







2021年7月26日17時51分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米軍岩国基地(山口県岩国市)に配備されている最新鋭ステルス戦闘機F35B2機が13日、沖縄へ向かう飛行中に落雷に遭っていたことが26日、米軍などへの取材で分かった。
米軍によると、2機は鹿児島県の枕崎沖で落雷に遭ったが、安全に着陸し、パイロットにもけがはなかった。
米軍によると、今回は修理費用が250万ドル(約2億7500万円)を超えるとみられることから、米海軍安全センターは事故の深刻度を、4分類のうち最も重大な「クラスA」と判断した。
クラスAの事故は、200万ドル相当以上の被害や航空機の損壊、死者が出るなどした場合に認定される。
https://nordot.app/792309192460107776?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
飛行機は落雷に遭っても被害なし、と思っていたのだが・・・。
ステルス機特有の事情でもあったのだろうか?
2021年7月26日19時0分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、工場外観の写真付きでネット配信されていた。
26日午前9時25分ごろ、兵庫県尼崎市南初島町の化学品製造会社「K化成」尼崎工場で爆発があり、33~53歳の男性従業員3人が病院に搬送された。
3人はやけどなどを負ったが、いずれも軽傷とみられる。
県警尼崎南署や市消防局によると、3人は鉄筋3階建て工場の3階で作業。
タンクの中に塩酸を入れ、レアメタル(希少金属)を溶かしていたという。
署などが爆発の原因を調べている。
https://mainichi.jp/articles/20210726/k00/00m/040/227000c
7月26日12時42分に朝日新聞からは、3人のうち1人は重傷、建物に被害なしなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前9時25分ごろ、兵庫県尼崎市南初島町の化学製品を扱う工場で、「薬品の混合作業中に爆発が起きた」と従業員から119番通報があった。
市消防局によると、従業員の男性3人が顔にやけどを負って救急搬送されたが、いずれも命に別条はないという。
市消防局によると、塩酸でレアメタルを溶解作業中に爆発火災が起きたとみられる。
搬送された3人のうち、40代は重傷、30代と50代の2人は軽傷という。
現場には消防車16台が出動し、約45分後に消し止められた。
建物に被害はなかったという。
https://www.asahi.com/articles/ASP7V43STP7VPIHB003.html
7月26日17時43分にNHK兵庫からは、タンクに入った薬品を混ぜていたところ爆発したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
工場では、3階部分でタンクに入った薬品を混ぜていたところ、爆発が起きたということですが、薬品に有毒性はなく、警察と消防は爆発や火災の原因を詳しく調べています。
現場は工場地帯で、薬品が工場の外に漏れ出すことや付近の人が避難するようなこともなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20210726/2020014555.html
2021年7月26日16時9分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前7時半すぎ、うるま市の会社で、塗料用のタンクの中で53歳の作業員の男性が倒れているのを同僚が発見し、消防に通報しました。
男性作業員は、発見された時には意識がなかったということで、病院に搬送され手当てを受けています。
警察によりますと、タンク内の清掃作業は男性作業員が1人で行っていたということで、警察が詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20210726/5090015133.html
2021年7月25日5時0分に高知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後3時ごろ、高知市春野町弘岡中の採石場で無人のトラックが坂道を後進し、車体の下で修理していた同市介良乙の会社員、男性(30)が下敷きになった。
男性は頭などを打ち、約1時間20分後に搬送先の市内の病院で死亡が確認された。
高知南署などによると、トラックは砂利の運搬用で、同日午前に故障して坂道に止められていた。
男性は、採石場の所有会社に依頼されて同僚3人とトラックを修理中で、事故当時は後輪付近に潜っていたという。
現場にいた人は、トラックはエンジンを止めてサイドブレーキを引き、車輪止めも置いていたと言っているという。
同署が事故の原因を調べている。
https://www.kochinews.co.jp/article/473939/https://www.kochinews.co.jp/article/473939/
7月24日18時37分にNHK高知からは、急な斜面だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後3時すぎ、高知市春野町の鉱山の採石場で「トラックの整備中に作業員2人が車の下敷きになった」と通報がありました。
下敷きになったのはトラックの修理をしていた男性2人で、その場にいた人たちに助け出され、高知市内の病院に運ばれましたが、このうち高知市介良乙の会社員、中澤さん(30)が頭などを強く打っていて死亡が確認されました。
もう1人の46歳の男性は軽傷だということです。
現場は急な斜面で、当時は車の下敷きになった2人を含む4人で、故障したトラックを修理していたということです。
警察は、修理中にトラックが何らかの原因で動き出し、2人が下敷きになったとみて、当時の状況などを詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20210724/8010012014.html
2021年7月23日17時1分にYAHOOニュース(OCEANS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
誰もが一度くらい、車の運転中にウトウトして、ヒヤッとしたことがあるだろう。
一歩間違えると、その眠気が大事故につながるのだから笑えない。
そんな眠気の兆しを事前に察知し、知らせてくれる有能なギアが登場した。
運転中に眠くなる原因はいろいろあるが、実は、大きなカギを握っているのが車内のCO2濃度。
換気をせずに運転を続けると、車内のCO2濃度がどんどん上昇し、2000ppmを超えると人は眠気に襲われるという。
もし、窓を閉めきった状態で4人が同じ車に乗車していると、20分ほどで4800ppmを超えてしまうことも。
つまり、ドライブ中は換気が大事なのだが、そうはいってもCO2は目に見えないし、ニオイもないので、どれくらい濃度が高まっているかは自覚しづらい。
「窓を開けっ放しにすればいい」と思うかもしれないが、こう暑くてはそれも辛い。
冬は冬で厳しいものがある。
いつ換気をすればいいのか、なかなか判断が難しいところだ。
そこで、このCO2測定器「I.A.M.A(アイエーエムエー)」の出番。
CO2濃度を数値化し、危険な数値に達する前にアラームで換気のタイミングを教えてくれるのだ。
CO2測定器の中でも“車専用”というのは、これが日本初。
これまでの測定器は基準を満たしておらず、車載であるとは謳えなかったが、今回初めて車内で使えるガス検知ユニットやコントロールユニットなどを搭載し、現在特許出願中だという。
・・・・・
