







2016年6月29日23時11分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月29日付で朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後1時35分ごろ、東京都大田区大森南の作業所で、クレーンで運搬中の50枚の鉄板(重さ計約2トン)が落下、クレーンを操作していた同区羽田の会社員の男性(55)が下敷きとなった。
男性は病院に搬送されたが、腹部を強く圧迫されており、まもなく死亡が確認された。
警察によると、鉄板は1枚縦約2.5m、幅約1.2m。
50枚を一度にクレーンで運搬している最中に、何らかの原因でバランスを崩して、高さ約1.9mの位置から落下した。
警察が、落下した原因を調べている。
出典
『2トンの鉄板の下敷き、作業員の男性死亡 東京都大田区』
http://www.sankei.com/affairs/news/160629/afr1606290021-n1.html
2016年6月7日付の毎日新聞千葉版紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
6月6日17時55分にNHK千葉から、6月7日12時14分に千葉日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後0時10分ごろ、八千代市の鉄骨製造会社「M」の工場で、下請け会社社員の男性(68)が落下した鉄骨のそばで頭から血を流して倒れているのが見つかり、間もなく死亡が確認された。
警察によると、クレーンをリモコンで操作し、ワイヤーで吊るした鉄骨(重さ300~400kg、長さ4.1m)を移動させる作業を2人で実施中、高さ約2mから鉄骨が落下し、頭に当たったとみられる。
警察は、何らかの原因でワイヤーから鉄骨が外れたとみて、会社側から事情を聴くなどして、詳しく調べている。
出典
『運搬中の鉄骨が落下 男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1085920621.html?t=1465246673802
『八千代の工場で死亡事故』
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/328708
2016年5月9日22時25分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月10日付の千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
9日午後1時55分ごろ、東京都江東区常盤の小名木川にある水門の耐震補強工事現場で、クレーンでつり上げられた縦60cm、横40cm、長さ250cm、重さ約1.3トンのコンクリート柱が足場に落下し、作業中の男性2人が死傷した。
警察によると、搬送先の病院で死亡が確認されたのは石塚さん(男性、33歳)=千葉市稲毛区。
別の男性作業員(17歳)も、軽傷を負った。
警察は、業務上過失致死傷の疑いもあるとみて、詳しい事故の状況を調べる。
警察などによると、当時は水門の柱を切断し、ワイヤーでクレーンにつないで吊り上げて台船に移動する作業中だったが、突然、柱が落下。
巻き込まれた石塚さんは、10数m下に転落したとみられる。
現場では、計6人が作業にあたっていた。
出典
『1・3トンのコンクリ柱が落下 東京・江東の工事現場で2人死傷』
http://www.sankei.com/affairs/news/160509/afr1605090026-n1.html
5月9日21時7分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
調べによると、クレーンのボルトが外れてコンクリート片が落下したとみられ、警察が事故の原因を詳しく調べている。
出典
『工事現場で1.3トンのコンクリート片が落下、男性作業員が死亡』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2769756.html
5月10日付で朝日新聞東京東部版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、耐震工事のため、水門の柱からコンクリートを剥がしてクレーンで運ぶ作業中だったという。
(2018年5月15日 修正1 ;追記)
2018年5月15日に読者のmarunikotobukiさんから、この事例が今年の業界団体安全衛生委員会の議題になっていたという連絡を頂戴した。
以下に、議事内容の概要を紹介する。
理事長)
官庁から以下の通知があった。
「事故原因については現在調査中で、クレーンによるコンクリート塊の吊り下げに問題があったと推察される。
クレーン積荷の落下、高所作業の転落という、どこの現場でも起こりえる事故であることから、改めて、受注者(我々)に対し、クレーンの安全作業における吊り絡みの点検、吊り荷の下の立ち入り禁止、安全帯の点検等を再徹底されるようご指導願いたい。
引き続き、各所(我々)類似工事事故の防止を含め作業員や第三者等の注意喚起を行い、更なる安全管理の徹底に勤められるようにお願いしたい。」
事故を起こしたD社)
残念ながら当社が絡んでおり、水門専門の元請の耐震工事で、撤去作業時の事故で、原因は調査中。
我々の仕事は社会貢献度も高く誇りを持って行えるものであるが、やはり一番大事なのは安全である。
我々も充分判っており教育もしているつもりであるが、撤去をやっていただいた協力会社の方はベテランであったが、一瞬の隙の事故であった。
