2017年7月14日17時0分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前5時半すぎ、宮崎市佐土原町の東九州自動車道の下り線で、中型トラックが車線をそれて、センターラインに沿って設置された金属製のワイヤーロープにぶつかった。
警察によると、トラックはワイヤーロープに接触したまま、およそ50mほど走行したが、反対車線に飛び出すことなく止まり、運転していた男性にもけがはなかった。
ワイヤーロープは、中央分離帯のない対面通行になっている高速道路での事故を防ごうと、国交省が今年4月から試行的に導入し、県内では東九州自動車道の10か所、あわせて11.6kmに設置されている。
車がワイヤーロープにぶつかる事故が起きたのは県内では初めてで、警察や高速道路会社では、事故の状況を詳しく調べて設置の効果を検証することにしている。
一方、ワイヤーロープを張り直す作業などを行ったため、東九州自動車道は、宮崎西インターチェンジと西都インターチェンジの間の上下線が、およそ4時間にわたって通行止めとなった。
出典
『ワイヤーロープ区間で初の事故』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5065175201.html
(ブログ者コメント)
ワイヤーロープ設置目的については過去に本ブログで紹介しているが、その効果があったかもしれない事例につき紹介する。
(2017年8月15日 修正1 ;追記)
2017年7月15日付の宮崎日日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察によると、対向車線へのはみ出しはなかった。
ぶつかった際にたわむことで衝撃を緩和するワイヤーロープの効果があったとみられる。
警察によると、現場はほぼ直線道路。
NEXCO西日本によると、今回の事故で衝突したワイヤーロープと支柱は、約1時間50分で修復した。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。