







2017年9月8日付で毎日新聞西部版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後3時10分ごろ、山口県下関市彦島江の浦町の三菱重工下関造船所で、船舶建造中にガスに引火する事故が起きた。
作業をしていた男性社員2人が重傷を負い、病院に搬送されたが、いずれも命に別条はないという。
警察が事故原因を調べている。
警察などによると、2人のうち下関市彦島杉田町のNさん(男性、26歳)が顔面に大やけどを負い、左腕を骨折した。
北九州市門司区のKさん(男性、30歳)は、急性音響外傷で約1週間の入院治療が必要と診断された。
2人は船底部で溶接作業中。
ガスバーナーの火が現場に滞留していたガスに引火したとみられる。
出典
https://mainichi.jp/articles/20170908/ddg/041/040/008000c
9月9日11時54分にNHK山口からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日、下関市の造船所で溶接の作業中に爆発が起き、作業をしていた男性が顔をやけどするなど、2人が重軽傷を負った。
警察や会社によると、7日の午後3時すぎ、下関市彦島江の浦町にある三菱重工業下関造船所の多目的運搬船の船内で、男性作業員2人が船底の溶接工事を始めたところ、突然、爆発が起きた。
この事故で26歳の作業員が顔に重いやけどをしたほか、爆風で飛んだ鉄製の蓋がぶつかり、左腕の骨を折る大けがをした。
また、30歳の作業員も左耳にけがをして、2人は現在も市内の病院に入院している。
警察は、何らかの理由でたまっていたガスに引火して爆発が起きたとみて、ガスの濃度の確認など、溶接作業の手順に問題が無かったか、詳しく調べることにしている。
出典
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063788111.html
(2017年9月18日 修正1 ;追記)
2017年9月9日付の山口新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
船体に使われる塗料が原因の可能性もあるという。
2017年9月7日18時36分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前11時すぎ、北九州市八幡西区の洞海湾で、港に停泊していた韓国船籍のケミカルタンカー「NOAHHANA」(1953トン)から積み荷の「フェノール」と呼ばれる化学物質が海に漏れ出していると、乗組員から若松海保に通報があった。
同海保によると、船のタンクにはおよそ2000トンのフェノールが積まれていて、陸上の施設に移す作業を行っていたところ、およそ10分間にわたって、タンクの空気口から船の甲板や海に漏れ出したという。
「フェノール」は、主にプラスチックの原料として使われるが、体に触れると炎症を起こすということで、消防によると、甲板で調査をしていた消防職員2人が、転倒した際に手や足などにやけどをした。
同海保は、現場に巡視艇2隻を出動させて、周辺の海への影響などを調べている。
出典
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023725511.html
9月8日付で朝日新聞北九州版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前10時55分ごろ、船から積み荷のフェノールが海上や船上に流出していると、荷主を通じて通報があった。
フェノール約2000トンを陸上に移す作業中、タンク内の気圧を調整するエア抜き配管付近から漏れたという。
応急処置により、午前11時すぎに流出は止まったという。
フェノールはゼリー状で、身体に触れると炎症を起こす。
2017年9月8日5時19分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後6時50分ごろ、長野県千曲市八幡にある歴史的な神主屋敷「松田館(やかた)」から出火、約3時間半後に鎮火したが、県宝に指定されている主屋(おもや)と斎館のほか、新座敷、料理の間、味噌(みそ)蔵の計5棟、延べ550m2が全焼した。
警察などによると、市教育委員会から依頼を受けた男性(67)が出火当時、火を使ってスズメバチの巣の除去作業をしていた。
男性は「ハチの巣を駆除するために火を使っていたら引火した」と話しており、警察は、この火が出火原因とみて調べている。
男性は煙を吸って長野市内の病院に搬送された。
軽症だという。
警察と消防は7日朝、現場で実況見分を行った。
市歴史文化財センターによると、同センター職員が5日、主屋の軒下に直径約50cmのスズメバチの巣を発見。
市教委を通じて、男性に駆除を依頼していた。
男性は出火当時、煙幕と可燃性の殺虫スプレーを用いて駆除作業をしていて、煙幕から飛び散った火が殺虫スプレーに引火し、主屋の屋根に燃え移ったと話したという。
男性は去年も敷地内でハチの巣を除去していた。
市によると、松田館は、隣接する武水別(たけみずわけ)神社の神官である松田家の神主屋敷。
一帯は2006年に県の史跡に指定されている。
周囲にめぐらされた堀の跡や土塁もあり、中世の武士の居館跡だったことをうかがわせ、全国的にも貴重な歴史的遺構とされる。
焼失した主屋と斎館は、県が重要文化財として、それぞれ04年11月、14年2月に県宝に指定した。
主屋は木造かやぶきの平屋で、江戸時代の18世紀に建てられたと推定され、松田家が04年、市に寄贈していた。
斎館は古くから祭事に使われ、1861年に改築された寄せ棟造り・瓦ぶきの平屋の建物。
建物内にあった古いタンスや、松田家の祭事に関する書類、神事で使用する道具類、びょうぶや掛け軸なども焼失した。
全焼した5棟のほかに、隠居屋や裏長屋、西の蔵、松田家の家人が住む住宅などがあったが、延焼は免れた。
松田館には1万数千点の古文書が残り、和歌や連歌、俳句などの史料、武田信玄、上杉景勝など戦国武将の発給文書、近世から近代の社務関連文書などもあったが、敷地内にある収蔵庫に保管されていて無事だったという。
市は、2005年から事業費約5億円をかけて、同館を博物館として整備してきていて、来年度中に一般公開する予定だった。
現場に駆けつけた岡田市長は、「江戸時代からの貴重な財産を失い、残念だ。10年以上整備し、オープンしようとしていたところで、ショックが大きい。今後の対応は県や国とも相談したい」と話した。
松田家の家人は「ただただ残念です」と話した。
出典
『ハチの駆除作業中に引火か 長野の県宝「松田館」火災』
http://www.asahi.com/articles/ASK974RC5K97UOOB00W.html
9月8日12時59分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
千曲市教育委員会によると、男性は市教委歴史文化財センターの依頼で、同日午後6時半頃から、主屋の軒先にあった直径40~50cmのスズメバチの巣の撤去作業をしていた。
男性は煙で巣をいぶし、出てきたハチに殺虫スプレーをかけて駆除しており、捜査関係者は、煙からの火の粉などでガスが引火し、建物に燃え移った可能性が高いとみている。
出典
『スズメバチの巣撤去、スプレー引火で県宝全焼か』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170908-OYT1T50058.html
(ブログ者コメント)
厳しい火気管理が行われているはずの重要建造物なのに、なぜ、火気を使用する方法での駆除を許可したのだろうか?
