







2017年9月21日15時7分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前9時頃、三木町井戸にある畜産飼料の輸入や販売を行っている会社で、従業員の男性が飼料用の牧草をフォークリフトに積んで移動させていたところ、近くにいたこの会社の会長(男性、67歳)とぶつかった。
会長は頭を強く打ち、病院に運ばれたが、意識不明の重体だという。
警察によると、フォークリフトを運転していた男性は、「運転中に衝撃があったので前を見ると、人が倒れていた」と話しているという。
警察は、フォークリフトを運転していた男性から話を聞くなど、詳しい事故の原因を調べている。
出典
『フォークリフト衝突で男性重体』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034127731.html
(ブログ者コメント)
映像を見ると、大きなフレコンに牧草を入れて運んでいた模様。
前がよく見えなかったのかもしれない。
2017年9月20日21時6分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし3月、由利本荘市で国道脇の防雪柵を撤去していた48歳の男性が、作業中にはしごから転落して死亡した事故について、労基署は、男性が勤めていた建設会社が事故を防ぐのに必要な措置を取っていなかったとして、男性の勤めていた会社と社長を労安法違反の疑いで20日、書類送検した。
書類送検されたのは、由利本荘市鳥海町の建設会社「S建設」と、64歳の社長。
ことし3月15日、由利本荘市鳥海町で防雪柵を撤去する工事にあたっていた48歳の作業員の男性が、はしごが倒れておよそ2mの高さから落ち、17日後に死亡した。
本荘労基署が調べたところ、別の作業員がクレーンで動かした防雪柵の板がはしごにあたったのが原因とみられ、建設会社にクレーンの使い方のマニュアルがなく、事故を防止するために必要な措置を取っていなかったとして、労安法違反の疑いで20日、秋田地方検察庁に書類送検した。
労基署の調べに対して、社長は「安全管理について甘く考えていて、マニュアルを定めていなかった」と話しているという。
出典
『転落死 会社と社長を書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6014113261.html
2017年9月20日17時24分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
携帯電話大手のNTTドコモは、荷物を運んでいないトラックの位置情報をリアルタイムで荷主に提供することで、トラック輸送の効率化を目指す新たなサービスを、11月から関西の運送会社などと共同で始めることになった。
これは、NTTドコモと奈良市の運送会社、それに荷主に運送会社を紹介するサイトの運営会社など、5社が共同で発表した。
運送業界では、目的地まで荷物を運んだあと、カラの荷台のまま、空車の状態で出発地まで帰ってくる「空車回送」の多さが課題になっていて、その割合は業界の平均で30%になると言われている。
新しいサービスでは、登録された運送会社のすべてのトラックにGPS端末を取り付け、荷主が、空車の状態のトラックの位置情報をパソコンやタブレット端末などでリアルタイムで見ることができるようにする。
画面では、トラックは大きさごとに3つの色で表示され、荷物の量に応じて仕事を依頼することができる。
こうしたサービスで空車のトラックを減らし、効率的な運送の実現を目指すとしている。
また、将来的には、人工知能=AIを使って荷物が多いエリアを予測するなどして、荷主と運送会社のマッチングにつなげ、さらに効率を高めたいとしている。
NTTドコモの紀伊・関西支社長は、「効率のよい運送を実現するとともに、ドライバーの働き方も変えることを期待している」と話していた。
この新たなサービスは、11月1日に運用を始めるという。
【“遠方への運送にも”】
今回の新しいサービスは、空車のトラックに頭を悩ませている他の運送会社も注目している。
大阪・西淀川区に本社がある運送会社「ビジネスジャパンエキスプレス」は、大阪府と兵庫県に、あわせて9か所の運送拠点を持ち、1日に150トンの荷物を取り扱っている。
この会社では70台のトラックを稼働させているが、目的地で荷物を降ろしたあと、運ぶ荷物がなく、空車の状態で帰ってくるトラックの割合が、業界の平均を上回る40%程度に達するという。
こうしたリスクを考えて、近畿地方の外へ荷物を運ぶことには慎重だったが、このサービスを利用することで、遠方への運送にも積極的に挑戦したいと考えている。
「ビジネスジャパンエキスプレス」の大野社長は、「これまでは荷物とトラックのリアルタイムの情報を手に入れる方法がなく、やむなく空車で帰ってくることが多かった。業界の長年の課題が解決してくれることを期待しています」と話していた。
出典
『空車情報でトラック輸送効率化へ』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170920/3843551.html
9月21日6時5分に日本経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
運送会社の富士運輸(奈良市)やNTTドコモなど4社は20日、荷物を積まずに走る空きトラックを減らすための運送情報サイトを11月1日から始めると発表した。
空きトラック情報を全国の物流会社や荷主にサイトの地図上で公開し、配送効率の向上につなげる。
2年間で約3万台のトラックへの導入を目指す。
運送サイト運営のトラボックス(東京・渋谷)、倉庫情報サイト運営のイーソーコ(東京・港)を合わせた4社が連携して、空車情報を可視化するサイト「ドコマップ ジャパン」を開発。
運営は、富士運輸の親会社が設立したドコマップジャパン(東京・港)が担う。
サイトには、事業者名やトラックの積載量、写真などの情報を登録。
トラックにはNTTドコモの全地球測位システム(GPS)端末を取り付け、位置情報を管理する。
グーグルマップ上で、トラックの位置や空車かどうかなどが分かる。
荷主や運送会社は、空きトラックを探して配送を依頼しやすくなる。
GPS端末は1台を月額1480円(税別)で利用できる。
4社は全国の物流会社に参加を呼び掛けていく考えで、すでに複数の会社が参加する見通しという。
今後は、蓄積したデータをもとに、人工知能(AI)を使ったトラックの配車サービスなども検討する。
物流業界では、中・長距離トラックの平均空車率は3割を超え、荷物を積んでいない走行時にかかる人件費や燃料代が悩みの種だった。
出典
『空きトラック情報を公開 富士運輸・NTTドコモなど』
https://www.nikkei.com/article/DGXLASHD20H47_Q7A920C1LKA000/
(2017年11月12日 修正1 ;追記)
トラックの空荷を少なくする目的で「トラボックス」というサイトが開設されていて、そこでは空のトラックがある運送会社と荷物を運んでほしい荷主の情報が掲載されている。
2017年9月20日11時58分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月7日、茨城県神栖市で店舗兼住宅が全焼した火事の際、消火栓のひとつが、金属部分の腐食が原因と見られる不具合で使えなかったことがわかった。
この消火栓は30年以上前に設置されたとみられ、消火栓を管理する市は、詳しい原因を調べるとともに、管理の方法を見直すことにしている。
不具合があったのは、神栖市の波崎地区と矢田部地区の境界にある消火栓。
消火栓を管理する神栖市によると、今月7日、近くの店舗兼住宅の火事の際に駆けつけた消防団員がこの消火栓を使おうとしたところ、水を吸い上げられなかったという。
火事は別の消火栓などを使って、およそ2時間後に消し止められ、けが人などはなかった。
この消火栓は、地下に掘った井戸とつながっていて、地上の開口部にホースをつないで水を吸い上げる「深井戸式」と呼ばれるタイプで、金属の部分が腐食していたのが不具合の原因とみられている。
消火活動の様子を目撃した近くに住む男性は、「消火栓が腐って穴が開いていて、水が上がらなかった」と話していた。
市によると、この消火栓は30年以上前に設置されたものとみられ、市内には同じタイプの古い消火栓が1500基余りあるという。
消火栓の点検は消防団に委託され、報告などは義務づけていないということで、神栖市は、「詳しい原因を調べるとともに、点検の徹底など管理の方法を見直したい」と話していた。
消火栓の管理について総務省消防庁では、「消防法では『市町村が設置し維持・管理する』と定められているが、どのように管理したり点検したりするかは、市町村が決めている」と話している。
ただ、市町村によって管理にばらつきが出てはいけないとして、消防法に基づく「消防水利に関する基準」の中で、「常に使用できるように管理されていなければならない」と定めている。
