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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014821日付で朝日新聞山口版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

セイシン企業HPにも、同趣旨のお知らせが掲載されていた。

 

20日午前6時35分ごろ、宇部市のS社工場から「火災のようだ」と119番通報があった。

 

クリーンルーム内で入浴剤の原料となる水素化マグネシウムを機械で砕く作業中に出火。機械と工場内の一部約60m2が焼けた。

 

近くで作業をしていた男性(26)が、顔や右腕などに1~2週間のやけどを負った。

 

出典URL

http://www.betterseishin.co.jp/news/kotobuki-kasai.html

 

 

 

(2014年9月11日 修正1 ;追記)

 

2014821日付の山口新聞紙面に、下記の補足的記事が掲載されていた。

 

警察によると、水素化マグネシウムを機械で粉砕する作業中に、粉砕したマグネシウムが入った袋から出火したとみられ、機械などが焼けた。

 

 

 

 

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2014819730分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今年2月に関東甲信地方に降った大雪で屋根が崩落する被害が相次いだのは、積雪に雨やみぞれがしみこんで密度が高まり、建築基準法の想定より2〜8割重くなったことが一因とみられることが、文部科学省の「大雪災害調査研究グループ」(代表・和泉薫新潟大教授)の調査で分かった。

グループは、「建物にかかる雪の重みは雪の深さで想定されてきたが、(雨を含めた)降水量で評価すべきだ」と提言している。

建築基準法は雪の密度を一定とみなし、関東では、積雪1cmにつき、屋根1m2に約2kgの重みがかかる計算で設計することを求めている。

2月15日に市立市民総合体育館の屋根が落ちた埼玉県富士見市、屋内運動場の屋根が落ちた同県熊谷市と東京都青梅市では、いずれも同法が想定する最大積雪が30cmで、屋根1m2あたり約60kgの重みに耐える設計が義務づけられていた。


一方、気象庁の観測などによると2月14〜15日には、富士見市周辺で約100mm、熊谷市で約140mm、青梅市で約120mmの雨や雪を含めた降水があった。


研究グループの高橋徹・千葉大教授(建築構造学)らは、雨が雪にしみこみ、溶けずに残ったと推定。その後の雪の重みを計算したところ、積雪1cmあたりの重みは富士見市で2.3〜2.8kg、熊谷市で約2.5kg、東京・大手町で約3.6kgなどとなった。

富士見市の体育館では、積雪の深さは35〜39mcと想定の2〜3割増しだったが、雨の後の雪の重みは屋根1m2あたりで90〜100kgと5〜7割増しになった。


総務省消防庁のまとめによると、この雪により、全半壊または一部破損した住宅は全国で657棟に上った。

高橋教授は、「積雪予報の値が小さくても、雨を含めた降水量が大きくなりそうなら建物への影響を警戒してほしい。国の設計基準の改定も提言したい」と話す。

 

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20140819k0000m040122000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以前、屋根雪の平均的な密度は0.3以上という気象協会の報文を、本ブログで紹介したことがある。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2651/

 

それが今回の報道によると、建築基準法では0.2の想定、実際の密度は大手町で0.36だった由。

気象協会の情報は、建築基準法改訂関係者に届いていたのだろうか?、

 

 

 

 

 

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20148201219分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

19日午後2時55分頃、京都市西京区牛ヶ瀬の府道で、走行中の3トントラックの荷台に載せていたショベルカーの屋根が鉄製のバー(高さ3m)に接触。

はずみで外れた屋根が、対向してきた乗用車のフロントガラスを突き破り、運転していた自営業男性(39)に当たった。男性は左腕や左足に軽傷。助手席の知人女性(28)も軽いけがを負った。

 

警察によると、バーはJR東海道線の高架がその先にあることを知らせるために設置されたもの。

 

トラックを運転していた解体工アルバイトの男性(32)は、警察に「通過できると思った」と話しているという。

警察は、高さへの注意が不十分だった可能性もあるとみて、男性から事情を聴いている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140820-OYT1T50045.html

 

 

 

 

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20148192152分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8192252分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後1時半ごろ、南国市の警察学校のグラウンドで、機動隊の装備を身につけ走る訓練をしていた初任補修科の10~20代の学生12人が、走り終えたあと意識がもうろうとしたり座り込んだまま立ち上がれなくなるなどの症状を訴えた。


