2013年9月6日13時22分に西日本新聞から写真付きで、また9月6日12時37分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後7時半ごろ、熊本県荒尾市荒尾の工事現場で、近くの大工の男性(56)が工事中の側溝(深さ約1.3m)に転落しているのを家族が見つけ、119番した。
病院に搬送されたが、6日未明に死亡した。
警察によると、現場は国道389号に並行して整備している道路脇の側溝で、雨水などを一時的にためるための「排水升」(縦横各約0.8m)と呼ばれる部分。蓋はされておらず、周りに柵はなかった。
当時、工事は行われておらず、警備員も不在で、車は通れないように規制してあったが、歩行者は通行できる状態だった。
底には水深20~30cmの水がたまっていたという。
男性は午後7時ごろに大工の道具を取りに1人で外に出て、戻らないのを不審に思った家族が捜していた。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/37978
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004328721.html?t=1378501056006
(2014年3月31日 修正1 ;追記)
2014年3月25日17時8分にNHK熊本から、転落を防ぐための注意義務を怠ったとして責任者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、転落を防ぐための注意義務を怠っていたとして、工事現場の責任者の男を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
警察によると、男性が転落した側溝の穴には転落を防ぐためのふたがなく、穴があることを知らせる看板なども設置されていなかったという。
このため警察は、きょう、工事現場の責任者をしていた荒尾市の建設会社につとめる男(39)を、転落を防ぐための注意義務を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
警察の調べに対し男性は、側溝の穴に転落する危険性を認識しておらず、安全措置をとっていなかったと、容疑を認めているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5003225971.html?t=1395789269429
2014年3月26日付で朝日新聞熊本全県版(聞蔵)からも、若干異なる表現で下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場責任者の男性は、ふたや立ち入り禁止の看板など、転落防止の注意をしなかった疑いがある。
「人が立ち入らないと思い、注意義務を怠った」と、容疑を認めているという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。