しかし、管理を怠った場合の罰則などはないという。
今回の件を受けて総務省消防庁は、神栖市に状況の確認を進めているという。
出典
『消火栓腐食か 消火に使えず』
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/20170920/1070000116.html
9月21日6時44分にNHK茨城からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場からおよそ150m離れたところにある消火栓が使えなかった。
消火栓を管理する神栖市が現場の状況などを確認した結果、消火栓は開口部のキャップが固着して開かなかったうえ、消火栓本体が腐食して穴が開いていたため、「キャップが開いても給水できなかったと考えられる」としている。
神栖市は、整備不良の原因を詳しく調べている。
出典
『消火栓のキャップ固着と腐食か』
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/20170921/1070000120.html
9月21日15時49分にNHK茨城からは、神栖市は同じタイプの消火栓を一斉点検するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この問題を受けて神栖市は、市内に1500基あまりある同じ「深井戸式」の消火栓について一斉点検を行い、不具合がないか確認を進めることを決めた。
点検は、市内のあわせて60の消防団に委託して行い、実際に消火栓にホースをつないで井戸の水を正常に吸い上げることができるかなどを確認することにしている。
神栖市では、早ければ今週末から一斉点検を始め、来月末ごろまでに各消防団から点検の結果を報告してもらうことにしている。
出典
『消火栓整備不良 市が一斉点検へ』
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/20170921/1070000123.html
9月25日18時26分にNHK茨城からは、消防庁が消火栓などの適切な維持管理を求める通知を各都道府県などに出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月7日、神栖市で火災現場近くの消火栓が腐食が進んで穴が開いていて使えなかった問題を受けて、総務省消防庁は25日付けで、全国の各都道府県などに対して、消火栓や防火水槽の適切な維持管理を市町村や消防本部に周知するよう求める通知を出した。
この問題は、今月7日、神栖市波崎の店舗兼住宅1棟が全焼した火事で、現場からおよそ150m離れたところにあった消火栓が使えなかったもの。
この消火栓は、地下に掘った井戸から水を吸い上げる仕組みで、金属の部分がさびて腐食が進んで穴が開き、水を吸い上げられない状態だった。
問題を重く見た総務省消防庁は、25日付けで、全国の各都道府県などに、消火栓などの適切な維持管理を市町村や消防本部に周知するよう求める通知を出した。
通知では、火事のときに消火活動で使われるすべての消火栓や防火水槽について、
▽常に使える状態にあるよう、点検のための巡回監視を徹底すること
▽特に長期間にわたって使っていない設備については、速やかに点検を行うこと
▽異常が見つかった場合は、速やかに改修すること
▽点検の内容や進捗状況などを、管理できるよう記録しておくこと
を求めている。
総務省消防庁は、「不具合のある消火栓は、潜在的に全国各地にあるかもしれない。火災がいつどこで発生しても使えるように、日常的に点検してほしい」と話している。
出典
『消防庁が消火栓の適正管理を通知』
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/20170925/1070000162.html
(ブログ者コメント)
〇車が通る舗装道路直近の、コンクリート舗装された場所に設置された赤い消火栓。
点検し難い場所ではない。
ただ、21日放映の映像によれば、其の他の消火栓の中には、草むらに頭だけ白い目印?が出ているタイプのものもある模様。
〇同様な事例は過去にも報道されていた。
報道されない事例は他にもあったかもしれない。
2011年8月29日掲載
『[プチ昔の事例] 2011年8月11日 静岡市の住宅火災で使おうとした消火栓バルブが錆びついていて動かず』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/689/
2017年9月21日11時38分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東海地方で20日夜、「電線から火花が出ている」という通報が警察や消防に相次いだ。
中部電力によると、火花は4県(愛知、岐阜、三重、静岡)で計200件ほど確認されたという。
消防などによると、民家などへの延焼やけが人は確認されていない。
中部電によると、17日に東海地方に接近した台風18号で塩分やごみが巻き上げられ、電気を民家などに導く「引き込み線」に付着。
これらが20日夜に降った雨に溶けるなどして、一部が電線の内部に入り込んだためとみられるという。
中部電は21日未明までに、すべての引き込み線の張り替えやテープによる補修を終えたという。
出典
『「電線から火花」200件 東海地方、台風の影響?』
http://www.asahi.com/articles/ASK9P3RVMK9POIPE006.html
9月21日18時57分にNHK東海からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
中部電力によると、20日午後6時半ごろから約1時間ほどの間に、愛知県、岐阜県、三重県、それに静岡県内で、電線などから火花が出るトラブルが相次ぎ、付近の建物への延焼はなかったが、一部で停電も起きた。
中部電力は、21日、会見を開き、古くなって劣化した電線に台風18号の強風で、海から運ばれた塩分などが付着し、さらに、20日降った雨が入り込みショートしたとみられると発表した。
火花が出た電線は、いずれも設置から20年以上たっていて、まわりを覆っている絶縁体が劣化していたという。
中部電力では、こうした古くなった電線を劣化しにくいものに取り替える工事を平成12年から進めているが、終了するまでに、あと20年余りかかるという。
また、「今後も起こる可能性は否定できない」として、火花を目撃した場合には、ブレーカーを切ったり、最寄りの営業所に連絡したりしてほしいと注意を呼びかけている。
出典
『電線の火花 台風の塩分が原因か』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170921/4131801.html
9月21日19時28分に東日本放送からは、同じ日に宮城県でも同様なトラブルが起きたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月20日22時39分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日夜、仙台市や石巻市など沿岸部を中心に、電線から火花が出ているという通報が消防に相次ぎ、県内の52ヵ所で電線のショートが確認された。
電柱と民家などの建物を直接つなぐ「引込線」で火花が出たという。
東北電力によると、20日は仙台市内で20ヵ所以上、塩釜や石巻でも、沿岸部を中心に同様の現象が多発した。
なぜ同様の現象が、これほど多くの場所で発生したのだろうか。
佐藤リポート
「火花が出たのは、電柱からそれぞれの建物に電気を通す“引込線”でした」
東北電力仙台営業所配電企画課・渡辺課長
「強風等による飛来物で電線に微小な傷がついていると、引込線に付着した塩分に雨が降った状態で電線の絶縁が下がり、火花が発生したという状況です」
佐藤リポート
「こちらが引込線です。このように電線が束になって電気が届けられています」
引込線は、2~3本の銅線が束になってできている。
それぞれの線が細く、銅線を覆うビニールも薄いことから、わずかな傷がもとで銅線から隣の銅線に電気が通り、火花が発生することがあるという。
県内は、台風18号の影響で飛来物が電線にあたり、細かな傷が出来ていた。
さらに、電気を通しやすい塩分が海からの風に乗って電線に付着していたので、20日の夕方の雨でショートしたという。
渡辺課長
「引込線につきましては、難燃性、燃えにくい素材でできた電線でありますので、火花が発生しても、それがそのまま火事になるというものではございません」
東北電力は、電線から火花が出ていた場合は、絶対に電線には触らず、東北電力のコールセンターに連絡してほしいとしている。
東北電力によると、今回のような電線のショートは、以下のような様々な条件が重なる場合に発生する。
1.塩分を含んだ東風が吹いたこと
2.台風の後の晴天で塩分が乾いて付着したこと
3.その後、塩分が流れない程度の雨が降ること
今回は、まさにこうした条件が揃ったということだ。
電線自体は燃えにくい素材のため、火災につながる恐れはないという。
