







2021年10月7日11時56分にYAHOOニュース(青森放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう午後0時半ごろ、三沢市三沢の産業廃棄物処理会社の敷地内で、実験のための高温の炉が爆発する事故が起きました。
この爆発事故で男性2人が八戸市内の病院に運ばれましたが、およそ2時間後に1人が亡くなりました。
亡くなったのは神奈川県横浜市のリサイクル事業会社「T環境ソリューション」の従業員・瀨昇さん67歳です。
また、搬送された瀬川さんの同僚で横浜市の32歳の男性も軽いけがをしました。
警察と「T環境ソリューション」によりますと、2人はリサイクルの実験のため、リチウムイオン電池を高温の炉に入れていたということです。
三沢警察署が事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4639230050a64d19742f2da13675635651545746
10月6日20時52分にNHK青森からは、リチウムイオン電池を熱分解する実験をしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、2人は敷地の一画に燃焼試験炉を設置してリチウムイオン電池を熱分解する試験をしていたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20211006/6080013937.html
10月7日9時16分にYAHOOニュース(東奥日報)からは、爆発したのは小型焼成炉だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後0時35分ごろ、青森県三沢市三沢戸崎の産業廃棄物処理会社・L社の敷地内で、小型焼成炉が爆発する事故があった。
作業中だったリサイクル会社・T環境ソリューション(横浜市)従業員で横浜市の瀬川さん(67)がドクターヘリで八戸市内の病院に搬送されたが、約2時間後、死亡が確認された。
三沢署によると、死因は出血性ショック。
同僚で横浜市の諸澤さん(32)もけがをした。
T環境ソリューションはT社の子会社で、炉はソリューション社が設置。
同社とL社によると、リチウムイオン電池のリサイクルを共同で研究しており、2人は実験の一環で、電池を高温の炉に投入したという。
諸澤さんから報告を受けたL社の従業員が119番通報した。
同署が事故原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/08a49d223c7b1cf4729f5fd03c0ba870f7e0fd94
10月6日19時9分にYAHOOニュース(青森朝日放送)からは、リチウム電池を焼却処分中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三沢市で、リチウムイオン電池を焼却処分中に焼却炉が爆発する作業事故が発生しました。
この事故で67歳の男性が亡くなりました。
警察によりますと、午後0時半ごろ、三沢市三沢の産業廃棄物処理会社の敷地内で、リチウムイオン電池を焼却処分中に、焼却炉が爆発する作業事故が発生しました。
この事故で、焼却作業に当たっていた横浜市の瀨川さん(67)と諸澤さん(32)が病院に運ばれましたが、瀨川さんはおよそ2時間後に死亡が確認されました。
諸澤さんは搬送時、意識がある状態だったということです。
警察が事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bde2ed2110d1b47c0281e731a5b004a5ee8b2fea
2021年10月8日付で日本海新聞から下記趣旨の記事が、捨てられていた薬品ビン10本の写真付きでネット配信されていた。
鳥取県境港市は7日、市リサイクルセンター(同市夕日ケ丘2丁目)に持ち込まれた廃棄物に混入していた薬品の瓶の付近から白い煙が発生し、吸い込んだ職員6人が舌のしびれや喉の痛みなどの軽症を負ったと発表した。
6人は回復しているという。
市は劇物の容器の持ち込みを禁止しており、ホームページなどで市民に注意を呼び掛けている。
市環境衛生課によると、6日午前9時20分ごろ、不燃物を破砕機に入れる前に危険物や処理不適切物を取り除く作業をしていた職員が、不燃物を平らにならしたところ異臭を伴う白煙が発生し、吸い込んだ。
周辺でフェノール結晶、アリニン、エチレングリコール各1本、塩酸4本など計10本の薬品の瓶を発見。
底が割れた瓶や未開封の瓶があり、どの薬品から煙が出たかや誰がいつ捨てたかは分かっていないという。
同課の足立課長は、「過去に同様の事例はない。廃棄物を持ち込む際はルールを厳守してほしい」と話している。
https://www.nnn.co.jp/news/211008/20211008001.html
10月8日19時35分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、事業系から隠して出されたのかもしれないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鳥取県境港市のリサイクルセンターで6日、持ち込まれたゴミから突然白煙が出て、吸い込んだ職員6人が体調不良を訴える事故が発生しました。
一体、何が起きたのでしょうか?
境港市リサイクルセンターで6日、職員6人が、廃棄物の中に混入していた複数の薬品から漏れ出したとみられる異臭を伴った白煙を吸い込み、舌のしびれや、のどの痛みの症状を訴える事故が発生しました。
小林記者:
「これが今回の事故につながったとみられるビンですね。こちらのビンには塩酸と書かれています」
薬品の中には、「アニリン」なども含まれていたと言います。
事故に遭った職員に話を聞くと…
事故に遭った職員:
「しびれとやけど感がまだある」
「私らも命がかかっている。呼吸器系統とか神経系統がやられたらもう…」
薬品などは、センターへの持ち込みを禁止していて、ルールが守られていない現状に、市は怒りをあらわにしています。
境港市リサイクルセンター 木村所長
「一般家庭で使うものではないということは明らかなので、ひょっとしたら事業系の方から、ダンボール等に隠して出されたのかもしれない。一般市民の方もゴミを下ろすときに事故に巻き込まれる可能性がゼロではないので、すごく苛立ちを感じている」
命に係わる事故になりかねないことから、市は、再発防止のためホームページなどに、当時の事故の状況や注意喚起を掲載することにしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5494761a3899b300045913fde118f10ca62ee8e
2021年10月6日9時38分に産経新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
6日未明の地震で最大震度5強を観測した青森県階上町。
町役場に駆け付けた総務課の小笠原さん(50)は、自宅で就寝中だった。
「グラグラと強い横揺れを感じて跳び起きた。10秒ほどだったが長く感じ、立っているのも大変なくらいで怖かった」と振り返った。
県は午前4時すぎに災害情報連絡員会議を開き、ライフラインや道路、鉄道などの被害確認を急いだ。
会議後、危機管理局の坂本次長は、「全容はまだ分からないが、極端な被害はなさそうだ」と話し、引き続き情報収集に当たった。
震度4を観測した岩手県岩手町の国道4号では、信号機の支柱が折れて車線をふさいだため、一時通行止めに。
点灯したままの信号を横目に、警察官が交通整理に当たっていた。
https://www.sankei.com/article/20211006-34ZNY43PXFOLZEGRXJ32DA6UTU/
10月8日18時22分にNHK岩手からは、折れた信号柱は耐用年数の目安を5年過ぎていた、目安を過ぎた信号柱は県内に1000本以上あるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日の地震で震度4を観測した岩手町では、信号機のコンクリート製の柱が折れて国道4号線の道路をふさぎ、一時、片側が通行できなくなる被害がありました。
現在は、仮設の信号機が設置されています。
警察によりますと、国は省令でコンクリート製の柱の耐用年数を42年を目安に定めていますが、今回の折れた柱は製造から47年が経過していて、目安を5年超過していたということです。
また、県内にあるコンクリート製の信号機の柱およそ3000本のうち1000本以上は、耐用年数の目安を超えているということです。
警察は、コンクリート製や鉄製のものなど県内すべての信号機の柱について、毎年1回は亀裂や腐敗がみられないか目視での点検を行っていますが、ことし7月の点検では、今回折れた柱に異常はなかったということです。
柱は、地面から3分の2ほどのところで折れていたということで、地震の揺れが影響したとみられますが、警察が今後、原因を詳しく調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20211008/6040012259.html
2021年10月6日21時51分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後10時10分ごろ、相模原市緑区橋本台1丁目の産業廃棄物処理業者「Sプラントサービス」の工場敷地内で、従業員の男性(39)が重度のやけどを負い、病院に運ばれた。
神奈川県警相模原北署が事故原因を調べている。
署によると、男性は廃棄物の焼却作業中に着衣に引火したとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/93d524831f083dbc5f9b97214c7afe0f12c573f2
2021年10月5日22時56分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時ごろ、小樽市真栄2の花火製造・販売「H煙火」の工場敷地内にある作業小屋から出火、プレハブ造り平屋の作業小屋2棟が全焼し、40代の男性従業員が全身やけどの重傷、60代と40代の男性従業員2人が背中や首に軽いやけどを負った。
作業小屋には花火があり、小樽署などで出火原因を調べている。
同署や小樽市消防本部によると、工場従業員が「作業小屋で火災が発生し爆発した」と119番した。
工場敷地内にいたのは3人だけで、うち2人は作業小屋で花火の点検をしていたとみられる。
隣接する建物と車庫の外壁も焼き、午前11時20分ごろに鎮火した。