(以降の記述は製品説明につき転載省略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e7c21f365849190f798b9152a17528acbfda08a
※関連情報調査結果、2年前、2019年5月21日18時02分にCar Watchから、運転中のCO2濃度上昇に関するJAFの実験結果が下記趣旨でネット配信されていた。
タイトル:
「内気循環」と「外気導入」どちらがいい? JAFがドライブ中の車内環境について検証結果を公開 運転中はできるだけ「外気導入」に
条件を定めてテストを行ない、結果を5月17日にWebページで公開した。
【高速道路や郊外・山道、市街地を走行した際の車内環境は?】
車両を2台用意してそれぞれの車両に4人が乗車。
空調を内気循環と外気導入に設定して高速道路や郊外・山道、市街地などを各1時間走行し、車内の環境について検証を行なった。
合わせて車内にプレパラートを置き、付着した花粉の量も調査した。
走行の条件については下記のとおり。
・2台のテスト車両のエアコンフィルターを新品に交換
・エアコンは「オート」26℃設定
・窓はすべて閉め、乗降はなし
その結果、外気導入ではCO2の濃度が常に1000ppm前後だったが、内気循環では最大で6770ppm(市街地)となった。
一方、O2の濃度も、CO2ほど差はなかったが、内気循環の方が最大1%近く低下。
乗車した人の中には、眠気や軽い頭痛を感じる人もいた。
走行した道路別の結果は下記の通り。
【高速道路】
高速道路では、内気循環で走行したクルマのCO2の濃度が最大で4520ppmとなった。
また、外気導入で走行したクルマにおいては、トンネル内で走行すると排ガスの影響もあり、一時的にCO2やCOの数値が高くなることもあった。
(グラフは転載省略)
【郊外・山道】
郊外・山道では、内気循環で走行したクルマのCO2の濃度が最大で4730ppmとなった。
(グラフは転載省略)
【市街地】
市街地では、内気循環で走行した車両のCO2の濃度が最大で6770ppmとなり、外気導入と比べて約5.5倍の数値となった。
(グラフは転載省略)
東北大学 大学院 医工学教授の永富良一氏は、
「いくつかの研究報告によると、CO2の濃度が3000ppmを超えると、疲労感の増加や注意力の低下、さらに、眠気や頭痛を訴える人が増加します。
短時間では問題がないという結果もあるので、一概には言えませんが、CO2が増えるほど影響が大きくなるのは明らかなので、運転中はできるだけ外気導入にするか、最低でも1時間に1回は換気するといいでしょう」
とコメント。
JAFは、この結果を踏まえ、市街地を内気循環で走行した場合、1時間でCO2の濃度が最大で6770ppmとなり、疲労感の増加や注意力の低下などの症状が現れるとされる3000ppmの約2倍というかなり高い数字を計測。
安全運転のためには、定期的に休憩を取り、車内の空気の入れ替えを心がける必要があるとしている。
なお、花粉量の調査については、花粉を確認することはできたが、微量であった。
最近のエアコンフィルターは、ある程度、花粉を除去できるため、外気導入でも花粉を心配する必要はあまりなく、むしろ、衣類に付着した花粉や乗降時に車内に付着した花粉を除去した方が重要だと言えるとした。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1185729.html
2021年7月23日20時47分にYAHOOニュース(サンテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時すぎ、宍粟市山崎町にあるN信用金庫で作業をしていた20代から50代の男女5人が体調不良だと、家族を通じて消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、5人は建設会社の作業員で、午前8時半ごろから信用金庫の地下で水漏れを防ぐための工事をしていた際、発電機を使っていたということです。
5人とも意識はあるものの、病院に搬送され治療を受けていて、命に別状はなさそうだということです。
警察や消防は一酸化炭素中毒の可能性があり、換気が不十分だったとみて、事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/79e9ebf0eb395a4b16a8fdda244a2e07cb5321cb
7月23日21時41分に毎日新聞からは、コンクリートの壁を剥がす作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時5分ごろ、兵庫県宍粟市山崎町山崎の信用金庫の地下室で、漏水防止工事をしていた作業員が体調不良を訴えていると119番通報があった。
20~50代の男女の作業員5人のうち、3人が病院に搬送され、残る2人も病院で治療を受けた。
県警宍粟署などによると、5人とも入院したが、意識はある。
同署などの調べでは、5人がこの日午前8時半ごろから漏水防止工事のため、コンクリートの壁をはがす作業をしていたところ、頭痛や吐き気などを訴えた。
病院での診察では血液中の一酸化炭素濃度が上昇しているといい、同署が詳しい原因を調べている。
https://mainichi.jp/articles/20210723/k00/00m/040/292000c
2021年7月20日18時0分にYAHOOニュース(ベストカー)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本ではあまり広まっていないが、90年代後半から、欧米やオーストラリアなどでは、信号を必要としない交差点「ラウンドアバウト(環状交差点)」が急速に普及している。
日本でも、2014年9月に施行された道路交通法改正によってラウンドアバウトの法整備がなされたが、2021年3月末時点で全国126箇所と、まだまだ設置数は少ないのが現状だ。
なぜ、日本ではラウンドアバウトが普及しないのか。
ラウンドアバウトのメリット・デメリットを考えつつ、検証していく。
文:エムスリープロダクション、立花義人
【ラウンドアバウトとは?】
「ラウンドアバウト」は、1960年代からイギリスで、導入に向けた調査・研究が進められ、それらをもとに1993年に発行されたガイドラインに基づいて、各国で導入が進んだ新しい交通制御方式だ。
交差点の中央に円形の島があり、その周囲を時計回り(右側通行の国は反時計回り)でクルマが進む環状道路と、そこに進入するための複数の道路によって構成されている。
右ハンドルの日本の場合、具体的な通行方法は、交差点に進入する前に道路の左側に寄りながら減速。
その後、環状道路を進むクルマの通行を妨げないように、交差点に進入する。
目的のポイントまでそのまま環状道路を通行し、出口が近づいたら左ウインカーを出し、交差点を出るまでウインカーを使用しながら出口に進む。
慣れてしまえば、通行方法はいたってシンプルだ。
【事故リスクの低減が最大のメリット】
ラウンドアバウトには信号機がないため、枝側の道路からスムーズに交差点にクルマが進入し、そのまま目的の方向に進むことができる。
クルマの流れがスムーズな交差点を作ることができるのだ。
出る道が分からなくなったら、もう一周すれば良いし、来た道に戻ることだってできる。
「環状道路を通行しているクルマが優先」というルールに慣れれば、戸惑うこともないだろう。
ラウンドアバウト最大のメリット、それは、「事故のリスクを減らすことができる」という点だ。
ある町の信号機付き交差点をラウンドアバウトにしたところ、その交差点での事故が一年で1800件から300件まで減少したという。
筆者の住むイタリアでは90年代半ばごろから急速にラウンドアバウトが普及し、都市部はもとより、交通量の少ない地域でもよく見かける。
これだけ急速に普及が進んだ背景には、この「事故リスクの低減」という点が大きい。