12人は熱中症の疑いで高知市や南国市の病院に運ばれたが、このうち3人は意識がもうろうとして受け答えができない状態だったという。
12人はいずれも点滴などの治療を受けた結果、症状は改善しているという。

 

学校によると、12人は午後1時半ごろ、ヘルメットやプロテクターを着けて30分間走る訓練をした後に体調不良や手足のしびれを訴えた。


気象台によると、南国市では、学生が訓練を受けていた午後1時ごろ、30℃の気温を観測していた。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8013924331.html?t=1408485658603

http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014081901001976.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

安全のプロを育てる学校ゆえ、このような訓練を行うにあたっては、熱中症予防にも気を配っていたと思うのだが・・・。

 

 

 

 

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2014819149分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午後2時半すぎ、沼津市にあるフォークリフトの整備会社「S社沼津営業所」で、フォークリフトのタイヤの交換作業中にタイヤが破裂した。
この際、衝撃でタイヤに備え付けられた重さおよそ1kgの部品が作業をしていた男性(59)の胸にあたり、男性は病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。


警察では労災事故として、タイヤが破裂したときの状況や作業の内容など調べている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033899111.html?t=1408485483162

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

タイヤ交換作業中にタイヤが破裂した事故は、本ブログで過去に1件紹介している。

 

20134月 さいたま市の陸上自衛隊

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2795/

 

 

 

 

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20148182041分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午後2時半ごろ、小松市園町のガス会社の工場で、タンクローリー車に積んでいた液化天然ガス10トンを工場のタンクに移し替えようとしたところ、車のタンクからガスが漏れ出した。

警察によると、作業を行っていたのはタンクローリー車の運転手の54歳の男性で、液化天然ガスが体に触れ、病院に搬送されたが、両手などに軽いやけどをしたという。
消防によると、液化天然ガスに毒性はないということだが、市と消防は現場の近くに住む8世帯13人を、一時、公民館などに避難させた。


消防によると、タンクローリー車の後部にある、管のバルブが何らかの原因で外れ、ガスが漏れ出したということで、警察と消防はさらに詳しい原因について調べている。


近くの公民館に避難した65歳の男性は、「毒性はないということを消防から聞いて少し安心したが、爆発する可能性もあったと考えると危なかったと思う」と話している。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023889891.html?t=1408398236793

 

 

819日付の北國新聞紙面には、やや詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

漏れたガスを止めようとした運転手が、両手と上半身の一部に低温やけどを負った。

 

警察などによると、タンクローリー後方にあるバルブのハンドルが外れ、あふれた氷点下162℃の液体が運転手にかかった。

運転手は、タンク内の圧力を下げるため、液体を気化させる「大気放散」を施し、消防隊員が約4時間後、ハンドルが外れた箇所に木栓を詰めて応急処置して止めた。

 

 

 

(2014年8月25日 修正1 ;追記)

 

(ブログ者コメント)

 

読者の方から、低温やけではなく凍傷では?というコメントを頂戴した。

まことにその通り。

その旨、コメントに返信し、また、タイトルも変更した。

 

 

 

 

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20148181951分にNHK松山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8182030分付で愛媛県警HPにも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

18日午前9時すぎ、今治市波方町の鉄工所「K工場」で、船の階段などに使う長さおよそ14m、重さおよそ1トンの加工したアングル(山型の鋼材)を、工場の天井に設置したクレーンを使ってトラックに移す作業をしていたところ、鋼材を結んでいたワイヤが切れて、鋼材がおよそ1mの高さからトラックの荷台に落下した。


この事故で、鋼材がトラックの荷台で作業をしていたトラック運転手の男性(46歳)に当たり、男性は頭を強く打って死亡した。


事故当時、男性は、他の作業員と一緒にあわせて4人で作業をしていたということで、警察は、男性と一緒だった作業員から作業の手順に不備がなかったか聞くなどして、詳しい事故の原因を調べている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003883441.html?t=1408398686806

http://www.police.pref.ehime.jp/sokuho/sokuho.htm

 

 

819日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、男性は大型トラックの荷台の上で、鋼線ワイヤ2本でクレーンに吊るされた造船用鋼材14本を積み込むための誘導に当たっていた。

