmの筒状の物を見つけた。白煙が上がり、その後発火した。
処理・撤去作業に伴い、一時現場に隣接する市道を通行止めにした。


陸自第4師団によると、筒は米軍の焼夷爆弾などの、「バースター」と呼ばれる火薬の容器とみられる。付着したリンが空気に触れ発火したらしい。信管はなかった。

 
出典URL
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_134585961619.html
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/oita/20120825-OYS1T00301.htm
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2012年6月8日22時37分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
8日午後3時20分ごろ、光市の半導体関連メーカー「シルトロニック・ジャパン」の工場で、配管の中に残っていた化学物質を除去する作業を行っていたところ、40代の男性従業員が顔や腕に軽いやけどをした。

同工場は、パソコンや携帯電話に使われる半導体の基板などを製造していたが、業績不振を理由に先月末で工場を閉鎖した。

8日は、半導体の製造装置を解体するために従業員2人で配管の中に残っていた化学物質を燃焼させて除去する作業を行っていたという。
警察では、何らかの原因で化学物質の火が配管から噴き出したと見て、従業員がやけどを負った詳しい状況を調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065706221.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
半導体関連の工場ということで、自然発火性の化学物質だった可能性が高い。
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これまで報道された記事のうち、主だったものの趣旨を記す。
 

[事故の概要]
 
(4月22日20時48分 朝日新聞 ;写真、被害範囲地図掲載)
22日午前2時15分ごろ、山口県和木(わき)町の三井化学岩国大竹工場で爆発火災があった。
また、午前8時すぎにも爆発が発生。夕方に火の勢いはほぼ収まったが、消火作業は22日夜も続いた。


この事故で、作業していた社員1人(22)が死亡、2人が頭の骨や腕の骨を折る重傷。
このほか工場内で7人、隣のJX日鉱日石エネルギー麻里布製油所で2人、周辺住民11人が軽いけがをした。

また、和木町や隣接する岩国市、広島県大竹市でも爆風で窓ガラスが割れるなど、周辺の住宅、ビルへの被害が約450件あった。

工場は小瀬川をはさんで山口、広島両県にまたがっている。
工場によると、爆発が起きたのは山口県側にあるプラントで、タイヤの接着剤の原料となる化学製品「レゾルシン」をつくっている。

http://www.asahi.com/national/update/0422/SEB201204220001.html
 
 
(04月23日 07時02分 NHK広島)
工場内にある別のプラントでトラブルが起きたため、工場内の各プラントを緊急停止させる作業をしていたところ、爆発が起きた。
工場内にある14のプラントが損傷した。
死傷者はなかったものの、昭和59年にも同じプラントで爆発が起きている。

http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4004629111.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4004626921.html
 
 
(4月23日 20時39分 共同通信)
山口県警は23日、亡くなった男性の死因について、司法解剖の結果、化学薬品中毒と確認した。爆発で飛び散った薬品を浴び、吸い込んだとみている。
 
http://www.47news.jp/CN/201204/CN2012042301002345.html
 
 
[敷地外被害の状況]
 
(04月23日15時35分 毎日新聞)
この事故で、建造物の損壊被害が、同工場から約10km離れた広島県廿日市市まで及んでいることが、毎日新聞の取材で分かった。
さらに、爆音や衝撃波による影響は広島湾を挟んだ広島市など約30km離れた同湾沿岸部まで届き、爆発のすさまじさを物語った。


同工場から直線距離で31km北東の広島市西区大宮。7階建てマンション5階に住む団体職員の男性(40)一家4人は、発生時刻ごろ、ベランダの窓ガラスと蛍光灯の激しい揺れに飛び起きた。男性は「ガタガタ、ビシビシと揺れ、震度3ぐらいの地震と思った。妻は幼い子ども2人を抱えて身構えていた。爆発事故の影響とは思いもよらなかった」と振り返る。
同区横川新町の会社員の男性(42)も「窓ガラスが台風の時みたいに激しく揺れ、慌てて外に出たけど静かだった。不思議な現象だった」と話した。

市消防局には、数件の問い合わせがあったという。

http://mainichi.jp/select/news/20120423k0000e040194000c.html
 
 
(4月25日付 毎日新聞九州版;写真付き、4月26日12時13分 NHK山口)
□この事故で、重さ約6トンあるプラントの一部金属片が、現場から北東約700m離れた山口、広島両県境の小瀬川河口で見つかった。
同工場によると、直径約6m、厚さ約2cm。鋼板にステンレス鋼を内張りしてあり、形状などから、爆発箇所とみられる円筒型の酸化塔(288m3)の一部らしい。
爆発で吹き飛び、同工場に隣接するJX日鉱日石エネルギー麻里布製油所の原油タンク(約5万kℓ)を飛び越えたとみられる。
同町の無職男性(74)は「国道や民家の方に飛んでいたら大変なことになっていた」と話した。


□三井化学は26日、「酸化塔」の一部と見られる鉄の塊を回収した。
警察では、この鉄の塊を爆発の衝撃を示す証拠として押収し、詳しく調べることにしている。

http://mainichi.jp/area/news/20120425sog00m040005000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064713191.html
 
 
[事故直前の状況]
 
(4月23日15時53分 朝日新聞)
爆発したプラントは、事故前に緊急停止する作業を始めた時点では、温度や圧力に異常がなかったことが、工場関係者などへの取材でわかった。
同社は、作業開始から爆発までの約2時間45分の間に何らかの異常が起き、爆発につながったとみている。


爆発が起きたのは、タイヤの接着剤の原料となる化学製品「レゾルシン」(RS)を作るプラント。
工場では21日午後11時半に蒸気系統のトラブルがあり、工場内の7割のプラントを緊急に止める作業を始めた。
RSプラントでは、亡くなった男性ら7人が作業をしていたところ、22日午前2時15分ごろ爆発が起きた。


