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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017425日付で毎日新聞東京版朝刊から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

使い捨てライターを使用後、「残り火」が衣類やバッグなどに燃え移ってやけどを負う事故が、これまでに少なくとも67件あったことが、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)のまとめで分かった。

 

事故調は24日、事故防止に向け、着火口が塞がれた「スライド式」ライターの使用が望ましいとの検証結果を公表。

消費者庁と経済産業省に対し、注意喚起などの対策を講じるよう呼びかけた。

 

「残り火」による事故を巡っては、2015年6月に兵庫県の70代男性が、使用後のライターを衣服のポケットに入れたところ衣服に燃え移り、重いやけどを負って死亡している。

 

この事故を受け、消費者庁などが注意喚起を行ったが、それ以降も事故が起きている。

 

事故調によると、消費者庁などが10年4月以降に把握した情報をまとめたところ、計67件の事故報告があり、うち重症が11件あった。

死亡事故は15年の1件のみ。

 

残り火は、ライター内部に何らかの異物が入り込むことで着火レバーが正常な位置に戻らず、微量のガスが漏れて発生しやすくなる。

 

事故調が過去の事故を精査したところ、内部からたばこの葉や砂が見つかっており、使用する過程で着火口などから入り込んだとみられる。

 

使い捨てライターは、点火方式などにより、「スライド式」、「押し込み式」、「やすり式」の3種類に分類され、「スライド式」以外は着火口が露出している。

 

こうしたことから、事故調は「スライド式」が他の2種類のライターに比べて「事故防止に有効」と結論づけた。

 

出典

使い捨てライター 「残り火」やけど67件 防止はスライド式有効 消費者事故調、10年度以降に把握

https://mainichi.jp/articles/20170425/ddm/041/040/025000c 

 

 

425948分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

消費者事故調は、24日、ライターの着火レバーから指を離した後も火が完全に消えない「残り火」でやけどをしたとの事故の情報が、これまでに67件寄せられているとして注意を呼び掛けた。

うち死亡が1件、重傷が11件あった。

 

事故調によると、「残り火」は、繊維片などの異物が着火レバーと連動したガス噴出ノズルの周辺に詰まるなどし、ノズルの弁が完全に閉じず微量のガスが漏れたり、レバーが元の位置に正しく戻らなかったりすると起きるという。

 

レバーをスライドさせて着火するタイプは、通常、着火口がレバーでふさがれており、異物が入りにくく、空気が遮断されて消火する役割もあるため、事故調は「スライド式を使うのが残り火の防止に有効。使用後は残り火がないか必ず確認してほしい」と指摘した。

 

事故情報の67件は、消費者庁などが平成22年度から運用を始めた事故情報データバンクシステムに、今年2月までに登録された。

 

27年6月に兵庫県で70代男性が死亡した事故など、服のポケットに入れた際のやけどが目立ち、車のドアポケットに入れて周辺に燃え移ったケースもあった。

 

異物は、繊維片、木片、砂、金属クズ、タバコの葉などだった。

 

出典

ライター残り火に注意 兵庫でもポケットでやけど 事故調「異物の混入原因」
 死亡事例も

http://www.sankei.com/west/news/170425/wst1704250027-n1.html 

 

 

425532分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

生活にかかわる事故の原因を調べる国の消費者安全調査委員会(委員長=宇賀克也・東大院教授)は、24日、ライターの残り火による出火などの事故について情報収集した結果をまとめた。

対策には、着火口が着火レバーでふさがれる「スライド式」のライターが有効だとした。

 

消費者庁の事故情報データバンクによると、ライターの残り火があったとみられる事例は206件で、死亡事故も1件あった。

着火装置の内部にたばこの葉やゴミがはさまり、着火レバーが元の位置に戻らないことが主な発生要因とされる。

 

このうち、ライターの種類がわかる15件を調査委が分析すると、やすりと石をこすって着火する「やすり式」で8件、着火レバーを下に押し込んで点火する「押し込み式」で6件で、「スライド式」は1件にとどまっていた。

 

調査委は、着火口を着火レバーでふさぐスライド式は異物が内部に入りにくく、残り火が発生しても着火レバーが着火口をふさいで火を消すとして、「スライド式が残り火対策として有効だ」とした。

 

出典

ライター残り火、死亡事故も 対策に「スライド式」有効

http://www.asahi.com/articles/ASK4S52P6K4SUTIL02T.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

消費者庁からの発表資料(全16ページ)は下記参照。

http://www.caa.go.jp/policies/council/csic/information/pdf/information_170424_0001.pdf

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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