後志総合振興局小樽商工労働事務所によると、火薬類取締法に基づき同事務所が9月16日に行った火薬庫と製造施設の検査では、管理体制などに問題はなかったという。
現場はJR小樽駅から南に約3キロの山間で、近くにはワイン工場やパークゴルフ場などがある。
市街地からも煙が確認でき、約3キロ離れた花園地区の自宅にいた会社社長、湊さん(男性、45歳)は、「家の外に出たら山の方に黒煙が見えた。花火が上がり『ドンドン』と鳴っていて、何が起きているのかと思った」と話した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/596593
10月5日18時45分にテレビ朝日からは、打ち上ったことから考えると、筒に入れるなど、打ち上げの準備をしていた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道小樽市の花火工場で起きた火災です。
大量の黒煙が上がって、時折、花火が上がる様子も見られます。
この火事で、これまでに男性3人が病院に搬送されています。
立ち上る黒い煙と爆発音。
白い尾を引きながら何かが飛び散っているのが分かります。
何事かと、皆さん、思ったはずです。
窓を開けると聞こえるサイレン。
煙は相当、高く上がっています。
場所は小樽市中心部から少し外れた山の斜面。
と、その時です。
花火です。
昼の明るさでも確認できる光の輪っか。
火が出たのは花火工場でした。
目撃者:
「外を見ると白いキノコ雲みたいな雲が上がっている状況で、一度やんだんですが、今度そうすると花火が下から」
火は1時間半ほどで消し止められましたが、40代の男性従業員が全身やけどの重傷。
ほか2人の従業員が軽いけがで病院に運ばれました。
一体、何が起きたのか…。
同業者によりますと、通常、引火しただけでは打ち上がることはないとのこと。
筒に入れるなど、打ち上げの準備をしていたのではないかと話しています。
工場では出火当時、完成した打ち上げ花火を従業員が点検していたといいます。
火が出た理由や引火した原因については分かっていません。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000230987.html
10月5日18時4分にNHK北海道からは、別の花火会社の担当者は、火薬庫の扉を開けるのは完成品をしまう時と取り出す時のみと話したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故が起きた花火工場について、火薬類取締法に基づいて指導と監督を行っていた小樽商工労働事務所によりますと、工場の敷地内には3つの火薬庫があり、それぞれ最大で1990キログラム、2000キログラム、5000キログラムを貯蔵することが出来たということです。
商工労働事務所では、法律で定められた年に1度の保安検査を先月16日に行っていて、その際には火薬庫や工場の作業現場に問題はなかったということです。
花火の生産者でつくる日本煙火協会に加盟する「株式会社K化研」の担当者は、工場での花火の保管方法について、「火薬庫に厳重に保管していて、扉を開けるのは完成品をしまう時と花火大会がある時に取り出す時のみだ」と話していました。
その上で、「花火を運搬する際には不用意に触れないほか、静電気が発生しないよう注意しているので、なぜ事故が起きたのか分からない。警察や消防の情報を待ちたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211005/7000038938.html
(2022年6月4日 修正1 ;追記)
2022年6月3日12時20分にNHK北海道からは、小屋の中で導火線に通電させる試験を行わせていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
去年10月、小樽市にある花火製造会社の工場から爆発音とともに火が上がり3人が重軽傷を負った火事で、労働基準監督署は花火などの危険物がある場所で従業員に導火線の試験をさせていたとして、3日までに、法人としての会社と会社の役員を、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、小樽市にある花火の製造会社「H煙火」と、この会社の60代の役員です。
会社の工場の敷地では去年10月、作業用のプレハブ小屋から爆発音とともに火の手が上がって従業員など3人がけがをし、このうち1人は全身に大やけどをしました。
小樽労働基準監督署によりますと、当時、プレハブ小屋には花火などの危険物が置いてあったのに、火災の防止措置をとらないまま、従業員に電気式の導火線に通電させる試験を行わせていたということで、2日付けで法人としての会社と役員を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
この火事では、警察も業務上過失傷害の疑いで捜査を進めています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220603/7000047149.html
(2022年6月15日 修正2 ;追記)
2022年6月14日11時17分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、電流を制御する装置を通さずに通電チェックしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、再度、タイトルも修正した)
やけどを負った作業員は事故当時、「当時、小屋の中で、花火を打ち上げるための装置などの通電をチェックしていたところ出火した」と話していました。
警察は、運営する会社の統括管理者である元取締役の男が業務に関わる適切な保守管理を行わなかったとして、また、社員の男は通常の導通点検を行わず作業員の男性に全身やけどを負わせたとして14日、業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。
通常の花火の打ち上げには、「ファイヤーワン」といわれる点火器と電流を制御する「モジュール」、それに打ち上げるための「筒」が必要になりますが、今回の事故では、モジュールを通さずに電流を流したため、爆発したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0701dd1bf9724efe10bea7f755de0257742c33c9
6月14日11時59分に北海道文化放送からは、元取締役は教育や指導を怠った疑いがあるという表現で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
60代の元取締役の男は、適切な教育や指導を怠った疑いが持たれているほか、作業員の男も通常の方法で電流を通す点検を行わなかった疑いがもたれています。
通常打ち上げや点検の際に電流を制御する「モジュール」を今回は使っておらず、爆発につながったとみられています。
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=28845
6月14日18時29分にYAHOOニュース(北海道テレビ)からは、元社員は決められた方法を守らなかった疑いがあるという表現で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
元社員は決められた方法を守らず導火線に通電した疑いが持たれています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dc19cb9b4064fbc25fe67cb887fc96f7b4401a6
6月14日13時6分にYAHOOニュース(札幌テレビ)からは、電流制御装置を付けないまま試験したという表現で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人はそれぞれ去年10月、小樽市真栄の花火工場で、安全管理をせず電流を制限する装置を付けないまま電気導火線の試験を行い、爆発を発生させて42歳の従業員の男性にけがをさせた疑いがもたれています。
https://www.stv.jp/news/stvnews/vcj8cb00000017ww.html
6月14日16時13分に産経新聞からは、2人は事故後に退職したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
元社員の書類送検容疑は昨年10月5日、花火製造販売会社の作業場で、電流を制御する装置を使わないまま通電、花火を爆発させ、男性社員(42)にやけどを負わせたとしている。
元取締役は事故防止の指示を適切に行わなかった疑い。
同社によると、2人は事故後に退職したという。
https://www.sankei.com/article/20220614-X2AT25K5L5JVBP5MBXRC6FPJWY/
2021年10月6日12時59分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前9時55分頃、長野県松本市浅間温泉の大音寺山にある遊歩道で、「N保育園」(同市浅間温泉)の4~5歳の園児6人と引率していた40歳代の男性保育士1人の計7人がオオスズメバチに腕や足などを刺された。
7人は痛みなどを訴えて市内の病院に搬送されたが、いずれも軽傷という。
同市や松本署によると、当時は園児59人と職員5人の計64人で散歩していた。
園児らが遊歩道をふさいでいた倒木をまたいで歩いたところ、倒木の下からオオスズメバチが襲ってきたという。
根元には直径約30センチの巣が見つかり、同日中に業者が駆除した。
市は同園に対して付近への散歩は控えるよう求めた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211006-OYT1T50092/
※以下は、10月5日16時56分に日テレNEWS24から放映されていた現場映像の一部。(記事本文は転載省略)
10月6日19時10分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、同じ日に長崎市でも3人がスズメバチに刺された、ハチを見かけたら激しく動いたり大声を出したりしてハチを刺激してはいけないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日、長崎市で登山中の男女3人がスズメバチに襲われ、消防や警察に救出されました。
もし、ハチに遭遇したり、ハチの巣を見かけりしたら…
どんなことに気をつければいいのでしょうか?
