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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(1/2から続く)

 

2018102日付で東洋経済からは、他の鉄道会社でも計画運休したところがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

計画運休は、ほかの鉄道会社も実施した。

 

15時30分の段階で21時以降の運休を発表したのは、東京メトロ東西線の東陽町~西船橋間。

同区間は、ほとんどが地上の高架線で長い鉄橋もあり、風の影響を受けやすい。

 

同社は、「風速25m/秒以上で運転を見合わせる基準になっているが、予報でこれに近い風速の予想が出ていたため、運休を決めた」(広報部)と説明。

事前に予告しての運休は、「少なくとも、ここ数年はなかった」という。

 

西武鉄道も比較的早く、16時の時点で20時以降の本数削減と22時以降の運転見合わせを発表した。

同社が計画運休を行ったのは、今回が初。

 

「災害を引き起こす可能性がある強い台風であることがわかっていたので、安全のためには早めに運休を決めて周知し、利用者には早い時間に帰宅してもらうほうがいい」(広報部)と判断したといい、決定の背景には、JR線の計画運休実施もあったという。

 

・・・・・

 

一方、運転を継続したのが東武鉄道、京急電鉄、京成電鉄だ。

特急など一部列車の運休はあったものの、この3社は、基本的に終電まで運行を継続した。

 

21時以降に運休の可能性があることを告知した上で運行を続けた京急は、「雨や風の数値を見て、規定に入っているかで運行の継続を判断している」といい、予測も含めて基準値には至らなかったため、運休しなかったという。

 

東武と京成は、安全上問題ない限りは運行を継続するという考えだ。

 

だが、運行を継続したある鉄道の関係者は、「各社の状況を見つつ、(計画運休の)検討する必要もあるかもしれないとは思う」と話す。

 

・・・・・

 

出典

「計画運休」、鉄道各社の判断なぜ分かれた? 大きな混乱はなかったが…翌日の対応に
 課題』

https://toyokeizai.net/articles/-/240583 

 

 

9302249分に産経新聞からは、計画運休に対する解説的記事が下記趣旨でネット配信されていた。

 

非常に強い台風が再び列島に襲来し、首都圏のJR在来線や東海道新幹線は「計画運休」に踏み切った。

 

企業活動などに大きな影響を及ぼす一方で、運行途中の電車が駅間で止まるなどの混乱を防ぎ、乗客の安全を確保する意味合いがある。

 

異常災害が頻発する中、こうした事前の運休告知が定着しそうだ。

 

 

【臨機応変に】

 

計画運休は、自治体や企業があらかじめ防災対応を決めておく「タイムライン」(事前防災行動計画)の一環といえる。

 

平成26年8月の広島市の土砂災害で避難勧告の遅れが指摘されて以降、計画策定が各地で広がりつつある。

 

台風に備え、公共交通機関で初めて計画運休を本格導入したのは、JR西日本。

同年10月、台風19号の接近に備え、京阪神地区全24路線の運休に踏み切った。

 

今年に入りJR西は、7月の西日本豪雨や8月の台風20号、9月の台風21号でも、計画運休を実施した。

 

台風21号のケースでは、関西に拠点を置く主要企業が相次いで臨時休業を決定し、外食チェーンや百貨店でも多くが営業を見合わせた。

 

こうした企業活動への影響に対し、JR西の来島(きじま)社長は、「有事の際には広く社会の安全を守ることが大事だ。仕事を休みにするなど、臨機応変な対応が社会に定着することが望ましい」と訴える。

 

 

【再開スムーズ】

 

気象庁の梶原予報課長は、9月29日の臨時記者会見で、「24号は、今年、日本を襲ったどの台風よりも力が強く、大きな影響を与える可能性がある」と警告。

今回の対応も、安全に配慮した結果といえそうだ。

 

では計画運休を実施しない場合、どのような事態が想定されるのか。

 

首都圏のJR在来線の場合、複数の路線に乗り入れ、走行区間が長い列車も多い。

風雨が規制値を超えると駅間で列車が立ち往生し、乗客が長時間にわたって閉じ込められる可能性がある。

 

JR関係者は、「一部区間の運行が、逆に大混乱を招くという事態を考えなくてはならない」と強調。


計画運休では、乗務員や車両のやりくりの見通しが立ちやすく、運行再開もスムーズに行えるメリットもある。

 

 

【変わる常識】

 

ただ、鉄道事業者が難しい判断を迫られるケースも考えられる。

 

通勤・通学客の帰宅時間と重なる平日の夜に全面運休となれば、大勢の「帰宅困難者」が発生する恐れがある。

 

23年3月の東日本大震災では、JR東日本が「構内の安全が確認できない」として東京都内の主要駅のシャッターを閉じ、乗客は駅から追い出されて行き場を失った。

 

今回の計画運休は休日に当たったが、鉄道事業者側が運休を決断するタイミングや、利用者に対する情報周知の面でも課題が残りそうだ。

 

 「空振り三振はよくても、見逃し三振はいけない」というのが、防災対策の鉄則とされる。

混乱のリスクと社会への影響がせめぎ合う中、「公共交通機関は全面運休しない」という常識は変わりつつある。

 

出典

『鉄道ストップ「計画運休」 空振り恐れず混乱回避』

https://www.sankei.com/affairs/news/180930/afr1809300015-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

某テレビ局の報道番組では、『30日夜の時点で「明朝は始発から通常どおり運転する予定」としていたため、普段通りに乗客が駅に出かけた』と解説?コメント?していた。

 

今回の反省から、今後の計画運休時は、「明朝は台風通過後の点検などで始発からダイヤが乱れる可能性があります」などと告知するようになるかもしれない。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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