 

 

 

 

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2014819日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

819日付で毎日新聞福島版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東北電力は18日、原町火力発電所(南相馬市)の敷地内にある排水処理設備の配管から、設備のフィルター洗浄に使う水酸化ナトリウム水溶液1kℓが漏れたと発表した。

 

同社によると、同日午前2時50分ごろ、水溶液の循環量低下の異常を知らせる警報が鳴った。

1分後に循環を止めて調べたところ、設備の外にある配管の継ぎ手部から港湾につながる側溝に水溶液が流出していたという。

 

同社は、港湾に流れ込まないよう、排水溝のゲートを閉めた。

港湾内のPH値に大きな変化はないが、漏れ出た可能性は否定できないという。

 

午前0時半のパトロール時には異常は確認されなかったという。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140819ddlk07040373000c.html

 

 

 

(2014年9月9日 修正1 ;追記)

 

2014819日付の福島民友紙面に、やや詳しい情報が下記趣旨で掲載されていた。

 

同社によると、水溶液は総合排水処理設備のフィルター洗浄で使用していた。循環配管から漏れた。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

新情報に基づき、タイトルも修正した。

循環洗浄していたものと思われる。

 

 

 

 

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20148172314分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

818日付で読売新聞九州版から、819日付で朝日新聞山口版(聞蔵)と毎日新聞山口版からも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

17日午後4時45分ごろ、山口県山陽小野田市の中国電力新小野田発電所(石炭火力、出力計100万KW)の従業員から「ベルトコンベヤーから火が出ている」と110番通報があった。

けが人などは確認されていないが、夜になっても鎮火せず、消防による消火活動が続いた。


警察などによると、燃料の石炭を運搬するベルトコンベヤー(長さ約200m、幅90cm)から出火したとみられるという。

同発電所などによると、ベルトコンベヤーは、貯炭場からボイラーに燃料用の石炭を送るためのもので、自動制御されている。

 

コンベヤーは2台あり、幅約5mの天蓋で覆われており、天蓋の内側から出火したとみられる。

外からは焼失状態などはわからず、今後、解体して出火原因を調べるという。

火災発生時、コンベヤーは稼働していなかった。

 

発電所には出力50万KWの発電機が2基あるが、石炭供給ができないため、17日夜から発電を順次停止している。

同社は、必要な予備力を確保しており停電などの心配はないとしている。

 

出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG8K6S65G8KTZNB00F.html

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20140818-OYS1T50045.html?from=sytop_main3

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140819ddlk35040493000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

朝日新聞掲載写真を見ると、7階建てくらいの高さの建屋の上に石炭を運んでいるコンベアーの、最上部付近から煙が出ている模様。

 

 

 

(2014年11月6日 修正1 ;追記)

 

20141031日付で毎日新聞山口版から、ローラーの回転不良で軸受が発熱したことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1031日付で宇部日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

1030日付で中国電力HPにも、同趣旨のプレスリリースが、図解付きで掲載されていた。

 

中国電力山口支社は30日、県庁で記者会見し、火災で運転停止していた新小野田発電所について、早ければ11月20日から運転を全面再開すると発表した。

出火原因は、設備の老朽化とみられるという。


同支社によると、発電所には石炭火力による発電機が2基ある。

火災は8月17日に発生し、貯炭場から2つのボイラー建屋に石炭を運ぶゴム製のベルトコンベヤーの1区画を覆うカバーの内側で発生。この区画内のコンベヤー2台(長さ約200m、幅各90cm)が全て焼損した。

けが人はなかった。


火元付近を分解点検したところ、コンベヤーを動かす金属製ローラーの一つに回転不良の痕跡が認められた。

軸受け部との間に摩擦熱が発生し、周囲に付着していた石炭粉に引火してゴム製ベルトに延焼したものとみられる。


軸受け部は劣化し、摩耗していたが、2年に1度の定期点検や、目視での見回り点検でも気付かなかったという。

同支社は、「マニュアルに則って確認していたが、方法に問題があった」と述べた。


再発防止策として、別の区画も含め、

○全ベルトコンベヤー約1700mの材質を燃えにくいものに変える

○コンベヤーの下に光ファイバーによる温度センサーと、万が一の出火に備え、消火配管を設置する

○これまで運転員が1日2回、目視で巡回していたが、今後は携帯温度計を使用して4回、巡回する。

という。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20141031ddlk35020441000c.html

http://ubenippo.co.jp/economy/%E4%B8%AD%E9%9B%BB%E3%81%8C%E6%96%B0%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%94%B0%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E3%81%AE%E7%81%AB%E7%81%BD%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%80%81%E5%86%8D%E7%A8%BC%E5%83%8D/

http://www.energia.co.jp/press/14/p141030-1.html

 

