







2018年3月7日22時22分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北陸電力は7日、志賀原発2号機(石川県志賀町)の原子炉建屋で、廃棄するために置いてあった非常用蓄電池の上に搬出用の器具が落下し、破損した蓄電池からバッテリー液の希硫酸約7ℓが漏れたと発表した。
放射性物質の漏えいなど、外部への影響はないという。
北陸電によると、2月13日、地下1階に置いてあった蓄電池をクレーンで持ち上げようとした際、フックからつり下げていた長さ約1.2m、重さ約6.4kgの鉄製の棒2本が約6.5m落下。
蓄電池から漏れたバッテリー液が、床の開口部を通じて地下2階に流れ落ちた。
フックと棒の取り付けが不十分だったという。
出典
『廃棄の非常用蓄電池破損、希硫酸漏れる 志賀原発』
http://www.sankei.com/west/news/180307/wst1803070093-n1.html
3月8日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
非常用蓄電池の取り換え作業時に作業員がロープのかけ方を誤って搬出用の金属製器具が蓄電池の上に落ち、一部が破損して液が漏れたという。
2018年1月28日付の沖縄タイムス紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
27日午前9時40分ごろ、うるま市石川の沖縄電力の火力発電所で、クレーンで吊り下げ、海中に降下した鉄製の「角落とし」(重量約1.4トン)が、水中で作業をしていた潜水士の男性(34)に当たる事故があった。
警察によると男性は怪我を負い、本島中部の病院に搬送されたが、命に別状はないという。
「角落とし」は、海水の浸入を防ぐ仕掛け。
警察によると、事故当時、水中に2人の潜水士がいた。
怪我をした男性は、約6mの深さで、いくつか投下された「角落とし」の隙間に海水が浸入するのを防ぐため、ウエスと呼ばれる布を詰める作業をしていたという。
2018年2月13日11時33分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月13日10時39分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前8時半ごろ、小諸市和田のキノコ工場の建設現場で、富山県砺波市のトラック運転手Mさん(女性、22歳)が大型トラックで運んできた鉄骨の荷降ろしの作業中、荷台から落ちてきた鉄骨が腰にぶつかった。
ぶつかった鉄骨は長さ6mあまり、重さがおよそ1.5トンあり、Mさんは骨盤を骨折するなどの大けがをして佐久市内の病院で手当てを受けていたが13日午前3時ごろ、出血性ショックで死亡した。
Mさんは砺波市にある運送会社のトラック運転手で、建設資材の鉄骨を運び込んだあと、別の作業員がクレーンで資材を降ろす作業をし、Mさんはトラック脇で鉄骨をトラックに固定していたワイヤーを片づけていたという。
現場は長野市に本社があるキノコ生産会社「ホクト」が今年6月の稼働を目指して建設を進めているキノコ工場で、警察は、荷降ろしの作業に問題がなかったかなど、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『荷降ろし中 鉄骨に当たり死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20180213/1010002034.html
『鉄製資材当たり、女性死亡 長野、トラックから落下』
http://www.sankei.com/affairs/news/180213/afr1802130005-n1.html
(2018年6月27日 修正1 ;追記)
2018年6月25日18時21分にNHK信州から、立ち入り禁止区域を設けていなかったとして工事所長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし2月、小諸市和田のキノコ工場の建設現場で、鉄製のはりをトラックから降ろす作業中にはりが荷台から落ちて、そばにいたトラック運転手の22歳の女性にぶつかり、その後、死亡した。
この事故について小諸労基署は、必要な安全対策を講じていなかったとして、工事を請け負っていた長野市の建設会社、「M商会」と53歳の工事所長を、労安法違反の疑いで25日、書類送検した。
同署によると、建設会社と工事所長は、クレーンで作業をしていた別の業者に対し、立ち入り禁止区域を設けるなどの措置を講じるよう指導することが法律で定められているが、それを怠っていたという。
同署は、認否を明らかにしていない。
出典
『はり落下死亡事故で書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20180625/1010003764.html
2018年2月1日15時42分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月1日19時36分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島市の認可保育園で昨年12月、壁に設置されていた消火器が落下して男児(5)に当たり、左足の甲の骨を折る重傷を負っていたことがわかった。
完治するまでに、1か月から1か月半かかるという。
保育園を運営する社会福祉法人「鹿児島市社会事業協会」によると、同月7日の昼過ぎ、保育園の室内で男児の着替えを手伝っていた保育士が立ち上がった際、床から約1.4mの高さにフックで取り付けられていた消火器(重さ約5kg)に頭が接触して落下した。
