2018年1月1日0時7分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日のNHK紅白歌合戦で、アイドルグループ「欅坂46」が総合司会の内村光良さん(53)とパフォーマンス企画で共演した際、メンバーの鈴本さん(20)が意識を失ったようにして倒れた。
NHK広報局によると、鈴本さんは軽い過呼吸のような状態で、ほかに平手さん(16)と志田さん(19)も同様の症状を訴えたという。
待機していた看護師が演奏後に確認したが、NHK側は問題はないと判断し、医療機関などへの搬送は要請しなかったとしている。
NHKなどによると、欅坂46は、23番目にヒット曲「不協和音」を単独で披露。
その後、同じ曲のさび部分を内村さんと一緒の振り付けで踊った。
メンバーらが逆三角形の陣形で決めのポーズを取ったとき、鈴本さんが仰向けに倒れ、後方にいたメンバーが支えた。
紅白はテレビなどで生放送されており、鈴本さんが卒倒する場面が映っていたほか、平手さんも手がけいれんしているような状態だった。
審査員らが心配そうにステージ上を見つめる姿も映し出された。
出典
『欅坂46メンバー、紅白ステージで倒れる 3人過呼吸か』
https://www.asahi.com/articles/ASKD07SMHKD0UCVL008.html
12月31日23時58分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
第68回紅白歌合戦で欅坂46が総合司会の内村光良さんと「不協和音」をダンスで共演した企画で、メンバーが歌唱後、ステージ上で後ろに倒れたり、震えたりしている姿が放送され、ネット上で心配する声があふれた。
メンバーの鈴本さんは、最後に三角形のフォーメーションを作るところで後ろに倒れ込んだ。
センターの平手さんもパフォーマンス中からふらつき、ダンス中に内村さんが「大丈夫?」と話しかけると、平手さんがうなずく一幕も。
平手さんは最後のポーズで手が震え、しっかりとポーズを決められなかった。
関係者によると、容体が悪くなったのは志田さんも含む3人で、いずれも過呼吸という。
待機していた看護師が対応し、すぐに落ち着き、楽屋で休んでいるという。
出典
『紅白歌合戦 欅坂46 倒れたのは平手さんら3人 過呼吸』
https://mainichi.jp/articles/20180101/k00/00m/040/062000c
(ブログ者コメント)
過呼吸で体調不良になった事例は、本ブログでも10事例ほど紹介している。
多くは若年者だが、成人男性の事例も3件ほどあった。
(2018年1月11日 修正1 ;追記)
2018年1月10日付で毎日新聞東京版からは、暴力的な演出だったのではないかという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「紅白」は相変わらず大きな影響力を持つ番組であり、だからこそ大きな責任があるはずである。
その点、例年以上に疑問が残った。
・・・・・
そして「暴力」的な演出。
欅坂46は「不協和音」を後半最初に歌い、司会の内村光良との共演を見せるため、約20分後に再びパフォーマンスした。
「不協和音」は肉体的・精神的に大変ハードな曲で、事務所などは「メンバーが倒れるかもしれないので遠慮したい」曲だった。
が、NHKは意に介さず2度も歌わせ、果たして3人が過呼吸で倒れたのだ。
これは「暴力」ではないか。
しかも、その姿を画面から外そうと必死でカメラを切り替えた。
審査員の吉岡里帆が心配そうにステージを見つめても、画面は騒ぎを映さず、司会も言及しない。
この隠蔽的なスイッチングや進行について、説明はないのだろうか。
・・・・・
出典
『大衆音楽月評 批判噴出、疑問残った「紅白」』
https://mainichi.jp/articles/20180110/dde/012/070/067000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。