 

 

 

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20148171743分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日朝、富山空港付近の上空で、羽田発富山行き全日空881便ボーイング767が落雷に遭った。無事に着陸し、乗客乗員68人にけがはなかったが、機体の一部が損傷した。


全日空によると、同便は午前8時15分ごろ着陸。空港接近中に雷を受けたという。

機体を点検した結果、垂直尾翼と左エンジンの一部で表面の金属がはがれているのが見つかり、富山空港で修復作業をした。

 

折り返しの羽田行き884便が欠航となった。

 

出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140817/dst14081717430012-n1.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

飛行機への落雷事例は、これまでに3件、本ブログに掲載済だが、いずれも機体に軽微な損傷があった程度で、乗客乗員にけがはなかったと報じられている。

 

201311月 福江空港

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3485/

201211月 北九州上空

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2468/

201211月 富山空港

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2443/

 

ただ、落雷時の機内の様子について報じた記事はない。

乗っていた人は衝撃を感じたのだろうか?と思い、ネットで調べたところ、何件かヒット。
いずれも窓の外に光が走り、ものすごい音や衝撃があったが、その後は何事もなかったように飛び続けた、と書かれていた。

 

本件、様子が大体わかったので、以降、飛行機への落雷事例は、特段のものでない限り、掲載を省略します。

 

 

 

 

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20148182118分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8182322分に京都新聞からも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

近畿地方北部を襲った豪雨災害で、京都府福知山市の床上・床下浸水被害は計2400棟以上になった。

局地的な大雨で、市街地を中心に内水氾濫などが起きたため。

福知山市の排水ポンプ場の一つは豪雨の最中、想定を超えた量の雨水で浸水して故障し、排水作業が止まっていた。

 

福知山市が18日、各自治会からの連絡をもとに浸水被害の状況をまとめた。

17日までは1000棟超としていたが、18日午後3時までの集計で、床上が1155棟、床下が1296棟に上ったという。

昨年9月の台風18号の影響で、由良川が氾濫した時の被害計約1100棟の倍以上になる。

今回は由良川はあふれていないものの、市街地の中心部が浸水したことが背景にある。

松山市長は、「被害の全体像はまだ把握できていない」と語った。

 

豪雨の最中に故障したのは、由良川沿いにある「和久市ポンプ場」の4台のポンプで、当時は4台とも稼働中だった。

17日早朝、処理能力を超える雨水が流れ込んで水があふれ、稼働させるディーゼルエンジンが水をかぶって故障した。ポンプ室の床面は地上とほぼ同じ高さに設けられ、約1m浸水したという。

 

故障直前の午前4時台にアメダスが観測した福知山市の1時間雨量は50mmで、ポンプ場が想定する40mmを超えていた。

本来なら、下水道から流れてくる雨水などを1分間に計500m3、川へ排水する能力があるが、故障で排水作業が止まったという。

 

ポンプ場は1963年から稼働している。

市下水道課は「排水作業ができなくなったことで、結果的に市街地に広がった水量が増えてしまった可能性はある。50年間でポンプ室に水が入ったことはこれまでなく、想定できていなかった。今後、防水対策などを施したい」と説明している。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASG8L4QRZG8LPLZB00Y.html

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20140818000157

 

 

201482256分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福知山市などによると、由良川が蛇行している市街地は過去に何度も大水害に見舞われてきた。

市は堤防の増強と同時に住宅地の排水強化のために下水道を巡らし、1963年に「和久市ポンプ場」を設置。4台で毎分504トンの雨水を由良川に排水する能力は今も当時のままだ。


しかし、同市の18日午前0時までの48時間雨量は335.5mmと観測史上最大に到達。市下水道課によると、ポンプ場も約2m浸水し、ポンプ自体が17日午前5時ごろに水没して使えなくなった。


担当者は、「52年間で初の事態。水路や側溝からも同時に水があふれており、排水が利く範囲にも限界がある。ポンプの増強だけで想定外の洪水に対応できるかどうか分からない」と話している。
 

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20140819k0000m040101000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○ポンプ能力をどれほど確保すればよいかという問題と、ポンプが浸水で使えなくなった問題とは、分けて考えたほうがよいのではないだろうか?