園は再発防止策として消火器を床に設置し、専用のバンドで固定している。
同協会の草宮総務課長は、「保護者の皆さまにおわびしたい」と話している。
国は各自治体に対し、保育中に園児が治療を要する大けがをした場合などは、速やかに報告するよう求めている。
市は事故翌日に保育園から報告を受けたが、1月30日まで国に伝えていなかった。
市保育幼稚園課は、「早く報告するべき事案で、不手際だった」としている。
出典
『保育園で消火器落下、園児が足の甲骨折』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180201-OYT1T50089.html
『保育園で消火器落下、5歳男児が大ケガ』
http://www.news24.jp/articles/2018/02/01/07384572.html
(ブログ者コメント)
高い場所に吊るすような状態で置かれていた消火器が落下してケガした事例は、過去にも起きている。
2013年10月14日掲載
2013年10月7日 東武伊勢崎線で普通電車が走行中、備え付けの消火器の金属製固定バンドが外れて消火器が落下し、乗客に当たってけが (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3348/
2016年10月20日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報として掲載します。
第1報は下記参照。
(1/2)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6389/
(1/2)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6388/
(2017年12月28日 修正2 ;追記)
2017年12月21日21時2分に朝日新聞から、足場点検は一度も行われず、パイプのロックは2か所とも外れていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
遺族は、警視庁の説明が二転三転して不自然だとして、専門家の指導を受けながら計9回、再現実験を実施。
作業員が数本の鉄パイプを抱えて移動したために落下したとして、今年5月、氏名不詳で作業員ら2人を東京地検に刑事告訴していた。
警視庁は捜査の結果、事故当時は鉄パイプに触れていた作業員はいなかったと判断。
資材の荷下ろし作業中の振動や、資材が鉄パイプに接触したことなどが落下の原因となった可能性があるとみている。
一方、捜査1課によると、工事が始まった約4カ月前から足場の点検は一度も行われておらず、落下した鉄パイプはロックが2カ所あったが、両方とも外れていたという
2人は「危険性の認識はあった」と話し、現場監督は「作業員任せにしていて安全対策を指示していなかった」と容疑を認めているという。
出典
『足場パイプなぜ落ちた 警視庁、遺族の訴えと異なる結論』
https://www.asahi.com/articles/ASKDP4QB8KDPUTIL01V.html
12月21日23時55分に産経新聞からは、パイプの留め具は前日の作業で外していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月21日11時36分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
平成21年に改正された労安則では、転落事故などの労働災害防止のため、作業前に毎回、足場の安全確認をするよう義務付けられた。
しかし、事故が起きた現場では、足場を組み始めた28年6月4日以降、点検は一度もされないままだった。
事故当日も、前日の作業で外していた鉄パイプの留め具の確認がなされておらず、計10カ所の留め具が外れていた。
関係者によると、同年9月から現場監督になった男性は、作業日報をつけていなかった上、歩行者を誘導する警備員に対しても、荷降ろしの際に歩行者を止めるよう指示を出していなかった。
防犯カメラの映像で、警備員がいたことは確認できたものの、誘導棒は持っておらず、歩行者の誘導もしていなかったという。
現場では、当時、足場の解体作業が行われており、作業員が足場板をロープにくくりつけ、高所から降ろす作業をしていた。
つり下げた板が下の階の足場に触れ、留め具の固定が不十分だった「下さん」と呼ばれる部分の鉄パイプ(直径2.9cm、長さ188cm、重さ約1.9kg)が落下したとみられる。
現場監督らは、調べに「危険性は認識していた」などと話し、容疑を認めている。
出典
『点検も誘導もなし ずさん管理…遺族「何か一つでも対策あれば…」』
http://www.sankei.com/affairs/news/171221/afr1712210058-n1.html
『鉄パイプ落下死亡事故、現場監督ら2人を書類送検』
http://www.sankei.com/affairs/news/171221/afr1712210026-n1.html
(2018年10月28日 修正3 ;追記)
2018年4月15日付で東京新聞から、遺族側が足場組み実験をしたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
警視庁は昨年12月、業務上過失致死容疑で、現場監督の男性ら2人を書類送検した。
足場の留め具が外れていたため、鉄パイプが落ちたと結論づけた。
納得できない妻は、夫の友人の協力で実際に足場を組み、弁護士らと実証実験を繰り返した。