協会の一員として協会の信用を失墜させてしまい、会員皆様に対して本当に申し訳なく思っている。
今後は更に注意し作業に従事して行くので、ご指導を宜しくお願いしたい。
http://www.jcsda.gr.jp/JCSDA_news_letter_No48.pdf
2016年5月7日21時37分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後3時前、東根市一本木にある建設会社の資材置き場で、建設作業員の男性(68)が工事現場の足場に使う鉄パイプの束の下敷きになっているのを、同僚が見つけた。
男性は全身を強く打ち、その後、死亡が確認された。
警察によると、男性は当時、トラックの荷台に積んでいた鉄パイプを備え付けられたクレーンを使って下ろす作業に、1人であたっていたという。
1本の鉄パイプは、長さが4m、重さがおよそ10kgあり、男性が倒れているのが見つかった際、周りにはおよそ40本の鉄パイプが散乱していたという。
警察は、作業中、誤って鉄パイプがクレーンから落下したとみて、詳しい状況を調べている。
出典
『パイプの下敷きに 作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025130921.html?t=1462654662522
(2016年5月19日 修正1 ;追記)
2016年5月8日付の山形新聞紙面に、やや詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
男性は上半身を圧迫されており、まもなく死亡が確認された。
警察によると、男性はクレーン付きトラックの前方に倒れており、うつぶせになった上半身に鉄パイプ(1本の重さ約10kg、長さ4m)が無結束で40本ほど乗っていた。
荷下ろし中に鉄パイプが崩れて、下敷きになったとみられる。
男性は午前10時ごろから、車のクレーンを使って1人で鉄パイプを荷台から下ろす作業をしていた。
作業を終えるころになっても連絡がとれなかったため、同僚が現場を訪れ、鉄パイプの下敷きになっている男性を見つけた。
クレーンを使った荷下ろしでは、束ねた鉄パイプを2本のワイヤーで吊って移動させるが、発見時は1本が外れた状態だったという。
2016年5月4日0時13分にTBS News iから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市のふ頭で、3日午後、コンテナを船に積み込むための準備作業をしていた29歳の男性作業員が、重さおよそ4トンのコンテナの下敷きになり、死亡した。
3日午後2時すぎ、横浜市中区の本牧ふ頭で、作業員の男性2人が、特殊車両を使って持ち上げた状態のコンテナの下に入り込み、作業をしていたところ、突然、コンテナが降りてきて、29歳の男性が下敷きになった。
男性は病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
コンテナは重さおよそ4トンで、現場では、当時、コンテナを船に積み込むため、底の部分に部品を取り付ける作業をしていたという。
警察は、車両を操作していた男性らに事情を聴くとともに、業務上過失致死の疑いも視野に、捜査をしている。
出典
『重さ4トンのコンテナの下敷きになり作業員1人死亡』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2764858.html
2016年5月4日0時36分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、一緒に作業していた作業員が荷役機械を使って持ち上げたコンテナの下部に、男性が器具を取り付けようとしていたところ、下敷きになった。
警察は、機械の操作ミスとみて、詳しい事故原因を調べる。
出典
『コンテナ下敷き、男性死亡 荷役機械の操作ミスか 横浜』
http://www.sankei.com/affairs/news/160504/afr1605040006-n1.html
2016年4月2日12時37分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後6時ごろ、下松市にある日立製作所笠戸事業所で、従業員の男性(55)が、電車の車両の下の部分に取り付けられる重さおよそ1.3トンの台車の枠をつり上げて遠隔操作で動かしていたところ、台車の枠が落ち、男性にぶつかった。
この事故で、男性は病院に運ばれたが、腹を強く打っていて、およそ1時間後に死亡が確認された。
会社によると、男性は、きのうは別の工程を担当していたが、別の作業員が「部品の角度を変えて欲しい」と頼まれ、1人で作業をしていたという。
男性は勤続37年の作業員で、イギリスに輸出するための電車の車両を作っていたという。
事故当時、近くには複数の作業員がいたということで、警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて、同僚に話を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べている。
日立製作所笠戸事業所は、「従業員が亡くなる事故を起こしてしまい反省しています。ご遺族に誠心誠意対応していきたいです」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064193101.html?t=1459635530452
(2016年4月17日 修正1 ;追記)
