2018年10月1日13時5分に産経新聞から、現場の写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風24号による強風の影響で、千葉県市原市国分寺台中央の同市役所では、第2庁舎の1階吹き抜け部分の窓ガラス12枚が割れた。
市シティプロモーション推進課によると、1日午前2時15分ごろ、台風への警戒のため宿直していた職員が被害に気づいたという。
第2庁舎1階は市民税課や納税課などの窓口があり、1日は午前8時半から、一部を立ち入り禁止にした上で窓口を開けているという。
出典
『千葉県市原市役所の1階吹き抜け部分の窓ガラス12枚割れる』
http://www.sankei.com/affairs/news/181001/afr1810010023-n1.html
10月1日10時56分にNHK首都圏からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1階部分に設置されているガラス、12枚が次々に割れた。
ガラスは1枚が縦およそ4.5m、幅およそ2mで、30日夜から風が強まったため、時折、市の職員が風で外れないように手で押さえたりしていたが、突風に耐えられなかったという。
職員は危険を感じてその場を離れ、けが人はいなかった。
市役所の第2庁舎は昭和47年に建てられ、これまでにガラスが1枚、割れたことはあったが、今回のような被害は初めてだという。
出典
『市原市庁舎のガラスが次々に損壊』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181001/0019319.html
※10月2日5時0分に千葉日報から、千葉県内の強風による被害状況が、市原市役所事例を含め、下記趣旨でネット配信されていた。
風雨を伴って日本列島を通過。
千葉県内では早朝から、JRを中心に鉄道ダイヤが乱れたほか、道路でも渋滞が発生し、通勤・通学客らを足止め。
交通網の混乱は、昼すぎまで続いた。
けが人や住宅の一部損壊も続出し、県内にも爪痕を残した。
房総半島で吹き荒れた強風は、トラックやバイクの運転手にも襲いかかり、転倒などで男女14人が負傷。
栄町では、国道356号を走行していたトラックが強風にあおられ横転し、運転手の男性(51)が全身を打って負傷。
山武市のJR成東駅付近では、新聞配達中のバイクの40代男性が折れた街灯に気付かず衝突して腰などを打撲した。
千葉市花見川区の老人ホームでは、入所女性(89)に割れた窓ガラスがあたり、左顔面を負傷した。
住宅被害も発生。
四街道市では、強風で飛ばされた屋根が隣家の窓ガラスを割った。
県内では計48軒が一部損壊し、袖ケ浦市など4棟で床下浸水。
八街市では3階建てビル屋上のハトの小屋が飛ばされ、空き家住宅の屋根を直撃した。
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出典
『記録的暴風雨、千葉県内襲う 交通乱れ、通勤客ら足止め』
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/535848
(ブログ者コメント)
2014年に1枚割れた事例は、本ブログでも紹介スミ。
市役所1階は、周囲に風を遮る建物などほとんどない、少し高台になっている場所。
割れたのは、壁代わりに設置されている大きなガラスだ。
(下記写真では、割れた部分がベニヤ板で塞がれている)
2014年の事故当時、風はそう強くないように感じていたが、今回は半端ない強風。
夜中の1時ごろから特に強く吹き始め、2時から3時ごろにかけては、家が揺さぶられるほどの凄まじい風が吹いていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。