その結果、業界で広く行われている手順で足場を組めば、留め具が外れただけでは鉄パイプは落ちないはずだとして、東京地検に再捜査を求めている。
・・・・・
出典
『<取材ファイル>鉄パイプ落下で死亡の建築マン 事故から1年半、妻の思い』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018041502000128.html
2018年10月25日21時1分に日本経済新聞から、現場代理人らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京地検は25日、業務上過失致死の罪で、元請けのリフォーム会社のT社員(男性、53歳)と、孫請けの建設会社「B社」(横浜市磯子区)のA社員(男性、31歳)の2人を在宅起訴。
労安法違反の罪で法人としてのB社を起訴した。
通行人を停止させるなどの安全対策を怠り、固定されていなかった鉄パイプ1本を約24mの高さから落下させて、Iさんを死亡させたとしている。
田代被告は現場代理人、足立被告は作業員を直接指揮する立場だった。
出典
『鉄パイプ落下、社員ら起訴 東京・六本木で男性死亡』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36940990V21C18A0000000/
(2019年5月22日 修正4 ;追記)
2019年5月21日17時5分にTBS NEWSから、現場責任者に有罪判決が出たが会社の安全軽視の風潮が事故を招いたとして執行猶予付きという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月22日付で毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
業務上過失致死などの罪に問われた現場責任者に対し、東京地裁は禁錮1年6か月、執行猶予4年の判決を言い渡した。
21日の判決で東京地裁は、「地上からの目視のみで鉄パイプの状況を確認したのは、あまりにずさんだ」と指摘。
その上で、「会社の安全軽視の風潮が事故を招いた一因であることも否定できない」として、実刑は相当ではないと判断した。
出典
『東京・六本木の鉄パイプ落下事故、現場責任者に有罪判決』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3679078.html
『東京・六本木の鉄パイプ直撃死 現場責任者有罪 地裁判決』
https://mainichi.jp/articles/20190522/ddm/041/040/039000c
2017年12月12日14時34分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月12日13時25分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時ごろ、和歌山市湊の新日鐵住金和歌山製鉄所から、「トレーラーの荷台に載せていたクレーンの部品が落下し、けが人が出ている」と消防に通報があった。
警察によると、この事故で、トレーラーのそばにいた作業員のMさん(男性、19歳)が部品の下敷きになって死亡したほか、荷台の上で作業していた21歳の男性作業員も手足や腰にけがをして、病院で手当てを受けている。
警察や消防のこれまでの調べでは、2人は、長さおよそ7m、重さおよそ750kgの鉄製のクレーンの部品2個を荷台から降ろす作業をしていて、2個目の部品を別のクレーンでつり上げようとした際に部品が落下したという。
警察は、部品が落下した状況を詳しく調べている。
出典
『クレーンの部品が落下 2人死傷』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171212/3518772.html
『部品落下で2人死傷 新日鉄住金和歌山製鉄所』
http://www.sankei.com/west/news/171212/wst1712120063-n1.html
12月12日18時55分にわかやま新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山市湊の新日鐵住金和歌山製鉄所構内で、12日午前9時5分ごろ、クレーンの部品が落下し、市内に住む男性作業員(19)が死亡する事故があった。
男性は心肺停止の状態で市内の総合病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。
警察と消防によると、現場は北門から敷地に入った西側周辺。
トラックに乗せた長さ約6mの四角柱のクレーンの部品2本のうち、1本(約750kg)をクレーンで下ろす作業中、荷台の下で作業していた男性に落下した。
重量物だったため、荷台やクレーンがバランスを崩したとみられる。
また、荷台部分で作業していた市内の男性(21)も転倒し、右手足と腰を打撲するけがを負った。
警察が詳しい事故の状況を調べている。
出典
『19歳の作業員が死亡 新日鐵住金で部品落下』
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2017/12/20171212_74969.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像を見ると、落下したのは大型クレーンのジブのような部品。
2017年10月29日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前7時40分ごろ、津山市楢の砕石場「N産業」付近の砕石場で、同社員のGさん(男性、61歳)の頭上にクローラー(無限軌道)が落下する事故があった。