5日午後5時ごろ、長崎市深堀町に駆けつけた消防隊員が手にしていたのは…
KTN記者:
「今、現場に殺虫剤が到着しました。殺虫剤が到着です」
長崎市深堀町で登山をしていた60代から70代の男女3人が、スズメバチに刺されました。
警察と消防によりますと、3人のうち2人は自力で下山しましたが、残る1人の救出活動は、現場に大量のスズメバチが飛んでいたため難航しました。
消防隊員が殺虫剤を撒くなどして、通報から約3時間後の午後6時すぎに救出しました。
3人は命に別状はなく、「近くにハチの巣があった」と話していたということです。
5日は長野県で、散歩中の保育園児6人と職員1人がスズメバチに刺されました。
なぜ今、ハチによる事故が相次いでいるのでしょうか?
30年以上ハチの駆除を行っている下田さんに聞きました。
シモダアメニティーサービス 下田さん:
「今はハチが多くなってしまっている時期。今からは、ハチも食べ物がなくなって、いらだつ時期。巣が大きくて攻撃力がすごく高くなる時期。遠足時に子どもがハチに刺される被害が増える季節に入ってきている」
被害にあわないために最も大切なのは、「ハチの巣に近づかないこと」だといいます。
シモダアメニティーサービス 下田さん:
「まず、自分が歩く道行き先を確認して、例えばオオスズメバチであれば、地中にある巣からハチが出て、入って・・・というのを繰り返す。まっすぐ出てまっすぐ帰るこの一連の動作を繰り返しているのであれば、そこに巣がある確率が高い」
万が一ハチの巣を見つけた場合、そばで激しく動いたり大声を出すとハチを刺激するおそれがあります。
また、山に入るときは肌を露出せず帽子を着用し、身につけるものを明るい色にすることもハチ対策に有効だといいます。
シモダアメニティーサービス 下田さん:
「心に余裕を持って周囲をよく見て行動することで、少しでもハチの被害を減らすことができたらと思う」
https://news.yahoo.co.jp/articles/22aee21617f3b6173f1ea49b2617e1f2280d6c83
2021年10月7日19時44分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県や三重県の年金受給者に送られた「年金振込通知書」のうち、およそ97万件に本人とは別の人の振込額や年金番号が誤って記載されていた問題で、後藤厚生労働大臣は、7日、陳謝した上で日本年金機構への指導や監督を徹底し、再発防止に取り組む考えを示しました。
この問題は、日本年金機構が今月4日と5日、年金の振込額が変わる年金受給者を対象に送付した「年金振込通知書」のうち、愛知県、三重県、福岡県に送られたおよそ97万2000件に、本人とは別の人の振込額や年金番号などが誤って記載されていたものです。
これについて後藤厚生労働大臣は記者団に対し、「国民に迷惑をかけたことを私からも深くおわび申し上げたい。厚生労働省としても、しっかりと指導、監督をしていきたい」と述べ、陳謝しました。
その上で、後藤大臣は年金機構に対し、今月15日に予定されている年金の振り込みを正確に行うとともに、受給者からの相談体制に万全を期すことや、今回の問題についての検証や再発防止に迅速に取り組むよう指示したことを明らかにしました。
一方、誤った記載のあった通知書の印刷を委託された岐阜県大垣市の印刷会社「S社」によりますと、すでに受給者に送付された愛知、三重、福岡のほかにも岐阜や山形、静岡、富山、それに和歌山の5つの県の通知書の印刷を委託されていたということです。
総数は352万件あまりで、そのすべてで印刷の際にレイアウトを誤り、表面と裏面で違う人の情報が印刷され、チェックもしていなかったとみられるということです。
問題の発覚を受け、和歌山向けの通知書は郵便局に届けていたものの、配達前に取りやめるよう依頼し、岐阜、静岡、富山、山形向けは発送前だったということです。
「S社」の担当者は、「現在、原因の調査をしており、終わりしだい結果を公表したい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20211007/3000018742.html
10月7日16時34分に読売新聞からは、印刷プログラムの設定ミスで、発送前の確認も怠っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社によると、2人分の通知書を同時に印刷する過程でプログラムの設定ミスがあり、宛名が記載された表面に別の受給者の支払額などが記載された通知面を誤って貼り付けてしまったという。
発送前の確認も怠っていた。
誤りがあった通知書は9月30日頃に印刷した計約360万通に上り、今月6日にミスに気づいて 投函を止めたという。
同社は再発防止の徹底を図るとともに、関係者の処分を検討している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211007-OYT1T50192/
10月7日17時50分に朝日新聞からは、機構側でもサンプルチェックしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
立憲民主党などが開いた合同ヒアリングでは、立憲民主党の長妻昭氏の質問に対し、厚労省側は、誤送付を引き起こした委託先のサンメッセ(岐阜県)が発送予定の残り約250万人分についても、そのまま委託するとした。
機構によると、チェック体制に関しては、サンメッセが50から100通のサンプルを作成し、機構が通知書の宛名面とその通知面にズレがないか確認したという。
長妻氏は「チェック体制が甘かったのではないか」と批判した。
https://digital.asahi.com/articles/ASPB75VQ8PB7UTFL00B.html
(ブログ者コメント)
映像を見ると、かなり大きい会社だ。
これくらいの規模の会社でなければ、何100万通もの機密書類を受注できないということかもしれない。
2021年10月4日17時17分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし3月、津野町で火事が起きた際、消火栓とホースの口径があわず、初期消火に遅れが出るケースがあったとして、高知県が県内の消防本部や自治体に対応を依頼する通知を出したことがわかりました。
高幡消防組合消防本部などによりますと、ことし3月、津野町で火事が発生した際、消防団が近くの消火栓から放水しようとしたところ、備え付けられていた消防ホースの口径があわずに、すぐに放水することが出来ず、初期消火に遅れが出たということです。
消防本部によりますと、消火栓の口径は65ミリでしたが、配備されていた消防ホースの口径は50ミリで、取り付けることが出来なかったということです。
津野町が調査したところ、ほかにも8か所で口径があわないホースが設置されていたことが分かり、町は、口径があわなくてもホースを取り付けることが出来る接続金具を配備したということです。
こうしたことを受けて、県は、ほかの自治体でも消火栓とホースの口径が食い違っている可能性があるとして、今月1日付けで県内15の消防本部と、消火栓を管理する34市町村の水道を担当する部署に対し、適切な管理と対応を行うよう、一斉に通知したということです。
高知県消防政策課は、「設備の不備が原因で消火活動に影響が出ないよう、日ごろからの点検や情報の共有を徹底してほしい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20211004/8010012777.html
※4ケ月前、2021年6月2日8時32分に高知新聞からは、町は4年前に消火栓の口径を50mmから65mmに変更したが消防団や地元には伝わっていなかった、消防団も毎年の点検で接続確認せずなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知県高岡郡津野町杉ノ川丙で3月に発生した民家火災で、町が設置している消火栓とホースの口径が合わず、初期消火に遅れが出ていたことが1日までに分かった。
火災は3月18日午前9時ごろ発生。
住民らによると、火災に気付いた付近の住民が道路脇の格納箱からホースを出し、道路上の消火栓につなごうとしたが、口径が合わなかった。
このため、地元の消防団員が約40メートル離れた屯所から変換金具を持ち出して放水したという。
火災でけが人はなかったが、現場近くの住民は、「径が合わないと慌てていて、消火が遅れていた」と証言した。
町によると、2017年度の水道施設改修で消火栓の口径を50ミリから65ミリに変更したが、消防団や地元には伝わっていなかった。
地元の消防団は毎年、格納箱のホースを点検していたが、接続は確認しておらず、ホース側の金具は50ミリのままだった。
問題は1日行われた町議会6月定例会の一般質問で指摘され、池田三男町長は「口径が変わった後にチェックができていなかった。反省している」と答弁した。