 

○今回のトラブルを教訓として、今後、ポンプの嵩上げなど、検討されるのだろうか?

 

○排水ポンプ停止による浸水被害は、20139月に京都市と西脇市でも起きている。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3413/

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3215/

 

 

 

 

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20148162340分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

停滞前線の影響で、京都府内は16日正午ごろから、局地的に猛烈な雨に見舞われた。

京都地方気象台によると、京都市中京区で午後0時46分までの1時間の降水量が87.5mmとなり、観測史上2位となった。

大量の雨水が下水道管に流入した影響で、少なくとも市内6カ所でマンホールから雨水が噴出した。

 

京都市上下水道局によると、噴出したのは、上・中京区の堀川通下立売-四条までの3カ所と、下京区の五条通千本、右京区の西大路通蛸薬師、葛野大路通高辻の計6カ所。正午から午後1時にかけてだった。右京区葛野大路通五条下ルでも噴出が目撃されている。


噴出した下水道管は広範囲から流入する幹線管渠で、地下6~10mを通る。

市上下水道局は、管内は密閉構造のため、急激に流入した雨水が管内の空気を押しだし、マンホールを持ち上げて路上に水を噴出したとみている。

マンホール周辺のアスファルトも引きずって路面が隆起した場所もあった。

同局は,「これほど多数で噴水状になったことはない」という。

五条通の噴出を目撃した会社員の男性(22)は、「高さ5mほどの噴水が15分以上続いていた。地盤が割れて膨らんでいて怖かった」と話している。


レーダー解析では、午後6時までの1時間に左京区で約100mm、右京区北部で約90mmが降ったとみられ、同気象台は「記録的短時間大雨情報」を出した。

 

出典URL

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140816000114

 

 

8182045分にNHK京都からも、やや詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

記録的な大雨で道路のアスファルトが隆起する被害が出た京都市では18日、現地調査が行われ、一気に下水管に流れ込んだ雨水で押し出された空気が配管を破壊して噴き出し、アスファルトを下から押し上げたことが原因であることがわかった。


16日の大雨で、京都市内では4か所でマンホール周辺のアスファルトが隆起する被害が出て、18日も一部の道路で車の通行を規制する影響が出ている。


このうち、京都市中京区の道路では、市の上下水道局の職員や業者が現地調査を行い、隆起した原因を調べた。
その結果、下水管が破損していることや道路の下に空洞が確認されたことから、下水管の中に一気に流れ込んだ雨水で押し出されて行き場を失った高圧の空気が、下水管の接合部を破壊して道路の下に流れ込み、アスファルトを持ち上げていたことがわかった。


上下水道局によると、市内の下水は1時間に62mmの雨まで処理できるように設計されているが、16日、京都市では午後0時46分までの1時間に処理能力を大きく超える87.5mmの猛烈な雨が観測されていた。
こうした現象は全国的にも珍しいということで、京都市下水道管路管理センターの中村所長は、「めったにないことで驚いている」と話している。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2013869071.html?t=1408398405106

 

 

 

 

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20148161059分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8171151分に読売新聞からも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

岐阜県大垣市立東中学校で6月、理科の実験中にペットボトルが破裂し、生徒4人が軽いけがをしていたことが分かった。

市教委は担当の50代の男性教諭を文書訓告、校長を厳重注意としたが、事故を公表していなかった。


市教委学校教育課によると、事故は6月2日午前の2年生のクラスで起きた。

密閉状態で化学反応をさせても、物質の重さが変わらないことを確かめるため、50歳代の男性教諭がペットボトルに希塩酸とマグネシウムを入れてふたをし、水素が発生した後の重さを量ろうとしたところ、破裂。

