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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(1/2から続く)

 

391753分に読売新聞からは、長野県は応援協定未締結の2県に打診中だが・・・という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

長野県が愛知県に対し、災害時などのヘリの応援に関する協定の締結を打診していることが、8日、わかった。

 

県は現在、隣接する8県のうち、愛知、埼玉両県との間では、協定は締結していなかった。

 

愛知県消防保安課の担当者は、取材に「長野県から『協定を結びたいが、検討の余地はあるか』という問い合わせがあった」と明らかにした上で、愛知県のヘリが出動できる状況で運航基準に合致すれば「長野県への応援は可能」とした。

 

ただ、協定は「相互応援」を柱としており、事故で消防防災ヘリを失った長野県からは愛知県への応援が当面はできないため、協定内容をどう詰めるかが課題となる。

 

一方、埼玉県消防防災課の担当者は、応援協定などについて「依頼があれば検討するが、(両県は)気象条件などの環境があまりにも違う」と述べ、慎重な姿勢を示した。

 

出典

1機だけの防災ヘリ墜落、長野が愛知に応援打診

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170309-OYT1T50031.html 

 

 

 

(2019年11月27日 修正1 ;追記)

 

201911261942分にFNN PRIME(長野放送)から、死亡した機長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

松本警察署の捜査本部はきょう、死亡した男性機長(当時56歳)を、「業務上過失致死」などの疑いで書類送検しました。

 

訓練に向かう途中、機長が十分な高度をとらず飛行した過失により機体を墜落させ、8人を死亡させた疑いです。

 

2018年、公表された国の運輸安全委員会の事故調査報告書では、男性機長が「マイクロスリープ」と呼ばれる「ごく短時間の居眠り」をした可能性を指摘しましたが、断定はしませんでした。

 

捜査本部は、関係箇所の家宅捜索や墜落前の機内映像の分析、関係者の事情聴取などから、機体のトラブルはなく、機長に「何らかの原因があった」と断定しました。

 

ただ、全員死亡し、機体が大破しているため、マイクロスリープの可能性や、機長の病気などの影響については、「特定できなかった」としています。

 

https://www.fnn.jp/posts/2019112600000006NBS/201911261942_NBS_NBS 

 

 

11261723分にNHK首都圏からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察が飛行中に隊員によって撮影されたビデオの映像を解析するなどした結果、機長は機体が徐々に山の斜面に近づき、墜落する可能性があることを予測できたのに、旋回したり高度を上げたりといった回避するための操作を行わず墜落させた疑いがあることがわかったということです。


一方、運輸安全委員会は、去年公表した調査報告書で、機長が回避する操作を行わなかった理由について、瞬間的な眠気によって集中力が低下し、地上への接近に気づかなかった可能性があると指摘しましたが、警察は捜査で詳しい理由は明らかにできなかったとしています。


機長は、身体検査の際に病歴や医薬品の服用について必要な申告をしていなかったとして、ことし9月、航空法違反の疑いで書類送検され、不起訴となっています。

 

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191126/1000040748.html

 

 

 

(2019年12月17日 修正2 ;追記)

 

20191217日付で信濃毎日新聞から、死亡した機長は不起訴になったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県消防防災ヘリコプターが2017年3月5日、松本市入山辺の山中に墜落し搭乗者9人全員が死亡した事故で、長野地検は16日、業務上過失致死と航空危険行為処罰法違反の疑いで書類送検された県消防防災航空隊の機長=当時(56)=を容疑者死亡で不起訴処分とした。

 

国内最悪規模のヘリ事故の捜査は、発生から2年余で終結した。

機長は県営松本空港(松本市)から訓練を予定した高ボッチ高原(塩尻市)に向かう途中、十分な高度を確保せず飛行を続けた過失で松本市入山辺の山林に機体を墜落させ、乗っていた整備士と救助隊員の計8人を多発外傷で死亡させた疑いがあるとして、松本署の捜査本部が11月26日、長野地検に書類送検した。

運輸安全委員会は18年10月公表の航空事故調査報告書で、機体が地上に接近しても回避操作が行われなかったため樹木に衝突、墜落したとの見解を示していた。

機長は16年9月30日、ヘリ運航に必要な航空身体検査証明書の申請の際、病歴や薬の服用歴がないとのうその申告を指定医師に行って証明書の交付を受け、航空業務に従事したとして航空法違反の疑いで、同署捜査本部から今年9月19日に書類送検された。

 

長野地検は同26日、容疑者死亡で不起訴処分としていた。

 

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20191217/KT191216FTI090008000.php

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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