2013年10月6日21時57分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前7時20分ごろ、宮崎県高鍋町で突風が発生、住宅30棟が瓦を飛ばされるなどの被害に遭い、プレハブ倉庫1棟が倒壊した。けが人はなかった。
宮崎地方気象台は現地調査の結果、「竜巻と推定した」と発表した。
同気象台によると、被害は日向灘に近い蚊口地区から筏地区にかけ西へ直線約2.5kmにわたり帯状に発生。
付近の気象観測所が渦の通過を示す風向や風速の急変を記録し、「移動する渦を見た」との証言から「竜巻の可能性が高い」と判断した。
当時は、沖縄の南にあった台風23号が西側の東シナ海を北上する一方、宮崎上空が移動性高気圧の南の縁となった影響で大気が不安定となり、突風が発生しやすい状況だったという。
突風の強さを示す「藤田スケール」では、6段階で最も弱いF0(約15秒間の平均風速17〜32m)と推定された。
町総務課によると、住民からの一報は午前7時25分。蚊口地区の幼稚園敷地内にあった平屋の倉庫(約20m2)が突風で吹き飛ばされ、町道を挟んで約4m離れた住宅敷地内の電柱をなぎ倒した。
倉庫が飛んできた住宅に住む女性(45)は「午前7時過ぎに、ゴーッと普通じゃない風の音がすると思ったら『ガチャン』とすごい音がした。窓からのぞいたら倉庫がひっくり返って家に一部刺さっていた。外はガラスの破片だらけでぞっとした」と声を震わせた。
折れた電柱が住宅の壁に「つっかい棒」のように引っかかり、倉庫の住宅直撃を防いだという。
幼稚園の近くに住む前村さん(79)は自宅から東にある海側に「真夏のような大きな積乱雲」を見て間もなく強い風の音を聞いた。直後に倉庫が飛ばされたという。自宅に被害はなかったが「平日の日中だったら園児がたくさんいて大変だった」と振り返った。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20131007k0000m040044000c.html
(ブログ者コメント)
今年は竜巻が多いと感じ、これまで発生の都度、掲載してきた。
しかし、これだけ多くなると、台風の襲来頻度と変わらない。
よって、今後は、特段のものでない限り、報道の都度、掲載することは差し控える。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。