去年も敷地内で駆除したという実績だけで依頼し、駆除の方法は確認しなかった・・・そんなことはなかっただろうか?
(2017年9月28日 修正1 ;追記)
2017年9月15日付で朝日新聞長野東北信版(聞蔵)から、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
千曲市議会の総務文教常任委員会は14日、集中審議を開いた。
出火原因について安西教育部長は「スズメバチの駆除のための火気が原因と思われる」と説明した。
これまでに松田館などの文化財施設で巣の駆除経験がある個人に市側が依頼し、職員の立会なく行ったという。
出席した委員からは「ハチの巣をとるのも工事の一つ。吟味もせず依頼したのは極めて軽率」「文化財は火気厳禁が一般常識。文化財を管理するルールをしっかり決めること」などと厳しい意見が出た。
(2019年2月16日 修正2 ;追記)
2019年2月14日20時22分にNHK信州から、駆除作業していた男性が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、当時、市の依頼を受けて蜂の巣の駆除にあたっていた千曲市の68歳の会社員を14日、重過失失火の疑いで書類送検した。
警察は、この会社員が建物の軒下にあった蜂の巣を駆除しようと、蜂退治用の引火性のスプレーを吹きつけたうえで煙を出すために火を使ったところ巣に火が付き、屋根に燃え広がったとしている。
警察の調べに対し、会社員は容疑を認めているという。
警察によると、会社員は当時、市の非常勤職員だったが、蜂の巣の駆除は業務ではなく、市から個人的に依頼を受けて作業を行っていたという。
出典
『“蜂駆除で県宝焼失” 書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190214/1010007668.html
2017年9月6日19時1分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前11時20分ごろ、倉敷市水島川崎通にあるJFEスチールの子会社、「水島合金鉄」で、「作業中にけがをした人がいる」と消防に通報があった。
警察や会社の話によると、6日は、すでに使われなくなった建物を取り壊すため、配管を撤去する作業が行われることになっていて、その準備のために穴を開けたところ、誤って作業員がこの液体をかぶったという。
液体は弱いアルカリ性で、作業員9人が病院に運ばれたが、いずれも意識はあり、重い症状を訴える人はいないという。
警察は、会社側から話を聞くなどして、事故の詳しい状況を調べている。
出典
『配管作業で液体かぶり9人搬送』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4023688821.html
9月6日20時6分に山陽新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前11時20分ごろ、倉敷市水島川崎通、JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区構内の水島合金鉄で、配管の撤去作業中にガスの処理に使用していた水が漏れ、作業員9人にかかった。
4人が同市消防局に救急搬送されるなどしたが、全員けがはなかった。
警察によると、現場では10人が作業していた。
配管は約2年間使われていなかったという。
出典
『作業員9人にガスの処理水かかる 倉敷・水島合金鉄、全員けがなし』
http://www.sanyonews.jp/article/592143/1/
(ブログ者コメント)
以下は同社HPに記されている業務内容。
・マンガン系合金鉄製造および販売
・特殊セラミックスおよび電子材料の製造および販売
・非鉄金属の精錬および加工ならびに販売
・これらに関するエンジニアリングおよび技術の販売
2017年7月16日に掲載した第2報がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報修正3として掲載します。
第2報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7349/
(2017年9月12日 修正3 ;追記)
2017年9月5日13時0分に産経新聞westから、日田市での活動状況に関する、やや詳しい情報が下記趣旨でネット配信されていた。
身をくねらせ被災地をゆく赤いボディー 1台1億1千万円。
散乱するがれきや浸水地域を越えて、一刻も早く被災者へたどり着きたい-。
ファインダーの向こうで、真っ赤なボディーのキャタピラー車が身をくねらせ、道路をふさぐ土砂やがれきを乗り越えていく。
東日本大震災をきっかけに消防庁が購入。
平成25年、南海トラフ地震の被害が想定される、愛知県岡崎市消防本部へ配備された。
軍用車両などを製造するシンガポールの「STキネティックス」が製造。
日本では、消防車の開発や製造を行う「モリタ」が販売し、価格は1億1千万円という。
ゴム製のキャタピラーで走行し、60cmの段差を乗り越え、26.6°の斜面を登ることができる。
定員は前部が4人で後部が6人。
長さ8.72m、幅2.26m。
最高時速は50kmで、水深約1.2mまで走行可能だ。
初出動となったのは、7月の九州豪雨で大きな被害を受けた大分県日田市。
「『ついに来た』という感じ。初めての現場は緊張感がありました」。岡崎消防本部の河合主査(36)は振り返る。
日田市で活動する「レッドサラマンダー」は、土砂で覆われた道路をキャタピラーで乗り越え、孤立した集落へ救援に向かった。
現地では、佐賀や大分などの消防隊とチームを組んで活動した。
当初は実績ゼロのため、隊列の最後尾を走らざるをえなかった。
しかし、孤立集落への出動時、他の車両が立ち往生する過酷な現場で、全地形対応の真価を発揮する。
「『行かせてくれ』と手を挙げました。行かないと、そこが限界になってしまう」と河合さん。
失敗できないプレッシャーの下で悪路を走破し、その実力を証明する。
「ここを乗り越えたのが、現場での印象を変えたターニングポイントだった」といい、次の出動からは、隊の先陣を切るようになる。
宮碕消防指令補(40)は、「あくまで人命救助のひとつの方法」と、控えめにいう。
多くの被災者を救うためには、選択肢は多い方がいい。
しかし、レッドサラマンダーの九州での活躍は、大きな実績となったに違いない。
レッドサラマンダーのナンバープレートに刻まれるのは「33」。
キャタピラーが切り拓(ひら)く未来は、燦々(さんさん)と輝くものであってほしい。
出典
『日本に1台しかない「レッドサラマンダー」のすべて 九州豪雨で初出動 過酷な現場で真価、土砂・瓦礫乗り越え被災者救助』
http://www.sankei.com/west/news/170905/wst1709050041-n1.html
2017年9月5日20時40分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後2時20分ごろ、能代市の「能代火力発電所」で、クレーンでつり上げていた高さ1.5m、長さおよそ20mの鉄製の部品が倒れた。
この事故で、クレーンの近くで作業をしていた北九州市の会社員の男性(66)が部品の下敷きになり、およそ1時間半後に死亡した。
能代火力発電所を管理する東北電力によると、部品は蒸気を通す配管で、重さは6.6トンあるという。
警察によると、事故が起きたのは、3年後に営業運転の開始が予定されている3号機の建設現場だったということで、男性は、建設を請け負っていた会社の作業員だという。
警察が、事故の詳しい状況を調べている。
出典
『鉄製柵の下敷きに 作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013667861.html