枝の道路同士は直接交差しないため、十字交差点より一箇所の衝突点に車が集中しないことや 、常にステアリングを切っていることで速度の抑制につながること、クルマが常に一方向からしか来ないため、安全確認が容易であることなどが、事故を抑制した理由だと考えられる。
その他にも、信号機を設置する必要がないため、災害などの停電時にも交差点として機能すること、信号待ちがないので騒音問題や環境対策にも有効、景観を損ねない(中央島に緑地帯を設けることも可能)といったメリットもある。
【円形交差点ではスムーズな流れはつくれない】
似たような仕組みに円形交差点というものがある。
フランス・パリにある凱旋門の周りをぐるっと囲んでいる、あの道路のことだ。
ラウンドアバウトと円形交差点の違いは交通ルールで、円形交差点では左側から来るクルマが優先=交差点に進入してくるクルマが優先になる。
つまり、円形交差点の場合は、環状道路を回っているクルマは進入しようとするクルマのために道を譲らなければならず、スムーズな流れを作るのは難しい。
また、「交差点に入るときは一旦停止しなければならない」というルールもあるため、枝側の道路に停止線や一時停止標識、または信号機が設けられるケースが多く、結果としてラウンドアバウトのようなメリットは得られなくなるのだ。
【「広い場所」が必要なほか、日本の考え方も普及の妨げに】
もちろん、メリットばかりではない。
歩行者にとっては、道路の横断が複雑になって長い距離を歩かなければならず、信号機がないため視覚障害者が一人で横断するのが難しくなる。
そして、最大の懸念点が、ラウンドアバウトを設置するためには「広い場所が必要」という点だ。
ラウンドアバウトは中央島が必要なため、十字型の交差点よりも広い場所を必要とする。
住宅街のように交差点のスペースが広く取れない場所では、簡単に改修することはできない。
そして、これが、日本で普及が進まない最大の理由だ。
広いスペースが必要なため、既存の交差点を改修するのは難しく、仮にスペースが取れたとしても、事故の多い交差点でない限り、費用をかけて大掛かりな改修をしよう、という動きにまでは結び付かない。
より手っ取り早くかつ費用もかからないのは、既存のロータリーをラウンドアバウトに改良するという方法だが、国土交通省の資料によると、ロータリーからラウンドアバウトへ改修された交差点に対する調査で、「改修前よりも危険になった」と感じる人は歩行者で2割、自転車で4割いたそうだ。
実際には、クルマの通過速度が落ち、安全性は向上しているはずだが、「慣れていない」ことで、ロータリーより危険であるかのように感じてしまうことが、積極導入の足を引っ張っている可能性もある。
こうした理由からか、日本のラウンドアバウトのなかには、環状道路への進入路に「一時停止」標識を置き、流れを殺しているラウンドアバウトもある(もちろん、状況によって設置が必要な場合もあるが)。
ラウンドアバウトは「合流」に近い考え方で交差点へのスムーズな進入を実現するための形式なので、これではメリットがほとんどないと言ってもいいだろう。
「とにかく止めた方が安全」という日本の考え方と、「クルマを止めずにゆるやかな流れを作ることで安全を確保する」という欧米の考え方の相異も、普及が進まない理由のひとつかもしれない。
まだまだ日本では見慣れないラウンドアバウト。
初めて走る道で急に目の前に現れたら、「どんな風に通ったらいいかわからない」「どのタイミングでウインカーを使ったらよいかわからない」と戸惑うこともあるだろうが、日本でその光景を見る日は、もう少し先になりそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f1b8eb0da2a536d885631c8572adbcaf4f17703?page=1
2021年7月25日8時24分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月20日の朝、立山町芦峅寺の移動タンクに給油するための施設付近の住民から役場に「用水路に油のようなものが浮いている」と通報がありました。
施設を所有する「H興産」に検査を依頼したところ、きょう午前、施設の地下に埋められた配管に穴が2か所空いていることが確認されたということです。
町によりますと、地下に流出した軽油は5万6000リットルと推計され、配管の老朽化が原因の可能性があるということです。
立山町は、「軽油はガソリンと比べて引火点が高いため、直ちに火災になるようなことはない」としています。
町は現在、近くの用水路の数か所で軽油の回収作業をしていますが、付近には畑や田んぼがあって、現時点では農作物への影響は不明だとして、施設を所有する会社と今後の対応を協議しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20210725/3060007983.html
7月24日15時3分に北日本新聞からは、タンク所有会社が販売量と残量を比べて漏洩を確認したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日に「常願寺川の横江頭首工付近に油膜が浮いている」と、常願寺川沿岸用水土地改良区連合から消防に通報があった。
17日から20日にかけても、千垣、天林の両地区の用水に「油が浮いている」「臭いがする」と通報があり、消防が原因を調べていた。
23日までに、H興産が軽油の販売量とタンク内の残量が合わないことを確認。
24日に軽油タンクにつながる地中の配管を掘削して調べたところ、配管が腐食して小さな穴が2カ所開いていた。
立山町消防署によると、現在は常願寺川への流出は確認されていない。
用水、地中に流出した軽油は薄まっており、発火する可能性は低いとみている。
町には現在のところ、「地下水に油が混じっている」といった連絡はないが、今後、農業などに影響がないか専門家のアドバイスを受けて調査を検討する。
同社は芦峅寺地区でガソリンスタンド(GS)を経営している。
屋外タンク貯蔵施設はタンクローリーに軽油を供給する施設で、GSから約1・5キロ離れた場所に設けている。
7月24日18時22分にチューリップテレビからは、タンクと給油設備をつなぐ埋設配管から漏れていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前11時45分ごろ、立山町芦峅寺にある軽油の貯蔵タンクと給油設備をつなぐ地下の配管から軽油が漏れているのを消防が確認しました。
https://www.tulip-tv.co.jp/news/news_detail.html?nid=5453&dd=20210724
2021年7月19日16時5分にYAHOOニュース(NEWSポストSEVEN)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
いつどこで発生するかわからない大地震。
もしも買い物をしている途中に被災してしまったら、どうすればいいのだろうか──。
「街の中でも、特にアーケードのある商店街は、大地震の際、崩落事故が起こる可能性が高いので、危険な場所といえます」と話すのは、災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さんだ。
これまでも、阪神・淡路大震災では、兵庫県・神戸三宮センター街にて、広範囲でアーケードの天井や造作物が崩壊。
熊本地震でも、震源地から約5km離れた場所にある商店街のアーケードが、一部押し潰されるなどの被害が発生した。
「これは、アーケードの天井や看板などが周囲の建物の耐震性より大幅に低いという構造上の問題があります。全国には老朽化したアーケード街が無数にあり、耐震補強や改修が急務なのですが、それが追いついていないのが現状です」(和田さん・以下同)
そんなアーケードのある商店街を通行中に被災したら、どうすればいいのか?