同僚の男性作業員(64)が119番通報したが、Gさんは頭を強く打ち、死亡が確認された。
警察によると、Gさんは同日午前7時ごろから他の作業員2人と、幅60cm、1周9.6mのクローラーを油圧ショベルに取り付ける作業をしていた。
別の重機でクローラーを持ち上げていたところ、かけていたワイヤーが落下。
Gさんが拾おうとした際にクローラーが外れ、落下したとみられるという。
(2017年11月19日 修正1 ;追記)
2017年10月29日付の山陽新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
重機のバケット部分にクローラーをワイヤーで固定して移動する際、ワイヤーが落下。
Gさんが拾おうとしていた時にクローラーも落ちたらしい。
2017年10月24日12時39分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月24日11時32分に朝日新聞から、10月24日15時30分にNHK京都からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後7時頃、京都市北区上賀茂十三石山の府道で、台風21号の影響で電線に倒れかかった杉(長さ約20m、直径約30cm)の一部が撤去作業中に落下し、地上にいた作業員の男性(52)を直撃。
男性は胸などを強く打ち、約3時間後に搬送先の病院で死亡した。
警察によると、チェーンソーで杉を切断中、幹の一部(長さ約3m、直径約30cm)がはずみで電線にはね上げられて落下したとみられる。
男性は関西電力から委託され、同日午後2時ごろから計5人で作業をしていた。
警察は、作業員の話などから、切断した長さ約3mの木の一部が誤って男性の方に向かって落ちてきたとみて、詳しい状況を調べている。
出典
『台風で倒れた杉を撤去中、幹が直撃…男性死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171024-OYT1T50053.html
『台風の倒木撤去作業中に男性死亡 京都、幹が直撃』
http://www.asahi.com/articles/ASKBS3FS1KBSPTIL00M.html
『切断倒木直撃で作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2015086181.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、現場は山の中のような傾斜した林間部を通る舗装道路。
斜面の上方にある多数の木が道路側に倒れ掛かっており、それらの木を伐採している時に事故が起きた模様。
2017年10月13日21時51分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都港区六本木のマンション工事現場で鉄パイプが落下し、歩行者の男性が死亡した事故は、14日で発生から1年を迎えた。
警視庁は、業務上過失致死容疑を視野に捜査しているが、その後も同様の事故は続発。
2020年東京五輪・パラリンピックに向け建設需要の高まりが想定される中、業界関係者からは抜本的な対策を求める声が上がっている。
事故は昨年10月14日、11階建てマンションの外壁工事現場で発生。
解体中の足場の鉄パイプ1本が落下し、頭に直撃を受けた通行中の男性(当時77歳)が死亡した。
鉄パイプは留め具が外れて落下した可能性があるが、目撃者の証言と矛盾もあり、警視庁は慎重に捜査している。
厚労省によると、工事現場で足場から資材が落下するなど、「飛来・落下」により作業員が負傷した労災事故は、昨年1年間で1457件あった。
過去5年間では減少傾向にあるが、死亡者数は10~20人台と、横ばいのままだ。
歩行者など第三者が巻き込まれるケースも後を絶たず、平成23年10月には、都内のマンション10階から足場用の鉄パイプが落下し、歩行者の男性が頭を負傷する事故が発生。
今年6月には、大分県で足場用の板が落下して女性が負傷した。
「たまたま下に人がおらず、報告しないケースも無数にある」(建設関連業者)という。
落下事故防止をめぐっては、主に作業員の安全の観点から、法規制が強化されてきた。
21年改正の労働安全衛生規則では、作業開始前に毎回、落下防止設備を点検することを義務づけた。
今年7月からは、足場の組み立てや解体の作業は、有資格者や特別教育を受けた作業員に限定している。
それでも事故が相次ぐ背景には、好況時に建設されたマンションなどが一斉に改修時期を迎え、建設業界が慢性的な人手不足に陥っていることもある。
仮設足場の関連事業者約200社でつくる「全国仮設安全事業協同組合」の杉森安全監理部長は、「安全な足場の設置や必要な点検が、コストや工期の関係から軽視されている現状もある」と指摘。
「来年以降は東京五輪の建設ラッシュも本格化し、経験の浅い人も即戦力扱いせざるを得ない状況が続く。工法そのものを見直すなど、事故を起きにくくする工事環境を整備すべきだ」と訴える。
出典
『落下物による労災事故年間1400件、通行人被害も相次ぐ…背景に人材不足も』
http://www.sankei.com/affairs/news/171013/afr1710130033-n1.html
(ブログ者コメント)
六本木、都内マンション(おそらくは台東区)、大分の各事例は、本ブログでも紹介スミ。