9月7日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後2時20分ごろ、能代市の東北電力能代火力発電所の3号機建設現場で、会社員の男性(66)が鉄製部品の下敷きになり、心臓破裂などで死亡した。
警察によると、ボイラー設備の重さ約7トンの鉄製部品(長さ約17m、幅約1.1m、高さ約1.4m)をクレーンで吊り上げて移動し、木製の台座に下ろそうとしたところ、バランスを崩して、近くで作業していた男性の背中に直撃したという。
2017年9月6日3時42分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
首都圏を走る山手線や京浜東北線などJR東日本の7路線で、5日午前、大規模停電のため電車が一時運転を見合わせたトラブルで、JR東は、埼玉県蕨市にある同社変電所で作業員が機器の操作を誤り、電流の異常を感知して電気が止まったことが原因と明らかにした。
停電は午前10時ごろに発生。
山手線、常磐線の快速電車、埼京線、京浜東北線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ラインの7路線で、最大で約40分間運転を見合わせた。
計75本の列車が遅れ、約4万1000人が影響を受けた。
停電で、駅と駅の間の線路で止まった電車もあった。
一部の駅ではエレベーターが停止して乗客が閉じ込められ、改札機や券売機が、一時、利用できなくなった。
けが人や体調不良を訴えた人は把握していないという。
JR東によると、5日午前、変電所の電気回路を点検しようとした作業員が、手順に反して電気を止めないまま作業を開始。
地面に過大な電気が流れたため、センサーが異常を感知して自動停止し、電気を供給できなくなった。
この変電所はJR東に18ある基幹変電所の一つで、複数の変電所を通じて埼玉県や東京都心を走る各路線や駅に電気を送っている。
このため、蕨市の変電所でのトラブルが、都心の路線にも影響した。
作業は、JR東の関連会社「東日本電気エンジニアリング」が担当。
JR東は、作業の指示や管理が適切だったかどうか詳しく調べる。
出典
『JR東 機器の誤操作が原因 首都圏7路線で大規模停電』
https://mainichi.jp/articles/20170906/k00/00m/040/087000c
9月5日22時22分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR7路線をストップさせたのは、蕨交流変電所での点検作業の操作ミスだった。
JR東管内では近年、多数の利用者に影響を与えるトラブルが相次いでおり、首都圏の重要交通インフラが簡単に機能停止する脆弱性が改めて浮き彫りになった。
点検はJR東の関連会社「東日本電気エンジニアリング」の作業員2人と孫請けの7人の計9人が、5日午前9時15分に開始。
12年に1度実施する、通電装置の「断路器」が正常に動くかを確認する作業だった。
9人はいずれも作業経験があり、手順書も渡されていたが、電源を停止させないまま作業を開始した。
別系統の電源と接続する遮断器も開放せずに断路器のスイッチを入れたため、地面に過大な電気が流れ、センサーが異常な電流を感知。
蕨変電所全体が自動停止した。
JR東は別の基幹変電所から電源を供給するなどしたが、蕨変電所の復旧には約30分を要した。
鉄道の安全管理に詳しい関西大学の安部誠治教授は、「作業は複数人でのダブルチェックが原則。なぜ手順を間違えたか、問題の本質を見極める必要がある」とし、作業員の実務的な知識不足の可能性を指摘した。
JR東のトラブルをめぐっては、平成27年4月、東京都千代田区の山手線で、線路内の支柱がレールに接触する形で倒壊した。
同8月には横浜市内の京浜東北線で、架線のつなぎ目にある「エアセクション」と呼ばれる、原則、停車禁止の部分に電車が停止。
ショートした熱で架線が切れ、35万人に影響が出た。
昨年5月には川崎市内で、今回と同様に変電所のトラブルを原因とする停電が発生し、南武線などで24万人に影響している。
鉄道インフラは犯罪行為の標的になる可能性もあり、2020年に迫る東京五輪に向けて、安定輸送対策は急務だ。
平成27年には、JR関連施設で相次いで放火事件が発生するなどしている。
安部教授は、「鉄道は、事故に対する備えは強化されているが、安定輸送という観点では脆弱な側面もある。本腰を入れて議論を進める必要がある」と指摘した。
出典
『相次ぐJR東トラブル 今度は「人災」 脆弱性浮き彫り』
http://www.sankei.com/affairs/news/170905/afr1709050037-n1.html
(ブログ者コメント)
平成27年4月と8月の事例は本ブログでも紹介している。
2017年9月6日20時37分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は6日、兵庫県と大阪府で4日午前11時38分に電圧が正常値の半分以下になる瞬間的な電圧低下が起きた、と発表した。
関電によると、電圧低下があったのは、但馬地域を除く兵庫県の広い範囲と大阪府北部の一部。
加古川市内の変電所で、作業員が絶縁体の清掃中に誤って放った洗浄水を介して、電線を支える鉄骨に漏電したのが原因という。
停電には至らなかった。
電圧低下は約0.1秒間で、発生後に工場の製造装置の作動が乱れたなどの通報があったという。
関電は、「影響を調査中。不手際で多くの顧客にご迷惑をおかけしたことをおわびする」としている。
関電は先月23日、大阪府吹田市などで地中送電線の損傷が原因の大規模停電を起こしている。
出典
『兵庫、大阪で瞬時電圧低下 変電所で作業ミス 関電』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201709/0010529954.shtml
9月6日23時3分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は6日、兵庫県と大阪府の一部地域の計約168万軒で、電圧が瞬間的に落ちる「瞬時電圧低下」が4日に起きた、と発表した。
停電は発生しなかったが、「照明が一瞬暗くなった」、「工場の機械が止まった」などの問い合わせが、一般家庭や企業から複数あったという。
瞬時電圧低下は4日午前11時38分、神戸市や西宮市、明石市などの兵庫県の一部地域と、大阪府の池田、豊中、箕面の3市の一部で起きた。
兵庫県加古川市の新加古川変電所で、電線の絶縁装置の洗浄器具から放水した際、水を通して電線の電気が地面に流れたのが原因という。
出典
『兵庫・大阪の168万軒で「瞬時電圧低下」 4日に発生』
http://www.asahi.com/articles/ASK96656LK96PTIL027.html
9月6日付で関西電力HPにも、同趣旨の記事が掲載されていた。
平成29年9月4日11時38分、兵庫県および大阪府の一部で瞬時電圧低下が発生しました。
原因は、新加古川変電所における碍子洗浄装置の目詰まりを除去する作業において、配管内部の清掃のために放水した水により、充電部である電線と電線を引留める支持物がつながったことによるものであり、その結果、地絡事故が発生したことが判明しました。
なお、今回の地絡事故により、停電は発生しておりません。
このたびは、お客さまをはじめ、多くの皆さまにご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
<復旧状況>
11時38分 瞬時電圧低下発生(約1,682,000軒)
同分 当該回路を切り離し、復旧完了
『兵庫県および大阪府の一部で発生した瞬時電圧低下について』
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/0906_1j.html
(ブログ者コメント)
配管洗浄のやり方を間違ったのだろうか?
