







20日午前10時ごろ、金属の板を加工する「コイルセンターF」の千葉市花見川区の工場で、鉄板を機械を使ってコイルに巻き付ける作業中に男性作業員が鉄板と機械の間にはさまれたと、119番通報があった。
救急隊などが駆けつけたところ、男性は意識がない状態で、ヘリコプターで病院に運ばれる途中、死亡が確認されたという。
警察によると、亡くなった男性(44)は、幅1mほどの薄い鉄板に傷や異物、ゆがみがないか調べながら、鉄板を高さ3mのコイルに巻きとっている際に、鉄板の上側のローラーに左肩などを挟まれたという。肺を圧迫され、窒息したとみられる。
警察によると、ローラーは鉄板を挟むように設置されていた。
当時、現場では男性を含め、5人で午前8時ごろから作業にあたっていたということで、警察で事故の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1085756223.html
20日午前4時15分ごろ、四国中央市の大王製紙三島工場で、自家用電源が停止し停電が発生。
影響で、紙の製造過程で出た排水の汚れを取り除く排水処理施設の沈殿槽が稼働できない状態になり、同30分ごろから、処理中の汚水が海に流出した。
同社によると、これまでに環境被害はないという。
今治海保によると、4つある沈殿槽のうち、3番目の沈殿槽の汚水が、約25分間にわたり約2500m3流出。うち1500m3が雨水排水路を経由して海上に流出した。
同社によると、汚水は5段階で水処理されるが、流出したのは最終段階のものだったため、パルプくずが含まれているが、カドミウムやシアンなどの有害物質などは含まれていないという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120721/ehm12072102060001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120720/dst12072012230002-n1.htm
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120721/news20120721110.html
ことし5月、熱海市でトラックが暴走して7人が重軽傷を負った事故で、熱海警察署はトラックを運転していた男が勤めていた広島県内の会社を書類送検した。
道交法違反の疑いで書類送検されたのは、暴走したトラックを運転していた被告男性(57)が勤めていた、広島市の電気設備会社。
県警は、トラックが最大積載量の2倍強の過積載だったことから、事故後、この会社を家宅捜索するなどして、過積載への指示容認など、関与を捜査していた。
その結果、被告男性が「自分の判断」と供述し、同社も「被告に一任してしまった」と説明していることなどから自分で判断したとして会社の関与は認められなかったが、会社に勤務している個人が違反行為をした場合、その会社と個人の両方を処罰する両罰規定にあたるため、書類送検されたもの。
被告男性は、7月10日の初公判で、過積載でトラックを運転したという起訴内容を認めている。
出典URL
http://news24.jp/nnn/news8803733.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120720/dst12072017570016-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120721/szk12072102070003-n1.htm
19日午後7時40分ごろ、市原市の出光興産千葉製油所で、原油を灯油や軽油などに分離する常圧蒸留塔(高さ約50m、直径約20m)の周囲の、高さ約20mの場所に敷設された配管から火が出ているのを巡回中の従業員が見つけ、消防に通報した。
消防車など十数台が放水し、火は約2時間後に消えた。蒸留塔内部の石油製品は燃えていないという。けが人は確認されていない
警察などによると、配管は直径約40cm。蒸留塔の周囲に張り巡らされ、内部にナフサを循環させて蒸留塔の温度調節をしているという。
消防などによると、一時、約5~10mの火柱があがったという。ナフサは揮発性が高いことから、消防車などが蒸留塔や周囲のタンクに放水し、引火しないよう警戒した。
一方、この配管に腐食して穴が開いている部分があることが、20日、朝日新聞の同製油所への取材でわかった。
同製油所によると、設備の稼働は1967年で、配管は厚さ9mmの鉄鋼で覆われているが、自然劣化した可能性が高いという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120721ddlk12040077000c.html
(ブログ者コメント)
「配管は鉄鋼で覆われている」とか「自然劣化」といった表現は原文どおりだが、意味不明。「自然劣化とは、外面腐食のことだろうか?
