2017年4月19日23時30分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大津市内の交差点で、昨年8月、信号の変わる周期が急に速まったため、交差点内で乗用車同士が衝突し、1人が首に軽傷を負う事故が起きていたことが、19日、分かった。
滋賀県は、信号の不具合が事故の原因と認め、事故の当事者2人に損害賠償金計150万円を支払うための議案を、26日開会の県議会4月招集会議に提案する。
事故があったのは、JR大津駅から琵琶湖方向に向かう市道「中央大通り」と湖岸沿いの県道が交わる島の関西交差点(大津市島の関、同市浜町)。
県道に並行して京阪石山坂本線が走っており、信号は市道側にある踏切と連動している。
県警によると、昨年8月25日午前7時45分ごろ、この交差点に市道から進入した乗用車が、県道を直進する乗用車と衝突した。
この事故で、県道側の乗用車の女性が首などに軽傷を負った。
捜査の結果、目撃情報から、市道側の信号が青から黄、赤へと変わる周期が通常ではあり得ない速さになっていたことが分かった。
青で進入した乗用車が交差点を抜ける前に赤に変わったため、県道側から来た車と衝突したとみられるという。
県警によると、制御機は1995年導入で、更新の目安とされる導入後19年を経過しており、老朽化が原因とみている。
県警は、事故後の8月30日に信号の制御機の基盤を交換。
さらに今年3月には新品と交換した。
しかし、この交差点では、制御機の交換後も信号が点滅に変わる不具合が相次いでいる。
県警は原因を調査中だが、昨年8月の事故とは原因が異なるといい、通行に注意を呼び掛けている。
出典
『おかしな信号で衝突、賠償へ 滋賀県、当事者2人に』
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170419000166
4月20日7時6分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
信号機が突然黄色と赤色の点滅に変わってしまう不具合が起きている大津市島の関の通称「島の関西交差点」で、昨年8月、信号機の不具合が原因で乗用車2台の衝突事故が起こり、1人が軽傷を負っていたことが、19日、分かった。
滋賀県は、それぞれの乗用車を運転していた計2人に対し、損害賠償金152万2758円を支払う方針。
26日開会の県議会4月招集会議で、関連議案を提案する。
同交差点は琵琶湖ホテル前にあり、東西に走る県道18号と南北の市道が交わる。
県警などによると、事故は昨年8月25日午前7時45分ごろ発生。
県道を走行していた同市の女性の乗用車と、市道を走行していた同市の男性の乗用車が衝突した。
女性は打撲などで1週間の軽傷。
運転手や目撃者の証言などによると、事故時、市道側の信号は、青色から「通常では考えられない速さ」で黄色、赤色に変わった。
県道側は、直進を許可する矢印信号に変わったという。
原因は不明。
事故発生前の同年8月10日ごろ、市道側の信号が赤から青に変わらないと通報があり、信号機のメーカーは事故後の8月30日、信号機の部品を交換。
その後、不具合は起きていなかった。
ただ、今年3月新しい制御機に交換後、県道側の信号が黄色の点滅に、市道側が赤色の点滅に突然変わる不具合が確認されている。
県警などは交差点に警備員を配置し、対応している。
出典
『原因不明、信号機が突然黄色と赤色の点滅に…運転者惑わす?交差点で人身事故 滋賀県が損害賠償』
http://www.sankei.com/west/news/170420/wst1704200010-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。