2017年7月3日21時33分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後0時50分ごろ、大津市大石東1丁目の瀬田川で、水難救助訓練をしていた城陽市消防本部消防署警防課係長の男性(37)が流された。
約40分後、現場から約3km下流でうつぶせで浮いているところを救助要請を受けた大津市消防局に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察などによると、男性は川で流された人を救助する訓練のため、ロープを対岸に渡すため一人で川に入ったが、対岸にたどり着く手前で断念し、引き返す途中で流された。
救命胴衣を着用し、他の隊員が命綱を持っていたが、何人が持っていたかや、なぜ流されたかは「調査中」という。
訓練現場は鹿跳橋の上流約100mで、川幅は40~50m。
所々で急流となっており、ラフティングなどのコースにもなっている。
国交省琵琶湖河川事務所によると、上流の瀬田川洗堰(あらいぜき)では、ここ数日の雨のため、6月30日から放流量を毎秒15トンから150トンに増やしていた。
訓練には、城陽市消防本部の消防士10人が参加していた。
同様の訓練は毎年実施しているが、瀬田川は初めてだったという。
男性は訓練の指導者だった。
同消防本部の角馨消防長(59)は、「救助のスペシャリストで訓練に精通していた。優秀な隊員を失い、非常に落胆している。事故を検証し、安全管理の徹底に努めたい」と話した。
出典
『消防隊員、訓練中に流され死亡 大津の瀬田川』
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170703000164
7月3日21時39分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性は幅40~50mの川で、東側の岸から西側にロープを架ける作業中だった。
救命胴衣を着て川の中を約20m進んだが、流れが急で引き返そうとしたが、岩で身動きが取れなくなったという。
同消防本部によると、訓練には他に9人が参加していた。
出典
『城陽市消防隊員流され死亡 大津・瀬田川で訓練中』
http://www.sankei.com/west/news/170703/wst1707030090-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。