2017年9月21日21時12分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月21日20時42分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後3時半ごろ、渋谷区宇田川町のビルの外側に設置された足場、約3mの高さから電動ドライバーが落下し、付近を歩いていた40代女性の頭に当たった。
女性は頭部骨折など3週間の重傷を負ったが、命に別条はないという。
警察によると、ビルの足場では60代の男性作業員らが外壁に看板の取り付け作業中だった。
重さ約1.5kgの電動ドライバーを足場に置いていたところ、何らかの原因で落下したという。
警察は、業務上過失致傷容疑の適用も視野に、詳しい事故原因を調べている。
現場はJR渋谷駅から北西約500mの繁華街。
出典
『渋谷区のビルの足場から電動ドライバーが落下 女性がけが』
http://www.sankei.com/affairs/news/170921/afr1709210038-n1.html
『東京・渋谷 看板作業中にドライバー落下、女性けが』
https://mainichi.jp/articles/20170922/k00/00m/040/083000c
2017年9月8日20時18分にNHK埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前11時半ごろ、埼玉県本庄市児玉町で、橋の点検作業のために飛行実験を行っていたドローンが風にあおられて、近くにいた男性スタッフに接触した。
消防などによると、男性は右手の親指を数針縫うけがをして、救急車で病院に搬送された。
このドローンは、内閣府の事業の一環で東北大学などの研究チームが開発した特殊なドローンで、実際に飛行させて性能を検証する実験を行っていた。
国交省によると、おととし施行された改正航空法でドローンの飛行が大幅に制限されて以降、国内でドローンによるけが人が報告されたのは2例目だという。
ドローンをめぐっては、物流や災害時の調査など幅広い分野で活用が進む一方、墜落や建物への衝突などのトラブルも、昨年度1年間だけで55件報告されている。
国通省は、物流などへの活用に必要な飛行の規制緩和と同時に安全対策を検討していて、安全性を確保しながらドローンの活用をどこまで進められるかが課題となっている。
出典
『ドローン風にあおられ男性けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106118851.html
(ブログ者コメント)
映像によれば、サッカーボールのような形をしたドローン。
機械保護のためであろうか、枠で全体が囲われており、ライトを照らしながら橋脚の下部などをユラユラと点検していた。
2017年9月5日20時40分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後2時20分ごろ、能代市の「能代火力発電所」で、クレーンでつり上げていた高さ1.5m、長さおよそ20mの鉄製の部品が倒れた。
この事故で、クレーンの近くで作業をしていた北九州市の会社員の男性(66)が部品の下敷きになり、およそ1時間半後に死亡した。
能代火力発電所を管理する東北電力によると、部品は蒸気を通す配管で、重さは6.6トンあるという。
警察によると、事故が起きたのは、3年後に営業運転の開始が予定されている3号機の建設現場だったということで、男性は、建設を請け負っていた会社の作業員だという。
警察が、事故の詳しい状況を調べている。
出典
『鉄製柵の下敷きに 作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013667861.html
9月7日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後2時20分ごろ、能代市の東北電力能代火力発電所の3号機建設現場で、会社員の男性(66)が鉄製部品の下敷きになり、心臓破裂などで死亡した。
警察によると、ボイラー設備の重さ約7トンの鉄製部品(長さ約17m、幅約1.1m、高さ約1.4m)をクレーンで吊り上げて移動し、木製の台座に下ろそうとしたところ、バランスを崩して、近くで作業していた男性の背中に直撃したという。
2017年7月28日0時16分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後5時15分ごろ、東京都中野区新井のアパート解体工事現場で、鉄パイプの積み込み作業をしていた世田谷区喜多見の解体土木会社社員の男性(26)が落ちてきた鉄パイプに当たり、頭などを強く打って、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、落下した鉄パイプは長さ約1m、直径5cmで、重さは約2.7kg。
男性は、約100本の鉄パイプを束ねてクレーン車の荷台に積み込む作業をしていた。
クレーンで搬送中に何らかの原因で鉄パイプが落下。
男性は複数の鉄パイプに当たったとみられるという。
警察は、関係者から当時の状況を聴くなどして、原因を調べている。
出典
『解体現場で鉄パイプ落下、積み込み作業中の26歳会社員死亡 東京・中野』
http://www.sankei.com/affairs/news/170728/afr1707280002-n1.html
2017年7月9日12時26分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時45分ごろ、大阪市西区の京セラドーム大阪で、外野中堅付近の5階席から鉄パイプが落下、約18m下のグラウンドで午後1時開始の試合前にストレッチをしていたプロ野球オリックスの中島内野手(34)にワンバウンドで当たった。