町によると、周辺2カ所でも消火栓との口径が合わないホースが見つかり、金具を交換。
消防団に依頼し、7月までに町内すべての消火栓とホースの径を確認する。
https://www.kochinews.co.jp/article/461232/
(ブログ者コメント)
同じようなトラブルは6年前、長崎市でも起きていた。
2015年3月15日掲載
『2015年3月7日 長崎市の民家火災時、ホースと消火栓の金具が合わなかったため住民が初期消火できず、消防局が軽量化目的でホースを更新した際に消火栓側の金具を取り換えていなかった』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4695/
2021年10月6日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後1時50分ごろ、三郷市笹塚の金属部品製造会社「K」敷地内で、金属切除加工機の解体作業中、同加工機に付いているクロスレールが落下し、男性が下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
吉川署によると、落ちてきたクロスレールは幅2・5メートル、奥行き70センチ、高さ1・05メートル。
男性は計3人で作業をしており、クロスレールの真下にいたという。
解体作業に立ち会っていた同社の従業員男性(69)が物音に気付き、「作業台とクロスレールの中に人が挟まれている」と119番した。
同署は所持品から、死亡したのはベトナム国籍の男性(26)とみて、事故原因を調べている。
https://www.saitama-np.co.jp/news/2021/10/06/04_.html
2021年10月3日21時25分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後3時40分すぎ、和歌山市北部を流れる1級河川の「紀の川」にかかる水管橋で水量の異常を検知し、担当者が現地調査をしたところ、水管橋が壊れているのが見つかりました。
水管橋は長さが500メートル余りで、直径90センチほどの水道管が2本通っていて、中央付近で折れて川に崩れ落ち、水が漏れていました。
「紀の川」の南にある浄水場から北側の配水池に上水を送っていたということで、今後、最大およそ6万戸で断水するおそれがあるということです。
水管橋は昭和50年に設置され、再来年に耐用年数を迎えるということですが、先月までの月1度の目視点検では異常はなかったということです。
和歌山市は、3日午後8時すぎ、尾花正啓市長を本部長とする緊急の対策本部を開き、県内の自治体に応援を要請し、給水車を配置するなど対応を急いでいます。
和歌山市企業局の中村局長は会見で、「市民のみなさまにご迷惑かけします。本当に申し訳ありません」と陳謝しました。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211003/2000052081.html
10月4日11時38分にNHK和歌山からは、崩落する瞬間の映像が捉えられていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
紀の川につけられた国土交通省の管理用のカメラが、水管橋が崩落する瞬間を捉えていました。
画面では、奥の左から右に水管橋がかかっています。
崩落の瞬間、中央部の水道管の一部が真下の川に落ちていくのが分かります。
続けて、上部のアーチ部分も折りたたまれるように落下しました。
わずか数秒の出来事だと見られます。
映像には崩落の前、数分間の映像もありますが、水管橋には特に異変は見られません。
カメラの機能上、崩落の正確な時間は分かりませんが、3日の午後3時台の後半とみられるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20211004/2040009579.html
10月4日16時57分に日テレNEWS24からは、配管から流れ落ちる水の映像がネット配信されていた。(記事の転載は省略)
https://www.news24.jp/articles/2021/10/04/07950280.html
10月4日11時47分に読売新聞からは、橋は震度7にも耐えられるよう6年前に工事していた、市民生活への影響は甚大など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山市は4日、市内を流れる紀の川にかかる「 六十谷 水管橋」(長さ約550メートル)の一部が崩落した影響で、同日午前11時現在、市北部の約6万世帯(約13万8000人)が断水していることを明らかにした。
復旧のめどは立っておらず、市立の幼稚園、小中学校と高校の計36校園が臨時休校となった。
尾花正啓市長は4日午前10時から記者会見を開き、橋は2015年度に耐震化工事を実施していたことを明らかにし、「震度7の地震でも耐えられるようにしていた。老朽化が原因とは考えにくい」と説明。
近くの別の橋に応急用の水道管を設置する工事を行うことを検討しており、「4日中に復旧のめどを立てたい」との方針も示した。
市は4日午前7時から、休校になった22小学校に住民向けの給水所を設置。
このうち野崎小では約100人が列を作り、78歳の女性は「トイレが流せず、お風呂にも入れず困っている。いつ復旧するかわからないのが不安だ」と話していた。
市は、水を大量に使う人工透析患者の多い川の北側の5病院にも給水車を派遣している。
スーパーやコンビニエンスストアでは、ペットボトル入りの水の品切れが相次いだ。
60歳代女性は3日午後9時頃、近所のスーパーに水を買いに来たが、すでに売り切れていた。
「お風呂に水をためている途中で出なくなったから、慌てて来たのに」と困惑していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211004-OYT1T50082/
10月4日11時34分に朝日新聞からは、落橋防止装置が働いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山市の尾花正啓市長は、考えられる原因について問われ、2本並んでいる管のうち北側は完全に切れて落ち、南側はぶら下がった状態だと説明し、「何らかの原因があったのでは」と語った。
「落橋防止装置が働いた」とも述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/28d0acaa86ae06269782ab75705c32f60cf2900a
10月6日21時43分に毎日新聞からは、水道管を吊り下げる部材が腐食で破断していたなど、下記趣旨の記事が破断部位の写真や図解付きでネット配信されていた。
尾花正啓市長は6日、崩落を免れた部分について、水道管をつり下げる橋の部材(つり材)4本で腐食による破断を確認したことを明らかにした。
市は、海風や鳥のふんなどでつり材の腐食が進んで破断し、水管橋が落下した可能性があるとみている。
点検で腐食や破断を見落としていたとみられ、尾花市長は「きちんと点検できていれば防げたのではないか」として、管理の不備を認めた。
橋はアーチ橋と水道管が一体となった構造。
太いアーチ状の部材から垂直に下げた最長8・5メートルのつり材で、水道管(直径約90センチ)2本を支えている。
3日午後3時45分ごろ、橋の中央部約60メートルが部材や水道管ごと崩落した。
市が6日にドローンなどで橋を詳しく調べたところ、崩落部分の北側区間でつり材4本が破断しているのを確認した。
つり材は太さ約14センチ、厚さ約4ミリの中空の鋼管。
破断は、補強材を取り付けた接続部分の上下で起きていた。
また、昨年12月にグーグルマップのストリートビューで撮影された崩落部分の画像では、同様に複数箇所で、つなぎ目が切れているように見える。
6日に市の依頼で現場を視察した専門家は、「つり材の切断が崩落原因の一つとみられる」とし、腐食原因については補強材の隙間(すきま)には塩分や鳥のふんなど異物がたまりやすい点を指摘した。
市はこれまで「月1回の点検で異常はなかった」と説明していた。
ただ、毎月の点検は約40メートル東の県道の六十谷橋から漏水を確認する程度。
水管橋の通路を歩いて点検するのは年1回で、直近は5月だったが、軽度の腐食は確認したものの、緊急性があるとは判断していなかった。
水管橋は通常の道路橋より足場が狭く、破断部分も約3・5メートルの高所にあったが、双眼鏡などは使っていなかったという。
尾花市長は「人の通る橋に比べて点検が甘かった」と述べた。
橋の構造などに詳しい神戸大大学院の鍬田泰子准教授は、「1カ所が破断するとバランスが崩れ、他の部材に過度な荷重が作用して衝撃的な崩壊につながりうる」と説明。