出典
『宮城県内で電柱から“火花”多発 なぜ?』
https://www.khb-tv.co.jp/news/localNews/201709211945281.html
『電線から火花、宮城で48件 台風の影響でショートか』
http://www.asahi.com/articles/ASK9N72XRK9NUNHB014.html
9月23日1時40分に中日新聞からは、東海地方で22日にも同様な現象が起きたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月23日10時0分にNHK東海からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知、三重、岐阜、静岡の4県で22日、家庭などに電気を引き込む電線から火花が発生するトラブルが約500件発生した。
中部電力が発表した。
中電によると、22日午前10時半から午後11時ごろにかけて、各家庭などに電気を送る引き込み線と呼ばれる電線で火花が出るトラブルが、愛知県で約290件、三重県で約100件、岐阜県で約60件、静岡県で約50件、あわせて約500件起きたという。
建物などへの延焼はなかったという。
中電によると、17日から18日にかけて列島を縦断した台風18号の影響とみられる。
強風で海から運ばれた海水の塩分と不純物が、22日に降った雨と一緒に、古くなった電線を覆う絶縁体の亀裂に入り込み、ショートした可能性があるという。
同様の被害は20日にもあった。
出典
『電線から火花、東海4県500件 台風18号影響』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017092290232027.html
『電線から再び火花 約500件』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170923/4190281.html
(ブログ者コメント)
本ブログでは過去に、今回と同様な塩分、あるいは雪や融雪剤が原因で同様な現象が起きた事例を紹介している。(個別事例記載省略)
2017年9月20日16時0分に上越妙高タウン情報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後2時過ぎ、上越市浦川原区虫川にある国指定天然記念物「虫川の大杉」で火災が発生した。
警察によると、通報があったのは午後2時5分。
虫川の大杉では、今月上旬から幹の穴を覆っていた銅版を取り外し、杉の皮に取りかえる保護作業が行われていた。
きょうは地上約10mの幹の空洞部分に見つかったハチの巣を除去するため、“いぶしだき”という作業が行われていた。
その最中、火が幹に燃え移ったとみられている。
消火作業により、火は午後3時20分過ぎに消し止められた。
「虫川の大スギを守る会」会長の岩﨑さんは、「地元ではご神木として大事にしてきた大杉。今回のことは非常に残念」と話している。
虫川の大スギは樹齢1200年以上と言われ、高さ30m、幹の周りがおよそ10mと、全国でも有数の巨木。
今から約120年前、雪の重さで枝が折れた影響で、幹の中に空洞ができた。
平成4年にスギを守るため、穴に銅版が取り付けられた。
この銅板の一部が去年5月の強風で壊れ、現在、スギの皮に取り換える作業が行われていた。
出典
『天然記念物「虫川の大杉」で火災 ハチの巣除去“いぶしだき”が原因か』
https://www.joetsu.ne.jp/21480
9月20日18時54分にテレビ朝日からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岩崎さんは、「女王蜂を煙でいぶり出して、働き蜂を駆除する方法だった」と話した。
幹を補強する作業を前に、駆除作業を進めていたという
出典
『蜂の巣駆除で…樹齢1200年超の天然記念物が焼ける』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000110491.html
9月22日19時18分にgooニュース(信越放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
線香を使ってハチの巣の駆除をしている際に引火したものとみられている。
樹木医や市の学芸員らが調査したところ、空洞部が僅かに焦げたものの、保存には影響はないことがわかった。
出典
『虫川の大杉 火災も影響なし』
https://news.goo.ne.jp/article/bsn/region/bsn-kennai20170922-8712787.html
(ブログ者コメント)
今月6日、千曲市で、県宝の建物の軒先にあるスズメバチの巣を煙で燻していて建物5棟が全焼する火事があったばかりだ。(本ブログ掲載スミ)
2017年9月22日11時15分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月21日0字30分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎市川崎区日進町の「太田総合病院」で、20日にエレベーターの点検作業をしていた会社員の男性(24)=横浜市旭区南本宿町=が、エレベーターのカゴと壁の間に首をはさまれて死亡する事故があった。
作業中にエレベーターが突然上昇したとみられ、警察は業務上過失致死の疑いもあるとみて、当時の詳しい状況などを調べている。
警察によると、エレベーターは主に病院食の運搬に利用される小型のもので、男性は、エレベーターが5階で動かなくなったことから、エレベーターのカゴの上部で天井部分を外からのぞきこみながら点検作業をしていたとみられる。
病院の男性職員も作業に立ち会っていたという。
騒ぎを聞いた別の職員が同日午後0時35分ごろに119番通報。
男性は病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
首を強く圧迫されたとみられ、警察は司法解剖して詳しい死因を調べる。
出典
『エレベーター点検中の男性作業員死亡 突然上昇、首はさまれ 川崎市』
http://www.sankei.com/affairs/news/170922/afr1709220010-n1.html
http://www.asahi.com/articles/ASK9N7T1KK9NULOB01X.html
9月21日6時50分にNHK神奈川からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
入院患者の食事を配膳するためのエレベーターが故障したという連絡を受け、5階部分で1人で作業をしていたという。
当時、別の階でエレベーターの昇降ボタンを押したと話す人もいて、警察は当時の状況について詳しく調べている。
出典
『配膳用EVに挟まれ作業員死亡』
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20170921/1050000127.html
2017年9月20日18時22分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月24日14時23分にもNHK香川から同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前11時ごろ、観音寺市にある観音寺港の岸壁で、液化ガスの運搬船、「第十八春日丸」の係留ロープを岸壁から船に巻き取る作業をしていたところ、ロープが岸壁近くにいた観音寺市の71歳の男性にあたった。
男性は転倒し、頭を強く打って意識不明となり、近くの病院に運ばれたが、24日午前、死亡した。
ロープは直径4cmくらいの太さがあり、警察は、近くにいた人や運搬船の船員から話しを聞くなどして、事故当時の詳しい状況を調べている。
出典
『係留ロープがあたり 男性が重体』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034102031.html
『係留ロープが当たった男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034210691.html
(ブログ者コメント)
死亡した男性が関係者か一般人かは不明。
おそらくは関係者だと思うのだが…。
(2017年10月4日 修正1 ;追記)
2017年9月26日付で朝日新聞香川全県版(聞蔵)から、死亡した男性は無職だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
警察によると、事故当時、船の乗員3人が、岸壁のピットにロープを巻いて船を固定する作業中だった。
男性(無職)は、ロープが張った時に接触、転倒したとみられるという。
(ブログ者コメント)
ロープ巻き取り現場に一般人が近づいた場合、乗員が注意喚起すると思うのだが・・・・。
乗員が目を離した隙に近くに来たということだろうか?