鉄パイプは長さ約2m、重さ6kgで、広告看板取り付けのための作業をしていた作業員が誤って落としたという。
球団によると、グラウンドでは当時、中島内野手をはじめ、オリックスの選手が練習中だった。
練習は一時中断し、現場は騒然となった。
中島選手は担架には乗らずに自力でベンチ裏に下がり、歩いて近くの病院に向かった。
右腰から背中にかけての打撲と診断されたが、午後1時からのロッテ戦はベンチ入りした。
客席にファンも入っておらず、惨事には至らなかったが、オリックスの玉川・事業本部副本部長は、「安全確認については気をつけていたが、申し訳ない。今後はこのようなことがないよう、全ての作業を見直し、再発防止策を含めて対処していきたい」と語った。
出典
『試合前練習中に5階客席から鉄パイプ落下 オリックス選手にあたる 京セラD』
http://www.sankei.com/west/news/170709/wst1707090033-n1.html
7月9日19時45分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前10時ごろ、大阪・西区の京セラドーム大阪で、オリックスの選手たちがロッテとの試合前のウォーミングアップを行っていたところ、グラウンドから17mの高さの外野の5階席から、長さ2mほど、重さ6kgほどの鉄パイプが落下し、バウンドして中島選手に当たった。
中島選手は、病院で検査を受けた結果、右腰から首にかけての打撲と診断された。
試合は予定通り午後1時過ぎに始まり、中島選手はベンチ入りしたが、出場しなかった。
球団によると、当時、ドームの5階席ではスポンサーの横断幕を設置する作業を行っていて、業者が鉄パイプを運んでいる最中に誤って落としたという。
オリックス事業本部の玉川副本部長は、「ふだんは、下に人がいないかなど、安全を確認しているが、きょうはその確認が出来ていなかった。再発防止に向けて作業の工程を見直し、二度とこのようなことがないようにしたい」と話していた。
出典
『オリックス選手に鉄パイプ落下』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170709/5008281.html
7月9日11時14分にスポーツ報知からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日に行われるオリックス―ロッテ戦(京セラD)の試合前練習の最中に、オリックスの中島内野手(34)の腰付近に鉄パイプが当たり、一時騒然となった。
鉄パイプは約2mで重さは約6kgほど。
スポンサーの看板を設置中の、球団が委託した業者の作業員が5階席で作業していたところ、誤って落としたという。
中島は外野の中堅付近で、トレーナーとストレッチを行っている最中だった。
鉄パイプが落下する音に気付いたトレーナーが、慌てて中島をその場からどかせたが、鉄パイプは一度地面にワンバウンドし、中島の右腰から右首付近に当たった。
選手や関係者らが「担架!」と叫び、練習は一時中断。
現場は騒然となったが、中島は担架には乗らずに自力で歩いてベンチ裏に下がり、大阪市内の病院に向かった。
現場に居合わせた別府ブルペン担当コーチは、「『ガランガラン』と音がして、気付いたらパイプが目の前に迫っていた。上から落ちてくるなんて思ってもみない」と恐怖を語った。
出典
『【オリックス】中島に鉄パイプが落下、病院へ…京セラドーム一時騒然』
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170709-OHT1T50096.html
2017年6月19日21時1分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後0時10分ごろ、大阪府箕面市下止々呂美(しもとどろみ)の新名神高速道路の建設工事現場で、トラックのクレーンでつり上げていた重さ約800kgの鉄板(縦約3m、横約1.5m、厚さ約2cm)がフックから外れて落下し、建設会社員の男性(48)が下敷きになって間もなく死亡した。
新名神の工事を巡っては昨年4月以降、事故が相次いでいる。
警察などが、安全管理に問題がなかったか調べている。
西日本高速道路(NEXCO西日本)によると、工事は同社が建設会社など2社に発注。
この日は、道路の舗装工事で重機や車両を走らせるために、鉄板を敷き詰めていた。
男性は下請け会社の社員で、土の地面が平らになるよう作業をしていたという。
事故を受け、新名神のクレーン作業の一部は中止となった。
新名神の工事現場では、事故が相次いでいる。
昨年4月には、神戸市北区で橋桁が約15m下の国道に落下し、作業員10人が死傷。
昨年5月も、今回の現場から東に約700m離れた場所で、橋桁を仮支えしていた支柱が倒れ、下を走る箕面有料道路をふさいだ。
昨年10月、兵庫県猪名川町でも、作業員が転落死する事故があった。
NEXCO西日本は、神戸市の事故以降、本社に安全管理の専門部署を設けたり、現場の巡回を強化したりしていたという。
NEXCO西日本関西支社の里深・建設事業部長は記者会見し、「様々な安全管理活動を励行してきたが、再び死亡事故が発生し、誠に申し訳ない」と陳謝した。
出典
『新名神工事現場、止まらぬ事故 NEXCO西日本が陳謝』
http://www.asahi.com/articles/ASK6M6WL7K6MPTIL00V.html
(ブログ者コメント)
〇吊り荷の下に入らない、吊り荷の下で作業しないということは、建設業界でも常識のはずだ。
昨年、事故が続いた中で、どのように安全管理を強化していたのだろうか?