「緊急地震速報を受信したり、揺れを感じたら、すぐに商店街の脇道の屋根のない場所に逃げましょう」
ただし、揺れが強くてそこまで歩いて行けなかったり、すでに頭上のアーケードの落下、崩壊が始まってしまって脇道まで間に合わないと思ったら、無理な移動は禁物だ。
「その場にしゃがみ込んでしまうと、アーケードが落下した場合、巻き込まれる恐れがあります。移動が難しい場合は、近くの店舗の中に逃げ込んでから、しゃがんで頭をガードしましょう」
【平時から商店街内の安全な場所を見つけておく】
とはいえ、古くからある商店街は木造家屋で、耐震性が低いケースが多い。
さらに、商品を積み上げているような店舗や、家具や家電など重量のある商品が並ぶ店は、そこに逃げ込むとかえって危険を伴う可能性もあるので、避けた方がよい。
「非常事態のときに、一瞬で安全な店かどうかを判断するのは難しいので、普段からよく行く店や商店街の周囲を観察して、万が一のときに逃げ込める頑丈な建物やスペースを見つけておきましょう」
ちなみに、アーケードのない商店街にいるときに被災した場合は、店に入る必要はない。
看板などの落下物に注意しながら、かばんなどで頭を保護しつつ、転倒しないようにその場にしゃがむ。
さらに、移動可能なら、落下物のないより広い場所へと移ろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/08984bbe45926194bb995ee2f4cdc96af52512b4
2021年7月19日6時20分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【大地震発生で石油タンクから出火】
1964(昭和39)年6月16日13時01分、新潟県下越沖を震源とするマグニチュード7.5の「新潟地震」が発生しました。
この影響で、ひと月前に完成したばかりの「昭和大橋」が落ち、近代的な県営アパートが横倒しになるなど、新潟県を中心に大きな被害に見舞われます。
加えて、この地震の直後、新潟市の日本海沿岸部にあった製油所で石油タンク5基(4万5000リットル2基、3万リットル3基)が一斉に火柱を上げます。
タンク内の「浮屋根」の金属シールと側壁が、地震の揺れでこすれて火花を生じ、原油に引火したことで起きた火災でした。
次々と噴き上がる黒煙は、余震によって機能不全を起こした新潟市の上空を覆います。
夜になると、さらに事態は悪化しました。
石油タンク近くの工場から別の火災が発生したのです。
さらに、炎上中のタンクが熱でこわれて油が流出。
火のついた石油は、液状化現象で湧いた地下水や津波の海水にのって燃え広がり、付近一帯は手のつけられない大火災となってしまいました。
油火災には専用の泡消火剤と化学消防車が必要不可欠です。
しかし当時の新潟市消防局に化学消防車は1台もなく、企業所有のものが3台だけ。
消火剤の備蓄もわずかでした。
これを知った東京消防庁は6月16日夕方、化学消防車5台と消防隊員36名を応援として出動させ、消火剤も緊急輸送することを決定します。
消火剤は東京と埼玉のメーカーで直接トラックに載せられ、パトカーの先導付きで新潟へ向かいました。
とはいえ、当時はまだ関越自動車道などなく(1985年全線開通)、一般道で約11時間以上もかかる大変な行程でした。
【泡消火剤を航空自衛隊で空輸せよ!】
しかし、応援が新潟に向かう間にも、火災がすさまじい勢いで広がっているとの情報が次々と入ります。
そこで東京消防庁では、航空機による消火剤の空輸を防衛庁(当時)に打診。
防衛庁は航空自衛隊の出動を決定します。
在日米空軍からも協力の申し出があったため、日米共同での空輸作戦を行うこととなりました。
地震発生の翌日、6月17日早朝、東京都下の在日米空軍立川基地(現在の陸上自衛隊立川駐屯地)に古めかしいプロペラ輸送機4機が集結します。
輸送機の名前はカーチスC-46「天馬」。
第2次世界大戦中にアメリカで大量生産され、戦後に航空自衛隊へ供与された、製造から20年過ぎた「老兵」です。
在日米空軍からはロッキードC-130輸送機1機が、アメリカ軍提供の消火剤を積んで参加しました。
集まったC-46とC-130の5機は、消火剤入りポリタンクと専用の噴射ノズルを積んで立川基地を離陸します。
新潟空港は施設が破損して離着陸不能であったため、あらかじめ消火剤にはパラシュートがくくり付けられており、それを空港上空で地上へ落とす「物量投下」を実施。
こうして新潟に届けられた消火剤は、さっそく火災現場に運ばれ延焼の阻止に使われました。
そして6月18日午前5時、10時間以上かけて新潟市まで到着した東京消防庁の指揮の下、体制を整えた消防隊による“火災への反撃”が開始されます。
誘爆するタンクや煮えたぎる石油と死闘をくり広げる消防隊を支援するため、消火剤の空輸は続行されました。
なお、18日から輸送機の出発地は、消火剤メーカーに近い埼玉県の航空自衛隊入間基地に移されています。
【ベテラン機 ドラム缶の炎を目標に夜間投下を敢行】
6月18日から19日にかけての深夜には、航空自衛隊のC-46輸送機7機とアメリカ空軍のC-130輸送機3機による夜間空中投下が敢行されました。
投下目標は、新潟空港の滑走路上。
そこには、夜間ということで、目印代わりに炎が焚かれたドラム缶が並べられていました。
ちなみに、C-46「天馬」は、レーダーなどなく、舵も重かったといわれているため、夜間低空飛行は非常に困難であったと想像されます。
空輸作戦は6月19日午後まで続けられ、延べC-46×22機、C-130×5機により、約8万7730リットルの消火剤の空中投下を達成します。
これら自衛隊とアメリカ軍による懸命の空輸、警察の協力、そして消防隊の奮闘により、20日午前8時、火災を制圧。
51時間に及ぶ消火作業は終わりを告げました。
新潟地震では大活躍した航空自衛隊のC-46でしたが、旧式で鈍重、事故も多かったことから、評判は決して高い航空機ではありませんでした。
しかし、のちに国産のYS-11輸送機(旅客機)や、同じく国産のC-1ジェット輸送機が配備されるまで、航空自衛隊唯一の大量輸送手段として、老体に鞭打ちながら、日本の空を飛び続けたのです。
黙々と任務に励んだアメリカ生まれの中古輸送機。
いまは、航空自衛隊浜松広報館(静岡県浜松市)を始めとして、航空自衛隊美保基地(鳥取県境港市)や同入間基地(埼玉県狭山市)、同岐阜基地(岐阜県各務原市)、所沢航空記念公園(埼玉県所沢市)などで見ることができます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee16cb775ab6a70315c115af15f925a67315197a
2021年7月20日7時10分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後8時前、別府市石垣東の住民から「ガスのにおいがする」という通報が消防に相次ぎました。
消防や警察、ガス会社の担当者が駆けつけ、検知器を使ってガスの濃度を調べた結果、爆発の危険があるとして、住民およそ40人がおよそ4時間以上にわたって近くの公民館に避難するなど、周囲は一時、騒然としました。
現場はJR別府駅から北におよそ3キロ離れた住宅街で、消防などでは、ガスの濃度から付近のプロパンガスの設備からガスが漏れた可能性が高いとみています。
ガス会社などで、現場付近の住宅のガス設備を緊急点検しましたが、ガスが漏れた場所の特定には至らなかったことから、消防では、住民に対して、ガス設備に異常があった場合はすぐに連絡するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20210720/5070010293.html
2021年7月19日22時57分に中国新聞から下記趣旨の記事が、黒煙を上げる塔の空撮写真付きでネット配信されていた。