2017年9月20日14時53分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月20日22時49分にFNNニュースからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前9時すぎ、壬生町の自動車部品工場の従業員から「マグネシウムが燃えている」と、119番通報があった。
マグネシウムは水をかけると爆発する性質を持っているため、消防は消火剤を使って消火活動をし、午後2時前に鎮火した。
この火事で、消火しようとした従業員の男性(43)1人が喉にやけどをして、病院に運ばれた。
警察などによると、従業員がマグネシウムをろうで溶かしていた際に、何らかの原因で出火したという
現場の工場では自動車のアルミ部品を製造していて、警察と消防は出火原因などを調べている。
出典
『自動車部品工場でマグネシウム燃える火事 栃木』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000110461.html
『栃木・部品工場火事で1人やけど』
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00371038.html
2017年9月20日付で奈良新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前10時40分ごろ、生駒市門前町の県道で、走行中の貨物自動車から出火。
運転していた男性(34)は車を止めて避難したが、火が、積んでいた医療用酸素ボンベ数10本に引火。
10回弱爆発した後、車は炎上したまま坂道を約40m下ったとみられ、道路左側の駐車場に突っ込んで止まった。
同車両は全焼、駐車場に止まっていた別の乗用車も一部を焼いて、約30分後に消えた。
けが人はなかった。
警察などによると、貨物自動車を運転していたのは酸素ボンベ販売会社の男性従業員。
県道を宝山寺から近鉄生駒駅方向に走行中、出火したらしい。
出典
『炎上の車、40メートル自走 - 積荷の酸素ボンベ爆発/生駒』
http://www.nara-np.co.jp/20170920085152.html
2017年9月20日19時42分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月20日12時35分に青森テレビから、9月20日11時21分にYAHOOニュース(東奥日報)から、9月21日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日昼過ぎ、平川市南田中にある「JA津軽みらい尾上ライスセンター」で、灯油タンクの中身が極端に少なくなっていることに職員が気づいた。
消防などが調べたところ、地下の貯蔵タンクとコメを乾燥させる施設を結ぶ配管が破損していて、その部分から灯油およそ5000ℓが漏れ出ていたという。
灯油はコメを乾燥させる燃料として使われていた。
コメの収穫を前に、8月に6000ℓを給油したが、タンクには1000ℓしか残っておらず、最大で5000ℓが流出したという。
配管は老朽化が進んでいたとみられる。
20日は、作業員3人がこれまで使っていた配管を取り外して、新しいものに付け替える作業を行った。
また、現場近くには水路が通っていて、数100m離れた一級河川・引座川で油膜が確認されたため、県や消防では、水路など合わせて17か所に、油を除去するためのマットなどを設置する対策をとっている。
県によると、これまでのところ、水道水や農作物などへの影響は確認されていないという。
JA津軽みらい米穀部の工藤部長は、「2度と同じようなことが起こらないよう、対策を徹底していきたい」と話していた。
出典
『農協施設から大量の灯油流出』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6084089291.html
『尾上ライスセンターから灯油が流出』
http://www.atv.jp/news/?id=00003241
『灯油最大5000リットル流出/老朽化原因?農協施設の配管から』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-20112127-webtoo-l02
(ブログ者コメント)
〇映像によれば、地上10cm程度の高さに3/4インチぐらいの配管がネジ込み式の継手で接続されて通っている。
そして、配管のネジが継手と接する部分でネジ部が腐食し、折れて隙間が生じているように見える。
〇工藤部長はインタビューに対し、「雪などの被害を受けないよう、カバーをつけて今回のようなことが起こらないような対策を講じていく」と話していた。
その発言の意図は不明だが、雪の重さによる破損防止ではなく、水分と接する時間を短くして腐食環境を改善するという目的かもしれない。
2017年9月18日16時43分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風や地震などの災害で停電しても表示の消えない非常用電源付き信号機の整備率が、東海3県で2・4%にとどまっていることが、読売新聞のまとめでわかった。
南海トラフ巨大地震で大きな被害が想定される静岡県の8・9%を、大きく下回る。
専門家は、「いつ起きるかわからない災害に備え、早急な整備が必要だ」と指摘する。
「気をつけて進んでください」。
8月7日夕、竜巻による停電で信号が消えた愛知県豊橋市の豊川橋北交差点で、豊橋署の男性署員(30)は声を張り上げて、車を誘導した。
近くの国道ではトラック2台が横転して道路を塞ぎ、帰宅ラッシュと重なって大渋滞になっていた。
同僚らは応援に駆けつけられず、男性署員はしばらくの間、1人で交通整理に追われた。
大きな交差点で信号が消えた場合、交通整理には通常、警察官が8人がかりで当たるという。
男性署員は、「運転手たちは先を急ぐあまり、事故を起こしかねない。信号がない中、1人で安全に誘導するのは大変だった」と振り返る。
非常用電源付き信号機は、2011年の東日本大震災を機に、警察庁が全国の都道府県警に整備を要請した。
大規模停電や計画停電で信号が消えた結果、各地で交通渋滞が相次ぎ、死亡事故が起きたからだ。
国が整備費の一部を補助し、11年度末に全国で5432基あった非常用電源付き信号機は、5年で9219基に増えた。
東海3県でも1・5倍に増えたが、今年3月末現在、信号機計1万9845基のうち、非常用電源付きは計495基で、整備率はわずか2・4%。
県別では、愛知県が2.3%(306基)、三重県が3.8%(125基)、岐阜県が1.9%(64基)で、いずれも全国平均の4.4%を下回る。
ネックとなっているのは高額な費用だ。
愛知県警交通規制課によると、信号機を1基設置するのに約350万円かかるが、非常用電源を付けると、さらに30万~220万円ほどかかるうえ、保守点検の費用もかさむという。
14年連続で交通事故死者数が全国最悪の同県では、夕暮れ時でも見やすいLED信号機の導入や標識の更新も喫緊の課題。
ある県警幹部は、「災害時の対策は重要だが、ほかの交通安全対策にも予算を配分しなければならない」と、苦渋をにじませる。
明治大の中林一樹特任教授(都市防災)は、「車社会の日本では、災害時でも信号機が点灯し続けることが不可欠」と指摘。
「緊急輸送のためにも、非常用電源付き信号機を設置したり、信号機がなくても安全に通行できるよう交差点をロータリー化したりするなど、工夫を凝らすべきだ」と話している。
[非常用電源付き信号機]
停電しても、軽油などを燃料にした自家発電や、リチウムイオン電池から電力が供給される信号機。
最長で24時間点灯するほか、付属の車両感知器で交通量を把握できるので、避難路や緊急車両の通行の確保にも役立つ。
出典
『消えない信号機、東海で整備進まず…費用ネック』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170918-OYT1T50052.html?from=ycont_top_txt
2017年9月18日20時57分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前9時15分ごろに愛知県常滑市の中部国際空港を離陸し、上昇中だった福岡行き全日空435便ボーイング737―500型の操縦室と客室で焦げたような臭いがしたため、中部空港に引き返し、約10分後に緊急着陸した。
国交省中部空港事務所によると、乗客126人と乗員5人にけがはなかった。