RSプラントで最も損傷が激しかったのは、主原料を酸化させる工程だった。
酸化工程では約300m3の容量があるタンクの中で主原料と空気を混ぜ合わせ、中間生成物を作る。
主原料は可燃性はあるが、爆発の危険性はない液体。
中間生成物は極めて引火しやすい液体で、爆発の危険性が高いという。

http://www.asahi.com/national/update/0423/SEB201204230006.html
 
 
(4月23日付 中国新聞 ;反応プロセス模式図付き)
原因究明はこれからだが、可燃性の強い物質を生み出す酸化反応タンク付近で何らかのトラブルが起きた可能性が高いとみられる。

爆発の3時間近く前の21日午後11時半ごろ、工場内に「シャットダウンせよ」という緊急の放送が鳴り響いた。各プラントで必要な蒸気を供給する設備にトラブルがあり、構内の7割のプラントが緊急停止に入った。
爆発が起きたレゾルシンプラントでは、作業員が約30m離れた計器室で停止のために自動弁の開閉や窒素の注入などを始めるボタンを押した。
その後、死亡した男性がプラント内に入り、完全に停止させるために手動でバルブを閉める作業などに当たっていたとみられる。


同社によると、爆発の際には、停止のための作業がほぼ完了していた可能性もある。
なぜ、突然の大爆発につながったのか、現時点では不明だ。


爆発したプラントでは自動車タイヤのゴム用接着剤などに使われるレゾルシンを生産する過程で、可燃性が高い物質ができる酸化工程がある。
「爆発は酸化過程に出る過酸化物が影響した可能性がある」。爆発直後、現場に駆け付けた工場長は話した。

ただ、タンク内で爆発したのか、タンク外に何かの原因で可燃性物質が漏れて爆発につながったのかなどは「調査してみないと分からない」とした。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204230094.html
 
 
(4月25日 12時26分 NHK山口)
爆発した当時、工場では、すべてのプラントを緊急停止させる作業が行われていたが、労基署によると、「レゾルシン」プラントの近くにいた作業員が「爆発の前に『シュー』という異常な音を聞いた」と話していることが分かった。

会社によると、このプラントでは、亡くなった男性を含む7人が緊急停止の作業に当たり、自動で行う「1次操作」は異常なく完了したということで、爆発は手動でバルブを閉めるといった作業を行う「2次操作」の段階で、起きたと見られている。
労基署では、作業員が聞いた異常な音と爆発との関連などについて、引き続き作業員から話を聞くことにしている。

http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064679771.html
 
  
[その他]
 
(4月23日付中国新聞、4月26日19時52分 NHK広島))
同社によると、工場の敷地内には触媒に使う放射性物質の劣化ウランが200ℓドラム缶で3379本貯蔵されていた。貯蔵する倉庫の窓ガラスが一部割れたが、同社は「ドラム缶に影響はなく、測定した放射線量も爆発前と変わらない」としている。

□この爆発事故で、工場の敷地内に放射性物質を含む廃棄物が保管されていることを、周辺の自治体が把握していなかったことが分かった。

工場では、爆発が起きたプラントからおよそ500m離れた倉庫に、放射性物質を含む廃棄物が、200ℓのドラム缶で、およそ3400本保管されていた。
ところが、周辺の和木町や岩国市、それに大竹市は、事故が起きるまで、放射性物質を含む廃棄物が保管されていることを把握していなかった。

文部科学省によると、放射性物質を含む廃棄物の保管について、会社から自治体に、報告の義務はない。
しかし、3つの市と町では、防災のための十分な対策を立てられないとして、今後は、会社側に対し保管の事実を地元自治体に報告するように、対応の見直しを求めることになった。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201204230092.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4004739461.html
 
 

(2012年5月4日 修正1 ;追記)
 
2012年4月27日付で中国新聞と毎日新聞山口版から、また4月30日付で朝日新聞広島版(聞蔵)から、過去報道の修正ならびに過酸化物に関する新情報が、下記趣旨でネット配信されていた。
 
□亡くなった男性は、警察のその後の調べで、頭蓋骨を骨折していたことが分かった。
 
放射性物質の「劣化ウラン」などが廃棄物として保管されていた問題で、26日、工場が立地する岩国市と和木町がつくる岩国地区消防組合消防本部に、工場側から届け出がありながら、市町はそれぞれの地域防災計画に保管場所などを記載していなかったことがわかった。
消防本部に残る記録で、工場側が火災予防条例に基づき1968年に「核物質等貯蔵取扱届」を提出。保管状況の変更などの度に再提出されており、最近では07年11月に届け出ていた。

 
□工場によると、プラントでは、タンク内で中間生成物「ハイドロパーオキサイド(HPO)を作っていた。
HPOは引火点が4℃と極めて引火しやすい。爆発があったのは主原料が投入されて約40時間後で、タンク内はほぼ全てがHPOに変わり、その量は約150トンと推測される。
当時、作業員から異常を知らせる連絡はなかったといい、現場で把握できない何らかの要因が起きてHPOに引火したのではないかと工場関係者はみている。
□24日からは連日約30人の捜査員で現場検証を続けているが、プラントの損傷が激しく、現場検証は少なくとも3週間続く見込みだ。

 
出典URL
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204270051.html
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120427ddlk35040550000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
報道では、ハイドロパーオキサイドの引火性だけに着目しているが、モノは有機過酸化物。
物質そのものの爆発特性にこそ、着目すべきだろう。

 
 

(2012年5月12日 修正2 ;追記)
 
2012年5月11日付で中国新聞から、被害状況に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
三井化学は10日、家屋の損傷が994件、被害者を死者1人、重軽傷25人とする独自調査の結果を公表した。
9日時点の数字で、家屋の損傷は4月末時点からほぼ倍増した。


