2016年2月15日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5654/
2016年2月16日5時31分に朝日新聞から、消防ホースを当初、連結放水管ではなく地下への散水用送水口に接続したため地下にあった住民の荷物などが水浸しになったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消火作業に当たった埼玉西部消防局の消防士が、上層階に水を送る連結送水管につなぐはずのホースを誤って地下向け送水口に接続し、マンションの地下設備の一部が水浸しになっていたことが分かった。
すぐにつなぎ直したため、同消防局は「現時点で消火作業に影響はなかった」としている。
だが、地下トランクルーム内にあった住民の荷物などが水浸しになり、住民から抗議も寄せられたという。
同消防局が、損害の状況を調べている。
同消防局によると、住人による119番通報で、8日午後8時12分に火災を認知。
同15分に消防車などが出動し、現地には同19分に到着した。
はしご車が届かない15階で火災が発生したため、消防車を1階西側にとめ、各階まで送水可能な連結送水管にホースをつないで作業した。
しかし、到着から約1分後に始まった消火活動で、担当消防士が、当初、連結送水管でなく、地下への散水用の送水口にホースをつなぎ間違えたため、トランクルームのある地下に水が送られた。
送水後、15階の現場で水圧が下がったことからつなぎ間違いに気付き、正しく接続し直したという。
この火災で、出火した部屋の住人の男女2人が煙を吸うなどして軽いけがを負ったが、延焼はなく約5時間半後に鎮火した。
消防局警防課の加藤課長は、9日の会見で、「10階以上の消火作業は(同消防局では)初めて」、「段ボールや人形が山積みされており作業が難航した」などと説明していたが、ホースのつなぎ間違えについては、言及がなかった。
同課は、15日の朝日新聞の取材に対し、「水損による被害を現在調査中」と回答。原因について、「高層階の消火活動が初めてというのはあった」としている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASJ2H41XYJ2HUTNB00W.html
2月16日付で埼玉新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉西部消防局の消防士が、出火元の15階に水を送る連結送水管の送水口とは別の送水口にホースをつなぎ、1時間33分にわたり、正規の放水活動ができていなかったことが、16日、分かった。
16階の非常用貯水タンクから水を引き、消火活動に影響はなかったという。
消火に当たった消防士が、活動直後、ホースから出る水の勢いが弱いことに気付き、貯水タンクの水に切り替えたという。
約1時間半後、マンション関係者から地下に水が出ていることを指摘され、上層階への送水口にホースをつなぎ直した。
火は、約5時間40分後に鎮火した。
1階の連結送水管で、消防士が誤って、地下への送水口にホースを接続していた。
地下2階トランクルームの非常散水器から約13トンの水が放出され、住人のうち134世帯の保管物が水浸しになったという。
同消防局は、水損分を賠償する意向という。
出典URL
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/02/17/01.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。