2016年4月3日付の山口新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
警察などによると、男性は鉄道車両の台車枠(縦2m、横3m、重さ約1.3トン)を製造中で、作業のため、台車枠を固定させる機械をリモコンで動かしていた際に、台車枠が何らかの原因で高さ約7mから落下し、男性の腹部に当たったという。
(2016年12月8日 修正2 ;追記)
2016年12月7日18時39分にNHK山口から、引継ぎ不足だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、別の44歳の社員が引き継ぎをせずに現場を離れたのが事故の原因だったとして、業務上過失致死の疑いでこの作業員の書類を検察庁に送った。
書類送検されたのは、下松市にある日立製作所笠戸事業所の44歳の男性社員。
ことし4月、日立製作所笠戸事業所の社員の男性(55)が電車の車両の下に取り付ける重さおよそ1.6トンの台車枠を大型の機械でつり上げていたところ、台車枠が落ちて死亡した。
警察によると、台車枠は次の作業工程のためにボルトを緩めることになっていたが、44歳の男性社員が引き継ぎをせずに現場を離れたのが事故の原因だった疑いが強まったという。
このため警察は、業務上過失致死の疑いで、この社員を書類送検した。。
警察の調べに対し、容疑を認めているという。
出典
『日立労災死亡事故で書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065041831.html?t=1481147268406
(ブログ者コメント)
次の工程のため、すでにボルトを緩めていたということだろうか?
2016年3月3日17時57分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、下関市の造船会社の工場でクレーンから落下した鉄板の下敷きになって作業員が死亡した事故で、警察は、クレーンを操縦していた21歳の会社員が作業員に事前に避難を指示しなかったことが事故につながった疑いが強まったとして、3日、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、下関市の造船会社「K社」の21歳の会社員の男。
去年9月、K社の工場で、クレーンで運んでいた重さおよそ600kgの鉄板が突然落下し、近くで溶接作業をしていた64歳の男性作業員が下敷きになって死亡した。
警察は、クレーンを操縦していた21歳の会社員が、作業員に事前に避難を指示しなかったことが事故につながった疑いが強まったとして、3日、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
調べに対し、容疑を認めているという。
K社の総務部長は、「今回の事故を重く受け止め、労災事故が二度と起こらないように安全対策を徹底していく」とコメントしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063385791.html?t=1457041686801
2016年3月2日17時58分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月3日3時35分にTBS News iから、3月3日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前11時20分ごろ、北海道旭川市工業団地の機械部品製造会社の工場内で、パート従業員の女性(72歳)が倒れた鉄骨の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、倒れた鉄骨ははしご状で、縦約8m、横約1.5m、重さ500~600kg。
社長(男性、78歳)がフォークリフトでシートをかけた鉄骨を持ち上げたところ、並んでいた残りの鉄骨の一つに当たって、女性の上に倒れたという。
女性は、鉄骨にシートをかける作業中だった。
警察は、業務上過失致死などの疑いもあるとみて調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/160302/afr1603020041-n1.html
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2716281.html
(2016年4月17日 修正1 ;追記)
2016年3月3日付の北海道新聞紙面には、若干ニュアンスの異なる部分もある、下記趣旨の記事が掲載されていた。
鉄骨は、縦約1.5m、横約8m、厚さ約20cmのはしごのような形で、重さは500kg以上あり、床に立てて置いてあった。
クレーンで吊り上げられた別の鉄骨がぶつかって倒れたとみられる。
女性は、鉄骨にビニールシートをかぶせる作業中だったという。
2016年2月27日9時21分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時半ごろ、富山市あるホームセンター「M」の店内で、従業員3人が、ステンレス製の角材、あわせて700本を台車に乗せて運んでいたところ、カーブを曲がろうとしたときにバランスを崩して、台車から角材が落下した。
警察によると、落下した角材の一部が近くのレジに並んでいた60歳の男性のひざの裏側に落下し、男性が倒れ込んだあと、足の上にさらに複数の角材が落下したという。
この事故で、男性は両足の骨を折るなどの大けがをした。
また、資材を運んでいた26歳の従業員の男性も、右足の骨を折る大けがをした。
