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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016512743分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午前7時10分頃、青森市荒川の城ヶ倉渓谷にかかる国道394号「城ヶ倉大橋」で、4トントラックが強風にあおられて横転し、運転していた20歳代の男性が110番した。

 

幸い、トラックは転落を免れ、男性にもけがはなかったが、現場では強い風が吹き続けたため車両の撤去作業ができず、周辺の約3kmが終日にわたり、通行止めに。

 

通行の可否を判断するために設置されていたはずの風速計が数年前から故障したままになっていたことも、県への取材で明らかになった。

 

城ヶ倉大橋は、1995年に開通した全長360mのアーチ橋で、谷底までの高さは約120m。

警察の発表では、トラックは黒石市から青森市に向かっていたが、橋の真ん中付近で強風にあおられて横転した。

 

男性の110番を受けて、午前8時前から約3kmにわたり全面通行止めとしたものの、強い雨と風で安全が確保できないことから同日中の撤去は断念し、天候が回復すれば、12日朝から作業に取りかかる予定だという。

 

一方、橋を管理する県東青地域県民局地域整備部によると、橋の上には開通当初から風速計が設置され、25m以上の風速を観測すると管理事務所で警報が鳴って、通行の可否を判断する仕組みになっていたが、実際は、数年前から老朽化などで観測できない状態になっていた。

開通以来、25m以上の風速を観測したことがなかったことや財政上の理由によるもので、職員が1日に数回、橋を見回りすることで代替していたという。

 

ただ、早朝の見回りは行っていないといい、この日の通行の可否について、同部道路施設課の担当者は、「判断していないのに等しかった」としている。

 

青森地方気象台では、10日夕から県内全域に強風注意報を発令。

現場から東に約2kmの青森・酸ヶ湯の観測点では、11日午前6時35分に最大瞬間風速18.2mを記録していた。

古い家屋なら外装の一部が飛ばされてしまうほどの強さだという。

 

出典

4トントラック、強風で横転風速計は故障中

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160511-OYT1T50291.html

 

 

513日付で読売新聞青森版からは、下記趣旨の続報記事がネット配信されていた。

 

この橋や道路を管理する県東青地域県民局によると、橋の上には強風時に通行の可否を判断するため風速計が設置され、風速25m以上を観測すれば、管理事務所で警報が鳴ったり、同15m以上で橋の手前の電光掲示板に「強風注意」と表示されたりする仕組みがとられていたが、実際は約14年前から風速計が故障し、掲示板には何も表示されない状態が続いていたという。

 

横転事故を受け、県道路課は、県内6つの地域県民局を通じ、県管理の道路上で風速や気温などを観測し、ドライバーに情報を提供している「気象表示板」を一斉点検する方針を固めた。

 

同課によると、この設備は、県が管理する12の国道(総延長計約1111km)に74か所、233の県道(同2492km)には61か所あり、13日以降、各県民局の職員が全て目視で点検し、20日までに故障の有無などを報告。

不具合が見つかった場合は、同課から「できるだけ早急な修繕」を指示するという。

 

事故のあった城ヶ倉大橋では、12日午前7時から約1時間かけて車両が撤去され、同9時に通行止めが解除された。

 

問題の風速計と同掲示板については、東青地域県民局が応急処置として吹き流しを2か所に設置した上で、業者に調査を依頼し、当面は、強風注意報などが出た際に職員を現地に派遣して通行の可否を判断していくことが決まった。

 

事故に遭った男性運転手(23)は、12日夜、読売新聞の取材に「電光掲示板に注意が出ていれば橋に入るのを控えていた」と話し、県側に早急な対応を求めた。

時速40~50kmで橋に入った直後、運転席側から突風を受けてバランスを失ったといい、「一歩間違えれば死んでいたと思う」とこわばった表情を見せていた。

 

出典

トラック横転事故 気象観測設備を一斉点検へ

http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20160512-OYTNT50395.html

 

 

5131113分にWEB東奥からも、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2002年ごろ、橋近くの風速計のデータを受信するシステムが故障。

業者が修理箇所の部品を手配したものの入手できなかったほか、同部内でもシステム故障について引き継ぎがなされていなかった。


同部は、冬期間、除雪業者などに委託し、目視による朝夕の路面点検は行っていたものの、風については特段調査をしていない。

 

今後、早急に修理に取りかかり、年度内の復旧を目指すという。

 

出典

風速計、14年間故障のまま/青森市城ケ倉大橋横転事故

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160513-13111339-webtoo-l02

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

WEB東奥には、「風速計の羽根がとれたままになっている」という解説付きの写真が掲載されている。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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