2018年11月19日19時24分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高齢化などを背景に、中山間地のガソリンスタンドの廃業が相次ぐなか、地域にタンクローリーを派遣してガソリンを供給する全国で初めての社会実験が、19日から静岡県浜松市で始まった。
この社会実験は、浜松市が経産省の支援のもと、天竜区の山あいの地域で始め、19日は天竜区龍山町のガソリンスタンドの跡地に約2kℓのガソリンを積んだ車両が派遣された。
販売されるのはレギュラーガソリンのみで、価格は、1ℓ当たり160円と高目だったが、実験が始まる午前10時になると、地域の住民たちが車で列を作り、給油をしたり、農業用の機械などに使うガソリンを携行缶で買い求めたりしていた。
給油に訪れた地域の85歳の男性は、「ふだんは往復一時間あまりかけて給油しています。月に3日でもいいので、こうして回ってくれるとうれしいです」と話していた。
浜松市市民協働・地域政策課の山本・中山間地域グループ長は、「順調なスタートとなりました。安全面やコストなどを検証し、次につなげたいです」と話していた。
この社会実験は、今年度中に天竜区の4か所で行う計画で、浜松市はコストや安全性などを検証するとともに、利用者に使い勝手などについてアンケートを行うなどして、中山間地の新たな燃料供給モデルの構築を目指していくことにしている。
出典
『中山間地でガソリン供給の実験』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20181119/3030001194.html
(ブログ者コメント
以下は、映像の1コマ。
画面では隠れているが、右のほうにいるローリー車から給油機の下側にホースをつなぎ、あとは普段どおりに店の人が給油していた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。