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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(1/2から続く)


水不足で悲鳴・・・透析患者対応

2016417日 フジテレビ)

 

14日から続く熊本県などでの一連の地震。
給水活動が行われた学校には、校庭を埋めつくすほどの行列が出来た。


特に、病院が水不足に悲鳴をあげている。
地震で貯水タンクが破損してしまった病院もあり、特に、1回に付き100ℓ以上の水が必要な透析患者への対応に、一番困っているという。


事態は深刻で、病院は自衛隊に要請したという。

 

http://e.jcc.jp/news/10824863/

 

 

西原村など断層近くの4町村で長引く断水 専門家「耐震水道管の導入検討すべきだ」

20165162229分 産経新聞)

 

熊本地震の影響で熊本県西原村や南阿蘇村などで断水が長引き、1カ月経っても水が通っていない地域が少なくないことで、水道管の耐震化が改めて注目されている。

 

これらの地域は、地震を引き起こした断層が近接しており、断層の活動が水道設備の損壊に関係したとみられる。

専門家は、災害に備えた対策が急務と指摘する。

 

県災害対策本部のまとめによると、断水戸数は15日現在、益城町935戸、南阿蘇村914戸、西原村388戸、御船町160戸と、計2397戸に上る。

 

西原村では、3週間が経過した3日の時点でも、全1975戸のうち、約7割にあたる1389戸で断水が続いていた。

福岡市水道局などが応援に入り、通水に向けた管路の復旧作業を進めているが、飲用制限もあって、全面復旧のめどは立っていないのが現状だ。

 

同村や南阿蘇村を走る布田川断層帯などが引き起こした地層のずれが、給水設備への損傷を拡大させたととらえる向きがある一方、県の担当者は、「原因は被害が大きかったからとしか言えない」と頭を抱える。

 

西原村によると、村内の上水道は、くみ上げた地下水を2系統あるタンクを経由するなどした上で、給水管をたどって家庭や施設へ届けている。

地震でタンクは破損したが、仮タンクはすでに設置されており、断水の解消は給水管の修繕の進捗にかかっている。

 

厚労省によると、平成27年3月現在、基幹管路(主要水道管)の耐震適合性がある管の割合は、全国平均で約36%にとどまる。

熊本県内は25.4%で、西原村では、耐震適合性を備えた管は1~2割程度。担当者は、「価格や施工技術の問題で、ほぼ採用できていない」と話す。

 

近畿大理工学部の米田昌弘教授(振動工学)は、「規模が比較的小さい自治体では、耐震設計の水道管がほとんど敷設されていない」とし、西原村について、「断水戸数の割合の高さからみて、管のつなぎ目同士が断層の変位による影響を大きく受けていると推察できる」と指摘する。

 

大きな揺れを引き起こす活断層は全国各地にある。

米田教授は、「国が主体となって耐震設計管の導入を早急に検討すべきだ」と警鐘を鳴らしている。

 

http://www.sankei.com/west/news/160516/wst1605160093-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

病院の貯水タンク破損の件、どのテレビ局だったか忘れたが、再現実験として水を入れたタンクを揺らし、強い水圧がかかる都度、タンク側壁がふくらんでいる様子が放映されていた。

 

当該情報を求めてネット検索したところ、当該情報は見当たらなかったが、東日本大震災でも同様な被害があったため、2012年に愛知工業大学で実験が行われたという下記趣旨の記事が、2012117日に中日新聞からネット配信されていた。

 

愛工大 貯水タンク 耐震実験 長周期振動、破壊寸前に

 

愛知工業大の鈴木森晶教授(耐震工学)らのグループが、6日、学校や病院などのビルの貯水タンクの耐震性を調べる実験を豊田市の同大八草キャンパスで公開した。


実験では、緩やかな揺れが続く長周期振動によってタンクが破壊寸前の状態になり、グループは耐震性の研究を進めていく。


東日本大震災の際、長周期振動で多数の貯水タンクが破損したことを受け、中央大の平野広和教授と共同で研究している。

 

仙台市では、公立小中学校192校のうち62校で被害が出たほか、水不足になって患者の受け入れを減らす病院もあった。


実験は、地震の揺れを再現できる振動台の上に、25トンの水を入れた一辺3mの立方体のステンレス製貯水タンクを載せて開始。

震度1~3に相当する振動を、2~10秒周期で繰り返した。


揺れ幅の拡大に伴って水が波打ち、タンク内の天井や壁に水が大きな音とともに打ち付けられた。
ステンレス板の溶接部分も、通常の3mmから20mm程度に広がった。

今回の揺れ幅は最高で8.8mmだったが、耐久性の計算上では、揺れ幅が9.5mm程度になるとタンクのステンレス板に亀裂が入り、水漏れが生じるという。


鈴木教授は、「国内の貯水タンクの耐震基準は、内部の水の振動が考慮されてこなかった。南海トラフ地震でも長周期振動が起きる可能性があり、タンクの耐震対策を考えたい」と話した。

 

http://edu.chunichi.co.jp/?action_kanren_detail=true&action=education&no=2878 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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