火災などの痕跡はなく、全日空が原因を調べている。
同便は欠航となり、乗客の一部は後続便に乗り換えた。
中部空港の滑走路は3分間閉鎖し、後続便5便に最大13分の遅れが出た。
乗客の1人で、友人の結婚式に向かうはずだった愛知県東海市の会社員の男性(35)は、「離陸してすぐ焦げたような臭いがしたと思ったら、機長から『機内の不調が見つかったので引き返す』とアナウンスがあった。他の乗客も慌てた様子はなかった」と話していた。
出典
『全日空機が離陸後、焦げたような異臭 中部空港に引き返す』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017091890205736.html
9月20日11時31分にNHK東海からは、エンジンに付着していたオイルなどが原因か?という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日、愛知県の中部空港を離陸した全日空機が、機内で異臭がしたため緊急着陸したトラブルで、会社が点検したところ、機体に異常は見つからなかったという。
全日空は、エンジンに付着していたオイルなどの汚れが原因となった異臭がエアコンを通じて客室内に流れ込んだ可能性があるとしている。
全日空によると、18日午前、中部空港発、福岡行きの全日空435便、ボーイング737ー500型機が離陸した直後、機内で焦げたような異臭が発生し、中部空港に緊急着陸した。
このトラブルで、全日空は20日までに空調関係の機器などを点検したが、破損や故障などはなく、機体に異常は見つからなかったという。
この航空機では、エンジンで作られた高温の圧縮空気をエアコンのシステムで適温にして客室に送り込んでいることから、全日空は、エンジン内部に付着していたオイルやほこりなどの汚れが原因となった異臭がエアコンを通じて客室内に流れ込んだ可能性があるとしている。
全日空はエンジンや空調機器の試運転などを行い、異常がないことを確認したとして、20日からこの機体の運航を再開することにしている。
出典
『全日空機異臭エンジン汚れ原因か』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170920/4059231.html
2017年9月17日16時44分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
奈良県天理市の天理駅前に4月にオープンした駅前広場で、8件の事故が起きて8人がけがをしていたことが、同市への取材でわかった。
白色を基調にしたユニークな形をした施設が特徴で、この形状が事故につながったケースもあった。
市は事態を受けて、利用者に注意を促す看板の設置や監視カメラの増設など、安全対策の強化に乗り出した。
市内に約1600基点在する古墳をモチーフに「コフフン」と名付けられ、建築家の佐藤オオキさんが設計。
地域活性化を狙い、市が約14億円かけて、約1万7100m2を再整備。
5つの円形構造物を配置し、委託を受けた民間の警備会社が管理する。
無料で、自由に誰でも利用できる。
市によると、けがをしたのは幼稚園児から60歳代で、うち4人が腕を骨折するなどの大けがを負った。
事故は4月に5件、6、7、9月に各1件起きた。
4月1日のオープン初日には、屋内のリング状遊具(直径2m)にまたがり回転したところ、幼稚園の女児が腕の骨を折った。
10人以上が一斉に乗った勢いで投げ出されたとみられる。
また、同月18日には、60歳代の女性が屋外ステージの階段を踏み外して転倒、脚の骨を折った。
全体がほぼ白一色で、段差が見えづらかったのが原因という。
翌日には、別の60歳代女性も階段の境目が見えず、踏み外して転び頭を打って病院に運ばれた。
軽傷という。
7月には、屋外の巨大トランポリン(直径約12m)で遊んでいた小学校低学年の男児が高学年の児童とぶつかって、右腕を骨折した。
遊具利用中とみられるのが5件、施設の色や形状が事故の要因と考えられるのが3件だった。
事故を受け、市は、リング状の遊具で遊べる人数を8人までに限定。
屋外ステージの階段部分にはグレーの円形マークを表示して、段差をわかりやすくした。
来場者の多い休日には、監視スタッフを2人増員して4人にした。
現在、広場全体を監視カメラ6台でカバーしているが、さらに、各遊具ごとを監視するなど、6台を増設する。
事故の未然防止や発生時に即応できるように、監視体制の強化を図る。
市の担当者は、「事故は設計上の安全性に問題があって起きたとは考えていない」と否定した上で、「利用者のマナーによる部分もある。広場全体を監視できないので、周囲の大人も注意を払ってもらい、安全に遊べる広場にしていきたい」としている。
出典
『白一色、段差見えづらく?…駅前広場けが人続出』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170917-OYT1T50014.html
奇しくも?同日3時0分に朝日新聞から、同じ施設の紹介記事がネット配信されていた。
施設の全体写真はこちらを参照。
ただ、こちらにはトラブルの情報は一切記されていない。
今春、JR・近鉄天理駅前に白い円形の建物群が出現した。
不思議なかたちのモチーフは「古墳」。
天理駅前広場コフフンは、野外ステージや遊具、観光案内所などの機能を備え、市民が気軽に集える場となっている。
子どもたちの一番人気は、広場を一望できるトランポリンがある「ふわふわコフン」だ。
大和郡山市から遊びに来た小学2年の女児(7)と小学1年の女児(7)は、「跳ねたらすごく揺れて楽しい」とはしゃいでいた。
「すりばちコフン」という、すり鉢状のくぼみに木の板を張った遊具もある。
底まで滑り降りたり、ぐるぐる回りながら上がったりすることができる。
「インフォ&ラウンジコフン」には、観光案内所、カフェレストラン「パークサイドキッチン」、スポーツ自転車専門店「バイシクルカラー」を併設する。
パークサイドキッチンの自慢は、天理市産を中心に旬の野菜を使った料理だ。
山下店長(27)は、「サラダナスや緑色の青ナスなど、珍しい野菜も登場します」。
バイシクルカラーは、販売・修理のほか、予約制でレンタサイクルも扱う。
20~30kmをツーリングするイベントも好評だ。
鈴木店長(33)は、「自転車はエコで健康にいい。ファンを増やしたいです」と話す。
200人以上を収容できる野外ステージ「ステージコフン」や、南団体待合所も。「コフフンショップ」は、主に市内でつくられる食品や雑貨をそろえる。
運営する「まほら座」の井ノ本理事(67)は、「無農薬野菜など安心、安全な商品を集めています」と言う。
【子どもが遊んで、みんなに活気伝染】
コフフンのデザインを手がけたデザイナーの佐藤オオキさん(39)=東京在住=に話を聞いた。
Q.名前のねらいは
A.「古墳」の響き、「フフン」と思わず笑ってしまうような心地よい雰囲気、「共に(co)」「楽しい(fun)」。そんなものを詰め込みました。
Q.目指したのはどんな広場ですか
A.使い方を規定せず、市民に考えてもらうスタンスを大事にしました。ゆるく自由な雰囲気で、開かれた空間にしたかった。デザイン面では路地や縁側のイメージをとり入れました。人が集まってくつろげるように意識しました。
Q.古墳をモチーフに選んだ理由は
A.天理市内を歩くと小高い丘がいくつも見え、古墳と聞いて驚きました。伝統と歴史が日常に溶け込んでいる感じを駅前に持ち込めたらと思い、古墳が点在する風景を表現しました。
Q.トランポリンなどは子どもたちに大人気です
A.子どもが楽しそうに遊んでいると、みんなに伝染して活気が出てくる。親やお年寄りも集まり、世代間交流が生まれる。期待以上の効果を目の当たりにして素直に感動しました。
Q.地域活性化のため、デザインに期待できることは
A.デザイナーの役割は地域のもつ個性を見つけること。長所を活用していくのに、デザインはうまく機能する。天理は地場産業や観光地に恵まれ、スポーツも盛んな土地。広場を起点に飲食や宿泊、観光など、プロジェクトの発展につながればうれしいです。
出典
『奈良)古墳モチーフ 駅前広場「コフフン」人気』
http://digital.asahi.com/articles/ASK9C62T4K9CPOMB013.html?rm=277
(ブログ者コメント)
1年ほど前になるだろうか、新設コンビニの広い敷地を自転車で横切ろうとして、敷地を囲う縁石が目に入らず、乗り上げてしまったことがある。
幸いチンタラ走っていたので転倒は免れたが、スピードを出して突っ込んでいたら、おそらく怪我していただろう。