家屋損傷は大竹市374件、岩国市250件、和木町368件、廿日市市2件。
4月末の調査時点で113件だった大竹市が3倍以上増え、工場のある和木町を上回った。


爆発地点から北約700mで酸化塔の一部とみられる鉄塊(約6トン)が発見されており、爆発地点北側で爆風の影響が強かったとみられる。
和木町も150件、岩国市も97件増えた。
増加した被害家屋はいずれも爆発地点の半径2.5km内だった。
被害家屋が倍増した理由について同社は、社員の戸別訪問時の留守宅や、後日判明したケースがあったと説明している。


けが人は4月末時点から和木町で2人、岩国市と大竹市で各1人増えた。いずれも住民で軽傷という。

同社はこの日、2011年度の決算を発表したが、事故の影響が反映される12年度の業績予想については「補償や撤去、復旧などの費用、販売などへの影響を合理的に見積もるのが困難」として発表を見送った。


出典URL
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205110023.html
 


(2012年6月17日 修正3 ;追記)
 
2012年6月13日付で中国新聞、読売新聞九州版ならびに朝日新聞山東版(聞蔵)から、概略の事故原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
三井化学の事故調査委員会の小川輝繁委員長は12日、同工場で会見し、プラント全停止スイッチを運転員が誤って解除した結果、異常反応が起こり、爆発につながったとの見方を示した。

委員長によると、この日開かれた第3回目の会合で、運転記録や運転員の証言などから、爆発地点を、タイヤの接着剤原料レゾルシン(RS)を製造するプラントと断定。
このプラントにある酸化塔とタンク3基のうち、酸化塔で温度や圧力が上昇するといった異常が爆発前にみられ、損傷も大きかったことから、酸化塔が爆発したと判断した。
酸化塔ではメタ・ジ・イソプロピルベンゼンを反応させ、過酸化物ハイドロパーオキサイド(HPO)を作る。


委員長によると、別のプラントのトラブルに伴い、RSプラントを緊急停止させる全停止スイッチが押され、自動停止プログラムが作動。全ての機器が正常に停止した。
自動停止すると、約220トンのHPOが内部にあった酸化塔は、反応を止めるために酸素の供給が絶たれ、温度上昇を防ぐために窒素が注入され、塔内の温度を安定化させるために撹拌が行われる。


しかし、午前0時40分ごろ、何らかの理由で運転員が全停止スイッチを解除したため、窒素の供給と撹拌が停止。結果、酸化塔内の冷却コイルより上の部分にあったHPOの温度が徐々に上昇。停止スイッチ解除から約1時間後には警報が鳴るほど温度が上がり、運転員が反応器に水を入れて冷やそうとしたが、HPO分解が進んでメタンやCOなどのガスが発生し、温度、圧力とも異常に高まって爆発に結びついたとみられるという。

委員長は「通常は解除しなくてもいい。撹拌されていれば爆発はしなかった」」との見方を示した。


調査委では今後、解除を判断した理由や爆発エネルギーの解析などを行い、事故原因のさらなる究明を進める。次回会合は7月5日に開かれる。 

出典URL
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206130047.html
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120613-OYS1T00205.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
緊急停止スイッチを解除したために窒素も撹拌も止まってしまったという件、どのような理由があって、そのようなシステムにしていたのだろうか?
 
安全を確保できる状態で止まっているものを、緊急停止スイッチを解除することで停止前の状態に戻してしまう、そういったシステムにした理由がわからない。
 
緊急停止スイッチを解除しても停止時の状態は維持され、再スタートする場合は、一つずつ安全を確認しながら停止前の状態に戻していく・・・・そんなやり方をとるべきではないのだろうか?
 



(2012年8月13日 修正4 ;追記)

2012年8月7日付で中国新聞から、手動で緊急停止システムを解除した理由などが、下記趣旨でネット配信されていた。

三井化学の事故調査委員会は6日、作業員がプラントの緊急停止システムを独断で手動解除したために爆発につながったとする調査結果をまとめた。小川委員長が同日、工場で会見し、明らかにした。

事故当時、爆発したタイヤ接着剤原料レゾルシン製造プラントの酸化塔は緊急停止システムが作動。空気注入を止め、窒素によるかき混ぜと緊急冷却水による冷却が進められていた。

小川委員長によると、プラント運転担当の班長男性(58)が冷却速度が遅いと感じ、緊急冷却水よりも通常運転時の循環水の方が早く冷却できると思い込み、システムを手動解除したという。
解除のための具体的な条件はマニュアルには記載されていなかったが、必要な上司の了解を得ていなかった。事後報告もしなかったという。


小川委員長は、解除すれば、冷却に効果のある窒素によるかき混ぜも停止することを班長が失念していたと指摘。この結果、塔内の温度が部分的に上昇して過酸化物の分解が進み、内部の温度と圧力が急激に上がって爆発につながったとしている。


出典URL
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201208070063.html



(2012年8月23日 修正5 ;追記)

2012年8月16日19時28分にNHK山口から、同日19時34分に日テレニュース24(山口放送)から、また8月16日付の朝日新聞広島版(聞蔵)から、三井化学が事故報告書を提出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三井化学は16日、事故原因と再発防止策をまとめた報告書を山口県に提出した。

報告書には、
・緊急停止の際、酸化反応塔の冷却能力を高める
・緊急停止スイッチを解除する条件や操作手順書の中にあいまいで分かりにくい表現が使われていたのを見直し、解除する場合の条件を明確にしてチェックリストを作成する
・緊急停止に関する教育訓練を徹底する
・異常に気付きやすい操作画面のあり方などを見直す
といった再発防止策が盛り込まれている。

工場長は、「化学工場に対する不信感を増大させてしまい本当に反省している。二度と事故の起きない安全な工場にしていきたい」と話していた。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064306141.html
http://news24.jp/nnn/news8702558.html



(ブログ者コメント)

三井化学HPにアクセスしたが、当該報告書は掲載されていなかった。



(2012年12月2日 修正6 ;追記)