警察によると、ステンレス製の角材は、あわせて1トンほどあり、長さや幅が異なる複数の種類が一緒に台車の上に積み上げられていて、最も長いものは4mほどあるという。
また、角材はバンドでひとつに束ねられていたということで、警察は、従業員から話を聞くなどして、角材が落下した状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/3063245151.html?t=1456695740245
2016年2月23日20時25分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前6時半すぎ、札幌市中央区南4条西4丁目で70代の女性が歩道を歩いていたところ、頭上から落ちてきたレンガに当たって、頭に軽いけがをした。
警察が調べたところ、落下したレンガは歩道に隣接している8階建ての商業ビル「ススキノラフィラ」の屋上にあったとみられ、縦・横それぞれ10cm、重さはおよそ500gあるという。
当時、ビルの屋上に人はいなかったが、鳥の足跡が複数あったということで、警察は、カラスなどの鳥が屋上にあったレンガを落としたものとみて、詳しい原因を調べている。
カラスの生態に詳しい『NPO法人札幌カラス研究会』の中村さんによると、カラスには、気に入ったものをくわえながら飛んだり、地面に落として遊んだりする習性があるという。
中村さんは、「朝はカラスが活発に活動する時間帯で、好奇心旺盛なカラスが遊んでいて落としたか、食べ物の目印にしていたものを勢いよくどけて落下したことなどが考えられる」と話している。
そのうえで、「建物の屋上にはカラスなどが運べるようなものを置かないようにする対応も必要だ」と指摘している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160223/3116092.html アカスミ
(ブログ者コメント)
映像を見ると、ビルの屋上に敷かれたレンガのところどころが破損していて、周辺に大小のレンガ破片が散らばっていた。
5Sの不徹底は思わぬところに被害を及ぼすこともあるという、教訓的事例のように感じた。
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2016年2月14日19時0分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月14日17時4分に毎日新聞から、2月14日19時1分に読売新聞から、2月14日付で宮崎日日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前9時半ごろ、宮崎県高原町蒲牟田で突風が吹いて、宮崎県高校女子新人駅伝(5区間、15.5km)の大会直前、コースとなっていた国道223号線の道路脇に選手の更衣室として設けられたテントが吹き飛ばされた。
約3m先で自分の出番に備えて準備運動中だった高2女子生徒にアルミ製のテントの支柱が当たり、女子生徒は右腕に軽いけがをした。
警察によると、テントは幅が3m50cm、奥行きが2m60cm、高さが2m70cmで、中が見えないよう四方に横幕が張られ、四隅の支柱にはいずれも10kgのおもりが付けられていたが、突風にあおられて飛ばされたという。
近くにいた高1女子生徒は、「準備運動をしていたところ、テントが急に倒れて、別の選手に当たった。きょうは以前より強い風が吹いていた」と話していた。
気象台によると、高原町には強風注意報が出ていたが、高原町の隣の小林市では、午前9時半までの最大瞬間風速は9.3mと、それほど強い風は吹いていなかった。
駅伝は、県内14高校の18チームが参加し、予定通り行われた。
県高校体育連盟陸上競技専門部の委員長(44)は、大会続行の理由について、「テントは女子の第1中継所だけなので、問題ないと判断した」と話した。
新人駅伝は、県高校体育連盟と県教育委員会の主催。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5065883391.html?t=1455444013
http://mainichi.jp/articles/20160215/k00/00m/040/003000c
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160214-OYT1T50053.html?from=ycont_top_txt
http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_17338.html
2015年12月12日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月12日付の北海道新聞紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
11日午後3時10分ごろ、函館市若松町でビルの外壁工事の足場(高さ約2m)から板が落下し、バスを待っていた市内の50歳と53歳の女性2人の頭に当たった。
女性2人は、軽傷という。
警察によると、落下した板は、縦90cm、横約3m、厚さ1cmの合板。
工事現場からの落下物が人に当たるのを防ぐため、出入り口上部の鉄骨の足場にネジで留めていた。
近くにバス停があり、女性たちは足場の下でバスを待っていたところだったという。
警察が、落下原因を調べている。
(ブログ者コメント)
落下防止のための設備が落下したのでは、シャレにもならない。
この日は全国的に風が強く、アメダスによると、函館でも19時50分に日最大風速(10分間平均風速の最大値)11.1mを記録していた。
