2019年8月25日0時8分に沖縄タイムスから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後2時ごろ、沖縄県那覇市識名の住宅敷地内に駐車していた車内で、女児(3)が倒れているのを30代の母親が発見し、母親自ら病院に搬送したが、死亡が確認された。
警察によると、死因は熱中症とみられる。
警察の調べでは、女児が家の中からいなくなったことに母親が気付き、駐車していた車の中を確認したところ、後部座席でぐったりした様子で倒れていたという。
女児が搬送された病院から警察への通報で発覚した。
警察によると、車内からは車の鍵が見つかった。
女児が鍵を使って施錠を解除し、車内に乗り込んだ後に出られなくなったとみている。
気象庁によると、24日の那覇市の最高気温は32.2℃(午後1時36分)だった。
県内では2014年6月、那覇市内の施設内駐車場で母親が生後5カ月の息子を車内に6時間余り放置し、熱中症で死亡させた事件が起きている。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/462054
8月25日9時49分に琉球新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、女児宅では午前中、家族で出掛ける予定などを話していた。
その後、家の中に女児の姿が見えなくなったことから、近所の立ち入りそうな場所などを家族や親族が捜索していた。
親族の女性は、「出掛ける準備をしていたらしい。母親は今は話せる状態ではない」と悲痛な面持ちで話した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-977501.html
8月25日15時27分に琉球新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、女児が自ら車両に乗り込んで出られなくなり、2~3時間ほど車内にいて熱中症になったとみている。
警察は事件性は薄いとみているが、引き続き、女児が車内にいた経緯などを調べている。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-977626.html
8月25日0時11分に沖縄タイムスからは、車内での熱中症に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本自動車連盟(JAF)はホームページで車内温度の検証テスト結果を公開し、車内熱中症へ注意喚起をしている。
テストでは、屋外気温35℃で車内温度25℃の黒い車を放置した場合、気温や湿度から危険度を割り出す熱中症指数(WBGT)が、窓を閉め切って冷房を停止後、15分で人体の危険レベルに達した。
その後も車内温度は上昇。
30分後には40℃を超え、最高は57℃まで上がった。
フロントガラスにサンシェードを取りつけた車や、窓を3cm開けた状態でも、車内気温はやや低いが、同様の傾向が見られ、いずれも30分後には車内温度が40℃に達した。
JAFは、「乳幼児は体温調節機能が未発達で、高温下では短時間で体温が上昇し、死に至ることがある。寝ているからという理由で、車内に子どもを残すのは大変危険」と注意を呼び掛けている。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/462053
8月26日21時0分に朝日新聞からは、ドアにチャイルドロックがかかっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警によると、車の後部座席はスライド式のドアで、両側ともチャイルドロックがかかり、内側から開けられないようになっていた。
車のカギはボタンでドアを開閉する方式で、後部座席から見つかった。
運転席と助手席のドアは施錠されていない状態だったという。
これらの状況から県警は、女児がカギで後部座席のドアを開けて乗り込み、外に出られなくなったとみている。
車のカギは女児が持ち出したとみられ、警察幹部は、「車のカギを子どもの手の届かない場所に置くなど、注意喚起の仕方を考えていく必要がある」と話している。
子どもが車内に取り残されて出られなくなるケースは相次いでいる。
JAFによると、昨年8月の1カ月間で、車内の子どもの救援件数は全国で246件に上った。
保護者らが車内にカギを置いて外に出て、子どもが過ってカギをかけた事例が多く、窓ガラスを割って救助したケースも8件あった。
チャイルドロックが関係した事例はなかったが、夏場は命に関わりかねないこともあり、消費者庁は、「車内に子どもを残したまま、車から離れないように」と注意を呼びかけている。
【1970年代から搭載】
チャイルドロックは、自動車の後部座席に乗っている子どもが、走行中に過ってドアを開けることができないようにする装備。
複数の自動車メーカーによると、1970年代から搭載されるようになったという。
車種によって形状は異なるが、開けた後部ドアの内側にあるレバーを操作すると、車の外側からしかドアが開かなくなる仕組みが一般的。
運転席にロックをかけるスイッチがある車種もある。
メーカーによっては「チャイルドプルーフ」、「チャイルドセーフティドアロック」とも言う。
国交省によると、自動車にチャイルドロックを付ける義務や機能に関する決まりはない。
だが、日産自動車などの自動車メーカーは、「トラックや商用車などを除いて、一般の車には標準装備されている」と説明している。
https://digital.asahi.com/articles/ASM8V54QXM8VTIPE018.html?rm=535
8月29日7時30分に琉球新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
女児は家の中にあったリモコン式の鍵を持ち出して、車内に1人で入ったとみられる。
車の後部座席側の両ドアは自動的にチャイルドロックが掛かり、車内からも開けられない状態だった。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-979711.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。