「残っている橋のつり材にも破断が確認されており、それらもいつ崩落してもおかしくない。補修は難しく、架け替えなど他の手立てで復旧することが必要になる」と指摘した。
尾花市長は「この壊れた橋で本格復旧を図るかは未定」とし、本格復旧まで長期化する恐れが出てきた。
https://mainichi.jp/articles/20211006/k00/00m/040/301000c
10月6日23時13分に読売新聞からは、2015年の耐震化工事では、つり材を補強する部品の一部を交換したが、つり材そのものは交換しなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水道橋は1975年3月に完成。
直径約90センチの水道管が2本通り、それぞれの水道管と橋のアーチ部分を多数の鉄製つり材がつなぐ構造になっている。
市は年に1度、水道管の目視点検を実施している。
今年5月の点検では全体的に腐食が進んでいることを確認したが、緊急性はないと判断し、来年度に修繕に向けた予算を計上する予定だった。
点検で破断は確認されなかったという。
2015年度に行った耐震化工事では、金具やワイヤで水道管を補強。
つり材を補強する部品の一部も交換したが、つり材そのものは交換しなかった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211006-OYT1T50217
10月6日17時39分にNHK和歌山からは、水道管の仮設工事が始まった、市長は目視点検について「死角もあって・・」などと発言したなど下記趣旨の記事が、ストリートビューで破断しているように見える箇所の説明図付きでネット配信されていた。
和歌山市は、水管橋の東側に並行してかかる県道の橋に仮の水道管を設置する応急的な復旧工事を、6日午前10時ごろに始めました。
工事は、およそ475メートルの県道の橋を通行止めにして行われ、トラックで運び込まれた水道管を橋の上におろし、道路上でつなぎ合わせる作業が進められました。
・・・
和歌山市は6日午前、カメラを搭載したドローンで現地調査を行い、その映像を公開しました。
映像は9分余りで、崩落した部分を含め、橋全体を真上や西側などから撮影していて、橋のアーチ部分や水道管をつないでいる「つり材」と呼ばれる部材の複数の場所で、破断しているのが確認できます。
・・・
グーグルマップのストリートビューには、橋の崩落した部分を去年12月に撮影した画像があり、この画像では、アーチと水道管をつなぐ「つり材」と呼ばれる部材が、中央付近で離れているようにも見えます。
和歌山市もこの画像を把握していて、原因調査の参考にするということです。
・・・
尾花市長は「橋の上の方は死角となっていた所もあり、目視点検で確認することができなかった。道路橋と比較して検査が甘かったと言わざるをえない」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20211006/2040009633.html
10月6日21時30分に朝日新聞からは、破断したのは全て連結部だった、毎月の点検は40m離れた橋から目視で漏水中心、今年5月には水道橋の上を歩いて点検したが破断部分は3.5m上で気が付かなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市が6日朝に橋の残った部分をドローンで撮影したところ、崩落部分の一つ北側のアーチで18本あるつり材のうち4本に破断が見つかった。
市によると、破断はいずれもつり材の部材の連結部で見つかった。
連結部には鳥のフンのほか海水の塩分や雨水がたまりやすいため、腐食が進んだと考えられるという。
また、水を通しているときの水管の重さは1千数百トンに達するが、通水していない現在は、橋の残った部分が崩壊する恐れは低いとしている。
市は毎月、約40メートル離れた六十谷橋から目視で点検しているが、主に漏水を調べる目的だった。
今年5月には水管橋の上を職員が歩いて点検したが、破断している部分は通路から高さ3・5メートルの位置にあり、気づかなかったという。
尾花市長は「検査が甘かったと言わざるを得ない」と述べた。
今後はドローンを導入したり検査の項目を増やしたりする考えを示した。
https://www.asahi.com/articles/ASPB671YLPB6PXLB00V.html
10月6日18時24分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、市長は「異常な腐食が原因」と述べた、ただ、「ふん」による建造物への被害は珍しいことではないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山市の紀の川で水管橋が崩落した問題。
復旧に向けて工事が進む一方で、原因の調査も行われています。
そんななか、市長の口から驚きの言葉が…。
和歌山市・尾花正啓市長:
「『異常な腐食』がされているのが、原因のような感じがします」
通常では考えられない「異常な腐食」。
市長は調査で、こんな指示をしていました。
和歌山市・尾花正啓市長:
「『鳥のふん』がないかというのを、特にあの部分は見て頂ければ」
ヘリポートから飛び立ったのはドローン。
上空から見て、橋の上にある「鳥のふん」と腐食の状況を調査しようというのです。
一体、なぜ、そんな調査が必要なのか。
日本鳩対策センター・中明克之常務取締役:
「酸性の強いふんが鉄であったりとか、塗膜なんかに付着して変色させたり、腐食させたり…。鳥は歯がないため咀嚼(そしゃく)したりとかができないので。胃酸が非常に強いんですね」
実は、動物のふんが建造物に被害を与えるケースは、珍しいことではありません。
世界遺産の「アンコールワット」では、コウモリのふんに含まれる硫黄やリンの成分が石材を劣化させ…。
2007年のアメリカ「ミネアポリス」の橋の崩落事故では、「ハトのふん」が原因とも指摘されました。
2017年にさいたま市で道路標識が倒れて通行人の女性がけがをした事故でも、犬やネコの尿による金属腐食が原因かと言われています。
約3カ月前のストリートビューの画像を見ると、崩落した水管橋の上には「カワウ」でしょうか、鳥が、何羽も止まっているのが確認できます。
今月6日の午前中に撮影した映像でも、同じような種類の鳥が…。
日本鳩対策センター・中明克之常務取締役:
「サギだったり、海鳥とかっていうのは体が大きいものですから、そういった被害っていうのは大きく比例してくるということは考えられます」
崩落の原因についても、鳥のふんの可能性も含めて、今後、専門家を交えて詳しく調査を進める予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a23d76c809e0531c7ae21d5d75d63275fec0e52
10月6日18時26分にNHK和歌山からは、識者は長期にわたり複数が破断していった可能性あり、原因を鳥のふんに限定するのは難しいなどと述べたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地震工学が専門で、ライフラインの被害などに詳しい神戸大学大学院工学研究科の鍬田泰子 准教授は、「崩落した部分のつり材もかなり前の段階から同様に破断していたと考えられる。1か所が破断してもほかの部材で持ちこたえることはできるが、破断が長期間、複数にわたったことで、そのいずれかが限界を迎え、ほかの部材も連鎖的に崩落したのではないか」と指摘しています。
また、破断があった付近で、鳥のふんの付着が確認されたことについては、「過去にほかの水管橋で鳥のふんによって穴があいた事例もあるが、原因をそれのみに限定するのは難しい。今回のケースは海の近くで潮風の影響を受けやすく、小さな地震が頻発する地域でもあることから、繰り返し、疲労劣化したと考えるのが自然ではないか」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20211006/2040009635.html
10月7日18時40分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、破断部分の拡大映像がネット配信されていた。(記事本文は転載省略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/da9b6f2a8a4c837a9b138fa725488b1b6b7b3677
(ブログ者コメント)
〇ストリートビューで、崩落個所の事故前写真を確認したところ、たしかに、接続部品より上のつり材が垂直ではなく、若干右にずれているように見えないこともない。
横の橋からの目視点検時、違和感を覚えたことはなかったのだろうか?
〇地震で水道管が揺れた場合、揺れの力は「つり材」にもかかるはず。
6年前の耐震工事時、「つり材」を補強する部品の一部を交換したということだが、全数、確認した上でのことだったのだろうか?