19日午後2時ごろ、飯田市の道路の拡幅工事の現場で建設用機械が誤って電柱のケーブルを引っかけてしまい、周辺の住宅の27戸がおよそ1時間半にわたって停電した。
停電が発生したのは飯田市上久堅地区の27戸。
国交省・飯田国道事務所によると、飯田国道事務所が発注した道路の拡幅工事の現場で、建設用機械が土のうを運ぶ際に機械の一部が高さ5mほどのケーブルに引っかかり、電線が傾いたという。
この事故で周辺では午後2時30分からおよそ1時間半にわたって停電したが、午後4時すぎにはすべて復旧した。
同事務所は「多くの皆様にご迷惑をお掛けしたことをおわび申しあげます。今後、同じような事故が起きないように、再発防止に努めていきたい」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013704851.html
18日午後8時半頃、高松市の焼肉店「J十川店」で焼酎を飲んだ41歳の男性客が味がおかしいと訴えた。
店で調べたところ、提供したのは焼酎ではなく食器用の漂白剤だった。
男性は2口飲み、約5分後にのどの痛みやおう吐それに発熱などの症状を訴え、病院で治療を受けた。
市保健所によると、従業員が空の焼酎ペットボトルを再利用しようと、漂白剤をおよそ10倍に薄めた液体を入れて倉庫に保管していた。
ペットボトルの焼酎のラベルがはがされていなかったことから別の従業員が焼酎と思い、客に出したという。
男性の症状は軽いということだが、市保健所では漂白剤の化学物質が原因の食中毒と断定し、この焼肉店を20日から3日間の営業停止処分とした。
7月7日には、新潟市の居酒屋でも一升瓶に入れていた洗剤を日本酒と間違えて客に出すトラブルが起きていて、保健所では薬剤などを飲食物の容器に移し替えて保管することは止めるよう呼びかけている。
「J十川店」は「お客様にご迷惑をかけ本当に申し訳なく思っています。洗剤などの管理や提供する商品の確認を徹底するほか、食品の容器の再利用はやめるなどの再発防止策に取り組んでいきたい」と話している。
この焼肉屋は、Fファミリーフーズ(松山市)が経営するチェーン店。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033727311.html
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012072001001536.html
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20120721ddlk37040646000c.html
(ブログ者コメント)
Fファミリーフーズ社のHPを見たところ、従業員1000人。和食、洋食、フードコートなど、かなり手広く店舗展開している会社だった。
これほど大きな会社なら、日々、飲食店関係の事故・トラブルをウオッチする担当者がいて、おかしくはない。
もしいたなら、新潟市の事故を受け、全店舗に注意喚起することで、今回の事故は防げていたかもしれない。
事故後のコメントが当該店から出されたという報道も気になった。
この会社、他チェーン店への事例横展開はしないのだろうか?
北陸電力は19日、ボイラー内部の燃焼ガス圧力の異常を検知し、18日に運転を停止した富山新港火力発電所石炭2号機(25万KW)について、設備損傷がないことを点検で確認し、19日朝から運転を再開したと発表した。
北電によると、ボイラー内部の石炭燃焼後に出る灰の塊が、ボイラー下部の灰を処理する装置内の水中に落ちて圧力が変動し、異常を検知したという。
灰の塊ができると、通常は蒸気を当てて取り除かれるが、何らかの原因でそのまま残り、大きな塊となって落下したという。
北電広報は「まれに起こり得ること」と話している。
出典URL
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20120719ddlk16040640000c.html
18日午後2時50分ごろ、揖斐郡池田町の池田山で、県消防学校初任科の男子学生(26)が訓練中に熱中症で倒れ、大垣市内の病院に搬送された。集中治療室で意識不明の状態が続いている。
県消防課によると、訓練は山林火災を想定し、午前9時半から午後3時までの予定で、麓から山頂まで往復7.4kmの登山道で実施、約100人が参加した。
午前中から各自重さ8kgの消火用ホースを持ち、6人一組で35kgの訓練用人形を担架に乗せて登山。
休憩をはさんで午後1時半から下山を始め、学生は約1時間20分後に、足がつったと訴えた後、倒れた。
熱中症の症状とみられたため、一緒にいた指導教官らが体を冷やしたり、呼びかけたりしたが、反応がなかったため病院に運ばれた。
岐阜地方気象台はこの日早朝、高温注意情報を発表し、倒れた時刻、同町では35.4℃を観測していた。
同課によると、学生は岐阜市消防本部採用で今年4月入校。
開始前に体調に問題はなかったという。訓練中も15~20分おきに休憩、水分補給していた。
出典URL
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120719/201207190945_17557.shtml