2012年11月28日3時0分に朝日新聞から、同社がプラント再建を断念したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三井化学は27日、今年4月に社員1人が死亡する爆発事故が起きた岩国大竹工場で、大きな被害を受けたレゾルシン(タイヤの接着剤の原料)の製造設備の再建を断念したことを明らかにした。
同社はレゾルシンの世界生産の1割弱、年7600tを作っていたが、事業から撤退する。

事故から半年間、レゾルシンが生産できない間に、顧客が他のメーカーから供給を受けるようになり、製造設備を再建しても需要が見込めないと判断した。
レゾルシン設備以外の工場の大部分は、すでに7月に運転を再開している。


出典URL
http://www.asahi.com/business/intro/TKY201211270901.html?id1=2&id2=cabcbbci




(2013年1月31日 修正7 ;追記)

 

20131231937分にNHK山口から、最終報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

会社が設置した事故調査委員会は、23日、最終報告書を公表した。


これまでの調査で、事故はほかのプラントで起きたトラブルに伴い爆発したプラントを緊急停止させる作業が行われている最中に、現場の責任者が手動で停止のスイッチを解除した「判断ミス」によって引き起こされたと結論づけている。


その上で最終報告書は、緊急停止の際の手順やリスクの評価が見直されてこなかったことや、プラントが設計された当初の技術が確実に伝承されてこなかったことなどが根本的な原因だと指摘している。

そして、プラントの変更に伴ってリスクを再評価することや、管理者が交代する時に申し送りを徹底し、人材育成にも力を入れていくことなどの対策を求めている。


一方、三井化学では去年10月から岩国大竹工場に、「安全再構築プロジェクトチーム」を立ち上げ、事故の再発を防ぐための改善を進めている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064890791.html?t=1358986670604

 

 

以下は、三井化学HPに掲載されている報告書。

 

http://jp.mitsuichem.com/release/2013/pdf/130123_02.pdf

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

□報告書中、事故の経緯などが下記趣旨で記されている。

 

・反応器下部の冷却コイルで冷やされた液が反応器内部を循環し、液全体が冷却されるシステムになっていた。

・循環は、反応用と撹拌用の2種類のエアーによって行われ、反応器の中央部が上昇流、器壁側が下降流となっていた。

・そのような状況下、インターロック作動により、下記状態となった。

*エアー供給は停止され、同じラインから窒素が供給された。

*コイル冷却水は、循環水から緊急冷却水に切り替わった。

・その後、反応器液相下部温度の下がり方が遅いため、コイル冷却水を再び循環水に切り替えることにし、切り替えのためにインターロックを解除した。

・解除によりコイル冷却水は切り替わったが、窒素供給も停止し、結果、液の撹拌が止まった。

・液相下部温度は下がり続けたが、撹拌停止により、液相上部温度は上昇し始めた。

・液相上部温度ハイアラームが発報したが、温度が上昇しているのは気相部だと思い込み、反応器上部から水を注入した。

・しかし、それでも温度が下がらないことで撹拌停止に気付き、エアーを通入しようと対応している時に反応器が破裂した。

・対策としては、下記などを実施する。

ハード面)冷却コイルを液相全体に設置。

ソフト面)緊急停止の安全設計を確認し、マニュアルや設備に反映させる。

・また上記内容以外、事故の深層原因として、「リスクアセスメントの不足」、「技術伝承の不足」、「規則、ルールの軽視」などにも言及している。

 

 

□ブログ者は、なぜインターロックを解除すると窒素が停止するシステムになっていたのか、その理由がわからなかった。

その点、今回の報告書には以下の記載(30/47、35/47ページ)があるものの、理由に関する記述はなかった。

 

インターロックを解除すると窒素が停止することが、マニュアルにも教育資料にも記載されていなかった。

撹拌の重要性の認識が低かったため、インターロックを解除すると、窒素が停止することを知ってはいたが、その時は気付かなかった。

対策としては、インターロックが解除されても窒素が自動で停止せず、撹拌が維持されるシステムに変更する。

 

□ちなみに、上記の「撹拌の重要性の認識が低かったため・・・」という件だが、主語がないために、誰の認識が低かったのか分からない。

今回は、過去の報道などからおおよその推定はできるが、一般論で言えば主語がなければ、実効ある再発防止策に結びつかない恐れがある。

事故報告書に原因を記載する場合は、主語を明確にすることが大切だ。

 

 

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2012年2月3日付の琉球新報から、また2日19時32分にNHK那覇から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2日午前11時10分ごろ、那覇市のマンション建設現場で男性作業員(48)がパワーショベルで掘削作業中に不発弾を土中から発見し、警察へ通報した。
 
現場は沖縄都市モノレール「おもろまち駅」の近くで、一時、白煙が立ち上り、警察は国道330号を含む半径約100mを規制、付近住民13人が近くの小学校などへ避難した。
いずれも約30分後には解除されたが、国道で上下線最大500mの渋滞が発生した。
午後1時20分、陸上自衛隊不発弾処理隊が不発弾を回収した。

発見されたのは直径約12.7cm、長さ約40cmの米国製5インチ艦砲の黄リン発煙弾1発。
地表から深さ約2~3m付近の掘削した斜面から発見した。
作業員の話によると、通報後しばらくしてから火花と白煙が立ち上ったという。現場監督の男性(36)は白煙が高さ約10mまでに達し、「すごい煙だったので爆発するのか不安だった」と語った。

 
出典URL
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-187057-storytopic-1.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5095724011.html
 
 
また、この前日には読谷村でも不発弾が見つかったと、2月3日9時34分に沖縄タイムズから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
読谷村の読谷補助飛行場跡地では、1日午後2時すぎ、不発弾探査で金属反応のあった場所を男性作業員(22)が発掘中に、土中から白煙が上がった。
陸上自衛隊の不発弾処理隊によると、旧陸軍の九七式焼夷弾から漏れた白リン成分が空気中で自然発火したとみられる。
同弾には信管があり、自衛隊や県などは同場所に一時保管し、処理方法などを協議する。