19日午前11時5分ごろ、周南市御影町の総合化学メーカー、トクヤマ徳山製造所徳山工場のソーダ灰製造プラントから黒煙が上がっていると、同社が119番した。
周南署や同社によると、プラントの炭酸化塔(高さ28メートル、直径3メートル)内を腐食から守るゴムが何らかの理由で燃えたという。
午後3時ごろ鎮圧した。
プラントは14日から年に1度の定期修理中で、塔内で11人が作業していた。
硫黄酸化物などを排出した可能性もあるとみて、原因などを調べている。
けが人はいないという。
異臭について同社に数件問い合わせがあった。
同社や市が広報車を走らせ、「窓を開けないでください」などと呼び掛けた。
近くで働いていた会社員男性(50)は火災を目撃し、「窓を開けたら黒煙と炎が上がっていた。建物が燃えていたので心配だった」と不安そうだった。
野村所長は「市民の皆さんに迷惑を掛けて申し訳ない」と陳謝した。
炭酸化塔は塩化ナトリウムやアンモニアなどを化合して重炭酸ナトリウムを製造する設備。
加熱工程を経て、ガラス原料のソーダ灰ができる。
7月21日18時16分にNHK山口からは、ガスバーナーで金属製ノズルを取り外す作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日は午後から警察や消防などが工場内の実況見分を行い、火が出た「炭酸化塔」の内部の様子や当時の状況を詳しく調べていました。
警察によりますと、火災が起きた当時、「炭酸化塔」は稼働しておらず、工事業者がガスバーナーを使って、直径70センチほどの金属製のノズルを取り外す作業をしていたということです。
この設備は腐食防止のため内部のコーティングにゴムが使われていて、警察は、この作業の際にゴムに引火して火災が発生した可能性があると見て、詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210721/4060010424.html
2021年7月19日23時30分に北日本新聞から下記趣旨の記事が、白煙が上がる遠景写真付きでネット配信されていた。
19日午前10時ごろ、上市町郷柿沢にある製薬会社「F化学工業」郷柿沢工場敷地内で、タンクローリーから液体の無水硫酸が漏れた。
空気中の水分と反応し、異臭のする霧となって周辺に拡散。
納入業者が漏れを止める作業を進めた。
現在のところ、健康被害を訴える人はおらず、近くの上市川への流出もない。
同社によると、無水硫酸は医薬品の原料で、納入業者のタンクローリーから工場のタンクに送り込む際、何らかの原因で漏れた。
霧状になった無水硫酸を大量に吸い込んだ場合、せき込む可能性があるが、現場から近くの住宅まで約400メートル離れており、住民が大量に吸い込む可能性は低いという。
工場は休みだった。
同社は「近隣住民や関係者には多大なご迷惑、ご心配をお掛けし、深くおわび申し上げます」とした。
町には午後1時半ごろ、白煙を目撃した住民から連絡が入り、周辺住民に対して窓を閉め、外出を控えるよう防災無線や広報車などで呼び掛けた。
上市署は周辺の車の通行を一時制限した。
町内の80代男性は「どんな物質が漏れたか分からず心配だった」と話した。
7月20日12時50分にNHK富山からは、漏れた無水硫酸がミスト化して白煙のようになった、ローリータンクの底に穴が開いた、通報まで4時間かかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
F化学工業によりますと、19日午前10時ごろ、原料の購入先のN金属化学が委託するタンクローリーから工場のタンクに薬品を移す作業をしていたところ、「無水硫酸」の一部が漏れ出してミスト化し、白煙のようになったということです。
何らかの原因でタンクローリーのタンクの底に穴が空き、「無水硫酸」が漏れ出した可能性が高いということです。
無水硫酸は三酸化硫黄とも呼ばれ、大気汚染防止法の特定物質に指定されていて、空気に触れると発煙する性質があります。
会社側は、何度も繰り返し吸い込むと粘膜を痛めるおそれがあるとして、近くに住む人は万が一に備えて、できる限り窓などを閉めるとともに、工場に近づかないよう呼びかけています。
一方、無水硫酸が漏れ出してから消防への通報に約4時間掛かったということで、会社では原因の調査とともに、初期対応についても検証を進めるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20210720/3060007943.html
7月20日11時45分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)からは、ローリーからタンクに受け入れている途中で漏れているのに気付いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
F化学工業によりますと、19日は千葉県のN金属化学の工場から9.6トンの無水硫酸がタンクローリーで運ばれてきましたが、それを受け入れている途中で、タンクの底から無水硫酸が漏れ出ているのに気がついたということです。
何らかの原因でタンクの底に穴が開き、漏れ出したとみられます。
https://www.tulip-tv.co.jp/news/news_detail.html?nid=5391&dd=20210720
7月20日18時26分に毎日新聞からは、漏れた無水硫酸が水蒸気と化学反応して硫酸ミストになったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
医薬品原料の三酸化硫黄(SO3、無水硫酸)が水蒸気と化学反応し、霧状になった硫酸を含む白煙が屋外に漏れたことが県への取材で判明した。
20日も周囲に刺激臭を伴う白煙が漂ったが、県警などによると健康被害は確認されていないという。
町などによると19日午後1時50分ごろ、工場周辺の住民から「異臭がする」「薬品が漏れている」と町を通じて消防に通報があった。
富士化学工業によると、白煙が発生したのは同日午前10時ごろ。
工場内にSO3を搬入したタンクローリーに穴が開いていたのが原因という。
漏れ出た量は不明。
回収や排煙が終わるのは21日になる見通し。
https://mainichi.jp/articles/20210720/k00/00m/040/246000c
7月20日19時43分にYAHOOニュース(北日本放送)からは、砂を撒くなどして対応した、休日だったことも通報遅れの一因など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
会社は20日に会見を開き、無水硫酸の仕入れ先である東京都のN金属化学のタンクローリーのタンクに穴が開いていた可能性が高いとしました。
しかし、穴の特定には至っていません。
タンク内に残っている無水硫酸を移し替えたり、漏れたものを吸着させる砂を撒くなどの除去作業を進めた結果、漏れはほぼ収まったということです。
会社は初期対応について聞き取りを行っているとしつつも、不備を認め謝罪しました。
社長;「当日ですね、弊社製造現場は動いていたが、会社全体が休日で連絡の遅れは明らかにあったと思います」
会社側は
・無水硫酸の処理に追われたこと
・周囲への影響を甘く見積もっていたこと
・社内のコミュニケーションもうまく図れなかったこと
が対応が遅れた原因として考えられるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3beab8dbe6c508c8293e02109de444b991062f06
2021年7月17日11時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
今回の「いきもの目線」は毒ヘビの「ニホンマムシ」。
かまれると命を落とすこともある恐ろしいヘビだ。
コロナ禍を背景に、キャンプなどアウトドアブームが続いているが、マムシも山や川など自然豊かな場所に生息しているので注意が必要だ。