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083683441.html
(ブログ者コメント)
「訓練時における安全管理マニュアル[改訂版] 平成24年3月 消防庁」には、熱中症対策という項目がある。
今回もそれに準拠して訓練は行われたと思うが、それでも屈強な若者が熱中症にかかってしまった。
普通の体力の方は、くれぐれもご用心。
各地で暑さが続くなか、佐久市では18日午前、空き家の倉庫が全焼し、消防は倉庫の中にあったセルロイドが暑さで自然発火した可能性もあるとみて調べている。
18日午前10時ごろ、佐久市田口で、住宅の敷地内の倉庫から煙が出ているのを近所の人が見つけ、消防に通報した。
消防車4台が消火活動に当たり、鉄骨平屋の倉庫1棟、およそ63m2が全焼して、火はおよそ1時間後に消えた。
けがをした人はいなかった。
消防が調べたところ、住宅は10年ほど前から空き家で、火が出た倉庫はセルロイドを使って楽器の部品を作る作業場として使われていた。
倉庫の中に人がいた様子はなく、セルロイドのかけらが散らばっていて、火元になるようなものはないという。
18日の佐久市は、最高気温が34.7℃まで上がる厳しい暑さとなり、消防はセルロイドが暑さで自然発火した可能性もあるとみて詳しく調べている。
消防によると、セルロイドは熱が加わると発火する性質があり、30℃程度の気温で火事になったこともあるという。年数が経過して酸化するにつれ低い温度でも発火しやすくなるという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1016631111.html
(ブログ者コメント)
セルロイドの自然発火は、文献にはいろいろと情報が掲載されているが、実際の火災の報に接するのは珍しい。
(2012年7月29日 修正1 ;本文加筆修正)
2012年7月19日付の信濃毎日新聞紙面に掲載されていた記事を元に、本文を加筆修正した。
17日午後2時半ごろ、酒田市にある酒田共同火力発電所2号機(通常運転中)で緊急時にタービンを自動で停止させる安全装置の作動テストを行っていた際、装置を制御するシステムが突然、作動してタービンやボイラーなどの発電設備が一斉に緊急停止した。
このトラブルでボイラーの高温高圧の水蒸気を逃がす安全弁が作動して、建物の屋上にある排気筒から大量の水蒸気が放出された。
また、社内の火災報知機は鳴らなかったものの、火災の信号が消防署に出たということで、一時、消防車が現場に駆けつけたが爆発や煙は確認されず、けが人もいなかった。
酒田共同火力発電によると、このテストは週に1度行われ、過去に同じ様なトラブルはなかったという。
トラブルがあった2号機は最大出力が35万KWで、発電したすべての電力を東北電力に供給しているが、東北電力によると17日は電力の供給量に余裕があったため、今回のトラブルで電力の供給が不足するなどの影響はなかったという。
発電所では、設備の点検を行ない異常は見つからなかったことから、緊急停止からおよそ2時間後に運転を再開し、なぜ安全装置が突然、作動したのか詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6023651391.html
http://news24.jp/nnn/news8872633.html
一方、7月18日付で朝日新聞山形版(聞蔵)からは、停止時の様子が下記のようにネット配信されていた。
点検テスト終了時に緊急停止した。
17日午後1時前、滑川市寺町の北陸自動車道の上り線で、車道の舗装工事をしていた55歳の男性作業員が作業中に意識を失い、病院に運ばれた。
消防によると、男性は心肺停止の状態で、病院に運ばれたが、まもなく死亡した。
中日本高速道路によると、男性は17日午前8時頃からアスファルトを舗装し直す工事をしていて、現場を通行する車に注意を促す誘導員を務めていた。
男性は正午まで30分休憩したあとだったが、舗装工事では高温の状態のアスファルトを流すため、現場はかなりの温度になっていたと見られている。
消防などは男性が熱中症になった可能性が高いと見ていて、警察が詳しい死因を調べている。
富山県内は晴れて気温が上がり、富山地方気象台によると最高気温は、事故のあった滑川市に隣接する魚津市で31.7℃だった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3063646013.html
17日午後0時45分ごろ、つくばみらい市狸穴の化学工場で、近所の男性から「黒い煙が上がっている」と110番通報があった。
工場倉庫約1200m2が全焼し、約6時間後に鎮火。工場従業員の男性が首や両腕に軽いやけどを負った。
倉庫ではグラスファイバー製造・加工作業をしていたが、当時は休憩中だった。
出火原因を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120718/ibr12071802100000-n1.htm
2012年7月17日20時31分に朝日新聞から写真付きで、また7月20日20時54分にmsn産経ニュース千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。7月18日付の千葉日報紙面にも、同主旨の記事が掲載されていた。