それとも、配管洗浄したこと自体が間違いだったのだろうか?
2017年9月4日付で室蘭日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後1時45分ごろ、スワンフェスタの露店のテントが強風で倒壊した。
露店従業員の室蘭市港南町の女性(77)と、石狩市花川の男性(50)が右足に打撲などの軽傷を負い、女性は病院に搬送された。
実行委は、午後2時以降のイベントを全て中止する措置を取った。
実行委や警察などによると、倒壊した10店が入ったビニールシート製のテントは、幅36m、高さ2.6m、奥行き3.6m。
鉄パイプの骨組みで連結していた。
重りなどは置いていなかった。
実行委は、各露店に風の逃げ道を作るよう指示したが、午後1時ごろ「危険」と判断し、撤収を開始していた。
室蘭地方気象台によると、同日午後4時までの室蘭の最大瞬間風速は14.4メートル(同1時13分)だった。
露店の男性(36)は、「砂ぼこりが舞い上がるほどの突風でテントが持ち上がり、その後一気に倒れた」と、突然の出来事を話した。
池野実行委員長は、「テントに重りを置いたり、撤収する風の強さに基準を設けるなど、露店の設営方法を見直すことも踏まえた再発防止策を考えたい」としている。
市内のイベントでは、13年9月に室蘭岳山麓総合公園で開催のロックフェスティバル会場でテントが強風に倒壊、男女4人がけがを負った事故があった。
出典
『強風でスワンフェスタの露店倒壊、2人けが』
http://www.muromin.co.jp/murominn-web/topi/topi.htm
9月3日19時15分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄パイプを組んでブルーシートをかぶせた高さ2.6m、幅36mの仮設のテントが強風にあおられて横倒しになった。
当時、テントの中では、料理などを提供するために、あわせて10の店が営業していたということで、警察によると、店の手伝いをしていた男女2人が鉄パイプなどが足に当たり、軽いけがをしたという。
当時、テントの中にいた女性は、「風が強いと思っていたら、急にテント全体が浮き上がって倒れ、周りからキャーという悲鳴も聞こえた。とても驚いた」と話していた。
当時、現場の周辺では台風の吹き返しによるとみられる風が吹いていて、気象台によると、室蘭市では3日午後2時ごろに14.1メートルの最大瞬間風速を観測していたという。
出典
『強風で催し会場テント飛びけが』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170903/3601161.html
9月4日5時0分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
室蘭港中央埠頭で開かれた「スワンフェスタ2017」(実行委主催)会場で、露店のテントが強風で倒れ、中にいた2人が軽傷を負った。
イベントは直後に中止になった。
警察によると、テント10張りを鉄パイプで連結し、食べ物を販売していた。
けがをしたのは、テント内で休憩していた室蘭市の女性(77)と、調理の準備をしていた石狩市の男性(50)で、テント支柱の鉄パイプや焼きそば用鉄板で足や肩などを打撲した。
昼すぎから風が強くなり、実行委が支柱を固定する土のうを増やすなどの対策を講じたという。
実行委は、「イベント中止を検討しようとしていた直後だった。けがをした人、楽しみにしていたお客に申し訳ない」としている。
出典
『強風でテント倒れ2人軽傷 室蘭スワンフェスタ会場』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/129932?rct=n_hokkaido
9月4日17時42分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、風が強くなってきたため、仮設テントのブルーシートを外して風を逃がすよう飲食店側に依頼したものの間に合わず、テントが倒されてしまったという。
また、重りなどでテントが飛ばないようにするなどの対策はとっていなかったという。
出典
『イベント事故で室蘭市長が謝罪』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170904/3627571.html
2017年9月4日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月3日18時50分にFNNニュース(仙台放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前8時35分ごろ、宮城県大衡村大衡の大衡中校庭で、村民体育大会を開催中、入場門に掛けられた看板が落下し、近くにいた参加者にぶつかった。
大衡小1年の男女8人と40代の男性の計9人が頭や腰に軽いけがをした。
警察と村教委によると、看板は木や鉄パイプで作られ、縦80cm、横5.5m。
村職員が同日、左右各2本のくぎで高さ約4mの門柱に固定していた。
5人が病院に向かい、打撲や擦り傷と診断された。
萩原村長は、「けがをされた方に大変申し訳ない。台風の吹き返しが影響したのではないか。今後はあらゆる事態を想定し、万全の態勢で臨む」と話した。
大会は村が主催し、村民約1000人が参加した。
過去に同様の事故はなかったという。
事故後、運動会は中止されることなく、予定通りに進められた。
出典
『体育大会中に入場門の看板が落下 児童ら9人けが』
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170904_13038.html
『看板落下で小学1年生など9人けが』
http://www.fnn-news.com/localtime/miyagi/detail.html?id=FNNL00053963
9月3日18時11分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
入場行進をしていた小学1年生8人を含む男女9人が、頭を打つなどのけがをした。
体育大会を主催した村と警察によると、看板は木製で、重さは約20kgとみられる。
村の担当者の引き継ぎがあいまいで、固定が不十分だったという。
出典
『体育大会の看板が落下、小1ら9人けが 固定不十分か』
http://www.asahi.com/articles/ASK935G4QK93UNHB00H.html
9月3日15時39分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大衡村や警察によると、看板はベニヤ板と木枠で作られ、毎年の体育大会で使われていた。
9人は入場待機をしていたとみられ、救護室で手当てを受けた後、このうち児童3人が途中で帰宅した。
出典
『村民体育大会の看板落下し児童8人けが、大人1人も』
http://www.sankei.com/affairs/newslist/affairs-n1.html
9月4日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
入場行進が始まり、小学1年生が門に差し掛かったところ、看板が落ちたという。
看板は、上部の鉄パイプを高さ約4mの支柱2本に架ける構造で、例年はパイプの両端を針金で支柱上部に巻き付けて固定していたが、この日は怠っていたという。
前日の担当者会議で、針金の巻き付けについて確認しなかったという。
庄子教育長は、取材に対し「担当者が代わり、引継ぎや確認が甘かった。今後は他の行事でもこのようなことがないようにチェックする」と話した。