群馬県太田市にある「ジャパン・スネークセンター」の協力で360度動画を撮影し、マムシの生態などを紹介する。
マムシは体長50~60センチの小型のヘビで、琉球列島を除く日本全土に生息する。
体色や模様に個体差はあるが、背中の銭形模様が特徴。
性格は攻撃的だが、攻撃範囲(約30センチ)に入らなければ、かんでくることはない。
受精卵は母体内にとどまり、成長し幼体となって外に出てくる。
1度に5、6匹の子ヘビを産むという。
主任研究員の堺さんによると、今年は7月までに国内の病院から約10件の問い合わせがあったという。
マムシの毒は「出血毒」に分類され、血管の細胞を壊して出血を起こす。
毒の量にもよるが、かまれた部分に強い痛みが生じ、徐々に腫れてきて、1日でパンパンに腫れ上がるという。
進行すると血小板の減少により、全身の出血(皮下出血や消化管出血など)を起こし、悪化すると急性腎不全で死に至ることもある。
ただし、早い段階で血清治療をすれば、重症化のリスクをかなり抑えることができるという。
そんな恐ろしいマムシに囲まれたら――。
同センターの協力で野外採毒場に幅90センチの水槽を用意。
その中に360度カメラを設置して5匹のマムシを入れてもらった。
マムシたちは予想外に動き回り、カメラに向かってきたり、前を通り過ぎたりと、人間が近づくことができない角度からの様子を撮影することができた。
さらに許可を得て、マムシの野外飼育場に潜入。
ヘビ用のフックを使って堺さんにマムシを探してもらうと、壁際の草むらの中でじっとしているマムシを見つけた。
マムシとの距離は1メートルもないが、襲ってくる気配はなかった。
ただ、マムシがいることを知らなければ、足を踏み入れてしまうような状況だった。
同センターは国内唯一のヘビ専門研究機関で、正式名称は一般財団法人「日本蛇族学術研究所」。
ハブやマムシ、ヤマカガシなど約50種、約千匹のヘビを飼育、展示し、ヘビの生態や毒蛇咬症(こうしょう)に関する研究や抗毒素(血清)を作るために毒を採取している。
堺さんによると、毎年、全国で3千人(推計値)以上がマムシにかまれ、死者は数人だが重症例は多いという。
「マムシの牙は細くて短いのでチクッと感じるだけで、虫さされか、とげが刺さったのかと勘違いすることがある」と堺さん。
草むらや落ち葉などに隠れていて見つけにくく、うっかり手を近づけたり、踏んだりしてかまれる場合が多いという。
ヘビにかまれたと思ったら、スマートフォンで撮影するなど、その時の様子を記録に残せば、医療機関での治療がスムーズになるという。
ヘビの存在を確認できない場合でも、何かにかまれて腫れてくればマムシの疑いが大きいという。
7~9月はキャンプをしたり、ハイキングに出かけたりする人たちが増えるため、マムシにかまれる被害も多くなる。
堺さんは「テントの中にマムシが侵入してきてかまれた例もある。特に、夜のキャンプ場では、短パンやサンダルなどで動き回るのは避けた方がいい」とアドバイスする。
では、マムシなどの毒ヘビにかまれたらどうするか。
堺さんは、応急処置で吸引器があれば多少の毒を吸い出せる可能性もあるが、無ければ、とにかく安静にして救急車を呼ぶか、車を使うなどして、できるだけ早く病院で治療をしたほうがいいと話す。
かつては傷口を切ったり、強く縛って血行を止めたりしたが、患部全体を広く包帯のようなもので軽く巻くことで、毒の吸収を遅らせることも有効だとされているという。
マムシの場合は腫れも広がってくるため、圧迫に注意しながら血流を緩めることも必要で、すぐに病院に行くことができるのであれば、何もしない方がいいという。
https://www.asahi.com/articles/ASP7J43T1P76DIFI015.html
(ブログ者コメント)
マムシに咬まれた事例は本ブログでも何件か紹介しているが、「あまり痛みを感じなかった」という事例もあれば「痛みを我慢して・・」という事例もある。
2021年7月17日15時30分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸市西区役所の新庁舎建設工事を巡り、「夜間もクレーンが伸びたままで、倒れてきそうで怖い」という声が神戸新聞の双方向報道「スクープラボ」に寄せられた。
工事が行われていない夜に現場を訪ねると、確かにクレーンの長い首が伸びている。
もし横倒しになれば、道路を挟んで建つマンションにも当たりそうに見える。
建設中の新庁舎は、神戸市営地下鉄西神中央駅の隣接地にある。
6階建てで、今年12月末の完成予定。
不安の声を寄せたのは、道路を挟んで新庁舎の東側に建つマンションに住む60代男性。
定年前は、大型クレーン車を扱う会社に勤めていたといい、「夜や休日、無人になる時はクレーンを伏せておくべきだ」と話す。
一例に、2017年1月、福井県の高浜原発で安全対策工事に使う大型クレーンが風にあおられ転倒した事故を例に挙げる。
事故は、暴風警報が発令されていた夜間に発生。
施工会社のルールでは、強風が予想される際はクレーンのアームを畳むことになっていたが、伸びたままだった。
高浜原発では、事故後の安全対策として、風速にかかわらず作業終了後はアームを畳むことになった。
男性は、「住民の不安を考えたら、同じように畳むべきだ」と不満を口にする。
◇
工事を発注した神戸市の第三セクター「OMこうべ」に取材した。
説明によると、クレーンのアームは最長約80メートル。
アームを畳むかは、メーカーの取扱説明書に基づくとする。
このクレーンの場合、地上で瞬間風速30メートル超が予想される時は、畳んで伏せる。
説明書は、瞬間風速16~30メートルの際も畳んで伏せることとしつつ、スペースの問題などでできない場合はアームを伸ばしたまま、地上の重りに引っ掛けるとする。
新庁舎の建設では、平時の夜間なども、この態勢を取っている。
さらに、これができない場合に、アームの屈折部分から先を折り下げるとする。
OMこうべの担当者は「先を折り下げた方が見た目では低いが、アームが高く伸びていても、下で重りに引っ掛けた方が安全性が高いと判断している」と話す。
「クレーンを伏せて起こす、を日々繰り返すこと自体に危険がある」ともする。
◇
法令はどうか。
労働安全衛生法に基づく「クレーン等安全規則」は、強風への対策を講じるよう定めるが、平時については規定していない。
安全管理を指導する兵庫労働局の担当者は、「メーカーごとの説明書に沿っていれば、転倒の危険性はかなり低い」と話す。
一方で、住民が抱く不安感には理解を示す。
「丁寧な対応や説明責任は業者の側にある。正しくても“言いくるめられた感”や“だまされた感”を抱かせるような説明では、理解してもらえない」
OMこうべなどの説明に、投稿した男性は「高浜原発の事故後、大手ゼネコンの建設現場では風のいかんに関わらず、予防的に完全に伏せるように指示されている」と反論。
「公共工事で周辺住民の不安を取り除かないまま進めるのもいかがなものか」と話す。
■
この記事は神戸新聞の双方向型報道「スクープラボ」に寄せられた情報を基に取材しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/16419408b0fd550546d6d0fa93bd0107f9216035
2021年7月17日15時0分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、噴射テストの写真付きでネット配信されていた。
東京の消火器メーカーが、ガソリンなどがまかれても惨事になることを防ぐ「火災抑制剤放射器」を開発した。
ガソリンがまかれて火が燃え広がり、36人が亡くなった京都アニメーション放火殺人事件に心を痛めた経営者が指示した。
警備やガソリンを扱う現場で導入が進んできている。
日本ドライケミカル(本社・東京都北区)が昨年7月から発売を始めた。