17日午前11時35分ごろ、富津市の木更津港・富津埠頭で、修理のため停泊中の土砂運搬船(957トン、全長58m、幅15m)の船底で爆発が起きた。
警察によると、船底にいた男性3人が船に閉じ込められ、約2時間後に救出されたが、いずれも死亡が確認された。
警察によると、亡くなったのは、船舶修理会社「Kテクノ」(同県袖ケ浦市)の従業員の男性(47)と同社OBの男性2人(67歳、68歳)。
3人は、いずれも全身にやけどを負っていたが、爆発による一酸化炭素中毒で、ほぼ即死に近い状態だったとみられる。
運搬船は「S建設」(広島県三原市)の所有で、油圧配管に漏れがあると修理依頼があったため、船内外で船底を開ける油圧アームの解体作業を行っていた。
関係者は、「一般的にはこうした作業で火花が出る道具は使わない」と首をかしげた。
一方、現場では腐ったボルトを切断するためにバーナーを使用していたとの証言もある。
警察は、船底に漏れていた油に引火した可能性もあるとみて調べている。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0717/TKY201207170238.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120720/chb12072020560001-n1.htm
(2014年2月27日 修正1 ;追記)
2014年2月21日付の千葉日報紙面に、作動油を抜かずに配管をガス溶断したとして社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
木更津労基署は20日、労安法違反の疑いで、修理作業をしていた船舶修理会社「Kテクノ」の社長男性(61)と法人としての同社を書類送検した。
容疑は、富津港に停泊中の土砂運搬船内で、作動油が入った配管の取り換え作業の際に、配管から作業油を取り除くなど、火災防止措置を講じずに配管をガス溶断した疑い。
同船は同日午前11時半ごろに爆発。
作業中の同社社員ら3人が、一酸化炭素中毒で死亡した。
ガス溶断作業の際に飛び散った火花が作動油に引火したとみられ、警察は業務上過失致死容疑で事故原因を調べている。
同社は「通常、火を使わない作業だが、現場の状況から火を使わざるを得なかった。事故原因の解明のため、警察の捜査には引き続き協力していきたい」とコメントした。
(2014年9月28日 修正2 ;追記)
2014年9月26日付の毎日新聞千葉版紙面に、県警からも書類送検されたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
9月25日付の朝日新聞ちば首都圏版紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
県警は24日、業務上過失致死の疑いで、工事を請け負った機械器具設置業の「Kテクノ」の社長(62)と火災で死亡した現場責任者の男性(当時47)の2人を書類送検した。
配管から漏れた作動油を取り除くか、火気を使わずに作業するといった事故防止策をとらずにガス切断機を使った作業を続けさせ、注意義務を怠った疑いがある。
県警によると、社長は「規定通りに指導監督しておけば、事故は防げた」と、容疑を認めている。
道内では、泊原発が3基とも運転を停止し、電力供給に余裕がないとして、今月23日から7%の節電が求められる。
電力供給の主力は火力発電所となっているが、今年度は配管から冷却用の海水が漏れるなど、機器のトラブルが相次ぎ、発電を停止したのが20回、発電量を抑えて運転したのが12回と、あわせて32回に上り、去年の同じ時期の22回に比べて、およそ1.5倍に増えている。
これは、主な火力発電所12基のうち8基が運転開始から30年を超えて老朽化しているうえ、検査を延期して発電能力いっぱいで運転を続けていることなどが主な原因とみられる。
このため、本格的な夏場に向けて、さらにトラブルが続けば、計画停電や不測の停電にいたるおそれもあることから、北電では現場点検を強化するとともに緊急用の発電機を配備するなど、安定供給に努めたいとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20120717/3533291_20120717122002_e781abe58a9be799bae99bbbe68980e38388e383a9e38396e383abe7b484efbc91efbc8eefbc95e5808d.html
(ブログ者コメント)
全国的に火力発電所のトラブルが多発している中で、北海道の状況をまとめた報道を目にしたので紹介する。
17日午前8時50分ごろ、伊丹市西台のマンション建設現場で「作業員が電線に触れて感電した」と119番通報があった。
建設会社員の男性(63)が搬送先の病院で死亡が確認された。死因は急性心不全だった。
警察によると、建設現場では、この日朝から作業員約30人が専用の車を使って基礎部分にコンクリートを流し込む準備をしていた。