建設後、46年間、どのようにメンテナンスしてきたのかは不明だが、今回、破断した部位の腐食が6年で急に進んだとは、チト考えにくいのだが・・・。
2021年10月4日13時30分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米沿岸警備隊は2日、カリフォルニア州ニューポートビーチ沖で原油の流出が起きたと発表した。
沿岸自治体によると、3日時点で海上には約12万6千ガロン(約48万リットル)の原油が流出しており、沿岸警備隊や地元自治体が対応を急いでいる。
米メディアによると、原油の流出は、ニューポートビーチ沖の海上にある原油掘削設備のパイプラインが破裂して起きた。
原油は沿岸部に流れ着いており、死んだ魚や鳥が打ち上げられているという。
人体への影響の懸念から、自治体は住民に海岸に立ち入らないよう呼びかけている。
沿岸部には湿地帯もあり、生態系への影響も懸念されている。
現場付近では、2015年にも同州サンタバーバラで原油パイプラインが破損し、約14万ガロンの原油が流出する事故が起きており、沿岸の海岸の閉鎖や鳥や哺乳類が死ぬなどの被害があった。
https://www.asahi.com/articles/ASPB43Q1FPB4UHBI005.html
10月5日11時24分にロイターからは、付近には港に入港できずにいるコンテナ船が多数待機していた、イカリがパイプラインにぶつかった可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の沖合で大量の原油が海に流出した問題で、当局は船のいかりが沖合の石油施設のパイプラインにぶつかった可能性について調査を進めている。
パイプラインと石油施設は、テキサス州ヒューストンが拠点の石油生産会社アンプリファイ・エナジーの子会社が運営。
3000バレル(12万6000ガロン)の原油が太平洋に流出しており、同州南部の海岸には大量の原油が打ち寄せられるとともに鳥や魚の死骸が打ち上げられており、地元当局は海岸を閉鎖して回収作業を行っている。
アンプリファイのマーティン・ウィルシャー最高経営責任者(CEO)は4日の記者会見で、船のいかりがパイプラインにぶつかった可能性はあると述べた。
同氏は先に、パイプラインの操業は既に停止し、中に残っていた油は吸い出したと語っていた。
同社の株価はこの日、44%急落した。
ロサンゼルスの沖合では最近、港の混雑で入港できずにいるコンテナ船が多数待機していた。
米沿岸警備隊はコンテナ船のいかりがパイプラインにぶつかった可能性を調べている。
当局者は、コンテナ船がパイプラインの上を通過した可能性はあると述べた。
沿岸警備隊によると、回収作業は油の拡散を抑えるために625メートルのオイルフェンスを張って行われ、3日までに約3150ガロンを回収した。
州南部ハンティントンビーチ市の市長は34平方キロメートルの海域と沿岸部の一部が「石油で覆われている」と述べた。
沖合の石油生産施設は市内の海岸から目視できる位置にあり、そうした場所は同州南部で珍しい。
絶滅危惧種を含む鳥類が飛来する地元の湿地帯を含め、環境への影響も懸念されている。
https://jp.reuters.com/article/california-oilspill-idJPKBN2GV053
10月5日14時32分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、誤った場所に停泊していた船のイカリでパイプラインが50m引きずられたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米西部カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のハンティントンビーチ市沖合で起きた原油流出事故をめぐり、大型商業船のいかりが接触しパイプラインが損傷した可能性が浮上している。
沿岸警備隊は、商業船が誤った場所に停泊していたとみて、調査を進めている。
4日の地元紙ロサンゼルス・タイムズなどによると、パイプラインはいかりで50メートル近く引きずられた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3dd1c42a412d9e77c08380f02be9433ed25e2640
米西海岸カリフォルニア州南部で発生した原油流出事故に関連して、事故直前に原油が漏出した海底パイプライン付近に錨泊中の大型貨物船が不審な動きをしていたことが、船舶位置検索システムのデータで明らかになった。
米沿岸警備隊は、この事故で、船の錨がアンプリファイ・エナジー(本社米テキサス州ヒューストン)が所有するパイプラインに引っ掛かって、破損させた可能性を調査している。
AP通信が船舶位置検索サービス「マリントラフィック」から得たデータでは、ドイツ船籍の貨物船「ロッテルダム・エクスプレス」が9月22日未明、ロングビーチ港外に到着して、アンプリファイ社のパイプラインから610メートル離れた指定の錨泊場所SF-3に投錨した。
同船は、その日の午後5時ごろ、錨泊位置から南東に約600メートル移動して、パイプラインの真上30メートルの場所に位置を変えた。
その約10分後、同船は元の位置に戻っている。
しかし、その日の夜中になって1回、さらに日付が変わった23日の午前8時ごろに1回、合計3回位置を変えたあと、SF-3に戻っている。
同船は26日になって、ロングビーチに入港して船荷を下ろした。
原油漏出が最初に報告されたのは24日夕方で、アンプリファイ社によれば、送油は翌25日朝になって初めて停止したが、この間どのくらいの時間漏出が続いたかは分かっていない。
漏れ出した原油は、11万リットルとも57万リットルともいわれている。
また、同社のダイバーの調べで、パイプラインの一部が長さ1200メートルにわたって、送油管から32メートルもズレており、弓の弦のように曲がっていたこと、さらに細い亀裂から原油が漏れ出していたことなどが判明している。
ロッテルダム・エクスプレスの不審な動きについて、AP通信がドイツの船舶会社「ハパック・ロイド」に問い合わせたところ、「同船は指定錨泊場所から移動はしおらず、検索システムの誤りではないか」とメールで回答してきた。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc429cda650bf00f6d8544e54b5fa6b6a8016a4c
2021年10月3日12時9分にYAHOOニュース(鹿児島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後4時40分ごろ、鹿児島市谷山港3丁目にある産業廃棄物処理施設の従業員から「作業中の人がベルトコンベヤーの中に転落して巻き込まれた」と119番通報がありました。
この事故で、鹿児島市西谷山1丁目の会社員尾下さん(男性)が、通報からおよそ3時間後に救出されましたが、その場で死亡が確認されました。
尾下さんは同僚と2人で命綱の付いた器具を付け煙突の点検作業をしていて、およそ5メートル下のベルトコンベヤーに転落したとみられています。
警察が詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0f8da77d59b929befc17628cf61c6127525463d
10月2日21時52分にYAHOOニュース(南日本放送)からは、円筒形の施設の内側にあるコンベアの上に落ちて挟まれた状態になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後4時半過ぎに鹿児島市谷山港3丁目のAプリテックの産業廃棄物処理施設で点検をしていた男性が数メートル下に落ちたと消防に通報がありました。
転落したのは会社員の尾下さん(34)で、高さが数メートルほどある円筒形の施設の内側にあるベルトコンベアの上に落ちてはさまれた状態になったために救助が難航し、およそ3時間後に救助されましたが、その場で死亡が確認されました。
警察が転落の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/69ba658fb7d6c96548cd2a8580bb3ede57261f61
2021年10月1日16時31分にYAHOOニュース(FNN PRIME:仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月21日、秋の交通安全運動が始まった。
宮城県警が安全運動期間中の重点課題の1つに挙げているのが「薄暮の運転」。
薄暮とは日没前後の時間帯を指し、今の時期だと、だいたい午後4時から午後6時くらい。
その時間帯に発生した死亡事故は、過去5年の累計を見ると9月ごろから増加傾向にあり、一方、夏場は低い水準で推移していることが分かる。
なぜ薄暮の時間帯に死亡事故が多くなるのか?
民間の事故調査会社、日本交通事故調査機構の佐々木尋貴さんに伺った。
【薄暮の時間帯に人と車が混在する時間が集中】
日本交通事故調査機構 佐々木尋貴 代表取締役:
「日中に比べて薄暮、いわゆる日没の前後一時間ぐらい、
薄暗くなった時間帯というのは、非常に視界が悪くなる、
見えにくくなる時間帯と言われている」
さらに、佐々木さんが指摘するのは、これからの時期、薄暮の時間帯と学校・買い物帰りの人々が出歩く時間が重なるということ。
日本交通事故調査機構 佐々木尋貴 代表取締役:
「人と車が混在する時間が、秋から冬は薄暮時間帯に集中
してしまうことが、交通事故が多くなる要因になって
いる」
【速度を落とし早めにライトを点灯】
具体的にどんなシチュエーションに危険が潜むのか。
佐々木さんに車に同乗してもらった。
日本交通事故調査機構 佐々木尋貴 代表取締役:
「例えば、この道路だと右手に小学校の出入り口の門が
あって、左手には民家の出入り口が迫っている」
右に小学校、左に住宅があるこの場所では、両側から人が出てくる可能性がある。
薄暮の時間は、人が出てきたのに気づくのが遅れてしまう危険があるという。
日本交通事故調査機構 佐々木尋貴 代表取締役:
「明るければしっかり見えるところも、薄暗くなってしまう
と見落としが多くなる。見えないわけではないが、見落と
してしまう可能性が多くなる」
では、薄暮の時間帯に事故を起こさないために、ドライバーができる対策はどのようなものがあるのか?