2017年9月2日付の読売新聞夕刊紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
政府は、東日本大震災などの災害時に深刻なガソリン不足が起きたことを踏まえ、災害時に限定して、ガソリンを運搬するタンクローリーから自動車に直接給油できるよう、規制を緩和する。
タンクローリーを「移動式ガソリンスタンド(GS)」として活用できるようにし、被災地の早期復旧につなげる。
今月上旬に兵庫県で実証試験を行い、安全性を確認する。
消防庁が安全性を見極めた上で、年度内にも、全国の消防本部に通達を出す見通しだ。
ガソリンは引火しやすいため、消防法で、GS以外での給油が原則認められていない。
静電気による引火などで大きな爆発を起こす危険性があるためだ。
災害時も、タンクローリーから乗用車などへの直接給油は認められておらず、ドラム缶に移し替えてポンプで給油するといった応急措置でしのいでいる。
ガソリンの給油方法については、近年、静電気の発生を防ぐ装置やガソリンの漏れを防ぐ専用金具などの開発が進んでいる。
政府も今年度予算で数1000万円の予算を確保し、装備の開発や安全対策を後押ししてきた。
タンクローリーに、こうした装置を付ければ、安全性が確保できると判断した。
東日本大震災で特に被害の大きかった岩手・宮城・福島の3県では、給油装置が損壊するなどして、一時、半分以上のGSが営業できない状態になった。
被災地の住民の生活に欠かせない自動車が利用できなくなり、復旧を妨げた。
16年の熊本地震でも、多くのGSで営業ができなくなった。
GSは、災害時に燃料の供給拠点となる。
しかし、全国のGSは15年度に約3万か所と、この20年で半減。
過疎地でのGS不足も問題になっている。
今後、南海トラフ地震などの大規模災害が起きた場合に、燃料供給体制を維持することが課題となっている。
※ネットでは記事の一部だけが配信されている。
『タンクローリーから直接給油可能に…災害時限定』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170902-OYT1T50085.html
2017年9月2日14時27分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消火活動中の消防隊員の熱中症を防ごうと、大阪市立大学の研究チームが、身体に装着して利用する端末「ウェアラブルコンピューター」を消防服内に埋め込むことで、熱中症に関わる体の中心部の温度変化を予測することに成功した。
チームは、「隊員自らのほか、周囲への警告に生かせる」としており、今後、詳細な実証実験を重ね、早期の実用化を目指すという。
チームは、大阪市立大工学部の高橋秀也教授と都市健康・スポーツ研究センターの岡崎和伸准教授の研究グループ。
名刺サイズのウェアラブルコンピューター(縦9.5cm、横6cm)を消防服内に埋め込み、本来は計測できない身体の深部温度を、衣服内の温度から計算式を用いて割り出すことに成功した。
8月には、大阪市消防局の20~50代の隊員8人を集め、実証実験を実施。
端末を埋め込んだ消防服を着用してランニングマシンを歩いてもらい、予測値と実測値を比較したところ、ほとんど差がないことが判明した。
消防隊員を炎から守る消防服は、耐熱性に優れる半面、発汗などによる熱を逃しにくく、夏場はもとより、気温の低い冬場でも熱中症が起きることはあるとされ、常に警戒が必要な状況だという。
深部温度が39.5℃を上回ると脳機能障害などを起こす恐れもあり、活動中の隊員らの同温度の測定は課題とされてきた。
チームは、熱中症発症の予測・警告を端末で客観的に示すことができると判断しており、近い将来、予測値が危険域に迫れば、発光したり、警告音が鳴ったりするような消防服の開発が進められる可能性があるとしている。
今後、チームは、火災現場を模した状況でも同様に深部温度の予測が可能かの実験も重ねていく。
高橋教授は、「自分だけではなく、周囲の隊員も異常に気づくことができる。重装備で現場を駆け回る隊員の任務は想像以上に過酷で、研究を進め、隊員の熱中症ゼロにつなげたい」としている。
【消火中に搬送、急がれる対策】
消火活動中の熱中症対策は急務といえるが、事前の予測は難しく、消防隊員が搬送されるケースは各地で後を絶たない。
大阪市消防局によると、活動中の消防隊員による熱中症は、平成27年と28年はいずれも2件だったが、今年は8月時点で5件発生。
症状が軽いため隊員が申告をしていないケースもあると考えられ、実際はもっと多いとみられる。
東京の築地場外市場内で8月に発生した大規模火災では、隊員1人が熱中症とみられる症状を呈した。
堺市で7月、民家が全焼し家族4人が搬送された火災でも、隊員が熱中症で搬送されている。
こうした状況に、大阪市消防局では、隊員にこまめに水分補給するよう求めたり、保冷剤を準備したりしているが、関係者は「消火活動の状況によって(隊員の)負担が左右されることもあり、熱中症の予測は困難だ」と訴える。
総務省消防庁は6月、全国の消防関係者に向け、熱中症対策の徹底を要望。
活動が長期にわたる場合は、塩分摂取に配慮するほか、服の前面を開けたり、防火帽を脱いだりするなどして、衣服に蓄積された熱を放出させることを求めている。
出典
『消防隊員の熱中症を防げ 衣服埋め込み「ウェアラブルコンピューター」でリスク警告…大阪市大チームが研究』
http://www.sankei.com/west/news/170902/wst1709020047-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は、2017年8月28日付で大阪市立大HPに掲載されていた記事中の序文。
・・・・・
大阪市消防局の協力のもと、消防服内にウェアラブルコンピュータを装着し活動中の消防隊員の衣服内温度を測定することで、深部体温を予測する実証実験を行いました。
その結果、衣服内温度により深部体温を予測できることを確認しました。
衣服内温度を監視することにより、熱中症の予知や警告が可能になります。
この実験は、本学が今年6月に大阪市消防局と締結した「消防隊員のヘルスケア等の研究開発に係る連携に関する申合せ」に基づき実施されたものです。
・・・・・
『熱中症の予知・警告を可能に! 大阪市消防局協力のもと ウェアラブルコンピュータによる 衣服内温度の測定から深部体温の予測を実証』
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2017/170828-2
2017年9月2日7時20分に福井新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は1日、高浜原発(福井県高浜町)構内で8月20日に可搬式ポンプの作動確認検査中、ホースが外れてポンプ内の熱水が協力会社の50代男性作業員にかかったと発表した。
この作業員は顔と右腕、腹部、両脚にやけどを負った。
ポンプは新規制基準対応で新設したもので、停止時の操作手順は作業書に明記されていなかった。
関電によると、8月20日午前11時10分ごろ、可搬式ポンプの作動確認検査として3、4号機の使用済み燃料プールへの送水訓練を行った。
ポンプを停止しようと、別の作業員がポンプから少し離れた電源車の電源を切ったところ、ホースが外れて、ポンプ内で加熱された熱水が飛散した。
熱水は約30ℓで、湯気が確認できたという。
約3週間の入院が必要という。
関電は、ポンプを停止する際、放水側の弁を完全に閉止する前に電源を切ったためホースに圧力がかかり外れたのが原因と推定しており、「連携ミス」としている。
対策として、ポンプ停止時の操作手順などを作業手順書に明記するなどした。
可搬式ポンプは、事故時に電源が喪失した際、海水を燃料プールへ送り込み冷却するために導入。