現場は、米軍基地の返還地で約500m先に読谷中学校はあるが、周囲に住宅地はなく、住民避難などはなかった。

通報を受けた不発弾処理隊が午後2時45分から処理作業に入ったが、煙の勢いが強く探査は難航した。
約45分後に長さ1m、直径18cmの焼夷弾を引き揚げた。同隊の副隊長は「重さは約50kg。過去5年の間では見たことのない珍しい型の爆弾」と語った。

 
出典URL
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-02-03_29374/
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
ブログ者は、おもろまち駅で一度、下車したことがあるが、そのすぐそばに不発弾が眠っているなど、思いもしなかった。
沖縄の土木工事は大変だ。
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2011年11月25日10時11分と26日6時50分に、NHK大分から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大分石油化学コンビナートで、11月25日午前2時すぎ、化学製品を製造している会社、「NSスチレンモノマー」の倉庫の中で、数回にわたって爆発が起きた。

この会社は「ジビニルベンゼン」と呼ばれる塗料などに使われる可燃性の液体などを製造していて、爆発が起きた倉庫には「ジビニルベンゼン」が入った200ℓ入りのドラム缶などが保管されていた。

消防によると、爆発による周辺の建物などへの被害はなく、けが人はいなかったが、「ジビニルベンゼン」は温度が高くなると、さらに連鎖して爆発が起きるおそれがあるということで、消防などが、あらたな爆発を防ぐためにおよそ6時間半にわたって放水活動をした。

その後の調べで、爆発したのは、廃棄する予定で保管していた別の可燃性の液体だった可能性が強いことがわかった。
この液体は「中間油」と呼ばれるもので、化学反応を起こしてこれ以上使えなくなったものが廃棄されるまでの間、倉庫で保管されていたという。

この液体は、温度が50℃を超えると爆発する危険があるということで、会社は爆発したのはこの液体だった可能性が強いとみて、当時の管理体制に問題がなかったかどうか調べている。

現場は、大分市の臨海工業地帯の広さがおよそ1.7km2あるコンビナートで、石油化学関連などの製品を作る13の会社の工場などが集まっている。



また、11月25日付の大分合同新聞紙面に、若干ニュアンスの異なる以下の趣旨の記事が掲載されていた。

通報があり調べたところ、倉庫でドラム缶が破裂し、白煙が上がっていた。
発火したため、消防が約7時間にわたって放水を続け、午前9時半ごろ鎮火した。



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20111041926分に、NHK名古屋から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年2月、名古屋市のイベント会社「T社」の倉庫で火薬が爆発し、従業員2人が死傷した事故で、業務上過失致死傷などの罪に問われている元営業所長(47)の初公判が4日、名古屋地裁で開かれた。


初公判で元営業所長の弁護士は、火薬が発火した原因や被告が注意すべき義務の内容がはっきりしていないとして、起訴された内容を否認した。


これに対して検察は「被告は従業員に対して、花火などを取り扱う際の注意点について最初に指導する立場だった。被告は必要な講習を受けていたにもかかわらず、具体的な指導をしないまま、従業員に解体作業をさせ、爆発事故が起きた」と指摘した。


出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3005966031.html

 

 

これまでの報道経緯は下記。

 

2010210日付 朝日新聞名古屋版(聞蔵)

 

9日午後2時ごろ、名古屋市のイベント会社「T社」の名古屋営業所から「ドーンという音がして煙が上がった」と119番通報があった。

鉄骨2階建てビルの1階部分がほぼ全焼し、従業員の男性(24)と女性(31)が重傷のやけどを負った。別の女性従業員は煙を吸って軽傷。

やけどをした2人は、1階でイベントに使う花火の仕分け作業中だったという。

 

 

2010217日付 朝日新聞名古屋版夕刊(聞蔵)

 

同営業所内に、100kg超の花火が保管されていたことが、警察の調べで分かった。

容器などを除いた火薬の量は、火薬類取締法の基準を大幅に超える数10kgに上るとみられる。

住宅街では貯蔵が認められない量で、警察は同営業所を同法違反(貯蔵義務違反)容疑で捜索し、同容疑で立件する方針を固めた。

捜査関係者によると、1階倉庫から、紙袋に入った粒状の火薬や打ち上げ用の筒を束ねた花火などが大量に保管されているのが見つかった。

同営業所が扱っていた演出用の花火の場合、5kg超の火薬は同法上、頑丈な構造や盗難防止装置を備えた火薬庫に貯蔵しなければならないが、営業所は火薬庫の構造を備えておらず、花火は収納用のプラスチックケースなどに保管されていたという。

また同営業所は住宅地にあり、火薬庫の設置が認められない場所であった。

 

 

2011715日付 朝日新聞名古屋版夕刊(聞蔵)

 

名古屋地検は、14日、元営業所長を業務上過失致死罪で在宅起訴したと発表した。

起訴状によると、元所長は、花火の解体作業をさせた際、花火を手荒く扱ったりしないよう、具体的に指導する注意義務を怠り、解体中に発生した火災で女性を死亡させ男性に全身やけどを負わせたとされる。

地検は、県から許可を受けないで花火を保管したとして、火薬類取締法違反の罪でも元所長と法人としての同社を起訴した。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

なぜ起訴内容を否認するのだろうか?責任者としてはゴメンナサイとしか言いようがないと思うのだが・・・。

 

 

 

(2015年3月13日 修正1 ;追記)

 

2015311215分にNHK東海NEWS WEBから、裁判では「途中で外出した」、「花火の解体は指示していない」が焦点になっていると読みとれる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

業務上過失致死傷などの罪に問われている、会社の元営業所長(男性、51歳)の裁判が開かれ、検察は「極めて基本的な注意義務を怠っており、結果も重大だ」として、禁錮3年を求刑した。

