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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201731330分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中国からの渡航者が日本に持ち込もうとして没収された鳥肉から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されていたことが、農水省動物検疫所などへの取材でわかった。

 

人に感染する可能性は低いが、野鳥などを介してニワトリなどの家禽に感染する恐れがある。

検疫で没収される畜産物は全体の一部とみられ、専門家は、対策強化の必要性を訴える。

 

調査は、世界的に鳥インフルの流行が近年続いていることから、動物検疫所と北海道大学が共同で初めて実施。

2015年6月~今年2月に羽田空港など全国9カ所の空港や港で渡航者の荷物から没収されたニワトリやアヒルの肉や卵など228検体を調べた。

 

その結果、中国の上海、アモイ、香港から成田、中部の各空港に持ち込まれたニワトリとアヒルの生肉3点から、高病原性鳥インフルエンザのH5N1亜型とH5N6亜型のウイルスが見つかった。

両ウイルスは中国などで人への感染が確認され、死者も出ているが、死んだニワトリなどに濃厚接触したことが原因とみられている。

また、中国や台湾、ベトナムから成田、羽田、関西、中部の4空港に持ち込まれたニワトリやアヒルの生肉9点からも、低病原性のウイルスが検出された。

 

検出されたH5N6とH5N1のウイルスをニワトリとアヒルに感染させると、約9割のニワトリが3日目までに死亡。

死んだニワトリの血液を調べると、全身でウイルスが増殖しており、強毒性と確かめられた。

遺伝子解析により、中国で流行するウイルスと近縁であることがわかった。

 

海外からの肉類の持ち込みは、家畜伝染病予防法に基づき、検査証明書がない限り認められていないが、日本で生活する人が帰省した際に本国から持ち帰ったり、土産で持ち込まれたりすることがあるという。

 

さらに日本は、現在、中国やベトナム、台湾など、鳥インフルの発生が報告される国・地域からの家禽の肉、卵などの輸入を停止している。

 

大槻公一・京都産業大学鳥インフルエンザ研究センター長によると、国内で流行する鳥インフルエンザは渡り鳥によって運ばれると考えられており、「携行品で持ち込まれる可能性は想定されていない」と指摘。

持ち込まれた肉が屋外に捨てられ、野鳥が触れたり、生肉に触れた人が農場や動物園に行ったりして感染が広がる恐れがあるという。

 

一方、海外から渡航者は急増しており、検疫所で没収された畜産物は、中国からを中心に15年は約6万2700件(約83トン)に上り、11年と比べほぼ倍増した。

 

調査にあたった北大の迫田義博教授(ウイルス学)は、「すべてを検疫で見つけるのは難しく、今回見つかったのは氷山の一角とみられる。季節に限らず常に持ち込まれているという前提で、防疫対策を進める必要がある」と言う。

 

大槻さんは、「東京五輪に向けて訪日客が増えることが予想されており、水際対策は重要性を増している。厳しい手荷物検査や探知犬の拡充など、検疫を徹底すべきだ」と話している。

 

出典

中国から持参の生肉、鳥インフル検出 検疫に限界も

http://www.asahi.com/articles/ASK385VTKK38ULBJ00P.html

 

 

31350分に朝日新聞からも、下記趣旨の関連記事がネット配信されていた。

 

中国からの渡航者が持ち込もうとした肉から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが見つかった。

空港などの検疫の現場では、犬を使った水際対策などが取られているが、没収できるのはごく一部とみられる。 (1面参照)

 

3月上旬、羽田空港国際線ターミナルの入国検査場。

上海と北京からの便が到着すると、動物検疫所羽田空港支所の本田・家畜防疫官(33)が、検疫探知犬を連れて回った。

 

犬が渡航客の荷物をかぎ分けながら進むと、若い男女の荷物を載せたカートの前で止まり、静かに座った。

「発見」の合図だ。

 

別の防疫官が窓口まで案内し、4つのトランクを開けると、ソーセージや豚肉などが出てきた。

法律で許可のない輸入は禁じられており、その場で没収。

同支所の角田次長は、「トランク一つ分持ち込もうとして没収される人もいる」という。

 

税関の検査で持ち込みがわかった肉類もあった。

ただ、犬がチェックできるのは一部で、中身のわからないまま通過する荷物が後を絶たない。

 

すべての便に対応するのは難しく、探知犬を使うのは、鳥インフルが報告される中国など、リスクの高い国からの便が中心。

禁輸品が見つかるのも、中国からの便が最も多いという。


日本で生活している人が帰郷した時に本国から持ち帰ったり、日本にいる家族や友人に土産で持ってきたりするケースのほか、業者が食材として大量に運び込もうとすることもある。

旅行客の荷物から見つかることもあるという。

 

出典

追いつかぬ、肉の検疫 鳥インフル検出、水際の空港

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12838863.html?rm=150 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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