車のアームが高さ約12mの電線に引っ掛かったため、男性が足場に上り、ゴム手袋をはめた手で電線を取り外そうとしていた。
警察は、男性が電線に触れて感電したのではないかとみている。
17日午前8時50分ごろ、豊島区目白の学習院大の実験室で、薬品から火柱があがり、23歳と24歳の男子大学院生2人が額に軽いやけどを負った。
火は大学院生らが消火器で消し止めた。
薬品の処理を誤ったとみて、警察が原因を調べている。
警察によると、実験室は理学部の研究棟で、当時は大学院生5~6人が講義のために薬品の準備などをしていたという。
警察の調べに、けがをした大学院生は「溶剤の入ったガラス瓶を床に落としてしまい、その処理のために水をかけたところ、化学反応して火柱があがった」と説明しているという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120717/dst12071712530014-n1.htm
(ブログ者コメント)
□ただの溶剤なら、水をかけただけでは発火しない。溶剤の中に禁水性の物質が入っていたのではないだろうか?記事でも、火柱が上がったのは「薬品から」と書かれているし・・・。
□もしそうだとすれば、薬品が禁水性であることを忘れていたか、知らなかった、知らされていなかったことが考えられる。
町田市と相模原市を流れる境川で大量の泡と魚の死骸が見つかり、町田市や都、南大沢署が17日、原因となる排水を流出させた業者を立ち入り調査した。
両市によると、16日昼~17日、「魚が大量に死んでいる」といった通報が多数寄せられた。
職員が調べたところ、町田市相原町の両国橋から下流約18kmに泡が広がり、コイやオイカワなどが数百匹死んでいた。
両国橋付近の町田市側にある排水溝から高濃度の中性洗剤が流れ込んでいたという。
立ち入り調査の結果、排水溝の近くにある廃棄物保管積み替え業者「Mボックスエンジニアリング」が流出させたと断定。
同社が16日昼ごろに業務用中性洗剤のプラスチック製容器(1ℓ)約400個を重機でつぶしたところ、中に残っていた液が敷地内の側溝から流れ出たという。
町田市は17日夕までに側溝の洗剤を除去し、境川への洗剤の流出は収まった。
県と都が回収した魚は、県側で17日にコイや小魚など約740kg(推定450匹)に上り、18日はさらに多いとみられる。下流の都側では17、18の両日にコイだけでも少なくとも500匹以上を回収。相模原市が16日に回収した分と合わせて1000匹を超えた。
今後、同社に事故報告書と改善計画書の提出を求める。
市によると境川から飲料水の取水はなく、人体への影響は心配ないという。
出典URL
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001207180001
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120718/kng12071817430008-n1.htm
2012年7月17日付の毎日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
16日午前11時25分ごろ、福山市の福山平成大学グラウンドで、同大2年の陸上部員の男子学生(19)が投げた競技用の槍(長さ2.6m、アルミ製)が、近くの女子高生(15)の左側頭部(こめかみ)に刺さった。
警察によると、女子高生は重傷だが意識はあり、命に別条はないという。
警察によると、男子学生は槍投げの練習中。
女子高生も陸上部で、高校のグラウンドが工事中で使えないため、同大のグラウンドで練習して帰宅する途中だった。
女子高生は、男子学生が槍を投げた地点から約60m先の砂場(縦約8.7m、横約16.4m)の脇を歩いていた。
男子学生は砂場に向けて槍を投げたが、それたらしい。
同大陸上部では、槍を投げる前に大声で「投げます」と叫び、周囲に知らせる決まりになっていた。
男子学生は警察に、投げる前に「投げます」と叫んだと説明している。女子高生のそばを歩いていた同級生は、その声に気付いたという。
女子高生は、槍の一部が刺さったまま病院に搬送された。
また、7月18日付で中国新聞から、グラウンドの見取図付きで、また7月17日19時23分にNHK広島からも、これまでにも「危ない」という指摘が出ていたなどといった、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同大は17日、記者会見を開き、謝罪した。
警察は業務上過失傷害の疑いも視野に、男子学生から事情を聴いている。
会見には学長ら6人が出席。「大けがをさせて申し訳ない」と頭を下げた。
大学側は施設利用面の不備を認め、今後は槍投げなど投てき競技の練習を禁じ、専用の練習施設を探すと述べた。
これまでも槍が目標の砂場をはずれるケースがあり、学生から「危ない」との指摘が出ていたため、槍投げの練習はほかの競技が終わってから行うことや、投げる前に声を出して安全確認をすることなど、独自のルールを定めてきたが、やはり不備があった、と述べた。
陸上競技部の監督が男子学生に状況を聞くと、「投げようとした瞬間に(女子高生が)見えたが、投てき寸前で止められなかった」と話したという。