商品名は「クイックスプラッシャー」で、消火器の容器をベースにした。
2個のノズルから2・5リットルの薬剤を噴射する。
約1・8秒で10平方メートルほどの範囲にまくことができるという。
薬剤にはガソリンなどの気化を抑え込む成分が入っている。
まかれた直後に噴射すれば、ほぼ火は付かないという。
着火した場合も火勢を著しく弱め、煙も抑えられることから、避難路が見えなくなる事態を防ぐ効果も期待できる。
社長の遠山さん(男性、71歳)が製品を開発する決意を固めたのは、京アニ事件が起きた2019年7月18日だった。
「ガソリンなどの火災はスプリンクラーでは消せない。
消火器メーカーが対処を考えないといけない問題だ」
遠山さんは、着火される前に対応するため、「薬剤を2秒以内で噴射しきる」よう指示した。
経費をかけて完成させたとしても、需要があるかは未知数だ。
だが、社員らも「我々が開発するべきだ」と賛同したという。
京アニ事件では、入ってきた被告が従業員にいきなりガソリンを浴びせ、ライターで火を付けたとされる。
熱風と炎、煙が一瞬で建物全体に回ったとみられる。
このことから、新製品は消火を目的にしないことにした。
着火させない、着火しても瞬時に炎を抑える。
この2点に主眼を置いた。
同社は事件前から、2階建てバスのエンジンルームで火が出ても一瞬で抑える製品の開発に取り組んでいた。
ここで培った技術を生かし、実験を繰り返して完成に至った。
アルミを使用しており、重さは約5キロ。
スタンダードモデルで税込み3万6300円。
使用期限は決まっていないが、10年ほどという。
使用しても中身の薬剤だけ交換できる。
販売を始めると、警備会社のほか、ガソリンスタンドなどから引き合いがあった。
車載できる小型タイプも開発中だ。
ただ、原点はやはり京アニ事件。
遠山さんは、「『想定外』に備えて、防犯カメラ並みに広く普及してほしい。放火を抑止する効果も出てくるのでは」と話す。
https://digital.asahi.com/articles/ASP7J7H9MP7GPTIL02Z.html?pn=6
2021年7月17日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市伏見区の「京都アニメーション」で起きた放火殺人事件から18日で2年。
事件で規制が強化されたガソリン販売を巡り、各地の消防機関がインターネットでの販売業者について把握しきれていない実態が判明した。
総務省消防庁はガソリンスタンド(GS)での販売と同様に購入者の身元確認などを求めているが、多くの業者が小規模とみられ、定期点検の対象になっていない。
専門家は「ネット販売が抜け穴になっている」と警鐘を鳴らす。
殺人罪などで起訴された青葉被告(43)は7月18日の事件直前、GSに携行缶を持参して「発電機に使う」と偽り、ガソリン計40リットルを購入したことが明らかになっている。
消防庁は2020年2月、GSでガソリンを容器で販売する際、購入者の身元や使用目的を記録するよう業者に義務付けた。
同庁は翌月、業界団体の要望を受け、ネット販売業者についても把握するよう、各地の消防機関に通知。
業者がおおむね10リットル以上を販売する場合、GSと同様に購入者の身元を記録・保管させるよう求めた。
しかし、各地の消防機関からは、把握の難しさを指摘する声が上がる。
背景には、ネット販売業者が法規制や定期点検から漏れやすい現状がある。
経済産業省によると、一定量以上のガソリンを容器入りで販売するホームセンターやGSは、石油備蓄法などに基づき、同省への届け出が必要になる。
だが、ネット販売業者の多くは対象外で、経営実態が分からず、規制の枠から外れている。
消防法でも、一定量以上のガソリンを取り扱うGSなどの施設が定期点検の対象となるが、小規模なネット業者は対象外となることが多いという。
実際、災害時の備蓄用などとして缶入りのガソリンをネット販売する神奈川県の業者は製造元が他県にあり、「自社に消防から指導が入ったことはない」と説明。
まとめて10リットル以上を販売することもあるが、購入者に使用目的などを聞くこともないという。
静岡市消防局の担当者は、「小さな事業所をしらみつぶしに調べるわけにもいかず、通報などがない限り、把握は難しい」と打ち明ける。
大阪市消防局は、「立ち入り検査をした施設でガソリンが確認されれば指導できるが、検査の対象外だと難しい」のが実情という。
https://mainichi.jp/articles/20210717/ddm/041/040/077000c
2020年12月28日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11286/
(2021年7月23日 修正1 ;追記)
2021年7月16日13時50分に朝日新聞からは、火気使用の連絡を受け、設定確認のため消火設備のカバーを外したところサイレンが鳴るなどしたので慌てて起動ボタンを押したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)
愛知県警は16日、消火装置を誤起動させたとして、改修工事を請け負った業者の現場責任者(31)と元上司(49)を業務上過失致死傷の疑いで書類送検し、発表した。
容疑を認めているという。
捜査1課によると、地下1階にいた現場責任者の男性は、作業で火を使うと連絡を受け、消火装置が自動的に起動しない設定になっているかを確認しようと、装置のボタンのカバーを外した。
すると、退避を呼びかける音声とともにサイレンが鳴ったため、慌てて誤って起動ボタンを押したという。
実際に炭酸ガスが放出されるまでの約40秒間に停止ボタンを押せば停止できたが、慌てていて、停止操作をしなかったという。
県警は、メンテナンス担当課長で現場にいなかった元上司の男性についても、誤操作を防ぐ指導をしなかった過失があると判断した。
https://www.asahi.com/articles/ASP7J4CLFP7JOIPE00M.html
7月16日12時4分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、火を使うという話しが出て慌ててしまったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
調べに対し2人は容疑を認めていて、現場責任者の男性は「火を使うという話がでて慌ててしまった」という趣旨の供述をしているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ff77b24ae7a0821005f454d9c760730221dbc4f
(ブログ者コメント)
〇カバーを外した際にサイレンが鳴るなどした件、消火設備メーカーの一つであるkoatsu社のHPに、手動起動時の流れが、分かりやすく解説されていた。
https://www.koatsu.co.jp/ss/system.php
そのフロー図から推察すると、カバーを開けるということは、今から起動ボタンを押すということなので、事前の避難アナウンス忘れ防止のため、自動アナウンスするようにしている・・・そういうことではないかと思われる。
そして、カバーを開けた後は、起動ボタンを押さない限り、噴出しない。
また、起動ボタンを押した後も、タイマー設定することで噴出まで時間的余裕をとっている。
その余裕が、今回の設備では40秒だったということだろう。
〇予定になかった火気使用工事を、当日、行うことになった、そのことが今回事故の主要因の一つだったような気がする。
なんとなれば、一般的に言って、予定外の工事は十分に安全検討する時間的・人的余裕がなく、また、作業員らが慌てたり焦ったりしてヒューマンエラーを誘発する可能性も出てくるからだ。
(2022年4月14日 修正2 ;追記)