再稼働を目指す大飯原発(同県おおい町)にも導入されている。
今回の労災について、関電は8月20日に敦賀労基署から安全衛生指導書を受けている。
出典
『高浜原発の構内で作業員がやけど ポンプホース外れ熱水かかる』
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/233601
9月1日20時27分にNHK福井からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月20日、福井県にある高浜原発4号機に近い敷地内で、深刻な事故に備えて行われていた使用済み燃料プールなどに注水を行うポンプの点検中に、ポンプに水を送り込んでいたホースが突然外れ、近くにいた協力会社の50代の男性作業員が熱水を浴びた。
関西電力によると、ホースから吹き出した熱水は約30ℓで、ポンプ内でかき混ぜられて高温になっていたということで、男性作業員は全身にやけどを負って約3週間の入院が必要だという。
この熱水には放射性物質は含まれていないという。
関西電力が原因を調べたところ、ポンプの出口側にある弁を閉める前にポンプを停止させたため、圧力の差で逆流しホースが外れたということで、作業員同士の連絡ミスで正しい手順を踏まなかったことがトラブルの原因とみられるという。
出典
『高浜原発でポンプ点検中にやけど』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053564091.html
9月1日20時55分に中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は1日、福井県高浜町の高浜原発3、4号機で8月20日、可搬式ポンプの性能検査で50代の協力会社の男性作業員が手や足、腹に高温の湯をかぶり、全治3週間のやけどを負う事故があった、と発表した。
ポンプは新規制基準に対応して導入された設備で、非常時に原子炉や使用済み燃料プールに注水する。
関電によると、男性作業員は午前11時10分ごろ、性能検査を終え、ポンプの出口側のホースの弁を手動で閉めていたが、閉栓する前に別の作業員がポンプを停止。
水が逆流して吸い込み側ホースが外れ、ポンプ内で温められた湯が飛散した。
湯の温度は不明。
出典
『ポンプ検査で作業員やけど 高浜3、4号機』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017090190205537.html
2017年9月2日4時33分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
保育施設で預かり中の乳幼児の「突然死」は、預けられて1週間以内に起きているケースが比較的多いことが、専門家の調査でわかった。
専門家は、急激な環境の変化が突然死の要因になっている可能性があるとして、預かりの初期は特に注意が必要だと指摘している。
内閣府によると、保育施設に預けられた乳幼児が睡眠中などに突然死亡する「突然死」は、去年までの10年間に146件報告されている。
東京の多摩北部医療センター小児科の小保内俊雅部長らの研究グループが、このうち死因が明らかな事故などのケースを除く43件の突然死について、子どもの登園開始からの期間を調べたところ、全体の30%が、初日から1週間以内の初期に起きていたことがわかった。
初日に死亡したケースが全体の14%、2日目が7%、3日目から1週間以内が9%となっていて、研究グループでは、詳しい死因は明らかになっていないものの、「新たな環境への適応困難」が突然死の要因の可能性があると指摘している。
調査を行った小保内部長は、「子どもは新しい環境への適応が苦手で、保護者から離され、1人で保育所という環境に入ることが、大きなストレス要因になっていると考えられる。保育所での預かり初期の預け方、預かり方を社会全体の問題として考えていく必要がある」と話している。
出典
『保育施設の乳幼児「突然死」 預け始め1週間に注意』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170902/k10011123211000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004
(ブログ者コメント)
小保内部長の研究内容などは、2年前にも報道されていた。
(2015年12月19日17時5分 産経ビズ)
元気だった赤ちゃんが睡眠中に突然死亡する「乳幼児突然死症候群(SIDS)」。
「うつぶせ寝」など危険因子に関する情報の周知が進み、発症は年々減少傾向にある。
しかし、最近の研究で、保育施設での突然死は増加傾向にあり、特に預かりはじめて1カ月以内の時期に多いことが分かってきた。
親がしばらく付きそう「慣らし保育」の充実など、預かり初期の保育のあり方を模索する動きも出始めている。
【5年で59人死亡】
東京都保健医療公社多摩北部医療センター(東京都東村山市)の小保内俊雅小児科部長らの研究グループは、保育施設での突然死について調べるため、平成20年から24年までの5年間の「保育所及び認可外保育施設事故報告書」を詳細に分析、昨年11月に学会誌に発表した。
同報告書は、厚生労働省が保育施設に対して、死亡事故など重篤な事故が起きた際に提出を求めている。
その結果、5年間に保育施設で死亡した乳幼児は59人。そのうち50人が睡眠中に死亡していた。
月齢別では6カ月以下が18人、7カ月以上1歳未満が15人、1歳が12人、2歳が5人。
発見時の体位は、56%が「うつぶせ寝」だった。
発生時期を調べたところ、最も多かったのは11月で9人。続いて、4月=7人、3月=6人、1、2、12月=それぞれ5人、と続いた。
1月から4月、10月から12月に集中しており、小保内さんは、「この時期はRSウイルスやインフルエンザなど感染症の流行期と重なっており、集団保育によって感染機会が増えることも危険因子ではないか」と分析している。
【「慣らし保育」重要】
また、4月に関しては、亡くなった7人のケースを詳細に調べたところ、預かってから1カ月以内の発症が6人に上っていた。
乳幼児は新しい環境において適応が難しく、十分な注意が必要なことが浮き彫りになった。
死亡した全乳幼児の在園期間との関係を詳しく検討したところ、登園初日に死亡したのは6人。
その後は、2日目=3人、3日目から7日目まで=4人、1週間以降1カ月以内=6人、1カ月以降=14人、不明=17人、という結果だった。
小保内さんは、「小児の予期せぬ突然死は、原因が分かっていないのが現状。保育施設でも家庭でも、危険因子を排除した環境で育児をすることが現段階での最善の予防法だ」と話す。
さらに、保育施設に預けられて間もない時期に発症が多いことから、一定期間、親が付き添う「慣らし保育」を実施するなどの対策が必要ではないか、と指摘している。
【研究成果学ぶ】
突然死を防ぐため、こういった最新の研究成果を学び、対策を考えていこうという動きも始まっている。
今年6月、SIDS予防に取り組む保育関係者らが「保育中の突然死予防研修推進会」(事務局・広島市)を立ち上げた。
メンバーの1人で、応急手当てに関する教材開発や研修を手掛けている「マスターワークス」(静岡県沼津市)代表の伊東和雄さん(57)は、「預かり初期の乳幼児には、生まれて初めて母親と離れて過ごす心理的ストレスや、集団生活での感染症との接触、疲労などの肉体的ストレスが加わっている」と説明。
同会では、小保内さんの賛同も得て、啓発プログラム「保育環境における突然死を防ぐために」を作成。
各地で講習会などを開いている。
伊東さんは、「1歳未満の乳児だけでなく、3歳未満ぐらいまで注意が必要。忙しい両親との間では連絡帳を活用し、子供の体調不良を把握するなど連絡を密に行うことが予防につながる」と話している。