原因は、縁石も敷地も両方がコンクリートで、縁石が目立たなかったこと。
しばらくして見に行くと、敷地はアスファルト舗装に変わっていて、縁石の存在はハッキリ見えるようになっていた。
9月18日0時54分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後6時50分ごろ、鶴岡市藤島の県立庄内農業高校のグラウンドにある高さ8m、幅10m余りの鉄製のフェンスが強風で倒れた。
JR東日本によると、倒れたフェンスが羽越線の架線に引っかかったため、列車の運行ができなくなった。
フェンスにはツタのような植物がびっしりとからまっていて、およそ5時間後の午後11時半過ぎに撤去されたが、JR羽越線の特急「いなほ」下り1本が区間運休したほか、普通列車5本が運休や区間運休となった。
当時、グラウンドには人はおらず、けが人はいなかった。
出典
『高さ8メートルのフェンス倒れる』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024029281.html
9月18日3時14分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後8時頃、明石市大久保町大窪のT字路の交差点で、信号機の電柱1本が根本付近から折れ、交差点内に倒れた。
警察によると、ケガをした人はおらず、車への被害もなかったという。
警察は、台風による強風で倒れたとみて、復旧作業を進めることにしている。
出典
『明石 信号機が強風で折れる』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170918/392888A.html
9月18日0時0分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後9時ごろ、和歌山県みなべ町堺の国道42号線で、車のドライバーから、「道路脇の電柱が倒れている」と警察に通報があった。
現場では、道路脇に立っていた高さ10mを超える電柱が根元から倒れ、垂れ下がった電線とともに国道の片側車線をふさいだほか、電線でつながった隣りの電柱も、柱の真ん中付近で真っ二つに折れていた。
また、近くにあった信号機も柱が折れ曲がっていた。
警察によると、けが人はいないという。
気象台によると、現場からおよそ9km離れた白浜町にある南紀白浜空港では、午後9時ごろに23.7mの最大瞬間風速を観測したという。
警察は、風で倒れたとみて調べるとともに、関西電力では風が弱まりしだい復旧作業を進めることにしている。
関西電力によると、みなべ町では、17日午後11時すぎの時点で、およそ3000戸が停電しているという。
出典
『和歌山 国道脇の電柱倒れる』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170918/392892A.html
9月18日4時11分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月18日18時54分に朝日新聞からは写真付きで、また9月18日21時10分にNHK首都圏からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前2時前、相模原市中央区並木の銭湯、「N湯」で「煙突が傾いている」と、近くに住む人から消防に通報があった。
消防が確認したところ、直径40cm、高さ20mの煙突(鉄製)が根元から折れ、隣接するアパートの屋根にもたれかかった状態になっているという。
このため相模原市は、アパートや近くの住民あわせて6世帯11人に避難するよう呼びかけ、市によると、これまでに全員が公民館などに避難したという。
けが人はいないという。
銭湯は開業37年。
経営者の妻(75)は午後11時ごろ店を閉め、就寝。
午前2時半ごろ、近所の住民からの連絡で初めて気づいたという。
妻は「驚いたが、大事にならずにすんでよかった」と語った。
近くに住む30代女性は、「風が強いので心配で窓を見たら、煙突が倒れていたので驚いた」と話していた。
当時、神奈川県では全域に竜巻注意情報が出されていて、相模原市に隣接する東京・八王子市では、午前1時半すぎに24.5mの最大瞬間風速を観測していた。
煙突は同日午前11時半ごろ、撤去された。
横浜地方気象台は18日午後、調査班を派遣して現地調査を行い、近くの住民に当時の様子を聞き取ったり現場を確認したりして、状況を詳しく調べた。
それによると、竜巻やダウンバーストなどに特徴的に見られるような状況は確認できなかったということで、気象台では、台風18号の通過に伴って広い範囲で南よりの強い風が吹いたことで、一時的に風が強まったことが原因とみられるという調査結果をまとめた。
出典
『銭湯の煙突折れる 避難呼びかけ』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170918/0000642.html
『銭湯の煙突、突風で倒れる 相模原』
http://www.asahi.com/articles/ASK9L3R11K9LULOB004.html
『「煙突折れたのは強風が原因」』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170918/0000702.html
(ブログ者コメント)
写真を見ると、送電線鉄塔のような支持構造物の中に金属製の煙突が通っていて、煙突は支持構造物ごと倒れている。
過去に強風・突風による被害は数多くあるが、煙突が倒れた事例は珍しいのではないか?と思い、紹介することにした。
また、今回の台風では、煙突のようなヒョロッと立っているものが他にも数点、倒れているので、それらも併せて紹介する。
ちなみに今回の台風では、東京で7階建てビル工事現場の足場が倒れたり、奈良で6階建てビル屋上の看板が落下したり、宮古島で走行中?の軽乗用車がひっくり返ったり、新潟で金属製の屋根が飛ばされたりする被害も出ている。
2017年9月16日19時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が地図付きでネット配信されていた。
佐賀県唐津市七山の観音の滝で、4日夕、19歳の男子大学生が溺れて命を落とした。
数日後、手を合わせに現場に行くと、住民から不可解な話を聞いた。
「救急隊は、当然、滝の近くの駐車場に乗りつけると思っていたら、下流から岩場を上ってきた」――。
本当なら、到着までに10分近いロスになる。
なにが起きたのか?
大学生は友人4人と観音の滝に来て、滝つぼに飛び込んで遊ぶうちに溺れた。
その後、浮いてきたのを発見され、現場での心肺蘇生もなされたが、通報の2時間後、死亡が確認された。
唐津市消防本部から午後4時21分に指示を受けた分署の救急隊は、滝から直線で約600m下流の駐車場に車両を止め、渓流沿いの遊歩道を駆け上がった。
駆けつけた七山診療所の阿部医師(37)も、その駐車場に救急車両を見つけて車を降り、合流。
一緒に走りながら、なぜ滝つぼ近くまで車で直行しないのか隊員に尋ねた。
「下流に流されたという情報です」
先頭の阿部医師ら4人は、川面に目を配りつつ、右岸から左岸へ、再び左岸から右岸へと渡り、ぬれた岩場で足を滑らせないようにしながら、起伏を繰り返す道を走った。
看護師も、第2隊の水難救助隊も続いた。
【やんだサイレン】
午後4時半。110番通報をした友人が滝近くの観音大橋のたもとで救急隊を待っていた。
近くの畑にいた吉原さん(73)も同33分ごろ駆けつけた。
畑で聞いた救急車のサイレンが、橋に着くとやんでいた。
追い越されると思っていたのに、数分たっても来ない。
いたたまれず、友人に尋ねた。
「どこに来てと伝えたの?」
「(この)観音の滝の駐車場です」
午後4時38分、阿部医師ら4人が滝に到着。
岩場に引き揚げられていた大学生に心肺蘇生が始まった。
吉原さんは、はるか眼下に、岩場を駆け上がって来た隊員を見て愕然。
阿部医師らも思った。「結局、滝つぼにいたのか」
【下のほうに】
午後4時20分に無線連絡を受けた唐津署も、同21分に電話連絡を受けた市消防本部も、把握した情報はこうだ。
〈観音の滝の滝つぼで遊泳中に流され、姿が見えなくなった〉
県警本部の通信指令室は、友人からの通報内容を要約し、双方に伝えた。
要約される前のやりとりはどうだったのか?
指令室員は、極度の不安と緊張で荒い息を吐きながら話す友人から、滝で仲間が溺れたという内容を、まず聞き取った。
さらに詳細な聞き取りが続いた。
――(大学生は)どんなふうに溺れたの?