2022年4月11日17時33分にNHK東海からは、仕組みを把握していないまま誤って起動ボタンを押した現場責任者に罰金80万円の略式命令がでたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし12月、名古屋市中区にあるホテル「Nガーデンパレス」の機械式の立体駐車場で消火設備が作動して二酸化炭素が充満し、近くで工事をしていた当時51歳の男性が死亡し、2人がけがをしました。
警察は、工事を請け負った会社の32歳の現場責任者が、作業中に消火設備の設定を確認しようとした際、仕組みを把握しておらず、誤って起動ボタンを押して二酸化炭素を放出させたほか、当時、上司だった50歳の元課長は、消火設備の構造や機能などについて教えていなかったとして、2人を書類送検していました。
検察は、2人のうち現場責任者について3月、業務上過失致死傷の罪で略式起訴し、名古屋簡易裁判所が罰金80万円の略式命令を出しました。
一方、元課長については不起訴としました。
検察は不起訴の理由を明らかにしていません。
名古屋や東京で二酸化炭素を放出するタイプの消火設備の死亡事故が相次いだことを受け、総務省消防庁は、二酸化炭素の放出を防ぐ弁をすべての消火設備に取り付けるよう求めるなど、対策を進めることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220411/3000021949.html
2021年7月16日11時26分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男児用水着のインナーに使われているメッシュ生地に、陰茎の皮膚が挟まりケガをする事故があるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。
目の粗いメッシュ生地が皮膚と密着することで、生地の穴から皮膚がはみ出し、圧迫されることによって、はみ出た部分が腫れ上がって水着が脱げなくなってしまうことがあるという。
2010年12月から21年5月にかけ、全国の医療機関ネットワークなどに寄せられた事故情報は12件。
毎年のように同様の事故が起きている。
同センターは、「インナーにメッシュ生地を使っている水着は、子どもには着用させないでほしい」としたうえで、もしも皮膚が挟まってしまった時は、無理に外そうとしたり、メッシュ部分を刃物で切り離そうとしたりせず、医療機関を受診するよう求めている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210716-OYT1T50148/
7月15日21時42分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、水着業界ではメッシュを使わないという基準が設けられているがネットでは今でも販売されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男の子の水着の裏地に使われるメッシュ生地に、皮膚がはさまれてとれなくなる事故が相次いでいます。
国民生活センターによると、メッシュ生地の穴に皮膚がはさまり出血し、病院に搬送されるケースが報告されているとのことです。
事故の事例を受け、水着業界にはメッシュ生地を使わない自主基準が2010年に設けられましたが、インターネットのショッピングサイトでは、こうした商品が今も製造・販売されていることが確認されました。
国民生活センターは業者に対し、こうした商品を製造・販売しないことを求める一方、消費者に対しては、裏地にメッシュが使われている水着を着用しないこと、はさまってしまった場合は無理にはずそうとせず、すみやかに医療機関にかかることを呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0220c600f0e65edade832afcb908d7f8a0c3f913
7月15日16時58分に朝日新聞からは、新潟県では2.5ミリ穴に挟まった事例があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国民生活センターが、裏地にメッシュ素材を使った男児用水着を使用しないよう呼びかけている。
陰茎の皮膚がメッシュの小さな穴にはさまり、けがをするおそれがあるという。
同センターによると、男児がけがをする事故は毎年のように起きているといい、2010年以降では、「海水浴後に水着を脱ごうとした際に裏地の編み目に皮膚が入り込んで脱げず、病院に運ばれた」などの相談が少なくとも12件寄せられている。
日本小児科学会によると、新潟県で実際に起きた事故では、男児(6)が着用した水着の裏地のメッシュの穴の大きさは縦2・5ミリ、横1・8ミリだったという。
穴にはさまった皮膚が水ぶくれ状態になって腫れ上がり脱げなくなったという。
小児の陰茎の皮膚は非常に伸びやすく、メッシュの小さな穴からも外側にはみ出しやすいことが原因とみられるという。
https://www.asahi.com/articles/ASP7H5GK2P7HUTFL004.html
※国民生活センターから7月15日付で出された注意喚起文書は下記参照。
『男児用水着のインナー生地を確認しましょう -陰茎部の皮膚が挟まり、取れなくなることも-』
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20210715_1.pdf
2021年7月20日付で毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・霞が関の中央合同庁舎6号館で16日深夜にぼやがあり、東京地検は19日、火元は10階にある特捜部の執務室だったと明らかにした。
スプリンクラーが作動して1.6トンの水がまかれ、9階の複数の部屋で天井板が落ち、浸水は3~10階の計8フロアに及んだとしている。
地検によると、火元の部屋ではパソコンや電源タップなどが焼け、配線関係が出火原因だった可能性がある。
https://mainichi.jp/articles/20210720/ddm/012/040/109000c
7月20日10時0分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都千代田区霞が関の検察合同庁舎10階で16日夜、東京地検特捜部の事務室から出火し、机やパソコンなどを焼く火災があった。
地検は19日、事務室の電源コード付近が激しく燃えたほか、スプリンクラーの散水で3階まで漏水が確認され、9階の複数の部屋では天井の板が一部剥がれ落ちるなどしたことを明らかにした。
地検によると、火災は16日午後11時頃、無人の室内で発生。火災報知機とスプリンクラーが作動し、約30分後に鎮火が確認された。
散水で複数のパソコンや書類をとじるファイルなどが水をかぶったという。
地検の白井・総務部長は報道各社の取材に「被害状況の確認を進めつつ、捜査や公判に支障が出ないよう対応する」と述べた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210720-OYT1T50065/
(2021年8月13日 修正1 ;追記)
2021年8月12日20時36分に朝日新聞からは、複数のパソコンのコードがコンセントに差し込まれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
特捜部では、7月16日にも同じ庁舎10階の事務室で机やパソコン、書類が燃えるぼやがあった。
複数のパソコンのコードがコンセントに挿し込まれたままで、断線したコードもあり、漏電が原因ではないかとも指摘された。
https://www.asahi.com/articles/ASP8D6SRPP8DUTIL063.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。