2018年11月27日11時12分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中日本高速道路は、今冬から、除雪しきれないほどの大雪が予想されるときは、車が立ち往生する前に高速道路を通行止めにする取り組みを始める。
これまでは、実際にスリップや事故で交通がまひしてから通行止めにしていた。
立ち往生した車で除雪車が作業できなくなることを防ぐ。
道路に設置したカメラや降雪計で、降雪の強さ、路面状態などを監視。
除雪が追いつかない降雪量だと判断したら通行止めを決め、道路にある情報板やホームページ、ラジオなどで知らせる。
中部地方や首都圏を走る東名や中央道、名神など、同社管内で運用する。
一方、降雪の状況を見誤ると無駄な通行止めが頻発しかねないため、監視カメラや降雪計を増やして予測精度を上げる。
近年は、集中的な大雪の発生による交通まひが増えてきた。
国交省は今年2月、対策を考える有識者会議を設置。
中日本高速が今回導入する取り組みは、その会議において、具体的な対策として挙がっていた。
出典
『大雪予想→事前に通行止めに 今冬から東名・中央道など』
https://www.asahi.com/articles/ASLCQ4RZZLCQOIPE00F.html
ちょっと前、11月21日22時57分に中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中日本高速道路は21日、大雪が予想される場合に高速道路を通行止めにする「予防的通行規制(事前通行止め)」を今冬から導入すると発表した。
迅速な除雪につなげ、車両が長時間立ち往生する事態を防ぐ狙い。
同社管内の高速道路では、昨年2月の雪で新東名高速道路御殿場ジャンクション(静岡県御殿場市)の路面が凍結し、スリップした車両が道をふさいで通行止めになって、1000台が半日近く動けなくなった。
今年1月には、北陸道の上下線でも460台が立ち往生した。
こうした事態を予防するため、除雪車の能力を上回るような大雪が予想される場合には、まだ雪が少なく車両が走れる状態でも通行止めにする。
その後、集中的に除雪車を投入して素早く作業し、通行止めの時間短縮を図るという。
予想には、契約する気象予報会社や降雪計、監視カメラの情報を活用する。
担当者は、「鉄道の計画運休もあり、社会は安全を優先する考え方を理解する流れになってきた」と話した。
東日本高速道路も同様の仕組みを導入する方針で、西日本高速道路は検討中。
出典
『大雪予想で「事前通行止め」導入 中日本高速』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018112190225756.html
※2018年11月28日5時28分に朝日新聞からは、西日本高速道路は大雪による通行止め予測
区間を従来の1日前から2日前に前倒しで発表するなど、下記趣旨の記事がネット配信され
ていた。
西日本高速道路(ネクスコ西日本)は27日、大雪で通行止めが予想される区間を、2日(48時間)前に知らせると発表した。
これまでは、1日(24時間)前だった。
渋滞や事故が発生する前に予防的に通行規制をして集中的に除雪し、通行止めの時間を短くする取り組みも進めるという。
北陸や山陰地方で雪による通行止めや立ち往生が近年相次いでいることを受けた対応で、通行止め予想は、道路の情報板やホームページなどで知らせる。
また、積雪状況などを正しく把握するため、道路上の監視カメラを増設。
除雪車も増やし、全支社に凍結防止のための温めた塩化ナトリウム溶液を散布する車両を配備する。
出典
『大雪通行止め予想、1日早めて2日前に発表 西日本高速』
https://www.asahi.com/articles/ASLCW54ZLLCWPTIL01L.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。