出典
『保育施設での乳幼児の突然死、預かり初期に集中 “慣らし期間”が重要』
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/151219/ecc1512191705002-n1.htm
2017年9月3日7時15分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時半ごろ、大阪市住之江区南港東のコンテナ置き場で、作業員の男性(44)がフォークリフトに巻き込まれ、下敷きになった。
病院に搬送されたが、約1時間後に死亡した。
警察は同日、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、フォークリフトを運転していた大阪府八尾市高美町の会社員(男性、30歳)を逮捕し、詳しい事故原因を調べている。
容疑を認め、「安全確認を怠った」と供述している。
警察によると、現場は船で運ばれたコンテナの一時保管場所で、死亡した男性はフォークリフトの運転手に指示を出す役目だった。
出典
『フォークリフトに巻き込まれ男性死亡 運転の男を逮捕』
http://www.sankei.com/west/news/170903/wst1709030015-n1.html
2017年9月1日17時28分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良県葛城市教育委員会は31日、2学期の学校給食から米飯の納入業者を変更することを明らかにした。
異物の混入が過去3年間で40件以上と相次いでおり、健康被害は報告されていないが、食の安全安心を確保するために決めたという。
同市教委によると、給食は市立の幼稚園と小中学校の12校園で1日に計約4000食を配食。
おかずは給食センターですべて調理し、米飯とパンは、30年以上前から市内の食品会社が一括で請け負っていた。
しかし、2014年頃から米飯やパンに頭髪や虫、金属片などが相次いで発見。
確認されただけでも、14年度は10件、15年度は19件、16年度は15件あった。
今年4月下旬には、米飯にナット(1cm四方、厚さ2mm)1個が見つかり、市教委は同社からの納入を停止。
米飯は御所市、パンは河合町の業者に変更していた。
市PTA協議会からの改善要望もあり、市教委は8月に同社との契約を解除。
9月以降、米飯は大阪府八尾市、パンは引き続き河合町の業者から納入する。
杉沢教育長は取材に対し、異物の混入は業者が安全管理を怠ったとの認識を示した上で、「子どもや保護者に心配をかけて申し訳ない。信頼回復に全力で取り組む」としている。
出典
『給食異物混入、3年間で40件以上…業者を変更』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170901-OYT1T50060.html
2017年9月2日付で朝日新聞川崎版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前3時半ごろ、川崎市川崎区浮島町のリサイクル工場で、会社員のKさん(男性、38歳)がコンベヤーに巻き込まれているのを点検作業員が発見し、119番した。
Kさんは約3時間後に救出されたものの、死亡が確認された。
警察によると、工場2階のコンベヤーを千葉県にある点検修理会社の作業員2人が点検中で、Kさんは立会人だった。
作業員2人がコンベヤーから離れている間に、何らかの理由でKさんが点検窓から運転停止中のコンベヤー内に入ったとみられ、4階にいた別の作業員が運転再開のスイッチを入れた際に巻き込まれたという。
警察は、リサイクル工場と千葉県の点検業者2社を、業務上過失致死容疑も視野に調べている。
9月1日18時30分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前3時半ごろ、川崎市川崎区のリサイクル工場で、「コンベヤーに男性が巻き込まれた」と119番通報があった。
警察が駆けつけたところ、工場2階にあるゴムなどの廃材を運ぶコンベヤーに男性作業員(38)が挟まれているのが見つかり、およそ3時間後に救出されたが、その場で死亡が確認された。
警察によると、コンベヤーは、当時、故障していて、業者による点検作業が行われていたが、稼動のためスイッチを入れた直後に、大きな物音がしたという。
警察は、当時の状況を詳しく調べるとともに、業務上過失致死の疑いでも捜査している。
出典
『川崎市の工場でコンベヤーに巻き込まれ作業員死亡』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3145882.html
2017年9月1日20時35分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬大は1日、群馬県桐生市の公道で、同大が開発を進める自動運転車がガードレールに衝突する事故があったと発表した。
車には大学職員3人が乗っていたが、けが人はなかった。
同大は物損事故として警察に届け出た。
昨年10月に公道実験を始めて以降、事故は初めて。
事故は同日午前1時ごろ、同大の桐生キャンパス近くで発生。
運転していた職員が20mほど手動で走行した後、自動運転機能を有効にしたところ、ハンドルが想定以上に回り、ガードレールにぶつかったという。
群馬大が開発する自動運転車は、ハンドルかブレーキを運転手が操作すると、全ての自動運転機能が無効になるように設計されている。
同大は、運転者の注意不足でハンドルなどの操作が遅れたことや、システムの不具合が原因とみている。
研究を主導する同大理工学府の小木津武樹准教授は、「今後の研究スケジュールに変更はないが、システムの見直しも進めたい」と話している。
出典
『公道の自動運転実験で物損事故 群馬大、けが人なし』
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG01H7Y_R00C17A9CC1000/
9月2日11時20分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬大学は1日、群馬県桐生市内の県道で実証実験中の自動運転車が同日午前1時10分ごろ、ガードレールに衝突する物損事故を起こしたと発表した。
車内には運転席と助手席、後部座席に職員3人が乗り、桐生市天神町の緩やかな左カーブ手前で一時停止した後、自動運転に切り替え発車したところ、ハンドルが想定外に左に切られ衝突したという。
時速約20km程度で、けが人はなかった。
事故直前に、人間の運転に近づけるためハンドル動作をスムーズにするプログラム変更を行っており、同大は「プログラムミスの可能性もあるが、運転者はアクセルに足が乗っており、すぐに自動運転を解除できる状態ではなく、対応が遅れた」と分析。
引き続き、記録を解析して調べている。
プログラム変更で生じる危険性を運転者と開発者で共有することが必要とし、「安全対策のルールを明確にしていく」としている。
群大は、人が乗らない完全自動運転の「レベル4」を目指し、人が乗って状態を監視する「レベル2」の運用を、昨年10月から桐生市内の公道で行っている。
出典
『群馬大学の自動運転車が物損事故 公道実験中』
http://www.sankei.com/affairs/news/170902/afr1709020016-n1.html
9月2日17時35分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
車には女性運転手のほか、男性開発者2人の計3人が乗車していたが、けが人はなかった。
同大の発表によると、事故は1日午前1時10分頃、群馬県桐生市天神町の県道で起きた。