〇昨年起きた3件の事故は本ブログでも紹介スミ。
(2017年7月12日 修正1 ;追記)
2017年6月20日付の大阪日日新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
男性ら4人が、鉄板を1枚ずつ荷台から降ろし、道路に敷き詰める作業をしていた。
鉄板が地面に着く直前、吊るしていたフックが外れ、男性を直撃した。
2017年6月28日付で朝日新聞(聞蔵)からも、やや詳しい状況などが下記趣旨でネット配信されていた。
NEXCO西日本は27日、鉄板の真下で作業をさせていたことが適切でなかったとの見方を示した。
工事を発注した同社によると、車両を通すために敷いた鉄板にガタツキがあり、クレーンで鉄板の片側を50cmほど持ち上げた。
男性は、その下でかがんで地面をならしていたが、クレーンのフックから外れた鉄板の下敷きになったという。
事故で中止していた工事は28日に再開する。
(2017年10月8日 修正2 ;追記)
2017年10月6日17時12分にNHK関西から、親フックではなく補助フックだけが使われていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月6日18時37分に日テレNEWS24(読売テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察が詳しい状況を調べた結果、クレーンについた2つのフックのうち、重さ3トンまでつり上げられる「親フック」ではなく、500kgまでの「補助フック」だけが使われていたという。
警察は、本来使うべき「親フック」を使わずに、安全管理を怠ったなどとして、クレーンを操縦していた57歳の作業員と55歳の現場責任者を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
警察によると、2人は容疑を認め、作業員は「親フックを使うと手間がかかるので補助フックを使った」、現場責任者は「きちんと指示をしておくべきだった」と、供述しているという。
出典
『新名神工事鉄板事故で書類送検』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20171006/4589021.html
『新名神死亡事故 現場責任者ら2人書類送検(大阪府)』
http://www.news24.jp/nnn/news88920201.html
(2017年12月10日 修正3 ;追記)
2017年12月8日11時29分にNHK関西から、書類送検されていた2人は不起訴や起訴猶予になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪地検は、捜査の結果、現場責任者の男性については、起訴するだけの証拠が得られなかったとして不起訴にし、クレーンを操縦していた男性作業員については、起訴猶予にした。
起訴猶予の理由について大阪地検は、「役割や事故後の状況を考慮した」としている。
出典
『新名神工事の死亡事故で不起訴』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171208/3418571.html
2017年6月11日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月11日6時27分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前10時40分ごろ、横浜市中区の県庁新庁舎地下1階の耐震工事の現場で鉄骨が落下し、作業をしていたS工業(東京都中野区)の社員の男性(44)が下敷きになった。
警察によると、男性は胸の骨などが折れ、病院に運ばれたが、約2時間後に死亡した。
警察の調べでは、撤去するために吊り上げたH鋼(長さ約5m、重さ約1.7トン)が高さ約3.5mから落下し、男性の背中に衝突したという。
県施設整備課によると、H鋼は柱に免震ゴムを取り付けるために仮設し、ゴムの設置後に取り外すことにしていた。
新庁舎では、2014年から耐震工事が行われているという。
出典
『神奈川県庁の建設中に…鉄骨落下で作業員が死亡』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000102872.html
6月10日付で神奈川県HPにも、経緯が下記趣旨で掲載されていた。
・10時40分頃 地下1階の仮設鉄骨ブレース取り外し作業中に鉄骨が落下し、下請会社の作業員が下敷きとなり、意識不明となった。
・11時10分頃 救急車が現場に到着し、みなと赤十字病院へ搬送。
・12時40分頃 作業員の死亡が確認された。
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p1147079.html
(2017年7月10日 修正1 ;追記)
