2019年6月16日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9747/
(2019年6月24日 修正1 ;追記)
2019年6月18日付で東京新聞から、担当者は山頂の場所も勘違いしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画を巡り、陸上自衛隊新屋(あらや)演習場(秋田市)を「適地」とした防衛省調査で、一つの山の標高を実際より3m低く誤表記していたことが分かった。
岩屋防衛相が18日の記者会見で明らかにした。
同省の調査のずさんさが改めて浮き彫りになった。
標高が間違っていたのは、秋田県男鹿市の国有地からレーダーの電波を遮るとされた「本山(ほんざん)」。
岩屋氏は、「誠に申し訳ない。あってはならないことだ」と陳謝した。
17日に設置した整備推進本部で再発防止に取り組む考えを示した。
週内にも初会合を開く方針だ。
調査では、米グーグルの衛星写真を利用したサービス「グーグルアース」を地図データとして使用。
担当者が山頂を指し示す場所を勘違いし、標高712mと表示された地点の数値をそのまま記載したという。
実際の標高は715mだった。
防衛省は、新屋演習場を選定する過程で、同演習場を除く東北地方の計19カ所を検討の対象とした。
男鹿市の国有地もそれに含まれる。
今回の防衛省調査では山の仰角を9カ所で過大に計算していたことが分かっており、同市の国有地から見た本山もその一つだった。
<地上イージス配備巡る調査ミス>
陸上自衛隊新屋演習場をイージス・アショア配備の「適地」とした防衛省の調査に誤りが見つかった問題。
配備可能か検討対象となった新屋演習場を除く東北地方の青森、山形両県など計19カ所のうち、9カ所でレーダーが出す電波を遮る山の仰角の数値が過大だった。
防衛省は、電波の障壁となる高い山がない場所が望ましいとして「不適」と判断。
ミス発覚後も配備計画に変わりはないとしている。
出典
『地上イージス、標高も誤り 防衛省 秋田ずさん調査』
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201906/CK2019061802000303.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。