2016年8月25日16時36分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東レは、25日、生体情報を取得できる繊維「hitoe(ヒトエ)」を使い、建設現場などで働く人の体調を管理するサービスを始めたと発表した。
現場作業者にヒトエを使用したウエアを着てもらい、心拍数などの情報を収集する。
同サービスの売上高は、初年度の2016年度に4000万円、2年後には2億円を見込む。
ヒトエは、電気を通す高分子(ポリマー)樹脂をコーティングしたポリエステル。
肌に密着させると心電計などの電極と同じ役割を果たす繊維で、NTTと共同で開発した。
2014年12月にヒトエを使ったスポーツウエアを一般消費者向けに販売し、その後も、関連サービスを検討してきた。
今回始めた「ヒトエ作業者みまもりサービス」は、NTTコミュニケーションズが提供するクラウドシステムと組み合わせた。
ヒトエを織り込んだウエアを着た作業者の心拍数や加速度などを計測し、高温環境下での体の負荷、心理的ストレスの度合い、消費エネルギーなどを推定する。
位置情報や体の傾きを測って、熱中症や事故で倒れていないかどうかも把握できる。
作業管理者は、スマートフォンやタブレット端末に転送されるデータをチェックして、作業者の体調を管理できる。
建設業や輸送業、製造業の現場作業者向けを中心に需要を見込む。
サービスの月額利用料は、1人あたり4000円。
このほかに、ウエア代とデータを転送するための機器代が、それぞれ1万800円かかる。
今後は、医療分野などでも関連サービスの開発を進める考えだ。
出典
『東レが作業者向け体調管理 「電極」繊維活用』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ25HIZ_V20C16A8000000/?n_cid=NMAIL002
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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