日本交通事故調査機構 佐々木尋貴 代表取締役:
「視界が悪くなってくるので、速度を落として早めにライト
を点灯すること。暗くなってからつけるのではなく、暗く
なる前から早めに点灯」
一方、歩行者については、明るい色の服を着て外に出る。または、反射板などきらきら光るようなものを身につけ、自分の存在を車側に伝えることが必要だという。
(仙台放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/df6e3336438b63aaa5c3f838c8b69f667d7afc96
2021年10月1日19時33分にNHK首都圏から、潮来市の事例に関し、下記趣旨の記事が落下したパネルの写真付きでネット配信されていた。
1日午後2時半ごろ、潮来市潮来で「太陽光パネルが道に落下して散乱している」と消防に通報がありました。
消防によりますと、太陽光パネルは3階建てのビルの屋上に設置されていたもので、およそ20枚が土台ごと県道に落下したということです。
消防や警察によりますと、けが人はおらず、台風による強風の影響で落下したとみられるということです。
また、パネルが落下した際、電線が巻き込まれたため、付近で一時、停電が発生したということです。
県道は通行止めになっていて、消防などが撤去作業を行っています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211001/1000070915.html
10月1日21時36分にNHK千葉からは、市原市の事例に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県市原市では、台風16号の強風で、近くの建物から飛ばされたとみられるトタン屋根の一部が電線に覆いかぶさっています。
警察によりますと、けが人はいないということです。
この影響で、付近の住宅などで停電が続いているということです。
トタン屋根の撤去作業は車両を通行止めにして行われています。
東京電力が付近の停電の復旧作業を進めています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20211001/1080016126.html
(ブログ者コメント)
一昨年の台風15号時、市原市ではゴルフ場の鉄塔が倒れたり拙宅を含め屋根瓦が吹き飛ぶなど甚大な被害がでたが、太陽光パネルが建物から落下したという報道はなかった。
また、ブログ者が市街地をザッと見て回った範囲でも、落下していなかった。
あの台風と比べ、今回の台風は、たまに強い風が吹いたものの、強い風が吹き続ける・・・ということはなかった。
それなのに、一昨年の台風15号時は大丈夫だった場所で被害が出た。
なぜだろう?
相違点といえば、市原市の場合、一昨年は南風で、今年は北風だったことぐらいだが、風は回ることだし・・・。
以下は市原市で飛んだトタン屋根。
ビスの腐食もない模様。
台風15号時に緩んだものが、今回、抜けてしまった・・・ということだろうか?
2021年10月1日6時50分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前0時20分ごろ、長岡市上富岡町の長岡技術科学大学から「建物から火が出ている」と消防に通報がありました。
消防から消防車など12台が出て消火作業にあたり、火はおよそ1時間後にけしとめられましたが、「機械建設2号棟」とよばれる建物の5階にある研究室1部屋が焼けました。
これまでの調べによりますと、この研究室には無人の状態で継続して薬品の反応を調べる装置が備え付けられているということで、出火当時も無人で実験が続けられていたということです。
警察は、この装置の故障で火が出たのではないかと見て調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20211001/1030018453.html
10月1日12時2分にgooニュース(新潟総合テレビ)からは、薬品からの出火も考えられるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前0時半前、「建物から煙が出ている」と長岡技術科学大学の警備員が消防に通報しました。
火は約1時間後に消し止められましたが、物質の研究などを行っているという、機械建設2号棟・5階の研究室1部屋が焼けました。
当時、研究室に人はおらず、けが人はいませんでした。
警察によりますと、この研究室では9月30日夕方から無人で薬品を使う研究が行われていたということです。
警察は1日朝から実況見分を行っていて、研究に使われていた機械か薬品が何らかの原因で出火したとみて、火事の詳しい原因を調べています。
https://news.goo.ne.jp/article/nsttv/region/nsttv-06848.html
2021年9月30日17時38分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前11時40分ごろ、中央区京橋にある高層ビルの地下2階で、「作業をしていた人が挟まれた」と警備員から119番通報がありました。
警察官や消防隊員が駆けつけたところ、40代の作業員の男性が立体駐車場の機械に胸などを挟まれていて、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、まもなく死亡しました。
男性は当時、もう1人の作業員とともに立体駐車場の装置を停止させたうえで、内部の点検作業をしていたということです。
警視庁は、装置が何らかの原因で点検中に作動したとみて、当時の状況を詳しく調べています。
現場はJR東京駅にほど近い、オフィスビルなどが建ち並ぶエリアです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210930/1000070810.html
2021年9月29日13時5分に読売新聞から下記趣旨の記事が、過去の判決例付きで「ネット配信されていた。
子どものいたずらや遊びが重大な結果を引き起こし、親が高額の賠償金を支払うケースは少なくない。
徳島市で2018年、住人2人が死亡したアパート火災では、男児(11)の火遊びが原因だったとして、徳島地裁が今月2日、母親に遺族への約3160万円の賠償を命じた。
親に課せられる「監督責任」は大きい。
18年3月、徳島市北矢三町の2階建てアパートが全焼。
男性(当時38歳)ら2人が死亡した。
男性の遺族は19年、男児の母親に慰謝料など約4050万円の損害賠償を求めて提訴した。
訴訟では、母親が我が子に対する監督義務を尽くしていたかどうかが争点となった。
遺族側は「マッチで遊ぶ危険性は当時8歳の男児にも理解でき、母親が適切な指導を行っていれば、火災は簡単に回避できた」と主張。
母親側は「男児の生活習慣に気を配り、それまで警察が関わる事態もなく、監督義務を十分履行していた」と反論した。
秋武郁代裁判官は判決で、火災原因について、男児がアパートの古紙置き場で友達とマッチで段ボールを燃やして遊んでいた際、建物に燃え移ったと認定。
その上で、監督義務について検討した。
秋武裁判官はまず、火遊びで火災が発生しうることは男児にも簡単に理解でき、母親には火の危険性を十分に教えておく監督義務があったと指摘。
▽火災の約1か月前から男児の友達が火遊びをしているうわさがあった
▽火災の直前、男児が「マッチ、マッチ」とつぶやきながら外出し、母親は「マッチは危ないよ」と言っただけで、それ以上注意しなかった
などの経過を挙げ、「母親は監督義務を怠った」と結論付けた。
母親側は判決を不服として17日に控訴。
代理人弁護士は取材に「『マッチは危ない』という発言は、火遊びをやめるよう指導した証拠。監督義務は果たしている」と語った。
遺族側の代理人弁護士は「コメントしない」としている。
◇
子どもの行動に、親はどこまで責任を負うのか。
民法では、責任能力のない子どもが第三者に損害を加えた場合、親が賠償責任を負うと規定。
一方、監督義務を尽くしていれば、責任は免れるとも定める。
だが、民事裁判では、予測が困難な事故でも、親の賠償責任は広く認められてきた。
こうした流れに一石を投じたのが、子どもが引き起こした事故を巡る訴訟で、最高裁が2015年に言い渡した判決だ。
11歳の男児が校庭で蹴ったサッカーボールが道路に転がり、よけようとした高齢者のバイクが転倒した死亡事故で、判決は親の賠償責任を否定。
「通常は危険がない行為で偶然生じた損害について、親の監督責任は問われない」とする判断基準を示した。
損害賠償請求訴訟に詳しい吉村良一・立命館大名誉教授(民法)によると、火遊びや線路への置き石といった危険な行為は、これに当てはまらない可能性が高いという。
「親が子どもの生活全般に広く責任を負うという裁判所の考え方は、最高裁判決前後で変わっていない」と指摘する。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210929-OYT1T50101/