一方、弁護士は、無罪を主張した。


11日、名古屋地裁で開かれた裁判で、検察は「被告は、責任者として、作業を指揮監督すべき立場だったのに、当日は途中で外出するなど、極めて基本的な注意義務を怠った。結果も重大だ」として、禁錮3年を求刑した。


一方、弁護士は「被告は、花火の解体を指示しておらず、責任者としての過失もない」として、無罪を主張した。


判決は、5月25日に言い渡される。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150311/5651621.html

 

 

 

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2011年9月23日付で毎日新聞但馬版から、また2011年7月29日19時54分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

兵庫県養父市のトンネル工事現場の爆発で作業員2人が重傷を負った事故で、豊岡簡裁は下請けの建設会社員(51)ら3人に業務上過失傷害罪で罰金50万~30万円の略式命令を出した。
 略式命令が出たのは、他に孫請けの建設会社の元社員2人。

3人は08年10月11日、養父市のトンネル掘削工事現場で、不発のダイナマイトを重機で回収する際、ダイナマイトが爆発。 重機の衝撃で爆発が予測できたのに、トンネル外に避難させるなどの措置をとっていなかったため、作業員2人に重傷を負わせたとして、豊岡区検に略式起訴されていた。


出典URL■■■


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2011年9月17日付の毎日新聞愛媛版と朝日新聞愛媛版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午後1時50分ごろ、新居浜市の住友化学愛媛工場菊本地区の有機金属製造プラントから出火。漏れた「トリメチルインジウム」(TMI)が燃えたが、けが人や有害物質の工場外への流出はなかった。
同プラントは7月27日にも火災を起こして操業を停止しており、今月3日再開したばかりだった。

同工場によると、TMI貯蔵タンクの配管の手動弁付近から火が出ているのを作業員が監視カメラで確認し、不燃布をかぶせて消火した。住民には広報塔からの音声で火災を伝えたという。

TMIは半導体の原料で、空気に反応すると自然発火する。漏れたTMIの量は不明。今回出火した手動弁は7月に燃えた配管の隣にあり、8月に交換したばかりだった。
火災を受け、同市消防本部は16日、同工場に有機金属製造プラントの使用停止命令を出した。


出典URL■■■


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2011年9月16日7時7分に産経関西から、また同日付で朝日新聞堺泉州版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午後1時25分ごろ、高石市の「日本アルキルアルミ」大阪工場から出火、鉄製の円筒形タンク(直径1.6m、高さ1.9m)などを焼いた。けが人はなかった。

警察などによると、タンクにはプラスチックの合成などの際に使われる触媒「ジエチルアルミニウムクロライド」が入っており、空気に触れると発火する性質があるという。

 配管を通じてタンクに充填する作業中に何らかの理由で漏れ出し自然発火したとみて、詳しい原因などを調べている。


出典URL■■■


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2011年7月28日付の朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)ならびに同日付の毎日新聞愛媛版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午前9時半ごろ、新居浜市の住友化学愛媛工場菊本地区にある有機金属工場の「トリメチルインジウム」充てん保管室から出火。付近の配電盤などの表面を焼き、同社の男性社員(27)が右手に軽いやけどを負った。有毒ガスの発生や近隣住民への被害はなかったという。

警察などによると、同工場では発光ダイオード(LED)などの半導体などに使う有機金属を作っている。
2人の男性社員がトリメチルインジウムを流すために配管を点検していたところ同物質が漏れ、配管付近から出火。スレート造り天井の数カ所に穴が空き、充てんタンク(直径60cm、高さ84cm)の表面や配電盤などを焼いた。
同物質は空気、水分に触れると自然発火するという。
同社によると、手に熱いものを感じた作業員はすぐに部屋を出ており、炎などは見ていない。また、直後に自動火災報知機が作動、消火設備を起動して粉末の消火剤を散布したという。

同日、同工場の幹部らは会見を開き「お騒がせし申し訳ない。原因を追及し対策を講じたい」と謝罪した。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

炎も見てないのに、手に熱いものを感じて、すぐに逃げたとのこと、当該物質の危険性を熟知した上での行動だったのだろう。さすがに安全教育が行き届いていると感じた。




(2011年8月27日 修正1 ;追記)

2011年7月28日付の愛媛新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

保管室は、広さ約50m2。 点検中の一人が右手に異常な熱を感じたため、2人とも退室したところ、午前9時28分ごろ、自動火災報知機が作動。上司が手動で消火設備を起動させ、数分後に沈静化させた。
やけどした社員は、「いきなり熱風がきた」と話している。

消防には、同53分ごろに報告した。同社は、「消火作業に追われ、判断が遅くなった。結果的に考えると反省の余地がある」と述べた。




(2011年9月5日 修正2 ;追記)

2011年9月2日付で、朝日新聞愛媛版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

住化愛媛工場は、1日、火災原因や再発防止策を発表し、あらためて陳謝した。
原因は、液体の有機金属トリメチルインジウムが流れる配管に微小な穴が開いたため、外部に漏出して空気中の酸素と反応、燃焼したとしている。

配管は内径12mmで、ステンレス製の薄い板を丸めて溶接したもので、溶接部分に穴が開いた可能性が高いとみている。

同社では、トリメイルインジウムが流れる配管を溶接していない配管に取り換えたほか、煙だけでなく熱を感知する火災報知機を設置し、作業員の点検も強化することにした。



また、2011年9月2付で、毎日新聞愛媛版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

貯蔵施設では溶接部のあるステンレス製配管を使用。溶接部の不具合で、使用するうち目視できない程度の穴が開き、漏れたTMIが空気と反応、燃焼したと推定。配管の圧力が通常の約100倍になって破断し火災となった、と結論付けた。

出典URL■■■



(ブログ者コメント)

