2013年10月4日付で読売新聞長崎版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
諫早市教委は3日、市立湯江小の2日の給食で、ナッツ類などのアレルギーを持つ1年の女児に誤ってピーナツ入りのサラダを配膳し、女児がアレルギー症状を起こして病院に搬送されたと発表した。
命に別条はなく、すでに退院しているという。
市教委によると、女児がピーナツの入った「中華サラダ」を食べた約1時間半後に、嘔吐やせきなどの症状が出たため、市内の病院に搬送。
学校は、ピーナツを除いたサラダを準備し教室まで運んでいたが、担任の女性教諭が配膳するのを忘れていた。
教諭は、女児が誤って食べたことに気付いたが、直後は症状が出なかったため、口をゆすいだり、はき出させたりするなどの対処もしていなかった。
また市教委は、9月に御館山小と長里小で、それぞれ1年と4年の男児がアレルギー性物質を含む給食を食べたことがあったことも明らかにした。
担当者が記録や確認を怠ったことが原因。
食べた児童にアレルギー症状は出なかった。
記者会見を開いた平野教育長は、「確認や対応が徹底されていなかったことは、大変申し訳ない。対応への手引きをまとめた書類を全職員に配布するなど再発防止に努める」と陳謝した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20131003-OYT8T01328.htm
(ブログ者コメント)
給食でのアレルギー発症トラブルは、調布市小学校での死亡事故以降も、しばしば起きている。
今後も起きることだろう。
しかし、学校は産業現場ではない。
これまでは、安全管理の不備が引き起こしたトラブルということで紹介してきたが、今後は、よほどのものでない限り、掲載を割愛する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。