ネジ締め付け不足などの理由で固定不十分だった板が、風で飛ばされたのかもしれない。
2015年12月8日付で朝日新聞岩手全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
釜石労基署は、7日、遠野市の「協同組合T」と代表理事(66)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
代表理事は、容疑を認めているという。
同署によると、同社の保管庫内で昨年8月、天井クレーンで集成材をトラックに積み込む作業をしていた際、クレーン操作に合図を送る作業員を置いておらず、集成材が落下して運送会社員の男性(当時44)を死亡させた疑いがある。
警察は、7日、代表理事と天井クレーンを操作していた同組合の男性作業員(49)を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
(ブログ者コメント)
ネットで調べたところ、「T」は、集成材を製造している事業所の模様。
2015年12月4日18時7分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月5日7時4分に産経新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後3時ごろ、東京・中央区銀座6丁目の4階建てのビルの4階で、縦横1mほど、厚さ約5mmの窓ガラスが割れ、破片が下の歩道に落下して、歩道を歩いていた40代の男性に当たった。
男性は額を切って病院で手当てを受けたが、けがの程度は軽いという。
警察によると、窓は、中から外側に押して開くタイプのもので、完全に閉まっていなかったため、風にあおられて窓が勢いよく開き、衝撃でガラスが割れたという。
4階には企画会社の事務所が入っていたといい、警察は従業員から事情を聴くなどして、当時の状況を調べている。
気象庁によると、当時、東京23区内には、強風注意報が出ていた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20151204/4054081.html
http://www.sankei.com/region/news/151205/rgn1512050040-n1.html
2015年12月1日17時22分にNHK大津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時半前、愛荘町の建設機材のリース会社の資材置き場で、「社員が鉄板の下敷きになっている」と消防に通報があった。
駆けつけたレスキュー隊が下敷きになっていた男性を助け出したが、全身を強く打っていて、搬送先の病院でまもなく死亡した。
警察によると、死亡したのは、リース会社の社員の男性(42)で、工事現場周辺に車両が入りやすいよう地面に敷く鉄板を重機で持ち上げて洗浄する作業をしていたという。
鉄板は、縦6m、横1.5mで、重さ1.6トンあり、警察によると、現場ではふだん2人1組で作業をしていたが、1日は、男性が1人で作業していたという。
警察が労基署とともに、事故の状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063948761.html?t=1449004723395
2015年11月23日20時17分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後2時すぎ、三豊市三野町の県道沿いで電柱の変圧器を取り替える作業をしていたところ変圧器が落下し、地上にいた三豊市の会社経営、小山さん(男性、63歳)に当たった。
小山さんはすぐに病院に運ばれたが、胸を強く打っており、およそ1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、この変圧器は重さがおよそ140kgあり、当時は4人で作業していて、小山さんは地上でクレーンに変圧器をつける作業を担当していた。
変圧器は、クレーンで持ち上げたところで電線と接触して落下し、小山さんに当たったという。
警察は、変圧器が落下した時の詳しい状況や落下の原因などについて、さらに調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033724431.html?t=1448315080082
11月24日付で朝日新聞香川全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
変圧器は、トラックの荷台で作業していた小山さんに当たった。
小山さんは胸を強く打ち、出血性ショックで死亡した。
(ブログ者コメント)
トラック荷台の変圧器をクレーンのフックにつけた後、変圧器を吊り上げ始めた後もトラック荷台にいて片づけか何かをしていた・・・ということだったのかもしれない。
仮にそうだとすれば、吊り荷の下に入ったための事故ではなく、吊り荷の下から移動しなかったための事故ということになる。
(2015年12月21日 修正1 ;追記)
2015年11月24日付の四国新聞紙面に、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
小山さんがトラックの荷台で変圧器をクレーンのフックに取り付けた後、別の作業員が吊り上げていた際、変圧器が電線と接触して落下したらしい。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。