2018年5月22日21時45分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月、山口県周防大島町で橋に設置された送水管が破断して断水となったトラブルで、岡山でも同じメーカーの送水管が壊れ、一時、送水が止まっていたことが分かった。
同じ送水管は全国のおよそ220か所にあり、メーカーが設備に異常がないか、目視で調査している。
ことし1月、周防大島町と対岸の柳井市をつなぐ橋に設置されたポリエチレン製の送水管が壊れて、町のほぼ全域で断水し、最大でおよそ1万5000人に影響がでた。
岡山県広域水道企業団によると、岡山市と瀬戸内市にかかる「邑上橋」でも、ことし1月25日に送水管をつなぐ部品が壊れて、20日以上にわたり瀬戸内市への送水を止める措置をとっていたことが分かった。
いずれの送水管も三井金属エンジニアリングが製作したもので、橋を通過する車両の振動が長期間、繰り返されたことで接合部に出来た亀裂が広がり、破損したとみられるという。
同じ材質で直径が近い送水管は、全国40の道府県のおよそ220か所に設置されているということで、メーカーでは設備に異常がないか、目視で調査している。
三井金属エンジニアリングは、「調査の結果を踏まえて、必要な対策を講じたい」としている。
出典
『岡山でも送水管破断 全国調査』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20180522/4060000408.html
5月24日付で中国新聞からは、厚労省も乗り出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県と岡山県で橋に敷設した三井金属エンジニアリング(東京)製のポリエチレン送水管が相次ぎ破断した問題で、厚労省が近く、全国の水道事業者に点検などを求める通知を出すことが23日、分かった。
出典
『送水管破断で全国へ点検通知』
(ブログ者コメント)
周防大島事例は、本ブログでも紹介スミ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。