ただ、大学側は今回の事故原因について「学生から十分に話を聞けておらず、確認できない」と述べるにとどまった。
出典URL
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207180026.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4003630821.html
(ブログ者コメント)
□中国新聞の見取図を見ると、女子高生は砂場の手前20mくらいの地点から右折し、槍を投げる方向と同じ方向に歩いていた。
とすれば、右折後、10数秒程度で槍が飛んできたのだろう。
一方、男子学生の立場になれば、「投げます」と叫んだ後、呼吸を整え、投てきの準備動作に入り、投げるまでに、やはり10数秒くらいはかかるのだろう。
両者のタイミングが悪いことに重なっての事故だった気がする。
まこと、事故はヒヤリと紙一重だ。
□一方、五輪出場のディーン選手の投てき風景が、たまたまテレビで放映されていたが、目は槍を投げる先、一点を見つめていた。
ああいう状態になると、脳は槍の着地点しか認識せず、物理的な視界に通行人が入っていても、なかなか気がつかないものだ。
□危険予知はできていたのに、それを活かしきれなかった事例でもある。
事故後に考えると、ああしておけばよかった、こうするべきだったなど、多くの対策が浮かんでくるが、時すでに遅しだ。
(2013年5月21日 修正1 ;追記)
2013年5月20日16時54分にNHK広島から、投げた学生と監督が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、男子学生が安全を十分確認せずにやりを投げていたほか、陸上部の監督を務める大学の非常勤講師も着地点に人を立たせるなど、安全対策を十分に講じていなかったとして20日、この2人を業務上過失傷害の疑いで書類送検した。
警察によると、陸上部の学生がやりなげの練習をしている場所には、女子生徒が通う高校が設置した倉庫があり、生徒たちが頻繁に出入りしていたという。
警察の調べに対し、男子学生は「着地点をもっとしっかり確認するべきだった」と話しているほか、監督は、「倉庫を別の場所に設置すべきだった」と話しているという。
一方、福山平成大学は、「再発防止のため事故のあと投てきなどの種目は別のグラウンドで練習させるなど安全対策を強化した。今後、検察庁の判断を待ちたい」とコメントしている。
警察によると、女子高校生は頭の骨を折るなどの大けがをして、現在も右手足がまひするなどの後遺症が残っているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4004699441.html?t=1369081256540
(2014年4月24日 修正2 ;追記)
2014年4月23日11時47分に読売新聞から、罰金略式命令を受けたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、4月22日付で朝日新聞備後版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
福山区検は22日、やりを投げた同大学4年の男子学生(21)と、陸上部監督の男性講師(63)を業務上過失傷害罪で略式起訴し、2人が福山簡裁から罰金30万円の略式命令を受けたと発表した。命令は10日付。
起訴状などによると、やりの落下地点周辺に県立高校が利用する倉庫があったのに、男子学生は十分な安全確認を怠ってやりを投げ、女子高校生に重傷を負わせたとされる。
監督は部員に適切な指導をせず、落下地点周辺を立ち入り禁止にするなどの安全確保もせずに練習させたとされる。
同大学は、事故後、安全策として投てき種目の練習場を岡山県内の専用施設に移した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140423-OYT1T50070.html
16日午前10時35分頃、愛知県西尾市吉良町の国道247号沿いの解体工事現場で、建物のコンクリート製の壁(高さ約5m、幅約20m)と鉄製の足場が崩れ、現場を覆う幕を押し出すように歩道にはみ出して、建物脇を歩いていた小1女児(6)に破片が当たった。
女児は転倒し、頭や右足を打ち、軽いけがをした。
警察によると、国道に面した壁を敷地の内側に倒すため、午前8時頃から重機などを使って作業を開始。
壁1枚が残った状態だった時に、下部から突然崩れたらしい。
道路側では歩道を規制し、警備員が通行路を設けた車道を歩くように誘導していたという。
女児は弟(5)と近くの公園へ行く途中で、弟にけがはなかった。
警察は、工事の安全管理に問題がなかったか、工事関係者から事情を聞いている。
出典URL
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/120717_1.htm
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3003619461.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。