□毎日新聞記事の「配管圧力が100倍となって破断し火災となった」という件、詳細は不明だが、「配管内で液封状態にあったTMIが加熱されて膨張し・・・」ということだろうか?
密閉状態の液体の場合、加熱されると膨張して圧力が急上昇するので、要注意だ。

□長手方向の溶接線に穴が開いたのかどうかは不明だが、そもそも、なぜ、薄板を丸めて溶接するという手間がかかる方法で配管を作ったのだろうか?
内径12mm程度のステンレスパイプなら市販されており、そのほうが安価だと思うのだが・・・。




(2011年10月2日 修正3 ;追記)

2011年9月2日付の愛媛新聞紙面には、毎日新聞とは若干違った、以下のような記事が掲載されていた。

□TMI貯蔵タンク下部のステンレス製配管の溶接部分に微細な穴が開き、漏れたTMIが空気に触れて発火。さらに熱で配管内の圧力が上がり破断した。

□同社は、「配管は4月から使用。作業前に漏れがないことを確認しており、配管自体の欠陥ではないか」とした。




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2011619238分に、msn産経ニュース和歌山から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
18日午前11時40分ごろ、住友金属和歌山製鉄所構内にある「中電レアアース和歌山事業所」敷地内で、粉末状のレアアースを入れたドラム缶から煙が出ているのを従業員が発見。約2時間半後に自衛消防隊と和歌山市消防が消し止めたが、ドラム缶約30本のうちほぼ半数が焼けた。けが人や建物への延焼はなかった。

警察などによると、燃えたレアアースは、製品を作る過程で発生する金属粉で、リサイクルに送るため屋外で保管していた。同社は永久磁石に使う合金などを製造している。警察で原因を調べている。
 
 
 
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201141598分に、大分合同新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。  (別事例調査中に見つけた記事)
 
14日午前11時20分ごろ、大分石油化学コンビナート内にあるN工業大分工場で爆発が発生。配管から出た爆風を頭部に受けた作業員(32)が、衝撃音で左耳が聞こえづらくなり、病院に搬送された。工場の設備に損傷はなかった。

警察によると、作業員は、二硫化炭素を貯蔵する屋外のタンクで保守点検作業をしていた。現場付近にいた他の作業員にけがはなかった。
同社によると、配管内に残っていた二硫化炭素が溶接作業で熱せられて気化、ベント付近で外気の酸素と反応して爆発したとみられる。
溶接作業をする際は、配管内に窒素を入れる措置を取るなどしているが、事故時は行っていなかったという。
消防局への通報は爆発から約35分後。
同社によると、爆発後、同社が現場の状況などを確認し、約15分後にコンビナート内にある防災センターに連絡。「消防車や救急車はいらない」と伝えたが、連絡を受けたセンター担当者は「通報しなくていい」と勘違いした。
上司から同社への確認がなかなかとれず、通報はその約20分後になったという。
 
 
(ブログ者コメント)
 
□二硫化炭素は空気と触れただけで爆発する。よって漏れるだけで危険。貯蔵タンクは水没させているほどだ。
□この会社は、その二硫化炭素の製造メーカーだ。
 
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(2010年9月5日 旧ブログ掲載記事)
 
ネットに、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
 
7月23日午前9時55分ごろ、日本原子力研究開発機構の研究所内で、グローブボックス内にあった窒化物燃料を収納していたステンレス容器(缶)から発火。ただちに消し止めた。
IAEAなどが8月に行う査察の準備のため、作業員3人がグローブボックス内で放射性物質の確認作業を行っていた際、缶の蓋が外れ、火が出た。
 
(原因」
 
ネットに、以下の趣旨の記事が掲載された。
 
同機構は、9月1日、容器内に入れていた樹脂に含まれるニトロセルロースが自然発火したことが原因だったと発表した。
 
当該報告書を探した結果、以下のとおりに公開されていた。
http://www.jaea.go.jp/02/press2010/p10090102/be.pdf
 
 
ネット記事と合わせ考えると、事故の状況は、以下のようなことだったのかもしれない。

・ウラン系窒化物燃料のⅩ線解析をしやすくするため、当該燃料とセルロース樹脂とを混ぜて乾燥させた板状の物質を平成7~8年ごろに作り、プラスチック容器の中に入れて密閉保管していた。
・セルロース樹脂の成分は、70~85%がアセトンなどの溶剤(揮発性)、10~20%がニトロセルロースだったが、保管が長期にわたったため、溶剤が揮発してしまい、セルロース樹脂といっても、実際はニトロセルロース状態だった。
・そのような状態にあったところに、密閉容器の蓋が外れたためにニトロセルロースが自然発火、あるいは衝撃とか摩擦を受けたために発火した。
 
 

(ブログ者コメント)

書きっぱなし、言いっぱなしの事故報道が多い中、毎日新聞が原因判明を記事にしたことは評価に値する。
しかし、欲を言えば、原因についてもう少し突っ込んで書いてほしかった。上記の記事だけでは内容不足で、再発防止対策につながらない。
今回は機構が報告書を公開していたので真の原因が分かったが、この手の報告書は公開されないことのほうが多いのだから。
 
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(2010年9月28日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年4月17日付の読売新聞(ネット; YOMIURI ONLINE)に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
 
日油愛知事業所で昨年11月、作業員1人が死亡した爆発事故で、同事業所は16日、作業手順を守らなかったことによる人災と結論づけた最終報告書を町長に提出した。
報告書によれば、火薬製造の作業手順では、混合槽に水を投入してから火薬成分を入れなければならないのに、先に火薬成分を投入したため、水分不足となった火薬成分が塊になってしまい、撹拌される際に摩擦によって発火、爆発した可能性が高いという。
撹拌は初めに手で行い、その後モーターで撹拌するが、どちらの段階で発火、爆発したかは分からなかった。
 
