2013年10月7日14時7分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は7日、福島第1原発の1号機の格納容器内に冷却水を注入しているポンプの電源が一時停止したと発表した。
自動的に予備のポンプを使った注水に切り替わり、冷却は続いており原子炉の温度に変化はほとんどないという。
東電などによると、作業員が点検作業中に誤って配電盤の停止ボタンを押したことが原因とみられる。
2、3号機原子炉への注水ポンプは別の配電盤を使っており、影響はなかった。
東電によると、午前9時45分ごろ、免震重要棟にいた社員が、1号機タービン建屋2階にある電源盤が停止したことを警報で確認。1、2号機の格納容器内のガスを吸い出す設備と、2号機の排気設備も一時停止したが、ともに予備の設備で対応している。
福島第1原発では、今年3月にも、ネズミが接触したことで配電盤がショートし、1、3、4号機の燃料プールの冷却装置が停止し、全面復旧に約29時間を要した。
7月にも作業員の作業ミスで、原子炉冷却が約2時間停止している。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131007/dst13100714080011-n1.htm
また2013年10月8日8時52分に福島民報から、10月7日23時48分に日本経済新聞(共同)から、誤操作内容などに関するやや詳しい情報が、下記趣旨でネット配信されていた。
この作業員は今回初めて配電盤の数値確認を担当したが、配電盤の液晶表示を消灯しようとして、電源を停止する「切」と「確定」の2つのボタンを続けて押した。
点検は2人1組だったが、操作に慣れていた別の作業員は見ていなかったという。
操作手順書はなく、東電は「操作手順の明文化、操作訓練を実施する」としている。
ポンプは1~4号機に各2系統ずつあり、異なる配電盤から電気が供給されている。
通常はそれぞれ1系統で注水し、止まると別系統が自動的に起動する仕組みになっている。
出典URL
http://www.minpo.jp/news/detail/2013100811371
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0704O_X01C13A0CR8000/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。