――中に入って、戻って来ようとしたけど、水の流れに、
下のほうに溺れていきました
――観音大橋のたもとにいて下さい
下の方に溺れて……。
滝つぼに入った大学生は、激しい水圧に押され、底に向かう水流にのみ込まれたとみられる。
必死で水面に浮上しようと、もがいただろう。
友人は、そう表現しようとしたと思われる。
だが通信指令室は、「下流に流された」と受け取った。
県警本部から唐津署、市消防本部、さらに救急隊への情報は、そういう認識で共有された。
阿部医師は、友人と指令室のやりとりを記者から伝え聞き、ひと呼吸置いて口を開いた。
「現地を知らない人は、下流に流されたと考えるのが自然だと思う。滝の状況を具体的に想像するのは難しい。通報する側もパニック状態だから、なおさらだ」
助けたい――。誰もが懸命だった。
阿部医師は、滝つぼ近くに車で直行しても状況は厳しかったろうと思いつつ、前途ある命が失われた夕暮れのことが頭を離れない。
出典
『滝つぼでおぼれたのに…大学生水死、救急隊はなぜ下流へ』
http://www.asahi.com/articles/ASK9H369FK9HTTHB001.html
以下は、事故発生を伝える当時の記事。
(2017年9月5日9時37分 佐賀新聞)
4日午後4時20分ごろ、唐津市七山滝川の観音の滝で、大学生の山田さん(19)が溺れたと友人から110番があった。
山田さんは滝つぼで意識不明の状態で友人に発見され、搬送先の唐津市内の病院で午後6時20分に死亡が確認された。
唐津署によると、山田さんは福岡市内の大学に在籍し、この日は糸島市内の友人4人と観音の滝に遊びに来ていた。
約3mの高さがある岩から滝つぼに飛び込んで遊んでいたところ、山田さんの姿が見えなくなったという。
現場近くの遊歩道にはチェーンで柵がしてあり、周辺には「遊泳禁止」の看板があった。
出典
『観音の滝で学生死亡 唐津市七山 友人と飛び込み』
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/460672
(ブログ者コメント)
佐賀新聞掲載写真を見ると、滝つぼのすぐ下流には複数の大きな石が流れをせき止めるような形で転がっており、それらの石の間を水が流れている。
水流の多寡にもよるだろうが、写真撮影日のような状況であれば、それらの石を越えて人が下流に流されることは、まず考えられない・・・そんな現場だ。
2017年9月16日付で日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
多くの人を悩ませる水虫。たかが水虫と侮るなかれ。
爪の水虫にかかると、下肢機能が低下して転倒するリスクが高まるという。
毎日のケアで、完治・予防しよう。
水虫の原因になる白癬菌はカビの一種。
高温多湿の環境を好み、皮膚の角質に感染して水虫を引き起こす。
長時間靴を履いている働く世代で悩む人が多いが、高齢者にとっても人ごとではない。
文京学院大学の藤谷克己教授が一般成人と65歳以上の高齢者計159人を調査したところ、白癬菌を散布しているのは、64歳以下の9%に対し、高齢者は55%に達した。
白癬菌が足の裏や指に感染すると足白癬に、爪の中に入り込むと爪の水虫「爪白癬」になる。
爪白癬はかゆみなどの症状がなく、気付かない人も多い。
進行すると、爪が白や黄色に変色し、厚くなったりボロボロになったりする。
放置すると、爪が変形する。
問題は、水虫は命に関わらない疾患だと、見過ごされがちなことだ。
実は、水虫が高齢者の転倒リスクを高める恐れがあると分かっている。
早稲田大学スポーツ科学学術院の中村好男教授らが1万581人を対象に調査したところ、足の指や爪に水虫などの問題を抱えている高齢者で、過去1年間に転倒経験を持つ人の割合は、そうでない人よりも高かった。
水虫や爪白癬など「足に疾患があると、足の指が地面に付きにくくなり、バランスを崩したり、すり足になったりして転倒する可能性がある」(中村教授)。
足の爪は、移動するときに重要な役割を果たす。
「歩行時に足の指で地面を蹴るとき、足の爪には大きな力がかかる」と中村教授。
ところが、「爪白癬にかかると爪がもろくなるため、足先に力が入らずよろけてしまい、転倒するリスクを招く」と藤谷教授は指摘する。
なかでも、爪白癬になりやすい足の親指は、踏ん張るときに力がかかる場所だ。
水虫で爪が弱ると、踏ん張れなくなって転んでしまう。
さらに「水虫にかかった爪が剥がれることで、歩行困難に陥るケースもある」(藤谷教授)という。
高齢者は特に注意が必要な水虫だが、「予防はシンプルで、完治も可能」と藤谷教授。
一番有効なのは、1日1回足を洗って、原因の菌を取り去ることだ。
白癬菌は、水虫の人の足から剥がれ落ちた垢(あか)に数多く潜み、スポーツジムや介護施設など、人が集まる場所でまき散らされる。
足に付いた菌を放置すると、約24時間かけて角質に侵入し、感染する。
せっけんを泡立てて指の間や爪の溝の周り、足裏をよく洗う。
水で流してから、乾いたタオルで拭きとる。
バスマットの共有は避ける。
足の指の間を拭くのも効果的だ。
ただし、「消毒用アルコールでは菌は落ちない」(藤谷教授)。
せっけんの方が殺菌作用が大きいという。
足の爪は短く保つ。
同じ靴を履いたり、靴下を長時間履き続けたりすると、足が蒸れて白癬菌の増殖を招くので、毎日履き替えよう。
サンダルの素足履きでかかとがかさつき、菌が入りやすくなって水虫に感染する例もある。クリームで保湿を心がけたい。
日ごろの足の使い方も重要だ。
「歩き方を意識しないでいると、水虫は繰り返す」(中村教授)。
歩行時は、かかとと親指の付け根、小指の付け根の3点を意識して、かかとから足の指へ重心を移動する習慣を身につけたい。
水虫は完治を目指せるだけに、皮膚科専門医による見極めが必要だ。
毎日足を洗うことに加えて、菌を持つ人が自覚してしっかり治療を受けることが、他の人の水虫の予防にもつながる。
出典
『水虫で転倒しやすく? 歩き方に異変、高齢者注意 水洗い・保湿で予防
/足の爪は短く保つ』
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO21125450U7A910C1W10601?channel=DF140920160921
2017年9月17日16時59分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後3時ごろ、上田市常磐城の上田地域広域連合が管理するし尿処理施設「清浄園」で爆発があった。
この爆発で施設の1階部分の窓ガラスが割れ、バキュームカーでし尿を運ぶ作業をしていた53歳の男性作業員がガラスで耳などに軽いけがしたのをはじめ、合わせて3人が軽いけがをした。
17日記者会見した施設側の説明によると、し尿施設はバキュームカーで運ばれたし尿を配管を通して2階に上げ、分離したあと、地下1階のタンクにためる構造になっていて、16日は作業員が1階の配管部分を溶接する作業を行っていたという。
施設の深町所長は、「溶接作業で出た火が、し尿をためるタンクにつながる配管内の気体に引火し爆発が起きた可能性がある」と明らかにしたうえで、「作業員や地域住民の方々に多大なご心配とご迷惑をおかけし、申し訳ありません」と述べた。
施設側によると、し尿からメタンガスが発生することがあるものの、原因は特定できていないということで、警察が爆発の原因を調べている。
出典
『し尿処理施設爆発 気体に引火か』
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/20170917/1010000110.html
9月17日18時6分にYAHOOニュース(信越放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
上田市のし尿処理施設で起きた爆発事故は、配管の溶接作業の火花が貯留槽にたまったガスに引火したとの見方が強まっている。
これは、きょう午後、施設を管理する上田地域広域連合が記者会見で明らかにしたもの。
この中で手塚事務局長は、「当時、し尿などをためる貯留槽の上の階で腐食した配管を溶接する作業が行われており、溶接作業で出た火花が貯留槽に充満していたガスに引火した可能性がある」との見解を示した。
し尿処理施設での爆発は昨日の午後3時半ごろ発生し、し尿などを溜めておく地下タンク内で爆発が発生した。
この爆発では、バキュームカーの運転手の男性や溶接の作業員、それに施設の職員の3人がけがをした。
出典
『上田市の爆発事故・配管の溶接作業中に引火か』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170917-00313293-sbcv-l20
9月17日付と18日付で朝日新聞長野東北信版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