2021年9月30日18時58分にYAHOOニュース(佐賀テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月29日午後3時40分ごろ、鳥栖市内の自動車教習所で教習生の20代の男性がバイクの教習を受けていた際、技能検定員の40代の男性をはねる事故がありました。
この事故で、検定員の男性が頭などを強く打ち、頭蓋骨骨折による急性くも膜下出血や右足首の骨を折るなどのけがをしました。
命に別条はないということです。
警察によりますと、当時、教習生は400ccのバイクで長さ15メートル、幅30センチ、高さ5センチの一本橋を渡る教習を受けていて、橋の真ん中付近で左側に落ちた後、そのまま前方に15メートルほど走り、検定員の男性をはねたということです。
当時、現場は晴れていて、路面も乾いていたことから、警察は教習生が運転操作を誤った可能性もあるとみて、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac5655bd40c22b1417b6b44917111a8195b337c1
2021年9月28日付で愛媛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
四国電力伊方原発3号機(伊方町)で約140カ所の火災感知器が消防法施行規則を満たさない状態で設置されていたことが27日、分かった。
東京電力福島第1原発事故後の新規制基準は、火災発生時に熱や煙を検知する火災感知器を規則に準じ設置するよう求めているが、不適切な設置状態で原発が運転されていた。
四電は「近くに複数の感知器を設置しており原発の安全性に問題はなかった」とし、9月14日までに全て移設し解消したという。
規則では、火災感知器を換気口などの吹き出し口から1・5メートル以上離して設置することを求めている。
伊方3号機の制御盤室では、原子力規制委員会が20年7~9月の検査で熱感知器1台が約1・2メートルに設置されていたことを確認した。
その後、四電が約4千台の熱や煙感知器を確認し、規定以上の距離をとっていない箇所が合計約140見つかった。
感知器が換気口の近くに設置された場合、空調の影響を受けて感知が遅れる可能性があり、規制委は「感知機能の信頼性を損ねることは容易に予測可能」と評価している。
伊方3号機は感知器設置後、16年8月~17年10月、18年10月~19年12月に3号機を運転した。
四電によると、不適切な設置による検知の遅れなどは確認されていないという。
四電は「規制委の指摘を受け速やかに改善した。今後も安全性向上に向けた取り組みを進めていく」としている。
原発の火災感知器を巡っては、東電柏崎刈羽7号機(新潟県)で同様の不適切設置が約100台確認されている。
伊方3号機は19年12月に定期検査に入った後、広島高裁の運転差し止め仮処分決定などで約1年9カ月、停止している。
10月12日に再稼働する計画だったが、過去に宿直勤務者が無断外出した保安規定違反の発覚を受け、予定通りの日程が困難な見通しとなっている。
https://www.ehime-np.co.jp/article/news202109280018
※柏崎刈羽の事例は下記参照。
(2021年9月20日22時53分 新潟日報)
新潟県の東京電力柏崎刈羽原発7号機で、施設内の多数の火災感知器が適正な位置に設置されていないことが20日、分かった。
約100カ所に上るとみられる。
出火時に煙や熱の検知が遅れ、初動対応の遅れにつながる可能性がある。
東電は施設内の火災感知器の設置状況について点検を進めており、結果を23日までに公表する。
東電によると、新規制基準に基づいて新たに設置する火災感知器について、原子力規制庁の検査官が今年2月、7号機の蓄電池室にある煙感知器1台が適切に設置されていないことを指摘した。
新規制基準では、消防法施行規則に基づき、空調の吹き出し口などから1・5メートル以上離す必要があるが、問題の感知器は1・5メートル未満の位置に設置されていた。
東電は感知器を移設し、7号機全体の感知器の点検を行った。
しかし、4月にも規制庁の検査官が、2月とは別の火災感知器で同様の不備を見つけた。
東電はいずれの問題も公表し、施設内の約2千台の火災感知器を6月から改めて点検。
今月16日、複数の不適切な配置が見つかったことを規制庁に報告した。
柏崎刈羽原発を巡っては、東電が1月、7号機の安全対策工事完了を発表。
その後、火災防護工事の漏れなどが発覚した。
ほかにも、原発所員による中央制御室への不正入室や、侵入検知設備の機能喪失といった、テロなどを防ぐ核物質防護体制の不備が判明した。
核防護不備問題を受け、原子力規制委員会は4月、核燃料の移動を禁じる是正措置命令を出した。
東電に対しては、今月23日までに、この問題の原因究明などに関する報告書の提出を求めている。
東電は命令解除まで同原発を動かせない。
東電は20日、新潟日報社の取材に対し、「火災感知器は点検状況をまとめているが、具体的な数字は言えない。核防護に関する報告書を提出する際の会見で説明する」とした。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20210920642913.html
(ブログ者コメント)
〇四電、東電ともに、新規制基準が制定された後、既存設備が新基準に合致しているか確認した筈。
それなのに、なぜ?
火災感知器については消防法どおりに設置されている筈なので確認しなかった・・・そんな可能性も考えられる。
〇施設建設時、火災感知器の具体的な設置位置を四電や東電が決めたとは考えにくい。
電気計装関係の協力会社が決めたのではないだろうか?
ただ、そういった会社はその道のプロ。
消防法の設置基準を知らなかったとは思えないのだが・・・。
〇また、完成検査時、消防のチェックも入っていたと思うのだが・・・。
〇施設建設時、四電、東電の業務としては、せいぜい、協力会社に取り付け場所の図面を提出させ、消防法どおりになっているか確認する程度ではないだろうか?
しかし、そういうことをしたにしては、違反台数が多すぎるような気もする。
2021年9月10日14時0分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、54m消防車の写真付きでネット配信されていた。
消防署の前を通る。
ぴかぴかに手入れされた消防車が並ぶ。
中でも大きくて特徴的なのが、はしご車。
ところで、このはしご、どのくらいの高さまで届くのだろう。
大都市では、見上げるような高層のビルが次々と建てられているが――。
消防車両のトップメーカー「モリタ」(本社・兵庫県三田市)は、はしご車で9割弱のシェアを誇る。
そのラインアップで最も高いのは54メートルのはしご車だ。
マンションだと、18階あたりまで伸ばせることになる。
車体は長さ12メートル、幅2・5メートル、総重量約25トン。
法律上、車体をこれ以上は大きくできず、「今の技術力で対応できるのは、この高さが限界」とモリタの商品開発部。
54メートルが国内で最も高いはしご車とされる。
54メートルはしご車は、2013年の金沢市を始めとして、愛知県岡崎市、徳島市などに6台が納入されている。
1台2億4千万円程度。
ビルが林立する東京や大阪といった大都市が率先して導入するのでは、と想像するのは素人考えらしい。
東京消防庁に聞くと、はしご車は30メートルが主力だ。
その上は40メートルで、40メートル超の導入は検討されていない。
その理由として、消防法でいう31メートル(11階相当)超の高層建築物には様々な初期消火、避難施設の設置が義務づけられていることが一つ。
例えば、スプリンクラーは原則11階以上の階に設置される。
また、消防ヘリコプターを8機保有しており、屋上からの救助に対応できる、としている。
「東京は高さを求めず、機動性の高い30、40メートル級を必要とするところがあるのでは」(モリタ)。
1933年、モリタは日本初のはしご車(木製はしごで高さ60尺=18メートル)を開発した。
今では15メートルから54メートルまで、6段階の高さがそろう。
街には街の事情がある。
どんな消防車を配備するかは、その消防戦略次第となる。
徳島市では8月末現在、54メートルはしご車が、はしごをいっぱいに伸ばして活動した例はまだない。
以前から50メートルはしご車を持ち、車両の更新時にダウンサイズも検討された。
だが、30メートルと比べても、管内で54メートルのはしご車が進入できないという場所は意外と少なく、「高さという最大のメリットを消す必要はないと判断した」と徳島市消防局。
持たない不安より、持っている安心が大切だ。
https://digital.asahi.com/articles/ASP992VGRP8ZUTIL00Z.html?pn=6&unlock=1#continuehere


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。