事故時の状況は、11月4日の日油記者会見内容として、武豊町議のブログに詳しく掲載されている。
 
着火源は、中部近畿産業保安監督部が作成した資料に、以下のいずれかだと記されている。
 
①火薬成分が撹拌機の回転軸とステーターの間に入り、摩擦により発火。
②火薬成分がアルミ製撹拌棒によって打撃あるいは摩擦を受けて発火。
他方、同じ資料に、間接原因として以下のようなことが書かれている。
□作業者には、火薬成分は湿っていれば大丈夫との思い込みがあったように思われる。誤った認識による勝手な現場の作業標準が発生しないよう、教育が必要。
□調査結果、水より先に火薬成分を投入する作業は、今回に限ったことではなかった。
 
 

(ブログ者コメント)
 
□作業手順を無視した理由は不明だが、おそらくは手順どおりにやるよりも楽だったのだろう。そうだとすれば、ちょうど11年前、9月30日に起きたJCO事故の教訓が活かされなかったことになる。JCOでは、作業を早く終わらせたいと手順に定められた以外の容器を使用したために、日本初の臨界事故を起してしまった。
□手順を無視した作業は、一度は成功しても次が成功するとは限らない。また一度無視すると、最初はちょっとした無視でも段々とエスカレートしていくものだ。日油もJCOも、普通の危険物より格段に危険度の高い物質を取り扱っていたので、そのツケが顕著な形で表れてしまったということだろう。
□湿った火薬は安全だと思い込んでいたのでは、どうしようもない。火薬類の危険性を、どこまで教育していたのだろうか?使用する側での教育以上に、製造する側では密度の濃い教育をしていると思いたいのだが・・・・。
□作業していた人は、2人とも経験10年程度のベテラン。ベテランほど自分の知識経験に頼り過ぎて作業手順を無視しやすいとは、よく言われることだが、今回もそうだったのだろうか?
 

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2010915日 旧ブログ掲載記事)
 
2009年11月4日に下関市彦島の下関三井化学にて、三フッ化窒素充填時に爆発が起こり、近隣住民を含めた4名が負傷、民家など多数が破損した事故の報告書が、2010年4月23日付で該社より公表されていた。
報告書に記載されている事故の状況は、以下のとおり。
 
□トレーラーに積載してある17本のボンベに、1日2~3本ずつ充てん。17本全ての充填を、事故当日の午前中に終了した。
□充填した三フッ化窒素の出荷用分析を行おうと、13時20分ごろ、17本のボンベの元弁を一斉に開けたところ、作業者が熱風を感じて被災した。
□13時23分ごろ、火災報知器、ガス検知器発報により、計器室でも事故を確認。自衛消防隊出動等。
□13時45分ごろ、第1回目の爆発。
□13時50分ごろ、第2回目の爆発。
原因は、以下のように記載されている。(下線部はブログ者の推定加筆)
□日を違えて充填したため、各ボンベの充填圧力に差が生じていた。
□そのような状態で全ボンベの元弁を一斉に開けたため、圧力の高かった2本のボンベから高密度、高流速の三フッ化窒素が一気に流れ出し、その摩擦熱によって当該ボンベの元弁の温度が上昇。ボンベ溶栓部の可溶合金が溶融して、高温の三フッ化窒素ガスとともに噴出した。
□溶けた可溶合金が火種となって充填場の難燃性カーテンが燃え、隣にあったトレーラーのタイヤにも燃え拡がった。(難燃性カーテンが燃えた理由;三フッ化窒素は支燃性。今回は特に高温状態で活性が高くなっていたために、難燃性カーテンの燃焼が促進された可能性がある)
□結果、当該トレーラーに積まれてあったボンベが加熱され、爆発した。
対策は、17本全てを同時充填する方法に変更する等。
 
 
下関三井化学から、都度、公表された資料は下記にまとめられている。
 
第2報に添付されている三フッ化窒素の性状表は以下のとおり。
 
 

(ブログ者コメント)
 
着火源はガス流れによる摩擦熱とされているが、高圧ボンベの弁を一気に開けた時に高温になったということで、断熱圧縮現象が起きた可能性もある。その点についても検討されたのだろうか?
 

 
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2010822日 旧ブログ掲載記事)
 
日本カーリット社の爆発事故に関する情報を得ようと、該社のホームページにアクセスしたところ、過去に起きた、世界的に有名な爆発事故の概要が、以下のようにうまく纏められていたので、紹介する。
 
中でも、以下のオッパウ事例は、過去に何千回、何万回やって問題なかったという実績だけでは真の安全は保障されない、ということを教えてくれる、貴重な教訓だ。 
 
■1921年 オッパウ(ドイツ)
  9月21日の朝7時29分と31分の2回にわたり、ドイツのオッパウにあるBASFの工場で大爆発が起こった。死者509名、行方不明160名、負傷者1952名という大惨事となった。
  この爆発で工場と近くの1000戸の家屋のうち約70%が破壊された。オッパウから約22km離れたハイテルベルヒでは最初2度の爆発による地震が感じられ、次いで82秒たって爆風が吹きつけて窓や戸をこわし、ガスタンク、石油タンクや川に浮かぶはしけに被害を与え、爆音と地震動は230km離れたバイロイトにも達したといわれる。
  原因は、固化した約4500トンの硫硝安混成肥料(硫酸アンモニウムと硝酸アンモニウムの1:2(モル比)複塩)をダイナマイトで爆破してこわす作業をしたためである。この爆破作業は以前から監視下で行われており、爆発災害が起こるまでに約3万回の爆発作業が事故なく行われてきた。
  その後の、実験でもこの複塩を爆発させることは非常に困難なことが示された。この例は
、普通の爆発の試験法では爆発しないと判断される物質が非常に大量の場合には大規模起爆によって爆発することもあることを示した例で、危険物の評価に関して考えさせられる例である。
出典:化学薬品の安全-反応性化学薬品の火災・爆発危険性の評価と対策-  前東京大学教授吉田著 大成出版社(1982)
 
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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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