生徒たちは約1m離れた所で見学していたが、破片や液体が飛び散って、男子生徒4人の顔や腕などにあたったという。4人とも病院で手当を受けたが、軽いけが。

 

市教委は、水素の発生量が多かったのが原因として、各学校に予備実験の徹底などを注意喚起した。

市教委は「生徒と保護者に謝罪し、けがの程度も軽かったので公表しなかった」と説明している。

 

出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140816k0000e040170000c.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140816-OYT1T50114.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

原因としては、マグネシウムの入れ過ぎ、あるいはペットボトルに傷があったことなどが考えられる。

 

 

 

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20148151810分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前11時25分頃、兵庫県尼崎市寺町の木造2階建てアパート1階の部屋で、住人の無職男性(80)が卓上コンロ用のカセットボンベに千枚通しで穴を開けた直後に発火。

壁1m2を焼き、男性は全身やけどの重傷を負った。

 

警察の発表によると、ボンベに残っていたガスが漏れ、金属がぶつかってできる火花が引火したのが原因とみられるという。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140815-OYT1T50077.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

尼崎市では、ボンベに穴を開けてから捨てるように定められており、穴開け時の注意点などはHPに以下のように記されている。

恐らくは広報紙にも何回か掲載されてきただろうが、それでも全市民に徹底することは難しいということかもしれない。

 

『カセットボンベやエアゾール缶等の捨て方』

カセットボンベやエアゾール缶などは、中身を使い切ってから、市販されている専用の器具などを使って穴を開けてガス抜きをしてください。穴を開けようと、勢いよくくぎを刺したりハンマーでたたいたりすると爆発の恐れがあり危険です。
作業は風通しの良い屋外で、近くに火気がないことを確認し、必ず事前にガスを出し切ってから行いましょう。

http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/syobo/kasaiyobo/116bonbe.html

 

 

 

 

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20148141930分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

815日付の読売新聞鹿児島版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前8時前、姶良市脇元のJR重富駅で、駅員が大きな音を聞いて外に出てみると、地上から高さ2m余りの駅舎の屋根に取り付けられていた雨どいが化粧板や金具とともに地面に落下しているのが見つかった。

落下した雨どいは鉄製で長さが7m余りあり、化粧板や金具もあわせると重さは40kg余りあるという。
ただ、落下した当時、付近には人はおらず、けが人はいなかった。

 

JR九州鹿児島支社によると、重富駅は昭和24年に建てられ、雨どいもその時に取り付けられたものとみられている。

 

7月の点検で異常はなかったが、支社が落下した雨どいを調べたところ、灰がたまっていた。

JRでは、これまでに降り積もった火山灰の重さで落ちたのではないかとみて、落下の原因を調べている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5053812471.html?t=1408051172207

http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20140814-OYTNT50310.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

特殊な事例ではあるが、灰を雪に置き換えれば・・・ということが頭に浮かんだので紹介する。

 

 

 

 

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2014814日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は13日、県立長浜農業高校の地中タンクから暖房用の灯油が最大600ℓ漏れ出したと発表した。大部分は地中に浸透したとみられる。校外への流出は確認されていないという。

 

県建築課によると、校舎の耐震工事中だった7月21日、高島市の建設会社がタンクと校舎をつなぐ配管を誤って切断したという。業者は不要な配管と判断し、工事を続けたという。

 

9日から降り始めた台風11号の雨で配管からタンクに雨水が流入。タンクが満杯状態になり、灯油が流出した。

 

県や業者は吸着マットなどで漏れ出した灯油を除去している。

 

 

811日付で滋賀県HPに、流出発見時の状況などが下記趣旨で掲載されていた。

 

耐震改修工事を行っている現場付近で灯油らしき異臭がするのを、登校してきた教員が発見した。

周辺を調べたところ、耐震改修工事の基礎掘削個所と校舎横の側溝の水面で油膜が浮いていることを確認した。

 

出典URL

http://www.pref.shiga.lg.jp/hodo/e-shinbun/hb01/20140811.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

誤って配管を切断したのなら、その旨、学校側に連絡するのがスジ。

工事している側が勝手に不要配管だと判断するなど、ちょっと信じ難い。

 

 

 

 