2017年6月11日付の神奈川新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
庁舎を支える柱を補強する鋼材(全長約4.5m、幅約50cm、重さ約1トン)の撤去作業中だった。
別の作業員とチェーンを取り付けた鋼材を降ろしていたところ、何らかの原因でチェーンが外れ、約3mの高さから鋼材が落下したとみられる。
2017年6月2日22時22分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月2日20時5分に朝日新聞から、6月2日19時0分にテレビ大分からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日正午ごろ、大分市城崎町2のマンション建築現場で、13階に設置されたクレーンで下ろしていた金属製の足場板50数枚が落下した。
現場に弁当配達に来ていた同市のパート従業員の女性(63)が頭にけがをし、女性が乗ってきた軽自動車など車3台が破損した。
女性は入院したものの約1週間のけがで、命に別条はない。
警察で原因を調べている。
警察によると、落下したのは作業用の足場になる板で、1枚の板が長さ2m、幅45cm、厚さ1cmで重さは3~4kgある。
作業員がクレーンを遠隔操作して下ろしていたところ、落下したとみられる。
近くにいた配管設備業者の男性(57)によると、けがをした女性は、当時、乗ってきた車の後ろでハッチを上げて作業中だった。
そこに板が落下してきてリアガラスの窓を突き破り、女性に当たったという。
男性は「『ガシャーン』というものすごい音がした。びっくりして振り返ると、女性が額から血を流して『痛い、痛い』と言っていた」と話す。
板は、作業員が高所でコンクリートを注入する際に足場として使っていた。
事故当時は、13階に設置したクレーンで、約50枚の板をまとめて地上に下ろしている最中だった。
施工業者は、作業中に11階付近の壁に当たり落ちたと説明している。
マンションは14階建てになる予定で、現在はクレーンがあった13階まで建設されている。
現場はJR大分駅から約1kmで、官公庁やオフィスが並ぶ大分市の中心部。
出典
『落下 13階から足場板数十枚 女性けが、車破損 大分』
https://mainichi.jp/articles/20170603/k00/00m/040/039000c
『建設中マンションで足場50枚落下 弁当販売の女性けが』
http://www.asahi.com/articles/ASK624W0DK62TPJB00V.html
『マンション建設現場で資材落下 女性けが』
https://www.tostv.jp/news/533.html
2017年5月31日18時50分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前11時ごろ、東京都品川区八潮のコンテナ置き場で、会社員の男性(45)が落下したコンテナの下敷きになった。
男性は都内の病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
警察によると、男性はコンテナの修繕作業中だった。
別の会社の作業員がフォークリフトで移動させていた空のコンテナが何らかの原因で落下し、男性が下敷きになった。
警察は、業務上過失致死の疑いも視野に状況を調べている。
コンテナは重さ約3840kg。
約3mの高さから落下した。
出典
『コンテナ落下で作業中の男性死亡 品川』
http://www.sankei.com/affairs/news/170531/afr1705310032-n1.html
2017年4月26日14時34分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前10時前、大阪・此花区島屋のホテルの建設現場で、作業員が給水ポンプを運んでいたところ、横倒しになった。
警察によると、この事故で、男性作業員2人がポンプの下敷きになり、病院に運ばれたが、47歳の作業員が死亡し、46歳の作業員が軽いけがをした。
給水ポンプは、高さがおよそ1m60cm、重さが1.5トンあり、当時、6人で台車に乗せて運んでいたという。
警察が、工事関係者から話を聞くなどして、安全管理や作業手順などに問題がなかったかどうか、詳しい状況を調べている。
現場は、JR桜島線のユニバーサルシティ駅に直結する、ことし夏に開業予定のホテルで、テーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのすぐ近く。
出典
『給水ポンプの下敷きに 2人死傷』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170426/5932101.html
(ブログ者コメント)
映像によれば、10階以上ある結構大きなホテルの建設現場で起きた模様。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。