爆発したのは、し尿をためる高さ約5mの地下貯留槽。
午前8時ごろから作業員5人が、貯留槽の上部にある配管の溶接工事をしていた。
施設内のマンホールの蓋が飛び、窓ガラスなどが破損するなどした。
この爆発で、し尿収集業者のバキュームカーの運転手(53)が、飛んできたガラスの破片で耳にけがをし、溶接作業をしていた作業員(44)が手にやけどを負った。
また、近くにいて駆け付けた施設職員(52)が蓋が飛んだマンホールに転落し、足と腰に打撲の軽いけがをしたという。
運転手や業者は取材に対し、
・バキュームカーを施設内の計量室に入れようと、一時停止している時に爆発が起きた
・バーンという大きな音がして、ガラスの破片で右耳を約1cm切るけがをした
・フロントガラスも割れた
・黒い煙が噴き出し、車を降り、施設内ですくんでいたところを助け出された
と、当時の状況を話した。
原因について施設側は、「(同施設の処理システムでは)メタンガスは発生しにくい」などとしており、警察などで詳しい状況について調べている。
(2017年10月4日 修正1 ;追記)
2017年9月24日付で朝日新聞長野東北信(聞蔵)から、し尿投入量の減少により貯留槽内でメタンが発生していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
「清浄園」は22日、原因は地下1階のし尿貯留槽で発生したメタンガスに1階での溶接作業の火花が引火したためとの見方をまとめ、発表した。
16日の事故について、施設を建設したプラントメーカーの専門家が調査。
貯留槽内のし尿汚泥の滞留時間が長くなり、メタンガスが発生しやすい状態になっていたことが分かった。
公共下水道の普及に伴い、し尿の投入量が減ったことが要因という。
同園は、安全対策として、滞留時間の短い運転に改善するほか、貯留槽内を換気し、メタンガスを定期的に測定するなどの措置をとる。
(ブログ者コメント)
運転条件が設計当初から徐々に変化し、いつの間にか危険ゾーンに入っていた・・・・そんな事例だったような気がする。
設備の管理者は、メタンが発生しないよう設計された設備ということで、事前のガス検知を行わずに火気工事を許可した・・・そんなことはなかっただろうか?
2017年9月16日17時40分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月16日15時24分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時半すぎ、高知県四万十市を流れる四万十川にかかる津大橋で、橋の補修工事のために欄干外側に設置された設置された足場から男性作業員が転落したと、一緒に作業をしていた作業員が消防に通報した。
警察によると、転落したのは、愛媛県大洲市の会社員の男性(49)で、およそ20m下の河原に落ちて市内の病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡した。
男性は、16日午前8時ごろから3人の作業員と一緒に、2人一組になって足場を撤去する作業を行っていて、転落防止用の安全帯は着用していたが、突然、足場の床の部分に敷かれた金属製の板が傾いて、転落したという。
他の3人にけがはなかった。
警察は、足場の床が傾いた原因や転落を防止する対策に問題がなかったか、詳しく調べている。
出典
『橋の補修工事で作業員が転落死』
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/20170916/8010000177.html
『橋工事中の足場から20メートル下に転落、死亡 高知・四万十』
http://www.sankei.com/west/news/170916/wst1709160049-n1.html
(2017年10月15日 修正1 ;追記)
2017年9月17日付で高知新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
同僚は、転落防止のための安全帯で橋にぶら下る格好になり、無事だったという。
2017年9月15日22時40分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倉敷市のJR山陽線踏切で2015年2月、立ち往生したトラックに列車が衝突、列車の乗客18人と運転士1人が負傷した事故で、岡山県警交通指導課と玉島署は15日、トラック運転手男性(52)=倉敷市=を自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と過失往来危険の疑いで、列車の運転士男性(29)=同市=を業務上過失傷害と業務上過失往来危険の疑いで、それぞれ書類送検した。
県警によると、トラックの停止原因は変速機の不具合だったが、説明書通りに操作すれば必ず復旧することが判明。
列車に関しては、運転士が前方を注視していれば踏切の手前約800m地点でトラックを目視でき回避できたという。
書類送検容疑は、トラック運転手は踏切内で停止した際、変速機の適切な復旧操作を怠って列車の往来の危険を生じさせ、運転士は時刻表などの確認に気を取られてトラックの発見が遅れるなどし、それぞれの過失による衝突で19人にけがを負わせた疑い。
県警によると、トラック運転手は「正しい復旧操作は行った」と容疑を一部否認。
運転士は認めている。
県警は、トラックを所有する運送会社と製造メーカーについても調べたが、管理などに問題はなく、いずれも「過失は問えない」と判断。
JR西日本についても、運転士の健康状態や運転適正などの管理に「問題はなかった」と結論付けた。
事故は15年2月13日午前8時20分ごろ、倉敷市船穂町船穂、西阿知―新倉敷間の八人山(はちにんやま)踏切で発生。
負傷者のうち、乗客の専門学校生が頭の骨を折って、一時意識不明の重体になった。
JR西日本岡山支社の吉田副支社長は、「事故後、さまざまな安全対策を進めてきたが、今回の送検を厳粛に受け止め、再発防止に万全を期してまいります」とコメントした。
出典
『運転双方を過失容疑で書類送検 倉敷のJR衝突事故で岡山県警』
http://www.sanyonews.jp/article/597562/1/
9月15日20時17分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警によると、運転士は容疑を認めた。
運転手は、「トラックに不具合が起き(マニュアルにある)復旧操作をしたが動かなかった」と、一部否認している。
運転士は、電車が非常ブレーキで止まることができる約450m手前の地点より前でトラックを確認することが可能だったにもかかわらず、気付くのが遅れて、約260m手前で非常ブレーキをかけたため間に合わなかった。
電車に異常を知らせる「特殊信号発光機」がカーブなどで視認できない死角区間にあることも判明したが、直接の原因ではなく、JR西日本の過失は問えないとした。
県警は、トラックの整備や管理に問題がなかったかも調べたが、不具合はエンジンを一度切るなど取扱説明書に明記されている操作をすれば復旧が可能だったと断定した。
出典
『JR運転士ら書類送検、乗客ら19人重軽傷の山陽線踏切事故』
http://www.sankei.com/west/news/170915/wst1709150086-n1.html
9月15日19時7分にNHK岡山からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、29歳の男性運転士は、踏切のおよそ260m手前で異常を知らせる信号に気づき、非常ブレーキをかけたものの、間に合わなかったという。
警察の調べによると、この踏切では、少なくとも450m手前でブレーキをかければ衝突を避けられたということだが、実際に踏切にトラックと同型の車を置き、電車の運転席からどう見えるかなどを調べたところ、踏切のおよそ800m手前から先では、トラックを目視で確認できることがわかったという。
これまでの調べに対して運転士は、「時刻表や計器の確認に気を取られ、前方の確認を怠った」などと話しているということで、警察は、前をよく見ていなかったことが事故につながったとして、業務上過失傷害と業務上過失往来危険の疑いで書類送検した。
出典
『倉敷踏切事故 運転士を書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4023827882.html
(ブログ者コメント)
NHK岡山からは、線路上を動かすことができるやぐらの上に人が乗り、やぐらを移動させつつ、踏切りが確認できる位置を検証する様子が放映されていた。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。