開発者がプログラムを自動運転に切り替えた後、緩やかな左カーブでハンドルが想定以上に大きく回ってしまい、道路左側のガードレールに衝突した。
運転手はハンドルを操作したが、間に合わなかった。
当時、時速は約20kmだった。
事故を起こした時は、滑らかにハンドルを動かすプログラムに変更して実験をしていた。
群馬大は、運転手が適切な対応を取れなかったなどと説明している。
同大は、「プログラムを変更した際に生じる危険性について、運転手と開発者との間で認識が共有されていなかった」とした。
今後は、両者で情報共有を徹底するとともに、プログラムを切り替える際には、車のブレーキに足をかけた状態で行うことを義務づけるとしている。
出典
『公道で自動運転車が物損事故…プログラム変更時』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170902-OYT1T50046.html?from=ycont_top_txt
9月2日6時19分にNHK NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬大学によると、1日午前1時すぎ、群馬県桐生市にある理工学部のキャンパス近くの県道で、開発中の自動運転車が実証実験で走行していたところ、ガードレールに衝突する事故を起こしたという。
大学によると、実証実験ではハンドルをスムーズに動かすためプログラムを変更し、片側1車線の緩やかな左カーブで時速20kmで走行しながら自動運転に切り替えたところ、想定以上にハンドルが左に切られ、ガードレールに衝突したという。
プログラムでは、ブレーキを踏むなどすると自動運転が解除される仕組みになっていて、大学は、事故は運転席に座っていたスタッフの不注意によるものだとして、開発に影響はないと説明している。
出典
『群馬大学開発の自動運転車 実験中ガードレールに衝突』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170902/k10011123291000.html
2017年9月2日付で毎日新聞大分版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前1時10分ごろ、大分市西洲の新日鉄住金大分製鉄所内の熱延工場で、鉄を運ぶ機械のグリス(潤滑脂)が燃える火災が発生した。
119番し、消防が駆けつけて発生約30分後に鎮火。
けが人や建物への被害はなかった。
同製鉄所などによると、熱延工場では、厚い鉄板を薄く延ばして巻き取った約30トンの「熱延コイル」を製造している。
薄くした鉄板を次の工程を行う機械に運んでいる際、何らかの原因でグリスに火がついたとみられる。
同製鉄所では火災などのトラブルが相次いでおり、毎日新聞の調べでは、今回は今年に入って12件目。
同製鉄所は、「近隣住民や関係者に心配をおかけして申し訳ない。早急に原因を究明し、再発防止に努める」と話している。
出典
『新日鉄住金大分 また火災 熱延工場でグリス燃え トラブル今年12件目』
http://mainichi.jp/articles/20170902/ddl/k44/020/322000c
9月2日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防や製鉄所によると、熱延工場は、鋼の板に熱を加えて薄く延ばしコイル状に巻き取る工場。
鋼板はローラーに載せて運ばれる。
焼けたのは、このローラーを動かすモーターを覆ったカバーの一部。
ローラーに塗られた潤滑油に着火したとみられている。
今年に入ってから火災は9件目。
9月1日18時43分にOBS大分放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
薄く延ばした鋼の板を運ぶローラーから火が出ているのを作業員が発見した。
火は30分後に消し止められたが、この火事で、ローラーに塗られた潤滑油とカバーの一部が燃えた。
けが人はいなかったが、およそ11時間、工場の稼働が停止した。
出典
『新日鉄大分製鉄所で今年9件目の火災』
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=09010038617&day=20170901
9月1日14時34分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前1時ごろ、大分市の新日鉄住金大分製鉄所の職員から「熱延工場の潤滑油が燃えている」と市消防局に通報があった。
消防などによると、工場の設備の一部が燃えたが、従業員が消火器ですぐに火を消し止め、けが人はなかった。
熱延工場は火災後、操業を止めたが、午後に再開した。
出典
『新日鉄住金大分で火災 今年9件目』
http://www.sankei.com/west/news/170901/wst1709010064-n1.html
(ブログ者コメント)
今年12件のトラブル事例のうち、いくつかは本ブログにも掲載している。
以下は本ブログに掲載を省略していた事例。
(2017年8月24日付 朝日新聞大分全県版;聞蔵)
構内に2基ある高炉のうちの第1高炉で13日未明、1000℃以上の溶けた鉄が流れる樋に穴が開き、約6.5トンが漏れ、台車の一部が溶けた。
2017年8月31日10時38分にYAHOOニュース(千葉テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鎌ケ谷市内を走るごみ収集車に搭載されたドライブレコーダーの映像が、事件や事故の捜査に活用されることになった。
鎌ケ谷警察署では30日、市と警察、それに清掃事業協同組合など4者が、ごみ収集車のドライブレコーダー映像の提供に関する協定を結んだ。
ごみの収集作業中に交通事故や犯罪に遭遇した場合、速やかにドライブレコーダーの映像を警察に提供し、早期解決につなげるのが狙いだ。
鎌ケ谷市の清掃事業協同組合はことし3月、隣接する松戸市六実で起きた小学3年生の女子児童殺害事件の際に警察にドライブレコーダーの映像を提供していて、今回の協定締結のきっかけとなった。
ごみ収集車の稼働時間は主に午前8時から午後5時で、子どもたちの登下校を見守る「走る防犯カメラ」としても、犯罪抑止の役割を果たす。
現在、鎌ケ谷市内を走るごみ収集車69台のうち38台にドライブレコーダーが搭載されているが、市は今後、搭載車の数を順次増やしていきたいとしている。
出典
『ごみ収集車にドライブレコーダー 映像を事件捜査に活用する協定締結』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170831-00010004-chibatelev-l12
8月31日0時4分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後、千葉県鎌ケ谷市で、ごみ収集を行う清掃業者と鎌ケ谷警察署は、事件や事故が起きた際に、ごみ収集車に取り付けられたドライブレコーダーの映像を警察に提供するという内容の協定を結んだ。
今年3月、我孫子市で殺害された小学3年の女の子の遺体が見つかった事件を巡って、ドライブレコーダーの映像が捜査に活用されたことを受けて、清掃業者から警察に申し出があったことから、今回の協定が結ばれたという。
出典
『ごみ収集車のドライブレコーダー映像を捜査に、協定を締結』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3144256.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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