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2014813730分に毎日新聞から、「コンクリ劣化:鉄道で落下相次ぐ 人に当たったケースも」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

トンネルや橋、駅などの鉄道施設で、劣化したコンクリート片などが落下する事案が相次いでいる。

 

東日本にある11の主な鉄道事業者によると、昨年度以降で計32件あり、このうち15件は駅構内など職員以外の一般客らが出入りする場所で、重さ約8.5kgのコンクリート片が落ちたこともある。

幸い、人的被害はないが、専門家は「頭を直撃すれば命を奪われる可能性もある」と指摘する。

防止にはハンマーでたたき、音で異常を確かめる「打音検査」が有効だが、ほとんど実施していないのが実情だ。

 

毎日新聞がJR東日本、東日本の大手私鉄9社、都営地下鉄の11事業者に取材し、結果をまとめた。

落ちたのはコンクリート片、モルタル片などで2013年度に27件、今年度も5件あった。

原因は、雨水や鉄筋の腐食、経年などによる劣化が17件で、寒冷地でコンクリートの内部で水が凍って膨張する「凍結融解」の10件が続く。

 

今年度の5件のうち4件は一般客らの出入りする場所で発生した。

東京都江戸川区臨海町6では6月21日、JR京葉線の高架橋からコンクリート片が約10.5m下の駐輪場に落ちているのが見つかった。1984年に建設された高架橋の経年劣化が原因とみられる。

コンクリート片は複数あり、最も大きなものは縦横各約20cm、厚さ約9cmで、重さ約4.2kg。自転車の車輪に衝突した形跡があったが、けが人はなかった。

日本大大学院の櫛英彦教授(救急医学)は、「10mの高さから4kgのコンクリート片が落ち、頭にぶつかったら、即死する可能性が高い。体の他の部位に当たっても死に直結する危険性がある」と指摘する。

 

6月8日には、東京都足立区の東武スカイツリーライン北千住駅で、重さ約5.8kgの天井板が落下した。

乗降客が行き交う駅の地下通路で、天井板を留めるネジの緩みが原因とされる。

 

5月1日にも、東京都東大和市の西武拝島線東大和市駅で、高架橋から重さ約8.5kgのコンクリート片が剥がれ落ち、コンコースの天井を直撃。天井板の一部とともに約5m下の階段わきに落下しているのが見つかった。

80年建設の高架橋の施工不良が原因とみられる。

 

利用者に当たったこともある。

4月30日には東京都世田谷区の京王線下高井戸駅で、雨水によって劣化した重さ約3.6kgの天井板が落下した。乗降客の肩に当たったが、けがはなかった。

 

これら4件について、JR東は13年6月、東武は今年5月、西武は12年3月、京王は13年2月に目視点検をしたが、いずれも異常は見抜けなかった。


国交省によると、鉄道施設のうちトンネルの一部については、中央自動車道笹子トンネルの天井板落下事故(12年12月)を受け、13年3月までに打音などによる緊急点検を実施した。

しかし、トンネル以外の場所の打音検査は、目視で異常が見つかった場合に限られている。

 

出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140813k0000m040165000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

コンクリート片などの落下は、鉄道に限らず、道路橋などでもしばしば起きており、本ブログでも、目についたものは紹介してきた。

高度成長期に数多く作られた橋やトンネルなどが一斉に寿命を迎え始めると言われている現状、今後とも起き続けることだろう。

 

そういった事故・トラブルに関し、今回の報道では、原因面を含め、よくまとめられており、これで事例紹介としては一区切りした感がある。

よって、今後は特段のものでない限り、この種の事故・トラブルの事例掲載は、省略することにする。

 

 

 

 

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2014814日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

市原市五井南海岸の宇部興産千葉石油化学工場から12日午後11時50分ごろ出火、同工場内の合成ゴム製造設備などを焼いた。けが人はなかった。警察は出火原因を調べている。

 

警察によると、焼失したのは不良品の合成ゴムを砕く「ラバーチョッパー」と呼ばれる装置などで、砕いた合成ゴムを再び製造装置に戻す際、タンクから漏れ出たガスに何らかの原因で引火したとみられる。

計器室の担当者が爆発音を聞き、119番通報した。

 

