2018年11月23日1時56分に北海道新聞電子版から下記趣旨の記事が、誤接続された配管の写真付きでネット配信されていた。
11月22日17時25分にYAHOOニュース(北海道放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市などは22日、札幌市中央区北1西1の文化関連複合施設「札幌市民交流プラザ」2階のレストランで、施設が開業した10月7日から今月15日まで、地下水と雨水、水道水からなる「中水(ちゅうすい)」が料理や飲み水に使われていたと発表した。
施工時のミスで、トイレの洗浄に使う中水の管が、厨房の蛇口に向かう管に接続されていた。
市保健所などの水質検査で飲料水の基準に適合しており、健康被害などの報告はないという。
水道管の誤接続があったのはA社(札幌)が運営するレストラン「D」。
施設の指定管理者の札幌市芸術文化財団が今月13日、店の水道メーターを確認したところ、使用量がゼロだったため、業者に調査を依頼した。
この結果、A社から工事の依頼を受けた業者が、天井裏に隣接して通る中水の管と上水道の管を取り違えていたことがわかった。
同財団によると、中水に含まれる雨水や地下水は、ろ過や消毒の工程を経て供給されているという。
A社は15日昼に連絡を受け、客の受け入れを一時止めて是正工事を実施。
同日午後4時から上水道の水が通り、通常営業に戻った。
同社は、「不適切な工事が行われたことは大変遺憾。店舗の施工管理を一層強化する」とのコメントを発表した。
公表が問題把握から1週間後となったことについては、「保健所などの水質検査の結果を待ったため」としている。
レストランは先月7日にオープンしていた。
出典
『札幌市民交流プラザの飲食店 水道管接続ミスで雨水混入』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/250811
『雨水入った水を調理や飲み水に使用 札幌市民交流プラザのレストランで配管工事ミス 水質は基準満たす』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181122-00000008-hbcv-hok
11月22日19時32分にFNN PRIME(北海道文化放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月23日20時46分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
水道の配管に、トイレの洗浄のために使う雨水と地下水に水道水を混ぜて流す配管が接続されていたという。
原因は、工事を請け負った札幌の内装工事会社の施工ミスと工事後の確認不足。
発表によると、今月13日、プラザの管理者が水道料金を請求するために同店の上水使用量を確認し、メーターが動いていないことに気づいた。
14日夜に誤接続とわかったが、連絡が行き届かず、水は15日昼頃まで使われていた。
雨水と地下水は濾過や塩素などでの消毒処理がされていて、オープン前と、発覚後の水質検査では、飲料水の基準を満たしていて、今のところ健康被害の報告はないという。
プラザ内の他の飲食店で誤接続はなかった。
出典
『札幌市民交流プラザのレストランに"雨水と地下水"混ざる…配管ミス 健康被害なし』
https://www.fnn.jp/posts/2018112200000008UHB
『トイレの洗浄水、飲料水やレストラン調理に使用』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181123-OYT1T50009.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。