同工場では5月にも合成ゴム製造設備のタンクを焼く火災があり、従業員男性が軽傷を負っている。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ブログ者の知る範囲では、砕いた合成ゴムを製造装置に戻す際、溶剤に溶かしてから戻すところがあった。

今回の設備も同様だったとすれば、その溶剤を入れたタンクから漏れた蒸気に火が着いたのかもしれない。

着火源としては、電気設備は防爆仕様になっている筈なので、切り刻まれたゴムに生じた静電気の可能性も考えられる。

 

5月の火災は下記参照。

 http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3914/

 

 

 

 

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201481286分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

京都府八幡市の金属鋼板加工会社の工場で昨年10月に男性社員(当時33)が鉄くずの貯留槽に全身が埋まって死亡した労災事故で、八幡市消防本部の救助活動に不注意があったとして、京都府警捜査1課と八幡署が業務上過失致死の疑いで、救助を指揮した市消防署の男性課長を近く書類送検する方針を固めたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。


消防の救助業務の過失を刑事事件で立件するのは異例。


事故は昨年10月19日午後4時ごろ、K社(八幡市川口)の京都工場で起きた。

男性社員が鉄くずや鉄粉をためる槽を清掃中に誤って転落し、首から下の全身が埋まった。
八幡市消防本部によると、課長の指揮で市消防署員が男性の上半身まで鉄くずを掘り下げ、引っ張り上げるための安全ベルトを胸部に取り付けた。

鉄くずを排出するため貯留槽の底を開けたが、男性は引きずり込まれるように頭まで埋まったという。

署員が再び掘り下げて顔を露出させたが既に心肺停止状態で、救出後に死亡が確認された。


捜査関係者によると、課長はベルトの装着確認などの注意を怠った疑いがあるという。

 

長村消防長は「危険を伴う前例のない救助だったが最善を尽くした。人命が失われたことは残念で、訓練の積み重ねで信頼を回復したい」と話した。

 

出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140812000013

 

 

8121922分にNHK京都からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、救助活動の際に安全確認を怠ったなどとして、当時、指揮していた消防署の課長を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、八幡市消防本部の55歳の男性課長。


警察や消防によると、去年10月、八幡市の金属加工会社の工場で男性従業員が鉄くずなどをためる深さ4mほどの設備に誤って転落した。
救助に駆けつけた消防が男性の体に救助ベルトをつけたうえで鉄くずを取り除くため設備の底を開けたところ、ベルトが外れて男性は鉄くずなどの中に埋まり、窒息死した。


この事故で警察は、救急活動を指揮していた課長がベルトの装着をきちんと確認しないまま設備の底を開けるよう指示を出したことなどが死亡につながったとして12日、業務上過失致死の疑いで課長を書類送検した。


警察によると課長は、「安全確認をしないまま指示を出してしまった。大変申し訳ない」と話しているという。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2013748361.html?t=1407880238434

 

 

20148121153分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市消防署によると、救助に駆けつけた時、男性は首まで埋まり、「痛い」など受け答えできる状態だった。

約1時間かけて鉄粉を掘って上半身を出し、引き上げ用の安全ベルトを胸に着けたが、貯留槽の底を開けて鉄粉を排出した際、鉄粉に引き込まれて全身が埋まった。

 

出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140812k0000e040195000c.html

 

 

 

 

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20148111049分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8101856分に時事ドットコムから、812日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前11時15分ごろ、愛知県碧南市玉津浦町のトヨタ自動車衣浦工場で、クレーンワイヤでつり上げられた機械の鉄製の扉(約300kg)が落下し、真下で補修作業をしていた下請け工事会社社長の男性(51)が頭を挟まれた。

男性は病院に搬送されたが、脳挫傷で約1時間後に死亡が確認された。


警察によると、扉をつるしていた1本のワイヤが切れていた。

補助ワイヤは使用しておらず、男性は70~80cmの高さにつり上げられた上下に開く機械の扉の下に潜り込み、あおむけに寝て扉の縁の防じんゴム(パッキン)を取り換える作業をしていた。

クレーンを操作していた男性の部下にけがはなかった。

 

工場は盆休みで操業しておらず、機械のメンテナンスが行われていた。

出典URL

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014081190104923.html

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014081000112

 

 

 

 

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 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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